JPS6033853B2 - 高圧絶縁用高分子組成物 - Google Patents
高圧絶縁用高分子組成物Info
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- JPS6033853B2 JPS6033853B2 JP52003876A JP387677A JPS6033853B2 JP S6033853 B2 JPS6033853 B2 JP S6033853B2 JP 52003876 A JP52003876 A JP 52003876A JP 387677 A JP387677 A JP 387677A JP S6033853 B2 JPS6033853 B2 JP S6033853B2
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B7/00—Insulated conductors or cables characterised by their form
- H01B7/17—Protection against damage caused by external factors, e.g. sheaths or armouring
- H01B7/28—Protection against damage caused by moisture, corrosion, chemical attack or weather
- H01B7/2813—Protection against damage caused by electrical, chemical or water tree deterioration
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
- H01B3/00—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties
- H01B3/18—Insulators or insulating bodies characterised by the insulating materials; Selection of materials for their insulating or dielectric properties mainly consisting of organic substances
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高圧絶縁物質としての用途に適する高分子(p
oIMmeric)組成物に関するものである。
oIMmeric)組成物に関するものである。
トラッキング(tracking)のための高分子絶縁
物質の破損は物質の表面における樹木状炭質通路の形成
によって引き起こされる。ポリマー中に抗ートラツキン
グ添加剤を練込むことが知られており、そしてアルミナ
水和物、特にアルミナ三水和物、山203・細20が特
別に有効であることが判っている。提案されたその他の
添加物にはアルミナ、マグネシアおよびマグネシア水夫
0物が含まれる。しかしながら、抗−トラッキング添加
剤を含有する高分子組成物は、高圧応力に暴露された場
合には、物質の漸進的浸蝕の結果としてそれらは破損す
るという欠点を被る。その上、抗−トラッキング添加剤
の有効量は望ましい量よりも多少高い、即ち組成物の5
0ないし90%(本明細書を通して%は重量による)で
あり、特に組成物が水和物添加剤を含有しそして列えば
押出し、成形または架橋中に水和物の水の損失を引起す
ような条件に供される場合にそうである。本発明者らの
英国許第1337951および第1337952各号中
に記載されるように、浸蝕問題に対する一つの解決策は
組成物中への遷移元素系列、ランタニド系列または非一
超ウランァクチニド系列の元素の酸化物、例えば酸化鉄
を混入することである。ある種の燐化合物の混入は抗ー
トラッキング添加剤を含有する高分子組成物の浸蝕に対
する抵抗力を改良し、しかもそれに加えて必要とする抗
−トラッキング添加剤の量を減らすことを今日我々は発
見した。
物質の破損は物質の表面における樹木状炭質通路の形成
によって引き起こされる。ポリマー中に抗ートラツキン
グ添加剤を練込むことが知られており、そしてアルミナ
水和物、特にアルミナ三水和物、山203・細20が特
別に有効であることが判っている。提案されたその他の
添加物にはアルミナ、マグネシアおよびマグネシア水夫
0物が含まれる。しかしながら、抗−トラッキング添加
剤を含有する高分子組成物は、高圧応力に暴露された場
合には、物質の漸進的浸蝕の結果としてそれらは破損す
るという欠点を被る。その上、抗−トラッキング添加剤
の有効量は望ましい量よりも多少高い、即ち組成物の5
0ないし90%(本明細書を通して%は重量による)で
あり、特に組成物が水和物添加剤を含有しそして列えば
押出し、成形または架橋中に水和物の水の損失を引起す
ような条件に供される場合にそうである。本発明者らの
英国許第1337951および第1337952各号中
に記載されるように、浸蝕問題に対する一つの解決策は
組成物中への遷移元素系列、ランタニド系列または非一
超ウランァクチニド系列の元素の酸化物、例えば酸化鉄
を混入することである。ある種の燐化合物の混入は抗ー
トラッキング添加剤を含有する高分子組成物の浸蝕に対
する抵抗力を改良し、しかもそれに加えて必要とする抗
−トラッキング添加剤の量を減らすことを今日我々は発
見した。
多くの場合にこれらの燐化合物は浸蝕−抑制添加剤とし
て知られている酸化物よりも有利なことを示す。例えば
、濃い着色の酸化物と対照的に、これらの化合物は無彩
色であり従って組成物に対しどの様な希望をする色にも
着色を可能にし;このことは環境上の観点から甚だ重要
なことである。この燐化合物は次の如くであるべきであ
る:‘a} 次式の化合物 または または 式中nは0または1であり; tは整数であり; Pは1よりも大きい整数であり; X基はそれぞれ同一または異なっていてよく、そして酸
素または硫黄であり;Lはtが1の場合には−Rまたは
一XRの式を有するt−価の有機基であり;Q基はそれ
ぞれ同一または異つてし、てよく、そして式−Rまたは
一XRである1価の基または2価の有機基を形成する同
一燐原子に結合する2個のQ基であり;そしてR基はそ
れぞれ同一または異つてし、てよく、そして‘i} 水
素原子; ‘ii} アリール基; 【iii} 置換されたアリール基; {ivー その化合物が単重合または共重合が可能であ
るような基で、炭素および水素を含みそして他に原子が
存する場合は1個または1個以上の弗素、塩素、酸素、
硫黄、窒素、燐および珪素であり;(V) アルキル基
;または Mー 1個または1個以上の基で置換されるアルキル基
