JPS6032914Y2 - 打抜用プレス装置のノツクアウト機構 - Google Patents

打抜用プレス装置のノツクアウト機構

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JPS6032914Y2
JPS6032914Y2 JP10114080U JP10114080U JPS6032914Y2 JP S6032914 Y2 JPS6032914 Y2 JP S6032914Y2 JP 10114080 U JP10114080 U JP 10114080U JP 10114080 U JP10114080 U JP 10114080U JP S6032914 Y2 JPS6032914 Y2 JP S6032914Y2
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JP
Japan
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knockout
die
perforations
shedder
holder
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Application number
JP10114080U
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English (en)
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JPS5726931U (ja
Inventor
祥一 鈴木
一夫 諸星
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、打抜かれた被処理体を跳ね落す為のシエツダ
ーがダイの雌型の内側に摺動可能に設けられ、かつ前記
被処理体を打抜く際にこの被処理体に所定形状に分割す
る為の所定パターンのミシン目を形成するポンチを挿通
する前記所定パターンに対応したパターンのミシン目孔
が前記シエッダーに設けられている打抜用プレス装置の
ノックアウト機構に関するものである。
例えば、電子回路用のプリント基板を製造する場合、先
ず複数のプリント基板がミシン目に依って互に連結され
た状態に基板材料を打抜き、しかる後、このミシン目の
部分で折って所定形状の各プリント基板に分割する方法
が一般的である。
そこで、このようなプリント基板の製造に用いる打抜用
プレス装置では、基板材料を打抜くと同時にこの打抜か
れる基板材料に所定パターンのミシン目を形成するよう
にしている。
即ち、このプレス装置のダイの雌型の内側には、必要な
ポンチが上記所定パターン状に配されて設けられている
そして、ダイに依り基板材料を所定形状に打抜くと同時
に、この打抜かれた基板材料に上記ポンチに依り所定パ
ターンのミシン目を形成するのである。
一方、この種の打抜用プレス装置には、従来公知の如く
、上記ダイの雌型の内側に、打抜時に被処理体を押圧し
て固定すると共に打抜かれた被処理体を跳ね落す為のシ
エッダーと呼ばれる一種のストリッパープレートが配さ
れている。
そして、ミシン目を形成する為の上記ポンチはこのシェ
ッダーを貫通して動作する為、このシェッダーには上記
ポンチを挿通する為のミシン目孔が上記所定パターンと
対応したパターンで設けられている。
ところが、従来のシエッダーは全体が1枚の鋼板で構成
されていたので、このようなミシン目礼を設けるとその
部分の機械的強度が劣化し、例えば、打抜かれた被処理
体を跳ね落す際の衝撃等に依りこのミシン目礼部分に亀
裂や割れが発生し易いという欠点があった。
例えば、従来のシェッダーでは1000〜20叩枚の基
板を打抜くと割れてしまうような場合が多かった。
しかも、このようにシェフグーのミシン目孔部分に亀裂
や割れが生じると、打抜かれた被処理体のミシン目部分
にも同様の亀裂や割れが生じるので好ましくなく、この
ことが製品の歩留りに多大の悪影響を与えていた。
本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであっ
て、冒頭に述べた打抜用プレス装置のノックアウト機構
において、前記シェフグーが所定の前記ミシン目礼に沿
って互に分割された複数のシェフグ一部分から構成され
ていることを特徴とするノックアウト機構に係るもので
ある。
従って、本考案に依れば、シェフグーのミシン目部に亀
裂や割れが生じるのを効果的に防止出来てシェフグーの
長寿命化を図ることが出来る。
以下、本考案をプリント基板の打抜用プレス装置のノッ
クアウト機構に適用した一実施例につき図面を参照して
説明する。
第1図〜第3図に示すように、プレス装置の上型は、図
外の駆動手段、例えば、油圧やモータ等に依り図中上下
方向に摺動されるプレススライド1を具備している。
そして、このプレススライド1の下面にはホルダー2が
ボルト3に依って取付けられている。
このホルダー2にはパイプ状のシャンク4が設けられ、
