JPS6032511A - 静止形過電流検出装置 - Google Patents

静止形過電流検出装置

Info

Publication number
JPS6032511A
JPS6032511A JP14028283A JP14028283A JPS6032511A JP S6032511 A JPS6032511 A JP S6032511A JP 14028283 A JP14028283 A JP 14028283A JP 14028283 A JP14028283 A JP 14028283A JP S6032511 A JPS6032511 A JP S6032511A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
time limit
output
detection device
overcurrent detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP14028283A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0359655B2 (ja
Inventor
有信 一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP14028283A priority Critical patent/JPS6032511A/ja
Priority to ZA845706A priority patent/ZA845706B/xx
Priority to DE8484108937T priority patent/DE3478642D1/de
Priority to EP19840108937 priority patent/EP0133968B1/en
Publication of JPS6032511A publication Critical patent/JPS6032511A/ja
Publication of JPH0359655B2 publication Critical patent/JPH0359655B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Protection Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は交流電路の最適な保護・監視を行うため電路の
事故電流を検出する静止形過電流検出装な各相の電流の
最大値を検出する装置や、第2図に示されたような各相
の電流の実効値または平均値を検出する装置等があった
第1図に示された最大値検出形の従来の装置の構成ニオ
イて、8相の交流電路1oにはR,S、Tの各相毎に電
流センサー手段としての変流器21゜22、28 がそ
れぞれ設けられている。電路10に事故電流が流れると
、各変流器21.22.28 の二次側に設けられた全
波整流回路81.82.88 が同極性に直列接続され
てなる最大値検出回路8oにょって、事故電流の最大値
が直流化されて検出される。
全波整流回路81 、82 、88による出力信号波形
を第8図に示す。最大値検出回路80の出力側には負担
回路40が接続されている。この負担回路40は変流器
21 、22 、28の出力電流を電圧信号に変換する
とともに、所定のレベル範囲内で出力信号を得るための
レベル調整回路(例えば適当な分圧比のポテンショメー
タの態様の回路)を兼ねている。負担回路40の出力電
圧波形を第4図に実線で示す。前記負担回路40の出力
側に接続されたレベル判別回路50により負担回路40
の出力信号レベルが所定値以下か否かが判別される。入
力信号レベルに応じた所定の限時動作を行なう時限発生
回路60が接続さしている。レベル判別回路50は負担
回路40の出力信号レベルが所定値以上であることを判
別すると時限発生回路60に信号を発する。時限発生回
路60はレベル判別回路60の発した′信号を受けた時
点から入力信号レベル(即ち負担回路40の出力信号レ
ベル)に応じた所定の限時動作を行なう。一般にこの入
力信号レベルと発生時限との関係は、保護すべき配電線
(電路)の熱耐量を考慮した第5図に示すような反限時
特性を持たせている。時限発生回路60が上述のように
限時動作を開始してから所定の時限特性に基づく時限が
経過すると2時限発生回路60は出力回路70に出力信
号を与える。
出力回路70はこの信号に応動し、出力装置80を駆動
する。
上述のように、第1図の装置では1各相の事故電流の最
大値を検出する。一般に前述のような最となる。最大値
検出回路80の構成上必然的に、各相の電流の大きさに
応じて負担回路40に誘起される電圧波形は異なる。ま
た上述のような回路構成では実効値または平均値に対応
する信号への波形変換は本質的に不可能であり、最大値
のピークのみが検出される。即ち第1図の装置の構成は
