JPS6030284B2 - 被覆組成物 - Google Patents

被覆組成物

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JPS6030284B2
JPS6030284B2 JP54003436A JP343679A JPS6030284B2 JP S6030284 B2 JPS6030284 B2 JP S6030284B2 JP 54003436 A JP54003436 A JP 54003436A JP 343679 A JP343679 A JP 343679A JP S6030284 B2 JPS6030284 B2 JP S6030284B2
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carbon atoms
group
coating
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朝見 田中
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09DCOATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K6/00Preparations for dentistry
    • A61K6/90Compositions for taking dental impressions

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、一般には咳合する歯の接触を評価するための
手段に関し、特に一対の咳合する歯のうちの歯科修復体
又は片側の自然歯の咳合面における接触点をマーキング
するための組成物に関する。
歯の印像型から様々な種類の歯科修復体(以後、義歯等
と称する)を製造し、また自然歯のうちのある種のもの
又は全部の度合を向上させるに当って、義歯等又は自然
歯の咳合面の正確な輪郭をとるにはいよいよ困難に出会
っている。
か)る咳合面の不適当な欠損部修復は、ファイロレア・
アルベオラリス(phyorrheaalveolar
is)の如き歯周性疾患を引起す可能性がある。か)る
欠損部修復を容易にするための従来技術の方法は、一般
には、一対の咳合する歯の上方及び下方咳合面の間の接
触点又は接触態様を調べるために度合面間に挿入される
バイトペーパー(bitepaper)、タイプライタ
ーリボン、ワックス又は他の類似物質を使用している。
か)る手段の使用は、か)る度合間面の三次元的接触点
の正確な検査を可能にしない。か)る手段の各々の比較
的大きい厚さは、咳合面がそれらの自然で適当な鮫合関
係になるのを妨げ且つ度合面間の真の接触点ではない点
の誤ってマーキングをもたらす。更に、か)る手段は、
面間の咳合接触の視覚的観察を妨害しこれによってか)
る接触点の検査を妨げる。加えて、使用時に、か)る手
段は急速に乾燥及び脆弱になり、そしてか)る状態では
咳合面間の接触点を正確にマーキングするのが極めて困
難になる。
また、か)る手段は義歯等の咳合面のある部分において
過度のひずみを引起し、これによってその後にそれから
ひずみを除去するには困難で厄介な操作が必要とされる
。その上、か)る手段の使用は、いまいま困難で且つ時
間を浪費する。例えば、所定の対の咳合する歯の咳合面
間に2つの異なる種類のバイトペーパーの如きか)る手
段の1つ以上を同時に挿入するのは不可能である。従っ
て、多数の度合の動きの瞬間的な検査が可能でなく、長
い検査時間が必要である。現代の歯科学は、度合面間に
おける接触点の正確な検査のための改良技術を必要とし
ている。
かかる従来技術の方法の上記欠点を回避しそして一対の
咳合する歯の間の接触態様のより正確な検査を可能にす
る方法が、昭和42壬6月23日付の本件出願人の日本
特許第865363号に開示されている。この方法では
、小さい刷毛によって一対の咳合する歯のうちの片側の
歯の暖合面に薄い被覆材料が適用される。一対の度合す
る歯の両方を互いに度合関係にすると、被覆材料は、接
触則こおいて被覆咳合面から未被覆鮫合面へと移行す。
もし度合面が高すぎるならば、マーキングした接触点を
適当な度合接触の達成に必要な程度までこすり取るか又