でそれぞれの置換基は炭素、水素、弗素、塩素、酸素、
硫黄、窒素、燐および珪素から選択される1個または1
個以上の原子で構成される;但し次の条件を前提とする
{1’nが1であり、そして各Q基が−XR基であり、
そしてQ基の2個または2個以上が○−アルキルまたは
0−アラルキル基であり、その化合物の分子量が少なく
とも382である場合;‘2) nが0でありそして各
Q基は×−アルキル基であり、少なくとも×の一つは酸
素でありそしてその化合物の分子量が少なくとも442
である場合;および‘3’ 2個以上の水素原子に直接
結合しいる燐原子がない;{b’塩−形成の酸基を含有
する前記化合物{a’の塩でその塩中のカチオンはアン
モニウムまたは第四アンホニウムィオンまたは金属イオ
ンでありその際その金属は56よりも小さい原子番号を
有しそしてIA、OA、OB、mA、mB、NA、WB
、VA、VB、WA、肌B、および肌族に属する金属で
ある;または‘c’nが0である前記化合物の錆体およ
び金属が銅以外の遷移金属である金属塩。
て知られている酸化物よりも有利なことを示す。例えば
、濃い着色の酸化物と対照的に、これらの化合物は無彩
色であり従って組成物に対しどの様な希望をする色にも
着色を可能にし;このことは環境上の観点から甚だ重要
なことである。この燐化合物は次の如くであるべきであ
る:‘a} 次式の化合物 または または 式中nは0または1であり; tは整数であり; Pは1よりも大きい整数であり; X基はそれぞれ同一または異なっていてよく、そして酸
素または硫黄であり;Lはtが1の場合には−Rまたは
一XRの式を有するt−価の有機基であり;Q基はそれ
ぞれ同一または異つてし、てよく、そして式−Rまたは
一XRである1価の基または2価の有機基を形成する同
一燐原子に結合する2個のQ基であり;そしてR基はそ
れぞれ同一または異つてし、てよく、そして‘i} 水
素原子; ‘ii} アリール基; 【iii} 置換されたアリール基; {ivー その化合物が単重合または共重合が可能であ
るような基で、炭素および水素を含みそして他に原子が
存する場合は1個または1個以上の弗素、塩素、酸素、
硫黄、窒素、燐および珪素であり;(V) アルキル基
;または Mー 1個または1個以上の基で置換されるアルキル基
でそれぞれの置換基は炭素、水素、弗素、塩素、酸素、
硫黄、窒素、燐および珪素から選択される1個または1
個以上の原子で構成される;但し次の条件を前提とする
{1’nが1であり、そして各Q基が−XR基であり、
そしてQ基の2個または2個以上が○−アルキルまたは
0−アラルキル基であり、その化合物の分子量が少なく
とも382である場合;‘2) nが0でありそして各
Q基は×−アルキル基であり、少なくとも×の一つは酸
素でありそしてその化合物の分子量が少なくとも442
である場合;および‘3’ 2個以上の水素原子に直接
結合しいる燐原子がない;{b’塩−形成の酸基を含有
する前記化合物{a’の塩でその塩中のカチオンはアン
モニウムまたは第四アンホニウムィオンまたは金属イオ
ンでありその際その金属は56よりも小さい原子番号を
有しそしてIA、OA、OB、mA、mB、NA、WB
、VA、VB、WA、肌B、および肌族に属する金属で
ある;または‘c’nが0である前記化合物の錆体およ
び金属が銅以外の遷移金属である金属塩。
燐含有化合物はそれの満足すべき分散が確保できる何れ
の方法によってもポリマーまたはポリマーの先駆体と混
合することができる。
の方法によってもポリマーまたはポリマーの先駆体と混
合することができる。
例えば、抗ートラツキング添加剤は燐化合物より前にま
たは後からポリマーと混合することができ、または燐化
合物と抗−トラッキング添加剤を予め混合しそして一緒
にポリマーに添加することができる。ポリマーが熱可塑
性である場合には、燐化合物および抗ートラッキング添
加剤は通例の配合技法を使用して熔融ポリマーに添加す
ることが望ましい。燐化合物はポリマー中に可溶性であ
るかまたは混合条件下では液体であることが望ましく:
もしもそうでなければ、それらの適当な分散を確保する
ためにその粒子寸法は75ミクロンより小さく、特に4
5ミクロンより小さいことが望ましい。一つまたは一つ
以上の燐化合物、一つまたは−つ以上の抗ートラッキン
グ添加剤および一つまたは一つ以上のポリマーを一諸に
使用することができる。混合の条件および引続く加工条
件に応じて、燐化合物は重合しまたはでなければそれ自
身でまたは別の燐化合物と(もしも存在するなら)およ
び/またはポリマー1とおよび/または抗一トラツキン
グ添加剤2と反応することが可能である。従って本発明
は1ポリマー、2抗ートラッキング添加剤、および3燐
−含有化合物、その3は上文に定義した化合物{a},
{b’または{c)であり、または{b}一つまたは一
つ以上の化合物{a’、{bはたは【c}と相互の(単
一燐化合物の単重合体を含めて)および/またはポリマ
ーlとのおよび/または抗ートラッキング添加剤2との
反応生成物d、から成る組成物を含む。そのような反応
生成物は上に記載した方法によってポリマー中でその場
で形成されることが望ましく、しかしある場合には予め
形成させることもできる。この新規組成物は金型成形可
能なまたは押出可能な組成物であり、または造形物品の
形にすることができ、後者は熱回復性物品および基材の
まわりで熱回復した物品、特に一般にケーブルの接続お
よび端末のための一つまたは一つ以上の孔をその中に有
する筒状物品、および他の物品、例えば電気装置、特に
高圧(例えば3歌Vまたはそれ以上の)ケーブル端末の
絶縁部品用の熱収縮性入れ物(shed)を含む。
たは後からポリマーと混合することができ、または燐化
合物と抗−トラッキング添加剤を予め混合しそして一緒
にポリマーに添加することができる。ポリマーが熱可塑
性である場合には、燐化合物および抗ートラッキング添
加剤は通例の配合技法を使用して熔融ポリマーに添加す
ることが望ましい。燐化合物はポリマー中に可溶性であ
るかまたは混合条件下では液体であることが望ましく:
もしもそうでなければ、それらの適当な分散を確保する
ためにその粒子寸法は75ミクロンより小さく、特に4
5ミクロンより小さいことが望ましい。一つまたは一つ
以上の燐化合物、一つまたは−つ以上の抗ートラッキン
グ添加剤および一つまたは一つ以上のポリマーを一諸に
使用することができる。混合の条件および引続く加工条
件に応じて、燐化合物は重合しまたはでなければそれ自
身でまたは別の燐化合物と(もしも存在するなら)およ
び/またはポリマー1とおよび/または抗一トラツキン
グ添加剤2と反応することが可能である。従って本発明
は1ポリマー、2抗ートラッキング添加剤、および3燐
−含有化合物、その3は上文に定義した化合物{a},
