JPS6026678B2 - 電動ドライバ−の制御装置 - Google Patents

電動ドライバ−の制御装置

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JPS6026678B2
JPS6026678B2 JP6669781A JP6669781A JPS6026678B2 JP S6026678 B2 JPS6026678 B2 JP S6026678B2 JP 6669781 A JP6669781 A JP 6669781A JP 6669781 A JP6669781 A JP 6669781A JP S6026678 B2 JPS6026678 B2 JP S6026678B2
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清達 青木
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
  • Stopping Of Electric Motors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は被制御モータの回転トレク円検出し、このト
ルク値が設定所定値に達すると被制御モータによる負荷
へのそれ以上のトルクの印加を遮断する電動ドライバー
の制御に使用して最適な電動ドライバーの制御装置に関
するものである。
例えば、電動ドライバーを使用してねじの締め付け作業
を行う場合には、すべてのねじを同一回転トルクの状態
で締め付けて、ねじによって締め付けて組立てられる被
締付物全体の締め付け力を均一化してその強度を増大さ
せることが必要である。従来各種の規格を有する電動ド
ライバーに共通に使用可能であってその回転トルクを検
出してその検出値によって電動ドライバーの締め付けト
ルクの制御を行う装置は提案されておらず、従来その制
御を行おうとすれば使用する電動ドライバ−の規格に対
応した個々の特殊の機能を有する工具用モータと絹合せ
た装置をそれぞれ使用する必要があった。この発明は各
種の規格のモータに共通に使用可能であって、そのモー
タの回転トルクを検出してその値が所定設定値に達する
とモータによる対象負荷への回転トルクの印加を遮断す
ることが可能なモータの制御装置を供V給するもので、
特に各種規格の異なった電動ドライバーに適用して効果
を発揮し予め設定された回転トルク値に達するまで電動
ドライバーによって対象負荷のとしての被締付物の締め
付けを行い設定トルク値に達すると電動ドライバーによ
る回転トルクの印加を遮断することができる。
この発明においてはモータの電機子電流を検出して起点
レベル値を設定する調整手段Aが設けられ、この調整手
段Aにより設定された起点レベル値が表示手段に表示の
基準零点としてに表示される。
一方この発明においてはモータMの電機子電流を検出し
てこの電機子電流に対してトルク値として予め設定され
た設定レベル値に対応して一定の動作電気信号を得るよ
うにモータの定格回転速度に対応してトルク値設定する
設定手段Bが設けられている。この設定手段Bによる設
定レベル値は設定レベル表示手段に表示され、設定手段
Bの動作電気信号によって作動してモータMの動作を停
止させる遮断手段Cが設けられ規格の異なるモータに対
しても常に所定の設定トルク値に対応した電機子電流に
達した時にモ−夕の動作を停止させることが可能となる
。なお電源の投入より所定遅延時間後にこの遮断手段C
を作動可能とし、モータMの突入電流による誤動作を防
止する遅延動作回路Eが設けられている。以下この発明
の電動ドライバーの制御装置をその実施例に基づき図面
を使用して詳細に説明する。
モータの電機子電流を検出して起点レベル値を設定する
調整手段や設けられる。
即ち電源端子t4には第1及び第2の電流トランス11
,12の一次側コイル11−1,12−1が直列に接続
され、その端部はサィリスタ13の陽極側に接続される
。サィリスタ13の陰極側はモータの第1の接続端子L
‘こ接続され、モータの第2の接続端子ら‘ま電源端子