はやすりでみがくことによって咳合面の補正を行なうこ
とができる。少なくとも一対の咳合する歯の咳合面の予
定部分におて接触点をマーキングするために対照色を持
つ複数の移行性被覆を使用する方法は、本件出願人の「
義歯等の鮫合面の接触点をマーキングする方法」と題す
る米国特許願の主題である。
この米国特許願の方法では、歯又は歯型の咳合面の予定
部分に各色の被覆を適用する。次いで、被覆咳合面を天
然歯又は義歯等に咳合関係にすると、各予定部分におい
て先に適用された被覆の一部分は、天然歯又は義歯等の
咳合面の対応する予定部分にしかし対応する予定部分内
に位置された各接触点においてのみ移行される。本件出
願人の日本特許の被覆組成物は、10〜30重量%の流
動パラフィン、30〜4の重量%のワセリン、10〜2
の重量%のグリセリン及び有機着色剤を含有する。
か)る組成物は、上記日本特許及び米国特許願の方法を
それらの最大限まで利用することを妨害するある種の特
性を有する。第一に、か)る組成物は標準バイトペーパ
ーの厚さの約半分以下の薄い被覆として適用し、これに
よって接触点の視覚的検査及びバイトペーパーよりも正
確なその検査を可能にするけれども、この被覆は更に一
層正確な検査を妨害する一定の厚さをなお有する。この
検査は薄い被覆ほど容易になる。加えて、か)る被覆組
成物は水中に比較的下溶性及び(又は)非分散性であり
、これによって水濯ぎによって被覆部分及び接触点から
除去することが妨げらている。特に被覆が口内の歯の上
にあるときには、被覆材料を水による濯ぎによって除去
できることが極めて望ましい。加えて、か)る組成物の
各成分は易相容性でなく、そして組成物を調製するのに
激しい混合条件を必要とする。本発明の組成物はト上記
の日本特許の被覆組成物の改良であり、そして他の点に
おいてはその有益な特性をすべて有する。本発明の一般
的な目的は、上記の欠点を打破する改良された被覆組成
物を提供することである。
それ故に、本発明の目的は、天然歯又は義歯等の咳合面
に存在する欠損部の容易な位置決め及び正確な補正を容
易にする組成物を提供することである。また、本発明の
目的は、正確な咳合関係を害さないような公称厚さを有
する被覆として天然歯又は義歯等の度合面上に塗布し得
る被覆組成物を提供することである。
本発明の他の目的は、水濯ぎによって咳合面からの除去
を許容するのに十分な水溶性又は分散性の被覆組成物を
提供することである。
本発明の更に他の目的は、被覆面を第二の度合面と接触
させる回数に関係なく使用可能な状態にある移行性被覆
として片側の咳合面へ適用可能な被覆組成物を提供する
ことである。
本発明の他の目的及び利益は、次の詳細な説明及び特許
請求の範囲から明らかになるであろう。
これらの目的は、基村としての液体グリコール、着色剤
及び増穂剤を含む改良された被覆組成物によって達成さ
れる。使用に当って、本発明の被覆組成物は一対の咳合
する歯の片側の歯の咳合面に薄い被覆として通用され、
次いで該対の被覆歯及び未被覆歯は蝦合関係にされて被
覆の一部分が歯と歯との間の各接触点ににおいて薄いマ
ーキングとして未被覆歯の咳合面へ移行される。
着色剤は、か)るマーキングが禾被覆歯の咳合面におけ
る接触点の視覚的な位置定めを可能にするのに十分な着
色強度を有するようにするために使用される。増穂剤は
、被覆歯の咳合面へ薄い不動の移行性の被覆として塗布
し得る易変形性ペーストの形態で被覆組成物を調製する
のを容易にし、しかして咳合する歯の対を咳合関係にす
ると、被覆の一部分は歯と歯との間の各接触点において
薄い不動性のマーキングとして未被覆歯の度合面へ移行
され得る。
被覆は、咳合する歯が実質上掲なわれない度合関係に入
るのを可能にするのに十分なだけ薄い。また、液体グリ
コールと調稲剤との混合物は、着色剤に対するキャリア
としても働く。本発明の改良された組成物は、被覆及び
マーキングの形態において水濯ぎによって歯から除去可
能である。本発明の被覆組成物は、天然歯又は義歯等の
度合面に存在する輪郭上の欠陥を位置決めする際に有益
な多数の特性を有する。
もちろん、本発明の被覆組成物は、歯科作業例えば義歯
等の作製、ブリッジの正確な結合、歯冠の座着の調製又
は組織表面への架工歯の鮫合の調整において輪郭上の欠
陥を位置するのに使用することができる。簡単にするた
