JPS6029618Y2 - エンジンオイルレベル検出装置 - Google Patents
エンジンオイルレベル検出装置Info
- Publication number
- JPS6029618Y2 JPS6029618Y2 JP3593081U JP3593081U JPS6029618Y2 JP S6029618 Y2 JPS6029618 Y2 JP S6029618Y2 JP 3593081 U JP3593081 U JP 3593081U JP 3593081 U JP3593081 U JP 3593081U JP S6029618 Y2 JPS6029618 Y2 JP S6029618Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- engine oil
- level gauge
- capacitance
- detection
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、エンジンオイルのレベルを正確にかつ容易に
検出できるエンジンオイルレベル検出装置に関するもの
である。
検出できるエンジンオイルレベル検出装置に関するもの
である。
従来エンジンオイル検出手段として一般には、先端部に
フルレベルｒＦＪとローレベルｒＬＪの目盛を刻印した
レベルゲージ棒が用いられている。
フルレベルｒＦＪとローレベルｒＬＪの目盛を刻印した
レベルゲージ棒が用いられている。
しかしながらこのレベルゲージ棒で測定を行なうには、
エンジンオイル収納容器に差し込まれているレベルゲー
ジ棒を手で抜き取って棒の先端部に付着したオイルを布
などで抜き取ってから再び容器内に差し込み、更にこれ
を抜き取ってから先端部に付着しているオイルを目視し
て検出しなければならない。
エンジンオイル収納容器に差し込まれているレベルゲー
ジ棒を手で抜き取って棒の先端部に付着したオイルを布
などで抜き取ってから再び容器内に差し込み、更にこれ
を抜き取ってから先端部に付着しているオイルを目視し
て検出しなければならない。
従ってこの手段では手数がかかり、またレベルゲージ棒
を差し入れする際やオイルを布などで抜き取る際に手を
汚すので極めて不便である。
を差し入れする際やオイルを布などで抜き取る際に手を
汚すので極めて不便である。
本考案はエンジンオイル収納容器に挿入し固定する一対
のレベルゲージパイプの下端に一対の電極からなる検知
容量を形威し、この検知容量の静電容量値を変位量とす
る抵抗容量型発振回路を用いることにより、この電極が
オイルに浸るか否かによるオイルと空気の誘電率の違い
から検知容量の静電容量値が変化し抵抗容量型発振回路
の発振周波数が変化し、この発振周波数の変化から表示
器、表示計等の出力手段によってオイルレベルを正確に
検出し外部に知らせることができるエンジンオイルレベ
ル検出装置を提供することを目的とする。
のレベルゲージパイプの下端に一対の電極からなる検知
容量を形威し、この検知容量の静電容量値を変位量とす
る抵抗容量型発振回路を用いることにより、この電極が
オイルに浸るか否かによるオイルと空気の誘電率の違い
から検知容量の静電容量値が変化し抵抗容量型発振回路
の発振周波数が変化し、この発振周波数の変化から表示
器、表示計等の出力手段によってオイルレベルを正確に
検出し外部に知らせることができるエンジンオイルレベ
ル検出装置を提供することを目的とする。
さらに本考案の他の目的は、エンジンその他の振動ある
いは温度変化に対して検出の正確性を保つことのできる
装置を提供することである。
いは温度変化に対して検出の正確性を保つことのできる
装置を提供することである。
以下本考案を図に示す実施例について説明する。
まず本考案装置の全体の構成を示す第１図において、１
００はエンジンオイル収納容器に挿入しオイルに浸って
いるか否かでオイルの有無を検出する一対の電極１０１
，１０２を有する電極部である。
００はエンジンオイル収納容器に挿入しオイルに浸って
いるか否かでオイルの有無を検出する一対の電極１０１
，１０２を有する電極部である。
２００は電気回路部で電極部１００と一対のレベルゲー
ジパイプ１０５，１０６および電線を介して接続され、
オイルの有無による電極１０１．１０２の間の容量変化
を特徴とする特別の抵抗容量型発振回路を含み、かかる
容量変化を周波数変化に変換する電気回路を内蔵してい
る。
ジパイプ１０５，１０６および電線を介して接続され、
オイルの有無による電極１０１．１０２の間の容量変化
を特徴とする特別の抵抗容量型発振回路を含み、かかる
容量変化を周波数変化に変換する電気回路を内蔵してい
る。
３００は自動車の計器盤等に設置されオイルの有無を表
示する表示部で電気回路部２００と電気的に結合しであ
る。
示する表示部で電気回路部２００と電気的に結合しであ
る。
次に内部構造を第２図において説明する。
１００は上述の電極部で、黄銅からなる電極１０１と１
