JPS6033457Y2 - 機械的なアクチユエ−タ - Google Patents

機械的なアクチユエ−タ

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JPS6033457Y2
JPS6033457Y2 JP1983104506U JP10450683U JPS6033457Y2 JP S6033457 Y2 JPS6033457 Y2 JP S6033457Y2 JP 1983104506 U JP1983104506 U JP 1983104506U JP 10450683 U JP10450683 U JP 10450683U JP S6033457 Y2 JPS6033457 Y2 JP S6033457Y2
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spring
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アラン・ヘンリ−・ブル−ク
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インコム・インタ−ナシヨナル・インコ−ポレ−テツド
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    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05GCONTROL DEVICES OR SYSTEMS INSOFAR AS CHARACTERISED BY MECHANICAL FEATURES ONLY
    • G05G7/00Manually-actuated control mechanisms provided with one single controlling member co-operating with one single controlled member; Details thereof
    • G05G7/02Manually-actuated control mechanisms provided with one single controlling member co-operating with one single controlled member; Details thereof characterised by special provisions for conveying or converting motion, or for acting at a distance
    • G05G7/04Manually-actuated control mechanisms provided with one single controlling member co-operating with one single controlled member; Details thereof characterised by special provisions for conveying or converting motion, or for acting at a distance altering the ratio of motion or force between controlling member and controlled member as a function of the position of the controlling member
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H59/00Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
    • F16H59/14Inputs being a function of torque or torque demand
    • F16H59/18Inputs being a function of torque or torque demand dependent on the position of the accelerator pedal
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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  • Mechanical Control Devices (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は機械的アクチュエータに関し、特にスロットル
の運動による線形入力を受けてこの入力に直接に対応す
る力をモジュレータスプール弁に与えるアクチュエータ
に関する。
モジュレータスプール弁の機能は、ディーゼルエンジン
の自動変速機のギヤをシフトするための流体圧を供給す
ることである。
モジュレータスプール弁は通常は非作動位置を占めるよ
うに偏倚されているが、この偏倚力に対向する力によっ
て作動位置に極めて短かい距離だけ移動することができ
る。
モジュレータスプール弁を操作するために必要な力の総
量は予め決められており、1個又は協同する復側の動力
源によって得られ、この力に従ってモジュレータスプー
ル弁を偏倚する。
