JPS6030517Y2 - 成型シ−リング材 - Google Patents
成型シ−リング材Info
- Publication number
- JPS6030517Y2 JPS6030517Y2 JP1980119070U JP11907080U JPS6030517Y2 JP S6030517 Y2 JPS6030517 Y2 JP S6030517Y2 JP 1980119070 U JP1980119070 U JP 1980119070U JP 11907080 U JP11907080 U JP 11907080U JP S6030517 Y2 JPS6030517 Y2 JP S6030517Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sealing material
- elongation
- sealant
- fibers
- molded
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Gasket Seals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、防水板の接合部、管体の接合部などに使用す
る成型シーリング材に関するものである。
る成型シーリング材に関するものである。
感圧接着性粘着物で作られているこの種成型シーリング
材は、僅かな外力によっても伸びてしまう性質を有し、
作業性が悪く、その取扱いに熟練と手数を要する欠点を
持っている。
材は、僅かな外力によっても伸びてしまう性質を有し、
作業性が悪く、その取扱いに熟練と手数を要する欠点を
持っている。
本考案は、これらの欠点を除去することを目的とするも
のであって、伸びを有する長尺なシーリング材本体に対
して、その長手方向に沿って伸び防止用線条物を一体に
張設することにより、長尺なシーリング材の伸びを防止
して所定寸法の変化をなくし、作業性の良好な成型シー
リング材を提供することにある。
のであって、伸びを有する長尺なシーリング材本体に対
して、その長手方向に沿って伸び防止用線条物を一体に
張設することにより、長尺なシーリング材の伸びを防止
して所定寸法の変化をなくし、作業性の良好な成型シー
リング材を提供することにある。
即ち、本考案は、感圧接着性粘着物で作られた伸びを有
する長尺なシーリング材本体に対し、その長手方向に沿
って伸び防止用線状物を張設し一体としたことを特徴と
する成型シーリング材の構造を要旨とするものでありま
す。
する長尺なシーリング材本体に対し、その長手方向に沿
って伸び防止用線状物を張設し一体としたことを特徴と
する成型シーリング材の構造を要旨とするものでありま
す。
次に、本考案を図示実施例に従って説明すれば、１はシ
ーリング材本体であて、感圧接着性粘着物により板状、
紐状などの伸びのある長尺物として底形されらる。
ーリング材本体であて、感圧接着性粘着物により板状、
紐状などの伸びのある長尺物として底形されらる。
感圧接着性粘着物としては、感圧接着性と自己融着性を
有し、夏期の高気温や日射で流出がなく、冬期の低温で
脆化しない程度の耐熱性と耐寒性をするものであり、一
般に弾性付与するための高分子弾性体（例えば、天然ゴ
ム、合皮ゴム、再生ゴム、塩化ゴム、エチレン・アクリ
レート共重合物、エチレン・醋酸ビニール共重合物、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール、塩化
ビニール共重合物など）と、接着性、粘着性を付与する
ための樹脂（例えば、エステルガム、ロジンの誘導体、
テルペン樹脂、クマロン樹脂、フェノール樹脂、石油樹
脂、アルキレン樹脂、合皮テルペン樹脂、ポリブテン、
ポリブタジェンなど）、合成油、鉱油、プロセス油、可
塑剤などと顔料、フィラー、老化防止剤等を混和して造
られるもので、多くの種類のものがある。
有し、夏期の高気温や日射で流出がなく、冬期の低温で
脆化しない程度の耐熱性と耐寒性をするものであり、一
般に弾性付与するための高分子弾性体（例えば、天然ゴ
ム、合皮ゴム、再生ゴム、塩化ゴム、エチレン・アクリ
レート共重合物、エチレン・醋酸ビニール共重合物、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール、塩化
ビニール共重合物など）と、接着性、粘着性を付与する
ための樹脂（例えば、エステルガム、ロジンの誘導体、
テルペン樹脂、クマロン樹脂、フェノール樹脂、石油樹
脂、アルキレン樹脂、合皮テルペン樹脂、ポリブテン、
ポリブタジェンなど）、合成油、鉱油、プロセス油、可
塑剤などと顔料、フィラー、老化防止剤等を混和して造
られるもので、多くの種類のものがある。
２，３の代表的なものをあげると、ブチルゴムとポリブ
テンとテルペン樹脂などを主なるベースとするもの、ゴ
ムとアスファルトと粘着性樹脂を主なるベースとするも
の、アクリル系樹脂を主なるベースとするものなどがあ
る。
テンとテルペン樹脂などを主なるベースとするもの、ゴ
ムとアスファルトと粘着性樹脂を主なるベースとするも
の、アクリル系樹脂を主なるベースとするものなどがあ
る。
２は伸び防止用線状物であって、伸びを有する長尺なシ
ーリング材本体１の長手方向に沿って張設しシーリング
材本体１の接着性を利用して一体化したものである。
ーリング材本体１の長手方向に沿って張設しシーリング
材本体１の接着性を利用して一体化したものである。
伸び防止用線条物としては、石綿、ガラス繊維、岩綿な
どの無機繊維、木綿、麻、ジュロ、生毛、羊毛、絹、紙