めに、用語「歯」は天然歯、義歯等又は天然歯の印像型
を示すのに使用され、そして用語「一対の咳合する歯」
は一対に咳合する天然歯、又は天然歯及び咳合する義歯
等、又は義歯等及び咳合する天然歯の印像型のどれかを
示すのに使用される。本発明は、例えば小さい刷毛によ
って適用できこれによって一対の咳合する歯の片側の歯
の咳合面へ薄い着色した不動性で且つ移行性の被覆とし
て塗布し得る易変形性着色ペーストに係る。
一般には刷毛を被覆組成物中に浸潰し、次いで刷毛の先
端上に組成物の均一な分布を得るためにパレットに当て
)こする。次いで、刷毛によって歯の蟻合面に被覆組成
物の薄い被覆を塗布する。この被覆は、それが咳合面へ
のその適用点から流動しないという点で不動性である。
それにもかかわらず、被覆組成物は、咳合する対の歯の
被覆歯及び未被覆歯を度合関係にしたときに被覆歯の上
の被覆の一部分がか)る歯の間の各接触点において薄い
着色した同様に不動性のマーキングとして未被覆歯の咳
合面へ移行される。か)るマーキングの着色度はか)る
援鰍点の各々の視覚的位置決めを許容するのに十分なも
のである。本発明の被覆組成物のペーストコンシステン
シーは、歯の咳合面への公称厚さを持つ被覆として塗布
するのを可能にする。
被覆は、典型的には約5ミクロン厚である。か)る被覆
は、咳合する歯の対の間の適当な隣合関係を損なわない
のに十分なだけ薄い。加えて、一般には、この被覆組成
物は、水濯ぎによって歯から被覆及びマーキングを除去
できるのに十分なだけ水溶性又は水分散性である。また
、被覆組成物は、1200〜13000Fの温度で加熱
することによって実質上完全に燃焼又は除去し得、しか
してセラミック義歯の製作に干渉しない程少量の残留物
が残される。本発明の被覆組成物は、n個のヒドロキシ
ル基及びn〜n+2個の炭素原子(nは2〜10である
)を含有するグリコール又は他のポリオール、式HO−
(C2日40)aH(aは3〜20である)を有するグ
リコール並びに式HO−(C3日60)bH(bは2〜
15である)を有するグリコールよりなる群から選定さ
れる液体グリコール又は他のポリオールを基材として含
有する。
好適なグリコール及び他のポリオールの例は、エチレン
グリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ソル
ビトール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコ
ール、ジグリセリン、ポリエチレングリコール及びポリ
プロピレンである。好ましくは、グリセリン又はグリセ
リンとプロピレングリコールとの混合物が用いられる。
この成分は、組成物の少なくとも約5の重量%好ましく
は少なくとも約65重量%でそして約9の重量%以下好
ましくは約85重量%以下の濃度で用いられる。加えて
、着色剤が必要とされる。
被覆組成物中に溶解及び(又は)懸濁させ得る任意の適
当な慣用着色剤を用いることができる。着色剤の好適な
例としては、食品着色剤、水溶性染料、油溶性染料、け
し、光染料(この場合には検査のために紫外線が用いら
れている)並びに有機及び無機顔料が挙げられる。もし
組成物を加熱によって除去しようとする用途におて無機
着色剤を用いるなら、残留する灰分の量はか)る用途に
おいて干渉しない程に十分なだけ少くなければならない
。好ましくは、食品着色剤(‘‘FD及びC着色剤”)
が用いられる。赤色、縁色及び黄色着色剤が特に好適で
あることが分った。被覆組成物中に使用しようとする着
色剤の濃度は、被覆及びマーキングにおいて接触点を視
覚的に容易に位置定めできるのに十分な着色度を生じる
のに有効なものである。組成物の約0.05〜約3.の
重量%好ましくは約0.1〜約2.0重量%の着色剤濃
度が所望の着色度を達成するのに十分であることが分っ
た。増穂剤は、グリコール基材と着色剤と増穂剤との混
合物が一対の度合する歯の片側の歯の咳合面に薄い不動
性被覆として塗布される易変形性ペーストの形態になる
ために必要とされる。
この被覆の一部分は、度合する歯の対を度合関係にさせ
たときに咳合するの歯の間の接触点においてのみ薄いマ
ーキングとして未被覆歯の咳合面へ移行され得なければ
ならない。被覆及びマーキングは、咳合する歯の対の間