スロットルと組合わされた機械的なアクチュエータは、
従来この所定の入力をモジュレータスプール弁に与える
ために用いられてきた。
アクチュエータの一般的な機能は、アクチュエータの位
置を検知してそれを直接対応する出力に変換することで
ある。
特に、スロットルの初期の僅かな運動では出力は発生し
ないが、その後スロットルヲ最大限に圧下すると、この
スロットルの移動量に正比例する出力が発生する。
その際の出力とスロットルの移動量との比率は一定であ
る。
スロットルを最大限に動かすことによって生ずるアクチ
ュエータ中の部品の直線移動距離が前述したようなモジ
ュレータスプール弁の全行程に必要な距離よりも実質上
大きいことに留意すべきである。
これらの要求を満足させるために従来用いられてきた機
械的なアクチュエータはL字型のレバーが台脚部の延長
端部のまわりを回動するように枢支されている。
枢支部から遠い方のレバーの端部の運動はレバーのエル
ボ部分において出力を発生する運動を生じ、その出力は
所望の特性を有するとともに、入力に対してほぼ直角な
方向に作用する。
前記いづれの型式においても出力側の運動は、所定のば
ね常数を有するばねを圧縮することによりこの出力移動
をモジュレータスプール弁に伝達しうる直接に対応する
出力に変換するようになっている。
しかしながら、従来術によるアクチュエータは、適正な
モジュレータスプール弁の作動に不可欠なすべての基準
を満足する能力を持ってはいない。
例えば、L字形のレバーを有するアクチュエータはスロ
ットルの直線移動に正比例する力を発生するが、その力
とスロットルの直線移動との比は一定ではない。
レバーを大きな円弧状の通路に沿って回転させると、出
力側の運動と入力側の運動との比率が変化する。
さらに、それぞれのアクチュエータの部材を比較的大き
い円弧に沿って移動または滑動させると、アクチュエー
タの構成部分をさらに摩耗し、その有効寿命を短縮する
ことになる。
本考案の目的は、スロットルの運動に応答してモジュレ
ータスプール弁を作動させるためにスロットルの運動に
正比例し、しかもスロットルの運動に対して一定の比率
の出力を発生しうる機械的なアクチュエータを提供する
ことである。
本考案の他の目的は、スロットルの初期の移動が空動き
となるような前記型式の機械的なアクチュエータを提供
することである。
本考案による機械的なアクチュエータは、ハウジングと
、一端にボールを有して直線運動をするように前記ハウ
ジング内に設けられた細長い作動部材と、第1モーメン
ト腕を有する入力部分とこの第1モーメント腕より短い
長さを有して第1モーメント腕にほぼ直角になった第2
モーメント腕を有する出力部分とを備えて前記ハウジン
グ内に枢動可能に設けられたレバーと、該レバーの入力
部分と前記作動部材との間に設けられた圧縮ばねと、一
端が前記ばねに係合し且つ他端に基部を有して前記ばね
と同軸に配置された中空の筒状の部材とを備え、該中空
の筒状の中に前記作動部材が延在し、該作動部材が動か
されたときに、作動部材のボールが前記中空の筒状の部
材の基部に係合して前記圧縮ばねを所定の程度に圧縮す
るまでは初期のから動きをし、その後は作動部材の動き
に正比例する出力が前記第2モーメント腕に発生するよ
うになっている。
第1図に示された本考案による好ましい機械的なアクチ
ュエータ10を十分に理解するためには、先づ機械的な
アクチュエータ10が作動する環境を説明することが至
高であろう。
変速機のハウジング12はその内部にモジュレータスプ
ール弁14を収納している。
モジュレータスプール弁14は、矢印Nで示すようにば
ね16によって端部18に偏倚力が加えられた非作動位
置にあるものとして図示されている。
変速機のハウジング12中の通路20は調速器(図示せ
ず)からの油圧をモジュレータスプール弁14の他方の
端部22に向って導入している。
また、アクチュエータ10からの出力をモジュレータス
プール弁14に直接伝達するために、モジュレータスペ
ーサ24がモジュレータスプール弁14の端部22と接
触するように向けられている。
スペーサ24はモジュレータスプール弁14から外向き
に変速機のハウジング12の外壁中の凹部26の中に延
びている。
アクチュエータ10に関するスペーサ24および凹部2
6の特定の関係を以下説明することにする。
アクチュエータ10を変速機ハウジング12に固定する
ための止めクリップ28およびそれと組み合わせるボル
ト30を除いて、モジュレータスプール弁14および変
速機のハウジング12の詳細な構造は本考案を理解する
ために不可欠な事項ではないので、これを第1図に示す
ことを省略した。
図示実施例では、ばね16はモジュレータスプール弁1
4の端部18に対して約5.67kg (12,5ポン
ド)の圧力を伝達するように予荷重がかけられている。
ばね16のこの5.67kg (12,5ポンド)の力
に打勝つ力がモジュレータスプール弁14の端部22に
加えられると、モジュレータスプール弁14は図示の非
作動位置から矢印Aによって示した方向に約0.13C
71(0,005インチ)の距離だけ作動位置に移動さ
れる。
この0.13(171(0,05インチ)の移動量その
ものは一般的には眼で見るには小さすぎるけれども、実
際には存在することを明示するために、誇張して図示し
である。
また、アクチュエータ10を完全に理解するためには、
モジュレータスプール弁14の位置決めニ寄与スるアク
チュエータ10に送られる入力信号の必要条件の一例を