t3に接続される。サィリスタ13の陽極には抵抗18
の一端が接続され、抵抗18の他端はコンデンサー9の
一端に接続され、このコンデンサー9の他端にはサィリ
スタ13の陰極側が接続される。このコンデンサ19及
び抵抗18はサィリスタ13のサージァブソーバーの機
能を有する。端子t4には第1のリレー回路14の共通
端子t8及び第2のリレー回路15の共通端子t7が接
続される。
第2のリレ−回路15の端子t5は第1のリレー回路1
4の端子t,2に接続され、この端子t,2には第1の
リレー回路14のコイル14の一端が接続されている。
このコイル14の池端はサィリスタ13の陰極側に接続
される。又第2のリレー回路15の端子ら‘ま第1のリ
レー回路14の端子ら‘こ接続される。通常状態におい
ては第1のリレー回路14の端子t8,ら,及びt9,
t,。がそれぞれ接続されている。第1のリレー回路路
14の端子らoには抵抗20の一端が接続され、この抵
抗20の他端には半固定抵抗21の一端が接続される。
この半固定抵抗21の他端には可変抵抗器22の一端が
接続され、この可変抵抗器22の他端には半固定抵抗器
23の一端が接続される。この半固定抵抗器23の池端
にはダイオード24の陽極側が接続され、ダイオード2
4の陰極側は電源端子t3に接続される。半固定抵抗器
21と可変抵抗器22との接続点と、半間定抵抗器22
とダイオード24の接続点間にはコンデンサ25が接続
される。可変抵抗器22の沼動機子にはダイオード26
の陽極側が接続され、このダイオード26の陰極側はト
リガ素子27を介してサイリスタ13の陰極側に後続さ
れる。
このサィリスタ13の陰極側とダイオード26の陰極側
間にはコンデンサ28が接続される。このコンデンサ2
8はモ−タMの逆起電圧の帰還用のコンデンサである。
第1の接続端子t,にスイッチ30の一端が接続され、
このスイッチ30の他端と第2の端子t2間にモータM
が接続される。
即ち等価的に表示すると、スイッチ30の他端と第2の
端子t2間に励磁コイル31と整流子32が直列に接続
される。又電源端子ら‘こはダイオード24の陰極側が
接続されている。動作前の状態においては前述のように
第1のIJレー回路14において端子t8及びt9はそ
れぞれ端子t,.及びt,。
と接続され、第2のリレー回路15において端子いま端
子t6と接続されている。電源端子t3,t4に電源電
圧が印加されると、この電圧により抵抗20、半固定抵
抗21、可動抵抗22、半固定抵抗23及びダイオード
24を通る電流が流れる。この半固定抵抗21,23及
び可変抵抗22によって電源端子t3,L間に印加され
る電圧値が分割されてダイオード26、トリガ素子27
を介してサィリスタ13の陰極側に印加され、サィリス
タ13が導適状態となる。サィリスタ13が導適状態と
なることによってスイッチ30を投入すると第1、第2
の電流トランス11,12の一次側コイル11一1,1
2一1にモータMが無負荷状態でその整流子32を通る
電機子爵流が流れることになる。この時サィリスタ13
を導通状態とする電流値は半固定抵抗21,23及び可
変抵抗22の抵抗値を調整することによって所望値に設
定することが可能である。
この調整電流値は被測定モータMの電機子爵流の起点を
設定する。後述するように規格回転速度の異なる汎用電
動ドライバーをこのような帰還方式の位相制御によって
電流制御して動作させ、無負荷状態で回転させると無負
荷状態では入力電流は結合ギャ条件を含まない謂ゆる裸
モータの特性となる。従って裸モータの入力電流を規定
の基準レベル値に調整すれば電機子電流がトルクに比例
するため規格回転速度がたとえ異なる個々のモータを使
用しても、これら裸モータ自身のトルクはほぼ等しくな
るのである。以上に説明した調整手段Aにより設定され
た起点レベル値が表示の基準零点とされる表示手段が設
けられる。
即ち第2の電流トランス12の二次側コイル12一2間
には整流回路33が接続され、この整流回路33の出力
端子間にはコンデンサ34が接続される。コンデンサ3