の適当な度合関係をそこなわないのに十分なだけ薄くな
ければならない。また、増岡剤は、グリコール基材と組
合わさって着色剤用のキャリアとしても働く。増穂剤と
して使用するための特定の物質の適合性は、か)る物質
から作られた被覆組成物の特性の受入れ可能性によって
決定される。
主として物質の物理的特性が増穂剤としてのその適合性
を決定する際に重要であるので、増穂剤及びその濃度の
選択には広い範囲が許容される。一般には、本発明の被
覆組成物は、少なくとも約1の重量%好ましく少なくと
も約15重量%でそして約5堰窒量%以下好ましくは約
35重量%以下の濃度で増穂剤を含有する。増穂剤は、
12〜22個の炭素原子を含有する脂肪酸と、n個のヒ
ドロキシル基及びn〜n+2個の炭素原子(nは2〜1
0である)を含有するグリコール及び他のポリオール、
式HO−(C2日40)d−日(dは3〜27個である
)を有するグリコール並びにHO−(C3戊○)g一日
(gは2〜20個である)を有するグリコールよりなる
群から選定されるグリコール又は他のポリオールとの固
体グリコール又は他のポリオールェステルであってよい
このェステルは、少なくとも1個の遊離ヒドロキシ基を
有しなければならない。また、2〜30モルのエチレン
オキシドと1モルのか)る固体グリコール又はポリオー
ルェステルとの反応によって生成される固体ェトキシ化
ェステルも有用である。好適なか)るェステルの例は、
エチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリ
ン、ソルビトール、しよ糖、ジヱチレングリコール、ジ
プロピレングリコール、ジグリセリン、ソルビタソ、ポ
リエチレングリコール及びポリプロピレングリコールの
モノステアレート、モノ/ぐルミタテート及びモノラウ
レート並びにか)るェステルのェトキシ化誘導体である
。好ましくは、グリセリルモノステァレートが用いられ
る。ェステルは、被覆組成物の少なくとも約1の重量%
好ましくは少なくとも約15重量%でそして約5■重量
%以下好ましくは約35重量%の濃度で用いられる。別
法として、増穂剤は、グリコール若しくはポリオールェ
ステル又はェトキシ化グリコールェステルと、脂肪酸、
脂肪酸ェステル、脂肪アルコール、ェトキシ化脂肪アル
コール、脂肪族炭化水素油又はワックス及びアルカノー
ルアミンよりなる群から選定される少なくとも1種の物
質との混合物であってもよい。
か)る混合物中における各々のか)るグリコール又はポ
リオールェステルは、、12〜22個の炭素原子を含有
する脂肪酸と、n個のヒドロキシル基及びn〜n+2個
の炭素原子(nは2〜10である)を含有するグリコー
ル又は他のポリオール、式HO−(C2日40)x一日
(xは3〜27である)を有するグリコール及び式HO
−(C3は○)y−日(yは2〜20である)を有する
グリコールよりなる群から選定されるグリコール又は他
のボリオールとのヱステルであって、少なくとも1個の
ヒドロキシル基を有するものである。
か)る混合物中のエトキシ化ヱステルは、2〜30モル
のエチレンオキシドと1モルのか)るグリコール又はポ
リオールェステルとの反応生成物である。か)る好適な
ヱステルの例として、エチレングリコール、プロピレン
グリコール、グリセリン、ソルビトール、しよ糖、ジエ
チレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセ
リン、ソルビタン、ポリエチレングリコール及びポリプ
ロピレングリコ−ルのモノオレエート、モノステアレー
ト、モノ/ぐルミテート及びモノラウレート並びにか)
るエステルのェトキシ化誘導体が挙げられる。好ましく
は、グリセリルモノステアレートが用いられる。か)る
ェステル又はェトキシ化ェステルは、被覆組成物の少な
くとも約3重量%好ましくは少なくとも約5重量%で約
5の重量%以下好ましくは約35重量%の濃度で用いら
れる。脂肪醸成分は、12〜22個の炭素原子を含有し
、そしてもしこの混合物中に用いるならば、被覆組成物
の少なくとも約1重量%好ましくは少なくとも約2重量
%でそして約3の雲量%好ましくは約12重量%の濃度
である。
好適な酸としては、ステアリン酸、パルミチン酸、ラウ
リン酸、ミリスチン酸、オレィン酸及びリノール酸が挙
げられる。好ましくは、ステアリン酸が用いられる。脂
