JPS6030177B2 - 架空送配電線路 - Google Patents

架空送配電線路

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Publication number
JPS6030177B2
JPS6030177B2 JP52113754A JP11375477A JPS6030177B2 JP S6030177 B2 JPS6030177 B2 JP S6030177B2 JP 52113754 A JP52113754 A JP 52113754A JP 11375477 A JP11375477 A JP 11375477A JP S6030177 B2 JPS6030177 B2 JP S6030177B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power transmission
overhead power
wires
insulated
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52113754A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5446395A (en
Inventor
宏郎 永野
康雄 関井
正幸 山口
史郎 丹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP52113754A priority Critical patent/JPS6030177B2/ja
Publication of JPS5446395A publication Critical patent/JPS5446395A/ja
Publication of JPS6030177B2 publication Critical patent/JPS6030177B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は架空送配電線路の改良に関するものである。
地上に適当な間隔を置いて立てられた電柱に所定の絶縁
支持碍子を介して複数本の絶縁電線を張架せしめ構成さ
れる架空送配電線路には、それが屋外に建設されるが故
に落雷による断線を生じ易いと言う半ば宿命的問題があ
る。
線路に落雷による断線を受けると、そのために生ずる停
電により大きな社会的被害を被ることは必至であるが、
一このことにも増して大きな問題は断線して垂れ下った
電線による感電の被害を被る憂いがあることである。
特に、後者の場合には、人命にかかわることであり、き
わめて大きな問題である。
一方、この後者の問題を解決するための策としては、次
の二通りがある。
‘1’ 断線して垂れ下った電線を直ちに接地させ、以
つて当該断線の事実を逸早く当該電線への通電を断って
しまうことである。
■ 断線した電線を垂れ下らせないことである。
本発明は、上述の点に鑑がみて為されたものであって、
落雷により断線した電線の垂れ下りを確実に防止し得る
架空送配電線路の提供を目的とし、その要旨とするとこ
ろは、適当な間隔を置いて立てられた電柱に所定の絶縁
支持臭を介して所定の絶縁電線を複数本張架せしめると
共に、該絶縁電線相互間に落雷による電線断線に際して
当該電線の落下を防止する絶系威線条体もちくは榛条体
を架橋せしめて成り、上記絶縁線条体もしくは樺条体は
衝撃力吸収機構を備えて成る点にある。上記に謂う絶縁
支持具として具体的には、絶縁支持碍子(ピン碍子)等
が使用される。又、絶兼務嫁条体として具体的には、ガ
ラス繊維ロープ、ナイロンロープ等が、又、絶縁榛条体
として具体的には途中にショックアブソーバ一等を組込
んで成る合成樹脂製榛条体等が使用される。
なお、発明者らの過去の観測によれば、落雷による架送
空配電線の断線は、その大半が絶縁支持臭から約1.5
の以内の所で、しかもいずれか一本の電線で起っている
。従って、上記絶系藤嫁条体もしくは榛条体の絶縁電線
に対する架橋位置は、絶縁支持具から2〜3肌の所が良
いと考えられる。因に、一般にこの種架空送配電線は低
くて地上約6肌の所に張架されているから、絶縁支持具
から3仇離れた所で線条体もしくは榛条体の一端を固定
した時に架空送配電線が絶縁支持具の根元で断線を起し
たとしても当該電線は普通の人間が容易に届く位置まで
は垂れ下がらないことは理解されよう。次に添付の図面
により本発明架空送配電線路の実施例を説明するが、本
発明が本実施例を以つて限定的に解釈されるものでない
ことは言うまでもない。
さて、第1図において、1は地上に適当な間隔を置いて
立てられた電柱のうちの一本である。
(他の電柱は省略)2はそれぞれ上記各電柱1に従来の
手段により所定の絶縁支持碍子3を介して張紫された絶
縁電線である。
4は上記碍子3から3の離れた位置で絶縁電線2相互間
に架橋せしめられた可操性ナイロンローフ。
である。更に詳しくはこれは第2図に示すようにその両
端および中間に座金5およびU字ボルト6とより成る固