本質的にピーク検出形である。このため電路の各相毎に
電流の平均値または実効値を得るための波形変換を行な
って正確な事故電流の検出を行なうことはできない。
次に第2図に示された実効値又は平均値検出形の構成の
従来の装置について説明する。第2図において第1図と
の対応部には同一符号を用し)で示しである。交流電路
10に事故電流が流れると各相の変流器21 、22 
、28はそれらに固有の変流比で上記事故電流を検出し
二次側に出力電流を誘起する。
この各出力電流はそれぞれ全波整流回路si、al!。
88により直流化される。この直流化された全波整流回
路81 、82 、88の出力電流は各対応する負担回
路41 、42 、48にそれぞれ供給される。この時
、負担回路41 、42 、48に誘起する信号電圧波
形は第8図に示すような形になる。各負担回路41 、
42 、48の出力信号は各相毎に波形変換回路90に
よってそれらの実効値または平均値に対応する信号に変
換される。波形変換回路90の出力信号は各相毎にレベ
ル判別回路60に入力される。レベル判別回路50は入
力信号レベルが所定値以上であることを判別すると時限
発生回路60に信号を発する。時限発生回路60はレベ
ル判別回路50の発した信号を受けた時点から入力信号
レベル(即ちレベル判別回路60の入力信号レベル)に
応じた所定の限時動作を開始する。この入力信号レベル
と発生時限との関係は、第1図の装置につき説明したの
と同様、保護すべき配電線(電路)の熱耐量を考慮した
第5図に示すような反限時特性を持たせている。時限発
生回路60が上述のように限時動作を開始してから所定
の時限特性に基づく時限が経過すると、時限発生回路6
0は出力回路70に出力信号を与える。出力回路70は
この信号に応動し、出力装置80を駆動する。
第2図の装置では、各相の事故電流はそれぞれ実効値ま
たは平均値に波形変換がなされて正確に検出される。こ
の反面波形変換回路9oを介して事故電流の検出がなさ
れるため応答に遅れを生ずる。
これは波形変換回路90が本質的に積分要素を含まざる
を得ないため、比較的長い時定数を有する応答特性を持
つことになるからである。従って第2図の装置は短絡電
流等のような瞬時的に増大する大電流の検出には不向き
である。
〔発明の概要〕
本発明は上述のような従来の装置における問題点を解決
した新規なこの種の装置を提供しようとするものである
。即ち、事故電流の大きさが所定の範囲内である場合は
、配電線の耐熱特性を考慮して、事故電流を実効値また
は平均値で検出する。
−万事放電流が短絡電流等のように所定の範囲を越えた
過大電流である場合は、その最大値を速やかに検出する
。このようにして電路の適切な保護を可能にしようとす
るものである。更にまた、電路の蓄熱及び放熱効果を考
慮に入れた電路及び負荷の最適な監視・保護を可能にし
た静止形過電流検出装置を提供することを目的としてい
る。
〔発明の実施例〕
以下に図面を用いて本発明の実施例につき詳述すること
により本発明を明らかにする。
第6図は本発明の一実施例としての静止形過電流検出装
置を示すブロック図である。第6図において複数相(本
例ではR,S、Tの8相)の電路の各相毎に電流検出用
の変流器21 、22 、28がそれぞれ設けられてい
る。各変流器21.22 、28の二次側には二次出力
の絶対値を得るための全波整流回路81 、82 、8
8がそれぞれ接続されている。各全波整流回路81 、
82 、88の出方側に負担回路41 、42 。
48がそれぞれ接続されている。負担回路41 、42
 。
48は変流器21 、22 、28の出力電流を電圧信
号に変換するとともに、所定のレベル範囲内で出方信号
を得るためのレベル調整回路を兼ねている。前記各負担
回路41 、42 、48の各第1の出方端子cレベル
調整された信号の出力端子)はそれぞれ波形変換回路9
0に接続されている。波形変換回路9oは各負担回路4
1 、42 、48に誘起する出方信号の実効値または
平均値を得るためのものである。前記負担回路a、42
.48の各第2の出方端子はそれぞれダイオード181
 、182 、188よりなるOR回路180の各入力
端子に接続されている。尚、前記各負担回路41 、4
2 、48の前記第2の出力端子とは反対側の端部は共
通電位点(接地点)に接続されている。
上記変流器21 、22 、2B、全波整流回路81 
、82 、8B、負担回F@4i 、 42 、4B、
波形変換回路9o並びl’c OR回路180 (18
1+ 182+ 188 ) は交流電路10の電流を
検出する電流センサ手段200を構成している。即ち、
電流センサ手段200はその波形変換回路90から第1
の出力信号として交流電路lOの各相毎の電流の実効値
または平均値に対応する信号を出力する。またそのOR
回路180から第2の出力信号として交流電路lOに流
れる電流の最大値に対応する信号を出力する。OR回路
180の出力側は第2のレベル判別手段としてのツェナ