肪酸ェステルは、10〜22個の炭素原子を含有する脂
肪酸と1〜4個の炭素原子を含有する脂肪族モノヒドロ
キシアルコールとのェステルである。好適なか)る脂肪
酸ェステルの例は、ラウリン酸メチル、ミリスチン酸ィ
ソプロピル、パルミチン酸ィソプロピル、ステアリン酸
nーブチル、ィソステアリン酸ィソプロピル及びオレィ
ン酸nーブチルである。好ましくは、パルミチン酸ィソ
プロピルが用いられている。もしエステルがこの混合物
中に存在するならば、これは、被覆組成物の少なくとも
約1重量%で約5重量%以下好ましくは約3重量%以下
の濃度で用いられる。脂肪アルコールは10〜3N固の
炭素原子を含有し、そして理論的には対応する脂肪酸の
−00日を−OHで置換することによって得ることので
きるものである。
もしこの混合物中にアルコールが存在するならば、これ
は被覆組成物の少なくとも0.1重量%好ましくは少な
くとも約2重量%で約5重量%以下の濃度にある。好適
な脂肪アルコールとしては、パルミチル、ステアリル、
ミリスチル、オレイル、セチル及びラウリルアルコール
が挙げられる。好ましくは、セチルアルコールが用いら
れる。ェトキシ化脂肪アルコールは、2〜30モルのエ
チレンオキシドと10〜3の固の炭素原子を含有する1
モルのか)る脂肪アルコールとの反応によって形成され
る生成物である。
好適な例としては、ラウレスー4、ラウレス−20、ラ
ウレスー23、ステアレス−2u セテス−IQ セテ
スー2止 セテス−28ポリオキシエチレン(10)オ
レイルエーデル及びポリオキシェチレン(20)オレィ
ルェーテルが挙げられる。好ましくは、ラウレス−23
力ミ用いられる。もし混合物中に存在するならば、ェト
キシ化脂肪アルコールは、被覆組成物の少なくとも約0
.箱重量%好ましくは少なくとも約0.5%で約2重量
%好ましくは約1重量%の濃度にある。もしこの混合物
中に脂肪族炭化水素油又はワックスを用いるならば、こ
れは被覆組成物の少なくとも約1重量%好ましくは少く
とも約4重量%で約1の重量%好ましくは約7重量%の
濃度である。好ましくは、該油又はワックスは、USP
等級の高度に精製した脂肪族鉱油又は低沸点精製脂肪族
微結晶性若しくはパラフィンワックスである。アルカノ
ールアミンは、4〜9個の炭素原子を含有しそして各々
のアルノール部分が2〜3個の炭素原子を含有する第二
又は第三アミンである。好適なアルカノールアミンとし
ては、ジェタノ−ルアミン、ジイソプロパノールアミン
、トリエタノールアミン、トリィソプロパノールアミン
及びNーメチルジェタノールアミンが挙げられる。好ま
しくは、トリイソプロパノールアミンが用いられる。加
えて、イソプロパノールのェトキシ化譲導体則ち日○(
C2日40)2C3日6N比(ポリグリコールアミン)
及び日2NC3比(C2日40)2C3はNH2(ポリ
グリコールジアミン)を含めたある種の第一ァミンも好
適である。もしアミンが混合物中に存在するならば、そ
れは被覆組成物の少なくとも約1重量で約1の重量%好
ましくは約3重量%の濃度で使用される。別法として、
増穂剤は、固体脂肪酸とアルカノールアミンとの混合物
であってもよい。
この混合物中の脂肪酸は、12〜22個の炭素原子を含
有し、そして被覆組成物の少なくとも約7重量%好まし
くは少なくとも約IZ重量%でそして約4の重量%好ま
しくは約3の重量%の濃度である。好適な酸としては、
ステアリン酸、パルミチン酸、ラウリン酸及びミリスチ
ン酸が挙げられる。好ましくは、ステアリン酸が用いら
れる。この混合物中のアルカノールアミンは、4〜9個
の炭素原子を含有しそして各々のアルカノール部分が2
〜3個の炭素原子を含有する第二又は第三アミンである
好適なアルカノールアミンは、ジエタノールアミン、ジ
イソプロ/fノールアミン、トリエタノールアミン、ト
リイソプロパノールアミン及びN−メチルジェタノール
アミンである。好ましくは、トリィソプロパノールアミ
ンが用いられる。ィソプQパノールアミンのェトキシ化
誘導体則ち日○(C2日○)2C3日6NH2(ポリグ
リコ ー ル ア ミ ン ) 及 び 比NC3日6
(C2日40)2C3日6NH2(ポリグリコールジア
ミン)を含めたある種の第一アミンも好適である。アミ
ンは、混合物中の固体脂肪酸を正確に中和するのに必要
