JPS6031673A - 情報検索装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明ハフィルムリーダー、フィルムプリンター等に取
り付けた情報検索装置に関する。

従来、マイクロフィルムリーダーガどに組込まれている
検索装置に使用されるフィルムにはフィルムの各コマの
側縁に計数用のマークが設けられており、このマークを
計数することによりフィルム上の所望の情報を自動的に
検索するようになっている。

上記検索装置はフィルム上のマークをランプで照明し、
フィルムを移動する際マークからの光束を光電変換素子
を有するマークセンサーで検出し、マークセンサーの出
力信号を計数器で計数し、そしてこの計数器の計数内容
とキーボードから入力し走所望コマ番号とを比較回路で
比較し、両者が一致したとき比較回路から駆動制御回路
に停止信号が発せられ、フィルムを移送する駆動系を停
止させ、所望のコマをスクリーン上に投影される所定位
置に静止させるようになっている。

このように構成されている情報検索装置に使用されるフ
ィルムには種々のタイプのものがある０ 第１図は検索装置に使用されるフィルムの１例を示し、
フィルムＦ１は上位に分類された大サイズのマーク鳴と
下位に分類された小サイズのマークｍ１を有する。マー
クｍ、は中項目（上位）に分類された画像を検索し、マ
ークｍ１は小項目（下位）に分類された画像を検索する
だめのものである。たとえばフィルムに自動車の部品図
等を記録した場合、自動車の構造をいくつかのユニット
に分類し、各ユニットの分解図を記録したコマの側辺に
中項目の分類を示すマークｍ。

を記録し、ユニットの分解図を記録したコマの次の１コ
マ又は複数コマにこのユニットの構成部品図、部品番号
及び値段などを記録し、部品図などを記録した各コマの
側辺に小項目の分類を示すマークｍ１を記録する。この
フィルムを使用する場合、マークｍ２を検出すれば所望
のユニットの分解図を記録したコマを検索することがで
き、マークｍ、を検出すれば所望のユニット中の所望の
部品図、部品番号、値段などを記録したコマを検索する
ことができる。１ユニツトを１件の情報とすると１件の
情報は１コマ又は複数のコマからなり、１件の情報を構
成するコマ群には情報内容が関連した画像が記録されて
いることになる。

フィルムＦ、は下位に分類された小サイズのマ一りｍ、
と、中位に分類された中サイズのマークｍ２と、上位に
分類された大サイズのマークＩｎ、０３種類のマークを
有し、マークＩｎ、は大項目に分類された画像を検索し
、マークｍ２は中項目に分類された画像を検索し、マー
クｍ、は小項目に分類された画像を検索するためのもの
である。たとえばフィルムに各種自動車の部品図等を記
録［７た場合、３種類のマークを、自動車の機種、ユニ
ットの分解図及び構成部図が検索できるように選択的に
各コマの側辺に記録すれば、このフィルムを使用する場
合、マークｎｌ、を検出すれば所望の自動車の構成図を
、マークｍ２を検出すれば所望のユニットの分解図を、
マークｍ、を検出すれば所望の部品図等をそれぞれ検索
することができる。以下、マークｍ、をコママーク、マ
ークｍ、を件マーク、マークｍ、をバッチマークと呼ぶ
。このようなフィルムを使用して情報検索を行う場合、
選択した分類のマークを計数することによシ所望の分類
項目の画像を自動的に検索することができる。たとえば
件マークを計数すれば所望の件のコマを検索することが
でき、バッチマークを計数すれば所望のバッチのコマを
検索することができる。

このような自動検索により所望の情報を検索する方法と
別個に、所望の情報中の下位分類のコマのアドレスが不
明の場合は、下位分類のマークを利用してとのマークを
付したコマを１コマずつ間欠的に送って下位分類に属す
る各コマの画像を順次スクリーン上で観察して所望のコ
マを検索する方法がある（以下、この検索法をブラウジ
ング検索とよぶ）。このブラウジング検索によシ所望の
件（又はバッチ）に含まれるコマ群を１コマずつ眼察し
て必要とする画像を探し出す場合は、コママーク（又は
件マーク）を検出する度にフィルムを一定時間停止させ
、一定時間後フイルムを送り、次のコママーク（又は件
マーク）を検出したときフィルムを一定時間停止し、以
後以上の動作を各コマ毎に繰り返すようにしているが、
誤って必要とする画像を見過ごした場合、他の件（又は
バッチ）のコマ群の画像を観察し、利用者は他の件（又
はバッチ）の画像を順次観察しているとき、又はフィル
ムが全部送られてしまったとき所望の画像を見過ごした
ことがわかるという不都合があった。