ーダイオード140を介して第2の時限発生手段として
の時限発生回路150に接続されている。時限発生回路
150の出力端子はサイリスタ120のゲートに接続さ
れている。
また前記波形変換回路90の各出力信号を時分割的に選
択しA/D変換するアナログマルチプレクサ・A/D変
換回路100が設けられている。アナログマルチプレク
サ・A/D変換回路100の各出力はマイクロコンピュ
ータ110に入力されるようになされている。尚1本実
施例ではアナログマルチプレクサ・A/D変換回路10
0及びマイクロコンピュータ110の作動用電源として
電源回路160が設けられている。またマイクロコンピ
ュータ110の出力信号がサイリスク120のゲートに
与えられるように構成されている。サイリスタ120に
直列に出力、端子81を有する出力装置80が接続され
ている。尚、前述の第1及び第2の時限発生手段に各別
に第1及び第2の出力手段を設けてもよいが1本例では
上述のようにこれらの出力手段は単一の出力装置80に
まとめられている。
前記マイクロコンピュータ110の構成を第7図ノフロ
ック図に基づき概説する。第7図においてマイクロコン
ピュータ110は、 CPU 111のデータバス11
2及びアドレスバス118を介してROM114゜RA
M 115及びI10ボート116を有して構成され。
データバス112及びアドレスバス11Bの一部は前記
アナログマルチプレクサ・A/D変換回路100に接続
されている。一般にROM 114には所定の信号処理
を実行するためのプログラムを含みCPUIIILk所
定のクロック信号に同期してプログラムを実行する。ま
たRAM 115は信号処理に必要なレジスタとして機
能する。
上述のマイクロコンピュータ110昏とおける信号処理
過程を第9図のメインフローチャートに示す。
このフローチャートには、基本的な機能として少くとも
入力信号の第1のレベル判別手段1001及びレベル判
別された値により所定の限時動作を実行する第1の時限
発生手段1002が含まれている。またこのフローチャ
ートでは、前述の第1の時限発生手段10ozまたは第
2の時限発生手段150(第6図)のうち少くとも一部
に対する入力信号が所定のレベル以下になった時所定の
放熱特性(電路及び負荷の放熱特性)に沿った低減率を
もって経時的にリセット動作を実行するように構成され
たリセット手段1008が含まれている。
上述のような構成の本発明装置の動作を以下に説明する
交流電路10に事故電流が流れると、各相の変流器21
 、22 、28はそれらに固有の変流比で上記事故電
流を検出し二次側に出力電流を誘起する。この各出力電
流はそれぞれ全波整流回路81 、82 、88により
直流化される。この直流化された余波整流回路81 、
82 、88の出力電流は各対応する負担回路41.4
2.48 にそれぞれ供給される。この時負担回路41
 、42 、48に誘起する信号電圧波形は第8図に示
すような形になる。各負担回路41 、42 、48の
出力信号は各相毎に波形変換回路90によってそれらの
実効値または平均値に対応する信号に変換される。波形
変換回路90の実効値または平均値出力はアナログマル
チプレクサ・A/D変換回路100に入力される。アナ
ログマルチプレクサ・A/D変換回路100はマイクロ
コンピュータ110によっテ制御され入力信号を時分割
的に選択してディジタル信号に変換する。これらのディ
ジタル信号はマイクロコンピュータ110に供給される
。マイクロコンピュータ110は所定のプログラムに従
いこれらディジタル入力信号のレベル判別を実行する。
更にこのレベル判別の結果に基づいて所定の限時動作を
行ないその出力ポート116から出力信号を発する。即
ちマイクロコンピュータ110は第1のレベル判別手段
及び第1の時限発生手段として機能する。この場合の限
時動作は5例えば第8図の特性曲線における長限時用反
限時特性に沿って実行サレル。マイクロコンピュータ1
10の出力ホード116から発せられた出力信号はサイ
リスタ120のゲートに印加される。サイリスタ120
はこの信号によりトリガされターンオンして出力装置8
0を駆動する。出力装置80の出力端子81からは事故
電流の表示用または電路保護手段駆動用等の出力信号が
得られる・ また一方、負担回路41 、42 、48に誘起された
事故電流に対応した電圧信号は、ダイオード181 。
182 、188よりなるOR回路180に入力される
。OR回路180の出力側は第2のレベル判別回路とし
てのツェナーダイオード140を介して時限発生回路1
60に接続されているので、 OR回路180の出力レ
ベルがツェナーダイオード140のツェナー電圧を越え
ると時限発生回路150に信号が入力される。
時限発生回路150はこの信号に基づき所定の限時動作
を行ない、サイリスタ120のゲートをトリガする。こ
の場合の限時動作は1例えば第8図の特性曲線における
短限時用反限時特性及び瞬時特性に沿って行なわれる。