説明することが望ましい。
ケーブル32がスロットルリンク機構(図示せず)から
アクチュエータ10に延びてそれによりケーブル32の
外側導管36の中に挿入された内方作動部材34がスロ
ットルリンク機構の移動に応答して約3.8cm (1
,5インチ)移動しうるようになっている。
ボール35が内方作動部材34の端部に固定されてそれ
によりアクチュエータ10に内方作動部材34の移動を
伝達するための装置を提供している。
効果的なスロットル作用を得るためには、内方作動部材
34を移動するために必要な力は、起りうるモジュレー
タスプール弁14の動作中、約1.27ko (5ポン
ド)以下にとどめなくてはならない。
第1図に示すように、アクチュエータ10は入口付属具
40および出口付属具42を有するノ\ウジング38を
有する。
入日付属具40は、内方作動部材34が入口付属具40
と共通の中実軸線41に沿ってハウジング38の内部に
延びるときにねじ43によりケーブル32の外側導管3
6を密封状態で保持するように構成されている。
出口付属具42は変速機ハウジング12の凹部26に嵌
め込まれ、つば44を有している。
止めクリップ28およびボルト30は、出口付属具42
が凹部26の内部に十分に挿入されたときにつば44に
圧力を加えて、アクチュエータ10を共通の中実軸線4
5に沿ってモジュレータスプール弁14と整列するよう
に変速機のハウジング12に固定するようになっている
第1図では、アクチュエータ10の部の要素を明示する
ために、ハウジングカバー46およびこれを固定するボ
ルト48を取除いた状態でのアクチュエータ10が示さ
れている。
また、第2図から、カバー46がガスケット50により
ハウジング38を密封する付属具の役目をする以外にア
クチュエータ10の作動に不可欠な構造要素を有してい
ることが理解されよう。
特に、アクチュエータ10はハウジング38の内部にレ
バー52と、換ばね54と、筒状のシンプル56とを有
する。
レバー52は一対の軸部材58の軸線57のまわりを枢
動するように装着されている。
軸部材58はレバー52から外方に突出し、ハウジング
38およびカバー46の内壁に形成された軸受60に支
持されている。
レバー52は入力部分62および出力部分64を有して
いる。
入力部分62および出力部分64は、それぞれレバー5
8の軸線57から中実軸線41まで延びる有効モーメン
ト腕66およびレバー58の軸線57から中実軸線45
まで延びる有効モーメント腕68を有する。
出力部分64は、出口付属具42の内部に滑動しうるよ
うに挿入されたアクチュエータのスペーサ70の一方の
端部と69において接触するように整列され、アクチュ
エータ10が変速機のハウジング12に固定されたとき
にアクチュエータのスペーサ70の他方の端部がスペー
サ24と接触するようになっている。
スプール弁14およびスペーサ24.70の中実軸線4
5はモーメント腕68に垂直であり、かつ接触点69を
通って延びている。
レバー52の入力部分62は、内方作動部材34の中実
軸線41がモーメント腕66に垂直に延びるときに内側
作動部材34を受は入れる貫通開口部72を有している
入力部分62の一方の側部74における開口部72の直
径はその他方の側76における直径よりも大きくなって
おり、その間に肩部78を形成している。
変換ばね54は、以下詳細に述べるばね定数や特性を有
し、入力部分62の側部74から外方に延びるときに第
1端部80が肩部78に対向して配置出来るような寸法
に構成されている。
シンプル56は中空本体部分82を有している。
この中空本体部分82は、環状つば部84がばね54の
第2端部86と接触するときに、ばね54の内部に収納
することができる。
ケーブル32のボール35がシンプル56の中空本体部
分82の内部に配置されたときに、ばね54とシンプル
56とは同軸になり、更に入力部分62の開口部72と
も同軸となり且つ軸線41とも一致する。
第1図では、アクチュエータ10と組合わされたすべて
の要素はスロットルが圧下されていない非作動位置を占
めている。
スロットルの最初の圧下により、リンク機構がケーブル
32の内方作動部材34を左方に引張ると、ボール35
がシンブル56の内部で左方に移動する。
ボール35がシンプル56の内側基部87と接触するま
でにボール35が移動する距離Xは約0.64cm (
174インチ)であり、この距離はスプール弁を適正に
作動させるため望ましい空動き(ロストモーション)を
表している。
スロットルがボール35をシンプル56の基部87と接
触させる程度に十分に圧下されたときに、ばね54は環
状つば84と肩部78との間で圧縮される。
ばね54が圧縮されたとき、残りの行程に対するボール
35の移動に比例する力がレバー52の入力部分62を
介して有効モーメント腕66に伝達される。
モーメント腕66の長さは出力部分64のモーメント腕
68の長さの約3倍であるので、入力部分62が受ける
実際の力はモジュレータスプール弁14を位置決めする
ためにスペーサ70に対して出力部分64に加えられる
力の約173となる。
最大出力は5.67kg (12,5ポンド)よりも僅
か大きいので、入力は約1.9kg(4,2ポンド)と
なり、その入力は、スロットルの操作を妨げる2、27
に9(5ポンド)の力よりも小さい。
従って、ばね54は入力部分62における1、9kg(
4,2ポンド)の最大の力を前述した3、18cm (
