JPS6028982B2 - 屋根 - Google Patents
屋根Info
- Publication number
- JPS6028982B2 JPS6028982B2 JP12572279A JP12572279A JPS6028982B2 JP S6028982 B2 JPS6028982 B2 JP S6028982B2 JP 12572279 A JP12572279 A JP 12572279A JP 12572279 A JP12572279 A JP 12572279A JP S6028982 B2 JPS6028982 B2 JP S6028982B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- board
- piece
- eaves
- stepped
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は瓦葺き屋根、殊に屋根飾り板が配されている屋
根に関するものである。
根に関するものである。
屋根の軒先面、あるいは段付屋根における軒側面に重厚
感を持たせるために、屋根飾り板が使用されることがあ
る。
感を持たせるために、屋根飾り板が使用されることがあ
る。
この屋根飾り板としては断面Ｌ字型のものが使用される
のであるが、従来ではその一片が瓦と野地板との間にく
るように設置されることから、屋根飾り板のために、瓦
と野地板との間に瓦の踏み割れの原因となる段差が生じ
てしまうものであった。本発明はこのような点に鑑み為
されたものであり、その目的とするところは屋根の軒先
面や段付屋根の段部軒側面に重厚感を持たせることがで
きるとともに、このための屋根飾り板によって瓦の踏み
割れが生じやすくなるということがない屋根を提供する
にある。
のであるが、従来ではその一片が瓦と野地板との間にく
るように設置されることから、屋根飾り板のために、瓦
と野地板との間に瓦の踏み割れの原因となる段差が生じ
てしまうものであった。本発明はこのような点に鑑み為
されたものであり、その目的とするところは屋根の軒先
面や段付屋根の段部軒側面に重厚感を持たせることがで
きるとともに、このための屋根飾り板によって瓦の踏み
割れが生じやすくなるということがない屋根を提供する
にある。
しかして本発明は、耐水性を有する断面Ｌ字型屋根飾り
板における野地板と同じ厚みとされている一片を垂木の
ような野地板支持部材上に設置して、互いに端面が突き
合う野地坂上面と上記一片上面とを面一とし、屋根飾り
板の複数の凹条が形成されてる他片を軒先あるいは段付
き屋根の途中の段面に配したことに特徴を有しているも
のであって、以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述
すると、第１図は屋根飾り板１を示すものであって、耐
水性を有する材料、たとえばスレートや鉄板等で断面Ｌ
字型に形成されており、その一片外面には複数本の平行
な凹条２が折曲線に沿って平行に凹設されており、また
他片には釘孔３が設けられている。
板における野地板と同じ厚みとされている一片を垂木の
ような野地板支持部材上に設置して、互いに端面が突き
合う野地坂上面と上記一片上面とを面一とし、屋根飾り
板の複数の凹条が形成されてる他片を軒先あるいは段付
き屋根の途中の段面に配したことに特徴を有しているも
のであって、以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述
すると、第１図は屋根飾り板１を示すものであって、耐
水性を有する材料、たとえばスレートや鉄板等で断面Ｌ
字型に形成されており、その一片外面には複数本の平行
な凹条２が折曲線に沿って平行に凹設されており、また
他片には釘孔３が設けられている。
そしてこの屋根飾り板川ま第２図及び第３図に示すよう
に施工されて屋根を飾る。第２図は軒先面に屋根飾り板
１を取り付ける場合を示しており、図中４は野地板、５
は垂木、６はルーフィング、７はスレート瓦、８は軒板
であって、垂木５上面に施工される野地板４は、垂木５
の軒先端より一定間隔をおいたところまで取り付け、垂
木５の軒先端の上面に前記屋根飾り板１の釘孔３を有す
る一片を釘着する。そして外面に凹条２を有する池片内
面を垂木５の軒先端面に当援させるのである。この上に
、ルーフイング６、軒先上に瓦座となる軒板８、ルーフ
ィング６と軒板８上にスレート瓦７を施工する。ここで
、屋根飾り板１の厚みは、これと端面が突き合う野地板
４の厚みと同じとされて、両者の上面が面一となってい
るために、この屋根飾り板１によって瓦の踏み割れを招
くこととなる段差がスレート瓦７の下方に生じることは
ない。
に施工されて屋根を飾る。第２図は軒先面に屋根飾り板
１を取り付ける場合を示しており、図中４は野地板、５
は垂木、６はルーフィング、７はスレート瓦、８は軒板
であって、垂木５上面に施工される野地板４は、垂木５
の軒先端より一定間隔をおいたところまで取り付け、垂
木５の軒先端の上面に前記屋根飾り板１の釘孔３を有す