本発明は、このような従来の情報検索装置における不都
合を解消して所望の件又はバッチのコマ群をブラウジン
グ検索中に他の件又はバッチのコマ群を引続いて観察し
ないようにして誤った検索作業を防止することを目的と
する。そのため、この発明では、下位の第１分類のマー
クを検出し、その検出信号によりフィルムの送給を制御
している場合に第１分類より上位の分類の第２マークを
検出したときフィルムを停止させる手段を設けることに
より、誤った検索作業を防止するようにしたものである
。

以下本発明を、具体例をもって説明する。

第２図は本発明を適用した検索装置付フィルムリーダの
フィルム送給部を示すものである。

同図において、ｌは多数の画像コマｆとマークｍ、　、
ｍ、とを有する第１図に示したマイクロフィルムＦ１を
ロール状に収容する着脱自在゛のフィルム供給カートリ
ッジ、２はカートリッジｌがフィルムリーダーの所定位
置に装着されたことを検知するマイクロスイッチ、３は
カートリッジ１内のマイクロフィルムを送シ出すための
キャプスタンローラー、４はキャプスタンローラ３を回
転するフイ゛ルム送り出し用モータ、５はカートリッジ
内のフィルムスブールを回転するだめのフィルム巻取用
モータ、６はキャプスタンローラ３をマイクロフィルム
Ｆに接触する位置とマイクロフィルムから離れる位置に
移動させるソレノイドである。

７１．’Ｉｔはフィルムガイドローラー、８はフィルム
巻取リール、９はスプリング１０によって巻取リール８
の巻取軸中心に向って圧力を付加され、フィルムの先端
を巻取リール８の巻取軸に確実に巻付ける為のガイドロ
ーラーである。

１１は巻取リール８を回転するだめのフィルム巻取用モ
ータである。なお、図示されていないが、カートリッジ
１と巻取リールの間の所定のフィルム送給通路に沿って
フィルムを案内するガイド板が設けられている。

上記構成において、モータ４を駆動すると共にソレノイ
ド６を作動するとキャプスタンローラ３が回転しながら
マイクロフィルムＦ、にｍ触する位置に移動し、キャプ
スタンローラ３とマイクロフィルムとの接触によりカー
トリッジｌからフィルムの先端が送り出され、フィルム
Ｆは所定の通路に沿って巻取リール８に向って送給され
る。この方向への送りを前進とよぶ。フィルムの先端が
ガイドローラ７２を通過すると、不図示のフィルム検知
器がマイクロフィルムを検知し、この検知信号によシモ
ータ１１が駆動し、巻取リール８が回転する。

フィルムＦ、の先端が巻取リール８まで送給されるとガ
イドローラ９の働きによりフィルムの先端が巻取リール
８の巻取軸に自動的に巻付く。

フィルムＦ、が巻取リール８に巻付くとモータ４及びソ
レノイド６が不作動となり、キャプスタンローラ３がフ
ィルムから離れて元の位置に復帰スる。フィルムの先端
が巻取り−ル８に巻付くとフィルムＦは巻取リール８の
回転によりカートリッジ１から巻取リール８に移送され
る。

マイクロフィルムＦＩをカートリッジ１に巻戻す場合は
、モータ１１を不作動にし、モータ５を駆動するとカー
トリッジｌ内のフィルムスブールがフィルムを巻取る方
向に回転してフィルムがカートリッジ１に巻戻される。

この方向への送如を後退とよぶ。したがってモータ５，
１１のいずれかを駆動することによりフィルムラ前進、
後退させることができる。

１２はマイクロフィルムＦ、を照明するランプ、１３は
コンデンサレンズ、１４はランプ１２によって照明され
たフィルムＦ、の画像をスクリーン（子図、示）に拡大
投影する投影用レンズ、１５はマイクロフィルムＦ、の
各コマの側辺に設けた計数用マークｎｌ、、ｍ２を検出
する公知のマーク検昶器である。〜−り検知器１５′は
光電変換素子を有し、フィルムＦ、が送給されたときラ
ンプ１２からの光線がマークによって断続されることに
よ）信号を出力し、フィルムのコママークｍ＋ヲ検出し
たときコママーク信号を出力し、件マークｍ２を検出し
たとき件マーク信号を出力する。

第３図は前記リーダープリンターの操作部に設けた入力
装置を示すものである。入力装置１６はケーブルにより
検索装置本体と電気的に接続されている０１８け現有検
索中のコマのアドレスすなわちコマ番号、件番号または
バッチ番号を表示する表示部で本例ではＬＥＤにょる８
桁表示となっている。

