JPS603363Y2 - バルブ用共通排気形マニホ−ルド - Google Patents

バルブ用共通排気形マニホ−ルド

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JPS603363Y2
JPS603363Y2 JP8075478U JP8075478U JPS603363Y2 JP S603363 Y2 JPS603363 Y2 JP S603363Y2 JP 8075478 U JP8075478 U JP 8075478U JP 8075478 U JP8075478 U JP 8075478U JP S603363 Y2 JPS603363 Y2 JP S603363Y2
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JP
Japan
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valve
exhaust pressure
manifold
exhaust
actuator
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Application number
JP8075478U
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JPS54180897U (ja
Inventor
善弘 深野
公一 北山
Original Assignee
焼結金属工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、バルブ相共通排気形マニホールドの改良に関
するものである。
在来の共通排気形マニホールドを用いた配管においては
、第1図に概略的に示すように、アクチュエータlaw
lbt lcからの排気圧がバルブ2a、2b、
2cを通してマニホールドの共通排気圧孔3aまたは3
bに導かれる。
従って、この配管においては、各バルブ2a、2b、2
cからの排気に対してそれと隣り合うバルブの排気圧が
背圧として作用し、これがバルブ及びアクチュエータの
誤作動の原因となる場合もある。
即ち、工場等において用いられている各種アクチュエー
タを駆動するためのバルブは、アクチュエータの負荷に
応じて選択使用され、例えばアクチュエータによって重
量物を昇降させるとか、負荷の動作が危険を伴う場合等
には、作業中止または終了時にアクチュエータにおける
空気圧をすべて排出して、停電や圧力空気配管系の故障
等があっても安全な状態にしておくため、第1図に2b
として示すエキゾーストセンタ形3ポジションバルブが
用いられ、これに対して安全性等に問題がない場合には
安価な2ポジシヨンバルブ2 a、 2 cカ使用さ
れる。
しかるに、上記エキゾーストセンタ形3ポジションバル
ブ2bを用い、それをセンタ位置に切換えた状態におい
て、隣接するバルブから急速に排気されると、その排気
圧がバルブ2bの排気圧通路を通じて逆流し、アクチュ
エータ1bに流入して危険な誤作業をさせることになる
なお、危険性の程度等はともかくとして、2ポジシヨン
バルブにおいても隣接バルブの排気圧が排気圧通路を逆
流することになるため、同様な誤作動の問題があること
は勿論である。
本考案は、このような在来の共通排気形マニホールドの
欠点を解消し、アクチュエータがそれを動作させるバル
ブと隣り合うバルブの排気の影響を受けないようにする
ことを技術的課題とするものである。
上記課題を解決するための手段として、本考案において
は、上述したマニホールドブロックのうちで少なくとも
エキゾーストセンタ形3ポジションバルブを取付けるマ
ニホールドブロックに、排気圧通路においてバルブ側か
ら共通排気圧孔に至る排気のみを通過させるチェック弁
及び該チェック弁よりもバルブ側において大気側から排
気圧通路へ流入する空気のみを通過させるチェック弁を
設けている。
このような本考案のマニホールドにおいては、隣接する
バルブの排気圧が共通排気圧孔から排気圧通路に設けた
チェック弁に作用しても、該チェック弁の閉鎖によりア
クチュエータにまで達することはなく、アクチュエータ
の誤作動が防止される。
また、上記排気圧通路にチェック弁を設けた場合、アク
チュエータを手動操作できなくなるが、本考案において
は、上記チェック弁よりもバルブ側において大気側から
排気圧通路への流入のみを許容するチェック弁を設けて
いるので、アクチュエータの手動操作を行うこともでき
