JPS6027799B2 - さく岩機の油圧制御回路 - Google Patents

さく岩機の油圧制御回路

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JPS6027799B2
JPS6027799B2 JP15572181A JP15572181A JPS6027799B2 JP S6027799 B2 JPS6027799 B2 JP S6027799B2 JP 15572181 A JP15572181 A JP 15572181A JP 15572181 A JP15572181 A JP 15572181A JP S6027799 B2 JPS6027799 B2 JP S6027799B2
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pressure
pressure oil
hydraulic
pipe
side pipe
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斌夫 椎原
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Matsuda KK
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Matsuda KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、油圧式さく岩機における油圧制御回路に関し
、特にさく孔時の岩質の変化に対して油圧の制御を行う
ようにした油圧制御回路に関するものである。
一般に、油圧式さく岩機においては、ガイドセルに秦架
されたドリフタ−のロッドに対し打撃、回転(正回転お
よび逆回転)および送り(前進および後退)の各運動を
与えるために打撃用油圧ァクチュェータ(例えば油圧式
打撃ピストン)、回転用油圧ァクチュェータ(例えば油
圧モータ)および送り用油圧アクチュェータ(例えば油
圧式フィードシリンダ)が設けられ、これら各油圧アク
チュェータに圧油を供給して上記ロッドに打撃、回転お
よび送りの各運動を行わせることにより、岩盤のさく孔
等を行うものである。
しかるに、このような油圧式さく岩機を用いてさく孔を
行う場合、さく孔中に岩盤が硬岩層から欧岩層または粘
土層に変化すると、回転用アクチュェー夕の回転トルク
が増大してロッドがそのまま前進し、岩に喰い込むとい
ういわゆる答現象が生じ、そのためにロッドが損傷する
という問題があった。
このため、本出願人は先に、さく孔中に回転トルクが増
大すると、送り用油圧アクチュヱー夕に供V給する油圧
の圧力を下げてロッドの送り力を弱めるようにしたさく
岩機の油圧制御回路を提案している(持願昭54−12
1527号明細書および図面参照)。
ところが、このものでは、ロッドの前進送り力を弱める
だけであるため、ロッドは常に前進して遂には岩にロッ
クされるという危険性があり、そのため、さく孔作業中
は常に作業者がさく岩機のそばについての送り量を監視
することが必要でさく孔作業に手間がかかるという問題
があった。
本発明はかかる点に鑑み、さく孔中回転用油圧アクチュ
ェータの回転トルクが増大すると、ロッドの送り力を弱
めるだけでなく、回転トルクの所定値以上の増大時にロ
ッドを送り停止ないしは後退させるようにより、さく孔
時作業者の監視を要することなく自動的に続現象を防止
するようにし、よってさく孔作業性の向上を図り得るよ
うにしたさく岩機の油圧制御回路を提供せんとするもの
である。すなわち、本発明は、打撃用、回転用、送り用
の各油圧ポンプからの圧油をそれぞれ打撃用、回転用、
送り用の各油圧ァクチュェータに供給する打撃用管路、
正転側管路、逆転側管路、前進側管路、後退側管路の各
管略と、上記前進側管路に接続され、上記正転側管路の
圧油の圧力に応じて前進側管略の圧油をIJIJーフす
るりリーフ弁と、上記正転側管略と後退側管路とに接続
され、正転側管路の圧油の圧力に応じて正転側管路の圧
油を後退側管路に送給する制御弁とを備えていることを
特徴とするものである。
以下、本発明を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
1図において、1は打撃用油圧ポンプであって、該打撃
用油圧ポンプ1には吐出管路2を介して打撃、停止の2
位置を有する手動式切換弁3が接続され、該切襖弁3に
は供給側管路4aと帰還側管路4bとからなる切換弁管
路4を介して打撃用アクチュェータを構成する油圧式打
撃装置5が接続され、上言己切換弁3の打撃位層切換時
には打撃用油圧ポンプ1からの圧油を打撃用管路4を介
して打撃装檀5に循環供給して該打撃装置5を打撃作動
させるように構成されている。
また、6は回転用油圧ポンプであって、該回転用油圧ポ
ンプ6には吐出管路7を介して正転、逆転および停止の
3位置を有する手動式切換弁8が接続され、該切換弁8
には正転側管路9および逆転側管路10の各回転用管路
を介して回転用油圧アクチュェータを構成する油圧モー