4の正極側は抵抗35を介してコンデンサ36の正極側
に接続され、コンデンサ34及び36の負極側が接続さ
れる。コンデンサ36に並列に半固定抵抗37、可変抵
抗38及び半固定抵抗39の直列接続回路が接続される
。さらにコンデンサ36に並列に半固定抵抗40と電流
計41の直列接続回路が接続される。可変抵抗器38の
摺動端子とコンデンサ36の負極側間にコンデンサ42
が接続される。一次側コイル12一1にモータMの電機
子電流が流れると、これが二次側コイル12−2で検出
され整流回路33の出力端子には整流電圧が生じこれが
コンデンサ34間に印力ロされる。この電圧はコンデン
サ34,36及び抵抗35により炉波され直流電圧が得
られ、この直流電圧が半固定抵抗37、可変抵抗38及
び半固定抵抗39の直列接続回路の両端に与えられる。
電流計41の両端にはコンデンサ34の両端に印加され
た電圧が抵抗35と半固定抵抗40を通る電流で所定値
だけ電圧低下された値が印加される。半固定抵抗37及
び39は可変抵抗38の上下限の電位を調整設定するた
めに用いられる。半固定抵抗40は電流計41の感度調
整用抵抗器である。コンデンサ42は電流計41の指針
の振動吸収とフィルタ用を兼ねるものである。可変抵抗
器22摺動端子を調整して得られたモータMの無負荷時
における起点レベル電流値が電流計41上の零点位置に
表示されるように電流計41の表示盤41−Dの表示を
行う。従って電流計41には調整手段により設定された
起点レベル値が表示の零点として表示されることにある
。モータMの電機子電流を検出し、これに対して設定さ
れた設定レベル値に対応して一定の動作電圧を得るよう
に設定される設定手段Bが設けられる。即ち可変抵抗器
38の摺動端子にトルク値で選択設定されたモータMの
電機子電流に対応して一定の動作電圧が得られるように
設定される。例えば電動ドライバーを駆動するモー外ま
負荷電流3−4A、回転数1200‐280岬PM程度
のものが使用されている。この種のモータにおいては定
格電流が近似するものでは定格回転速度が異なっていて
もギヤ機構部分を除いた謂ゆる裸モータ部分の電気的特
性は、製造会社或は型番の相異する製品を取り上げても
殆んど同一の電気的特性を有している。即ち定格電流が
近似するモータではモータ鉄心の大きさとコイル巻数が
ほぼ同一であり、従ってその超磁力もほぼ同一となるの
である。従って定格電流値がほぼ一致する電動ドライバ
ーのモータの入力電流を任意の一定電流値に設定すると
きは、トルクは電流値に比例するためそれらのモータの
回転トルク値はほぼ等しくなる。
従ってモータMの負荷電流1のとトルクT(K,G,C
m)とはモータMの回転速度が一定であれば比例関係に
あり、これら間の関係を図示すると第4図のような特性
が得られる。可変抵抗器38の摺動端子の回転つまみ5
0の周囲の表示盤51に、第4図に対応して説明すると
回転速度1200,1800,2400(RPM)にそ
れぞれ対応する円心円目盛線を表示する。
それぞれの回転数の目盛線上に第2電流トランス12の
一次コイル12一1に流れるモータMのの負荷電流値に
対応して可変抵抗器38に流れる電流値に対して摺動端
子に一定の動作電圧値が得られるように第4図に基づい
てそれぞれのトルク値を記入する。例えば回転速度24
00(RPM)対応して一次コイル12‐1を流れる負
荷電流値が2.泌の時にトルク値7.5、負荷電流値2
.粉でトルク値10・・・・・・と記入する。即ち可変
抵抗38により構成される抵抗減衰回路の検出電圧レベ
ルにより負荷電流に対応するトルク、レベルが調整され
た抵抗値最大の摺敷位置で減衰最少、即ちトルク最少点
が設定され抵抗値最少の摺動位置で減衰最大、即ちトル
ク最大点が設定される。このように調整すれば求むるト
ルク制御範囲を可変抵抗38の抵抗変化範囲内に入れる
ことができるので、トルクは電流値に、電流値は抵抗値
に置換されることになって第2図に示すような一連のト
ルク目盛を施すことができる。従って第1、第2の接続
端子t,,t2間に例えば電動ドライバーを接続して回