０２との小間隙で検知容量１１０が形成されており、該
電極１０１，１０２はベーク材等の絶縁物からなるホル
ダ１０３に圧入固定され、かつ金属製電極カバー１０４
に挿入されベーク材固定点ａの部分でカシメにより固定
されている。
０２との小間隙で検知容量１１０が形成されており、該
電極１０１，１０２はベーク材等の絶縁物からなるホル
ダ１０３に圧入固定され、かつ金属製電極カバー１０４
に挿入されベーク材固定点ａの部分でカシメにより固定
されている。
また該電極カバー１０４は金属製すなわち導電性レベル
ゲージパイプ１０５，１０６にろう付けにて固定されて
いる。
ゲージパイプ１０５，１０６にろう付けにて固定されて
いる。
そして前記電極１０１，１０２と接続した２本の絶縁被
覆電線１０７，１０８は前記レベルゲージパイプ１０５
，１０６内をそれぞれ通って、電気回路部２００に収納
したプリント板２０１上に配置された後述の検出回路２
０２に接続している。
覆電線１０７，１０８は前記レベルゲージパイプ１０５
，１０６内をそれぞれ通って、電気回路部２００に収納
したプリント板２０１上に配置された後述の検出回路２
０２に接続している。
２０３はハウジングでプリント板２０１を固定すると共
に、前記レベルゲージパイプ１０５，１０６がろう付け
により固定されている。
に、前記レベルゲージパイプ１０５，１０６がろう付け
により固定されている。
２０４はハウジングカバーでプリント板２０１を内蔵し
、手で持ちやすいように平目ローレットが全周に設けで
ある。
、手で持ちやすいように平目ローレットが全周に設けで
ある。
またネジ２０７，２０８により前記ハウジング２０３と
固定されている。
固定されている。
２０５はゴムカバーでエンジンオイル収納容器の差込口
に固着すると共に密閉するためのヒダが設けである。
に固着すると共に密閉するためのヒダが設けである。
２０６はコードブツシュで引出線２０９の保護用として
ハウジングカバー２０４に取付けられている。
ハウジングカバー２０４に取付けられている。
次に全体の概要を示す電気結線図の例を第３図に示す。
この第３図において１０は電気回路に電源を供給する車
載バッテリーである。
載バッテリーである。
１００は電極部（第２図参照）で、１１０は電極１０１
と１０２との小間隙で形成された検知容量であり、この
検知容量１１０からの２本の電線１０７．１０８が、レ
ベルゲージパイプ１０５，１０６内をそれぞれ通って、
検知回路２０２の端子１４，１５に接続され、かつレベ
ルゲージパイプ１０５，１０６は端子１６に接続され、
コンデンサ２２６を介してアース接続している。
と１０２との小間隙で形成された検知容量であり、この
検知容量１１０からの２本の電線１０７．１０８が、レ
ベルゲージパイプ１０５，１０６内をそれぞれ通って、
検知回路２０２の端子１４，１５に接続され、かつレベ
ルゲージパイプ１０５，１０６は端子１６に接続され、
コンデンサ２２６を介してアース接続している。
そして検知回路２０２はインバートゲート２１１．２１
２，２１３，２１４．抵抗２１５，２１６、コンデンサ
２１７および検知容量１１０にて構成された公知の抵抗
容量型発振回路（特開昭５５−９６７２４号公報参照）
と、２進カウンタ２２１（例えば東芝製ＴＣ４０２４）
、 ｈランジスタ２２２゜抵抗２２３，２２４，２２５
により構成されており、検知容量１１０の静電容量値に
対応したパルス信号が端子１２に出力される。
２，２１３，２１４．抵抗２１５，２１６、コンデンサ
２１７および検知容量１１０にて構成された公知の抵抗
容量型発振回路（特開昭５５−９６７２４号公報参照）
と、２進カウンタ２２１（例えば東芝製ＴＣ４０２４）
、 ｈランジスタ２２２゜抵抗２２３，２２４，２２５
により構成されており、検知容量１１０の静電容量値に
対応したパルス信号が端子１２に出力される。
端子１１は電源端子であり、端子１３はアース端子であ
る。
る。
また３００は表示部で発振周波数が設定値以上かどうか
検出し図示せぬランプ等により表示する回路である。
検出し図示せぬランプ等により表示する回路である。
ここでレベルゲージパイプが１本の場合について考える
と、レベルゲージパイプ内に２本の電線が通ることにな
り振動が生じた場合２本の電線間の距離がかわるため２
本の電線間の分布容量が変化する。
と、レベルゲージパイプ内に２本の電線が通ることにな
り振動が生じた場合２本の電線間の距離がかわるため２
本の電線間の分布容量が変化する。
したがって振動により端子１４．１５からの検知容量１
１０の静電容量値が変化し抵抗容量発振回路の発振周波
数が変化してしまうことになる。
１０の静電容量値が変化し抵抗容量発振回路の発振周波
数が変化してしまうことになる。
またレベルゲージパイプ内に２本の平行電線を通すと、
温度変化が生じた場合、２本の電線の被覆の誘電率がか
わるため２本の電線間の分布容量が変化する。
温度変化が生じた場合、２本の電線の被覆の誘電率がか
