JPS6031145Y2 - アレスタを内蔵した筒形カツトアウト - Google Patents

アレスタを内蔵した筒形カツトアウト

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Publication number
JPS6031145Y2
JPS6031145Y2 JP5833081U JP5833081U JPS6031145Y2 JP S6031145 Y2 JPS6031145 Y2 JP S6031145Y2 JP 5833081 U JP5833081 U JP 5833081U JP 5833081 U JP5833081 U JP 5833081U JP S6031145 Y2 JPS6031145 Y2 JP S6031145Y2
Authority
JP
Japan
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arrester
electrode
insulator
cylindrical
cutout
Prior art date
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Expired
Application number
JP5833081U
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JPS57170257U (ja
Inventor
奉昭 堀田
Original Assignee
株式会社高松電気製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社高松電気製作所 filed Critical 株式会社高松電気製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案はアレスタを内蔵した筒形カットアウトに関す
るものである。
従来技術 アレスタを収納した筒形カットアウトとしては下記に(
1)〜(3)で示す構成をもつものが従来から提案され
ていた。
(1)筒形の本体碍子のほぼ中央部に本体碍子と直交方
向へ分岐する筒状部を形威し、その筒状部内にアレスタ
を収納する構造。
(2)筒状の本体碍子全体を大径にし、ヒユーズ筒とア
レスタとを並列状に内装する構造。
(3)筒状の本体碍子の下半部に半円筒状の膨出部を一
体形成し、その膨出部内にアレスタを装着する構造。
しかしながら、前記(1)の構造は、本体碍子の中央に
直交方向へ延びる筒形碍子を設ける必要があるため、そ
の製作が困難である。
又、この筒形碍子は支持碍子を兼用させるため、のたつ
ぎ方式にて碍子を一体に製作した場合に強度的に問題が
ある。
さらに、この構造では、アレスタが本体碍子の中央部に
位置するため、アレスタの充電側電極に対する接続に工
夫を凝らす必要がある。
次に、前記(2)の構造では、本体碍子そのものが相当
大きくなり、重量及びコスト面で問題がある。
又、本体碍子にヒユーズ筒とアレスタとを並列状に装す
る関係上、絶縁隔壁を設ける等構造が複雑になり、無駄
な空間を要する。
さらに、アレスタを密封する点から見るとこのような構
成では下方開口部の密閉上も問題があり、実際上あまり
かんばしくない。
又、前記(3)の構造では本体碍子が変形しているので
、前記(2)と同様に密閉性の問題がある外、アレスタ
の充電側電極に対する接続がやや複雑になり作業性の点
でも問題があり、又本体碍子の製作上にも問題がある。
目的 この考案は以上の問題点を解消するために威されたもの
であって、本体碍子の上端部内にアレス夕収納部を形成
し、アース線とアレスタとをモールドコーンにて一体化
することにより、アレスタ内の水密構造を保持し得ると
ともにアレスタの本体碍子に対する組付けを簡素化し、
またアレスタの充電側電極に対する接続も容易になり、
さらに美観上も優れたアレスタを内蔵した筒形カットア
ウトを提供することにある。
実施例 以下、この考案の一実施例を図縦って説明すると、この
実施例における筒状の本体碍子1は上部内周面に環状の
係止段部2が突設されることによりその内腔部が上下に
区画され、係止段部2より上方にはアレスタ収納部3が
形成されとともに、係止段部2より下方にはヒユーズ筒
収納部4が形成されている。
又、前記係止段部2には筒状の上部締付ボルト5とその
外周に螺合される上部締付ナツト6がそれぞれパツキン
7.8を介して気密状に固着されている。
なお、上部締付ボルト5の内周には雌ネジが切られてい
る。
前記上部締付ボルト5の内周には上端がアレスタ収納部
3内に突出するように接続ボルト9が下方から螺合され
、接続ボルト9においてその頭部と上部締付ボルト5と
の間には安定金具10が螺合されている。
そして、上部締付ボルト5と安定金具10との間には接
続ボルト9に遊嵌される上部接続端子11が締着され、
接続ボルト9の頭部と安定金具10との間には接続ボル
ト9に遊嵌され上部電極12が首振りに可能に係止され
ている。
なお、接続ボルト9の頭部と上部電極12との間には消
弧棒13が吊下するためのバネ14が掛装されている。
前記本体碍子1の周側においヒユーズ筒収納部4の内頂
部及び内底部と対応する位置には上部及び下部モールド
コーン15.16が各別に固着さし、各モールドコーン
15.16には電源側及び負荷側日出線17.18がそ
れぞれ一体モールドされている。
又、電源側目出線17の内端は前記上部接続端子11に
圧着されるとともに、負荷側目出線18の内端はヒユー
ズ筒収納部4の下部に取付固定された下部電極19に接
続されている。
そして、ヒユーズ筒収納部4の内頂部及び下部にそれぞ
れ配設された上部及び下部電極12.19間にはヒュー
−ズ筒20が取り替え可能に装着されている。
前記本体碍子1の中央部外周には本体碍子1を電柱等の
読会(図示せず)に取付けるための取付金具21が装着
され、又本体碍子1の下端には複数(例えば3個)の係
止金具22により密閉栓23を離脱可能に密閉保持する
ためのはかま部材24が固着されている。
一方、本体碍子1の上端部及びアレスタ収納部3内には
アース線25の一端部を一体モールドしたモールドコー
ン26が着脱可能に密嵌固定され、アース線25の一端
にはアース線25とともにモールドコーン26内に埋設
される水切金具27がかしめ着され、又アース線25の
他端は前記取付金具21に接続されている。
なお、水切金具27の下半部には雌ネジ筒部27aが形
成されている。
前記アレスタ収納部3内には前記アース線25、水切金
具27とともに、モールドコーン26内に水密状態にて
埋設されるアレスタAが収納されている。
このアレスタAはアース側’[極28、圧縮バネ29、
可撓導体30、端子板31、充電側電極32、及び酸化
亜鉛素子等の無続流特性に優れた非直線抵抗素子(特性
要素)33等からなり、そのアース側電極28の上面に
突設された雌ネジ部28aには前記水切金具27の雌ネ
ジ筒部27aが螺着されている。
またその充電側電極32の下端部はモールドコーン26
下端から下方に突出し、下面の雌ネジ穴32aに前記接
続ボルト9が螺着着されることにより、モールドコーン
26を本体碍子1の上端部に対して密嵌固着可能とし、
また着脱可能としている。
そして、上下一対の端子板31は前記非直線抵抗素子3
3に対する接触を良好にするために軟らかな金属にて形
成され、圧縮バネ29は直列に配置された適数個の素子
間及び素子33と端子板31間並びに端子板31と充電
側電極32間の接触を良好に1、可撓導体30は圧縮バ
ネ29の上下各端部に端部が巻付は固定され、アース側
電極28と端子板31間の通電をより確実なものにして
いる。
なお、34は下端部内周を充電側電極32外周に螺着し
た収納管であって、上端部内周には蓋体35が螺着され
ている。
そして、同蓋体35には電極28上面に突設した雄ネジ
28aがその中央を挿通している。
さて、上記のように構成された筒形カットアウトは雷サ
ージがカットアウトに侵入しても酸化亜鉛素子等の無続
流特性に優れた非直線抵抗素子33により取付金具21
及び読会を介して大地に放電するので、カットアウト自
身の破損は勿論、カットアウトの負荷側日出線18を介
して接続される変圧器等の配電機器を雷サージから保護
する。
又、前記のように構成された筒形カットアウトは在来の
カットアウトにおける本体碍子の上部をやや延長する構
造であるので、形態上の問題が全くなく、従来のカット
アウトとしての機能及び構造を損なう心配がないととも
に、アレスタの充電側電極32と電源側の目出線用電極
部との共用が容易になり、充電側電極32に対する接続
が簡素化でき、作業性が極めて向上する。
さらにアース線25とアレスタAがモールドコーン26
により一体化されているので、アレスタAに不具合が生
じた際にはアース線をアレスタAから着脱する手間を省
いて簡単にアレスタAの交換が出来る。
そして、アレスタAはモールドコーン26内に埋設され
ているので水密を保持し得る。
又、アレスタを使用しない場合には、アレスタ収納部3
内に盲栓等を密嵌して単なるカットアウトとして使用す
ることも可能である。
なお、この考案は前記実施例に限定されるものではなく
、この考案の趣旨から逸脱しない範囲で任意に変更する
ことも可能である。
効果 以上詳述したようにこの考案は筒状の本体碍子内腔部を
上部において上下に区画して上方をアレスタ収納部とす
るとともに下方をヒユーズ筒収納部とし、前記ヒユーズ
筒収納部の上部には電源側日出線に接続される上部電極
を固設し、ヒユーズ筒収納部の下部には負荷側日出線に
接続される下部電極を固設し、前記アレスタ収納部には
、本体碍子の上端部に着脱可能に密嵌されるゴムモール
ドコーン内に埋設され、前記上部電極と接続可能な充電
側電極とアース線に接続されるース側電極とを有すると
ともに酸化亜鉛素子等の非直線抵抗素子よりなるアレス
タ素子を備えたアレスタを設けたことにより、アレスタ
内の水密構造を保持し得るとともにアレスタの本体碍子
に対する組付を簡素化し、またアレスタの充電側電極に
対する接続も容易になり、さらに美観上も優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案を具体化した一実施例を示す断面図である
。 本体碍子1、アレスタ収納部3、ヒユーズ筒収納部4、
上部電極12、電源側目出線17、負荷側目出線18、
下部電極19、モールドコーン26、アース側電極28
、充電側電極32、非直線抵抗素子33、アレスタA0

