JPS602829B2 - 映像信号再生装置 - Google Patents

映像信号再生装置

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JPS602829B2
JPS602829B2 JP50132038A JP13203875A JPS602829B2 JP S602829 B2 JPS602829 B2 JP S602829B2 JP 50132038 A JP50132038 A JP 50132038A JP 13203875 A JP13203875 A JP 13203875A JP S602829 B2 JPS602829 B2 JP S602829B2
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JP
Japan
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video signal
magnetic
circuit
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reproduced video
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良美 渡辺
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Sony Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発暁は、回転体に取付けられた互に空隙の延長方向の
異なる2つの磁気へッド‘こよって順次連接せるトラッ
クを形成して映像信号を記録せしめてなる磁気媒体より
、回転体に取付けられた互に空隙の延長方向の異なる2
つの磁気ヘッドにより、記録されてなる映像信号を再生
して再生映像信号を得る様になされた映像信号再生装置
に於て、その再生映像信号にスキユー歪となる時間誤差
がありたる場合これを補正する様にした映像信号再生装
置に関する。
斯種映像信号再生菱贋の時間誤差補正方式として従来、
再生映像信号よりスキュー歪となる時間誤差に応じた時
間誤差補正用信号を形成し、その時間誤差補正用信号に
よって磁気媒体の張力を制御せしめることがなされてい
る。
然し乍ら斯る従来の方式による場合、磁気媒体の移送速
度に変化がもたらされ、又磁気媒体に伸びが与えられた
りする等の欠点を有していた。又従釆、再生映像信号よ
りスキュー歪となる時間誤差に応じた時間誤差補正用信
号を形成し、その時間誤旨葦補正用信号によって再生映
像信号のスキュー歪となる時間誤差を電子的に補正する
こともなされている。
然し乍ら斯る従来の方式による場合、再生映像信号のス
キュ−歪となる時間誤差を電子的に補正する為のその電
子回路が極めて複雑、大型、高価となる等の欠点を有し
ていた。依って本発明は、上述せる従釆の欠点を一掃せ
る新規な斯種映像信号再生装置を提案せんとするもので
、以下図面について本発明の実施例を詳述する所より明
らかとなるであろう。第1図は本発明の第1の実施例を
示し、磁気媒体としての磁気テープ1に映像信号を記録
し得又これを再生し得る様になされた回転磁気ヘッド菱
贋2を有する。
この回転磁気ヘッド装置2はガイドシリング(図示せず
)上に○状に斜めに案内されて定速移送せる磁気テープ
1が、ガイドシリンダの位直に於てこのガイドシリンダ
と同心的に配されて3比/sで回転する則ち映像信号の
1フレーム周期のv毎に1回転する回転体3上に取付け
られた略々180oの間隔を保って配された磁気ヘッド
4A及び4Bにて走査される様になされ、依って磁気ヘ
ッド4A及び4Bに記録すべき映像信号を供給すれば、
これが第2図に示す如くその順次の各奇数フィールド分
につき例えば磁気ヘッド4Aにより磁気テープ1にその
長手方向に煩斜せる順次の各トラック5Aを形成し、又
順次の偶数フィールド分につき磁気ヘッド4Bにより同
様の順次の各トラック5Bを形成せる関係で記録され、
又斯く映像信号の記録されてなる磁気テープーより、磁
気ヘッド4A及び4Bによって、記録されてなる映像信
号が再生される様になされている。
この場合磁気ヘッド4A及び48の回転体3上のその軸
5と直交する基準面よりみた高さが互に異ならしめられ
なくして磁気ヘッド4Aによるトラック5Aとこれと相
隣る磁気ヘッド4Bによるトラック5Bとが第2図に示
す如く連接せる関係で得られる様になされ、又磁気ヘッ
ド4A及び4Bの空隙6の延長方向が第2図に添書きし
て示す如く互に異ならしめられて、磁気ヘッド4A及び
4Bによるトラック5A及び5B上の水平同期パルスの
記録パターンでみたときそのパターンが一般的に7A及
び7Bで示す如く互に異なる延長方向を有して得られる
様になされている。斯る回転磁気ヘッド装置2は公知の
所謂ヘリカル・2ヘッドO型磁気録画再生装置に於ける
回転磁気ヘッド装置と同様であるのでこの回転磁気ヘッ
ド装置2の構成につきこれ以上の詳細説明は省略し、又
本発明が上述せる如くに映像信号の記録されてなる磁気
テープ1より、その記録された咳3後信号を再生して再
生映像信号を得た場合に於てその再生映像信号にスキュ
ー歪となる時間誤差がありたる場合これを補正すること
