JPS6027940Y2 - 自動平衡式液位測定装置 - Google Patents

自動平衡式液位測定装置

Info

Publication number
JPS6027940Y2
JPS6027940Y2 JP14821777U JP14821777U JPS6027940Y2 JP S6027940 Y2 JPS6027940 Y2 JP S6027940Y2 JP 14821777 U JP14821777 U JP 14821777U JP 14821777 U JP14821777 U JP 14821777U JP S6027940 Y2 JPS6027940 Y2 JP S6027940Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid level
liquid
tape
displacer
tension
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14821777U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5474565U (ja
Inventor
訓治 青木
浩 武田
Original Assignee
日本レギユレ−タ−株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本レギユレ−タ−株式会社 filed Critical 日本レギユレ−タ−株式会社
Priority to JP14821777U priority Critical patent/JPS6027940Y2/ja
Publication of JPS5474565U publication Critical patent/JPS5474565U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6027940Y2 publication Critical patent/JPS6027940Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Level Indicators Using A Float (AREA)
  • Indication And Recording Devices For Special Purposes And Tariff Metering Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動平衡式液位測定装置に関し、更に詳しくは
タンク底測定時等に際しディスプレーサを吊持するテー
プにテープ重量に相当する張力をかけることのできる自
動平衡式液位測定装置に関する。
第1図は従来のフロート式自動平衡式液位計を概略的に
示したものであり、ディスプレーサ1を吊持するテープ
2はセンサー3に装着したプーリ4と適当な固定部材に
軸支されたプーリー5と捲取ドラム12とを介してサー
ボモータ6に連結されており、液面りの変動により浮動
する上記ディスプレーサ1の位置をサーボモータ6の駆
動量に対応して液面の高さを検出するようになっている
センサー3は例えばE型コアに巻装された固定側コイル
7a並びに可動側コイル7b、及びこれに対応して配設
された固定コア8a並びに可動コア8bにより形成され
ている。
可動コア8bは軸9によって揺動レバー10の一端に取
り付けられており、揺動レバー10の他端は張力設定ば
ね11を装着しており、レバー10はその中央部でプリ
ー4に軸支されている。
液面が変化すると、ディスプレーサ1の浮力が変化して
テープ2の張力が変化腰可動コア8bと可動側コイル7
bとの間隙が変化してリラクタンスが変る。
従って上記リラクタンスの変化を電気的に検出してサー
ボモータ6を正転又は逆転すれば、テープ2に一定張力
がが働らくようにすることができ、液面の高さを測定で
きるようになっている。
このような装置で液面の高さを知るためには液底の高さ
を正確に測定しておく必要がある。
しかしながらこのような装置は通常液面測定用に調整さ
れているので直接液底を直接測定することばてきない。
従って液底を測定するために各装置によって種々の方法
が用いられているが、これらの液底測定方法は多くの問
題点を有している。
例えば本出願人による実開昭50−46138号におい
て、液面計の電源をoffにすれば、テープの張力が0
になりディスプレーサは自重で落下して行くので、液底
に達した時点でディスプレーサの位置の指示を読取って
液底を知ることは可能である。
しかしながらこの方法では、ディスプレーサが液底に達
した後もテープが繰り出される恐れがあり、またディス
プレーサ位置の指示値を連続的に監視して落下速度が0
になった時点の指示値を読み取らねばならず、これは注
意力を要する非常に面倒な作業である。
しかも第1図の点線に示す如くゲージヘッドすなわちサ
ーボモータ6が高い所に配置された場合、部間のテープ
重量がC,D間のテープ重量より大きいことにより、デ
ィスプレーサが液底に達した後時間がたつにつれてたる
みはどんどん大きくなり、たるみの大きい状態で電源を
ONにした場合、テープが駆動部材内でからんで損傷す
る恐れがある。
また特公昭39−19296号公報においては、第2図
に示すようにテープ2の張力とばね11の張力とを平衡
させておき、平衡の移動を差動トランス13によって検
知している。
この検知方法では差動トランス方式のため、電気的位相
の問題から、電気的に平衡を移動させることは困難であ
る。
従ってこの方式では平衡を移動して、ディスプレーサを
落下させるためにははね11の張力設定を変えなければ
ならない。
ところがこのばねはタンク頂部の張力検出部に取付けら
れているために、タンク頂部に登ってばね11の張力変
更作業を行うという危険な作業が必要となってくる。
この高所危険の問題の他にも、タンク内容物が有毒また
は引火性であることもあり、タンク頂部での作業は極め
て危険である。
また本出願人による実願昭51−40751号記載の装
置ではタンク底測定時にテープに若干の張力をかける思
想を開示したが本考案に応用できる具体例につき言及し
ていない。
さらに本出願人による実公昭52−34135号公報の
装置は液面測定時における若干の補正はできるが、較正