る。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
に、第2図は本考案の共通排気形マニホールドを用いた
配管を示し、また第3図はそのマニホールドの外観を示
すもので、該マニホールド10は複数のマニホールドブ
ロックlla、11b、llc、・・・・・・とエンド
プレート12.12とから戒り、これらのマニホールド
ブロックは、第3図及び第4図から明らかなように、そ
れらを相互に連結することにより連通する供給圧孔13
及び共通排気圧孔14,15を連結面に備えると共に、
アクチュエータ16a、16b* 16c* ”’・
・・(第2図)に接続するための配管接続孔17゜18
を端面に備え、また各マニホールドブロックにおけるバ
ルブ19 a、 19 b、 19 C,・・・・
・・(第2図)の取付面には、上記供給圧孔13と連通
ずる供給圧通路20、配管接続孔17.18とそれぞれ
連通ずる出力圧通路21,22、及共通排気圧孔14.
15とそれぞれ連通ずる排気圧通路23.24を開口さ
せている。
適宜数連結したマニホールドブロック11a。
11b、11c、・・・・・・の全部またはそれらのう
ちの所要のものに選択的に設けるアダプタプレート25
は、マニホールドブロックのバルブ取付面に固定して上
記供給圧通路20、出力圧通路21゜22及び排気圧通
路23.24を延長せしめる通路20a〜24aを備え
、通路23 a、 24 aには、アクチュエータから
バルブを経て共通排気圧孔14,15に至る排気のみを
通過させて、逆に共通排気圧孔14,15からバルブ側
へ流れる流体を阻止するチェック弁26.27を設け、
またそのチェック弁26.27よりもバルブ側において
、通路23a、24aから大気側への空気の流出は阻止
するが大気側から通路23at24aへは空気を流入さ
せるチェック弁28,29を設けている。
上記チェック弁26.27は、弁体26a、27aがシ
ート面26b、27bに対して弁体の自重を支える程の
弱いスプリング26c、27cにより圧接せしめられた
ものであり、またチェック弁28,29は弁体28a、
29aがシート面28b、29bに対してスプリング2
8c、29cにより圧接せしめられたものである。
第3図かられかるうに、上述したアダプタプレート25
はすべてのマニホールドブロックに取付ける必要はなく
、例えばエキゾーストセンタ形3ポジションバルブ19
bを取付けるマニホールドブロックllbのように、バ
ルブからの排気が共通排気圧孔14,15の排気圧を背
圧として受けることによりアクチュエータを誤作動させ
るおそれがある場合に、そのバルブを取付けるマニホー
ルドブロックのみに設ければい。
また、上記アダプタプレート25は、第5図に示スよう
にマニホールドブロックと一体に構成してもよく、即ち
マニホールドブロック11′の排気圧通路23にチェッ
ク弁26を設けると共に、そのチェック弁26よりもバ
ルブ側の排気圧通路23を分岐して大気に連通させる通
路にチェック弁28を設けるようにしてもよい。
同図において、26dは弁体26aが圧接するシート面
26bを下端に備えたリテーナ、26eはOリングであ
り、また28dは弁体28aが圧接するシート面28b
を備えたリテーナ、28eはOリング、28fは止め輪
である。
次に、上述したマニホールドの作用について説明する。
一般的な作動において、マニホールドの供給圧孔13か
ら供給される流体は、バルブ19a、19b、19cの
切換えにより適宜アクチュエータ16a、16b、16
cに供給され、またアクチュエータからの排気はマニホ
ールドの共通排気圧孔14または15に排出され、この
場合に、排気はその圧力によりチェック弁26,27を
押し開いて流出する。
また、隣接するバルブの排気圧が共通排気圧孔14.1
5から排気圧通路23.24に設けたチェック弁26,
27に作用しても、その圧力によってチェック弁26,
27が閉じるため、共通排気圧孔14,15の排気圧力
がバルブ19bやアクチュエータ16bに影響を及ぼす
ようなことはない。
しかるに、上記チェック弁26,27を排気圧通路23
.24に設けただけの第6図に示すような構成とした場
合には、アクチュエータ16bを手動で操作することが
できなくなる。
即ち、何等かの原因でアクチュエータ等にトラブルが生
じた場合、例えば工作物や異物がアクチュエータ16b
に挾まった場合、それを取除くためにアクチュエータを
手動で操作する必要が生じるが、この場合にチェック弁
26.27がアクチュエータの手動操作の障害となる。
今、第6図のアクチュエータ16bの実線位置における