とされる濃度の約0.1〜1.0である濃度で存在する
。例 1〜33 第1及び2表に示される各成分の様々な組合せを混合す
ることによって、一対の咳合する歯の度合面の後触点を
マーキングする際に使用するのに好適な組成物を調製し
た。
各例において、表に記載した成分は被覆組成物の100
%を構成している。各例における成分は、任意の順序で
混合容器に加えそして手で混合した。混合の短時間後に
、上に記載した所望の特性を有する組成物が得られた。
一般には、混合プロセスを容易にするために30〜70
ooの範囲内の温度における低温加熱が使用される。例
34 300地(約294夕重量)の“Vaseline■
BrandーntenSiVe Care■Lotio
n For 0〜erdび Skin”(チエセブラフ
・ポンズ、インコーポレーテツドによって製造販売)を
約10000で加熱してその中の水の少なくとも大半を
駆逐した。
“Vaseline■Brand lnにnsive
Care■山上i皿 For OverdひSkiでは
、水、グリセリン、ステアリン酸グリセリル、ステアリ
ン酸、鉱油、セチルアルコール、ラウレスー23 トリ
イソプロパノールアミン、ラノリン、パルミチン酸ィソ
プロピル、フラグランス(ha餅ance)、メチルパ
ラベン、プロピレングリコール、カーボマー(carb
omer)一934、プロピル/ぐラベン、シメ チコ
ーン(Simethicone)、エチレンジアミンテ
トラ酢酸三ナトリウム、D及びCレッドNo.19、並
びにD及びCイエローNo.10より構成される。残留
物質は、約43多重量の濃厚ペーストであった。このペ
ースト43ターこ、130の‘のグリセリン(約170
夕重量)及び3〜4夕の赤色食品着色剤と加え、そして
混合物を均一なコンシステンシーを持つ生成物が得られ
るまで手で蝿拝した。添加及び損梓は、鷹梓操作を容易
にする約40〜50qoの温度で行なわれた。第1表 註 第2表 第 2 表(続き) 註 別法として、増穂剤又はその少なくとも成分は、トラガ
カントゴム、アルギン酸アンモニウム、メチルセルロー
ス、カーボマー(carbomer)934又はヒドロ
キシプロピルセルロースであってよい。
か)る物質は、もし水が存在するならば特に望ましい。
もちろん、本発明の被覆組成物中には適当な保存剤及び
酸化防止剤も存在させてよい。
これらの目的に対して好適な物質は周知であり、例えば
メチル/ぐラベン、フ。ロピル/ぐラベン、ホルムアル
デ4ヒド、p−クロローmーキシレノール、o−フエニ
ルフヱノール、エチレンジアミンテトラ酢酸又はその塩
、ブチル化ヒドロキシアニゾール、ブチル化ヒドロキシ
トルェン及び没食子酸プロピルが挙げられる。か)る物
質は、意図する保存又は酸化防止効果を達成するのに有
効な濃度で即ち一般には被覆組成物の約0.01〜約0
.5重量%の濃度で存在してよい。また、被覆組成物の
意図する用途に干渉しない、ラノリン又はシメチコーン
(Simethicone)の如き追加物な物質も存在
させてよい。
上記から、本発明の目的が達成されたことが明らかであ
る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 n個のヒドロキシ基及びn〜n+2個の炭素原子(
    nは2〜10である)を含有するグリコールは他のポリ
    オール、式HO−(C_2H_4O)_a−H(aは3
    〜20である)を有するグリコール及び式HO−(C_
    3H_6O)_b−H(bは2〜15である)を有する
    グリコールよりなる群から選定される液体グリコール又
    は他のポリオールであつて、被覆組成物の50〜90重
    量%の濃度にある液体グリコールは他のポリオールと、
    被覆組成物を1対の咬合する歯の片側の歯の咬合面に
    薄い被覆として適用し次いで該対の被覆歯及び未被覆歯
    を咬合関係にして該被覆の一部分を該歯の間の各接触点
    において薄いマーキングとして該未被覆歯の咬合面に移
    行させたときに、該マーキングが該未被覆歯の咬合面の
    各接触点を視覚的に位置定めするのを可能にするのに十
    分な着色度を有するように、該組成物中において0.0
    5〜3重量%の濃度にある着色剤と、(A) 12〜2