のために液中落下した場合には役立たないものである。
本考案はこの最後に述べた実公昭52−34135号公
報の装置を改良して液底測定も行えるようにしたもので
ある。
本考案の目的は、前述せる従来技術の欠点を解消するた
めに自動平衡式液位において液底を測定して液位測定値
を較正する場合、測定器の平衡条件を電気的に切換える
ことにより、液底の正確な測定ができ、かつその測定が
遠隔操作できる自動平衡式液位測定装置を提供すること
にある。
以下に図面を参照して本考案の実施例について説明する
第3図を参照すれば、センサー3はE型鉄心等に巻装さ
れた固定側コイル7a並びに可動側コイル7b、及びこ
れに対置して設けられた固定コア8a並びに可動コア8
bから戊る。
固定側コイル7a並びに可動側コイル7bの1方は発振
器に接続されブリッジ回路の一辺を構成するとともに、
その他方をブリッジ回路の他辺14に接続してブリッジ
回路を形成し、差動増幅器15、増幅器16を介してサ
ーボモータ駆動部17の制御相側に接続されており、可
動コア8bの変動により生起されたりラフタンスの変化
により上記ブリッジ回路に電位差を生せしめ、上記固定
側コイルと上記可動側コイルのリラクタンスの差を検出
してサーボモータ6を正転または逆転させ、減速装置1
9を介してテープ2に所要の張力が作用するようになっ
ている。
ブリッジ回路の四辺のうちの1辺に可変抵抗18が挿入
されておりブリッジ回路の変衡点を調整するようになっ
ている。
可変抵抗18は可変形リラクタンスでもよく、一般のイ
ンピーダンスで構成されていれば良い。
またブリッジ回路の1辺14の途中から分岐して可変抵
抗21と切換スイッチ22とが設けられている。
スイッチ22がA状態すなわちoffになっていれば、
このブリッジ回路は液面測定用に調整されており、前述
せる如くディスプレーサ1を一定張力で吊下げで液面に
浮かすようになっている。
スイッチ22をB状態に接地すれば、ブリッジ回路14
の平衡条件を可変抵抗21によって大きく変えることが
できる。
この場合、平衡条件は、テープ2の張力が滑車4とディ
スプレーサ1の間のテープ重量よりは大きく、ディスプ
レーサ1の液中重量よりは小さくなるように設定される
従ってスイッチ22がB側に切換えられれば、デイスプ
レーザ1は液中を落下して液底で停止し、テープ2に若
干の張力を加えた状態をその後維持するので、液底の位
置をテープ速度が0になった後はいつでも正確に測定す
ることができるのである。
また可変抵抗21を調整して設定張力をディスプレーサ
1の重量より若干太き目にしておけば、ディスプレーサ
1を巻き上げた場合に、テープに過大な張力が加わって
発熱することを防ぐことができるのである。
前述の液面及び液底が密度の異る液体の界面であっても
よく、例えばタンク底の代りに液中の沈殿物と液との界
面でもよく、本願考案の応用範囲は極めて広いものであ
る。
本考案の効果を列挙すれば、 (1)テープのたるみがないことにより、たるみによる
テープのからみ付きを防止できるとともに、正確にタン
底の位置測定ができる。
(2)タンク底位置較正(液底測定)状態にスイッチを
切換えておけば、ディスプレーサは自動的に落下してタ
ンク底で停止状態を保持するので、落下速度がOになっ
た後は、任意の時にテープ位置の指示を読んでタンク底
位置を確認できる。
(3)遠隔操作ができるので、人的労力を節減でき、安
全であり、衛生的であり、火災等の危険を防止するのに
非常に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の自動平衡式液面計による液面の測定原理
を示す概略図、第2図は従来の自動平衡式液面計のセン
サーの他の形態を示す概略図、第3図は本考案の自動平
衡式液位針の概略図。 1・・・・・・ディスプレーサ、2・・・・・・テープ
、3・・・・・・センサー 4,5・・・・・・滑車、
6・・・・・・サーボモータ、7・・・・・・コイル、
8・・・・・・コア、11・・・・・・張力設定ばね、
14・・・・・・ブリッジ回路の一辺、21・・・・・
・可変抵抗、22・・・・・・スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被測定液面に浮上又は密度の異なる2液の界面にあるデ
    ィスプレーサをテープ又はケーブルにより吊持し、前記
    テープ又はケーブルの他端をサーボモータに連結させ、
    テープ又はケーブルの張力を電気的に検出してサーボモ
    ータを制約して被測定液面又は界面を測定する自動平衡
    式液面計において、あわせて液底位置を測定し、前記液
    面との差から前記液体の高さを正確に知るために、液面
    位置の測定では閉ループ制御である自動平衡式制御によ
    って液面を検出味液底位置の測定時にはテープ重量より
    大きく且つこのテープ重量に液中のディスプレーサ重量
    を加えたよりは小さい一定の張力をテープに開ループ制
    御によって発生させるように、電気的ブリッジのインピ
    ーダンスを切り換え可能に構成して液面と液底とをそれ
    ぞれ別個に測定できるように構成したことを特徴とする
    自動平衡式液位測定装置。
JP14821777U 1977-11-07 1977-11-07 自動平衡式液位測定装置 Expired JPS6027940Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14821777U JPS6027940Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 自動平衡式液位測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14821777U JPS6027940Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 自動平衡式液位測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5474565U JPS5474565U (ja) 1979-05-26
JPS6027940Y2 true JPS6027940Y2 (ja) 1985-08-23