を対象としているので、磁気テープ1に映像信号を記録
する系についての詳細説明もこれを省略するも、回転磁
気ヘッド装置2の回転体3は、これが駆動回路8にて駆
動されて3比′s則ちのvでの周期で回転するヘッドモ
ータ9に連結されて3比/s郎ちのv毎に1回転する様
になされ、又磁気テープ1はこれがキヤプスタンモータ
101こ連結せるキヤプスタン11及びピンチローラ転
鞍・離間制御機構12にて制御されてキャプスタン1
1に磁気テープ1を挟んで転接するピンチローラ13に
て駆動されて定速移送される様になされ、更に斯く定速
移送せる磁気テープ1の側縁に制御用磁気ヘッド14が
対按され、而してこの磁気ヘッド14に3比/sの制御
用信号が供v給され、これが磁気テープ1の側縁に沿っ
て延長せるトラック15を形成せる関係で記録され、又
これが磁気ヘッド14にて再生される様になされている
。又磁気ヘッド4A及び4Bより夫々再生されて得られ
る再生映像信号(これ等を夫々SNA及びSNBとする
)が、今磁気ヘッド48のみが磁気テープ1を時点t2
迄走査しているものとし、そしてその走査によって磁気
ヘッド48より磁気テープ1上に記録されてなる映像信
号の第17ィールド分の再生映像信号が得られるものと
すれば、再生映像信号SNAにつき第3図Aに示す如く
、時点t2より前の時点らから時点t2より後の時点t
4迄の間に於ける磁気テープ1上に記録されてなる映像
信号の第2フィールド分、時点t4より後の時点らから
時点t8迄の間に於ける磁気テープ1上に記録されてな
る映像信号の第4フィールド分、・・・・・・でなる信
号として得られ、又再生映像信号SNBにつき第3図B
に示す如く時点t2迄の間に於ける磁気テープ1上に記
録されてなる映像信号の第1フィールド分、時点ちより
前の時点らから時点ちより後の時点t6迄の間に於ける
磁気テープ1に記録されてなる映像信号の第3フィール
ド分、・・・・・・でなる信号として得られる。
従って再生映像信号SNA及びSNBが時点t,〜t2
,t3〜t4,t5〜t6,t7〜t8,・・・…間で
互に一部重複せる関係を有する夫々間断せる信号として
得られるものである。而して上述せる如く回転磁気ヘッ
ド袋贋2の磁気ヘッド4A及び4Bより得られる夫々第
3図A及びBに示す如き再生映像信号SNA及びSNB
が、之等より、磁気テープ1に映像信号を記録せる場合
に於ける、その映像信号と同様の一連の再生映像信号(
これをSCとする)を雛成すべく夫々必要に応じて増中
器16A及び16Bを介してスイッチ回路17に供V給
される様になされている。
一方回転磁気ヘッド装置2の回転体3の回転軸5に関連
してそれ自体は公知のパルス発生器I9が設けられ、こ
れより第3図Cに示す如き例えば時点L,t3,t5,
・・・・・・でのパルスでなる映像信号のフィールド周
期Tvと等しい周期を有するパルス列PIが得られ、こ
れがタイミング信号形成回路20に偽給されてこれより
第3図Dに示す如き例えば時点t2〜【4,t6〜ら,
・・・・・・区間で2値表示で「1」、他の区間で「0
」を呈する矩形波RIが得られる様になされている。而
して上述せるスイッチ回路17が矩形波R1にて制御さ
れ、このスイッチ回路17より、第3図Eに示す如く、
再J生映像信号SNBの時点t2から時点t2より時間
Tv丈け前にとった時点迄の間に於ける第1フィールド
分、再生映像信号SNAの時点ら〜t4間に於ける第2
フィールド分、信号SNBの時点t4〜し間に於ける第
3フィールド分、・・・・・・でなる信号が再生映像Z
信号SCとして得られる様になされている。又前述せる
如く磁気テープ1に映像信号を記録すべく磁気ヘッド4
A及び4Bに供強溝される、その映像信号が、通常の如
く例えば周波数変調されてなる被変調波態様であるとし
た場合、斯くスィ2ッチ回路17より、得られる再生映
像信号SCも又斯る被変調波態様であるので、斯る被変
調波態様の再生映像信号SCがそれ自体公知の復調系2
1に供給され、これよりテレビジョン受像管装贋で画像
を再現し得る再生映像信号SEが得られ、2これが受像
管装置22に供孫溝され、この受像管菱贋22の表示面
上で映像信号SEの再生画像が得られる様になされてい
る。更に磁気ヘッド14より再生されて得られる再生制
御用信号(これをCPIとする)が増中器331に供給
されてこれより第4図Aに示す如き3比/sのパルス列
CP2が得られ、これが単安定マルチパイプレータを以
つて構成されている矩形波形成回路32に供聯合され、
これより第4図8に示す如き3比′sの矩形波列R2が
得られ、一方この矩形3波列R2が充放電回路を有して
機成された台形状波形成回路33に餅鎌舎され、これよ
り第4図Cに示す如く矩形波列R2の各矩形波の立上り
時点で立上り又立下り時点より比較的緩やかに立下る台
形状波でなる台形状波列R3が得られ、而してこ夕の台
形状波列R3がサンプリングホールド回路34に供繋合
される様になされている。
一方上述せるタイミング信号形成回路20より上述せる
パルス列PIに基き第4図Dに示す如き台形状波列R3
の各台形状波の立下り区間でのパルスでなる3比/sの
パルス列P2がサンプリングパルスとして得うれ、これ
がサンプリングホールド回路34に供給され、依ってこ
