JPS6027333A - 屠体の脱骨方法 - Google Patents

屠体の脱骨方法

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JPS6027333A
JPS6027333A JP13283883A JP13283883A JPS6027333A JP S6027333 A JPS6027333 A JP S6027333A JP 13283883 A JP13283883 A JP 13283883A JP 13283883 A JP13283883 A JP 13283883A JP S6027333 A JPS6027333 A JP S6027333A
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JP
Japan
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bone
belt
cutter
shaped
bones
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JP13283883A
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JPS6140367B2 (ja
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信三 万本
永礼 昇治
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Mayekawa Manufacturing Co
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Mayekawa Manufacturing Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、食肉用の鳥獣等の屠体から骨・絡を除去する
方法に係り、特に2分割された屠体から長骨を取り除く
に好適な脱骨方法に関するものである。
たとえば食鶏の脚を大腿関節で分割し、けづめから先端
を切り捨てた骨つきもも肉の骨・路を除去する脱骨作業
は、従来一般に小力で切れ目を入れながら手で引き剥が
しており、大形の家畜の屠体の場合は、骨に丈夫な太目
の糸を巻きかけて骨に沿わせて滑らせるように引っ張る
ことによって肉と骨とを引き剥がすことも併用される。
こうした脱骨作業は多大の労力を要するので、動力刃物
の利用などによって労力を軽減しかつ作業能率を向上さ
せる工夫も種々試みられたが、脱骨作業における技術的
条件の特殊性として、作業対象物である骨はその形状が
幾何学的でなく、特に関節部において瘤状をなしその上
靭帯f軟骨と複雑に結合しているため、欠配のような技
術的困難が有る。
即ち、 (イ)鋭利な剛体の動力刃物を用いて脱骨作業を行なう
と、刃物で骨の1部を削ぎ落としてしまい、骨片が食肉
中に混入する虞れが有る。
(ロ)上記の不具合を回避しようとすれば、該動力刃物
を作業員によって手加減しつつ操作しなければならない
。この手加減を自動制御装置で代行せしめようとすると
、複雑で高価なフィードバック機能を備えた自動制御装
置を構成しなければならないため却って不経済である。
(1)丈夫な太目の糸、若しくはピアノ線などの線条状
の部材を骨に巻きかけて肉と骨とを引き剥がすにも作業
員による手加減を必要とする。その理由を第1図につい
て次に述べる。
本図は屠体の関節部を模式化して描いた説明図で、2本
の骨1a 、lbが関節2で対向し、靭帯3で連結され
ている。4はこの部分を覆っている筋肉及び脂肪層(以
下食肉という)である。
上記の骨1aにピアノ線5を巻きかけて矢印入方向に強
く引張ると、該ピアノ線5は骨1aの表面に沿って矢印
Bの如く滑りながら骨1aと食肉4とを引き剥がしてゆ
く。
しかし、上記のピアノ線5が関節2に差しかかったとき
矢印A方向の引張力を弛めないと、ピアノ線5は矢印C
の如く靭帯3を引き千切って関節2内に入り込み、骨1
aと骨1bとを離断してしまうので脱骨作業を円滑に遂
行できない。
このようなトラブルを防ぐため、作業員の手加減で引張
力Aを操作すると、この脱骨作業の所要工数を増し、自
動化、無人化が妨げられる。また、上記の手加減を自動
制御装置に代行させようとすると、複雑で高価なフィー
ドバック機能を備えた自動制御装置を構成しなければな
らないので不経済である。
本発明は上述の事慣に鑑みて為されたもので、自動機械
装置によって実施するに適し、大きい動力を要せず、し
かも複雑なフィードバック機能を備えだ自動制御装置を
必要とせずに、屠体かも骨格を容易に離脱せしめること
のできる脱骨方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明の脱骨方法は、ベル
ト状のフレキシブルなカッタを骨に対してほぼ直角に巻
き掛け、上記のベルト状カッタを骨の表面に沿って周方
向に動かし、かつ、上記の周方向の動きに伴って該周方
内軸よりも遅い速度で該カッタを骨の長手方向に移動さ
せることを特徴とする。
第2図は本発明方法の原理の説明図であって、図示の6
は本発明方法に用いるベルト状のフレキシブルなカッタ
である。本発明方法を実施する場合このベルト状カッタ
6は後述するごとく各種の材料の中から選定することが
できるが、要するに柔軟で強靭な材料を用いて、厚さ寸
、法tよりも大きい幅寸法Wを有する細長い部材を用い
る。
上記のベルト状カッタ6を骨1aに対してほぼ直角方向
に巻きかけ、このベルト状のカッタ6を骨1aの表面に
沿わせて周方向(矢印R)に動かす。この場合のベルト
状カッタ6の動きは図示の矢印IE 、E’のごとく一
定方向でもよく、また、図示の矢印F 、 F’、 G
 、 G’のごとく往復方向でもよい。
このようにベルト状カッタ6を動かすと、従来技術にお
ける線条(例えばピアノ線5)のように骨を扱いて引き
剥がす作用ではなく、骨と肉との間に切れ目を入れるよ
うに作用する。このため、該ベルト状カッメロを上記の
周方向の動きよりも小さい速度で、矢印Bの如く骨の長
手方向に滑らせてゆくと、比較的小さい力で骨1aと肉
等4とを切り離すことができる。
そして、このベルト状カッタ6が関節2に差しかかった
とき、該ベルト状カッタ6が幅Wを有しているので、骨
1aと骨1bとの間に食い込んで・しまうことなく、矢
印りのごとく骨・賂の包絡線に沿って脱骨作用を果たし
、靭帯3を骨1a、lbに付着させたままの状態で、骨
1a、lbと食肉4とを離断せしめる。
本発明の方法によれば、ベルト状のカッタ6が骨1a、
lbに案内されてその長さ方向に移動し得るので、複雑
なフィードバック機能を有する自動制御装置を設けなく
ても容易に能率よく脱骨することができる。
第3図、第4図はそれぞれ本発明方法を実施するためK