サイリスタ120は上述のようにしてトリガされターン
オンして出力装置80を駆動する。この場合も前述同様
、出力装置80の出力端子81から事故電流の表示用ま
たは電路保護用等の出力信号が得られる。この出力装置
80として低消費電力の釈放形素子を適用することも推
奨できる。尚、上述においてはOR回路としてダイオー
ドを用いたものを適用した例につき詳述したが、マイク
ロコンピュータの一部を利用して実質的にOR回路を形
成すべく c c−Mos等の低消費電力形素子で)構
成してもよいことは勿論である。
次に、マイクロコンピュータ110における信号処理過
程を、第9図のメインフローチャートに沿可能状態にな
るとプログラムがスタートし、システムの初期化〔即ち
I10ポートの設定、フラグのセット、リセットなど)
が実行され、過電流検出のメイン処理フローに入る。次
にアナログマルチプレクサ・A/D変換回路100の制
御動作(A/D変換処理)を実行する。この制御動作に
よって、波形変換回路90より出力される電路の各相に
対応する電流の実効値または平均値の信号を時分割的に
選択してディジタル信号に変換し、マイクロコンピュー
タ110内のRAM115に書き込む。次に、上述のよ
うにしてRAM115に書き込まれた入力信号データに
関し、その値が過電流値であるか否め)の判別動作を実
行する。その結果過電流でな0場合は第9図における蓄
熱ルーチンから外れて再び上述のA/D変換処理に戻る
。次に、過電流でノフる場合は、先ず蓄熱フラグHをセ
ットし、入力信号のレベルに応じtコ時限の計時動作を
実行ずべく CPU内のレジスタまたはRAM 115
を用いて所冗の犀位時間毎に所定のビット数の加算を行
なう。上記所定のビット数は第8図の特性曲線に沿つr
こ限時動作を実現すべく選択されたものである。次1r
−1J:。
述のように加算されrこビット数が所定の時限齋こ対応
する値に達したか否かの判別動作を実行する。
この結果、加算されたビット数が所定の時限番ζ文寸応
する値に達していない場合は、第9111i1こおける
メインフローから外れて上述のA/D変換処理に戻る。
次に、上述の加算されたビット数が所定の時限に対応す
る値に達した場合は、■10ポート116を介してサイ
リスタ120をトリガし出力装置80を駆動させる。
次に1時限のリセット手法(冷却ルーチン)について説
明する。前述のように、蓄熱フラグHがセットされであ
る程度時限の計時動作が進行している時点で、 A/D
変換されたデータの最大値が所定のレベル以下に低下し
た場合、過電流か否かの判別ルーチンより外れ、当該段
階の直前の段階における状態を示す蓄熱フラグHがセッ
トされているか否かの判別動作を実行する。この結果蓄
熱フラグHがセットされていない場合は、そのままA/
D変換処理に戻る。次に、蓄熱フラグHがセットされて
いる場合は、前述のように蓄熱ルーチンにおいて加算計
数されたビット数から、所定の単位時間毎に所定の放熱
ビット数を減算する。この減算の結果ビットの計数値が
0になった場合は。
蓄熱フラグHをリセットしてA/D変換処理に戻る。
また、ビットの計数値が完全にリセットされない時は、
蓄熱フラグHをリセットせず、そのままA/D変換処理
に戻る。上述のようにして最適な熱特性が得られるよう
になされている。尚、蓄熱・放熱の加算及び減算は上述
とは逆に実行しても同様の機能を果し得ることは勿論で
ある。
上記実施例におけるマイクロコンピュータ110の機能
をアナログ回路によって実現しようとする場合は、例え
ば、通常の積分回路におし〜で充放電の時定数を制御す
るように構成すれば理論的には実現可能である。
本実施例では、第8図からも了解される通り。
電路の事故電流が比較的小さい領域では各相の電流の実
効値または平均値に基づいて比較的長限時の動作特性に
沿って、検出動作がなされ電路及び負荷の最適な保護が
なされ得る。−万事放電流が比較的大きい領域では、電
路の上位に設けられたヒユーズの溶断特性等を考慮して
比較的短限時の動作特性に沿ってより速やかな検出動作
がなされ。
電路の適切な保護がなされ得る。更にまた、短絡電流等
の急峻に増大する大電流が流れた場合は。
これに対し瞬時に応動し得る。
〔発明の効果〕
以上を要するに、本発明の装置では、比較的小さな事故
電流に対しては、実効値または平均値に基づいて過大に
発生したエネルギー量を考慮した適切な検出動作がなさ
れる。−万短絡電流のような大電流に対しては波形処理
等の回路を介さず直接その最大値を検出し、この検出値
に基づいて波形処理等に起因する遅れ時間を生ずること
な(速やかに検出動作をする。また構成が極めて簡単で
あるため・安価で信頼性が高い。上述の実施例のヨウニ
マイクロコンピュータを含む構成にした場合には高精度
のものが容易に実現できる。
尚上述の実施例では、電流センサ手段として反流器を利
用する構成をとったがこれに代えてホール素子、磁気抵
抗素子及び要すればこれらと増幅器を組み合わせたもの
