JPS6033426A - ガスライタ用フイルタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ゝ　本発明はプラ不チックガスライタ、特に便す捨てガ
スライタのバーナ部の内部に使用されてガスの流量を調
節すｉフィを夕の改良に関する。

（１） 従来のこの種の使い捨てガスライタについては、ガス原
票を調節するための調節弁が設けられているが、この調
節、弁は一宜圧縮したウレタンフオーム等のフィルタに
燃料ガスを浸透させるように構成すると共に、そのごイ
ルタの圧縮比を調節してガス流量を加減するものである
。

然しなから、この調節弁のフィルタにウレタンフオーム
等の多孔質を使用しているため材質による炎長のばらつ
き及びガスに対する耐薬品性からの炎の経日変化が住じ
るので、使用者が炎調整レバーを誤って操作したりする
と炎が過大となって火傷するおそれがあるという問題点
があった。

また、例えば、炎長を過大にして長時間使用するとライ
タ本体の材質をプラスチック、としているため熱伝導率
が金属と比べて悪いので液化ガスの気化熱が供給不尽と
なり、液体で流出するのでスピッテイン現象が発生し、
火傷するおそれがある。

更にまた、ノズ化内に液のま一溜るため螢火が起こりや
すく大きくは火災に至るおそれもあるという問題点もあ
った。

（２） この問題点に着目して、例えば米国特許４１０１２６２
号公報は、フィルタに微多孔膜を使用し、最大炎制限用
のフィルタと失調節用のフィルタを別機構の構成として
設けたものが提案されているが、このフィルタの微多孔
膜の厚さが２０〜３０μ程度であるため傷になりやすく
取扱いが不便であるという問題点があり、又別機構のた
め部品点数及び組立工数の増加によってコスト高となっ
てしまうという問題点をも有していた。

また、この他のものとしては、二枚のウレタンホーム薄
膜間に微多孔膜を挾んで成るガスライタ用のフィルタが
開発されている。このガスライタ用のフィルタは安価で
あると共に、低コストで製作することができるものであ
るが、フィルタの上下をなくすために微多孔膜の上下に
同一の寸法及び性状のウレタンフオームを貼着しなけれ
ばならず、しかも良好な流量調整機能を持たせるために
はそれらのウレタンフオームの厚さをそれぞれ０゜６ｗ
Ｉ以上としなければならなかった。

而して、上記の如く一枚のウレタンフオームの（３） 厚さが０．６ｍ以上の厚さとなると、不織布によって流
量を調整された液化ガスが、上記ウレタンフオームの空
間に溜り、パルプを開放にした際に上記液化ガスが一気
に放出し、長大な炎が生じると云う問題点があった。

本発明は叙上の問題点を解決するためになされたもので
あって、その目的とするところは、ガス流量調節により
炎が過大とならないように制限し、且つ簡略された機構
で取扱いが容易なガスライタ用フィルタを提供すること
にある。

而して、その要旨とするところは、ガスライタの液化ガ
スを気化、放出せしめ得るノズルを含むバーナユニット
の底部に二枚の不織布の間に微多孔質ウレタンフィルム
の＊＊を挾み溶着又は貼着して成るフィルタとガス流量
調整用のフィルタを重ねて二重構造とすることにある。

以下、図面により本発明の詳細を具体的に説明する。

図面は、本発明にかかるガスライタ用のフィルタが使用
される使い捨てガスライタの一実施例を（４） 示す説明図である。

図中、１は本体ケース、２はノズル、２ａはガス導出路
、２ｂはガス導入路、３はノズルケース、４はバーナユ
ニット、５ゴム弁、６は二枚の不織布６ａ、　６ａの間
にフィルムを強く引っ張って細い亀裂を生じさせた微多
孔質ウレタンフィルム６ｂを溶着して成るフィルタ、７
はガス流量調整用のフィルタ、８はスプリング、９及び
１０は０リング、１１は吸上芯、１２は固定子である。

而して、ノズル２はノズルケース３内を一定範囲内で昇
降自在に、且つノズルケース３との間に０リング９を介
して気密に挿入されていて、図示されていないレバーに
よって上方に引き上げられ、スプリング８によって下方
に引き下げられるように構成されている。

ゴム弁５は耐油ゴム等の軟質部材等で製作されていて、
ノズル２の下端に取り付けられ、ノズル２の昇降に応じ
てガス流路を開閉する。

而して、ノズル２が図示されていない炎調節レバーによ
って上方へ引き上げられると液化ガスは（５） ノズル２とバーナユニット４とにより形成された空間に
入り込み、ノズル２のガス導入１７ａ２ｂを通過してガ
ス導出路２ａに入り、更に高速度で上方に噴出する。