のサンプリングホールド回路34より第4図E‘こ示す
如く、パルス列P2の各パルスの得られる時点よりその
次のパルスの得られる時点迄の間前者のパルスの得られ
る時点での台形状波列R3の各台形状波のレベルを有す
る出力EIが得られる様になされ、一方この世力EIが
平滑化回路35に供給され、この平滑化回路35より第
4図Fに示す如く出力EIの平滑化されてなる直流出力
E2が得られ、これがヘッドモータ9の駆動回路8に制
御信号として僕艶会される様になされている。この場合
矩形波形成回路32はこれより得られる矩形波列R2の
各矩形波の幅をして第4図Bにて失示の如く可変し得る
様になされ、従って台形状波列R3の各台形状波の立下
り区間位鷹が第4図Cにて同様に失示の如く可変して得
られる様になされ、之に基き出力EI及びE2のレベル
が夫夫第4図E及びFにて矢示の如く可変して得られる
様になされている。以上にて定遼移送せる磁気テープ1
上に回転体3に取付けられた互に空隙の延長方向の異な
る2つの磁気ヘッド4A及び48によって順次連接せる
トラック5A及び5Bを形成して映像信号を記録せしめ
てなる、その映像信号の記録されてなる磁気テープ1よ
り、これを定速移送せしめ乍ら、回転体3に取付けられ
た互に空隙の延長方向の異なる2つの磁気ヘッド4A及
び48によるそれ等の順次連接せるトラック5A及び5
Bの走査により、−記録されてなる映像信号を再生して
再生映像信号SC乃至SEが縛られる様になされた本発
明の前提となる映像信号再生装置の一例が明らかとなっ
たが、斯る映像信号再生装置による場合、磁気ヘッド4
A及び48の磁気テープ1上のトラック5A及び5Bの
夫々の走査がこれ等トラック5A及び58よりずれなく
なされている場合は勿論、たとえ何等かの原因で磁気テ
ープーと磁気ヘッド4A及び48との相対速度が変化し
て磁気ヘッド4A及び4Bのトラック5A及び5Bの夫
々の走査がこれ等トラック5A及び5Bよりずれて磁気
ヘッド4A及び48の夫々が相隣る2つのトラック5A
及び5Bを走査しても、磁気ヘッド4A及び4Bの空隙
の延長方向が互に異なることにより之等磁気ヘッド4A
及び48より夫々得られる再生映像信号SNA及びSN
Bは夫々トラック5A及び5Bに記録されてなる映像信
号のみが再生される特徴を有するものである。
然し乍ら斯く磁気ヘッド4A及び4Bのトラック5A及
び58の夫々の走査がそれ等トラック5A及び58より
比較的大きくずれれば、磁気ヘッド4A及び4Bより夫
々得られる再生映像信号SNA及びSNBのレベルが比
較的小となり又ある場合は斯く再生映像信号SNA及び
SNBのレベルが比較的小なる値で変動して得られ、従
って再生映像信号SNA及びSNBがS/N良く得られ
なくなり、これに塞き再生映像信号SC乃至SEも又S
/Nが比較的悪くこの為受像管装置22上での画面が画
質の比較的悪いものとして得られることとなるものであ
る。所で矩形波形成回路32に於てこれより得られる矩
形波列R2の各矩形波の幅を変更すべく調整すれば、台
形状波形成回路33より得られる台形状波列R3の各台
形状波の立下り区間位置がサンプリングパルス列P2の
各パルスの得られる時間位置に対して変更し、之に応じ
てサンプリングホールド回路34より得られる出力EI
のレベル従って平滑化回路35より得られる制御信号E
2のレベルが変更し、この為ヘッドモータ9の駆動回路
8が制御されてヘッドモータ9の回転速度従って磁気ヘ
ッド4A及び4Bの回転速度が制御されて磁気テープ1
と磁気ヘッド4A及び48との相対速度が変更され、依
って磁気ヘッド4A及び4Bのトラック5A及び5Bの
夫々の走査のこれ等トラック4A及び4Bよりのずれが
変更されるので、上述せる如く受像管装置22上の画面
が画質の比較的悪いものとして得られる場合、その受像
管装置22上の画面を見乍ら、その画質が長良となる様
に矩形波形成回路32に於て上述せる如くこれより得ら
れる矩形波列R2の各矩形波の幅を変更すべく調整すれ
ば、受像管装置22上の画面が画質の最良のものとして
得られることとなるものである。依って上述せる本発明
の前提となる映像信号再生装億の一例によれば、磁気ヘ
ッド4A及び48の磁気テープ1上のトラック5A及び
58の夫々の走査がこれ等トラック5A及び58より多
少ずれても磁気ヘッド4A及び4Bより夫夫得られる再
生映像信号SNA及びSNBが夫夫トラック5A及び5
Bに記録されてなる映像信号として再生されるものであ
るが、磁気ヘッド4A及び48の磁気テープ1上のトラ
ック6A及び5Bの夫々の走査がこれ等トラック5A及
び5Bより多少ずれているにも拘らず受像管装置22上
の画面の画質が問題とならない場合、上述せる矩形波形
成回路32に於ける調整はこれをなす必要はないもので
ある。
然し乍ら斯く磁気ヘッド4A及び4Bの磁気テープ1上
のトラック5A及び5Bの夫々の走査がこれ等トラック
5A及び5Bより多少ずれているにも拘らず、受像管装
置22上の画面の画質が問題とならないとして、矩形波
形成回路32に於ける調整がなされていないま)の場合
、この場合の磁気ヘッド4A及び48のトラック5A及
び5Bの夫々のこれ等トラック5A及び5Bよりのずれ
に応じて再生映像信号SC乃至SEにはスキュー歪とな
る時間誤差従って再生映像信号SEに伴なつている水平
