JPS6028504Y2 - ブロ−用粗砕機 - Google Patents

ブロ−用粗砕機

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Publication number
JPS6028504Y2
JPS6028504Y2 JP10783682U JP10783682U JPS6028504Y2 JP S6028504 Y2 JPS6028504 Y2 JP S6028504Y2 JP 10783682 U JP10783682 U JP 10783682U JP 10783682 U JP10783682 U JP 10783682U JP S6028504 Y2 JPS6028504 Y2 JP S6028504Y2
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JP
Japan
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blade
rotating
crusher
main shaft
fixed
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Expired
Application number
JP10783682U
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English (en)
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JPS5915451U (ja
Inventor
秀恭 的場
Original Assignee
マテツクス株式会社
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Publication date
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  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はブロー用粗砕機に関する。
プラスチックをブロー成形して、飲料、調味料、その他
の容器を製造することができる。
製造工程で出た不良品は、粉砕して再使用できる。
使用ずみの容器も再使用することができる。プラスチッ
ク材料は、再使用するために、高速回転刃を有する粉砕
機に投入して、一挙に微細粒にまで破砕するのが一般で
あった。
一段階で、容器からプラスチック微粒子にまで粉砕する
のである。
プラスチック破砕機は、円筒形状のケーシングの中に、
回転刃を隙間なく取付け、高速回転させて、プラスチッ
ク材料を破砕する。
破砕機は、それゆえ、毎分10ω回以上の回転数で、5
〜10馬力の強力なものが用いられる。
破砕作用は、回転刃とケーシングの間隙での剪断力によ
る。
ブ陥−容器は、軽く、かさ高い。
投入されてから、破砕機の回転刃で引裂かれ、押つぶさ
れて微少粒径になるまでの、寸法、密度の変化が著しい
破砕機は、回転刃が高速回転しているだけであるから、
各破砕段階の全てに於て、最も有効に機能しているわけ
ではない。
無効な運動にエネルギーが使われる、という場合がある
破砕機は、高速回転する回転刃で、プラスチック材料を
ケーシングとの間ですりつぶす、という作用に於て最も
優れる。
軽くかさ高い容器は、重力によって回転刃へ落下するが
、弾きとばされるので、回転刃が滑り、容易に容器を剪
断できない場合がある。
本考案者は、既に1ランナ一粗砕機(特願昭56−10
1725)Jを発明している。
プラスチック射出成型で製品を成型するごとに、ランナ
ーが排出される。
ランナーは破砕機で粉砕して、再使用できる。
ランナーは、金型の形状により、さまざまなものがあり
うるが、細長い棒状体に、複数本の枝が出たような形状
である。
ランナーを、1段階で破砕するのは無駄が多い。
ランナーは長いので、破砕機の投入口が広くなければな
らない。
投入口が大きいと、機械全体が大きくなり、馬力も、過
大なものになる。
このようなランナー破砕機は、大きい駆動力を必要とし
、回転数も高いので、多大の騒音を発生する。
ランナー粗砕機は、このような難点を解決するもので、
破砕機の前段に置かれて、ランナーを粗く、数個に切断
するものである。
ランナー粗砕機は (1)回転主軸のまわりに、間隔を置いて取付けられる
数枚の回転刃、 (2)各回転刃に接近して設けられる固定刃よりなり、 (3)回転刃は緩速回転し、たとえば毎分1回〜15回
転し、 (4)回転刃又は固定刃には傾斜刃面が設けてあり、回
転刃の内側へランナーを引込んで切断する、ようになっ
ている。
ランナー粗砕機を破砕機に前置すると、ランナーを粗く
切ってから、破砕機へ投入することになる。
破砕機はより小型のもので十分である。電力費も節減で
き、騒音も少い、という優れた長所があった。
ブロー容器を、本考案がかつて発明したランナー粗砕機
にかけると、そのままでは切断されにくい。
ブロー成形品は軽くて、自重だけでは、回転刃と固定刃
の間に静止していることができず、回転刃が滑ってしま
うからである。
本考案は、このような欠点を解決するもので、回転主軸
によって、往復運動する掻寄機構を設け、ブロー成型品
を効率よく切断できることとしたブロー用粗砕機を与え
ることを目的とする。
本考案者がここで考案したブロー用粗砕機は、ランナー
粗砕機に関して先に述べた(1)〜(4)の特徴の他に
、回転主軸の運動により、掻寄機構が往復運動し、ブロ
ー成型品を強制的に回転刃と固定刃の方へ掻寄せる事と
している。