{b’または{c)であり、または{b}一つまたは一
つ以上の化合物{a’、{bはたは【c}と相互の(単
一燐化合物の単重合体を含めて)および/またはポリマ
ーlとのおよび/または抗ートラッキング添加剤2との
反応生成物d、から成る組成物を含む。そのような反応
生成物は上に記載した方法によってポリマー中でその場
で形成されることが望ましく、しかしある場合には予め
形成させることもできる。この新規組成物は金型成形可
能なまたは押出可能な組成物であり、または造形物品の
形にすることができ、後者は熱回復性物品および基材の
まわりで熱回復した物品、特に一般にケーブルの接続お
よび端末のための一つまたは一つ以上の孔をその中に有
する筒状物品、および他の物品、例えば電気装置、特に
高圧(例えば3歌Vまたはそれ以上の)ケーブル端末の
絶縁部品用の熱収縮性入れ物(shed)を含む。
この組成物は液体組成物の形にすることが可能でこれは
支持体上に塗布してそして溶剤、例えばトルェン、キシ
レンまたは四塩化炭素の蒸発によって、または液体プレ
ポリマー、例えばシリコーンの硬化によってその場で乾
燥させることができる。組成物は従来の添加剤、例えば
他の充填剤(強化剤用充填材を含む)、顔料、酸化防止
剤、および難燃剤を含有することが可能である。
支持体上に塗布してそして溶剤、例えばトルェン、キシ
レンまたは四塩化炭素の蒸発によって、または液体プレ
ポリマー、例えばシリコーンの硬化によってその場で乾
燥させることができる。組成物は従来の添加剤、例えば
他の充填剤(強化剤用充填材を含む)、顔料、酸化防止
剤、および難燃剤を含有することが可能である。
特に価値がありそして驚くべきこの組成物の性質はその
中に十分な量のカーボンブラックを、通常は0.5%ま
での量、例えば約0.3%、そしてある場合には1%も
の多量で混入することによって紫外線照射に対して安定
にすることができることである。カーボンブラックの存
在はこの組成物に灰色を与える助けとなりこの色は環境
上受容れられるものである。英国特許第1337951
号および第1337952号中に記載されたものを除い
て、先行技術の組成物においてはトラッキングによる破
損を助長するためにカーボンブラックを紫外線安定剤と
して使用することは不可能であり、従って置換ペンゾフ
ヱノンまたはペンゾトリアゾールのようなより効力の弱
い安定剤を使用する必要があった。ここで上に与えられ
た化合物3aの定義を参照すれば、tは一般に1,2,
3または4でありそしてPは通常は10より少ない。
中に十分な量のカーボンブラックを、通常は0.5%ま
での量、例えば約0.3%、そしてある場合には1%も
の多量で混入することによって紫外線照射に対して安定
にすることができることである。カーボンブラックの存
在はこの組成物に灰色を与える助けとなりこの色は環境
上受容れられるものである。英国特許第1337951
号および第1337952号中に記載されたものを除い
て、先行技術の組成物においてはトラッキングによる破
損を助長するためにカーボンブラックを紫外線安定剤と
して使用することは不可能であり、従って置換ペンゾフ
ヱノンまたはペンゾトリアゾールのようなより効力の弱
い安定剤を使用する必要があった。ここで上に与えられ
た化合物3aの定義を参照すれば、tは一般に1,2,
3または4でありそしてPは通常は10より少ない。
二個のQ基が一緒になって二価の有機基を形成する場合
には、これは、例えばアルキレン、オキシアルキレンま
たはジオキシルアルキレン基、またはその上に置換分を
有するような基が可能である。「アリール基」の術語は
ここでは環中に一つまたは一つ以上のへテロ原子、例え
ば窒素、酸素、珪素、硫黄またはほう素を有する芳香族
基ならびに二個または二個以上の縮合した芳香族環を含
む基、例えばフヱニルナフチル、ピロリル、フリル、チ
エニル、ピコリニル、イミダゾリル、プリニルおよびピ
リジル基を含める。「アルキル基」の術語はここでは直
鎖の、分枝のおよびシクロアルキル基および鎖中に例え
ば硫黄または酸素のようなへテロ原子を含むような基を
含めて使用され;また化合物の単重合または共重合を可
能にはさせないアルケニル基も含めて使用される。通し
たアルキル基の例にはメチル、エチル、プロピル、ブチ
/し、アミル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル
、デシル、テトラデシル、オクタデシル、シクロフ。ロ
ピル、シクロブチル、シクロベンチル、シクロヘキシル
、シクロオクチル、シクロデ、シル、テトラヒドロフリ
ル、テトラヒドロエチニル、モルホリニル、ピベリジル
、ピロリジニル、および1,4−ジオキサニルを含む。
燐化合物中のァルキル基上の臭素置換分の存在は貧弱な
結果に導くように思われる、そしてアリール基上、2個
のQ基によって形成される二価の有機基上または化合物
の単一または、共一重合を可能にする基、例えばアルケ
ニル基上に存在する置換分の何れもは炭素、水素、弗素
、塩素、酸素、硫黄、窒素、燐および珪素から選択され
る1個または1個以上の原子から同様に構成されるべき
ことが望ましい。
には、これは、例えばアルキレン、オキシアルキレンま
たはジオキシルアルキレン基、またはその上に置換分を
有するような基が可能である。「アリール基」の術語は
ここでは環中に一つまたは一つ以上のへテロ原子、例え
ば窒素、酸素、珪素、硫黄またはほう素を有する芳香族
基ならびに二個または二個以上の縮合した芳香族環を含
む基、例えばフヱニルナフチル、ピロリル、フリル、チ
エニル、ピコリニル、イミダゾリル、プリニルおよびピ
リジル基を含める。「アルキル基」の術語はここでは直
鎖の、分枝のおよびシクロアルキル基および鎖中に例え
ば硫黄または酸素のようなへテロ原子を含むような基を
含めて使用され;また化合物の単重合または共重合を可
能にはさせないアルケニル基も含めて使用される。通し
たアルキル基の例にはメチル、エチル、プロピル、ブチ
/し、アミル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル
、デシル、テトラデシル、オクタデシル、シクロフ。ロ
ピル、シクロブチル、シクロベンチル、シクロヘキシル
、シクロオクチル、シクロデ、シル、テトラヒドロフリ
ル、テトラヒドロエチニル、モルホリニル、ピベリジル
、ピロリジニル、および1,4−ジオキサニルを含む。
燐化合物中のァルキル基上の臭素置換分の存在は貧弱な
結果に導くように思われる、そしてアリール基上、2個
のQ基によって形成される二価の有機基上または化合物
の単一または、共一重合を可能にする基、例えばアルケ
ニル基上に存在する置換分の何れもは炭素、水素、弗素
、塩素、酸素、硫黄、窒素、燐および珪素から選択され
る1個または1個以上の原子から同様に構成されるべき