同期パルス列の周期の第3図にて上述せる時点t2,t
4,ち……での乱れが生じているものである。その理由
は磁気ヘッド4A及び4Bの磁気テープ1上のトラック
5A及び58の夫々走査のこれ等トラック5A及び5B
よりのずれがある場合、そのずれは磁気ヘッド4A及び
4Bがそれ等に共通の回転体3に取付けられているので
、磁気ヘッド4Aのトラック5Aよりの走査ずれが第2
図でみてその左側へのずれであるとすれば磁気ヘッド4
Bのトラック5Bよりの走査ずれも又その左側へのずれ
であり、一方磁気ヘッド4A及び4Bの磁気テープ1上
のトラック5A及び58の夫々の走査のこれ等トラック
5A及び58よりのずれがない場合、磁気ヘッド48よ
り得られる再生映像信号SNBに含まれている水平同期
パルス列の上述せる時点t2,t6,tM・・…・の夫
々の直前に於ける1つのパルスと磁気ヘッド4Aより得
られる再生映像信号SNAに含まれている水平同期パル
ス列の時点t2,t6,Lo……の夫々の直後に於ける
1つのパルスとの間の時間差、及び再生映像信号SNA
に含まれている水平同期パルス列の上述せる時点し,t
8,t,2・・・・・・の夫々の直前に於ける1つのパ
ルスと再生映像信号SNBに含まれている水平同期パル
ス列の時点し,t8,t,2・・・・・・の夫々の直後
に於ける1つのパルスとの間の時間差は、トラック5A
及び5B上に記録せる映像信号に含まれている水平同期
パルス列の各パルスの記録パターンの延長方向が互に異
なるとしても、上述せるパルス発生器19をこれより得
られるパルス列PIの各パルスの得られる再生映像信号
SNA及びSNBに対する時間位直を調整されたものと
得られる様に調整したり、上述せるタイミング信号形成
回路20をこれより得られる矩形波列RIの各矩形波の
得られる再生映像信号SNA及びSNBに対する時間位
贋をして調整されたものとして得られる様に調整された
り予めされていれば、再生映像信号SNA及びSNBに
於ける水平同期パルス列Zの周期と実質的に等しい時間
差として得うれるも、斯る状態より磁気ヘッド4A及び
4Bの磁気テープ1上のトラック5A及び5Bの夫々の
走査のこれ等トラック5A及び5Bよりのずれがあれば
、トラック5A及び5B上に記録せる映像信号Zに含ま
れている水平同期パルス列の各パルスの記録パルスの延
長方向が互に異なるので、磁気ヘッド4Bより得られる
再生映像信号SNBに含まれている水平同期パルス列の
上述せる時点ら.t6,t,。・・・・・・の夫々の直
前に於ける1つのパルスと磁気ヘッド4Aより得られる
再生映像信号SNAに含まれている水平同期パルス列の
時点t2,t6,t,。・…・・の夫々の直後に於ける
1つのパルスとの間の時間差、及び再生映像信号SNA
に含まれている水平同期パルス列の上述せる時点t4,
ら,し2・・・・・・の夫夫の直前に於ける1つのパル
スと再生映像信号SNBに含まれている水平同期パルス
列の時点上4,t8,tの・…・・の夫々の直後に於け
る1つのパルスとの間の時間差が再生映像信号SNA及
びSNBに於はる水平同期パルス列の周期と一致して得
られなくなるからである。従って上述せる本発明の前提
となる映像信号再生装置の一例によれば、再生映像信号
SEの内容が受像管装置22の表示面上で真直な線の像
が再生されるべき内容である場合、再生映像信号SEに
伴なつている水平同期パルス列の周期の上述せる時点ら
,t4,t6……での乱れがないとすれば即ち再生映像
信号SEにスキュー歪となる時間誤差を伴なつていない
とすれば、当然受像管装置22の表示面23上で第5図
Aに示す如く宴直な線24が表示されるも、上述せる如
く磁気ヘッド4A及び4Bの磁気テープ1上のトラック
5A及び5Bの夫々の走査がこれ等トラック5A及び5
8より多少ずれているにも拘らず、受像管装置22上の
画面の画質が問題とならないとして、矩形波形成回路3
2に於ける調整がなされていないま)となされていて、
上述せる如く再生映像信号SEに伴なつている水平同期
パルス列の周期の上述せる時点も,t4,ち・・・・・
・での乱れがあれば即ち再生映像信号SEにスキュー歪
となる時間誤差を伴なつているとすれば、第5図Bに示
す如く、受像瞥袋贋22の表示面23上で真直に表示さ
れるべき線が、上方部が左及び右方向に曲つた線25と
して表示されることとなるものである。この為本発明の
一例は上述せる映像信号再生菱贋の一例を前提として、
上述せる回転磁気ヘッド菱贋2に於ける磁気ヘッド4A
及び4Bの何れか一方例えば磁気ヘッド4Bが圧電素子
40Bを介して回転体3に取付けられ、而してこの圧電
素子408に、再生映像信号SC乃至SEに上述せるス
キュー歪となる時間誤差従って再生映像信号SEに伴な
つている水平同期パルス列の周期の上述せる時点t2,
し,t6・”…での乱れがありたる場合、その時間誤差
従って乱れに応じた時間誤差補正用信号を与えて、再生
映像信号SC乃至SEのスキュー歪となる時間誤差を補
正する様になすもので、以下詳述する実施例より明らか
となるであろう。
先ず回転磁気ヘッド装置2に於ける回転磁気ヘッド4B
が圧鰭素子40Bを介して回転体3に取付けられる、そ
の圧電素子40Bの一例につき述べるに、それは、第6
図A及びBに示す如く、両面に夫々導電性層41及び4
