JPS6029571Y2 - 押入れ - Google Patents

押入れ

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Publication number
JPS6029571Y2
JPS6029571Y2 JP1977138707U JP13870777U JPS6029571Y2 JP S6029571 Y2 JPS6029571 Y2 JP S6029571Y2 JP 1977138707 U JP1977138707 U JP 1977138707U JP 13870777 U JP13870777 U JP 13870777U JP S6029571 Y2 JPS6029571 Y2 JP S6029571Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mirror
closet
door
opening
utility
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977138707U
Other languages
English (en)
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JPS5465531U (ja
Inventor
敬一 田中
仁 五十嵐
伸男 吉郷
Original Assignee
旭硝子株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 旭硝子株式会社 filed Critical 旭硝子株式会社
Priority to JP1977138707U priority Critical patent/JPS6029571Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、鏡を有効に利用した押入れに関するものであ
る。
住宅事情にめぐまれでいる欧米では、住宅間を明るく、
有意義にするための工夫が多くなされ、その一つとして
大きな鏡なども一般住宅に広く利用されている。
日本の住宅においては、部屋の大きさも充分でないなど
のため、より工夫が必要にもかかわらずあまり有効利用
の工夫がなされていない。
本考案は、一般住宅に必ずいくつかあるが従来利用され
ていなかった押入れ部分がそのまま利用でき、これにや
はり一般住宅では充分利用されきっていない鏡を応用す
ることにより、特別に所定の空間や壁面など必要なく多
目的機能をもたらすことに成功したものであり、具体的
には、押入れの戸の内側に開口部に併行して開口部をス
ライド可能に鏡を取りつけて構成してなる押入れを提供
するものである。
本考案については、種々の実施態様が可能であるが、以
下典型的な例を図示した図面を参照しながら説明する。
第1図、第2図にて分る如く、本考案押入れは、襖1,
1′の内側A(押入れ側)に鏡2を取りつけたものであ
る。
ここで鏡2は、開口部である襖に併行して開口部をスラ
イド可能に取りつけられるもので、襖の敷居の内側に鏡
1枚分相当の空間部を利用するだけで取りつけ可能であ
る。
鏡は、大板としての利用効果が大きいため通常床面まで
のびているものが好ましく、またスライドさせるもので
あるなどのためその周囲をサツシ4に嵌め込まれた形態
のものとしての使用が望ましい。
即ち、鏡は少くとも上下望ましくはその全周をサツシに
嵌め込んだ鐘声5として取りつけるのが望ましい。
尚、図面にて3は柱、6は鏡をサツシに嵌め込むに利用
されるガスケットである。
また本明細書で鏡は、鐘声を含む表現を意味する。
ここで鐘声5は、スライド容易とするために、吊り方式
即ち吊り戸車7を利用して襖の内側にスライド可能に取
りつけるのが望ましく、このようにするには、例えば第
2図、第4図にて示す如く鐘声5をその上部に取りつけ
た戸車7を上敷居8(又はそれに相当する部分)に固定
した上ガイドレール枠9にスライドせしめるように構成
することで容易に可能となる。
尚、この場合、ガイドレール枠9の敷居8への固定は、
任意の留め具10例えばビスどめでよいが、その位置と
しては開口部の両側端又はその附近のみとしておく方が
、比較的重量のある大型鏡を使っても敷居の開口部中央
部が下方に下がることがなく、襖の円滑な開閉を阻害す
ることがないので好ましい。
また、鏡は、押入れの開口全面に配置してしまっては、
押入れ内の物の出し入れができないので、通常開口部の
前面襖の半分以下、即ち具体的に前面襖が図面に示す如
く引違いの場合には片一方の襖幅内に収まるように井戸
として、又襖が両開きであっても同様である。
また、第3図の概略図として示す如く、鏡2は開口部外
に引込ませて収納し、必要な際にのみ、開口部位置に引
き出して鏡として利用するように取りつけてもよく、こ
れによると襖を取りはずせば開口部全域を物の出し入れ
に利用でき、本来の押入れと何ら変らずに使用もできる
これらの選択は、次にのべる鏡の大きさ、部分使用とと
もに、押入れの大小、利用形態などにより適宜実施でき
るものである。
即ち、本考案において、鏡は、開口部の必要面積(大き
さ)は適宜選択できるもので、例えば、上下方向に上半
分又は下半分、横方向(スライド方向)にも左半分、右
半分或は開口部の174にするなど自由に可能であるが
