JPS6033803Y2 - コンバインの脱穀部 - Google Patents

コンバインの脱穀部

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Publication number
JPS6033803Y2
JPS6033803Y2 JP4414080U JP4414080U JPS6033803Y2 JP S6033803 Y2 JPS6033803 Y2 JP S6033803Y2 JP 4414080 U JP4414080 U JP 4414080U JP 4414080 U JP4414080 U JP 4414080U JP S6033803 Y2 JPS6033803 Y2 JP S6033803Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
brush
threshing section
cape
straw
crimp net
Prior art date
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Expired
Application number
JP4414080U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56145934U (ja
Inventor
明人 平
邦夫 中田
伸夫 黒宮
正明 織田
俊郎 和田
俊樹 平野
Original Assignee
ヤンマー農機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤンマー農機株式会社 filed Critical ヤンマー農機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、圃場内を走行しつつ収穫作業を行なうコン
バインにおいて、刈取搬殻稈から穀粒を脱穀する脱穀部
に、関するものである。
すなわち、この考案は、湿った殻稈について収穫作業を
行なう場合に甚だしいクリンプ網またはコーンケープの
目詰まりを簡単に取除いて、該目詰まりに起因する穀粒
損失の増加を防止する工夫を施された、コンバインの新
規な脱穀部を、提供しようとするものである。
この課題の下に考案された本案脱穀部は、クリンプ網ま
たはコーンケープを掃除するブラシ17.17’を該ク
リンプ網またはコーンケープに沿い回動可能に設けると
共に、脱穀部の稼動停止を検出するセンサー23.23
’の検出動作によりタイマ一手段26.27を介し一定
の時間遅れでもって一定時間のみ上記ブラシ17.17
′を回動駆動するブラシ駆動手段18.18’を設けで
ある構成のものとされる。
実施例について説明すると、先ず第1−4図に図示の第
1の実施例は、この考案を、第1図に模式的に示すよう
なコンバインにおいて、実施した例に係る。
第1図に図示のコンバインは通例のように、左右のクロ
ーラ1の駆動で機体を走行させつつ、機体前方のデバイ
ダ2により植立殻稈を分草し、殻稈引起し装置3のより
該植立殻稈を引起して、刈刃4により植立殻稈を株元部
で刈取り、刈取殻稈については、搬送装置5A、5Bに
より適宜にこれを搬送して脱穀部6方向へともたらし、
脱穀部6−側のフィートチエン7により該殻稈をその株
元側で挾持して後方搬送しつつ、穂先側を脱穀部6内へ
と供給して、脱穀部6の扱胴8により脱穀を行なわせる
ように、構成されている。
扱胴8下方のクリンプ網9を漏下する穀粒とクリンプ網
9後端の排塵口10からの排出物については、揺動選別
装置11と唐箕12との作用で選別が行なわれ、一番口
13へと集まる穀粒は、機体−側の籾タンク14内へと
搬送吐出され、また二番口15へと集まる搬送二番は、
二番スロワ16により扱胴8部へと還元供給される。
このようなコンバインにおいて、脱穀部6における前記
クリンプ網9の下方には、第1,2図に示すように、ブ
ラシ17を設けてあり、このブラシ17は、第2図に図
示の矢印のようにクリンプ網9に沿い回動可能に支持さ
れていて、同回動によりクリンプ網9をその下面側から
擦過して、該クリンプ網9を目詰まりさせるわら屑等を
除去するものと、されている。
ブラシ17を上記のように回動させることは、図示コン
バインの操縦席での手元操作によっても行なえるが、図
示の場合には、扱胴8を備えた扱室の後方位置にモータ
1Bを設置し、このモータ18の軸に取付けたクランク
円板19に偏心位置でクランクロッド20を枢着連結し
て、該クランクロッド20の先端にブラシ17を取付け
、モータ18回動によりブラシ17の往復回動駆動を得
るように、図られている。
そして、第1−4図に図示の第1の実施例で。
は、上記したモータ18を、次のような時期に次のよう
にして駆動すべく、図られている。
すなわち、図示コンバインには第1図に示すように、脱
穀部6を出る排わらを機体最後部に設置した排わらカッ
ター21へと搬送供給する排わらチェーン22が、設け
られているが、第3図に示すように、この排わらチェー
ン22の適所に近接位置させてセンサースイッチ23を
設けである。
また、同様に第3図に示すように、支点24aまわりで
回動自在に支持されたセンサーアーム24が設けられて
おり、センサースイッチ23は、排わらチェーン22に
より排わらSが搬送されてない状態では、センサーアー
ム24が実線図示の姿勢をとることでオンし、逆に排わ
らチェーン22により排わらSが搬送されている状態て
は、該排わらSに押されてセンサーアーム24が鎖線図
示のように回動せしめられることでオフするものと、さ
れている。
そして第4図に示すように、上記したセンサースイッチ
23は、前記モータ18を電源25に接続する回路中に
挿入されており、同回路にはまた、センサースイッチ2
3がオン動作してから一定の時間遅れでもってオン動作
せしめられるタイマースイッチ26と、このタイマース
イッチ26がオン動作すると一定時間だけモータ18電
源回路を導通状態とするタイマー27とを、挿入しであ
る。
したがって、排わらチェーン22による、脱穀部6から
の排わら搬送が行なわれなくなってから、例えば1□□
□といった一定時間後に、モータ18が起動せしめられ
、例えば1分間といった時間だけ同モータ18の駆動が
行なわれる。
第1−4図に図示の第1の実施例は、上記のように構成