    2個の炭素原子を含有する脂肪酸と、n個のヒドロキシ
    基及びn〜n+2個の炭素原子(nは2〜10である)
    を含有するグリコール又は他のポリオール、式HO−(
    C_2H_4O)_d−H(dは3〜27である)を有
    するグリコール並びに式HO−(C_3H_6O)_g
    −H(gは2〜20である)を有するグリコールよりな
    る群から選定されるグリコール又は他のポリオールとの
    エステルであつて少なくとも1個の遊離ヒドロキシ基を
    有する固体グリコール又はポリオールエステル、及び該
    エステルからの固体エトキシ化エステルであつて2〜3
    0モルのエチレンオキシドと1モルの該固体グリコール
    又はポリオールエステルとの反応生成物である固体エト
    キシ化エステルよりなる群から選定される物質、(B)
    (i)12〜22個の炭素原子を含有する脂肪酸と、
    n個のヒドロキシ基及びn〜n+2個の炭素原子(nは
    2〜10である)を含有するグリコール又は他のポリオ
    ール、式HO−(C_2H_4O)_x−H(xは3〜
    27である)を有するグリコール並びに式HO−(C_
    3H_6O)_y−H(yは2〜20である)を有する
    グリコールよりなる群から選定されるグリコール又は他
    のポリオールとのエステルであつて少なくとも1個の遊
    離ヒドロキシ基を有するグリコール又はポリオールエス
    テル、及びそれから生成したエトキシ化エステルよりな
    る群から選定され、そして被覆組成物の3〜50重量%
    の濃度にある成分と、(ii)12〜22個の炭素原子を
    含有し、そして被覆組成物の1〜30重量%の濃度にあ
    る脂肪酸、10〜22個の炭素原子を含有する脂肪点と
    1〜4個の炭素原子を含有する脂肪酸モノヒドロキシア
    ルコールとの脂肪酸エステルであつて被覆組成物の1〜
    5重量%の濃度にある脂肪酸エステル、10〜30個の
    炭素原子を含有しそして被覆組成物の0.1〜5重量%
    の濃度にある脂肪アルコール、10〜30個の炭素原子
    を含有する1モルの脂肪アルコールと2〜30モルのエ
    チレンオキシドとの反応生成物であつて被覆組成物の0
    .3〜2重量%の濃度にあるエトキシ化脂肪アルコール
    、被覆組成物の1〜10重量%の濃度にある脂肪族炭化
    水素油、及び4〜9個の炭素原子を含有し各々のアルカ
    ノール部分が2〜3個の炭素原子を含有する第二又は第
    三アミンであつて被覆組成物の1〜10重量%の濃度に
    あるアルカノールアミンよりなる群から選定される成分
    との混合物、及び、(C) 12〜22個の炭素原子を
    含有しそして被覆組成物の7〜40重量%の7〜40重
    量%の濃度にある固体脂肪酸と、4〜9個の炭素原子を
    含有し各々のアルカノール部分が2〜3個の炭素原子を
    含有する第二又は第三アミンであつて混合物(C)中の
    前記脂肪族を正確に中和するのに必要とされる濃度の1
    0〜100%である濃度にあるアルカノールアミンとの
    混合物、よりなる群から選定される物質からなり、そし
    て被覆組成物中において10〜50重量%の濃度にある
    増稠剤と、を含む被覆組成物にして、しかも、被覆した
    歯の咬合面に薄い不動性被覆として塗布することのでき
    る易変形性ペーストの形態にあり、前記被覆の一部分は
    咬合する歯の対を咬合関係にしたときに該歯の間の各接
    触点において薄いマーキングとして未被覆歯の咬合面に
    移行され、該被覆は咬合する歯が実質上損なわれない咬
    合関係に入るのを可能にするのに十分なだけ薄く且つ水
    濯ぎによつて該歯から除去することができ、そして前記
    液体グリコールと前記増稠剤との混合物が前記着色剤の
    キヤリアとして動くことからなる被覆組成物。 2 液体グリコール及び他のポリオールがエチレングリ
    コール、プロピレングリコール、グリセリン、ソルビト
    ール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール
