JPS6032638Y2 - 原子力発電設備 - Google Patents
原子力発電設備Info
- Publication number
- JPS6032638Y2 JPS6032638Y2 JP1976001170U JP117076U JPS6032638Y2 JP S6032638 Y2 JPS6032638 Y2 JP S6032638Y2 JP 1976001170 U JP1976001170 U JP 1976001170U JP 117076 U JP117076 U JP 117076U JP S6032638 Y2 JPS6032638 Y2 JP S6032638Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- power generation
- nuclear power
- enclosure
- work floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
Landscapes
- Foundations (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、原子炉に付設したタービン等から放射される
放射性物質が作業床面に拡散することを防止し得るよう
にした原子力発電設備に関する。
放射性物質が作業床面に拡散することを防止し得るよう
にした原子力発電設備に関する。
従来の原子力発電設備においては、タービン建屋内に配
設されるタービンおよび発電機の据付レベルをタービン
主軸が作業床面とほぼ同一平面内に位置するように設定
するのが一般的である。
設されるタービンおよび発電機の据付レベルをタービン
主軸が作業床面とほぼ同一平面内に位置するように設定
するのが一般的である。
そのため従来のプラントではプラント運転中、あるいは
定期点検時、特にタービン分解点検時にタービンから遊
離して（る放射性物質が室内に直接拡散し、したがって
、室内の空気汚染が問題となり、またこの空気汚染は作
業床面上で作業する作業員の被爆線量を増すと同時に作
業能率を低下させる因となっている。
定期点検時、特にタービン分解点検時にタービンから遊
離して（る放射性物質が室内に直接拡散し、したがって
、室内の空気汚染が問題となり、またこの空気汚染は作
業床面上で作業する作業員の被爆線量を増すと同時に作
業能率を低下させる因となっている。
さらに従来のプラントではタービン作業室の換気、冷却
はタービンを含む室内全体を設計の対象として換気空調
系を設計するため、莫大な設備を必要とし、このことは
多大な設備費用を要することになる。
はタービンを含む室内全体を設計の対象として換気空調
系を設計するため、莫大な設備を必要とし、このことは
多大な設備費用を要することになる。
本考案は上記した点に鑑みてなされたもので、据付レベ
ルより上方に位置するタービン上半部を囲い体で囲繞す
るとともに、その囲い体の上面を作業床面と同一平面内
に位置せしめ、これによって放射性物質が作業床面に放
散しないようにするとともに比較的小容量の設備で換気
冷却を行ない得るようにした原子力発電設備を提供する
ことを目的とする。
ルより上方に位置するタービン上半部を囲い体で囲繞す
るとともに、その囲い体の上面を作業床面と同一平面内
に位置せしめ、これによって放射性物質が作業床面に放
散しないようにするとともに比較的小容量の設備で換気
冷却を行ない得るようにした原子力発電設備を提供する
ことを目的とする。
以下本考案の一実施例を図面につき説明する。
第１図において符号１は沸騰水形原子炉に付設したター
ビン建屋内に配置した発電機であって、この発電機１に
は低圧タービン２，２および高圧タービン３が直列に接
続されている。
ビン建屋内に配置した発電機であって、この発電機１に
は低圧タービン２，２および高圧タービン３が直列に接
続されている。
そして上記発電機１およびタービン２，３からなるター
ビン発電機は、作業床面（オペレーテイグフロア）４の
面から下方に位置するように配設されている。
ビン発電機は、作業床面（オペレーテイグフロア）４の
面から下方に位置するように配設されている。
すなわちタービン発電機の据付レベル５，６は上記作業
床面より据付レベルに配置したタービン発電機が確実に
埋没し得るだけ下方に位置するように設定されている。
床面より据付レベルに配置したタービン発電機が確実に
埋没し得るだけ下方に位置するように設定されている。
上記据付けられたタービン発電機の据付レベルより上方
に位置するタービン発電機の上半部は、これを囲い得る
空間を有する囲い体７によって囲繞され、タービン発電
機を作業床面４から完全に隔離し得るようになっている
。
に位置するタービン発電機の上半部は、これを囲い得る
空間を有する囲い体７によって囲繞され、タービン発電
機を作業床面４から完全に隔離し得るようになっている
。
囲い体７は、たとえば鉄板、コンクリート等で形成した
箱状体であって、据付レベル５，６にタービン発電機を
囲繞するように配置された際、囲い体７の上面が作業床
面の上面と同一平面内に位置するように、上面は平面と
なっており、その上面には作業床面４の端部が近接位置
されている。
箱状体であって、据付レベル５，６にタービン発電機を
囲繞するように配置された際、囲い体７の上面が作業床
面の上面と同一平面内に位置するように、上面は平面と
なっており、その上面には作業床面４の端部が近接位置
されている。
一方前記低圧タービン２，２の下方には復水器８、給水
加熱器９および復水器氷室１０等が配設され、また作業
床面４の上方にはクレーン１１が設けられている。
加熱器９および復水器氷室１０等が配設され、また作業
床面４の上方にはクレーン１１が設けられている。
しかしてタービン発電機が定常運転している際において
は、タービン主機の遮蔽が囲い体７により完全に行なわ
れるので、作業床面の放射線量は殆んどなく、作業員の
被爆線量が少なく、またタービン発電機からの放熱の除
去を効果的に行ない得る。
は、タービン主機の遮蔽が囲い体７により完全に行なわ
れるので、作業床面の放射線量は殆んどなく、作業員の
被爆線量が少なく、またタービン発電機からの放熱の除
去を効果的に行ない得る。
さらにタービンを分解する場合等のタービン定検時には
、囲い体７により作業床面上の空間がタービンから隔離
されているので作業床面上部の空間の空気を浄化排出す
る必要がなく、換気系の設計が簡易となり、またタービ