パルプ、レーヨン、醋酸人絹などの天然有機繊維または
人造繊維、ポリエステル、ビニロン、ポリアミド、芳香
族ポリアミド、アクリル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビ
ニール、ポリ塩化ビニリデン繊維などの合成繊維、炭素
繊維、金属繊維などの単繊維、これら繊維を複数本集束
し適当な集束材で処理したもの、繊維を複数本集束しよ
って糸状にしたものなどが使用されるほか、細い金属線
なども使用することができる。
どの無機繊維、木綿、麻、ジュロ、生毛、羊毛、絹、紙
パルプ、レーヨン、醋酸人絹などの天然有機繊維または
人造繊維、ポリエステル、ビニロン、ポリアミド、芳香
族ポリアミド、アクリル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビ
ニール、ポリ塩化ビニリデン繊維などの合成繊維、炭素
繊維、金属繊維などの単繊維、これら繊維を複数本集束
し適当な集束材で処理したもの、繊維を複数本集束しよ
って糸状にしたものなどが使用されるほか、細い金属線
なども使用することができる。
また、これら伸び防止用線状物２を第１図に示すように
直線状に張設する場合、第２図に示すように網目状にし
て張設する場合とがある。
直線状に張設する場合、第２図に示すように網目状にし
て張設する場合とがある。
さらに、これら張設した伸び防止用線状物２を伸びを有
する長尺なシーリング材本体１に対して一体化する手段
としては、シーリング材本体１の表面、或は表裏面に対
し伸び防止用線状物２を添着させればシーリング材本体
１の持っている接着性により容易に接着一体化すること
ができ、さらには伸び防止用線状物２をシーリング材本
体１内に埋設させることはできる。
する長尺なシーリング材本体１に対して一体化する手段
としては、シーリング材本体１の表面、或は表裏面に対
し伸び防止用線状物２を添着させればシーリング材本体
１の持っている接着性により容易に接着一体化すること
ができ、さらには伸び防止用線状物２をシーリング材本
体１内に埋設させることはできる。
３は剥離シートであって、剥離紙、ポリエチレンフィル
ムなどで構成されており、シーリング材本体１の表、裏
面に付着してこれを保護すると共に、取扱い中の粘着を
防止するめのものであって、シーリング材として使用す
る時には剥離する。
ムなどで構成されており、シーリング材本体１の表、裏
面に付着してこれを保護すると共に、取扱い中の粘着を
防止するめのものであって、シーリング材として使用す
る時には剥離する。
叙上のように、本考案の成型シーリング材には、その長
手方向に沿って伸び防止用線条物が設けであるので、取
扱い作業中に伸びる恐れがない実益を有するものであり
、長尺の成型シーリング材を使用する場所に応じた所要
寸法に予じめ裁断しておくことができ作業性が良好であ
ると共に、所定の場所からはみ出すこともなく、局部的
な伸びのないことから各部を均等にシールすることもで
きる実益をも有するものである。
手方向に沿って伸び防止用線条物が設けであるので、取
扱い作業中に伸びる恐れがない実益を有するものであり
、長尺の成型シーリング材を使用する場所に応じた所要
寸法に予じめ裁断しておくことができ作業性が良好であ
ると共に、所定の場所からはみ出すこともなく、局部的
な伸びのないことから各部を均等にシールすることもで
きる実益をも有するものである。
また、本考案の成型シーリング材は、感圧接着性粘着物
からなるシーリング材本体に対して、その長手方向に沿
って伸び防止用線状物を一体に張設したものであるから
、伸び防止用線状物の存在によっても、シーリング材本
体を形成する感圧接着性粘着物の厚み方向に対する動き
は規制されず、管体など湾曲部を接合する場合でも、ま
た凹凸の激しい接合面を接合する場合であっても、それ
らの接合面とのなじみを良好に保つことができ、シール
効果を充分に発揮することができる実益を有するのであ
る。
からなるシーリング材本体に対して、その長手方向に沿
って伸び防止用線状物を一体に張設したものであるから
、伸び防止用線状物の存在によっても、シーリング材本
体を形成する感圧接着性粘着物の厚み方向に対する動き
は規制されず、管体など湾曲部を接合する場合でも、ま
た凹凸の激しい接合面を接合する場合であっても、それ
らの接合面とのなじみを良好に保つことができ、シール
効果を充分に発揮することができる実益を有するのであ
る。
図は本考案の実施例を示し、第１図は斜視図、第２図は
別の実施例を示す斜視図である。 図中の符号を説明すれば、次の通りである。 １はシーリング材本体、２は伸び防止用線条物 ３は剥
離シート。
別の実施例を示す斜視図である。 図中の符号を説明すれば、次の通りである。 １はシーリング材本体、２は伸び防止用線条物 ３は剥
離シート。
Claims (1)
- 感圧接着性粘着物で作られた伸びを有する長尺なシーリ
ング材本体に対し、その長手方向に沿って伸び防止用線
状物を張設し一体としたことを特徴とする成型シーリン
グ材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980119070U JPS6030517Y2 (ja) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | 成型シ−リング材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980119070U JPS6030517Y2 (ja) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | 成型シ−リング材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5742249U JPS5742249U (ja) | 1982-03-08 |
