JPS6031476A

JPS6031476A - 連続線材の巻取方法、及び巻取装置

Info

Publication number: JPS6031476A
Application number: JP13718483A
Authority: JP
Inventors: Nobumitsu Hegi; 枌　信光
Original assignee: Nittetsu Plant Designing Corp; Nippon Steel Corp
Current assignee: Nippon Steel Corp; Nippon Steel Plant Designing Corp
Priority date: 1983-07-27
Filing date: 1983-07-27
Publication date: 1985-02-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、丸棒等の円形断面を有する連続線材の巻取方
法、及び巻取装置に関する。

〔従来技術〕

従来、熱延処理された線材は大型コイル（例えば線材径
がφ９〜１５能の場合はコイル外径が１２５０鰭、内径
が８００１１１１１）状に巻取られて、保管及び製品と
しての納入を行っている。

連続線材の巻取方式としては、「エデンホン式」又は「
ガレット式」と称するものが行なわれており、これは第
１図に示すような傘状のレイングコーン（１１とポーリ
ングリール（２）の作動によって巻取り作業をするもの
である。レイングコーン（１）にはその頂点から螺旋状
に下降するように凹設されたガイド（４）内に線材（３
）を供給通過させ、エデンボン式の場合にはレイングコ
ーン＋１１を回転、逆にガレット式の場合にはポーリン
グリール（２）を回転させて、第２図のように線材（３
）をポーリングリール（２）内に層状に巻取るようにし
ている。

しかし、圧延速度で走行、してきた線材（３）は、円錐
型のレイングコーン（１１の頂部からガイド（４）を通
って放出されたものをポーリングリール（２）で受けと
る方式であるので、ガイド（４）通過時にはスリ傷を生
じて製品価値を低下させる問題がある。

また、ガイド（４）から放出された線材（３）は、ポー
リングリール（２）内に至った時には、遠心力によって
第２図のようにリール（２）本体内周壁側に層状に積重
なる状態となり、巻取り高さが増大して充填率が不良で
あるという欠点もある。

〔発明の目的〕

本発明は以上のような問題を解消しようとするもので、
線材の損傷を防止し、かつ巻取機の充填効率を向上させ
ることを目的とする。

〔発明の構成〕

本発明の構成は、連続して供給される線材を回転する巻
取ドラムに順次螺旋状に巻回し、かっこの巻回時にチェ
ーンローラによって線材を巻取ドラム周面に押圧して強
制的に輪状に曲げ変形させ、しかも巻取ドラムを偏Ｊシ
・回転させることにより、下位のポーリングリールへの
落下供給に当り、輪状となった線材が同心上に集束する
ことなく均一分散できるようにするものである。

〔発明の作用〕

上記構成によって、本発明は輪状に強制変形された線材
をポーリングリールが受皿として収納するだけであるか
ら、線材に傷がつくことがなく、しかも巻取ドラムの偏
心回転によって線材を均等分散することができるという
作用を有する。

〔実施例〕

以下、図面に示す実施例に基いて本発明を説明する。

第３図は線材巻取装置（Ａ）の断面図で、図中（６）は
駆動ケーシングで、電動機（１８）　、（２０）により
夫々駆動される偏心軸（８）と駆動ドラム（１０）とを
回転自在に取付けている。偏心軸（８）は駆動ゲージン
グ（６）に軸受（７ａ）　、（７ｂ）により支持され、
さらに軸受（９ａ）　、（９ｂ）で同偏心軸（８）に駆
動ドラム叫を組込んだ構成で、駆動ドラムＱ（１１の上
端には電動機（２０）の主軸に軸着された駆動歯車（１
９）に噛合する歯車（１１）を取付けている。また、駆
動ドラム００）の下端はフランジ型をなしており、同下
端にはドラム軸線方向に垂設されたローラ軸（１３）及
びローラ（１４）が駆動自在に装着されている。

偏心軸（８）は軸受（９ａ）　、（９ｂ）により駆動ド
ラム０ωを相対回転可能な第１軸（８ａ）と、同第１軸
（８ａ）に対して人だけ偏心した第２軸（８ｂ）とより
構成され、第１軸（８ａ）上端には電動Ｎｕ（１８）の
出力軸に軸着された駆動歯車（１７）に噛合する歯車（
１６）を取付けている。

（５）は偏心軸（８）ノ第２軸（８ｂ）に軸受（１５ａ
）。

（１５ｂ）を介して回転自在に取付けられる巻取ドラム
で、上端のフランジ部は駆動ドラムａψのローラ（１４
）が転勤可能な幅を有した溝＋ａ）を半径方向に凹設し
ている。

上記構成において、電動機（２０）の作動により駆動歯
車（１９）及び歯車（１１）を介して駆動ドラムＱＱＩ
が回転し、ローラ（１４）と溝（８）との係合により巻
取ドラム（５）が回転する。また、電動機（１８）の作
動によって偏心軸（８）が駆動歯車（１７）及び歯車（
１６）を介して独立して回転する。従って同偏心軸（８
）に回転可能に取付けられた巻取ドラム（５）は、ロー
ラ（１４）と溝（ａ）とにより駆動ドラム０のに対して
半径方向に自由となるような連係であるから、偏心軸（
８）により第１，２軸（８ａ）　、（８ｂ）の偏心量人
×２の半径の円弧を第２軸（８ｂ）中心が描くような円
運動をしつつ、駆動ドラム００）により巻取ドラム（５
）自体が回転することができる。