、図示の如く井戸全面鏡の使用がユニークである。
尚、鏡の割れを心配する向きに対しては、裏に樹脂フィ
ルムを貼布するなど安全鏡を使用することで解決できる
図面において、11は下敷居12に必要に応じて形成す
る鏡の振れ防止突条である。
つぎに襖1,1について説明すると、和室の押入れの場
合通常開口部前面には襖が使用されるので、図面では襖
として説明してきたが、本考案の目的からすれば押入れ
の開口部前面開閉建具としては襖に限ることもなく、特
に洋室における場合には襖でなくてもよく、通常の戸で
あってもよいのであり、このようなものも本考案の押入
れに包含される。
尚、本考案では、開口部前面の戸という表現は、襖を含
む意味である。
本考案において、この戸は、通常、引違い戸として押入
れ開口部前面に取りつけられるものであるが、特に引違
い戸の場合2枚に限らず4枚などで構成されることも多
い。
本考案は、このような構成からなるものであるが、これ
らの構成よりもたらされる効果を次に列挙する。
1 どの住宅にもある押入れをそのまま利用し、特別の
空間や壁を形成することなく多目的機能をもたらすこと
ができる、 1 襖(戸二以下同じ)を閉めておくと鏡はみえず通常
の落ちついた室内形成が可能、 1 襖を開けると鏡を利用でき、スライド可能なため左
右いずれの位置でも使用可能、 1 鏡を利用することにより、ドレッサー等ののように
場所を何らとらずに室内を広く見せられる、 ■ 鏡を引くと押入れの物の出し入れに何らの障害も与
えない、 1 鏡は、襖があるため保護され、割れや汚れが生じに
くい、 1 施工(取付け)もドライバー1つでどのような寸法
でも楽にできる、 ■ 手軽に姿見ができ、鏡の利用価値が高い。
本考案は、このように簡単な構成で多目的機能が遠戚さ
れるものでその実用的価値の大きいものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案押入れの典型例を示す縦断面説明図、
第2図は第1図の横断面説明図、第3図は、本考案の応
用例を示す横断面からみた概略説明図、第4図は、本考
案の取り付けの他の一例を示す縦断面説明図をそれぞれ
示す。 図面にて、1,1は引違い襖、2は鏡、4はサツシ、5
は鐘声、7は戸車、8,12は敷居、9はガイドレール
、 10は留め具である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 押入れ開口部に嵌め込まれた横引き戸の内側に、該
    横引き戸の幅寸法を実質的に超えない幅寸法を有する鏡
    を、戸の開口状態において戸面に沿って横方向に移動可
    能に取付け、鏡を使用するときには戸の開口部に位置し
    押入れの出入れ時には鏡が前記戸の背後に隠蔽されるよ
    うに構成した押入れ。 2 鏡は周囲をサツシュに嵌め込んで構成した鐘声であ
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の押入れ。 3 戸が襖である実用新案登録請求の範囲第1項乃至第
    2項いずれか記載の押入れ。 4 鐘声が床面までのびている実用新案登録請求の範囲
    第2項記載の押入れ。 5 鐘声は吊り戸車方式で上敷居に取りつけられてなる
    実用新案登録請求の範囲第2項乃至第4項のいずれかに
    記載の押入れ。
JP1977138707U 1977-10-18 1977-10-18 押入れ Expired JPS6029571Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977138707U JPS6029571Y2 (ja) 1977-10-18 1977-10-18 押入れ

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JP1977138707U JPS6029571Y2 (ja) 1977-10-18 1977-10-18 押入れ

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JPS5465531U JPS5465531U (ja) 1979-05-09
JPS6029571Y2 true JPS6029571Y2 (ja) 1985-09-06

Family

ID=29112131

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JP1977138707U Expired JPS6029571Y2 (ja) 1977-10-18 1977-10-18 押入れ

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4314527Y1 (ja) * 1964-06-08 1968-06-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4314527Y1 (ja) * 1964-06-08 1968-06-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5465531U (ja) 1979-05-09

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