JPS602766B2 - モ−ルドトランス - Google Patents

モ−ルドトランス

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Publication number
JPS602766B2
JPS602766B2 JP5306180A JP5306180A JPS602766B2 JP S602766 B2 JPS602766 B2 JP S602766B2 JP 5306180 A JP5306180 A JP 5306180A JP 5306180 A JP5306180 A JP 5306180A JP S602766 B2 JPS602766 B2 JP S602766B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat pipe
pipe
metal pipe
heat
gap
Prior art date
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Expired
Application number
JP5306180A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56148810A (en
Inventor
正雄 村田
功一 平川
正武 赤尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP5306180A priority Critical patent/JPS602766B2/ja
Publication of JPS56148810A publication Critical patent/JPS56148810A/ja
Publication of JPS602766B2 publication Critical patent/JPS602766B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/08Cooling; Ventilating

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
  • Insulating Of Coils (AREA)
  • Transformer Cooling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は同D円状に配置された低圧巻線と高圧巻線、お
よびそれらの間に設けた混触防止板を一体に樹脂モール
ドするモールドトランスにおいて、巻線の冷却にヒート
パイプを効果的に適用し、かつ樹脂モールド後にヒート
パイプを装着できる構造にした製造作業が容易なヒート
パイプ付モールドトランスを提供しようとするものであ
る。
従来、低圧巻線と高圧巻線、およびそれらの間に設けた
濃舷防止板を一体に樹脂モールドしたコイルを用いてト
ランスとした場合は、低圧巻線と高圧巻線を別々に樹脂
モールドしたコイルを用いてトランスとした場合に比べ
て4・型軽量にできる可能性があり、また樹脂モールド
作業や組立工程等が短縮できるという効果を発揮する。
しかしながら、低圧巻線と高圧巻線を一体にして樹脂モ
ールドしたコイルは、低圧巻線と高圧巻線を個々に樹脂
モールドしたコイルに比べ放熱面積が著しく減少すると
いう欠点が生じる。このため、電線の径を大きくして発
熱量を4・さくする方法、あるいは低圧巻線と高圧巻線
間にダクトを設けて放熱量を増やす方法等が用いられて
いるが、前者の場合、使用電線量が増加するだけでなく
、樹脂量や鉄心の使用量も増加し、コストが上昇し、小
型軽量化の遂行が困難となる欠点があった。
一方、後者の場合、ダクトの放熱量を大きくするために
は、大きなダクトを必要とし、そのために外側の巻線が
大きくなり、このためトランスは大きなものとなる欠点
があった。
また、ダクトを大きくすると、ダクトを形成する周辺に
応力が集中し易くなるのでクラックが発生し易くなるな
どの欠点があった。本発明は上記従来の欠点に鑑みてな
されたもので、以下本発明の一実施例を添付図面を参照
して説明する。
第1図、第2図において、低圧巻線Iと高圧巻線2は同
′じ円状に配置され、それらの間に位置させた糧触防止
板3と共に樹脂モールド部材4にて一体モールドされて
いる。また、混触防止板3に接してアルミニウムまたは
銅より成る金属製パイプ5が設けられ樹脂モールド部材
4にて一体モールドされている。なお、混触防止板3は
アルミニウムや銅等の金属で作り、後述するヒートパイ
プの放熱設計値に基づいて0.2〜10脚の板厚にして
集熱作用を持たせている。また金属製パイプ5の底部は
水密性を持たせ、樹脂モールドするときパイプ内を中空
に保ち、ヒートパイプを装着できるように装備している
。第2図において、6は低圧巻線1の出口線である。第
3図は金属製パイプ5の混触防止板3への取付構造を示
すもので、アルミニウムまたは鋼より成る取付金具7を
金属製パイプ5に沿わせ、取付金具7の耳部7aをリベ
ット類ビス8あるいはスポット溶接等にて混触防止板3
に固定し、金属製パイプ5を混触防止板3に密援させた
状態で固定したものである。
第4図は取付金具7による金属製パイプ5の固定構造を
示すもので、第4図aにおいては、取付金具7を金属製
パイプ5の円周の約半分沿わせて固定したものであり、
第4図bにおいては、金属製パイプ5の大部分にわたり
取付金具7を沿わせたもので、この場合は金属製パイプ
5と取付金具7との接触面積が大となるため、両者間の
熱抵抗が少なくなり取付金具7の板厚を第4図aの場合
より薄くすることができる。
第5図は変形例を示すもので、第5図aの例においては
、混触防止板3を2枚用いて金属製パイプ5を侠特固定
したものであり、この場合は、混触防止板3にて取付金
具を兼用することができると共に、熱抵抗を小さくする
ことができる。
また第5図bの例においては、金属製パイプ5に突起5
aを設け、濃触防止板3との取付け工程の単純化を図っ
たものである。第6図はヒートパイプ9の構成を示すも
ので、一端にはフィン10が設けられている。
