JPS6030480Y2 - シングルパイプジエツトポンプ - Google Patents
シングルパイプジエツトポンプInfo
- Publication number
- JPS6030480Y2 JPS6030480Y2 JP14610580U JP14610580U JPS6030480Y2 JP S6030480 Y2 JPS6030480 Y2 JP S6030480Y2 JP 14610580 U JP14610580 U JP 14610580U JP 14610580 U JP14610580 U JP 14610580U JP S6030480 Y2 JPS6030480 Y2 JP S6030480Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- well casing
- jet pump
- suction pipe
- nut
- outer diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Jet Pumps And Other Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はシングルジェットポンプの改良に関するもの
であって、特に井戸ケーシング内を上、下に仕切るシー
ルパツキン部に関するものである。
であって、特に井戸ケーシング内を上、下に仕切るシー
ルパツキン部に関するものである。
先ず第１図及び第２図に従って従来例について説明する
。
。
図において１は地上に設けられたタービンポンプであり
、上部吸込管２、圧力管３、及び吐出管４が接続される
。
、上部吸込管２、圧力管３、及び吐出管４が接続される
。
５はアダプタであり、井戸ケーシング６及び圧力管３と
気密状態に接続され、略中心部を上部吸込管２が井戸ケ
ーシング６と略同心状に貫通し、蓋７にて気密状態を維
持するように構成されたものである。
気密状態に接続され、略中心部を上部吸込管２が井戸ケ
ーシング６と略同心状に貫通し、蓋７にて気密状態を維
持するように構成されたものである。
なお、６１は井戸ケーシング６の継目に必然的に発生す
る凹部である。
る凹部である。
８は井戸ケーシング６の内周と、上部吸込管２の外周と
の間に形成された水路であり、圧力管３と連通している
。
の間に形成された水路であり、圧力管３と連通している
。
９はジェットポンプで、ノズル９と、ディフューザ９２
を有するものである。
を有するものである。
１０はジェットポンプ９の下端部に装着された下部吸込
管で、この外周には第２図に詳細を示すように、中空円
板１１と、皿状のシールパツキン１２とが交互に配置嵌
合されるもので、しかもシールパツキン１２の外径が圧
縮前においても中空円板１１の外径より大径をなすもの
である。
管で、この外周には第２図に詳細を示すように、中空円
板１１と、皿状のシールパツキン１２とが交互に配置嵌
合されるもので、しかもシールパツキン１２の外径が圧
縮前においても中空円板１１の外径より大径をなすもの
である。
１３は下部吸込管１０の下半部に螺着したナツトで、そ
のねじ込みによってシールパツキン１２が軸方向に圧縮
され、その周外縁部が井戸ケーシング６の内周面と接触
し、井戸ケーシング６内上、下方向を仕切るものである
。
のねじ込みによってシールパツキン１２が軸方向に圧縮
され、その周外縁部が井戸ケーシング６の内周面と接触
し、井戸ケーシング６内上、下方向を仕切るものである
。
１４は一端がナツト１３の外周に固着され、他端が井戸
ケーシング６内周面に圧縮する板ばねで、ナツト１３の
井戸ケーシング６内での回動を阻止する手段を構成する
ものである。
ケーシング６内周面に圧縮する板ばねで、ナツト１３の
井戸ケーシング６内での回動を阻止する手段を構成する
ものである。
１５は下部吸込管１０の下端に螺着したフートバルブで
ある。
ある。
このように構成されたものにおいては、据付時に井戸ケ
ーシング６内での回動が阻止されたナツト１３に、上部
吸込管２を回動することによって、上部吸込管２と一体
に回転する下部吸込管１０をねじ込むと、シールパツキ
ン１２が大径のものに変形し、その外周端部が井戸ケー
シング６の内周面に密接し、井戸ケーシング６が上、下
に仕切られる。
ーシング６内での回動が阻止されたナツト１３に、上部
吸込管２を回動することによって、上部吸込管２と一体
に回転する下部吸込管１０をねじ込むと、シールパツキ
ン１２が大径のものに変形し、その外周端部が井戸ケー
シング６の内周面に密接し、井戸ケーシング６が上、下
に仕切られる。
このようにして据え付けが完了した後、上部吸込管２の
内部、水路８、及び圧力管３に呼び水をし、タービンポ
ンプ１を運転すると、圧力水が水路８を通りジェットポ
ンプ９に入ると同時に、ジェット作用により井戸の水が
フートバルブ１５を経て、下部吸込管１０→ジエツトポ
ンプ９へ入り、上記圧力水と一緒にタービンポンプ１へ
揚水され、その一部は吐出管４を経て給水されるが大部
分は再び圧力管３を経てジェットポンプ９へと循環しポ
ンプ作用が作なわれる。
内部、水路８、及び圧力管３に呼び水をし、タービンポ
ンプ１を運転すると、圧力水が水路８を通りジェットポ
ンプ９に入ると同時に、ジェット作用により井戸の水が
フートバルブ１５を経て、下部吸込管１０→ジエツトポ
ンプ９へ入り、上記圧力水と一緒にタービンポンプ１へ
揚水され、その一部は吐出管４を経て給水されるが大部
分は再び圧力管３を経てジェットポンプ９へと循環しポ
ンプ作用が作なわれる。
ところが、このように構成されたものにおいては、シー
ルパツキン１２の外周縁部が中空円板１１の外周縁部よ
り外側に出張っているため、井戸ケーシング６に対しジ
ェットポンプ９を出し入れする時シールパツキン１２
外周縁部が凹部６１に接触して損傷し、シール機能の低