る一片を釘着する。そして外面に凹条２を有する池片内
面を垂木５の軒先端面に当援させるのである。この上に
、ルーフイング６、軒先上に瓦座となる軒板８、ルーフ
ィング６と軒板８上にスレート瓦７を施工する。ここで
、屋根飾り板１の厚みは、これと端面が突き合う野地板
４の厚みと同じとされて、両者の上面が面一となってい
るために、この屋根飾り板１によって瓦の踏み割れを招
くこととなる段差がスレート瓦７の下方に生じることは
ない。
第３図は軒側と棟側との間に段がある段付屋根の段部に
屋根飾り板１を取り付けた例を示しており、軒側屋根面
における野地板４上に野緑９を固着し、棟側屋根面にお
ける野地板４の軒側一端を野縁９上面に固着する。
屋根飾り板１を取り付けた例を示しており、軒側屋根面
における野地板４上に野緑９を固着し、棟側屋根面にお
ける野地板４の軒側一端を野縁９上面に固着する。
この時、野縁９の上面の軒側における一部を残しておく
。そしてこの部分に包み板１０を配して軒側屋根面との
間にコーキングを施した後、野緑９上面に屋根飾り板１
の釘孔３を有する一片を釘着固定して、凹条２を有する
他方内面を包み板１８の軒側面に当接させる。この場合
も「棟側屋根面の野地板４と屋根飾り板１とが面一とな
るために、瓦の踏み割れを起こす原因をつくることはな
い。尚「 ここで示した屋根飾り板１は、第４図に示す
ように、棟に取り付けることもできる。この場合「平行
に鼓設された一対の棟木１１の各上面にルーフィング６
を介して屋根飾り板１の釘孔３を有する一片を釘着固定
し、凹条２を外面に有する他片を各棟木亀１の軒側面に
配置し、そしてこの一片とスレート瓦７との間にコーキ
ングを施す。この後、棟包み板１２を両屋板飾り板亀の
釘孔３′を有する各一片上に被せてコーキングを施すと
おもに、脳天打ちで固定する。以上のように本発明にお
いては「軒先面や段付屋根における段部前面が「屋根飾
り板の一片外面に設けられている複数本の凹条によって
、特有の外観を呈すこととなり、屋根飾り板の色調を落
とすことでこれらの部分に特に重厚感を強調させること
ができるものであり、しかもこのような屋根飾り板を設
けているにもかかわらず、屋根飾り板は野地板と端面が
突き合うように配設されるとともにその他片の厚みが野
地板の厚みと同じとされて上面が野地板と面一とされて
いるために、屋根飾り板の上に葺かれる瓦の踏み割れの
原因となる段差をつくってしまうことがないものである
。
。そしてこの部分に包み板１０を配して軒側屋根面との
間にコーキングを施した後、野緑９上面に屋根飾り板１
の釘孔３を有する一片を釘着固定して、凹条２を有する
他方内面を包み板１８の軒側面に当接させる。この場合
も「棟側屋根面の野地板４と屋根飾り板１とが面一とな
るために、瓦の踏み割れを起こす原因をつくることはな
い。尚「 ここで示した屋根飾り板１は、第４図に示す
ように、棟に取り付けることもできる。この場合「平行
に鼓設された一対の棟木１１の各上面にルーフィング６
を介して屋根飾り板１の釘孔３を有する一片を釘着固定
し、凹条２を外面に有する他片を各棟木亀１の軒側面に
配置し、そしてこの一片とスレート瓦７との間にコーキ
ングを施す。この後、棟包み板１２を両屋板飾り板亀の
釘孔３′を有する各一片上に被せてコーキングを施すと
おもに、脳天打ちで固定する。以上のように本発明にお
いては「軒先面や段付屋根における段部前面が「屋根飾
り板の一片外面に設けられている複数本の凹条によって
、特有の外観を呈すこととなり、屋根飾り板の色調を落
とすことでこれらの部分に特に重厚感を強調させること
ができるものであり、しかもこのような屋根飾り板を設
けているにもかかわらず、屋根飾り板は野地板と端面が
突き合うように配設されるとともにその他片の厚みが野
地板の厚みと同じとされて上面が野地板と面一とされて
いるために、屋根飾り板の上に葺かれる瓦の踏み割れの
原因となる段差をつくってしまうことがないものである
。
。
第１図は本発明に係る屋根飾り板の斜視図、第２図及び
第３図は夫々本発明の異なる実施例の断面図、第４図は
屋根飾り板の他の使用例を示す断面図であって、１は屋
根飾り板、２は凹条、３は釘孔、４は野地板、５は垂木
、９は野縁、１０は包み板「 １１は棟木、１２は棟包
み板を示す。 繁！図第２図 第３図 第４図
第３図は夫々本発明の異なる実施例の断面図、第４図は
屋根飾り板の他の使用例を示す断面図であって、１は屋
根飾り板、２は凹条、３は釘孔、４は野地板、５は垂木
、９は野縁、１０は包み板「 １１は棟木、１２は棟包
み板を示す。 繁！図第２図 第３図 第４図
Claims (1)
- １ 耐水性を有する断面Ｌ字型屋根飾り板における野地
板と同じ厚みとされている一片を垂木のような野地板支
持部材上に設置して、互いに端面が突き合う野地板上面
と上記一片上面とを面一とし、屋根飾り板の複数の凹条
が形成されてる他片を軒先あるいは段付き屋根の途中の
