JPS6028345A - 並列計算機における通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）発明の技術分野 本発明は最近傍間結合（処理エレメントをメツシュ状に
配置する結合形態）における処理ニレメン）（ＰＥ）間
通信における送信側ＰＥを中心とした送シ先ＰＫの相対
位置を送シ先アドレスとする通信方式に関する。

（２）従来技術と問題点 従来、並列計算機（ＰＫ）における通信方式としては送
信側ＰＥの処理としては ■送信したい６行先ＰＥアドレス”をめる。

■どの隣接ＰＫに送るか、送る方向の決定。

自ＰＥアドレスと行先アドレスを比較して、どの隣接Ｐ
Ｅに送るか判断しその送る方向を決める。

このとき、全てのＰＥのアドレスの情報をもとにして方
向を決定する。

■第１回に示すように６行先ＰＥアドレス”をヘッダと
してもつパケットを生成し、■で決めた方向に送る。

受信側ＰＥの処理としては ■受信したパケットよセロ行先ＰＥアドレス”を取シ出
す。

■自ＰＥアドレスと行先ＰＥアドレスを比較。

■等しい場合は自ＰＥ内で処理。等しくない場合は ■どの隣接ＰＥに送るか、送る方向の決定。

自ＰＲアドレスと行先アドレスを比較して、どの隣接Ｐ
Ｅに送るか−その送る方向を決める。このとき、全ての
ＰＥのアドレスの情報をもとにして方向を決定する。

■受けとったパケットを■で決めた方向に送る。

方式であった、該従来方式では ■送信側ＰＥで行先ＰＥアドレスをもとにして送る方向
の決定をしたにも拘ず、受信側ＰＥで再び同じ決定のだ
めの処理を繰り返すため、行先ＰＥにパケットが到達す
る時間の増加を招いている。

■さらに、自ＰＥアドレスと行先ＰＥアドレスの比較に
よって送る方向を決定する処理は、ＰＥアドレスが規則
的でない場合、非常に複雑であるため、処理時間が増大
する。

■また、ＰＥアドレスを変えた場合、送る方向を決定す
る処理を変更しなければならず、柔軟性に欠ける。

という欠点があった。

（′３　発明の目的 本発明は前記欠点に鑑みて、ＰＥアドレス変更に柔軟に
対応でき、かつ迅速に行先ＰＥに到達できる通信方式を
提供することを目的とする。

処理エレメント（以下ＰＥと称す。）間通信において送
信元ＰＥは、該送信元ＰＥを中心とした送り先ＰＥの相
対位置情報〔カウンタ（３）、カウンタ（至）〕をデー
タに付けて送信部より送信し、受信先ＰＥは相対位置情
報解析部により該相対位置情報を解析し、当該相対位置
情報が０〔カウンタ■＝０゜カウンタ（ト）−〇〕の場
合は自ＰＥ内で該データを処理し、他方該相対位置情報
がＯでない場合は、送信方向決定部によシ、該カウンタ
■、カウンタ（至）の値の正・零・負によ如送信方向を
決めるとともに、相対位置情報増減部により、当該カウ
ンタ値を増減してデータとともに次のＰＥに送信部より
送信することを特徴とする並列計算機における通信方式
によシ達成される。

（５）発明の実施例 以下図面を参照しつ＼本発明の詳細な説明する。

第１図は従来のパケットの構成の詳細を示す図である。

図において、１１は行先ＰＥアドレス、１２はデータで
ある。

第２図は本発明の一実施例を示すパケットの構成の詳細
を示す図である。

図において、２１はカウンタ（３）、２２はカウンタ（
ト）、２３はデータである。

第３図は本発明の一実施例を示すＰＥの結合形態と相対
位置関係を示す図である。

図において、３１はＹ軸の正方向、３２はＹ軸の正方向
、３３はＹ軸の負方向、３４はＹ軸の負方向である。こ
こでＰＥｏを原点として３２．３４はＹ軸を３１．３３
はＹ軸を示しており、各ＰＥの位置を座標点として考え
る。

第４図は本発明の一実施例を示すカウンタ■とカウンタ
（至）をヘッダとしてもつパケットを受け取ったＰＥの
処理を示す図である。

第５図は本発明の一実施例を示す処理ニレメン）（ＰＥ
）の機能ブロック図である。

図において、５１は受信部、５２は相対位置情報解析部
、５３は送信方向決定部、５４は相対位置情報増減部、
５５は送信部、５６は処理部である。

第３図のＰＥｏから他のＰＥにデータを送りたい場合を
考える。この場合者ＰＥは最近傍結合しているとする。

このとき、ＰＥｏを中心にして他のＰＥの相対位置をめ
、それを相対位置情報とする。

例えば、Ｐ　Ｅ　１＋　Ｐ　Ｅ　２のＰＥｏを中心にし
た相対位置情報は、それぞれＰＥＩはＸ方向に＋１すな
わちカウンタ（３）＝十ｉ、ｙ方向に＋１すなわちカウ
ンタ（１）＝＋１となり、ＰＥ２はＸ方向に−２すなわ
ちカウンタ■＝−２．Ｙ方向に０すなわちカウンタ（ト
）−〇となると考え、Ｘ方向の相対位置情報をカウンタ
（３）２１で、Ｙ方向の相対位置情報をカウンタ（イ）
２２で与える。