以下、実施例を示す図面によって本考案の構成、作用及
び効果を詳細に説明する。
第1図は本考案の実施例に係るブロー用粗砕機の一部縦
断正面図である。
第2図は掻寄機構、ホッパを省略したブロー用粗砕機の
平面図である。
第3図はブロー用粗砕機の縦断側面図である。
ブロー用粗砕機は、緩速回転する回転主軸1と、回転主
軸1のまわりに、間隙を置いて取付けられた複数枚の回
転刃2と、回転刃2の近傍に固定される固定刃3とから
なる切断機構と、回転主軸を駆動する駆動機構と、掻寄
機構とからなっている。
基台4に、固定刃3、駆動機構が固定される。
駆動機構はモータ5と、減速器6、第1スプロケツト7
、チェーン8などによりなる。
回転主軸1の端に、第2スプロケツト9が固着されてお
り、チェーン8は、第1. 第2スプロケツト7.9間
に張架される。
チェーンケース10は、スプロケット7.9、チェーン
8を被蓋する。
従来のプラスチック用破砕機と大きく異なる点は、回転
刃が緩速回転する、という事である。
例を示す。
50H2の商用電源の場合で、モータ5回転数を130
(2)7分とする。
減速器6で、これを1180に減速スる。
第1スプロケツト7、第2スプロケツト9の歯数をそれ
ぞれ15.35とする。
減速機6の中には例えば、三段の遊星歯車減速器(11
5,1/7kl/4)が装備されて1/80になる。
結局回転主軸1の回転数は、6.96回/分となる。
60Hzの商用電源でモータ回転数を1591/分とす
れば、回転主軸1は8.54回/分で回転する。
ブロー成型品が投入される頻度により、主軸1の回転を
適当に設定すれば良いが、1回〜1刺/分の範囲が望ま
しい。
左右のピロラブロック11.12は、固定ネジ13.1
4によって基台4に固定される。
回転主軸1は、ピロラブロック11.12によって回転
自在に支持される。
回転主軸1には、この例で、6枚の回転刃2が、スペー
サ15を介して嵌装される。
回転刃2の数は、3枚〜m枚程度で良い。
間隔は必ずしも等間隔とは限らない。
第4図は回転刃の正面図、第5図は側面図である。
回転刃2は、この例で2回対称性を持っており、2つの
引込み刃面16,16がボス17に連続して形成される
ボス17の中心には主軸通し穴18が穿孔され、キー溝
19が切設される。
第4図に於て、時計廻りに回転刃2は回転する。
引込み刃面16は、突端20に引掛った対象物を内側へ
引込むように内向きの傾斜面となっている。
掻寄機構は主軸に対しクランク結合し、上下往復運動し
て、ブロー成製品を回転刃2の方へと押下げる。
クランク板21は、偏心位置に於て主軸1が貫通してお
り、主軸1の両端近くに固定される。
回転刃2・・・の両端のスペーサ15と、押えリング2
2の間にクランク板21は緊締される。
押えリング22は、回転主軸1の一部に刻設した雄蝶状
に螺合している。
クランク板21の外周には、クランクリング23が嵌込
んである。
クランクリング23から上方に、クランクアーム24が
延長して設けられる。
掻寄機構の側板31の雌螺穴25、クランクアーム24
の通し穴26には、止め螺子27が挿通しである。
止め螺子27は、クランクアーム24の揺動の支点とな
る。
第6図は掻寄機構の斜視図である。
三角柱形状で、三角柱の三面として、外板28、内板2
9、下板30があり、三角形の側板31,31が左右側
にある。
側板31は、前述の止め螺子27、クランクアーム24
の他に、ホッパ32の上を滑らかに掻寄機構が昇降する
ための工夫がなされている。
側板31には、2づつの雌螺穴33が穿たれ、ベアリン
グ34が止め螺子35によって取付けられる。
ベアリング34の外輪は、ホッパ32の面上を転動する
内板29がホッパ32に接触するのではないので、運動
が滑らかである。
掻寄機構がホッパ32の面から離れないように、工夫が
なされる。
内板29の裏側のホッパ32の左右2箇所に、竪方向の
ガイド溝36が穿たれる。
第7図は、第1図に於て、ガイド溝を含む■−■断面図
である。
内板29には予め、通し穴37を穿設し、内面にナツト
38を溶接しておく。
ホッパ32の裏面からガイド溝36へ、規制ネジ39を
差入れ、内板29の通し穴37、ナツト38へと挿入し
、ナツト38に螺着する。
予め規制ネジ39にはカラー40を入れておくから、ナ
ツト38とネジ39の段部41の間にカラー40が介在
し、規制ネジ39の螺合長さを規定する。
規制ネジ39は、このため、ホッパ32を強く押えるこ
とがない。
以上の構成に於て、その作用を説明する。
飲料容器その他のブロー成製品が、ホッパ32へ投入さ
れる。
モータ5が回転し、減速器6、スプロケット7.9、チ
ェーン8が回転力を減速して回転主軸1に伝達する。
回転主軸1の回転によって、回転刃2と、クランク板2
1が緩速回転する。
ブロー成製品はホッパ32、掻寄機構の外板28を滑落
し、回転刃2の上へ落ちる。
やがて、ブロー成製品は固定刃3と回転刃2の間に挟ま
る。
なお回転刃2は回り続けるから、ブロー成製品は、回転
刃と固定刃によって切断される。
切断刃は、下方に落下し、周知の破砕機に直接投入する
か、又はいったん、切断片容器に受けてから、破砕機に
投入する。
掻寄機構は主軸の1回転の内に1回昇降し、下板30に
よって、ブロー成製品を回転刃の方へ押下げる。
ブロー成製品は軽量で、自重だけでは、回転刃2と固定
刃3の間に落込まないことがあるが、掻寄機構がこれを
押下げて、確実に切断されるようにする。
掻寄機構は、ホッパ32に沿って上下運動し、下板30
でブロー成製品を押え、外板28でブロー成製品を下方
へ案内すればよいので、他に任意の形状のものが採用さ
れうる。
第8図は他の実施例にかかる掻寄機構の斜視図である。