ことが望ましい。
適当な置換分の例はアルキルおよびァリール基、CI、
N02、CN、NR′2、OR′、SR′、COR′、
COOR′、SOR′およびS02R′(但しR′は水
素またはアルキル基である)である。置換アルキル基の
例は2ーヒドロキシメチル、2−クロロエチル、2ーエ
トキシエチル、2ーアセチルエチル、2−アセトキシエ
チル、2−ホルミルエチル、3−ヒドロキシプロピル、
3−シアノプロピル、2−クロロプロピル、4−ヒドロ
キシベンチル、3ーフエニルベンチル、ベンジル、3,
5−ジ第ニブチル4−ヒドロキシベンジル、1,4,5
,6,7,7−へキサクロロ−5ーノルボルネニル−2
,2−ヱトキシプロピル、2−アミノエチル、3−アミ
ノプロピル、9ーアミノノニルおよびアミノェチル基で
ある。置換アリール基の例はニトロフェニル、クロロフ
ェニル、1,3ージクロロフエニル、シアノフエニル、
メトキシフエニル、エトキシフエニル、トリル、1,3
−ジメチルフエニル、フエノキシフエニル、ヒドロキシ
フエニル、アミノフエニル、アセチルフエニル、2−メ
チルナフチル、1−ニトロナフチル、1−クロロナフチ
ル、n−ブチルフェニル、第三ブチルフェニルおよび1
,3−ジ第ゴブチルフェニル基である。燐化合物を単重
合性または共重合性〔例えばポリマー1と〕ならしめる
基の例はアルケニルおよびアルキニル基、例えばピニル
、アリルおよびその他の炭素原子1M固までを含有する
アルケニルおよびアルキニル基を含む。
N02、CN、NR′2、OR′、SR′、COR′、
COOR′、SOR′およびS02R′(但しR′は水
素またはアルキル基である)である。置換アルキル基の
例は2ーヒドロキシメチル、2−クロロエチル、2ーエ
トキシエチル、2ーアセチルエチル、2−アセトキシエ
チル、2−ホルミルエチル、3−ヒドロキシプロピル、
3−シアノプロピル、2−クロロプロピル、4−ヒドロ
キシベンチル、3ーフエニルベンチル、ベンジル、3,
5−ジ第ニブチル4−ヒドロキシベンジル、1,4,5
,6,7,7−へキサクロロ−5ーノルボルネニル−2
,2−ヱトキシプロピル、2−アミノエチル、3−アミ
ノプロピル、9ーアミノノニルおよびアミノェチル基で
ある。置換アリール基の例はニトロフェニル、クロロフ
ェニル、1,3ージクロロフエニル、シアノフエニル、
メトキシフエニル、エトキシフエニル、トリル、1,3
−ジメチルフエニル、フエノキシフエニル、ヒドロキシ
フエニル、アミノフエニル、アセチルフエニル、2−メ
チルナフチル、1−ニトロナフチル、1−クロロナフチ
ル、n−ブチルフェニル、第三ブチルフェニルおよび1
,3−ジ第ゴブチルフェニル基である。燐化合物を単重
合性または共重合性〔例えばポリマー1と〕ならしめる
基の例はアルケニルおよびアルキニル基、例えばピニル
、アリルおよびその他の炭素原子1M固までを含有する
アルケニルおよびアルキニル基を含む。
存在することが望ましい燐化合物3a,bまたはc(ま
たはそれらから誘導される成分)の量はその組成物が多
分暴露される電圧応力によって決まる。0.1%のよう
に低い量も有効であるが、しかし一般に0.25%より
も多い量であり、例えば0.25ないし5%、望ましく
は0.35なし、し1.50%が使われる。
たはそれらから誘導される成分)の量はその組成物が多
分暴露される電圧応力によって決まる。0.1%のよう
に低い量も有効であるが、しかし一般に0.25%より
も多い量であり、例えば0.25ないし5%、望ましく
は0.35なし、し1.50%が使われる。
燐化合物の効果は部分的には化合物のタイプにも依存す
るが(即ちn、tおよびpの値、およびLおよびQ基が
−Rまたは一XRの何れかであるか)、しかしながら、
下文にさらに記載するように、一般に化合物が下記の特
徴の一つまたは一つ以上を有すべきことが望ましいこと
を我々は見出した:【aー それは有機化合物である; {b} それはエチレン系不飽和基、特に少なくとも1
個のビニルまたはアリル基から成るR基を含む;{cー
それは2肋Hgで150%よりも高い沸点を有する;
{d} 少なくともR基の一つはフェニルまたは置換フ
ェニル基である;(eー 少なくともR基の一つは置換
ァリール基でその際各置換分は電子−吸引基および/ま
たはその置換基は全部で少なくとも6個の炭素原子を含
む:【f’少なくともR基の一つはアルキル基でありそ
してR基中の炭素原子の総数は少なくとも45である;
(g)Q基の少なくとも一つは−OHまたは−SH基で
ありそしてカチオンはニッケル、コバルト、アルミニウ
ム、亜鉛またはカルシウムである;(h) それは少な
くとも一個のC−P結合を含む:(i) それは実質的
に無水である。
るが(即ちn、tおよびpの値、およびLおよびQ基が
−Rまたは一XRの何れかであるか)、しかしながら、
下文にさらに記載するように、一般に化合物が下記の特
徴の一つまたは一つ以上を有すべきことが望ましいこと
を我々は見出した:【aー それは有機化合物である; {b} それはエチレン系不飽和基、特に少なくとも1
個のビニルまたはアリル基から成るR基を含む;{cー
それは2肋Hgで150%よりも高い沸点を有する;
{d} 少なくともR基の一つはフェニルまたは置換フ
ェニル基である;(eー 少なくともR基の一つは置換
ァリール基でその際各置換分は電子−吸引基および/ま
たはその置換基は全部で少なくとも6個の炭素原子を含
む:【f’少なくともR基の一つはアルキル基でありそ
してR基中の炭素原子の総数は少なくとも45である;
(g)Q基の少なくとも一つは−OHまたは−SH基で
ありそしてカチオンはニッケル、コバルト、アルミニウ
ム、亜鉛またはカルシウムである;(h) それは少な
くとも一個のC−P結合を含む:(i) それは実質的
に無水である。
3,a,b,およびc中に定義される燐化合物は便宜上
次のクラスに分けられる;{1} 燐酸および燐酸塩、
即ち1式の化合物でnが1であり、tが1であり、そし
てLおよびQ基のそれぞれが−XR基であるもの、例え
ばトリ(2ーエチルヘキシル)ホスフエート、トリアリ
ルホスフエルート、トリフエニルホスフエルート、およ
びトリフエニルチオノホスフエルート;式1の化合物で
nが1であり、tが2またはそれ以上であり、そしてQ
基のそれぞれが−XR基であるもの、例えば4,4′−
オキシジフエニルビス(2ーフエニルフエニル)ジフエ
ニルジホスフェート;または式Dの化合物でnが1であ
りそして各Q基が−XR基であるもの;またはそのよう
な化合物の塩、例えば燐酸ニッケルまたはポリ燐酸アン
モニウムである。
次のクラスに分けられる;{1} 燐酸および燐酸塩、
即ち1式の化合物でnが1であり、tが1であり、そし
てLおよびQ基のそれぞれが−XR基であるもの、例え