2の附されてなる2枚の氏電性板43及び44がそれ等
の導電性層42をして貼合せられて一体化され、そして
板43及び44の外側の導電性層41が夫々リード45
及び46に、内側の導電性層42が互に接続されてリー
ド45及び46に対して共通のりード47に夫々導出さ
れ、而してリード45及び46にリード47に与える電
圧を基準として互に逆極性の電圧を与えればその電圧に
応じて板43及び44が共に同一方向に曲り、従って圧
函素子40Bの一端が固定部に固定されているものとし
た場合その他端が固定部に対して基準位置より板43及
び44の板面に対して垂直方向に偏位し得る様になされ
た構成を有する。次に斯る圧鰭素子40Bを介して上述
せる磁気ヘッド48が上述せる回転体3に取付けられて
なる一例構成を述べるに、それは第6図A及びBに示す
如く、回転体3にその回転面と平行な上面48を有する
基板49が取付けられ、而してこの基板49の上面48
上に氏電素子40Bの一端が基板49の上面48と平行
となる様に例えば接着剤50を用いて固定され、一方圧
電素子40Bの例えば板43の遊端部に磁気ヘッド48
がその空隙6の延長方向が板43の板面に対して角ok
丈け傾斜せる様に取付けられてなる構成を有する。
この場合角8kは、磁気ヘッド48が本発明の一例によ
って圧電素子40Bを介して回転体3に取付けられて居
らず直接的に回転体3に取付けられてし、て、その磁気
ヘッド4Bに映像信号が供給されることにより、これが
水平同期パルスの記録パターンをして第2図にて上述せ
る如くに延長して得られるトラック5Bを形成して記録
されるものとした場合に於ける回転体3の回転面と磁気
ヘッド4Bの空隙6の延長方向とのなすOBと等しい値
を有するものである。又基板49の前方下部よりこれと
一体に圧電素子40Bの相対向する側面に夫々対向せる
板片51a及び51bの附されてなる坂部51を前方に
延長し、而して板片51a及び51bの夫々と圧蟹素子
40Bとの間にダンパ材52a及び52bを介挿し、上
述せる如くに圧燈素子40Bがその遊端をして固定部(
この場合基板49)に対して急激に偏位すべ〈曲げられ
た場合に於て生じ勝ちな自由減衰振動をダンパ材52a
及び52bにて吸収する様になすを可とする。以上にて
回転磁気ヘッド装置2に於ける磁気ヘッド4Bが圧電素
子40Bを介して回転体3に取付けられてなる一例構成
が明らかとなったが、斯る構成に依れば、上述せる如く
圧電素子40Bのリード45及び46にリード47に与
える鰭圧を基準として互に逆極性の電圧を与えれば、圧
電素子40Bの遊端が基板49従って回転体3に対して
その回転体3の回転面に対して垂直方向に基準位置より
偏位し、依って磁気ヘッド48のみがその回転体3の回
転面に対して垂直方向基準位置より偏位し、而して斯く
磁気ヘッド4Bが偏位すれば、これより得られる上述せ
る再生映像信号SBIにその偏位に応じた時間誤差が生
じ、従って上述せる再生映像信号SE乃至SCにも斯る
時間誤差が生ずることとなるものである。
次に上述せる圧電素子40Bに上述せる時間謀差補正用
信号を与える為の、その時間誤差補正用信号を得る為の
一例構成を以下に述べるに、上述せる矩形波形成回路3
2より得られる第4図Bにて上述せる矩形波列R2が平
滑化回路61に供輪蒼され、これより第4図Gに示す如
く矩形波列R2の平滑化された直流出力E3が得られ、
これが直流バイアス源62よりの第4図印こ示す如き直
流バイアス出力E4の供給された重畳回路63に供給さ
れて出力E4と重畳され、そしてその重畳出力が出力回
路64に供V給され、その出力線65及び67間、及び
66及び67間より夫々互に逆極性の第4図11及び1
2に示す如き出力E5及びE5が得られる様になされて
いる。
而して斯く出力回路64より得られる出力E5、及びE
5が、上述せる回転磁気ヘッド装置2の圧電素子40B
に対する時間誤差補正用信号として、圧鰭素子408の
リード45及び47間、及び46及び47間に与えられ
る様になされている。
以上が本発明の第1の実施例の構成であるが、斯る構成
に依れば、矩形波形成回路32をこれより得られる矩形
波列R2の各矩形波の幅が変更される如く調整すれば、
これに応じて出力回路64より得られる直流出力E5及
びE5のレベルが変更し、又直流バイアス源62をこれ
より得られる直流バイアス出力E4のレベルが変更され
る如く調整すれば、同様に出力回路64より得られ直流
出力E5及びE5のレベルが変更し、一方斯く変更され
て得られる直流出力E5及びE5は回転磁気ヘッド装置
2に於ける圧電素子40Bに与えられているものである
従って矩形波形成回路32及び直流バイアス源62を調
整することによって、回転磁気ヘッド装置2に於ける圧
鰭素子401Bの先端従って磁気ヘッド4Bが回転体3
の回転面に対して垂直方向に基準位置より偏位すること
となるものである。依って矩形波形成回路32及び直流
バイアス源62の予めの調整により、磁気ヘッド4Aが
磁気テープ1のトラック5Aを走査するとき磁気ヘッド
4Bが磁気テープ1上のトラック58を走査する関係が
得られ、従って前述せる如くに磁気テープ1に記録され
てなる映像信号が、回転磁気ヘッド4A及び481こて
夫々第3図A及びBに示す如く再生映像信号SNA及び