下による ポンプ特性の低下を生じる欠点があった。
ルパツキン１２の外周縁部が中空円板１１の外周縁部よ
り外側に出張っているため、井戸ケーシング６に対しジ
ェットポンプ９を出し入れする時シールパツキン１２
外周縁部が凹部６１に接触して損傷し、シール機能の低
下による ポンプ特性の低下を生じる欠点があった。
この考案は以上のような従来の欠点を解消するためにな
されたもので、以下第２図に従ってこの考案の一実施例
について説明する。
されたもので、以下第２図に従ってこの考案の一実施例
について説明する。
図において１６はシールパツキンで、第２図に示すよう
に圧縮前は外径が中空円板１１の外径より小径をなし、
圧縮されると大径に変形してその外周縁部が井戸ケーシ
ング６の内周面に密接し、井戸ケーシング６内を上、下
に仕切るものである。
に圧縮前は外径が中空円板１１の外径より小径をなし、
圧縮されると大径に変形してその外周縁部が井戸ケーシ
ング６の内周面に密接し、井戸ケーシング６内を上、下
に仕切るものである。
なお、その他の符号は第１図、及び第２図の符号と同じ
につき説明を省略する。
につき説明を省略する。
このように構成されたものにおいては、ジェットポンプ
９等の井戸ケーシング６内への出し入れは第３図に示す
ようにシールパツキン１６の外径が中空円板１１の外径
より小径の状態（パツキン１６が圧縮されてない状態）
で行なわれるため、シールパツキン１６が井戸ケーシン
グ６に接触することがない。
９等の井戸ケーシング６内への出し入れは第３図に示す
ようにシールパツキン１６の外径が中空円板１１の外径
より小径の状態（パツキン１６が圧縮されてない状態）
で行なわれるため、シールパツキン１６が井戸ケーシン
グ６に接触することがない。
この考案は以上のように、中空円板と交互に配設される
シールパツキンの外径寸法を、該シールパツキンが圧縮
されない状態において、上記中空円板の外径より小径と
なるように構成したので、井戸ケーシングに対する出し
入れ時に上記シールパツキンが上記井戸ケーシングに接
触し損傷するのを防止できる効果がある。
シールパツキンの外径寸法を、該シールパツキンが圧縮
されない状態において、上記中空円板の外径より小径と
なるように構成したので、井戸ケーシングに対する出し
入れ時に上記シールパツキンが上記井戸ケーシングに接
触し損傷するのを防止できる効果がある。
第１図はジェットポンプの全体構成図、第２図は従来の
ジェットポンプのシールパツキン部詳細図、第３図はこ
の考案の一実施例の要部断面図である。 図において２は上部吸込管、６は井戸ケーシング、６１
は凹所、９はジェットポンプ、１０は下部吸込管、１１
は中空円板、１３はナツト、１４は板ばね（ナツトの回
動阻止手段）、１６はシールパツキンである。 なお、図中同一符号は同一、または相当部分を示す。
ジェットポンプのシールパツキン部詳細図、第３図はこ
の考案の一実施例の要部断面図である。 図において２は上部吸込管、６は井戸ケーシング、６１
は凹所、９はジェットポンプ、１０は下部吸込管、１１
は中空円板、１３はナツト、１４は板ばね（ナツトの回
動阻止手段）、１６はシールパツキンである。 なお、図中同一符号は同一、または相当部分を示す。
Claims (1)
- 井戸ケーシング内に挿入される上部吸込管の下端に装着
されたジェットポンプ、このジェットポンプの下部に設
けられた下部吸込管、この下部吸込管の外周に螺合する
ナツト、このナツトの上記井戸ケーシング内の回動を阻
止する手段、上記下部吸込管の外周に遊嵌した複数の中
空円板、及び上記中空円板と交互に配設され、上記下部
吸込管の外周に嵌合すると共に、上記ナツトのねじ込み
によって圧縮され、外周が上記井戸ケーシングの内壁に
圧接する複数のシールパツキンを備え、上記圧縮前は上
詰パツキンの外径が上記中空円板の外径よりも小径とな
るようにしたシングルパイプジェットポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14610580U JPS6030480Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | シングルパイプジエツトポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14610580U JPS6030480Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | シングルパイプジエツトポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5768200U JPS5768200U (ja) | 1982-04-23 |
| JPS6030480Y2 true JPS6030480Y2 (ja) | 1985-09-12 |
Family
ID=29505689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14610580U Expired JPS6030480Y2 (ja) | 1980-10-13 | 1980-10-13 | シングルパイプジエツトポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6030480Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-10-13 JP JP14610580U patent/JPS6030480Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5768200U (ja) | 1982-04-23 |
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