を適用することも可能である。また検出電流の絶対値を
得る手段として、オペレーショナルアンプを用いた公知
の手段を適用し得る。前述の第1の時限発生手段及び第
2の時限発生手段の出力信号を各別に利用して動作原因
の判別に利用する構成をとることも任意に可能である。
上記実施例の他の大きな特徴は次の点にある。
即ち、電路及び負荷の熱耐量をも考慮した蓄熱・放熱の
アルゴリズムを導入し、熱的(エネルギー的)見地から
最適な保護がなされ得るように構成されている点である
。特にマイクロコンピュータを用いた構成をとることに
より上述の特徴は顕著なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ従来の静止形過電流検出装
置を示すブロック図、第8図及び第4図はそれぞれ静止
形過電流検出装置の動作説明に供する信号波形図、第5
図は電路の耐熱量特性と静止形過電流検出装置の反限時
特性を示す特性図、第6図は本発明の一実施例としての
静止形過電流検出装置を示すブロック図、第7図は第6
図の静止形過電流検出装置に適用するマイクロコンビュ
−夕の構成を示すブロック図、第8図は電路及び負荷の
耐熱量特性並びに本発明の静止形過電流検出装置の検出
特性を示す特性図、第9図は本発明の静止形過電流検出
装置におけるマイクロコンピュータの基本動作のフロー
チャートである。 10°°゛交流電路、21 、22 、28・・・変流
器、81,82゜88・・・余波整流回路、40,41
,42,48°°・負担回路、50・・・レベル判別回
路、60・・・時限発生回路・70・・・出力回路、8
0・・・出力装置、90・・・波形変換回路、100・
・・アナログマルチプレクサ・A/D変換回路、110
・・・マイクロコンピュータ、120・・・サイリスタ
。 180・・・OR回路、140・・・ツェナーダイオー
ド、150・・・時限発生回路 代理人 弁理士 大岩増雄 第3図 一時間を 第4図 一時間を 第5図 イや 第8図 →畢双電ユ化1 (A) 手続補正書(自発) 昭和58年、]1p月26 日 特許庁長官殿 静止形過電流検出装置 3、補正をする者 代表者片山仁へ部 4、代理人 6、補正の対象 「明細書の特許請求の範囲の欄」、「明細書の6、補正
の内容 (1)明細書の特許請求の範囲の欄を別紙のとおり補正
する。 (2)明細書、第6頁第12行の「入力信号レベルに応
じ」を「次に入力信号レベルに応じ」に訂正する。 (3)同、第18頁第14行及び第15行の「ビット」
を「蓄熱ビット」に訂正する。 (4)同、第19頁第9行の「データの最大値が」を「
データが」に訂正する。 (5)同、第28頁第2行の「負荷の耐熱量特性」を「
上位ヒユーズの溶断特性」に訂正する。 (6)図面第8図を別紙のとおり補正する。 7、 添附書類の目録 (1)補正後の特許請求の範囲の全文を記載した書面 
1jL (2ン補正後の図面第8図 14 (1)単相または複数相の交流電路の各相に対応して設
けられ各相毎の電流の実効値または平均値に各対応する
第1の出力信号並びに前記電流の最大値に対応する第2
の出方信号をそれぞれ出力する電流センサ手段、前記電
流センサ手段の第1の出力信号のレベルを判別する第1
のレベル判別手段、前記第1のレベル判別手段の出力信
号に基づいて所定の限時動作を開始する第1の時限発生
手段、前記第1の時限発生手段の出力信号に基づいて動
作し電路保護のための信号を発する第1の出方手段、前
記電流センサ手段の第2の出力信号のレベルを判別する
第2のレベル判別手段、前記第2のレベル判別手段の出
方信号に基づいて所定の限時動作を開始する第2の時限
発生手段及び前記第2の時限発生手段の出方信号に基づ
いて動作し電路保護のための信号を発する第2の出方手
段、を具備した静止形過電流検出装置。 (2)前記電流センサ手段は各片側が共通電位点に接続
された負担手段及び前記第2の出方信号を得るだめのダ
イオードOR回路を具備したものである特許請求の範囲
第(1)項記載の静止形過電流検出装置。 (3)前記第1及び第2の時限発生手段の少なくとも一
方は、それぞれの入力信号が所定のレベル以上になった
時に限時動作を開始し、所定のレベル以下になった時に
リセット動作をするスタート手段及びリセット手段を具
備したものである特許請求の範囲第(1)または(2)
項の何れかに記載の静止形過電流検出装置。 (4)前記リセット手段は、前記第1及び第2の時限発
生手段の少なくとも一方における入力信号が所定のレベ
ル以下になった時に所定の放熱特性に沿った低減率をも
って経時的にリセット動作を実行するように構成された
ものである特許請求の範囲第(3)項記載の静止形過電
流検出装置。 〈5)少なくとも前記第1のレベル判別手段及び第1の
時限発生手段がマイクロコンピュータにより構成された
ものである特許請求の範囲第(1) 、 +2) 。 (3)まt−は(4)項の何れかに記載の静止形過電流
検出装置。 (6)前記第2のレベル判別手段及び第2の時限発生手