m成したベルト状カッタ6’ 、 6Nの斜視図である
第3図に例示したベルト状カッタ6′は硬質ポリウレタ
ンを用いて環状に形成しである。環状に形成したベルト
状カッタ6′は駆動シーリフに巻回して駆動するに便利
である。7aはシーリフに設けたスジロケット状の突起
、6a/は上記の突起7aに係合するようにベルト状カ
ッタ6′に設けた孔である。上記のベルト状カッタ6′
の一方の縁6’bは鋭角に成形して刃を構成しである。
本例の硬質ポリウレタンのように骨よりも軟かく肉より
も硬い材料でベルト状のカッタを構成すると、骨に切り
込んで骨片を削ぎ落とす虞れが無く、しかも肉4の切り
離しに関して良好な切れ味が得られる。上記の刃を設け
た縁6b′に、図示のごとく凹凸6C′を形成しておく
といっそう切れ味が良い。
第4図に例示したベルト状カッタ6〃は薄い鋼帯を用い
て形成し、両端部f(、Iを把持して矢印E。
g/のごとく往復駆動するように構成しである0本例の
ように骨よりも硬い材料でベルト状カッタを構成する場
合、その縁6bIに設ける刃に適度の丸味をつけて切れ
味を抑制すると骨片を削ぎ落とすことなく脱骨すること
ができる。
第5図はベルト状カッタ6’ 、 6#に設ける凹凸の
説明図である。これらの凹凸は第5図(J)のごとく矩
形状に形成してもよく、同図(役のように鋸歯状に形成
しても、同図(L)のように三角波状に形成しても、同
図(財)のように連続円弧状に形成してもよい。また、
同図■のように凹凸を設けず真直に形成してもよい。
以上詳述したように、本発明は、ベルト状のフレキシブ
ルなカッタを骨に対してほぼ直角に巻き掛け、上記のベ
ルト状カッタを骨の表面に沿って周方向に動かし、かつ
、上記の周方向の動きに伴って該周方同動よりも遅い速
度で該カッタを骨の長手方向に移動させることにより、
大きい動力を必要とせず、複雑なフィードバック機能を
備えた自動制御装置を必要とせずに、屠体から前略を容
易に離脱せしめることができ、脱骨装置の自動化。
無人化に貢献するところ多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の脱骨方法の説明図、第2図は本発明の脱
骨方法の原理的説明図である。第3図および第4図はそ
れぞれ本発明方法を実施するために構成したベルト状カ
ッタの1例の斜視図、第5図は上記ベルト状カッタに設
ける凹凸の説明図である。 la、lb・・・骨、2・・・関節、3・・・靭帯、4
・・・食肉、5・・・ピアノ線、6.6’、61・・・
ベルト状のカッタ、+ 6 a’一孔、6b’、 6 
b’・・・縁、6 c/ 、 6e #−・−凹凸、7
・・・駆動ゾーリ、7a・・・スジロケット状の突起。 特許出願人 株式会社前川製作所 代理人 弁理士 秋 本 正 実 第1図 第2t;i′1 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 屠体から骨格を除去する方法において、ベルト状のフレ
    キシブル々カッタを骨に対してほぼ直角に巻き掛け、上
    記のベルト状カッタを骨の表面に沿って周方向に動かし
    、かつ、上記の周方向の動きに伴って該局方自動よりも
    遅い速度で該カッタを骨の長手方向に移動させることを
    特徴とする屠体の脱骨方法。
JP13283883A 1983-07-22 1983-07-22 屠体の脱骨方法 Granted JPS6027333A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13283883A JPS6027333A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 屠体の脱骨方法

Applications Claiming Priority (1)

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JP13283883A JPS6027333A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 屠体の脱骨方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6027333A true JPS6027333A (ja) 1985-02-12
JPS6140367B2 JPS6140367B2 (ja) 1986-09-09

Family

ID=15090698

Family Applications (1)

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JP13283883A Granted JPS6027333A (ja) 1983-07-22 1983-07-22 屠体の脱骨方法

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JP (1) JPS6027333A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4639974A (en) * 1985-07-02 1987-02-03 Cagle's Inc. Thigh deboner
US4761855A (en) * 1986-03-13 1988-08-09 Kap, Inc. Device and method for filleting fish
US7530888B2 (en) 2001-11-05 2009-05-12 Stork Pmt B.V. Method and device for removing a bone from an extremity of a slaughter animal

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4639974A (en) * 1985-07-02 1987-02-03 Cagle's Inc. Thigh deboner
US4761855A (en) * 1986-03-13 1988-08-09 Kap, Inc. Device and method for filleting fish
US7530888B2 (en) 2001-11-05 2009-05-12 Stork Pmt B.V. Method and device for removing a bone from an extremity of a slaughter animal

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JPS6140367B2 (ja) 1986-09-09

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