ばトリ(2ーエチルヘキシル)ホスフエート、トリアリ
ルホスフエルート、トリフエニルホスフエルート、およ
びトリフエニルチオノホスフエルート;式1の化合物で
nが1であり、tが2またはそれ以上であり、そしてQ
基のそれぞれが−XR基であるもの、例えば4,4′−
オキシジフエニルビス(2ーフエニルフエニル)ジフエ
ニルジホスフェート;または式Dの化合物でnが1であ
りそして各Q基が−XR基であるもの;またはそのよう
な化合物の塩、例えば燐酸ニッケルまたはポリ燐酸アン
モニウムである。
(2} 亜燐酸および亜燐酸塩、即ち式1の化合物でn
が0であり、tが1であり、Lが−XR基であり、そし
て各Q基は−XR基であるもの、またはそれらの塩また
は錯体、例えばトリオクタデシルホスフアイト、これが
望ましい、トリラウリルホスフアイト、トリフエニルホ
スフアイト、(2−クロロエチル)ホスフアイトおよび
トリアリルホスフアイトである。
が0であり、tが1であり、Lが−XR基であり、そし
て各Q基は−XR基であるもの、またはそれらの塩また
は錯体、例えばトリオクタデシルホスフアイト、これが
望ましい、トリラウリルホスフアイト、トリフエニルホ
スフアイト、(2−クロロエチル)ホスフアイトおよび
トリアリルホスフアイトである。
【3} ホスホン酸およびホスホネート、即ち式1の化
合物でnが1であり、tが1であり、Lが−R基であり
、そして各Q基が−XR基であるもの、またはそれらの
塩;または式1の化合物でnが1であり、tが望ましく
は2,3せたは4であり、そして各Q基は−XR基であ
るもの、またはそれらの塩である。
合物でnが1であり、tが1であり、Lが−R基であり
、そして各Q基が−XR基であるもの、またはそれらの
塩;または式1の化合物でnが1であり、tが望ましく
は2,3せたは4であり、そして各Q基は−XR基であ
るもの、またはそれらの塩である。
このクラスは目立って好結果を与え、特に有機化合物中
の炭素原子対燐原子の割合が6:1より大きい場合、ま
たはR基の少なくとも一つがビニルまたはアリル基の場
合、またはR基の少なくとも一つがフェニルまたは置換
フェニル基の場合に著しいことを我々は見出した。望ま
しいホスホネートはジエチルベンジルホスホネート、ジ
ーnーオクチルデシル3,5−ジーtーブチル−4「ヒ
ドoキシベンジルホスホネ−ト、ジアミルギホネートニ
ツケルビスー(エチル3,5−ジ」t−ブチル−4ーヒ
ドロキシベンジルホスホネート)、アルニミニウムトリ
ー(エチルベンジルホスホネート)、フェニルホスホン
酸、ジェチルビニルホスホネート、ジアリルアリルホス
ホネ−ト、ジアリルフエニルホスホネート、ジー2−ク
ロロェチルビニルホスホネ−ト、亜鉛フエニルホスホネ
ート、カルシウムフエニルホスホネート、ニッケルフエ
ニルホスホネート、ジー2−クロロエチル1,4,5,
6,7,7−へキサクロロー5ーノルボルネニルー2−
ホスホネート、ジアリル1,2ージーアリロキシカーボ
ニルーエチルーホスホネートまたは2,4,6トリス(
ジアリルホスホノ)−S−トリアジンである。ホスホネ
ートのその他の例はジエチルエチルホスホネート、テト
ラエチルエチレンジホスホネートおよび2,4,6−ト
リス(ジヱチルホスホノ)−Sートリアジンである。(
4} ホスフィン酸およびホスフィン酸塩則ち式1の化
合物で、nが1であり、tが1であり、Lが−R基であ
り、Q基の一つが−R基でありそして別のQ基が−XR
基であるもの、またはそれらの塩で、例えば亜鉛および
コバルトビス(ジクロヘキシルジチオーホスフイネート
)、ジフェニルホスフイン酸およびアンモニウムジフエ
ニルホスフイネートである。
の炭素原子対燐原子の割合が6:1より大きい場合、ま
たはR基の少なくとも一つがビニルまたはアリル基の場
合、またはR基の少なくとも一つがフェニルまたは置換
フェニル基の場合に著しいことを我々は見出した。望ま
しいホスホネートはジエチルベンジルホスホネート、ジ
ーnーオクチルデシル3,5−ジーtーブチル−4「ヒ
ドoキシベンジルホスホネ−ト、ジアミルギホネートニ
ツケルビスー(エチル3,5−ジ」t−ブチル−4ーヒ
ドロキシベンジルホスホネート)、アルニミニウムトリ
ー(エチルベンジルホスホネート)、フェニルホスホン
酸、ジェチルビニルホスホネート、ジアリルアリルホス
ホネ−ト、ジアリルフエニルホスホネート、ジー2−ク
ロロェチルビニルホスホネ−ト、亜鉛フエニルホスホネ
ート、カルシウムフエニルホスホネート、ニッケルフエ
ニルホスホネート、ジー2−クロロエチル1,4,5,
6,7,7−へキサクロロー5ーノルボルネニルー2−
ホスホネート、ジアリル1,2ージーアリロキシカーボ
ニルーエチルーホスホネートまたは2,4,6トリス(
ジアリルホスホノ)−S−トリアジンである。ホスホネ
ートのその他の例はジエチルエチルホスホネート、テト
ラエチルエチレンジホスホネートおよび2,4,6−ト
リス(ジヱチルホスホノ)−Sートリアジンである。(
4} ホスフィン酸およびホスフィン酸塩則ち式1の化
合物で、nが1であり、tが1であり、Lが−R基であ
り、Q基の一つが−R基でありそして別のQ基が−XR
基であるもの、またはそれらの塩で、例えば亜鉛および
コバルトビス(ジクロヘキシルジチオーホスフイネート
)、ジフェニルホスフイン酸およびアンモニウムジフエ
ニルホスフイネートである。
■ 亜ホスホン酸および亜ホスホン酸塩、即ち式1の化
合物で、nが0であり、tが1でありLが−R基であり
、そしてQ基のそれぞれが−XR基であるもの、または
それらの塩または鍔体であって、例えばジェチルフヱニ
ルホスホナィト、一ナトリウム水素フェニルホスホナィ
トまたはメチル水素メチルフェニルホスホナイトである
。
合物で、nが0であり、tが1でありLが−R基であり
、そしてQ基のそれぞれが−XR基であるもの、または
それらの塩または鍔体であって、例えばジェチルフヱニ
ルホスホナィト、一ナトリウム水素フェニルホスホナィ
トまたはメチル水素メチルフェニルホスホナイトである
。
【6} ホスフィナィト、即ち式1の化合物で、nが0
であり、tが1であり、Lが−R基であり、Q基の一つ
が−R基でありそして別のQ基が−XR基であるもの、
またはそれらの塩または鍔体であって、例えばフェニル
ジフェニルホスフィナィト、またはそれと塩化ニッケル
ロとの鍔体である。
であり、tが1であり、Lが−R基であり、Q基の一つ
が−R基でありそして別のQ基が−XR基であるもの、
またはそれらの塩または鍔体であって、例えばフェニル
ジフェニルホスフィナィト、またはそれと塩化ニッケル
ロとの鍔体である。
{7} 酸化および硫化ホスフィン、即ち式1の有機化
合物で、nが1でありそしてLおよびQ基のそれぞれが
−R基であるもの、例えば酸化トリス(3−プロピオン
アミド)ホスフィン、酸化トリオクチルホスフィンまた