タ11が接続され、上言己切換弁8の正転位層切換時に
は回転用油圧ポンプ6からの庄油を正転側管路9を介し
て油圧モーター1に供給して該油圧モーター1を正回転
作動させ、また切榛弁8の逆転位層切襖時には回転用油
圧ポンプ6からの圧油を逆転側管路10を介して油圧モ
ータ11に供給して該油圧モータ11を逆回転作動させ
るように構成されている。
さらに、12は送り用油圧ポンプであって「該送り用油
圧ポンプ12には吐出管路13を介して前進、後退およ
び停止の3位置を有する手動式切換弁14が接続され、
該功換弁14には前進側管路15および後退側管路16
の各送り用管路を介して送り用油圧アクチュェータを構
成する油圧式フィードシリンダ17が接続され、上記切
換弁14の前進位暦切換時には送り用油圧ポンプ12か
らの圧油を前進側管路15を介してフィードシリンダ1
7に供給して該フィードシリンダ17を前進作動させ、
また切換弁14の後退位層切換時には送り用油圧ポンプ
12からの圧油を後退側管路ISを介してフィードシリ
ンダ17に供給して該フィードシリンダ17を後退作動
させるように構成されている。一方、18は上記前進側
管路15にブリードオフ管路19を介して接続された常
時閉のIJリーフ弁であって、該リリ−フ弁18には後
述の連絡管路22の圧油の圧力信号、すなわち正転側管
路9の圧油の圧力P信号がパイロット管路20を介して
入力され、該正転倒管路9の圧力Pが設定圧以上に増大
した際にリリーフ弁18を開作動せしめることにより、
前進側管路15の圧油をリリーフしてその圧力A,を低
下させ、フイードシリンダ17の前進送り力を弱めるよ
うに構成されている。
また、21は上記正転側管路9と後退側管路16とにそ
れぞれ連絡管路22および23を介して接続された常時
閉の制御弁であって、該制御弁21には上記連絡管路2
2の圧油の圧力信号、すなわち正転側管路9の圧油の圧
力P信号がパイロット管路20′を介して入力され、該
正転側管路9の圧油を圧力Pが上記IJリーフ弁18の
開作動圧力よりも高い設定圧以上に増大した際に制御弁
21を開作動せしめることにより、正転倒管路9の圧油
を後退側管路16に送給して該後退側管路16の庄油の
圧力A2を増大させ、フィードシリンダ17を前進停止
ないいま後退させるように構成されている。
尚、24は打撃用管路4に接続されたプッシュロッド2
4aを有する自動チェック弁であって、ドリフターが最
先端に達した際にプッシュロッド24aがストッパ(図
示せず)に当接して開作動することにより、打撃用管路
4の圧油をリリーフしてその圧力を低下させるものであ
る。
25は打撃用管路4に接続されたフラツシング水制御用
のりリーフ弁であって、油圧源26から打撃装置5に供
給されるフラッシング水が不足した際にはその信号によ
って開作動することにより、打撃用管路4の圧油をリリ
ーフしてその圧力を低下させるものである。
また、27は連絡管路22に介設された手動式切換弁で
あって、その閉操作により上託りリーフ弁18および制
御弁21へのパイロット信号を遮断してロッドを自動フ
ィードから手動フィードへ切り換えるものである。
28は連絡管路23に介設されたワンウェィチェック弁
であって、後退側管路16の圧油が正転側管路9へ逆流
するのを防止するものである。
29は後退側管路16の上記連絡管路23との接続部よ
り切襖弁14側に介設されたシングルオベレートワンゥ
ェィチェック弁であって、通常はパイロット管路30を
介して入力された前進側管路1 5の圧油の圧力A,信
号により開いているが、後退側管路16に正転側管路9
の圧油が供給されて該後退側管路16の圧油の圧力A2
が前進側管路15の圧油の圧力A,よりも大きくなった
際に閉作動して、正転側管路9の圧油が排出側に流出す
るのを防止するものである。
その他、31は前進側管路15に接続された圧力設定用
リリーフ弁、32〜34はそれぞれ吐出管路2, 7,
13に接続されたりリーフ弁、35および36はドレン
コック、37は絞り弁、38は油タンクである。なお、
上記実施例では送り用瀬圧アクチュェータをフィードシ
リンダ17で構成したが、油圧モータを用いてチェーン
フィードすることも可能である。
したがってこの場合、フィードシリンダ17は油圧モー
タに置き換えられる。次に、上記実施例の作用について
説明すれば、岩盤等の通常のさく孔時には打撃用ポンプ
ーから高圧の圧油が打撃用管路4を介して打撃装置5に
、回転用油圧ポンプ6から中程度の圧力の圧油が正転側
管路9を介して油圧モーター1に、また送り用油圧ポン
プ12から高圧の圧油が前進側管路15を介してフイー
ドシリンダ17にそれぞれ供給されて、それぞれ高打撃
力、中程度の回転トルクおよび高送り力でもってさく孔
が行われている。
このさく孔中に岩盤が硬岩層から軟者層(あるいは粘土
層)に変化した場合には、回転トルクが増大して正転側
管路9の圧油の圧力Pが設定圧以上に増大する。
この圧力Pの増大により、その信号が連絡管路22を介
してパイロット管路2川こよりリリーフ弁18に送られ
て譲りリーフ弁18を開作動させることにより、前進側