而して、吸上芯１１によって吸い上げられた液化ガスは
フィルタ６及び７を固定する固定子１２とバーナユニッ
ト４の間を通過してフィルタフによってその流量を規制
されつつノズル２側に通る。

ノズルケース３を図示しない炎調節レバーによりゆるめ
て固定子１２とバーナユニット４の底部の間隔を大きく
し、フィルタ６の圧縮率を少なくすると、流量が多くな
り炎長が大きくなる。また炎長を小さくするときは図示
しない炎調節レバーによりノズルケースを締めつけフィ
ルタを圧縮してガスの浸透を少なくすればよい。

而して、上記フィルタ６は、二枚の不織布６ａｓ６ａ間
にポリプロピレン製のマイクロポーラスフィルム等で製
作された微多孔質ウレタンフィル五６ｂを挾み点溶着又
は線溶着するか又は貼着したものであり、これをガス流
量調整用のフィルタフの上（６） に重ねて使用する。

なお、上記不織布６ａ、　６ａはその厚さが０．１酊程
度の薄いもので剛性のあるものを使用し、また、溶着又
は貼着に際に使用する接着材としてはホントメタルタイ
プの如き接着材そのものが多孔質であるものを使用する
ことが推奨される。

而して、本発明にかかるガスライタ用フィルタによると
きには、ポリプロピレン製のマイクロポーラスフィルム
等で製作された微多孔質ウレタンフィルムが、ノルマル
ブタン主体の燃料・やイソブタン主体の燃料の気化した
分だけを通過さ仕ると共に、不織布が０．ｌｉｍ程度と
薄いので、フィルタ全体の厚みが小さく、従って上記液
化ガスが溜ることもないので、バルブを開放にした際に
も上記液化ガスが一気に放出し、炎が過大となると云う
こともないのである。

本発明は叙上の如く構成されるから、本発明によるとき
は、ガス流量を安全限界内に確実に制限することができ
、常時安定した炎が得られる安全性の高い、安価に大量
生産できる使い捨てガスラ（７） イタ用のフィルタを提供し得るものである。

なお、本発明は叙上の実施例に限定されるものではない
。即ち、例えば、本実施例に於ては、炎關整型のライタ
としたが、無調整型のライタにも使用できるものであり
、その他ノズルやバーナユニットの形状等も本発明の目
的の範囲内で自由に設計変更できるものであって、本発
明はそれらの総てを包摂するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明にかかるガスライタ用のフィルタが使用
される使い捨てガスライタの一実施例を示す説明図であ
る。 １・−−−−一一一−−−−−−−−−−−−−−−一
本体ケース２−−−−−−−−−−−−−−一・−−−
−−一−−ノズル２ａ−・−−−−一−−−−−−−−
−−−−−ガス導出路２　ｂ　−−−−−−−−−−−
−−−−−−−ガス導入路３−・−−−−−−−一−−
−−−−−−−−−−ノズルケース４−−−−−−−−
−−−−−−−−−−−−バーナユニット５−−−−−
−−−・−−−−−−一一−−−−−−ゴム弁６−−−
−−−−−−−−−−−−−−一・−・−フィルタ（８
） ５　ａ　−−−−−−−−−−−−・・−−−一−−不
織布６　ｂ　−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
−一微多孔質ウレタンフィルム７−−−−・−−−−−
−・・−一−−−−−−−−−ガス流量調整用のフィル
タ８−・−−−−−−−−−−−−−−−−−−一一ス
プリング９．１０−−−−−−−−−−−−−−−・−
・０リング１１−−−−一・−−−−−−−−−・−−
一−−−−−吸上芯１２−−−−−−−−−−−一・・
−・−−−−ｍ−・・固定子特許出願人　岩堀富久生 代理人（７５２４）最上正太部 （９）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）二枚の不織布の間に微多孔質ウレタンフィルムの薄
   膜を挾み溶着又は貼着して成るフィルタと、ガス流量調
   整用のフィルタを重ねて設けたことを特徴とすやガスラ
   イタ用フィルタ。 ２）上記微多孔質ウレタンフィルムがポリプロラスフィ
   ルムである特許 請求の範囲第１項記載のガスライターフィルタ。 ３）上記不織布の厚さが約０．１　ｗｍ程度である特許
   請求の範囲第１項記載のガスライタ用のフィルタ。