は酸化トリー(2ーヱチルヘキシル)ホスフィン、これ
が望ましい、および酸化および硫化トリフェニルホスフ
インである。
合物で、nが1でありそしてLおよびQ基のそれぞれが
−R基であるもの、例えば酸化トリス(3−プロピオン
アミド)ホスフィン、酸化トリオクチルホスフィンまた
は酸化トリー(2ーヱチルヘキシル)ホスフィン、これ
が望ましい、および酸化および硫化トリフェニルホスフ
インである。
■ ホスフィン、即ち式1の有機化合物であってnが0
でありそして各LおよびQ基が−R基であるもの、また
はそれらの鈴体であって、例えばトリス−(3−シアノ
プロピル)ホスフイン、これが望ましい、およびトリフ
ェニルホスフインである。
でありそして各LおよびQ基が−R基であるもの、また
はそれらの鈴体であって、例えばトリス−(3−シアノ
プロピル)ホスフイン、これが望ましい、およびトリフ
ェニルホスフインである。
抗ートラッキング添加剤は望ましくは少なくとも1の/
夕の表面積を有するアルミナ、アルミナ水和物、マグネ
シアまたはマグネシア水和物である。
夕の表面積を有するアルミナ、アルミナ水和物、マグネ
シアまたはマグネシア水和物である。
〔ここで称する表面積はブルナウアーェメットナフー(
BmnauerEmmettTeller)法によって
測定した平均表面積である〕。
BmnauerEmmettTeller)法によって
測定した平均表面積である〕。
特に望ましいのはアルミナ水和物、特に3水塩であって
、高表面積、例えば少なくとも4で/夕、望ましくは少
なくとも6で/夕、特に少なくとも8の/夕を有するも
のは最良の結果で与える。アルミナ水夫0物の粒寸法は
2ミクロンより小さいものが望ましく、特に1.6ミク
ロンより少さし、ものがよい。適したアルミナ水和物は
公知であってそして本発明者らの英国特許第13379
51および第1337952各号中に開示されるものを
含む。存在することが望ましいアルミナ三水和物または
その他の抗−トラツキング添加剤の量は組成物が多分暴
露される電圧応力および絶縁されるべき支持体に対する
組成物の適用の仕方によって決る。
、高表面積、例えば少なくとも4で/夕、望ましくは少
なくとも6で/夕、特に少なくとも8の/夕を有するも
のは最良の結果で与える。アルミナ水夫0物の粒寸法は
2ミクロンより小さいものが望ましく、特に1.6ミク
ロンより少さし、ものがよい。適したアルミナ水和物は
公知であってそして本発明者らの英国特許第13379
51および第1337952各号中に開示されるものを
含む。存在することが望ましいアルミナ三水和物または
その他の抗−トラツキング添加剤の量は組成物が多分暴
露される電圧応力および絶縁されるべき支持体に対する
組成物の適用の仕方によって決る。
一般に鱗化合物の存在は必要とする抗ートラッキング添
加剤の量を減じ、結局物理的性質の改良を伴う。その量
は(全組成物を基準にして)15%の低さまで可能であ
るが、しかし一般に少なくとも20%。例えば、20な
し、し75%であり、望ましくは20なし、し60%ま
たは20なし、し40%である。熱回復性物品に転換さ
れるべきまたは熱の回収が可能なまたは熱が回収される
物品の形である組成物に対しては気孔率の発達を最小に
するためおよび満足すべき物理性質を確保するために、
むしろ低い数量、例えば15ないし45%が一般に望ま
しい。本発明に使われるポリマーは普通高圧絶縁に使用
される何れのポリマーも可能であるが、しかし一般にポ
リシロキサン、ェポキシド樹脂、例えば脂環式ェポキシ
ド樹脂、または一つまたは一つ以上のオレフインおよび
/または一つまたは一つ以上の置換オレフィンから議導
される単位から本質的になるポリマー、例えばポリアク
リレート、望ましくは一つまたは一つ以上のポリエチレ
ン、エチレン/エチルアクリレートコポリマ一、エチレ
ン/酢酸ビニルコポリマー、エチレン/プロピレンコポ
リマー、エチレン/プロピレン/非共役ジエンターポリ
マ−およびポリプロピレンである。その他の特殊なポリ
マーにはポリジメチルシロキサン、ジメチルシロキサン
/メチルビニルシロキサンコポリマー、フルオロシリコ
ーン、例えば3,3,3−トリフルオロプロピルシロキ
サンから誘導されるもの、カーボランシロキサン、ポリ
ブチルアクリレートブチル/エチルアクリレートコポリ
マ一、ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレート
コポリマー、ポリブテン、ブチルゴムおよびアィオノマ
−系ポリマー、例えばデュポン社によって販売される「
サーラィン(Surlyn)」物質、および上記の何れ
かの二つまたは二つ以上の混合物を含む。
加剤の量を減じ、結局物理的性質の改良を伴う。その量
は(全組成物を基準にして)15%の低さまで可能であ
るが、しかし一般に少なくとも20%。例えば、20な
し、し75%であり、望ましくは20なし、し60%ま
たは20なし、し40%である。熱回復性物品に転換さ
れるべきまたは熱の回収が可能なまたは熱が回収される
物品の形である組成物に対しては気孔率の発達を最小に
するためおよび満足すべき物理性質を確保するために、
むしろ低い数量、例えば15ないし45%が一般に望ま
しい。本発明に使われるポリマーは普通高圧絶縁に使用
される何れのポリマーも可能であるが、しかし一般にポ
リシロキサン、ェポキシド樹脂、例えば脂環式ェポキシ
ド樹脂、または一つまたは一つ以上のオレフインおよび
/または一つまたは一つ以上の置換オレフィンから議導
される単位から本質的になるポリマー、例えばポリアク
リレート、望ましくは一つまたは一つ以上のポリエチレ
ン、エチレン/エチルアクリレートコポリマ一、エチレ
ン/酢酸ビニルコポリマー、エチレン/プロピレンコポ
リマー、エチレン/プロピレン/非共役ジエンターポリ
マ−およびポリプロピレンである。その他の特殊なポリ
マーにはポリジメチルシロキサン、ジメチルシロキサン
/メチルビニルシロキサンコポリマー、フルオロシリコ
ーン、例えば3,3,3−トリフルオロプロピルシロキ
サンから誘導されるもの、カーボランシロキサン、ポリ
ブチルアクリレートブチル/エチルアクリレートコポリ
マ一、ブチルアクリレート/グリシジルメタクリレート
コポリマー、ポリブテン、ブチルゴムおよびアィオノマ
−系ポリマー、例えばデュポン社によって販売される「
サーラィン(Surlyn)」物質、および上記の何れ
かの二つまたは二つ以上の混合物を含む。
熱回復性物品を必要とする適用のためポリマーは結晶架
橋しているまたは架橋可能のポリマーが望ましい。熱回
復性物品を造る方法はこの技術では周知である(例えば
、米国特許第3,080 242号を参照)。新規組成
物の主たる目的はトラッキングを防ぎそして浸蝕を抑制
することであるとはいうけれどもァークが発生する条件