Family

ID=29130397

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14821777U Expired JPS6027940Y2 (ja) 1977-11-07 1977-11-07 自動平衡式液位測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6027940Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6441205B2 (ja) * 2015-11-20 2018-12-19 東京計装株式会社 サーボバランス式液面計の制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5474565U (ja) 1979-05-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2147279A (en) Winding webs at constant contact pressure
US4148215A (en) Apparatus for making rheological measurements
US1472125A (en) Measuring apparatus
JPS6027940Y2 (ja) 自動平衡式液位測定装置
US3276123A (en) Device for detection and recording of changes and deflection in building structures and the like
US3638212A (en) Overload safety device for jib cranes
US3462680A (en) Method and apparatus for magnetically measuring the thickness of a moving web and for engaging and disengaging said apparatus with the web
US3158675A (en) Apparatus for measuring the thickness of thin transparent films
US3401563A (en) Measurement of the surface level of liquids
KR100211156B1 (ko) 구조물 부재각 변화를 측정하기 위한 자동 변각계
US2879054A (en) Apparatus for determining rates of change in weight
US2919123A (en) Weighing scale
US3747218A (en) Apparatus for automatically measuring pipe running into or out of a well
US2971378A (en) Tank gauge
US2761317A (en) Pressure gauge
SE433604B (sv) Sekerhetsanleggning for en magnetlyftanordning
US4061960A (en) Apparatus for providing regulated direct current to magnetizing coils for non-destructive magnetic testing
US3477293A (en) Apparatus for measuring terrestrial gravity from a moving vehicle
US2027613A (en) Wind angle indicator
JPH045519A (ja) タンク内の液の深さ測定方法及び測深器
JP2614458B2 (ja) 多点液位設定式自動平衡型液界面計
JPH0310888B2 (ja)
US3385114A (en) Device for continuous liquid specific gravity measuring
JPS5847382Y2 (ja) 複数液面測定装置
US3814930A (en) Determining and following a sedimentation level by optical measurement