さらに、第３図において、（２３）は巻取ドラム（５）
の外側を囲にようするように配置され、線材（３）を下
位のポーリングリール（３０）に案内するための円筒ガ
イドである。ポーリングリール（３０）の回転軸（３１
）は駆動機構（図示せず）により昇降する昇降装置（３
２）により動作するロッド（３３）を外嵌し、上端にリ
ール板（３４）を固着している。

このリール板（３４）の上面には内側ボール（３５）と
外側ボール（３６）が立設され、線材（３）を両ポール
（３５）　、（３６）間に巻回状態に収容することがで
きる。

円筒ガイド（２３）内において、（２１）は巻取ドラム
（５）の外周を螺旋状に巻回して配置されるチェーンで
、第６図で示すように線材（３）の入側に相当する点（
’Ｂ）が固定され、巻取ドラム（５）を２〜３段巻回し
、他端が流体シリンダ（２２）に連結されている。巻取
ドラム（５）周面に当接する部分の各チェーン（２１）
には線材（３）径より大きい曲率の溝（ｂｌを全周に凹
設したチェーンローラ（２１’　）が転勤自在に取付け
られている。

円筒ガイド（２３）内周にはチェーン（２１）をガイド
するチェーンガイド（２４ａ）、（２４ｂ）が螺旋状に
形成され、さらに第５図で明らかなようにチェーンガイ
ド（２４ａ）、（２４ｂ）形成方向に伸長する長孔（Ｃ
）を貫通するロンド（２５）が連結され、同ロッド（２
５）先端のストッパ（２６）と受け体（２９）間に介設
されたスプリング（２７）によりチェーン（２１）を円
筒ガイド（２３）の内周壁方向に（＝ｊ勢している。ま
た、（２８）は円筒ガイド　（２３）外周面に当接する
コロである。流体シリンダ（２２）の伸縮動作により、
各チェーン（２１）はスプリング（２７）の伸縮による
半径方向の移動及び長孔（Ｃ）の開口長さに相当するチ
ェーンガイド方向の移動が可能となり、巻取トラム（５
）に対して聚締若しくは弛緩状態となすことができる。

上記構成の線材巻取装置による線材の巻取作業を説明す
れば、前述のように電動機（＋８）　、（２０）を各々
駆動すると、巻取ドラム（５）は偏心軸（８）によって
そのドラム中心が円運動をしつつ、駆動ドラムαのによ
って回転する。この時、流体シリンダ（２２）を作動し
てチェーン（２１）を巻取ドラム（５）側に緊締させる
と、チェーンローラ（２１’）が巻取ドラム（５）周面
に当接して回転する。この状態で、第７図に示す方向か
ら線材（３）を供給すれば、この線材（３）はチェーン
ローラ（２１’　）の溝ｔｂｌ内に至り巻取ドラム（５
）周面に押圧された状態で巻取られる。

このチェーンローラ（２１’）の押圧力負荷によって線
材（勢は巻取ドラム（５）の外周面曲率に等しい曲げを
強制的に受けて輪状となり、下位のポーリングリール（
３０）内に送り出される。

ここで、巻取ドラム（５）はその軸心が偏心量尤に等し
い半径の円を描いて円運動しているので、輪状に曲げら
れた線材（３）は第７図に示すように、巻取ドラム（５
）円面の移動軌跡に略等しい分布となってポーリンゲル
リール（３０）内に供給される。従って、輪状となった
線材（３）は偏心量λに略等しい幅の環状域に落下給送
され、同心的な集束を生ぜず、内側ボール（３５）から
外側ボール（３６）の間を一様に埋設するようになる。

従って、ポーリングリール（３０）内で線材（３）が偏
在することなく高密度で供給することができ、充填効率
を向上させることができる。

〔効果〕

以上のように本発明によれば、線材を損傷させることな
く、かつ高い充填効率でポーリングリールへ供給するこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の線材巻取方法を示す説明図、第２図は同
従来法における線材の巻取状態を示す断面図、第３図は
本発明に係る線材巻取装置の断面図、第４図はチェーン
の取付状態を示す断面図、第５図は同第４図のＩ’　−
Ｉ線矢視図、第６図はチェーンの巻回状態を示す平面図
、第７図は線材のポーリングリールへの送り出しを示す
説明図である。（３）線材　（５）巻取ドラム（６）駆動ケーシング　（７ａ）　、（７ｂ）軸受（８
）偏心軸　θ０）駆動ドラム（２１）チェーン　（２１’　）チェーンローラ（２２
）流体シリンダ　（２３）円筒ガイド（２４ａ）、（２
４ｂ）チェーンガイド（３０）ポーリングリール特許出願人　新日本！！熾株式會社（ほか１名）代理人
　手掘　益（ほか２名）第７図３第６図

Claims

【特許請求の範囲】１、連続して供給される線材を円筒ガイド内で偏心して
回転する巻取ドラムに順次巻回するとともに、巻回され
た線材を外方から巻取ドラム中心方向に連続的に押圧し
て輪状に曲げ変形させ、さらに同輪状の線材を巻取ドラ
ム下位のｊミーリングリール内に落下供給することを特
徴とする連続線材の巻取方法。２、固定された上下両端開口の円筒ガイドと、同円筒ガ
イド内に同ガイド上端から下端に亘って形成された螺旋
状のチェーンガイドと、同チェーンガイド内に移動可能
に支持され一端が流体シリンダに連結されたチェーンと
、同チェーンに転勤自在に取付けられ線材を案内するチ
ェーンローラと、上記円筒ガイド内に配置され同円筒ガ
イドの軸心周りに公転する巻取ドラムと、同巻取ドラム
の下位に設けられるポーリングリールとを有し、上記線
材はチェーンローラにより巻取ドラムの円面に＋［旋状
に押圧状態で給送されることを特徴とする連続線材の巻
取装置。