| JPS6030517Y2 true JPS6030517Y2 (ja) | 1985-09-12 |
Family
ID=29479731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980119070U Expired JPS6030517Y2 (ja) | 1980-08-21 | 1980-08-21 | 成型シ−リング材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030517Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59217090A (ja) * | 1983-05-23 | 1984-12-07 | 大阪瓦斯株式会社 | ソケット管継手の漏洩修繕工法 |
| JPS6378511U (ja) * | 1986-11-10 | 1988-05-24 | ||
| JP2005273750A (ja) * | 2004-03-24 | 2005-10-06 | Kasei Kogyo Kk | コンクリート製品の長尺シール材 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4525270Y1 (ja) * | 1966-07-15 | 1970-10-02 | ||
| JPS543327A (en) * | 1977-06-10 | 1979-01-11 | Nitto Electric Ind Co | Formed seal |
-
1980
- 1980-08-21 JP JP1980119070U patent/JPS6030517Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4525270Y1 (ja) * | 1966-07-15 | 1970-10-02 | ||
| JPS543327A (en) * | 1977-06-10 | 1979-01-11 | Nitto Electric Ind Co | Formed seal |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5742249U (ja) | 1982-03-08 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1058657C (zh) | 修理用橡胶带及修理方法 | |
| AU2008340350A1 (en) | Stretchable, hand-tearable, conformable, and cinchable reinforced adhesive tape articles | |
| JPS6030517Y2 (ja) | 成型シ−リング材 | |
| KR101702125B1 (ko) | 고정부재를 사용하지 않는 열반사투습방수시트 및 이의 제조방법, 시공방법 | |
| CN100342606C (zh) | 管接头 | |
| KR101702124B1 (ko) | 고정부재를 사용하지 않는 투습방수시트 및 이의 제조방법, 시공방법 | |
| US20040028862A1 (en) | Fibrous closure for heat-shrinkable covers | |
| US9267634B2 (en) | Wrap-around irrigation tube patch | |
| CN210713274U (zh) | 一种拼接式建筑防水卷材 | |
| CN113825940A (zh) | 用于金属管和金属管配件的抗腐蚀性包覆物 | |
| US20080057315A1 (en) | Method of application of heat-shrinkable articles | |
| US20070184226A1 (en) | Flexible hose | |
| IE46601B1 (en) | Splicing strip | |
| CN207031329U (zh) | 一种防尘型工业双面胶带卷 | |
| JPS6228478A (ja) | 粘着層付き防水シ−ト | |
| EP2216580B1 (de) | Hutprofil zur abdichtenden Verbindung einer Anschlussleitung mit einer Hauptleitung eines Abwasserleitungssystem | |
| JP4062116B2 (ja) | 屋根下葺材 | |
| CN213416754U (zh) | 一种高强度耐候型胶带 | |
| CN209819032U (zh) | 一种遇水收紧型防水卷材及包括防水卷材的管路维修结构 | |
| JPS6136840Y2 (ja) | ||
| CN2903638Y (zh) | 便洁保温套 | |
| CN218804530U (zh) | 一种聚氯乙烯增强型预铺反粘防水卷材 | |
| CN209054221U (zh) | 一种液压快速接头用防渗漏装置 | |
| CN210510679U (zh) | 一种hdpe热熔承插式管件用异径三通 | |
| JPH0139519B2 (ja) |