このヒートパイプ9は、樹脂モールド後、金属製パイプ
5の中空部に装着されるものであり、このようにヒート
パイプ9を樹脂モールド後に後付けすれば、ヒートパイ
プ9のファン10を壊わごずにモールドコイルに装着で
きる。第7図は金属製パイプ5とヒートパイプ9との関
係を示すもので、金属製パイプ5とヒートパイプ9との
間の隙間11には、シリコングリス等のグリス状物質、
シリコンオイルや鉱物油等の液状の物質を充填しており
、隙間11の空気層をなくして熱伝導を良くすると共に
、ヒートパイプ9の交換が容易となるようにしている。
一方、隙間11にェポキシ樹脂等の反応性樹脂を充填し
て固めると、熱伝導良く強固にヒートパイプ9を金属製
パイプ5に装着できる。なお、このときの隙間11は小
さいほど熱伝導が優れている。次に本発明の一実施例に
基づく実験結果を説明すると、ヒートパイプ9の外径を
15.斑側、入熱部の長さを20仇、放熱量150W、
隙間1 1に充填する樹脂の熱伝導率を0.舷cal/
m・h・degとし、アルミニウムより成る金属製パイ
プ5の内径を16.6柵と16.5肌のときでは金属製
パイプ5の内側表面温度とヒートパイプ9の外側表面温
度は、それぞれ1.幻egと6.的egであり、熱抵抗
が4・さし、ことが確認された。
さらに、ヒートパイプ9との隙間11が0.7(両側で
は0.35)肋までは、熱抵抗が小さいことが確認され
、これが実用範囲の上限となる。なお、隙間1 1が0
.5肌未満の場合には、ヒートパイプ9の挿入作業が困
難となり、これが実用範囲の下限であることを確認した
。以上の説明から明らかな如く本発明によるヒートパイ
プ付モールドコィルによれば、次のような効果がある。
{1’ ヒートパイプを器体組立後挿入するので、組立
中にヒートパイプが破損されることがない。
さらに組立作業も通常のモールドコィルと何ら変わらな
い工数でできる。■ ヒートパイプを装着した後の金属
製パイプとヒートパイプの隙間にグリス状または液状の
物質を充填することにより、それらの隙間が空気の場合
に比べ熱伝導性を著しく改善できる。
さらにヒートパイプの取付け及び取換えが容易にできる
。また前記隙間に反応性の樹脂を充填し硬化して固定す
ることにより、ヒートパイプをコイルに強固に固定する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例にかかるモールドコィルのヒー
トパイプ装着前の断面図、第2図は同斜視図、第3図は
同混触防止板への金属製パイプの取付構造を示す斜視図
、第4図a,bは同取付構造を示す断面図、、第5図a
,bは同金属製パイプの取付構造の変形例を示す断面図
、第6図は同ヒートパイプの斜視図、第7図は同ヒート
パイプと金属製パイプとの取付構成を示す平面図である
。 1…・・・低圧巻線、2・・・・・・高圧巻線、3・・
・・・・混触防止板、4・・・・・・樹脂モールド部材
、5・・・・・・金属製パイプ、9……ヒートパイプ。 第1・図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同心円状に配置された低圧巻線と高圧巻線およびそ
    れらの間に位置させた混触防止板を一体モールドすると
    共に、巻線の冷却にヒートポンプを装備してなるモール
    ドトランスにおいて、底部を水密構造とした金属製パイ
    プを前記混触防止板に接する如く設け、樹脂モールド後
    に前記金属製パイプの中空部にヒートパイプを装着した
    なるモールドトランス。 2 前記金属製パイプとヒートパイプとの間の隙間に、
    グリス状または液状の熱伝達物質を充填してなる特許請
    求の範囲第1項記載のモールドトランス。 3 前記金属製パイプとヒートパイプとの間の隙間に、
    反応性樹脂を充填、硬化させて前記金属製パイプとヒー
    トパイプを固定してなる特許請求の範囲第1項記載のモ
    ールドトランス。
JP5306180A 1980-04-21 1980-04-21 モ−ルドトランス Expired JPS602766B2 (ja)

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JP5306180A JPS602766B2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21 モ−ルドトランス

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JP5306180A JPS602766B2 (ja) 1980-04-21 1980-04-21 モ−ルドトランス

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JPS56148810A JPS56148810A (en) 1981-11-18
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DE202011110749U1 (de) 2011-03-11 2016-03-10 Reo Ag Elektrisches Bauteil mit wenigstens einer in einer Vergussmasse angeordneten elektrischen Verlustleistungsquelle und einer Kühleinrichtung und Kühlkanal
DE202013103599U1 (de) * 2013-08-09 2014-11-13 Trafomodern Transformatorengesellschaft M.B.H. Elektrisches Bauteil
TWI708272B (zh) * 2020-02-24 2020-10-21 飛宏科技股份有限公司 具導熱結構之磁性裝置

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JPS56148810A (en) 1981-11-18

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