11/4インチ)で割ったばね定数を有している。
スロットルが最大限に圧下された位置において、第3図
では例示の目的のために誇張して示しであるが、アクチ
ュエータスペーサ70が約0.013cm(0,005
インチ)のばね16の偏位力に抗して距離Zだけ移動し
、これにもとづいてスプール弁14も距離Zだけ移動す
ることが理解されよう。
これは、ばね54の圧縮力がレバー52に作用してばね
16の力に打勝ったときの軸線57のまわりのレバー5
2の僅かな時計回りの回転によって遠戚される。
ばね54が完全に押圧される前に、調速器からの流体圧
によって第3図に示したレバー2の移動がなされること
を認識すべきであるけれども、入力部分62の実際の移
動距離が前述したように約0.038cm (0,01
5インチ)の最大直線距離Z2であり、かっばね54に
よってその圧縮中に生ずる比例する力の精度に影響をお
よぼすような大きさとはならないことが理解されよう。
アクチュエータ10は、ある用途に対してはブツシュ方
式で作動するように設したスロットルリンク機構と組み
合わされるケーブルを使用することが望ましい場合があ
る。
この目的のために、アクチュエータ10およびその中に
含まれた部材はブツシュまたはプル操作方式のいずれか
に選択して使用されるように設計されている。
レバー52の軸線57を配置し直すために、ハウジング
38およびハウジングカバー46の内壁体中に別の一組
の軸受90を設けである。
レバー52の軸線57は、第4図から理解できるように
、ブツシュ方式に利用される場合には、逆になっている
また、シンプル56が中空本体部分82にみぞ穴92を
有し、内方作動部材34およびボール54をこのみぞ穴
92に整合してシンプル56内に容易に挿入し且つこれ
らを保持するように樹皮されている。
次に、アクチュエータ10を第1図ないし第3図に示す
ようにプル操作方式にセットする方法を説明する。
先づ、アクチュエータ10をプル操作方式用に変更する
ためには、レバー52を釈放しかっばね54およびシン
プル56を移動可能ならしめるようにカバー46が取り
外す。
ケーブル32を、ねじ43が導管36に対して締めつけ
られたときに、その内方作動部材34がハウジング38
の内部に延びるように配置する。
そのとき、内方作動部材34はレバー52の開口部72
およびばね54の中央部に通される。
ばね54を手で圧縮すると、内方作動部材34がばね5
4の端部86を越えて十分に延びてそれにより内方作動
部材34をみぞ穴92に整列させボール35をシンプル
56の本体82の内部に配置することができる。
ばね54を釈放すると1.その内部にシンプル56の本
体部分82が挿入される。
そのとき、レバー52の軸部材58をハウジング8の軸
受60中に配置することができ、かつ軸線57に対して
適当に整列させることによりハウジングカバー46をハ
ウジング8に装着することができる。
その際他方の軸部材58はその軸受60の内部に収納さ
れてレバー52を枢動しうるように適正に固定する。
この機械的なアクチュエータを適正に設定するために、
スロットルリンク機構と組み合わされた端部において、
内側作動部材4の調節がなされる。
スロットルを最大圧下位置にすると、内方作動部材34
はそれ以上移動できない極限位置まで左方に引張られる
これは、シンプル56がレバ−52の肩部78と接触す
るまでボール35が内方作動部材34の基部87に作用
するときに起る。
スプール弁14は、ボール35がこの極限位置に達する
前に、すでにその作動位置に変位されているが肩部78
においてシンプル56とレバー52とが実に接触するこ
とにより、アクチュエータ10をセットする人はこれを
外部から感知してアクチュエータ10内の各部材の実の
位置を知ることが出来る。
この位置から、内方作動部材34は第3図に示されてい
るように僅か右方に移動されて内方作動部材34の他方
の端部がスロットルリンク機構にしっかりと固定される
内方作動部材34がスロットルリンク機構に固定された
後、スロットルをその押圧されていない状態まで復帰さ
せると、アクチュエータ10の種々の要素は第1図に示
すような位置を占める。
アクチュエータ10を第4図に示すようにブツシュ方式
に変換するためには、ハウジングカバー46を取り外す
と、レバー52、ばね54およびシンプル56がハウジ
ング38から再び取り外される。
その目的は、有効モーメント腕66および68を単に配
置し直すことによって同一の中実軸線41および45に
沿ってレスポンスを維持するとともに、ハウジング38
の内部のレバー52、ばね54およびシンプル56の配
置を逆にすることである。
ケーブル32は口付馬具40に固定されるが、その場合
内方作動部材34は左方に配置され、最終的には右方に
移動せしめられる。
ブツシュ方式では、内方作動部材34が当初ばね54ま
たはレバー52の開口部72を通って延びてはいないの
で、その取付けはより簡単である。
シンプル56のボール35をおおうように配置し、ばね
54をシンプル56の中空本体部分82の周囲に配置す
る。
また、ばね54の端部はレバー52の肩部78に対向し
て開口部72の内部に挿入する。
レバー52の軸部材58をハウジング38の軸受90中
に配置すると同時に、カバー46を前記各部材が所定位
置に保持されるようにハウジング38の上に装着する。
その後、ケーブル32はプル方式について述べたと類似