定具(クリップ)7を設けて成り、而してこの座金5お
よびU字ボルト6により当該部分において各絶縁電線2
に対して強固に固定されて成る。なお、特に図示しなか
ったが、固定具7は任意の絶縁カバーで覆われている。
第3図は上記ナィロンロ−プ4の両端を碍子3から3の
離れた位置で、中間を碍子から2の離れた位置でそれぞ
れ電線2に固定せしめると共に、上記中間部と碍子3間
に別のナイロンロープ4′を架橋せしめて成る別の実施
例である。斯様に構成する本実施例架空送配電線路によ
れば、絶縁電線相互間に落雷による電線断線に際して当
該電線の落下を防止するナイロンロープ(絶縁線条体)
を設けて成ることから線路に落雷を受けて電線に断線を
生じたとしても当該電線の垂れ下りは確実に防止するこ
とができる。なお、上記に言う効果は、落雷による断線
がナイロンロープと支持碍子間であって、しかも張架さ
れた複数本の電線のうちの何本かにおいて起った場合を
前提とすることは言うまでもないが、前述の通り上記の
断線はその大半が支持碍子のごとく近く(約1.5の以
内)で、しかも一本の電線で生じている事実からして、
上記断線による垂れ下りの大半を防止できることは確か
である。更に、本実施例によれば、可榛・性に優れたナ
イロンテープを設けて成ることから、断線に際しての衝
撃を効果的に吸収でき、従って上記衝撃による二次的被
害を効果的に防止できる。
つまり、落雷による断線時には、かなりの衝撃力が前記
絶縁線条体もしくは絶縁榛条体を中心に働くことは必至
であり、ために時としてこの衝撃力により当該絶縁条体
もしくは絶縁榛条体自身が破損してしまうことが、ある
いはその固定部において絶縁電線が断線してしまうこと
が考えられる。
然るに、前記本実施例によれば前記の如くこの衝撃力を
効果的に吸収でき、従って上記の各二次的被害を効果的
に防止することができる。なお、本実施例では可榛性ナ
イロンロープを使用した場合について述べたが、途中に
ショックアブソーバーを設けた絶縁榛条体を使用した場
合にも全く同様な効果を奏し得ることは理解されよつo
以上のように、本発明は落雷により断線した電線の垂れ
下りを確実に防止できるのみならず、上記断線に際して
生じる衝撃力による二次的被害をも未然に防止できるも
のであり、その実用的価値はきわめて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明架空送配電線路の−実施例説明図、第2
図は上記実施例において使用されたナイロンロープ(絶
縁線条体)の詳細説明図、第3図は本発明架空送配電線
路の別の実施例説明図である。 1:電柱、2:絶縁電線、3:絶縁支持碍子、4:可榛
‘性ナイロンロープ、5:座金、6:U字ボルト、7:
固定具。 矛’図 矛2 図・ 才3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 地上に適当な間隔を置いて立てられた電柱に所定の
    絶縁支持具を介して所定の絶縁電線を複数本張架せしめ
    ると共に該絶縁電線相互間に落雷による電線断線に際し
    て当該電線の落下を防止する絶縁線条体もしくは棒条体
    を架橋せしめて成り、上記絶縁線条体もしくは棒条体は
    衝撃力吸収機構を備えて成ることを特徴とする架空送配
    電線路。 2 絶縁線条体が可撓性絶縁紐条体である特許請求の範
    囲第1項記載の架空送配電線路。 3 絶縁棒条体の途中にシヨツクアブソーバーを設けた
    特許請求の範囲第1項記載の架空送配電線路。
JP52113754A 1977-09-20 1977-09-20 架空送配電線路 Expired JPS6030177B2 (ja)

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JP52113754A JPS6030177B2 (ja) 1977-09-20 1977-09-20 架空送配電線路

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JPS5446395A JPS5446395A (en) 1979-04-12
JPS6030177B2 true JPS6030177B2 (ja) 1985-07-15

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JPS6345777U (ja) * 1986-09-11 1988-03-28

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JP5730937B2 (ja) * 2013-03-27 2015-06-10 中国電力株式会社 電線支持具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5228159U (ja) * 1975-08-18 1977-02-26

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