SNBとして再生され、その再生映像信号SNA及びS
NBに塞きスイッチ回路17より磁気テープーに映像信
号を記録せる場合に於けるその映像信号と同様の第3図
Eに示す如き一連の再生映像信号SCが縛られ、又これ
に基き復調系21より受像管装置22で画像を再現し得
る再生映像信号SEが得られ、これに基く画面が受像管
装置22上で得られることとなるものである。又斯く受
像管菱簿22上で画面が得られている状態に於て、その
画面の画質は、磁気ヘッド4A及び48のトラック5A
及び58の夫々の走査がそれ等トラック5 ZA及び5
Bより比較的大きくずれている場合、前述せる如く比較
的悪いものであるが、その画面の画質の悪さは前述せる
如く矩形波形成回路32の調整により改善し得るもので
ある。更に受像管装置22上で画面が得られている状態
に於て、そのZ画面の画質が、磁気ヘッド4A及び4B
のトラック5A及び5Bの夫々の走査がこれ等トラック
5A及び5Bより多少ずれているにも拘らず問題となら
ず、従って矩形波形成回路32が画面の画質が最良とな
る様に調整されていないとした場合、2若し重畳回路6
3に、矩形波形成回路32より得られる矩形波列R2に
塞く平滑化回路61より得られる出力E3が供給されて
いないとすれば、前述せる如く再生映像信号SEにはス
キュー歪となる時間誤差を伴なつて居り、この為画面が
第5図2Aにて前述せる如く直線24で表示されるべき
である場合第5図Bにて前述せる如く曲線25で表示さ
れることとが、上述せる本発明の一例に依れば、重畳回
路63に、矩形波形成回路32より得られ矩形波列R2
に塞く平滑化回路61より得ら3れる出力E3が供給さ
れ、そしてその出力E3のレベルが矩形波形成回路32
が画面の画質が最良となる様に調整されていない場合の
その調整位置に応じたレベルを有し、従って出力E5及
びE5が斯る矩形波形成回路32の調整位置に応じたし
3ベルを有して得られるので、出力回路64の人出力持
性を適当に選び、且この出力回路64より得られる出力
E5及びB5の極性を適当に選べば再生映像信号SEが
スキュー歪となる時間誤差を実質的に伴なわない信号と
して得られることとなるものである。その理由は、再生
映像信号SEにスキュー歪となる時間誤差が伴なつてい
る場合、その時間誤差は前述せる如く磁気ヘッド4Aの
トラック5Aよりの走査ずれが第2図にみてその左側へ
のずれであるとすれば磁気ヘッド48のトラック58よ
りの走査ずれも又左側へのず松であることにより生ずる
ものであるが、氏鰭素子408への出力W5及びW5の
供野禽こより今述べた磁気ヘッド4Bのトラック58よ
りの走査ずれ分に応じた分の逆方向の走査ずれが磁気ヘ
ッド4Bのトラック58よりの走査ずれとして生じ、一
方トラック5A及び5B上に記録せる映像信号に含まれ
ている水平同期パルス列の各パルスの記録パターンの延
長方向が互に異なっているので、磁気ヘッド4Bより得
られる再生映像信号SNBに含まれている水平同期パル
スの前述せる時点ら,t6,t,。・・・・・・の夫々
の直前に於ける1つのパルスと、磁気ヘッド4Aより得
られる再生映像信号SNAに含まれている水平同期パル
ス列の時点t2,t6,い・・…・の夫々の直後に於け
る1つのパルスとの間の時間差、及び再生映像信号SN
Aに含まれている水平同期パルス列の前述せる時点t4
,t8,.t.2・・・…の夫々の直前に於ける1つの
パルスと、再生映像信号SNBに含まれている水平同期
パルス列の時点t4.t8,t,2・・・・・・の夫々
の直后に於ける1つのパルスとの間の時間差が再生映像
信号SNA及びSNBに於ける水平同期パルス列の周期
と一致して得られることとなるからである。依って再生
映像信号SC乃至SEにスキュー歪となる時間誤差があ
り、そしてその時間誤差が、再生映像信号SEの内容が
受像管装置22の表示面23上で真直な線を表示すべき
内容であるにも拘らず受像管装置22の表示面23上で
の表示をして第5図Bに示す如く左方及び右方に曲つた
線25で得られる時間誤差である場合、これが受像管装
置22の表示面23上でみて第5図Aにて線24で表示
される如くに補正されることとなるものである。
上述せる如く、第1図にて上述せる本発明の実施例によ
れば、移送せる磁気テープ1上に回転体3に取付けられ
た互に空隙の延長方向の異なる磁気ヘッド4A及び4B
によって順次連接せるトラック5A及び58を形成して
映像信号を記録せしめてなる、その映像信号の記録され
てなる磁気テープ1より、これを移送せしめ乍ら、回転
体3に取付けられた互に空隙の延長方向の異なる磁気ヘ
ッド4A及び48によるそれ等の順次連接せるトラック
5A及び5Bの順次の走査により、記録されてなる映像
信号を再生して再生映像信号SC乃至SEが得られる様
になされた映像信号再生袋贋に於て、その再生映像信号
SC乃至SEにスキユ−歪となる時間誤差がありたる場
合、これを補正し得、そしてこの場合の補正が、磁気ヘ
ッド4Bを圧電素子40Bを介して回転体3に取付け、
そして庄電素子408に、再生映像信号SC乃至SEが
S/Nの良い信号として得られるべく調整される矩形波
形成回路32より得られる矩形波列R2に基く出力回路
64よりの出力E5及びE5を再生映像信号SC乃至S
Eのスキュー歪となる時間誤差に応じた時間誤差補正用