下、即ち電気装置の二部分間に直接アークが通ってその
線に沿って炭酸トラックを形成する場合に絶縁を安定化
させるのにもまたそれらが効果的であることを我々は見
出した。本発無明に有用な多くの燐化合物は既知の化合
物であり、そして新規な化合物もそれ自身公知の方法に
よって造ることができる。
橋しているまたは架橋可能のポリマーが望ましい。熱回
復性物品を造る方法はこの技術では周知である(例えば
、米国特許第3,080 242号を参照)。新規組成
物の主たる目的はトラッキングを防ぎそして浸蝕を抑制
することであるとはいうけれどもァークが発生する条件
下、即ち電気装置の二部分間に直接アークが通ってその
線に沿って炭酸トラックを形成する場合に絶縁を安定化
させるのにもまたそれらが効果的であることを我々は見
出した。本発無明に有用な多くの燐化合物は既知の化合
物であり、そして新規な化合物もそれ自身公知の方法に
よって造ることができる。
新規な化合物は4,4′−オキシジフエニルビス(2ー
フエニルフエニル)ジフエニルジホスフエート、ノナフ
エニルヘプタホスフエート、ビス(2−クロロヱチル)
1,4,5,6,7,7−へキサクロロ−5−ノルボル
ネニルー2ーホスホネート、ニツケラスフエニルホスホ
ネートおよびフエニルジフエニルホスフイナィトと塩化
ニッケル(0)の錯体であり、そしてこれらの化合物は
本発明の部分を形成する。本発明は以下の実施例におい
て例解されるが、実施例は次表中に一括され、そして指
名した隣化合物を各実施例において下記のものから成る
組成物(実施例1なし、し6においては)中に混入した
:重量部 エチレンプロピレンジェソー変成ゴム 100低
密度ポリエチレン 100表面
積が12−15〆/夕のアルミナ三水和物
75テトラキス〔メチレン3
一(3′,5′ージ−tーブチルー4′ヒドロキシフエ
ニル)プ。
フエニルフエニル)ジフエニルジホスフエート、ノナフ
エニルヘプタホスフエート、ビス(2−クロロヱチル)
1,4,5,6,7,7−へキサクロロ−5−ノルボル
ネニルー2ーホスホネート、ニツケラスフエニルホスホ
ネートおよびフエニルジフエニルホスフイナィトと塩化
ニッケル(0)の錯体であり、そしてこれらの化合物は
本発明の部分を形成する。本発明は以下の実施例におい
て例解されるが、実施例は次表中に一括され、そして指
名した隣化合物を各実施例において下記のものから成る
組成物(実施例1なし、し6においては)中に混入した
:重量部 エチレンプロピレンジェソー変成ゴム 100低
密度ポリエチレン 100表面
積が12−15〆/夕のアルミナ三水和物
75テトラキス〔メチレン3
一(3′,5′ージ−tーブチルー4′ヒドロキシフエ
ニル)プ。
ピオネート〕 4メタン(酸化防止剤
) トリアリルィソシアヌレート(磯化助剤) 12,5
−ジメチル−2,5−ジ(tーフチルベルオキシ)へキ
シン−3(架橋 剤) 5そしてその
他の実施例においては、同一成分にSAFカーボンブラ
ック(0.07部)のポリエチレン中への分散物1.4
部を加えた。
) トリアリルィソシアヌレート(磯化助剤) 12,5
−ジメチル−2,5−ジ(tーフチルベルオキシ)へキ
シン−3(架橋 剤) 5そしてその
他の実施例においては、同一成分にSAFカーボンブラ
ック(0.07部)のポリエチレン中への分散物1.4
部を加えた。
添加した鱗化合物の量は実施例1および7(なし、対照
実験用)、実施例2(0.25部)、実施例3(0.5
0部)、実施例4(1.0部)および実施例5(2.の
部)を除いて4重量部であった。
実験用)、実施例2(0.25部)、実施例3(0.5
0部)、実施例4(1.0部)および実施例5(2.の
部)を除いて4重量部であった。
重量40夕の試料を190℃で10分間加圧−硬化させ
そしてASTMD2303の方法によって3.0KVの
一定電圧で試験した。各タイプにつき少なくとも4試料
を試験し、もしも破損がその時に起らなければ300分
の後に試験を止めた。試料の平均重量減(夕/分で)を
計算しそして表中に報告した。表にはまた破損時時間(
分で)を報告するが、与えられる数は試料全部の平均破
損時間であって破損しなかった試料に対しては便宜上の
破損時間として300分を定めた。便宜上の300分を
含んだ一組の数値から平均した時間は数値に星印を付し
た;従って300*の破損時間は300分の試験後に試
料はいずれも破損しなさったことを示す。破損した試料
に対して、破損の態様は1&24、39および43の実
施例(これらは浸蝕に炎が伴った)を除いて浸蝕のみで
あった。表
そしてASTMD2303の方法によって3.0KVの
一定電圧で試験した。各タイプにつき少なくとも4試料
を試験し、もしも破損がその時に起らなければ300分
の後に試験を止めた。試料の平均重量減(夕/分で)を
計算しそして表中に報告した。表にはまた破損時時間(
分で)を報告するが、与えられる数は試料全部の平均破
損時間であって破損しなかった試料に対しては便宜上の
破損時間として300分を定めた。便宜上の300分を
含んだ一組の数値から平均した時間は数値に星印を付し
た;従って300*の破損時間は300分の試験後に試
料はいずれも破損しなさったことを示す。破損した試料
に対して、破損の態様は1&24、39および43の実
施例(これらは浸蝕に炎が伴った)を除いて浸蝕のみで
あった。表
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 高圧絶縁物質として適しており、そして(イ)ポリ
マー、(ロ)抗−トラツキング添加剤、および(ハ)浸
蝕−抑制剤を含有する組成物において、浸蝕−抑制剤(
ハ)が燐−含有化合物であつて、それは(a)次式の化
合物:▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ または ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中nは0または1であり; tは整数であり; pは1よりも大きい整数であり; X基はそれぞれ同一または異つていてよく、そして酸素
または硫黄であり;Lはtが1の場合には−Rまたは−
XRの式を有するt−価の有機の基であり;Q基はそれ
ぞれ同一または異つていてよく、そして式−Rはまたは
XRである1価の基または2価の有機基を形成する同一
燐原子に結合する2個のQ基であり;そしてR基はそれ
ぞれ同一または異つていてよく、そして(i)水素原子
; (ii)アリール基; (iii)置換されたアリール基; (iv)その化合物が単重合または共重合が可能であるよ
うな基で、炭素および水素を含み、そして他に原子が存
する場合は1個または1個以上の弗素、塩素、酸素、硫
黄、窒素、燐および珪素であり;(v)アルキル基;ま