わるため２本の電線間の分布容量が変化する。
したがって温度変化により端子１４．１５からの検知容
量１１０の静電容量値が変化し、抵抗容量型発振回路の
発振周波数が変化してしまうことになる。
量１１０の静電容量値が変化し、抵抗容量型発振回路の
発振周波数が変化してしまうことになる。
この振動あるいは温度変化による端子１４．１５からの
検知容量１１０の静電容量値を一定にするために上述し
たごとく２本のレベルゲージパイプ１０５，１０６内に
電線１０７．１０８をそれぞれ通す構造としている。
検知容量１１０の静電容量値を一定にするために上述し
たごとく２本のレベルゲージパイプ１０５，１０６内に
電線１０７．１０８をそれぞれ通す構造としている。
なお、レベルゲージパイプとして、径の異なるものを２
本使用し、小径の方を他方に挿入して使用し、一方の電
線を２本のレベルゲージパイプの間の空間を通すように
してもよい。
本使用し、小径の方を他方に挿入して使用し、一方の電
線を２本のレベルゲージパイプの間の空間を通すように
してもよい。
上記構成において作動を説明する。
まず第１図図示の装置において、エンジンオイル量が少
ない場合は、電極１０１と１０２の小間隙は空気で満さ
れるため、その誘電率は１．０であり、第３図検知回路
２０２の抵抗容量型発振回路の検知容量１１０の静電容
量値がコンデンサ２１７の静電容量値に較べて小さくな
る。
ない場合は、電極１０１と１０２の小間隙は空気で満さ
れるため、その誘電率は１．０であり、第３図検知回路
２０２の抵抗容量型発振回路の検知容量１１０の静電容
量値がコンデンサ２１７の静電容量値に較べて小さくな
る。
この場合の発振回路の作動はリング発振器と同様の作動
となり発振周波数が高くなる。
となり発振周波数が高くなる。
この信号が２進カウンタ２２１のＣＬＯＣＫ端子に入力
され、第７段目の出力端子Ｑ７には発振周波数の高いパ
ルス信号が発生し、トランジスタ２２２を介して端子１
２に出力され、表示部３００にて発振周波数が設定値以
上であることを検出し、ランプを点灯してエンジンオイ
ルが不足していることを表示する。
され、第７段目の出力端子Ｑ７には発振周波数の高いパ
ルス信号が発生し、トランジスタ２２２を介して端子１
２に出力され、表示部３００にて発振周波数が設定値以
上であることを検出し、ランプを点灯してエンジンオイ
ルが不足していることを表示する。
次にエンジンオイル量が多くなり電極１０１と１０２の
小間隙にエンジンオイルが入ってくると、その誘電率は
空気の誘電率より大きいため、検知回路２０２の抵抗容
量型発振回路の検知容量１１０の静電容量値がエンジン
オイルが入っていないときの静電容量値より大きくなり
、この増加はエンジンオイルが増加するのに対応する。
小間隙にエンジンオイルが入ってくると、その誘電率は
空気の誘電率より大きいため、検知回路２０２の抵抗容
量型発振回路の検知容量１１０の静電容量値がエンジン
オイルが入っていないときの静電容量値より大きくなり
、この増加はエンジンオイルが増加するのに対応する。
そしてエンジンオイルで満されたときに相当する静電容
量値に一致するようにコンデンサ２１７の静電容量値を
定めている。
量値に一致するようにコンデンサ２１７の静電容量値を
定めている。
この場合の発振回路の作動はエンジンオイルが少ない場
合に較べて発振周波数が低下してくる。
合に較べて発振周波数が低下してくる。
この信号が２進カウンタ２２１のＣＬＯＣＫ端子に入力
され、第７段目の出力端子Ｑ７にはエンジンオイルが少
ない場合に較べて発振周波数の低いパルス信号が発生し
、トランジスタ２２２を介して端子１２に出力され、表
示部３００にて発振周波数が設定値以下であることを検
出味ランプを消灯してエンジンオイルが十分あることを
知らせる。
され、第７段目の出力端子Ｑ７にはエンジンオイルが少
ない場合に較べて発振周波数の低いパルス信号が発生し
、トランジスタ２２２を介して端子１２に出力され、表
示部３００にて発振周波数が設定値以下であることを検
出味ランプを消灯してエンジンオイルが十分あることを
知らせる。
以上述べたように本考案装置においては、エンジンオイ
ル収納容器に挿入し固定する一対のレベルゲージパイプ
の下端に一対の電極からなる検知容量を形威し、この検
知容量から２本の電線を、コンデンサを介してアースに
接続した一対のレベルゲージパイプにそれぞれ通す構造
とし、この検知容量の静電容量値を変位量とする抵抗容
量型発振回路を使用した構成とすることにより、この電
極がオイルに浸るか否かによるオイルと空気の誘電率の
違いから検知容量の静電容量値が変化し、抵抗容量型発
振回路の発振周波数が大幅に変化することから表示器９
表示計等の出力手段によってオイルレベルを振動あるい
は温度変化に影響されず正確に検出し外部に知らせるこ
とができるという優れた効果がある。
ル収納容器に挿入し固定する一対のレベルゲージパイプ
の下端に一対の電極からなる検知容量を形威し、この検