ン発電機室の換気を重点的に行なうことにより汚染の拡
大を防止することが容易となる。
、囲い体７により作業床面上の空間がタービンから隔離
されているので作業床面上部の空間の空気を浄化排出す
る必要がなく、換気系の設計が簡易となり、またタービ
ン発電機室の換気を重点的に行なうことにより汚染の拡
大を防止することが容易となる。
以上述べたように本考案によれば、タービンを作業床面
より囲い体により隔離するようにしたので、放射性気体
が作業床面に放散することはなく、したがって作業員の
放射線による安全性は確保され、また囲い体の上面と作
業床面とを同一平面内に位置せしめたので作業空間を有
効に使用し得るとともにタービン主機の周辺にＨＶＡＣ
室、ヒータ室を配置でき、したがって空調ダクトやター
ビンまわりの配管のレイアウトが簡易化する等の効果を
奏する。
より囲い体により隔離するようにしたので、放射性気体
が作業床面に放散することはなく、したがって作業員の
放射線による安全性は確保され、また囲い体の上面と作
業床面とを同一平面内に位置せしめたので作業空間を有
効に使用し得るとともにタービン主機の周辺にＨＶＡＣ
室、ヒータ室を配置でき、したがって空調ダクトやター
ビンまわりの配管のレイアウトが簡易化する等の効果を
奏する。
第１図は本考案による原子力発電設備の要部断面図、第
２図は第１図■−■線に沿う断面図である。 １・・・・・・発電機、２・・・・・・低圧タービン、
３・・・・・・高圧タービン、４・・・・・・作業床面
、７・・・・・・囲い体。
２図は第１図■−■線に沿う断面図である。 １・・・・・・発電機、２・・・・・・低圧タービン、
３・・・・・・高圧タービン、４・・・・・・作業床面
、７・・・・・・囲い体。
Claims (1)
- タービンの据付面より上方に突出するタービン上半部を
囲い体で囲繞するとともに、上記囲い体の上面とほぼ同
一平面内に作業床面を位置せしめたことを特徴とする原
子力発電設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976001170U JPS6032638Y2 (ja) | 1976-01-09 | 1976-01-09 | 原子力発電設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1976001170U JPS6032638Y2 (ja) | 1976-01-09 | 1976-01-09 | 原子力発電設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5293898U JPS5293898U (ja) | 1977-07-13 |
| JPS6032638Y2 true JPS6032638Y2 (ja) | 1985-09-28 |
Family
ID=28461728
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1976001170U Expired JPS6032638Y2 (ja) | 1976-01-09 | 1976-01-09 | 原子力発電設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6032638Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-01-09 JP JP1976001170U patent/JPS6032638Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5293898U (ja) | 1977-07-13 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6032638Y2 (ja) | 原子力発電設備 | |
| JP3187112B2 (ja) | 原子力発電プラント | |
| KR102128053B1 (ko) | 원자력 시설의 해체 방법 | |
| JP2592940B2 (ja) | タービン建屋 | |
| JPH04305191A (ja) | 格納容器冷却設備 | |
| JPS6469992A (en) | Ventilation and air conditioning duct system for operating floor in building of nuclear power generating facility | |
| JPH07169481A (ja) | 燃料電池発電プラント | |
| JPS60228993A (ja) | 建屋換気空調設備 | |
| JP7137715B2 (ja) | 原子力施設の解体方法 | |
| JPS6227920Y2 (ja) | ||
| Tupov et al. | Features of Noise Emission from Various Types of Cooling Towers | |
| JPS5860290A (ja) | 原子力タ−ビンの遮蔽構造 | |
| JPS60227193A (ja) | 放射線遮蔽装置 | |
| JP2694963B2 (ja) | 原子力プラントの復水貯蔵設備 | |
| Niskode et al. | Noise control approaches in the design of thermal power plants | |
| JPH0640146B2 (ja) | 原子力発電所の高放射性機器室 | |
| JP3135402B2 (ja) | 原子力発電所の排気処理設備 | |
| Popeck | Techniques for Noise Exposure Control in Existing Power Plants | |
| JPS63235605A (ja) | タ−ビン建屋 | |
| JP2573385B2 (ja) | 換気設備用給気装置 | |
| JPH0416602B2 (ja) | ||
| JPS5842024Y2 (ja) | 紫外線照射装置 | |
| JPH0141957B2 (ja) | ||
| Breant | The Orphee reactor current status and proposed enhancement of experimental capabilities | |
| JPH0464039B2 (ja) |