このシャンク4がプレススライド1に設けられた軸孔5
に圧入されて、上記ホルダー2とプレススライド1とが
互に心合せされている。
第1図〜第4図に示すように、ホルダー2には、中空状
のリテイナ−6、バックプレート7、ポンチホルダー8
及びダイの雌型9がこれらを貫通する4本の上型締付ボ
ルト10に依り全て一体的に連結されて締付固定されて
いる。
そして、この際、雌型9は2本のノックピン11に依り
ホルダー2に対して位置決めされている。
又、ポンチホルダー8はポンチホルダー締付ボルト1に
依ってバックプレート7に締付固定されている。
基板材料13にミシン目を形成する為のポンチ14は所
定のパターン状に配されてポンチホルダー8に保持され
、バックプレート7に依って固定されている。
雌型9の内側には鋼板から成るシェフグー15が配され
、このシェフグー15に上記ポンチ14を挿通ずる為の
ミシン目孔16がやはり上記所定パターン状に配されて
設けられている。
このシェフグ−15は、第5図に明示するように、所定
のミシン目孔16に沿って分割された4つのシェフグ一
部分17から戒っており、各シェフグ一部分17はシエ
ツダー吊りボルト18に依ってポンチホルダー8に懸吊
されて保持されている。
この際、各シエツダー吊りボルト18はポンチホルダー
8の貫通孔19に摺動可能に挿通されて保持されており
、従って、各シェフグ一部分17が雌型9の内周部に沿
って摺動可能となっている。
第1図〜第4図に示すように、リテイナ−6の内側には
ノックアウトプレート20が配されている。
そして、このノックアウトプレート20と各シェフグ一
部分17との間には、バックプレート7とポンチホルダ
ー8とを貫通して36本のブツシュピン21が配されて
いる。
これらのブツシュピン21は、ノックアウトプレート2
0と各シェフグ一部分17との間のスペーサとして働く
ものである。
ホルダー2とバックプレート7との間には4本のバック
アップサポート22が配され、上記ノックアウトプレー
ト20は、これらのバックアップサポート22及びリテ
イナ−6の内周部に案内されて摺動するようになってい
る。
ノックアウトプレート20とホルダー2との間には、ポ
リウレタンゴム等から成る弾性部材23が配されており
、この弾性部材23に依ってノックアウトプレート20
が下方即ちダイの先端方向に付勢されている。
この弾性部材23は緩衝材としての作用をなすものであ
って、必ずしも必要ではない。
ホルダー2のシャンク4にはノックアウトロッド24が
挿通されている。
そして、このノックアウトロッド24の下端は上記ノッ
クアウトプレート20に当接しており、一方、その上端
はノックアウトパー25に当接している。
ノックアウトパー25は、プレススライド1の上部に設
けられた凹部26内に、この凹部26の側壁に沿って自
重に依り摺動可能に配されている。
そして、このノックアウトパー25の上方に、上型の固
定シャーシに設けられたストッパー27が配されている
第1図〜第3図に示すように、プレス装置の下型はホル
ダー30、ダイの雄型31及びストリッパー32を夫々
具備している。
雄型31は雄型締付ボルト33に依りホルダー30に締
付固定されるで共にノックピン34に依り位置決めされ
ている。
又、ストリッパー32はストリッパー保持ボルト35に
依ってホルダー30に取付けられ、雄型31の周囲に沿
って摺動可能となっている。
そして、このストリッパー32とホルダー30との間に
ポリウレタンゴム等から戊る弾性部材36が配され、ス
トリッパー32はこの弾性部材36に依って上方即ちダ
イの先端方向に付勢されている。
次に、上記のように構成されたプレス装置の動作を説明
する。
第1図に示すように、打抜直前の状態では、シエツダ−
15は雌型9の下面からやや突出した位置にある。
そして、この状態からプレススライド1が下降すると、
先ず、シエツダ−15が基板材料13に接触してこの基
板材料13を押圧固定する。
プレススライド1が更に下降すると、ダイの雄型31と
雌型9とがかみ合って打抜きが行なわれると共に、ポン
チ14に依って基板材料13に所定パターンのミシン目
が形威される。
この時、シエツダ−15は基板材料13に依ってその下
降を阻止されているので、このシエツダ−15は、プレ
ススライド1の下降に伴なってほぼかみ合い量子基板材
料13の厚さ分だけ雌型9に対して相対的に摺動する。
従って、ブツシュピン21を介してノックアウトプレー
ト20も摺動シ、更ニ、ノックアウトロッド24を介し
てノックアウトパー25が摺動する。
打抜きが完了してプレススライド1が上昇すると、第2
図に示すように、打抜かれた基板材料13はポンチ14
との摩擦力に依り雌型9の内側に保持されてプレススラ
イド1と共に上昇する。
即ち、弾性部材23の付勢力は、基板材料13とポンチ
14との間の摩擦力よりも弱く選ばれている。
プレススライド1が更に上昇すると、第3図に示すよう
に、ノックアウトパー25がストッパー27に当接して
その上昇が阻止される。
従って、プレススライド1の上昇に伴なってこのノック