たは (vi)1個または1個以上の基で置換されるアルキル基
であつてそれぞれの置換基は炭素、水素、弗素、塩素、
酸素、硫黄、窒素、燐および珪素から選択される1個ま
たは1個以上の原子で構成される;但し次の条件;i
nが1であり、そして各Q基が−XR基であり、そして
Q基の2個または2個以上がO−アルキルまたはO−ア
ラルキル基であり、その化合物の分子量が少なくとも 382である場合; ii nが0でありそして各Q基はX−アルキル基であり
、少なくともXの一つは酸素でありそしてその化合物の
分子量が少なくとも442である場合;および iii 2個以上の水素原子に直接結合している燐原子が
ないことを前提とする〕;(b)塩−形成の酸素を含有
する前記化合物(a)の塩でその塩中のカチオンはアン
モニウムまたは第四アンモニウムイオンまたは金属イオ
ンであり、その際その金属は56よりも小さい原子番号
を有してIA、IIA,IIB、IIIA、IIIB、IVA、IVB
、VA、VB、VIA、VIIB、およびVIII族に属する;(
c)nが0である前記化合物の錯体および金属が銅以外
の遷移金属である金属塩;または(d)一つまたは一つ
以上の(a),(b)および(c)に定義した化合物と
相互とのおよび/またはポリマー(イ)とのおよび/ま
たは抗−トラツキング添加剤(ロ)との反応生成物であ
ることを特徴とする組成物。 2 抗−トラツキング添加剤が少なくとも4m^2/g
の表面積を有するアルミナ水和物であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 (ハ)(a),(b)または(c)に定義される化
合物が有機化合物であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項に記載の組成物。 4 (ハ)(a),(b)または(c)に定義される化
合物またはそれらから誘導される成分の0.25重量%
ないし5重量%を含むことを特徴とする特許請求の範囲
第1項または第3項に記載の組成物。 5 (ハ)(a),(b)または(c)に定義する化合
物が一つまたは一つ以上の次の特徴;a それは炭素−
燐結合を含有する; b それは実質的に無水である; c 少なくともR基一つはビニルまたはアルリ基を含有
する;d それは2mmHgの圧力において150℃よ
りも高い沸点を有する;e 少なくともR基の一つはフ
エニルまたは置換フエニル基である;f 少なくともR
基の一つは置換アリール基でその際各置換基は電子−吸
引基でありおよび/またはその置換基は全部で少なくと
も6個の炭素原子を含む;およびg 少なくともR基の
一つはアルキル基でありそしてR基中の炭素原子の総数
は少なくとも45である、を有することを特徴とする特
許請求の範囲第1項、第3項または第4項に記載の組成
物。 6 (ハ)(b)中に定義される化合物が前記化合物(
a)のニツケル、コバルト、アルミニウム、亜鉛または
カルシウム塩でありその際Q基の少なくとも一つは−O
Hまたは−SH基であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項または第3〜5項の何れかの頃に記載の組成物
。 7 化合物(ハ)(a)が有機ホスフエート、ホスフア
イト、ホスフイン酸、ホスフイネート、亜ホスホン酸ホ
スホナイト、酸化ホスフイン、硫化ホスフインまたはホ
スフインであることを特徴とする特許請求の範囲第1項
または第3〜6項の何れかの項に記載の組成物。 8 化合物(ハ)(a)が有機ホスホン酸またはホスホ
ネートであることを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
たは第3〜6項の何れかの項に記載の組成物。 9 有機化合物中の炭素原子対燐原子の比較が6:1よ
りも大きく、またはR基の少なくとも一つがビニル基ま
たはアリル基であり、またはR基の少なくとも一つがフ
エニルまたは置換フエニル基であることを特徴とする特
許請求の範囲第8項に記載の組成物。 10 化合物(ハ)が一つまたは一つ以上のトリオクタ
デシルホスフアイトジエチルベンジルホスホネート、ジ
−n−オクチルデシル−3,5−ジ−t−ブチル−4−
ヒドロキシベンジルホスホネート、ジアミルアミルホス
ホネート、ニツケルビス−(エチル−3,5−ジ−t−
ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート)、アル
ミニウムトリ−(エチルベンジルホスホネート)、フエ
ニルホスホン酸、ジエチルビニルホスホネート、ジアリ
ルフエニルホスホネート、ジ−2−クロロエチルビニル
ホスホネート、亜鉛フエニルホスホネート、カルシウム
フエニルホスホネート、ニツケルフエニルホスホネート
、ジ−2−クロロエチル−1,4,5,6,7,7−ヘ
キサクロロ−5−ノルボルネニル−2−ホスホネート、
ジアリル−1,2−ジアリルオキシカルボニルエチルホ
スホネート、2,4,6−トリス(ジアリルホスホノ)
−S−トリアジン、トリプロピオンアミドホスフインオ
キサイド、トリオクチルホスフインオキサイド、トリ(
2−エチルヘキシル)ホスフインオキサイド、またはト
リ(3−シアノエチル)ホスフインであることを特徴と
する特許請求の範囲第1項、第3項または第4項の何れ
かの項に記載の組成物。 11 ポリマー(イ)がポリシロキサン、エポキシド樹
脂または一つまたは一つ以上のオレフインからおよび/
または1つまたは一つ以上の置換オレフインから誘導さ
れる単位から本質的になるポリマーであることを特徴と
する特許請求の範囲第1〜10項の何れかの項に記載の
組成物。 12 ポリマー(イ)が一つまた一つ以上のポリエチレ
ン、エチレン/エチル−アクリレートコポリマー、エチ
レン/酢酸ビニルコポリマー、エチレン/プロピレンコ
ポリマー、エチレン/プロピレン/非共役ジエンターポ
リマーおよびポリプロピレンであることを特徴とする特
許請求の範囲第11項記載の組成物。 13 ポリマー(イ)が架橋させることができまたは架
橋していることを特徴とする特許請求の範囲第11項ま
たは第12項に記載の組成物。 14 組成物がまた1重量%までのカーボンブラツクを
含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の組
成物。 15 組成物は熱回復性にすることができ、または熱回
復性であり、または基材のまわりで熱回復した造形物品
の形であることを特徴とする特許請求の範囲第1〜14
項の何れかの項に記載の組成物。 16 組成物が高圧ケーブルの端末における絶縁物の形
であることを特徴とする特許請求の範囲第1〜15項の
何れかの項に記載の組成物。
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