外板28は滑らかに彎曲しており、下板30の下端に突
起42を設けている。
突起42に・よって、より確実に、ブロー成製品を押込
むことができる。
この例では、回転刃に、対象物を内方へ引寄せるような
引込み刃面16を設けているが、固定刃の方に向けても
よい。
固定刃には、対象物を回転刃の方へ押しやるような傾斜
刃面を設ければよい。
回転刃と固定刃の両方に傾斜刃面を設けてもよい。
いずれにしても、回転刃の中間領域で、固定刃と協力し
て対象物(ブロー成製品)を切断する、という事が重要
である。
最外縁で切るより、トルクが少なくてすむ。
効果を述べる。
(1)ブロー成製品を再使用するに当り、最初から回転
刃が高速回転する周知の破砕機へ投入して粉砕するとす
れば、電力費の損失が大きく、騒音も甚しい。
大型の破砕機が必要で設備費も多大であった。
本考案のブロー用粗砕機を用いて、ブロー成製品を、予
め、数個の切断刃にしておくと、小型の破砕機を後段に
用いて、十分、これを粉砕できる。
電力費、設備費を節減でき、騒音も少い。
(2)掻寄機構によって、軽量のものが多いブロー成製
品を回転刃と固定刃の間へ掻寄せることとしたので、確
実にブロー成製品を切断することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係るブロー用粗砕機の一部縦
断正面図、第2図は掻寄機構、ホッパを省略したブロー
用粗砕機の平面図、第3図はブロー用粗砕機の縦断側面
図、第4図は回転刃の正面図、第5図は回転刃の側面図
、第6図は掻寄機構の斜視。 第7図は第1図に於ける、ガイド溝を含む■−■拡大断
面図。 第8図は他の実施例に係る掻寄機構の斜視図。 1・・・・・・回転主軸、2・・・・・・回転刃、3・
・・・・・固定刃、4・・・・・・基台、5・・・・・
・モータ、6・・・・・・減速機、7・・・・・・第1
スプロケツト、8・・・・・・チェーン、9・・・・・
・第2スプロケツト、10・・・・・・チェーンケース
、11.12・・・・・ゼロラブロック、13,14・
・・・・・固定ネジ、15・・・・・・スペーサ、16
・・・・・・引込み刃面、17・・・・・・ボス、18
・・・・・・主軸通し穴、19・・・・・・キー溝、2
0・・・・・・突端、21・・曲クランク板、22・・
・・・・押えリング、23・・・・・・クランクリング
、24・・・・・・クランクアーム、25・・・・・・
雌螺穴、26・・・・・・通し穴、27・・・・・・止
め螺子、28・・・・・・外板、29・・・・・・内板
、30・・・・・・下板、31・・・・・・側板、32
・・・・・・ホッパ、33・・・・・・雌螺穴、34・
・・・・・ベアリング、35・・・・・・止め螺子、3
6・・・・・・ガイド溝、37・・・・・・通し穴、3
8・・・・・・ナツト、39・・・・・・規制ネジ、4
0・・・・・・カラー、41・・・・・・段部、42・
・・・・・突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 駆動機構と、駆動機構により毎分1回転〜比回転する回
    転主軸1と、回転主軸1に間隔を置いて取付けられた適
    数個の回転刃2と、各回転刃2の側面に近接して固定さ
    れた固定刃3と、回転主軸1、回転刃2、固定刃3を囲
    むホッパ32と、回転主軸1によってクランク運動しホ
    ッパ32に沿って昇降往復運動をする掻寄機構とよりな
    り、回転刃2、又は固定刃3或は両方に、回転刃2と固
    定刃3に挟まれた対象物を内方へ移動させる傾斜刃面を
    設けた事を特徴とするブロー用粗砕機。
JP10783682U 1982-07-16 1982-07-16 ブロ−用粗砕機 Expired JPS6028504Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10783682U JPS6028504Y2 (ja) 1982-07-16 1982-07-16 ブロ−用粗砕機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10783682U JPS6028504Y2 (ja) 1982-07-16 1982-07-16 ブロ−用粗砕機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5915451U JPS5915451U (ja) 1984-01-30
JPS6028504Y2 true JPS6028504Y2 (ja) 1985-08-29

Family

ID=30251818

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10783682U Expired JPS6028504Y2 (ja) 1982-07-16 1982-07-16 ブロ−用粗砕機

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JP (1) JPS6028504Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6671080B2 (ja) * 2016-05-20 2020-03-25 日本シーム株式会社 廃プラスチック類の粗破砕装置

Also Published As

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JPS5915451U (ja) 1984-01-30

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