JPS6028437Y2 - 人工口蓋 - Google Patents
人工口蓋Info
- Publication number
- JPS6028437Y2 JPS6028437Y2 JP6574182U JP6574182U JPS6028437Y2 JP S6028437 Y2 JPS6028437 Y2 JP S6028437Y2 JP 6574182 U JP6574182 U JP 6574182U JP 6574182 U JP6574182 U JP 6574182U JP S6028437 Y2 JPS6028437 Y2 JP S6028437Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tongue
- pressure
- voltage
- artificial palate
- palate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Prostheses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、発声、発語訓練の構台運動において、舌が
硬口蓋に接触した際の舌の圧力を検出する新規にして有
用な人工口蓋に関するものである。
硬口蓋に接触した際の舌の圧力を検出する新規にして有
用な人工口蓋に関するものである。
発声、発語訓練において、構造運動の基本であるところ
の舌の動きを観測するにあたり、従来舌と硬口蓋の接触
状況をパターンとして表示する方法にエレクトロパラト
ゲラフがあるが、その時、舌がどの程度の力で硬口蓋に
接触したかを計測または観測するものがなかった。
の舌の動きを観測するにあたり、従来舌と硬口蓋の接触
状況をパターンとして表示する方法にエレクトロパラト
ゲラフがあるが、その時、舌がどの程度の力で硬口蓋に
接触したかを計測または観測するものがなかった。
しかし、脳性マヒ、口蓋裂および聴覚障害による重度の
言語障害者の発声、発語訓練においては、必要以上に舌
に力を入れる者がおり、指導するのに不自由さがあった
。
言語障害者の発声、発語訓練においては、必要以上に舌
に力を入れる者がおり、指導するのに不自由さがあった
。
この考案は、上記の事情に着目し、舌圧力を検出できる
人工口蓋を提供するものであり、舌圧を検出してその検
出信号を視覚的に表示でき、被検者に視覚的にフィード
バックすることによって訓練効果を著しく向上するので
ある。
人工口蓋を提供するものであり、舌圧を検出してその検
出信号を視覚的に表示でき、被検者に視覚的にフィード
バックすることによって訓練効果を著しく向上するので
ある。
この考案を明らかにするため、以下図面の一実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
第1図において、口蓋に適合密着するように成形した合
成樹脂でなる殻状の本体1の舌接触側である彎曲した内
面に、適宜の位置で正中線X−X上および左右対称両側
辺部に複数の圧力センサ2a〜2nを接着によって取付
け、圧力センサ2a〜2nのそれぞれに極力細い絶縁さ
れたリード線3を接続し、それぞれのリード線3を殻状
の本体1の彎曲した内面にそって接着して後縁からひき
出し、それぞれのリード線3を束ねて被ふく管4の中を
通して口腔から外に出す。
成樹脂でなる殻状の本体1の舌接触側である彎曲した内
面に、適宜の位置で正中線X−X上および左右対称両側
辺部に複数の圧力センサ2a〜2nを接着によって取付
け、圧力センサ2a〜2nのそれぞれに極力細い絶縁さ
れたリード線3を接続し、それぞれのリード線3を殻状
の本体1の彎曲した内面にそって接着して後縁からひき
出し、それぞれのリード線3を束ねて被ふく管4の中を
通して口腔から外に出す。
この場合それぞれのリード線3をあらかじめ殻状の本体
1に埋込んでおいてもよい。
1に埋込んでおいてもよい。
圧力センサは、通常、圧電素子またはひずみゲージなど
を使用し、前者はフィルム状の圧電素子2Aを本体1の
内面1aに第2図に示す如く接着、固定する。
を使用し、前者はフィルム状の圧電素子2Aを本体1の
内面1aに第2図に示す如く接着、固定する。
後者の場合は、本体1の取付は部分に六1bを明は第3
図に示す如くひずみケージ2Bの1ケ所ないし数ケ所を
接着固定する。
図に示す如くひずみケージ2Bの1ケ所ないし数ケ所を
接着固定する。
固定個所は、発声した時、特に観測に必要な個所に配列
する。
する。
例えば母音lul、1e1、filを発声すると人工口
蓋の後方側辺部に、子音1s、zl、Is、31は側辺
部全体に、子音1ttatnlは側辺部全体と正中線X
−X上先端部に、および子音triにおいては正中線X
−X上を後方から前方に向って移動しながらそれぞれ舌
が接触する。
蓋の後方側辺部に、子音1s、zl、Is、31は側辺
部全体に、子音1ttatnlは側辺部全体と正中線X
−X上先端部に、および子音triにおいては正中線X
−X上を後方から前方に向って移動しながらそれぞれ舌
が接触する。
このように、発生にともなって舌が接触する個所は側辺
部および正中線X−X上に集中していることから第1図
に示すごとく正中線X−X上およびその左右対称両側辺
部に配設することがこのましい。