の態様でブツシュ方式で調節されるので、アクチュエー
タ10はスロットル操作に応答してモジュレータスプー
ル弁14に対し同一の入力を与えることになる。
以上の説明は本考案の好ましい実施例に関するものであ
るが、本考案の好ましいアクチュエータ10が用いられ
る特定の環境条件の下でハウジングがその内部の部材を
密封保護するように構成されていることを指摘しなけれ
ばならない。
しかしながら、本考案を説明するために用いた1ハウジ
ング、なる用語は、環境条件が妨げないかぎり、アクチ
ュエータの種々の要素がそれらの機能を果すために必要
な最小限の構造上のサポートのみを含んでいる。
又、アクチュエータの各要素の寸法を簡単に変更しうろ
ことは明らかである。
若し、ブツシュ方式又はプル方式のいずれかのみで良い
場合にはレバーやハウジングの形状ヲ変更することもで
きる。
入力部分について重要なことは、レバーへの入力に対す
る有効モーメント腕を設定することであり、アクチュエ
ータの入力部分の特定の形状は、ハウジング全体をひつ
くり返して追加の入力部分を使用することなしにハウジ
ングを両方の方式に使用しようとする要求等によって決
定される。
特定のモジュレータスプール弁を作動させるために出力
と入力との比率を変更したいときにはばねの設計を変更
することもできる。
さらに、モジュレータスプール弁およびスロットルリン
ク機構の相対的な位置がアクチュエータの好ましい作動
により角に方向の変換を行っているけれども、当業者に
はこれが所望される場合には有効モーメント腕の間の角
度を変えるようにアクチュエータを変更し得ることは明
らかである。
機械的なアクチュエータのある用途において経験した特
定の問題を解決するための装置としての二つの異なる型
式のレバーを第5図および第6図に示した。
ある変速機用のモジュレータスプール弁の形状が、非作
動位置におけるモジュレータスプール弁とアクチュエー
タとの間の距離を比較的広い範囲に変動させる要因を構
成する製造公差を含んでいることがある。
その多くの場合、レバーの出力部分とアクチュエータス
ペーサの接触点との間隙は中心軸線45上で測って0.
32mm (1/8インチ)以内である。
然しなから、これによって、レバー52の当初の方向が
20°の角度範囲内でばらつきを生ずる。
そして、このばらつきに起因してレバーの入力部分と変
換ばねとの適正な心合せが困難になる。
この理由により、第5図にこれらの製造公差を補償する
特徴を有する別の型式のレバー100を示した。
このレバー100は述したレバー52に代るものとして
設計されており、かつ入力部分102および出力部分1
04を有している。
入力部分102および出力部分104は、それぞれ、前
記モーメント腕66および68に類似しかつレバー軸線
109から延びる有効モーメント腕106および108
を有している。
モジュレータスプール弁が当初非作動位置に配置されて
いるために、接触点110は長さRによって示した部分
中のどこかで中実軸線45に沿って位置することになる
中実軸線45に沿った接触点110の実際の位置のこの
程度のばらつきではモーメント腕108の角度を確認出
来るまでには変化しないが、レバー100のメカ部分1
02は角度S内で相当な変化をする。
従って、入力部分102のモーメント腕106をできる
だけ短くすることによって角度S内の入力部分102の
実際の位置の変動を少くすることができる。
このレバー100はレバー52と容易に交換できるよう
な形状を持っている。
入力部分102の端部112はばね54にまたがるよう
に二またに形成されている。
ピン114が中実軸線41にほぼ整列するように二また
の端部112の各々の脚部に配置されている。
ピン114には、2個の支持腕118を有するレバー1
00の揺動部材116が枢着されている。
2個の支持腕118はそれぞれピン114から共通の基
板120まで延びている。
支持腕118は隔置され、かっばね54の両側に沿って
延び、かつばねの端部80は基板120の表面122に
支えられている。
基板120は中央開口部124および一対のばね保持部
材126を有している。
板120がレバー52の入力部分62と類似の態様でば
ね54および内方作動部材34を受は入れることは理解
されよう。
ばね54が揺動部材116に力を加えるとき1、レバー
100への入力はピン114に伝えられる。
スプール弁の公差によってレバー100の位置が多少ず
れても、ピン114は軸線41上に保たれているので、
有効モーメント腕106および108は常にモジュレー
タスプール弁の位置決めのために必要とされる出力を出
すことができる。
以上の如く、第5図に示された実施例では、スプール弁
の多少の製造公差は効果的に保償されている。
第6図には、第1図ないし第4図のレバー52よりも寧
ろレバー軸線132においてハウジング8の内部に枢着
しうる別の態様例のレバー130が示されている。
レバー130は前述したモーメント腕66および68に
類似したそれぞれの有効モーメント腕138および14
0と、これに対する入力部分134および出力部分13
6を有している。
入力部分134はレバー52の開口部72と類似しかつ
同一機能を果す開口部142を有している。
しかしながら、出力部分136はレバー130の穴14
6の内部に配置される摩擦柱144を有している。
摩擦柱144および穴146は中実軸線45と共軸に配
置され、したがって摩擦柱144の頭部148はアクチ
