JPS6031800Y2 - 噴霧用ロングノズル - Google Patents

噴霧用ロングノズル

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JPS6031800Y2
JPS6031800Y2 JP7707481U JP7707481U JPS6031800Y2 JP S6031800 Y2 JPS6031800 Y2 JP S6031800Y2 JP 7707481 U JP7707481 U JP 7707481U JP 7707481 U JP7707481 U JP 7707481U JP S6031800 Y2 JPS6031800 Y2 JP S6031800Y2
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JP
Japan
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nozzle
connecting member
long
nozzle body
spraying
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JP7707481U
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JPS57191464U (ja
Inventor
清 橋本
嗣昭 福安
哲也 多田
Original Assignee
明治製菓株式会社
キヤニヨン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は噴霧用ロングノズルに関する。
噴霧を一層効果的に行なうために従来から噴霧用ノズル
が、たとえば園芸や医療の分野で、使用されている。
たとえば園芸の分野で葉裏へのまたは手の入らない部分
での殺虫剤の散布はロングノズルを先端に取付けた噴霧
器によってなされている。
しかし園芸の分野で使用されるロングノズルはプラスチ
ックのノズル本体の先端にプラスチックのノズルキャッ
プが螺着され、ノズルキャップの内方にスピンナが配設
されている。
このような構成はノズルキャップの存在によりロングノ
ズルの先端部が他に比較して大径となっている。
そのためこの種のロングノズルはノズルキャップが障害
となり狭い場所に挿入して噴霧を行なうことが難しい欠
点がある。
また医療、特に耳鼻咽喉科領域の、分野で投薬を散布に
よって行なうためにも噴霧用ロングノズルが広く使用さ
れている。
この分野でのロングノズルはたとえば鼻の孔などのよう
に極めて狭い場所に挿入されるため挿入部分が小径であ
ることが要求される。
そのためノズルキャップが先端に取付けられた園芸用の
ロングノズルは医療の分野でほとんど使用できない。
そして医療用のロングノズルは一般に単一の金属管より
形成されている。
金属管よりなるロングノズルは安価に生産できず高価で
あるため使い捨てとすることができない。
また再使用の際は病気の伝染防止のため熱湯等で十分に
消毒する必要がある。
そのため連続的な散布が困難であるとともに消毒設備の
準備等に手数を要する欠点がある。
更に金属のロングノズルは複雑な形状に作ることが難し
く先端にスピンナが一般的に配設できない。
そのため霧化できず液体を単に勢いよく射出しているに
すぎず薬を広範囲に均一に散布できない。
また金属のロングノズルは異質感があるとともに柔軟性
に欠ける。
そのためたとえは豚の鼻腔への薬の散布の際、ロングノ
ズルが鼻の孔の壁に接触すれば豚があばれて鼻を損傷し
たりロングノズルが折損したりする危険がある。
異質感のため特に寒冷地でのこの種のロングノズルの使
用は問題がある。
この考案は上記のような従来技術における欠点を除去し
た噴霧用ロングノズルの提供を目的としている。
この目的を遠戚するためこの考案に係る噴霧用ロングノ
ズルはいずれもプラスチックよりなる連結材とノズル本
体とを有して構成され、ノズル本体の底部内面と連結材
の延出端との間にスピンナが配設されている。
以下図面を参照しながらこの考案の好ましい実施例につ
いて詳細に説明する。
第1図および第2図はこの考案に係るロングノイズの装
着される公知の噴霧器の一例を示している。
この噴霧器10の構成を概略的にのべると、第1図から
れかるように、噴霧器本体12が液体の収納された容器
14に螺着され、トリガー16が回動ビン18によって
噴霧器本体に取付けられている。
トリガー16を回動ピン18の回りで繰返し回動するこ
とによりトリガーに係止されているピストン20がシリ
ンダ22内を往復動してシリンダ内の液体を加圧する。
加圧された液体は、第2図に示すように、2次弁24を
へて流れスピンナ26によって渦流化された後オリフィ
ス28より噴霧される。
ここでオリフィス28はノズルキャップ30内に収納さ
れた板状ノズル体32に形成されている。
この考案に係る噴霧用ロングノズル40は、第3図に示
すように、いずれもプラスチックよりなる連結材42と
ノズル本体44とを具備している。
連結材42の一端部41は噴霧器本体に、たとえばノズ
ルキャップ46によって、連結可能に形成され、その他
端部43は外方に延出している。
そして噴霧器本体内の流路に連通され、噴霧器本体で加
圧された液体の流れる流出路48が連結材42に形成さ
れている。
この流出路48は半径方向外方に180°離間してのび
た一対の放射状孔50を有して構成されている。
また延出端部43方向にテーパ面をもつ鋸刃状の突起5
2が連結材42の外周に形成されている。
他方、ノズル本体44は有底筒状に形成され、その底部