ロンド側及びチェック弁2時の容積をVl、その圧力を
pt (チェック弁26を通じて排気されているため略
大気圧に等しい。
)とすると、アクチュエータをストロークSだけ移動さ
せたとき、上記容積V1はV、+A−5(A:ピストン
の面積)となり、その圧力P2は、 となって、これが負圧として作用する。
一方、アクチュエータ16bのヘッド側の作動空気は上
記ストロークSの移動により圧縮されるが、チェック弁
27を押し開いてマニホールドの共通排気圧孔から大気
に排出される。
従って、アクチュエータを移動させる力をFとすると、 F=A−P2 となる点でアクチュエータが動かなくなる。
第2図においてチェック弁26.27よりバルブ側の排
気圧通路23.24に設けたチェック弁28.29は、
上述した問題を解決するためのものであり、アクチュエ
ータを上述したように手動操作したとき、チェック弁2
8を通じてロンド側に空気が導入されることになり、従
ってP2=0となってアクチュエータをストロークエン
ドまで移動させることが可能となる。
なお、アクチュエータを反対側に移動させる場合も全く
同様である。
このように、本考案のマニホールドによれば、各排気圧
通路に2個のチェック弁を設けるという簡単な構造によ
り、バルブの排気が共通排気圧孔における隣接のバルブ
の排気圧を背圧として受けるようなことがなくなり、従
ってバルブ及びアクチュエータの誤作動を防止すること
ができ、また不作動状態にあるアクチュエータの手動操
作も可能になる等のすぐれた実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の共通排気形マニホールドを用いた装置の
回路構成図、第2図は本考案の共通排気形マニホールド
を用いた装置の回路構成図、第3図は本考案のマニホー
ルドの外観斜視図、第4図はそのマニホールドブロック
断面図、第5図は他の実施例の要部断面図、第6図は本
考案の作用説明図である。 13・・・・・・供給圧孔、14,15・・・・・・共
通排気圧孔、17,18・・・・・・配管接続孔、20
・・・・・・供給圧通路、21.22・・・・・・出力
通路、23,24・・・・・・排気圧通路、26,27
,28,29・・・・・・チェック弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連結面に供給圧孔13及び共通排気圧孔14゜15を設
    けると共に、端面にアクチュエータに接続する配管接続
    孔17,18を設け、バルブ取付面に、上記供給圧孔1
    3と連通ずる供給圧通路20、配管接続孔17,18と
    それぞれ連通ずる出力通路21,22、共通排気圧孔1
    4,15とそれぞれ連通ずる排気圧通路23.24を開
    口させたマニホールドブロックの必要数を連結して威り
    、これらのマニホールドブロックのうちで少なくともエ
    キゾーストセンタ形3ポジションバルブを取付けるマニ
    ホールドブロックに、上記排気圧通路23.24におい
    てバルブ側から共通排気圧孔14,15に至る排気のみ
    を通過させるチェック弁26.27及び該チェック弁2
    6.27よりもバルブ側において大気側から排気圧通路
    23゜24へ流入する空気のみを通過させるチェック弁
    28.29を設けたことを特徴とするバルブ相共通排気
    形マニホールド。
JP8075478U 1978-06-13 1978-06-13 バルブ用共通排気形マニホ−ルド Expired JPS603363Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS54180897U JPS54180897U (ja) 1979-12-21
JPS603363Y2 true JPS603363Y2 (ja) 1985-01-30

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58170403U (ja) * 1982-05-10 1983-11-14 エスエムシ−株式会社 パイロツト形電磁弁
JPS60180802U (ja) * 1984-05-12 1985-11-30 シ−ケ−デイ株式会社 電磁弁の連結構造

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JPS54180897U (ja) 1979-12-21

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