ュエータスペーサ70と接触することになる。
所望の結果を遠戚するために他の装置を用いることがで
きるが、摩擦柱144は三またのシャフト150を有し
ている。
三またシャフト150の各々のまた部分は粗面152に
おいて穴146の内壁を押圧するように偏倚されている
このような形態にする目的は、摩擦柱144と穴146
とを摩擦接触させて、約11.35kg(25ポンド)
の力が軸線45に沿って一方向に加えられないかぎり摩
擦柱144を穴146に対して固定する関係に保持する
ことである。
レバー130の穴146に対する摩擦柱144の適正位
置を設定するために、当初頭部148が上方に延びるよ
うに摩擦柱144を配置する。
その結果、レバ−130全体は、当初、軸線41に整列
した第6図に示した位置から逆時計回りの方向の位置に
向けられる。
上述した方法と同一の方法でスロットルを最大限に圧下
して内方作動部材34を引張ると、レバー130は第6
図に示すような位置を占める。
この位置に達したときに、内方作動部材34に約4.0
8ko (9ポンド)の力を加えると、摩擦柱144が
穴146の内で再配置され、その結果モジュレータスプ
ール弁は作動位置に押圧される。
アクチュエータを設置する人にレバー130の所望の位
置を指示するために、プル操作方式およびブツシュ操作
方式(図示せず)の各々に対してハウジング38に止め
ねじ154を設けてレバーの表面156に確実に接触さ
せてさらに時計回りに回転することを阻止する。
内方作動部材34がスロットルリンク機構に固定された
後、止めねじ154を図示の位置から引込めてスロット
ル操作中レバー130の自由な移動を保証するようにす
る。
レバー130が適正な状態にセットされたとき、摩擦柱
144はモジュレータスプール弁の位置決めのために、
5−68kp(12,5ポンド)の最大の力を加えるこ
とになる。
この5.68kg(12,5ポンド)は摩擦柱144を
移動させるには不十分である。
そして、スロットルおよびアクチュエータは、摩擦柱1
44を移動させるために必要な11.35kg (25
ポンド)に近い力を発生することはできないので、摩擦
柱144はその使用中にレバー130に対して固定され
る関係に保持される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の種々の特徴を表示するためにある部分
を破断して示した好ましい機械的なアクチュエータの平
面図、第2図は第1図のアクチュエータを2−2線に沿
って見た側面断面図、第3図は第1図に類似の平面図で
ありかつスロットルが最大限に圧下された場合のアクチ
ュエータを示した図、第4図は第1図および第3図に示
したプル操作方式をブツシュ操作方式に転換したアクチ
ュエータの平面図、第5図はアクチュエータに用いる他
の型式のレバーの平面図、かつ第6図はアクチュエータ
に用いるさらに他の型式のレバーの平面図である。 10・・・・・・アクチュエータ、12・・・・・・ハ
ウジング、14・・・・・・モジュレータスプール弁、
16・・・・・・ばね、24・・・・・・モジュレータ
スペーサ、26・・・・・・凹部、32・・・・・・ケ
ーブル、34・・・・・・内方作動部材、35・・・・
・・ボール、38・・・・・・ハウジング、40・・・
・・・入日付属具、42・・・・・・出口付属具、46
・・・・・・カバー、52・・・・・・レバー、54・
・・・・・変換ばね、56・・・・・・シンプル、58
・・・・・・軸部材、60・・・・・・軸受、62・・
・・・・入力部分、64・・・・・・出力部分、66・
・・・・・第1モーメント腕、68・・・・・・第2モ
ーメント腕、70・・・・・・アクチュエータスペーサ
、72・・・・・・開口部、82・・・・・・中空本体
部分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングと、一端にボールを有して直線運動をするよ
    うに前記ハウジング内に設けられた細長い作動部材と、
    第1モーメント腕を有する入力部分とこの第1モーメン
    ト腕より短い長さを有して第1モーメント腕にほぼ直角
    になった第2モーメント腕を有する出力部分とを備えて
    前記ハウジング内に枢動可能に設けられたレバーと、該
    レバーの入力部分と前記作動部材との間に設けられた圧
    縮ばねと、一端が前記ばねに係合し且つ他端に基部を有
    して前記ばねと同軸に配置された中空の筒状の部材とを
    備え、該中空の筒状の中に前記作動部材が延在し、該作
    動部材が動かされたとき、作動部材のボールが前記中空
    の筒状の部材の基部に係合して前記圧縮ばねを所定の程
    度に圧縮するまでは初期のから動きをし、その後は作動
    部材の動きに正比例する出力が前記第2モーメント腕に
    発生するようになっている機械的なアクチュエータ。
JP1983104506U 1974-04-04 1983-07-05 機械的なアクチユエ−タ Expired JPS6033457Y2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US457911 1974-04-04
US457911A US3878738A (en) 1974-04-04 1974-04-04 Actuator for a transmission modulator valve