されているから、図示コンバインを用いての収穫作業中
において、圃場内の畦際等で機体回行等のために作業を
一旦停止したとき等に、安全を図る一定の時間遅れでも
って一定の時間だけブラシ17が回動駆動されて、クリ
ンプ網9が掃除され、該クリンプ網9かられら屑等の目
詰まり物が除去される。
次に、第5,6図に図示の第2の実施例について説明す
ると、この第2の実施例は、第5図に示すようなスレラ
シャ型のコンバインにおいてこの考案を実施した例に係
る。
このコンバインは、機体上に駆動源となるエンジン31
を設置し、圃場内において機体を走行させつつ、最前部
のピックアップ・リール32により植立殻稈をかき寄せ
てカッターバー33にて刈取り、掻込みオーガ34及び
フィーダ・コンベア35の作用で刈取殻稈を脱穀部方向
に導くように、構成されている。
脱穀部には、シリンダ36とこれに対設したビータ37
を設けてあり、これらの脱穀作用体36.37の協力作
用で脱穀された穀粒は、シリンダ36後下位のコーンケ
ープ38、このコーンケープ38を漏下したわら屑混入
穀粒を受けるグレンパン39及びそれに引続くチャファ
40、並びにシリンダ36とピータ37間の間隙からの
穀粒混入わら屑を受けるストロ−ウォーカ41の作用で
、さらにはチャノア40下方のシーブ42の作用で、フ
ァン43の援けをかりつつ、選別されて、一番口44へ
と集合せしめられる。
一番口44内へ集合せしめられた穀粒は、ブレーンオー
ガ45により機体−側方向に運ばれ、次いで揚穀筒46
内を上方に運ばれて、ブレーンタンク4フ内へ流下収容
される。
第5図において、48は穂切れ粒を集合させるためのチ
ーリンゲス・リターンパン1.49は該穂切れ粒をシリ
ンダ36へと戻すチーリンゲス・オーガ、50はわら排
出用のクロスシェーカである。
そして、以上のようなスレラシャ型のコンパインにおい
て、脱穀部における前記コーンケープ38の背面側には
、第1の実施例におけるとほぼ同様のブラシ17′を、
第5図に示すように設けてあり、このブラシ17′は、
モータ18′によりクランクロッド20′等を介して往
復回動駆動されて、コーンケープ38をその背面側から
擦過し、該コーンケープ38を目詰まりさせているわら
屑等を除去するものと、されている。
そして、この第2の実施例では、第6図に示すように、
脱穀部の駆動を入り切りする脱穀クラッチレバ−51に
近接位置させてセンサースイッチ23′を設け、脱穀ク
ラッチレバ−51が鎖線図示のクラッチ入り位置から実
線図示のクラッチ切り位置へと回動操作されると、セン
サースイッチ23′がオンせしめられることとし、この
センサースイッチ23′を、第4図に図示の回路同様の
モータ18′電源回路中に挿入している。
したがって、第5,6図に図示の第2の実施例では、脱
穀クラッチを切って作業を停止した後、一定の時間遅れ
でもって一定の時間だけブラシ17′が往復回動駆動さ
れて、コーンケープ38が掃除され、該コーンケープ3
8かられら屑等の目詰まり物が除去される。
以上のように、この考案のコンバインの脱穀部は、クリ
ンプ網9またはコーンケープ38を、該クリンプ網9ま
たはコーンケープ38に沿い回動せしめられて掃除する
ブラシ17或は17′を、設けであるものとされている
ことから、湿った殻稈について収穫作業を行なう場合で
あって、クリンプ網またはコーンケープの目詰まりが甚
だしく穀粒損失が増加するような場合にも、クリンプ網
またはコーンケープを簡単に掃除して目詰まりを防止も
しくは除去し、穀粒損失の増加を防げるものとなってい
る。
しかも脱穀部の稼働停止を検出するセンサー23或は2
3′の検出動作によりブラシ駆動手段18或は18′に
よって一定時間のみブラシ17゜17′を駆動させるこ
ととしているから、上述の長所を附与するブラシ17.
17’の回動が全く自動的に行なわれて操作を必要とし
ない共にブラシ17.17’による清掃のし忘れとかブ
ラシ17.17’の駆動停止のし忘れとかが起きないの
はもとより、タイマ一手段による制御で脱穀部の稼働停
止時点から一定の時間遅れでもってブラシ17.17’
を駆動するものとしているから、稼働を停止して脱穀部
のクリンプ網またはコーンケープ上から穀粒及びわら屑
が極力無くされた状態からブラシ17.17’が駆動さ
れることとなり、ブラシ17.17’が穀粒とかわら屑
から比較的大きな抵抗を受けて該ブラシ17.17’自
体が損傷するとかブラシ駆動手段の焼付きが起きるとか
の事故が起きずして安全であり、またブラシ駆動のため
の動力も少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例を装備したコンバイン
の概略縦断側面図、第2図は同コンバイン要部の部材の
みの背面図、第3図は同コンバイン要部の側面図、第4
図は第1の実施例における電気回路を示す回路図、第5
図はこの考案の第2の実施例を装備したコンバインの概
略縦断側面図、第6図は同コンバイン要部の部材のみの
側面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. クリンプ網またはコーンケープを掃除するブラシ17.
    17’を該クリンプ網またはコーンケープに沿い回動可
    能に設けると共に、脱穀部の稼働停止を検出するセンサ
    ー23.23’の検出動作によりタイマ一手段26.2
    7を介し一定の時間遅れでもって一定時間のみ上記ブラ
    シ17,17′びを回動駆動するブラシ駆動手段18,
    18′を設けである、コンバインの脱穀部。
JP4414080U 1980-04-02 1980-04-02 コンバインの脱穀部 Expired JPS6033803Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4414080U JPS6033803Y2 (ja) 1980-04-02 1980-04-02 コンバインの脱穀部

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56145934U JPS56145934U (ja) 1981-11-04
JPS6033803Y2 true JPS6033803Y2 (ja) 1985-10-08

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