段面に配して成ることを特徴とする屋根。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12572279A JPS6028982B2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | 屋根 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12572279A JPS6028982B2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | 屋根 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5648465A JPS5648465A (en) | 1981-05-01 |
| JPS6028982B2 true JPS6028982B2 (ja) | 1985-07-08 |
Family
ID=14917138
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12572279A Expired JPS6028982B2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | 屋根 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6028982B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58191852A (ja) * | 1982-05-01 | 1983-11-09 | 松下電工株式会社 | 軒先役物 |
| JPS58191851A (ja) * | 1982-05-01 | 1983-11-09 | 松下電工株式会社 | 軒先葺設構造 |
| JPS593918U (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-11 | 松下電工株式会社 | 屋根の棟構造 |
| JP2556108Y2 (ja) * | 1991-03-18 | 1997-12-03 | 株式会社デリカ | 被牽引農作業機を牽引したトラクタ |
-
1979
- 1979-09-29 JP JP12572279A patent/JPS6028982B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5648465A (en) | 1981-05-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4437274A (en) | Building panel | |
| US3848383A (en) | Structural surface metal shingle covering | |
| US3363380A (en) | Metal shingle construction with reentrant joint | |
| US3720031A (en) | Structural surface covering and method of making a cover element therefor | |
| US2659323A (en) | Roofing or siding assembly | |
| US20090313934A1 (en) | Siding system and method | |
| US4468903A (en) | Building panel | |
| EP0108134A1 (en) | Building panel | |
| US4391076A (en) | Roof or sidewall construction | |
| US2358396A (en) | Insulating roofing | |
| US4107885A (en) | Prefabricated roof section | |
| JPS6028982B2 (ja) | 屋根 | |
| US2335555A (en) | Building wall construction | |
| US5040348A (en) | Shingle or shake panel | |
| JPH0257621B2 (ja) | ||
| US3083506A (en) | Wall construction | |
| KR100683958B1 (ko) | 지붕 또는 지붕널에 대한 개선 | |
| CN216516536U (zh) | 一种木结构屋顶的隔潮封闭美化装置 | |
| CA1179109A (en) | Roof or sidewall construction | |
| US2361831A (en) | Shingle | |
| JPH0610020Y2 (ja) | 屋 根 | |
| FI74102B (fi) | Takspaon. | |
| JP4368624B2 (ja) | 曲がり屋根に瓦を敷設する方法 | |
| JPS5918013Y2 (ja) | 屋根 | |
| JPH0430249Y2 (ja) |