    、ジグリセリン、ポリエチレングリコール及びポリプロ
    ピレングリコールよりなる群から選定されることからな
    る特許請求の範囲第1項記載の被覆組成物。 3 着色剤が食品着色剤であることからなる特許請求の
    範囲第1項記載の被覆組成物。 4 物質(A)がエチレングリコール、プロピレングリ
    コール、グリセリン、ソルビトール、しよ糖、ジエチレ
    ングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン
    、ソルビタン、ポリエチレングリコール及びポリプロピ
    レングリコールのモノステアレート、モノパルミテート
    及びモノラウレート並びにそれらのエトキシ化誘導体よ
    りなる群から選定されることからなる特許請求の範囲第
    1項記載の被覆組成物。 5 混合物B中の成分(i)がエチレングリコール、プ
    ロピレングリコール、グリセリン、ソルビトール、しよ
    糖、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
    ジグリセリン、ソルビタン、ポリエチレングリコール及
    びポリプロピレングリコールのモノオレエート、モノス
    テアレート、モノパルミネート及びモノラウレート並び
    にそれらのエトキシ化誘導体よりなる群から選定される
    ことからなる特許請求の範囲第1項記載の被覆組成物。 6 混合物B中の成分(ii)の脂肪酸がステアリン酸、
    パルミチン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、オレイン酸
    及びリノール酸よりなる群から選定されることからなる
    特許請求の範囲第1項記載の被覆組成物。 7 混合物B中の成分(ii)の脂肪酸エステルがラウリ
    ン酸メチル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸
    イソプロピル、ステアリン酸n−ブチル、イソステアリ
    ン酸イソプロピル及びオレイン酸n−ブチルよりなる群
    から選定されることからなる特許請求の範囲第1項記載
    の被覆組成物。 8 混合物B中の成分(ii)の脂肪アルコールがパルミ
    チルアルコール、ステアリルアルコール、ミリスチルア
    ルコール、オレイルアルコール、セチルアルコール及び
    ラウリルアルコールよりなる群から選定されることから
    なる特許請求の範囲第1項記載の被覆組成物。 9 混合物B中の成分(ii)のエトキシ化脂肪アルコー
    ルがラウレス−4、ラウレス−20、ラウレス−23、
    ステアレス−20、セテス−10、セテス−20、セテ
    ス28、ポリオキシエチレン(10)オレイルエーテル
    及びポリオキシエチレン(20)オレイルエーテルより
    なる群から選定されることからなる特許請求の範囲第1
    項記載の被覆組成物。 10 混合物B中の成分(2)の脂肪族炭化水素油が鉱
    油であることからなる特許請求の範囲第1項記載の被覆
    組成物。 11 混合物B中の成分(ii)のアルカノールアミンが
    ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリ
    エタノールアミン、トリイソプロパノールアミン及びN
    −メチルジエタノールアミンよりなる群から選定される
    ことからなる特許請求の範囲第1項記載の被覆組成物。 12 混合物C中の脂肪酸がステアリン酸、パルミチン
    酸、ラウリン酸及びミリスチン酸よりなる群から選定さ
    れることからなる特許請求の範囲第1項記載の被覆組成
    物。13 混合物C中のアルカノールアミンがジエタノ
    ールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリエタノー
    ルアミン、トリイソプロパノールアミン及びN−メチル
    ジエタノールアミンよりなる群から選定されることから
    なる特許請求の範囲第1項記載の被覆組成物。
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