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5937621U JPS5937621U (ja) 1984-03-09
JPS6033457Y2 true JPS6033457Y2 (ja) 1985-10-05

Family

ID=23818557

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50040778A Pending JPS50136597A (ja) 1974-04-04 1975-04-03
JP1983104506U Expired JPS6033457Y2 (ja) 1974-04-04 1983-07-05 機械的なアクチユエ−タ

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50040778A Pending JPS50136597A (ja) 1974-04-04 1975-04-03

Country Status (7)

Country Link
US (1) US3878738A (ja)
JP (2) JPS50136597A (ja)
AU (1) AU498752B2 (ja)
CA (1) CA1008759A (ja)
DE (1) DE2514407C2 (ja)
GB (1) GB1475238A (ja)
SE (1) SE407270B (ja)

Families Citing this family (4)

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Family Cites Families (2)

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Also Published As

Publication number Publication date
DE2514407A1 (de) 1975-10-23
JPS5937621U (ja) 1984-03-09
DE2514407C2 (de) 1985-07-04
GB1475238A (en) 1977-06-01
CA1008759A (en) 1977-04-19
AU498752B2 (en) 1979-03-22
SE407270B (sv) 1979-03-19
US3878738A (en) 1975-04-22
JPS50136597A (ja) 1975-10-29
AU7881075A (en) 1976-09-09
SE7503820L (sv) 1975-10-06

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