信号として与える丈けでなされるので、斯る補正を磁気
テープ1の移送速度に変化をもたらしたり、磁気テープ
1に伸びを与えたりすることないこ、又全体として簡易
、4・型、低廉な構成でなし得ることとなる大なる特徴
を有するものである。
次に第7図につき本発明の実施例を述べるに本例に於て
第1図との対応部分には同一符号を附し詳細説明はこれ
を省略するも、第1図にて上述せる平滑化回路61、直
流バイアス源62、重畳回路63及び出力回路64が省
略され、然し乍ら受像管装置22より、上述せる再生映
像信号SEに伴なつている水平同期パルス列(これをP
HIとする)が、この再生映像信号SEより分離して得
られる様になされているものとして、その水平同期パル
ス列PHIがそれ自体公知の時間誤差検出回路71に供
給される様になされている。
この時間誤差検出回路71は水平同期パルス列PHIの
供給されるされるフライホイール発振器72と、これよ
りの周期乱れのない水平周期THを有する発振出力パル
ス列PH2と水平同期パルス分蛇HIとを位相比較する
位相比較回路73と、これよりのパルス列PH2を基準
とせるパルス列PHIの位相乃至周期の乱れに応じた出
力E7をサンプリングするサンプリング回路74と、こ
れよりの出力E7のサンプリングされてなる出力E8を
水平周期THの時間ホールドするホールド回路75とを
有し、この場合上述せるタイミング信号形成回路20よ
り、第3図Cにて上述せるパルス列PIに基き例えば時
点らより僅か前の時点t,′から時点t2より僅か後の
時点t2′迄の間オンするパルス、時点しより僅か前の
時点t3′から時点t4より僅か後の時点t4′迄の間
オンするパルス「時点t6より僅か前の時点t5′から
時点t6より僅か後の時点t6′迄の間オンするパルス
・・・・・・でなる第3図Fに示す如きパルス列P3が
得られる様になされているものとしてそのパルス列P3
がサンプリング用パルス列として上述せるサンプリング
回路74に供給され、依ってホールド回路75より、上
述せる再生映像信号SEに伴なつている水平同期パルス
打佃HIの周期の上述せる時点t2,L,t6…・・・
での乱れがありたる場合、即ち上述せる再生映像信号S
C乃至SEにスキュー歪となる時間誤差を伴なつている
場合、その時間誤差に応じたこれを検出せる出力E9が
得られる様になされ、又斯く時間誤差検出回路71のホ
ールド回路75より得られる再生映像信号SC乃至SE
の時間誤差に応じた出力E9が入力の極性と同じ極性の
出力を出力する様になされた犠牲非反転増中器81及び
入力の極性と反対の極性の出力を出力する様になされた
極性反転増中器82に供聯合されて之等増中器81及び
82より出力E9に基く互に逆極性の出力EIO及びE
IOが得られ、これ等がスイッチング回路83に供給さ
れる様になされ、又出力E9が極性弁別回路84に供v
給されてこれより出力E9の極性が正である時2値表示
で「lj、負であるとき「01を呈するスイッチング用
信号R5が得られ、而してスイッチング回路83がスイ
ッチング用信号R5にて制御されてこのスイッチング回
路83より出力EIO及びEIOの何れかでなる出力E
IIが得られ、これが第1図にて上述せる出力回路6亀
と同様の出力回路85に供V給され、その出力線86及
び88間、及び87及び88間で出力EIIに基くその
増中された互に逆極性の出力E12及びE12が得られ
、これ等出力E12及びE12が上述せる回転磁気ヘッ
ド装置2の庄蟹素子40Bに対する時間誤差補正用信号
として庄電素子4■8のリード45及び47間、及び4
6及び47間に与えられる様になされていることを除い
ては第1図の場合と同様の構成を有する。以上が本発明
の第2の実施例であるが、斯る機成によれば、第1図に
て前述せる場合と同様に磁気テープ1に記録されてなる
映像信号が、磁気ヘッド4A及び4Bにて夫々第3図A
及びBに示す如く再生映像信号SNA及びSNBとして
再生され、その再生映像信号SNA及びSNBに塞きス
イッチ回路亀をより磁気テープ1に映像信号を記録せる
場合に於けるその映像信号と同様の第3図Eに示す如き
一定の再生映像信号SCが得られ、又これに塞き復調系
21より受像管装置22で画像を再現し得る再生映像信
号SEが得られ、これに基く画面が受像管装置22上で
得られ、又斯く受像管装置22上で画面が得られている
状態に於て磁気ヘッド4A及び4Bのトラック5A及び
5Bの夫々の走査がそれ等トラック5A及び58より大
きくずれていて画面の画質が悪い場合のその画質の悪さ
は、第1図にて上述せる如く矩形波形成回路32を調整
することにより改善し得ること明らかであるが、磁気ヘ
ッド4A及び48のトラック5A及び5Bの夫々の走査
が、受像管装置22上での画面の画質が問題とならない
範囲で、これ等トラック5A及び58より多少ずれ、そ
のずれによって再生映像信号SEにスキュー歪となる時
間誤差を伴なつて画面が第5図Aにて前述せる如く直線
24で表示されるべきであるにも拘らず第5図Bにて前
述する如く曲線25で表示されることとならんとする場
合、時間誤差検出回路71よりの出力E9が再生映像信
号SEに伴なつているスキュー歪となる時間誤差に応じ
たレベルを有する正又は負の値で得られ、而してこの出