53に流出路48に連通ずるオリフィス54が形成され
ている。
そして連結材42の突起に保合可能な鋸刃状の突起56
がノズル本体44の内周に形成されている。
ノズル本体44は、その突起56が連結材42の突起5
2に係合されるように、連結材の回りに取付けられる。
このような突起52.56を利用した取付けは、それら
の保合が僅かな押力の下でなされるにもかかわらず分離
が不可能となるほどノズル本体44を連結材42に強固
に取付けることができる。
連結材42とノズル本体44とはいずれもプラスチック
より形成されるがノズル本体を連結材より軟質の材料よ
り作ることが好ましい。
ノズル本体を軟質材より形成すれば噴霧時ノズル本体が
僅かに膨張する。
モして噴霧時噴霧がなされるにつれてロングノズル内で
の加圧液の圧力が降下するにもかかわらずノズル本体が
原形に復帰しようとして加圧液を加圧する。
そのため加圧液の圧力降下を補償することができる。
なお連結材をポリアセクールまたはポリプロピレンから
、ノズル本体をポリエチレンまたはエバテートからそれ
ぞれ形成することができ、このような材料は安価に購入
できる利点がある。
液体を渦流化するためのスピンナ58がノズル本体の底
部内面と連結材の延出端との間に配設されている。
スピンナ58は、たとえば円形凹部とこの円形凹部の接
線方向にのびた一対の凹溝とを有する、公知の構成をし
ている。
スピンナ58は底部内面または延出端に直接形成するだ
けでなく、底部内面と延出端との間にスピンナを独立し
た部材として配設することもできる。
そしてスピンナ58の配設位置を規定する底部内面と延
出端との間とはこのような場合を全て含むことはいうま
でもない。
ここで図示のようにスピンナ58をノズル本体の底部内
面に設ければ連結材の延出端は平坦に形成でき連結材の
成形金型が形状的に簡潔化される。
またスピンナ58をノズル本体の底部内面に設けても、
本来、オリフィス54を底部53に形成する必要がある
ためノズル本体の成形金型がスピンナによって複雑化す
るものでない。
このようにロングノズル40がプラスチックの連結材4
2とノズル本体44とを有して構成されれば、金属のロ
ングノズルに比較して安価に生産できる。
また安価であるため再使用することなく使い捨てとする
ことができる。
そしていうまでもなく消毒の必要がなく必要に応じて容
易に利用できる。
更に噴霧器本体に取付けられる連結材はプラスチックよ
りなるため取付けに必要な所望の形状に容易に形成でき
る。
そしてノズルキャップ等により噴霧器本体に容易に取付
けられる。
そのため新しいロングノズル40との交換も容易になさ
れ、手軽に散布がなされる。
またロングノズルがプラスチックより形成されるため所
望の小径の形状が容易に得られる。
そしてロングノズルがプラスチックより形成されるため
所望位置にスピンナを容易に配設できる。
そのためスピンナをノズル本本体の底部内面と連結材の
延出端との間に配設でき、ロングノズルの先端にノズル
キャップを配設する必要がない。
従って狭い場所への挿入が可能となり園芸だけでなく医
薬の分野でも広く使用できる。
そして所望位置に配設したスピンナによって霧化され十
分微粒子化された噴霧が可能となり広範囲に均一な散布
がなされる。
加えてプラスチックのロングノズルは公知の金属のロン
グノズルに比較して異質感がないとともに柔軟性にまさ
る。
そのためたとえば豚の鼻腔への薬の散布の場合でも豚の
鼻の損傷およびロングノズルの折損が防止できる。
この考案に係るロングノズルを使用した一応用例を以下
に示す。
たとえば養豚経営において豚の萎縮性鼻炎は大きな問題
といえる。
この疾病特有の著明な発症として子豚時期の感染が深く
関与していることが知られている。
モして起炎菌が鼻粘膜上に分布していることから薬剤を
鼻腔に直接散布することが合理的と考えられている。
また豚の萎縮性鼻炎と同様に子牛の呼吸器感染症におい
ても薬を直接呼吸器内に噴霧することにより確実な薬効
を期待することができる。
そのため第4図からよくわかるように、ロングノズル4
0はノズル本体の外径が底部隣接部分で小径となるよう
に段付形状に形成されている。
そして小径部分60の直径は子豚の鼻孔内に遊挿可能な
大きさ、たとえば3.5ないし4ミリ、に形成されてい
る。
また小径部分60と大径部分62との間の肩部64は先
端から16ないし17ミリの位置に形成されている。
このような構成によれば子豚の鼻孔内に、噴霧器に取付
けられたロングノズル40を挿入すれ?fFi部64が
鼻の先端に当接したときノズル本体の先端が鼻腔に位置
するため鼻腔のすみずみまで薬の均一な散布が可能とな
る。
ここで肩部64がストッパーとして作用し経験を必要と
せず誰でも薬の均一な散布が安全に迅速かつ容易になさ
れる。
更にノズル本体44の大径部分62の外径は子牛の鼻孔
内に遊挿可能な大きさ、たとえば7ないし8ミリに形成
されている。
またノズル本体44の長さは子牛の鼻孔の鼻腔にその先
端が達する長さたとえば45ミリ以上に形成されている
このような大きさとすることにより豚の萎縮性鼻炎の場
合と同様に子牛の呼吸器感染症をも効果的に防止または
治療するための投薬手段とし十分に応用できる。
図示のロングノズル40において、ノズル本体44は4
5ミリの位置にストッパとして作用する肩部66を有し
ている。
しかしこの肩部を設けることなく、ノズルキャップ46
の先端面をストッパとして利用する構成でもよい。
上記のようにロングノズル40を子豚およヒ子牛にも利
用しうる形状とすることによりロングノズルが一層安価
に生産できるとともにその汎用性が拡大する。