アウトパー25はプレススライド1に対して、前述とは
逆の方向即ちダイの先端方向へ相対的に摺動する。
そして、これに依り、シェフダー15がダイの先端方向
へ摺動して、打抜かれた基板材料13を跳ね落すのであ
る。
本実施例のシェフダー15は、第5図に示すように、4
つのシエツダ一部分17に分割されているが、各シエツ
ダ一部分17はブツシュピン21を介して1枚のノック
アウトプレート20から常に一定の間隔に保たれている
従って、上述した打抜動作の間、各シエッダ一部分17
が全て一体的に動作するので、機能的には従来の1枚板
のシエツダーと殆ど変わりない。
しかも、機械的強度の最も弱いミシン目孔16に沿って
分割されていることに依り、基板材料13を押圧したり
跳ね落したりする際に受ける内部応力特に曲げ応力がこ
の分割面で効果的に吸収されるので、特にミシン目礼1
6部分に無理な力がかからない。
従って、亀裂や割れを生じることが極めて少なく、従来
のシエツダーに比べて用数倍程度の寿命延長が可能であ
る。
シェフダー15を製造するには、先ず、従来と同様に全
体を1枚のシエッダーとして形威し、次いで、所定の分
割面に沿ってワイカット放電加工法等に依り各シエッダ
一部分17に切断するのが簡単である。
この場合、切断箇所に線径分の隙間が生じる実用上糸ん
ど問題はない。
もちろん、各シェフダ一部分17を予め別々に形成腰こ
れらを組合せて使用しても良い。
又、シェフダー15の分割面は、機械的強度の最モ弱い
ミシン目孔16に沿って、かつこのミシン目孔16を迂
回する形状に設定するのが好ましい。
ミシン目礼16を迂回する形状としては、第6図に示す
ように、例えば比較的大きなミシン目礼16′を経由し
て分割面とミシン目礼16のパターンとが互に交差する
ように選ぶことも出来る。
又、第7図に示すように、比較的大きなミシン目礼16
′を経由してミシン目孔16のパターンの一方の側のみ
で分割しても良い。
以上説明したように、本考案に依れば、打抜用プレス装
置のノックアウト機構におけるシエツダーを、機械的強
度の弱いミシン目礼に沿って分割している。
従って、このシエツダーが受ける内部応力が分割面で効
果的に吸収されるので、特にミシン目礼部分に亀裂や割
れの生じることが極めて少なく、それ故、シエツダーの
長寿命化を図ることでか出来る。
更に、シエツダーの構造が簡単であり、例えば切断加工
等に依って極めて容易に製造することが出来るのでコス
トが低くて済む。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案をプリント基板の打抜用プレス装置のノッ
クアウト機構に適用した実施例を示すものであって、第
1図は基板を打抜く直前の状態を示すプレス装置の一部
断面正面図、第2図はプレス装置の上型が上昇している
状態を示す部分断面図、第3図はプレス装置の上型が上
死点に達した状態を示す部分断面図、第4図は上型の分
解斜視図、第5図はシエッダーの分解斜視図、第6図は
分割面の変形例を示すシエツダーの部分拡大斜視図、第
7図は分割面の別の変形例を示す第6図と同様の部分拡
大斜視図である。 なお図面に用いた符号において、9・曲・雌型、13・
・・・・・基板材料、14・・・・・・ポンチ、15・
・曲シエッダー、16・・曲ミシン目孔、20・・曲ノ
ックアウトプレート、21・・・・・・ブツシュピン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 打抜かれた被処理体を跳ね落す為のシエッダーがダイの
    雌型の内側に摺動可能に設けられ、かつ前記被処理体を
    打抜く際にこの被処理体に所定形状に分割する為の所定
    パターンのミシン目を形成するポンチを挿通ずる前記所
    定パターンに対応したパターンのミシン目孔が前記シエ
    ッダーに設けられている打抜用プレス装置のノックアウ
    ト機構において、前記シェフダーが所定の前記ミシン目
    礼に沿って互に分割された複数のシエッダ一部分から構
    成されていることを特徴とするノックアウト機構。
JP10114080U 1980-07-17 1980-07-17 打抜用プレス装置のノツクアウト機構 Expired JPS6032914Y2 (ja)

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JP10114080U JPS6032914Y2 (ja) 1980-07-17 1980-07-17 打抜用プレス装置のノツクアウト機構

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Publication Number Publication Date
JPS5726931U JPS5726931U (ja) 1982-02-12
JPS6032914Y2 true JPS6032914Y2 (ja) 1985-10-01

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