転速度2400RPMで駆動させトルク10(K,G,
Cm)を得るには、可変抵抗器38の摺動端子を回動さ
せる回転つまみ50を操作してその指示値を回転速度2
400RPMの円上で10に設定する。
然る時には電動ドライバーが回転して2.蛤の負荷電流
を取ってトルク値10が得られた状態で可変抵抗器38
の槌勤端子に所定の動作電圧値が得られる。この動作電
圧値が後述する遮断手段Cに与えられてその遮断動作が
行われるのである。第3図に示すように電流計41の表
示盤41一Dにこの電流計41に流れる電流値に対応す
る負荷電流値と共に各回転数に対応したトルク値を目盛
られている。
このようにすると電流計41の表示盤41−Dの表示に
よってその測定時の負荷電流値及びトルク値を直統する
ことが可能となる。断定手段の動作電圧により作動して
モータの動作を停止させる遮断手段Cが設けられる。即
ち第1の電流トランス11の二次側コイル11−2の端
子間に整流回路53が援線され、この整流回路53の出
力端子の一方は定電圧ダイオード54の陰極側に接続さ
れる。整流回路53の出力端子の他方は抵抗55の一端
に接続され抵抗55の他端は定電圧ダイオード54の陽
極側に接続される。定電圧ダイオード54に並列にコン
デンサ56が接続される。定電圧ダイオード54の陰極
側には抵抗57の一端が接続され、抵抗57の他端はト
ランジスタ58のェミッタに援競され、又定電圧ダイオ
ード59の陰極側に接続されるこの定電圧ダーィオ−ド
59の陽極側は定電圧ダイオード54の陽極側が接続さ
れる。トランジスタ58のコレクタと定電圧ダイオード
54の陰極側聞に第3のリレー回路60のコイル61が
接続される。トランジスタ58のベースに抵抗62の一
端が接続され、この抵抗62の池端は定電圧ダイオード
59の陽極側に接続される。鶏抗62に並列にコンデン
サ63が接続され、抵抗62とコンデンサ63の接続点
と定電圧ダィオードド54の陰極側との間に抵抗64が
接続される。第3のリレー回滋600の援片65の一端
に接続される端子L5と電源端子t4とが接続され、第
3のリレー回路60の端子L6は整流回路66の一つの
入力端子に接続され、この整流回路66の他の入力端子
には電源端子t3が接続される。
整流回路66の一つの出力端子に抵抗67の一端が接続
され、この抵抗67の他端は定電圧ダイオード68の陰
極側に接続される。この定電圧ダイオード68の陽極側
は整流回路66の他の出力端子に接続される。定電圧ダ
イオード68に並列にコンデンサ69が接続され、定電
圧ダイオード68の陰極側には抵抗70の一端が接続さ
れる。抵抗70の他端はトランジスタ71のベースに後
続され、トランジスタ71のベースには又半固定抵抗7
2の一端が接続され、この半固定抵抗72の他端は定電
圧ダイオード68の陽極側に接続される。トランジスタ
71のエミツタにはコンデンサ42と電流計41の接続
点が接続される。トランジスタ71のコレクタには第2
のリレー回路15のコイル74の一端が接続され、この
コイル74の他端は抵抗70とコンデンサ69との接続
点に接続される。コイル74と抵抗70の接続点には抵
抗76の一端が接続され、抵抗75の池端は定電圧ダイ
オード76の陰極側に接続される。定電圧ダイオード7
6の陽極側は半固定抵抗72とコンデンサ69との接続
点に接続される。定電圧ダイオード76に並列にコンデ
ンサ77が接続され、定電圧ダイオード76の陽極側と
トランジスタ71のベース間にコンデンサ78が接続さ
れる。可変抵抗38の摺動端子の他端はダイオード79
の陽極側に接続され、ダイオード79の陰極側はトラン
ジスタ71のベースに接続される。ダイオード79はト
ランジスタ71の回路の電気信号が検出回路側に逆流す
ることを防止するために用いられている。第1のリレー
回路14の端子t,2と第2のリレー回路15の端子t
5とが接続される。可変抵抗器22により設定された起
点レベル値以上の無負荷電流やモータMの電機子に流れ
ると、この電流が第1の電流トランス11で検出され整
流回路53の出力端子間には整流電圧が得られる。