１９け検索すべき画像のアドレそ番号（コマ番号１件番
号又−杖一体−ツ°チ番号）を入力する数字キー、２０
はブラウジング検索を指令するブラウジングキー、２１
はフィルムを１コマ分前進さすることを指令する＋キー
で、ブラウジング検索のときはフィルムを前進させるよ
うに指令するキーとして働く。２２はフィルムを１コマ
分後退させることを指令するーキーで、ブラウジング検
索のときは、フィルムを後退させるように指令するキー
として働く。２３は検索開始を指令するサーチキーであ
る。

第４図は検索装置のブロック図を示し、入力装置１６の
出力信号及びマーク検知器１５の出力信号はコンピュー
タからなる制御回路２３に送られる。制御回路２３はモ
ータ４，５．１１の駆動を制御する。マーク検知器１５
から出力スルコママーク信号はコママーク計数器２５で
計数され、件マーク信号は件マーク計数器２６で計数さ
れる。

第５図は検索装置のメインルーチンのフローチャートを
示す。電源スィッチ（不図示）をオンすると制御回路２
３により装置が初期状態に設定される。

次に数字キー１９を操作したかどうかをみて、キー１９
を操作したときは置数ルーチンへ飛んで、数字キー１９
によって置数された数を表示器１８に表示する。数字キ
ー１９を操作していなければキー２０・２１−２２・２
３の操作の有無をチェックし、いづれかが押されればそ
れぞれのルーチンに飛んで所定の検索の処理を行う。こ
れらの処理ルーチンのうちブラウジングルーチンを第６
図に示す。所望の件の情報の先頭コマを検索後、ブラウ
ジングキー２０を押し、次に＋キー２１を押した場合は
、フィルムを１秒停止させ（１秒とは限らないが、説明
の都合上１秒にしておく）、次にモータ１１を駆動して
フィルムを前進させる。前進中マーク検知器１５がマー
クを検出したか否かをチェックする。

マーク検知器１５がコママークを検出したときフィルム
を１秒停止させる。この１秒の停止期間中スクリーン上
の画像を観察する。１秒後フィルムは再び前進し、マー
　り検知器１５が次のコママークを検出したときフィル
ムが再び１秒停止し、以後前述の動作を繰シ返す。これ
によってコママークを検出するたびに１秒停止させてか
ら前進させる。フィルムを前進中にマーク検知器１５が
件マークを検出した場合はモータ１１の駆動を禁止して
フィルムを停止させ、メインルーチンに戻る。従って、
例えば所望の件の各コマをブラウジング検索している場
合に、上位の分類のマークすなわち他の件の件マークを
検出したときフィルムが停止し、所望のコマを見過ごし
たことを使用者に知らせる。この場合、使用者はブラウ
ジングキー２０と−キー２２を押して再びブラウジング
検索を行い、見過ごした所望のコマを探し出せばよい。

−キー２２を操作した場合は、フィルムを後退させる以
外は＋キー２１の動作と同じため省略する。

上記実施例では、２種類のマークをもつフィルムを使用
してブラウジング検索を行っているが、３種頌以−ヒの
マークをもつフィルムを使用してブラウジング検索を行
う場合にも適用することができる。たとえば所望のバッ
チの情報を検索後、この情報の中の所望の件の情報をブ
ラウジング検索する場合、件マークを検出して前述と同
様に件マークの付いたコマを順次検索し、この検索中に
バッチマークを検出したときフィルムの送給を停止させ
、これにょシ別のバッチのコマ群を順次検索しないよう
にして間違った検索動作が長時間続かないようにするこ
とができる。

以上述べたように所望の情報の下位の分類のマークを利
用して各コマの画像を順次検索している場合にこの分類
より上位の分類のマークを検出したらフィルムを停止す
ることによって、別の分類項目の画像を順次検索しない
ですみ、検索時間の短縮にもなシ、検索ミスの防止に役
立つ。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に適用するマイクロフィルムの正面図、
第２図は検索装置付リーダーのフィルム送給部の斜視図
、第３図は操作部の正面図、第４図は検索制御回路のブ
ロック図、第５図及び第６図は検索動作のフローチャー
ト図である。 １・・・カートリッジ、８・・・巻取リール°、４・５
・１１・−・モータ、１５・・・マーク検知器、２０・
・・ブラウジングキー。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 分類された２種類以上のマークを有するフィルムのマー
   クを検出してフィルム中の所望の情報を検索する装置に
   おいて、第１分類のマークを検出し、その検出信号にょ
   シフィルムの送給を制御している場合に第１分類より上
   位の第２分類のマークを検出したときフィルムを停止さ
   せる手段を設けたことを特徴とする情報検索装置。