力E9に基〈互に逆極性の出力EI0及びEIOが増中
回路81及び82より得られてスイッチング回路83に
供給され、一方このスイッチング回路83が出力E9が
正であるか負であるかを弁別せる極性弁別回路84より
の出力R5にて制御されて出力E9が正であるか負であ
るかに応じて選ばれた出力EIO及びEIOの何れかで
なる出力EIIが得られ、これが出力回路85に供給さ
れ、その出力E12及びE12が時間誤差補正用信号と
して回転磁気ヘッド装置2の圧電素子40Bに供給され
、依ってこの場合の時間誤差補正用信号に応じて磁気ヘ
ッド48が回転体3の回転面に対して垂直方向に偏位す
るものである。
従って出力回路85の入出力特性を予め適当に選んで置
けば、再生映像信号SEがスキュー歪となる時間誤差の
伴わない信号として得られ、画面が第5図Aにて前述せ
る如く直線24で表示されるべきである場合その通りの
画面が表示され、スキュー歪となる時間誤差が補正され
ることとなるものである。斯く第7図の本発明の実施例
によれば、再生映像信号SC乃至SEにスキュー歪とな
る時間誤差がありたる場合、これを自動的に補正し得、
そしてこの場合の補正を磁気テープ1の移送速度に変化
をもたらしたり、磁気テープ1に伸びを与えたりするこ
とないこなし得る大なる特徴を有するものである。上述
に於ては回転磁気ヘッド菱贋2の2つの磁気ヘッド4A
及び48中その一方の磁気ヘッド48を氏軍素子408
を介して回転体に取付けた場合につき述べたが、磁給気
へッド4A及び4Bを共に圧電素子を介して回転体に取
付けて、この場合の2つの圧鰭素子に再生映像信号SC
乃至SEにスキュー歪となる時間誤差がありたる場合そ
の時間差に応じた互に逆極性の時間謀蔓葦信号を与えて
再生映像信号のスキュー歪となる時間誤差を差動的に効
果的に補正する様にすることも出来、又庄軍素子40B
が2枚の圧電性板を以って構成されている場合につき述
べたが、1枚の圧電性板で構成されている場合にもこれ
に時間誤差補正用信号を供給して上述せると同様の作用
効果を得ることも出来、その他種種の変型変更をなし縛
るであるつo
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に依る映像信号再生装置の一例を示す系
統図、第2図は本発明の一例によって再生される映像信
号の記録されてなる磁気テープ上の磁イ例跡を示す図、
第3図及び第4図ま夫々本発明の説明に供する波形図、
第5図は本発明の説明に供する受像管装置の表示面上で
の再生画像を示す略線図、第6図A及び8は夫々本発明
に適用し得る圧翼素子及び磁気ヘッドの回転体への取付
構成を示す略線的平面図及びその側面図、第7図は本発
明方式の他の実施例を示す系統図である。 図中1は磁気テープ、2は回転磁気ヘッド菱直、3は回
転体、4A及び48は磁気ヘッド、5A及び5Bはトラ
ック、8は駆動回路、9はヘッドモータ、10はキヤプ
スタンモータ、11はキャプスタン、12はピンチロー
ラ転姿・離間制御機構、13はピンチローラ、14は制
御用磁気ヘッド、15はトラック、17はスイッチ回路
、19はパルス発生器、20はタイミング信号形成回賂
、21は復調系、22は受像管装置、32は矩形波形成
回路、33は台形状波形成回路、34はサンプリングホ
ールド回路、35は平滑化回路、40Bは圧蚤素子、6
1は平滑化回路、62は直流バイアス回路、63は重畳
回路、64は出力回路、71は時間誤差検出回路、81
は極性非反転増中回路、82は適性反転増中回路、83
はスィツチング回路、84は磁性弁別回路、85は出力
回路を夫々示す。第1図 第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 回転体に取付けられた互に空隙の延長方向が異なる
    2つの磁気ヘツドによって順次連接せるトラツクを形成
    して映像信号を記録せしめてなる磁気媒体から上記2つ
    の磁気ヘツドに対応した空隙を有する磁気ヘツドにより
    、上記映像信号を再生する様になされた映像信号再生装
    置に於て、磁気テープと上記磁気ヘツドとの相対位置を
    制御するトラツキングサーボ回路と、上記磁気ヘツドの
    少なくとも一方を上記回転体の回転面に対して垂直方向
    に変位すべく上記回転体に取付けられた圧電素子と、上
    記トラツキングサーボ回路中の相対位置制御信号の一部
    を上記圧電素子に供給する時間誤差補正回路とを有し、
    上記再生映像信号中にスキユー歪となる時間誤差が検出
    された場合に上記圧電素子に上記時間誤差に応じた前記
    時間誤差補正用信号を与え、もって上記2つの磁気ヘツ
    ドの垂直方向の相対位置を互に逆方向に移動させ、上記
    再生映像信号のスキユー歪を補正する様にした事を特徴
    とする映像信号再生装置。
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JPS62247233A (ja) * 1986-04-21 1987-10-28 Hitachi Electronics Eng Co Ltd 面板回転機構

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