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 筒状の本体碍子内腔部を上部において上下に区画して上
    方をアレスタ収納部とするとともに下方をヒユーズ筒収
    納部とし、 前記ヒユーズ筒収納部の上部には電源側日出線に接続さ
    れる上部電極を固設し、ヒユーズ筒収納部の下部には負
    荷側目出線に接続される下部電極を固設し、 前記アレスタ収納部内には、本体碍子の上端部に着脱自
    在に密嵌されるゴムモールドコーン内に埋設され、前記
    上部電極と接続可能な充電側電極とアース線に接続され
    るアース側電極とを有するとともに酸化亜鉛素子等の非
    直線抵抗素子よりなるアレスタ素子を備えたアレスタを
    設けたことを特徴とするアレスタを内蔵した筒形カット
    アウト。
JP5833081U 1981-04-22 1981-04-22 アレスタを内蔵した筒形カツトアウト Expired JPS6031145Y2 (ja)

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JPS57170257U JPS57170257U (ja) 1982-10-26
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JP5833081U Expired JPS6031145Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22 アレスタを内蔵した筒形カツトアウト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59154753U (ja) * 1983-03-31 1984-10-17 エナジーサポート株式会社 避雷器素子内蔵口出し線用モールドコーン

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Publication number Publication date
JPS57170257U (ja) 1982-10-26

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