このカウンタ（Ｘ）２１とカウンタω２２を送るパケッ
トのヘッダとしてもち、行先ＰＥのアドレスの代りとす
る。

このヘッダをもつパケットを受けとったＰＥの処理を第
４図に示す。第４図において、“他の隣接ＰＥに送る処
理”では、カウンタ（Ｘ）２１．　カウンタ（至）２２
の正・零・負によって、送る方向を知ることができる。

また、パケットをある方向に送る場合、カウンタＱ０２
１とカウンタ（至）２２をその正−負によって増減すな
わち１だけカウントダウンあるいはカウントアンプを行
い、送）出すパケットのヘッダとする。

こうして、カウンタ（Ｘ）２１とカウンタω２２がとも
に零となったパケットを受けとったＰＥに、自ＰＥ内で
そのパケットを処理させることができる。

次に本発明の処理動作について説明すると、送信側ＰＥ
の処理としては ■送信したい行先ＰＥアドレスの代シに、自ＰＥを中心
にした行先ＰＥの相対位置をめて６カウンタｏＯ″と”
カウンタ■”に人がセットする。

■どの隣接ＰＥに送るか、送信方向決定部５３により送
る方向の決定。

このとき、カウンタ■とカウンタωの正・零・負によっ
て、どの隣接ＰＥに送るかが即わかる。

送る方向を決めたら、カウンタ■、カウンタ（至）をそ
の正・負によって、相対位置情報増減部５４で１だけカ
ウントダウンあるいはカウントアツプする。

■第２図に示すように、”カウンタ（３）２１パと６カ
ウンタ（至）”をヘッダとしてもつパケットを生成し、
■で決めた方向に送る。

他方受信側ＰＥの処理としては ω受信したパケットよル”カウンタｏｏ″と”カウンタ
ω”を取シ出す。

位置情報解析部５２で調べ、ともに０に等しい場合は自
ＰＥ内の処理部５６で処理し、他方どちらかがＯに等し
くない場合は、■どの隣接ＰＥに送るか、送る方向を送
信方向決定部５３で決定する。この時カウンタ■とカウ
ンタ（１）の正・零拳負によって、どの隣接ＰＥに送る
かが即わかる。送る方向を決めたら、相・対位置増減部
５４によりカウンタ（イ）、カウンタωをそれぞれ正−
負によって１だけカウントダウンあるいはカウントアツ
プする。■受けとったパケットのヘッダを、カウントダ
ウンあるいはカウントアンプされたカウンタ国２１．カ
ウンタＣ１Ｊ２２にしたパケットを［有］で決めた方向
に送信部５５から送る。

（６）発明の詳細 な説明した様に本発明によれば、送信元ＰＥ。

と受信先ＰＥの相対位置情報によシ、送信制御するので
、ＰＥアドレス変更に柔軟に対処できるとともに速やか
に送信できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のパケットの構成の詳細を示す図である。 第２図は本発明の一実施例を示すパケットの構成の詳細
を示す図である。 第３図は本発明の一実施例を示すＰＥの結合形態と相対
位置関係を示す図である。 第４図は本発明の一実施例を示すカウンタ（３）とカウ
ンタ（ト）をヘッダとしてもつパケットを受け取ったＰ
Ｅの処理を示す図である。 第５図は本０発明の一実施例を示す処理エレメント（Ｐ
Ｅ）の機能ブロック図である。 ２１はカウンタ■、２２はカウンタ（ト）、２３はデー
タ、５１は受信部、５２は相対位置情報解析部、５３は
送信方向決定部、５４は相対位置情報増減部、５５は送
信部、５６は処理部。 ′１−・−）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 最近傍結合された並列計算機における処理エレメント（
   以下ＰＫと称す。）間通信において、送信元ＰＥは、該
   送信元ＰＥを中心とした送シ先ＰＥの相対位置情報〔カ
   ウンタ（３）、カウンタ（至）〕をデータに付けて送信
   部よシ送信し、受信先ＰＥは相対位置情報解析部により
   該相対位置情報を解析し、当該相対位置情報がＯ〔カウ
   ンタ■＝０゜カウンタ（７）＝０〕の場合は自ＰＥ内で
   該データを処理し、他方該相対位置情報がＯでない場合
   は、送信方向決定部により、該カウンタ閃、カウンタ（
   ト）の値の正・零・負によシ送信方向を決めるとともに
   、相対位置情報増減部によシ、当該カウンタ値を増減し
   てデータとともに次のＰＥに送信部より送信することを
   特徴とする並列計算機における通信方式。