なおここでは豚の萎縮性鼻炎および牛の呼吸器感染症に
対する散布による投薬での応用例を示しているがこれに
限定されない。
たとえば犬、猫等のペット類をはじめとして種々の動物
および人間へノ散布による投薬のためにもこの考案のロ
ングノズルを応用できることはいうまでもない。
またこのロングノズル40に種々なアタッチメントを取
付けることにより所望の噴霧を一層効果的に行なうこと
ができる。
たとえはプラスチックまたはゴムの部分球体68を、第
3図に示すようにノズル本体44の先端に取付けること
により乳牛の乳頭付近への薬剤の散布を効果的に行なう
ことができる。
しかしアタッチメントを取付けることなくたとえば肺炎
の治療などでこの考案のロングノズルにより薬を直接鼻
腔内に散布すれば注射による投薬に比較して約10ない
し2o@の薬量を肺に到達させることができ、大きな薬
効が期待できる。
このようにこの考案に係るロングノズルは小径でありな
がら十分微粒子された噴霧が得られた医薬の分野での種
々の投薬のために広範囲に応用できる。
そして従来の投薬方法とは全く異なる新しい投薬方法が
この考案のロングノズルの利用によりうみだされるもの
と期待される。
なお鼻孔の鼻腔内での噴霧は鼻腔だけでなく呼吸器、咽
喉および消化器にも薬を散布できる。
また咽喉内での噴霧は咽喉および消化器に薬を散布でき
る。
そのため疾病の種類に応じて鼻孔の鼻腔または咽喉のい
ずれかまたはそれぞれに投薬することが好ましい。
上記のようにこの考案に係る噴霧用ロングノズルはいず
れもプラスチックの連結材およびノズル本体を具備して
いる。
そして連結材は液体を加圧して流出する噴霧器本体内の
流路に連通ずる流出路を有し、一端部が噴霧器本体に連
結可能に形成され他端部が外方に延出している。
またノズル本体は有底筒状にプラスチックより作られ連
結材の回りで連結材に取付けられている。
更にノズル本体の底部内面と連結材の延出端との間にス
ピンナが配設され、連結材の流出路にスピンナを介して
連通ずるオリフィスがノズル本体の底部に形成されてい
る。
このような構成のロングノズルは安価に生産され使い捨
てとすることができる。
また新しいロングノズルとの交換も容易になされる。
更に小径に容易に形成され狭い場所への挿入が可能とな
り応用範囲が拡大され医薬分野にも容易に応用できる。
上述した実施例はこの考案を説明するためのものであり
この考案を何んら限定するものでなく、この考案の技術
範囲内で変形、改造等の施されたものも全てこの考案に
包含されることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る噴霧用ロングノズルの装着され
る公知の噴霧器の一例を示す側面図、第2図は第1図の
線■−■に沿った部分縦断面図、第3図および第4図は
この考案に係る噴霧用ロングノズルの縦断面図、である
。 10・・・・・・噴霧器、40・・・・・・噴霧用ロン
グノズル、42・・・・・・連結材、44・・・・・・
ノズル本体、48・・・・・・流出路、54・・・・・
・オリフィス、58・・曲スピンナ、64・・・・・・
肩部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)液体を加圧して流出する噴霧器本体内の流路に連
    通ずる流出路を有し、一端部が噴霧器本体に連結可能に
    形成され他端部が外方に延出したプラスチックの連結材
    と、 有底筒状にプラスチックより作られ連結材の回りで連結
    材に取付けられたノズル本体と、を具備するとともにノ
    ズル本体の底部内面と連結材の延出端との間にスピンナ
    が配設され、連結材の流出路にスピンナを介して連通ず
    るオリフィスがノズル本体の底部に形成されている噴霧
    用ロングノズル。
  2. (2)ノズル本体は底部隣接部分が小径となる段付形状
    に形成され、小径部分の外径は動物の咽喉内または鼻孔
    内に遊挿可能な大きさであるとともに、小径部分と大径
    部分との間の肩部までの小径部分の長さは動物の鼻孔の
    鼻腔または咽喉までの長さにほぼ等しいことを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の噴霧用ロングノ
    ズル。
JP7707481U 1981-05-27 1981-05-27 噴霧用ロングノズル Expired JPS6031800Y2 (ja)

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JP7707481U JPS6031800Y2 (ja) 1981-05-27 1981-05-27 噴霧用ロングノズル

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JPS57191464U JPS57191464U (ja) 1982-12-04
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59116015U (ja) * 1983-01-25 1984-08-06 イカリ消毒株式会社 豚用のワクチン投与装置
JPH0751046Y2 (ja) * 1990-01-31 1995-11-22 日清製粉株式会社 動物用液状物質強制投与器具

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JPS57191464U (ja) 1982-12-04

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