知容量から２本の電線を、コンデンサを介してアースに
接続した一対のレベルゲージパイプにそれぞれ通す構造
とし、この検知容量の静電容量値を変位量とする抵抗容
量型発振回路を使用した構成とすることにより、この電
極がオイルに浸るか否かによるオイルと空気の誘電率の
違いから検知容量の静電容量値が変化し、抵抗容量型発
振回路の発振周波数が大幅に変化することから表示器９
表示計等の出力手段によってオイルレベルを振動あるい
は温度変化に影響されず正確に検出し外部に知らせるこ
とができるという優れた効果がある。
さらに、コンデンサを介してアースに接続した一対の金
属性レベルゲージパイプを用いることで、電線間の分布
容量の変化をなくすと同時に、レベルゲージパイプを電
気的にアースしてエンジン点火系などからの電気雑音に
対しての保護も図ることができ、かつボディアースとの
間で直流電流が流れるのを防止するという優れた効果が
ある。
属性レベルゲージパイプを用いることで、電線間の分布
容量の変化をなくすと同時に、レベルゲージパイプを電
気的にアースしてエンジン点火系などからの電気雑音に
対しての保護も図ることができ、かつボディアースとの
間で直流電流が流れるのを防止するという優れた効果が
ある。
第１図は本考案装置の一実施例の全体を説明するための
正面図、第２図は第１図中主要部の断面図、第３図は本
考案装置の電気回路部分の例を示す電気結線図である。 １００・・・・・・検知容量、１０１，１０２・・・・
・・電極、１０４・・・・・・電極カバー（保護部材）
、１０５．１０６・・・・・・レベルゲージパイプ、２
０１・・・・・・プリント板、２０２・・・・・・発振
回路。
正面図、第２図は第１図中主要部の断面図、第３図は本
考案装置の電気回路部分の例を示す電気結線図である。 １００・・・・・・検知容量、１０１，１０２・・・・
・・電極、１０４・・・・・・電極カバー（保護部材）
、１０５．１０６・・・・・・レベルゲージパイプ、２
０１・・・・・・プリント板、２０２・・・・・・発振
回路。
Claims (2)
- （１）エンジンオイル収納器に挿入し固定され電気的に
はコンデンサを介してアースに接続した一対の導電性レ
ベルゲージパイプと、該一対のレベルゲージパイプの下
端に設けた一対の電極からなる検知容量と、該検知容量
からの２本の電線を前記一対のレベルゲージパイプ内を
それぞれ通して接続され、前記検知容量の静電容量値を
変位量とする抵抗容量型発振回路とを備えたことを特徴
とするエンジンオイルレベル検出装置。 - （２）前記レベルゲージパイプが、前記電極の周囲を保
護する金属製保護部材として延長されかつ電気的に接続
しであることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第１
項に記載のエンジンオイルレベル検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3593081U JPS6029618Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | エンジンオイルレベル検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3593081U JPS6029618Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | エンジンオイルレベル検出装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57148006U JPS57148006U (ja) | 1982-09-17 |
| JPS6029618Y2 true JPS6029618Y2 (ja) | 1985-09-06 |
Family
ID=29833178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3593081U Expired JPS6029618Y2 (ja) | 1981-03-13 | 1981-03-13 | エンジンオイルレベル検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6029618Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2502846Y2 (ja) * | 1989-07-04 | 1996-06-26 | 富士重工業株式会社 | エンジンの潤滑油不足検出装置 |
-
1981
- 1981-03-13 JP JP3593081U patent/JPS6029618Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57148006U (ja) | 1982-09-17 |
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