段がマイクロコンピュータの信号処理を介さずに構成さ
れて結合され、前記第2の時限発生手段の出力側は直接
前記第2の出力手段に接続されたものである特許請求の
範囲第(5)項記載の静止形過電流検出装置。 (7)前記電流センサ手段が変流器を含んで構成された
ものである特許請求の範囲第(1) 、 +2) 、 
(3) 、 (4) 。 (5)または(6)項の倒れかに記載の静止形過電流検
出装置。 (8)前記電流センサ手段がダイオードブリッジ回路を
含んで構成されたものである特許請求の範囲第(1) 
l +2) 、 (3) 、 (4) 、 (5) 、
 ((1)または(7)項の何れかに記載の静止形過電
流検出装置。 (9)前記電流センサ手段は検出電流を電圧信号に変換
するとともに該電圧信号のレベル範囲を調整するレベル
調整回路態様の負担手段を有するものである特許請求の
範囲第(IL (2)、 (3)、 (4)、 C5)
、 (6)。 (7)または(8)項記載の静止形過電流検出装置。 αQ前記第1の時限発生手段が反限時特性を有するよう
に構成されたものである特許請求の範囲第(])、 (
2)、 (3)、 (4)、 (5)、 (6L (7
)、 (8)または(9項の何れかに記載の静止形過電
流検出装置。 αη前記第2の時限発生回路が瞬時応動特性を有するよ
うに構成されたものである特許請求の範囲第(IL、 
(2L (3L (4)、 (5)、 (6)、 (7
)、 (8L(9)または頭頂の何れかに記載の静止形
過電流検出装置。 (6)前記電流センサ手段が検出電流を直流電圧信号変
換に変換するとともに該静止形過電流検出装置全体の作
動用電源を供給するように構成された整流手段及び負担
手段を有するものである特許請求の範囲第41)、 (
2L (3)、 (4)、 (5)、 (6) 、 (
7)、 (8)、 (9)。 QOまたはαη項の何れかに記載の静止形過電流検出装
置。 (至)前記第1及び第2の出力手段が、前記第1及び第
2の時限発生手段の双方の出力をOR回路を介して受け
るように構成された単一の出力手段により具現されたも
のである特許請求の範囲第Q)、 (2) 。 (3)、 (4)、 (5L (6)、 (7)、 (
8)、 (ill、 Q[1,(6)または(2)項の
何れかに記載の静止形過電流検出装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)単相または複数相の交流電路の各相に対応して設
    けられ各相毎の電流の実行値または平均値に各対応する
    第1の出方信号並びに前記電流の最大値に対応する第2
    の出力信号をそれぞれ出力する電流センサ手段1前記電
    流センサ手段の第1の出力信号のレベルを判別する第1
    のレベル判別手段。 前記第1のレベル判別手段の出力信号に基づいて所定の
    限時動作を開始する第1の時限発生手段、前記第1の時
    限発生手段の出力信号に基づいて動作し電路保護のため
    の信号を発する第1の出力手段、前記電流センサ手段の
    第2の出力信号のレベルを判別する第2のレベル判別手
    段、前記第2のレベル判別手段の出力信号に基づいて所
    定の限時動作を開始する第2の時限発生手段及び前記第
    2の時限発生手段の出力信号に基づいて動作し電路保護
    のための信号を発する第2の出力手段・を具備した静止
    形過電流検出装置。 (2)前記電流センサ手段は各片側が共通電位点に接続
    された負担手段及び前記第2の出力信号を得るためのダ
    イオードOR回路を具備したものである特許請求の範囲
    第(1)項記載の静止形過電流検出装置0 (3)前記第1及び第2の時限発生手段の少なくとも一
    方は、それぞれの入力信号が所定のレベル以上になった
    時に限時動作を開始し、所定のレベル以下になった時に
    リセット動作をするスタート手段及びリセット手段を具
    備したものである特許請求の範囲第(1)または(2)
    項の何れかに記載の静止形過電流検出装置。 (4)前記リセット手段は、前記第1及び第2の時限発
    生手段の少な(とも−万における入力信号が所定のレベ
    ル以下になった時に所定の放熱特性に沿った低減率をも
    って計時的にリセット動作を実行するように構成された
    ものである特許請求の範囲第(3)項記載の静止形過電
    流検出装置。 (5)少な(とも前記第1のレベル判別手段及び第1の
    時限発生手段がマイクロコンピュータにより構成された
    ものである特許請求の範囲第(1)、 [2) 。 (3)または(4)項の何れかに記載の静止形過電流検
    出装置。 (0)前記第2のレベル判別手段及び第2の時限発生手
    段がマイクロコンピュータの信号処理を介さずに構成さ
    れて結合され、前記第2の時限発生手段の出力側は直接