管路15の圧油はブリードオフ管路19を介してリリー
フされ、該前進側管路15の圧油の圧力A,が低下して
フィードシリンダ17の前進送り力が弱められる。そし
て、例えば軟岩層(粘土層)が厚く、回転トルクがさら
に増大して正転側管路9の圧油に圧力Pが制御弁21の
作動圧以上に増大すると、この圧力Pの増大により、そ
の信号が今度は制御弁21にも送られて該制御弁21を
開作動させることにより、正転側管路9の高圧の圧油は
連絡管路22,23を介して後退側管路16に送給され
、該後退側管路16の圧油の圧力A2が前進側管路15
の圧油の圧力,以上となり、このことによりフィードシ
リンダ17の作動は前進作動から停止ないし後退作動に
変化し、ロッドが前進停止ないし後退してさく孔が中断
される。
この後、ロッドの欧岩層(粘土層)に対する停止ないし
後退により回転トルクが減少して正転側管路9の圧油の
圧力Pが通常値に減少すると、この圧力Pの減少により
、先ず制御弁21が、次いでリリーフ弁18がそれぞれ
閉作動することにより、前進側管路15の圧油の圧力A
,が後退側管路16の圧油の圧力A2よりも大きくなり
、このことによりフィードシリンダ17は再度前進作動
して欧岩層等のさく孔が再開される。
以後、欧岩層等のさく孔が完了するまでフィードシリン
ダ17が上記の様な前進作動と前進停止ないし後退作動
とを交互に繰り返す。したがって、上記実施例において
は、フィードシリンダ17が回転トルの増大に応じて自
動的に前進作動から前進停止ないし後退作動へ変化する
ため、従釆の如き作業者の監視を要することなく筒現象
の発生を未然に防止することができ、よって欧岩層等を
自動的にさく孔してさく孔作業性の向上を図ることがで
きる。
尚、上記したフィードシリンダ17の後退作動速度が遅
い場合には、第2図に示すように、連絡管路23のチェ
ック弁28の下流側にアキュムレータ39を配設して、
フィードシリンダ17の後退作動を増遠させるようにし
てもよく、筒現象を確実に防止することができる。
以上説明した如く、本発明によれば、さく孔中に岩質の
変化等により回転トルクが増大したとき、該回転トルク
の増大に応じて送り用油圧アクチュェータの作動を前進
から前進停止ないし後退に変化させるようにしたので、
欧岩層等の遭遇時の筋現象の発生を作業者の監視を要さ
ずに自動的にかつ未然に防止することができ、よってさ
く孔作業を自動化してその作業性の向上を図ることがで
きるという優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を例示するもので、第1図は全
体の油圧回路図、第2図は変形例を示す要部の油圧油回
路図である。 1・・・打撃用油圧ポンプ、4…打撃用管路、5・・・
打撃装置、6・・・回転用油圧ポンプ、9・・・正転側
管略「 10・・・逆転側管路、11・・・油圧モータ
、12・・・送り用油圧ポンプ、15・・・前進側管路
、16・・・後退側管路、17・・・フイードシリンダ
、18・・・リリーフ弁、21・・・制御弁。 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 打撃用、回転用、送り用の各油圧ポンプからの圧油
    をそれぞれ打撃用、回転用、送り用の各油圧アクチユエ
    ータに供給する打撃用管路、正転側管路、前進側管路、
    後退側管路の各管路と、上記前進側管路に接続され、上
    記正転側管路の圧油の圧力に応じて前進側管路の圧油を
    リリーフするリリーフ弁と、上記正転側管路と後退側管
    路とに接続され、正転側管路の圧油の圧力に応じて正転
    側管路の圧油を後退側管路に送給する制御弁とを備えた
    さく岩機の油圧制御回路。
JP15572181A 1981-09-29 1981-09-29 さく岩機の油圧制御回路 Expired JPS6027799B2 (ja)

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JP15572181A JPS6027799B2 (ja) 1981-09-29 1981-09-29 さく岩機の油圧制御回路

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JPS5858390A JPS5858390A (ja) 1983-04-06
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6325095U (ja) * 1986-07-31 1988-02-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6325095U (ja) * 1986-07-31 1988-02-18

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JPS5858390A (ja) 1983-04-06

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