部および正中線X−X上に集中していることから第1図
に示すごとく正中線X−X上およびその左右対称両側辺
部に配設することがこのましい。
圧電素子を用いた圧力センサでは、舌の圧力に比例した
加速度電圧が出力される。
加速度電圧が出力される。
その検出装置を第4図に示す。
すなわち、圧電素子2Aの出力は、リード線3を介して
ヘッドアンプ5に与えられ、そこでインピーダンス変換
される。
ヘッドアンプ5に与えられ、そこでインピーダンス変換
される。
圧電素子2Aの出力は通常電圧が小さいので、電圧増幅
器6で電圧増幅したのち出力端子7に出力される。
器6で電圧増幅したのち出力端子7に出力される。
この出力によって舌の圧力が、加速度電圧の変化として
ブラウン管オツシロスコープ等で観測したり、コンピュ
ータ処理が可能となる。
ブラウン管オツシロスコープ等で観測したり、コンピュ
ータ処理が可能となる。
ひずみゲージを用いた圧力センサの場合は、舌の圧力に
比例して抵抗値が変化する。
比例して抵抗値が変化する。
その検出装置の一例を第5図に示す。
すなわち、ひずみゲージ2Bの出力はリード線3を介し
て、電圧源8から直列に接続された抵抗9に直列に接続
され、所定の電圧■が供給される。
て、電圧源8から直列に接続された抵抗9に直列に接続
され、所定の電圧■が供給される。
この時ひずみゲージ2Bの固定抵抗値をR2とし抵抗9
の抵抗値をR1とすると、A点R2・V に生じる電圧V1は、R1+R,となる。
の抵抗値をR1とすると、A点R2・V に生じる電圧V1は、R1+R,となる。
ひずみゲージ2Bに、舌によって圧力が加えられると、
その固有抵抗値がΔR2に変化し、A点の電圧V1は、
ΔR2・V 。
その固有抵抗値がΔR2に変化し、A点の電圧V1は、
ΔR2・V 。
□+AR2となり舌の圧力に比例した電圧を検出するこ
とができる。
とができる。
通常、ひずみゲージは抵抗変化率が小さくVlの変化も
小さいので、電圧増幅器10で電圧増幅して出力端子1
1に与えられる。
小さいので、電圧増幅器10で電圧増幅して出力端子1
1に与えられる。
その結果前記同様、観測および処理が可能となる。
叙上のようにこの考案は、簡単な構成で発声、発語時に
生じる硬口蓋に対する舌の圧力を検出でき、当該分野に
おける訓練効果を著しく向上するものである。
生じる硬口蓋に対する舌の圧力を検出でき、当該分野に
おける訓練効果を著しく向上するものである。
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は同じく部
分断面図、第3図は同じく他実施例の部分断面図、第4
図・第5図はそれぞれの考案を使用する検出装置の系統
図である。 1:本体、2a〜2n:圧力センサ、2A:圧電素子、
2B=ひずみゲージ、3:リード線、4:被ふく管、X
−X:正中線。
分断面図、第3図は同じく他実施例の部分断面図、第4
図・第5図はそれぞれの考案を使用する検出装置の系統
図である。 1:本体、2a〜2n:圧力センサ、2A:圧電素子、
2B=ひずみゲージ、3:リード線、4:被ふく管、X
−X:正中線。
Claims (3)
- (1)合成樹脂を成形してなる殻状の本体の彎曲した内
面の正中線上および両側辺部に圧力センサを配設してな
る人工口蓋。 - (2)圧力センサにフィルム状の圧電素子を用いた実用
新案登録請求の範囲第1項記載の人工口蓋。 - (3)圧力センサにひずみケージを用いた実用新案登録
請求の範囲第1項記載の人工口蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6574182U JPS6028437Y2 (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | 人工口蓋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6574182U JPS6028437Y2 (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | 人工口蓋 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57203913U JPS57203913U (ja) | 1982-12-25 |
JPS6028437Y2 true JPS6028437Y2 (ja) | 1985-08-28 |
Family
ID=29861770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6574182U Expired JPS6028437Y2 (ja) | 1982-05-06 | 1982-05-06 | 人工口蓋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6028437Y2 (ja) |
-
1982
- 1982-05-06 JP JP6574182U patent/JPS6028437Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57203913U (ja) | 1982-12-25 |
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