    前記第2の出力手段に接続されたものである特許請求の
    範囲第(5)項記載の静止形過電流検出装置。 (7)前記電流センサ手段が変流器を含んで構成された
    ものである特許請求の範囲第(IJ 、 (2) + 
    (3) 、 (4)。 (5)または(6)項の何れかに記載の静止形過電流検
    出装置。 (8)前記電流センサ手段がダイオードブリッジ回路を
    含んで構成されたものである特許請求の範囲第(1) 
    、 (2’l 、 (3) 、 (43、(5) 、 
    (a)または(7)項の何れかに記載の静止形過電流検
    出装置。 (9)前記電流センサ手段は検出電流を電圧信号に変換
    するとともに該電圧信号のレベル範囲を調整するレベル
    調整回路態様の負担手段を有するものである特許請求の
    範囲第(1)、 (2) 、 fa) 、 (4) 、
     (5) 、 (a)+(7)または(8)項記載の静
    止形過電流検出装置〇(10前記第1の時限発生手段が
    反限時特性を有するように構成されたものである特許請
    求の範囲第(1) 、 (2) 、 (3) 、 (4
    ) 、 (5) 、 (6) 、 (7) 、 +8)
    または(9)項の伺れかに記載の静止形過電流検出装置
    。 (ロ)前記第2の時限発生回路が瞬時応動特性を有する
    ように構成されたものである特許請求の範囲第(υl 
    (2) I (3) 、 (4) 、 (5) I (
    6) 、 (7) 、 +8) 、 +9)または01
    項の何れかに記載の静止形過電流検出装置t。 (6)前記電流センサ手段が検出電流を直流電圧信号変
    換に変換するとともに前記電圧センサ手段全体の作動用
    電源を供給するように構成された全波整流手段及び負担
    手段を有するものである特許請求の範囲第(1) 、 
    (2) 、 (31、(4) 、 (5) 、 (61
    、(7) 、 +81 、 +91゜叫または(ロ)項
    の何れかに記載の静止形過電流検出装置。 時前記第1及び第2の出力手段が、前記第1及び第2の
    時限発生手段の双方の出力をOR回路を介して受けるよ
    うに構成された単一の出力手段により具現されたもので
    ある特許請求の範囲第(1) 、 (2)。 (3) 、 (4J 、 (5) l (6) l (
    7) l (8) 、 +9) 、αQ、(6)または
    (ロ)項の何れかに記載の静止形過電流検出装置。
JP14028283A 1983-07-29 1983-07-29 静止形過電流検出装置 Granted JPS6032511A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14028283A JPS6032511A (ja) 1983-07-29 1983-07-29 静止形過電流検出装置
ZA845706A ZA845706B (en) 1983-07-29 1984-07-24 Solid state overcurrent detector
DE8484108937T DE3478642D1 (en) 1983-07-29 1984-07-27 Solid state overcurrent detector
EP19840108937 EP0133968B1 (en) 1983-07-29 1984-07-27 Solid state overcurrent detector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14028283A JPS6032511A (ja) 1983-07-29 1983-07-29 静止形過電流検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6032511A true JPS6032511A (ja) 1985-02-19
JPH0359655B2 JPH0359655B2 (ja) 1991-09-11

Family

ID=15265149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14028283A Granted JPS6032511A (ja) 1983-07-29 1983-07-29 静止形過電流検出装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JPS6032511A (ja)
ZA (1) ZA845706B (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5526014A (en) * 1978-08-11 1980-02-25 Fuji Electric Co Ltd Opposite time limit characteristic overcurrent relay
JPS5529970U (ja) * 1978-08-15 1980-02-27
JPS56150920A (en) * 1980-04-15 1981-11-21 Westinghouse Electric Corp Breaker
JPS58140283A (ja) * 1982-02-16 1983-08-19 Citizen Watch Co Ltd シリアル式活字プリンタ

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5529970B2 (ja) * 1972-04-14 1980-08-07

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5526014A (en) * 1978-08-11 1980-02-25 Fuji Electric Co Ltd Opposite time limit characteristic overcurrent relay
JPS5529970U (ja) * 1978-08-15 1980-02-27
JPS56150920A (en) * 1980-04-15 1981-11-21 Westinghouse Electric Corp Breaker
JPS58140283A (ja) * 1982-02-16 1983-08-19 Citizen Watch Co Ltd シリアル式活字プリンタ

Also Published As

Publication number Publication date
ZA845706B (en) 1985-03-27
JPH0359655B2 (ja) 1991-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4544982A (en) Electrical equipment protection apparatus and method
JPH01227616A (ja) 固体トリップ装置
EP0746890B1 (en) Method and apparatus for rms current approximation
US4204268A (en) Auxiliary commutation circuit for an inverter
JPS6032211A (ja) 回路しや断器
US4819124A (en) Overcurrent detector and circuit breaker
JPS6032511A (ja) 静止形過電流検出装置
JPS6032512A (ja) 静止形過電流検出装置
US6614639B1 (en) Control system including rectifier and method for controlling rectifier bridge by disabling gating of semiconductor device based upon heat sink or junction temperature
JPS6165829U (ja)
CN208539775U (zh) 用于逆变器的电流检测电路及变频器
JPH07143661A (ja) インバータ装置の過負荷保護回路
ES371934A1 (es) Un sistema de proteccion para proteger contra corrientes deaveria redes de corriente electrica de potencia.
JPH0617333U (ja) 進相コンデンサおよび直列リアクトルの保護装置
KR0179874B1 (ko) 회로 차단기의 과전류 차단 제어 장치 및 방법
JP2003302435A (ja) 欠相検出装置
KR0157861B1 (ko) 전동기 보호계전기
SU807434A1 (ru) Устройство дл защиты трехфазногоэлЕКТРОдВигАТЕл OT НЕСиММЕТРичНОгОРЕжиМА
KR0167206B1 (ko) 전자식 회로 차단기의 과전류 차단 제어 장치
SU736248A1 (ru) Устройство дл защиты электроустановки переменного тока от тока короткого замыкани
JPS6032212A (ja) 回路しや断器
AU743303B2 (en) Method and apparatus for rms current approximation
SU723714A1 (ru) Устройство дл защиты электрических сетей от токов короткого замыкани
JPS6395721A (ja) 負荷開閉装置の保護回路
JPS6030016A (ja) 回路しや断器