この電圧値が抵抗55でそこに流れる電流により電圧降
下して得られた電圧が抵抗64,62でトランジスタ5
8のベース電圧がェミツタ電圧を越えるように分割され
てトランジスタ58のベースに与えられる。抵抗62に
は比較的大容量のコンデンサ63が並列に接続されてい
るため、モータMの起動後所定時間遅延して第3のリレ
ー回路60の鞍片65がコイル61で駆動されて端子上
,5,t,6間が接続され、整流回路66の入力端子間
に電源端子t3,Lを通じて電源電圧が印加される。こ
のようにモータMの突入電流現象が終了した時点で整流
回路66の入力機に電源電圧が印加するため、モータM
の突入電流現象が終了した安定状態で整流回路66の後
段に接続される回路が動作して誤動作が防止されること
になる。従ってモータMの突入電流が静まり整流回路6
6が動作を開始すると、整流された直流電圧は抵抗67
を通りダイオード68及びフィルタコンデンサ69の両
端に荷電されて安定直流となる。抵抗70及び半固定抵
抗72は抵抗75、定電圧ダイオード76によって設定
されるトランジスタ71のェミッ夕電圧に対するベース
、バイアス電圧を調整するために設けられている。トラ
ンジスタ71の電流の立上り点が抵抗70及び半固定抵
抗72によって調整される。コンデンサ78と77はフ
ィルタ用のコンデンサである。調整手段Aにより設定さ
れる起点レベル値に対応する電機子電流値から設定手段
Bにより設定される所望のトルク値に対応する電機子電
流値の範囲においては可変抵抗38の摺敷端子からの電
気信号によってトランンジスタ71は非導適状態にある
ように抵抗70及び半固定抵抗72の抵抗値が設定され
る。
従ってこの範囲の電機子電流範囲では第2のリレー回路
15のコイル74には電流が流れることがなく、第2の
リレー回路15においては端子ら,t7間が電気的接続
状態を保持している。モータMの電機子電流が設定手段
Bで設定される所望トルク値に対応した電流値に達する
と、可変抵抗38の摺動機子の電気信号がトランジスタ
71のベースに与えられてトランジスタ71が導通状態
となる。
従って第2のリレー回路15のコイル74に電流が流れ
第2のリレー回路15が騒動されてその端子ら及びt7
が互に接続される。このため半固定抵抗21,23及び
可変抵抗22を流れる電流が遮断されてサイリスタ13
に対するトリガ素子27による励起が停止されて第1、
第2の接続端子ら,りこ接続されたモータMを含む閉回
路が遮断される。従ってモータMは予め設定された所定
のトルク値に達した時点で負荷電流をとらない状態とな
り、所定のトルク値に達してモータMは作動を停止する
第2のリレー回路15が作動すると第1のリレー回路1
4のコイル14に電流が流れ、第1のリレー回路14が
作動して停止状態を保持する。この保持状態はスイッチ
30をOFFにすることにより解除され、次のモータM
の回転動作が可能となる。第1、第2の接続端子t,,
t2間に電動ドライバーを接続してねじ頭部にドリルビ
ットを挿入しねじの緒付けを行っている場合には電動ド
ライバーによって予め設定されたトルク値に達するまで
ねじの縦付けが進行してトルク値が上昇して行ってこの
所定の締付けトルク値に達すると、ねじの縦付けが停止
されることになる。第1、第2の接続端子ら,t2間に
接続されるモータMの回転数等の規格が変化しても、調
整手段Aによって起点レベル値に対応する無負荷時の電
機子電流は一定に保持される。又設定手段Bにより所望
のトルク値を設定すると負荷が接続された状態でこの設
定レベル値にトルク値が達した時に遮断手段Cが作動し
てモータMの動作が停止し常に設定手段Bで設定された
所望のトルク値の回転が実現可能である。このようにこ
の発明の電動ドライバーの制御装置では例えば各種の規
格の電動ドライバーを交換して使用する場合にも広く使
用可能であって、従来のように特殊性能の工具モータを
組込んで制御使用する必要がなく、装置も4・型化され
携帯にも便利である。
又各種の規格の異なるモ−外こ対して広い回転教範圏に
おいて所望のトルク値の設定が可能であって精密な作業
が可能である。例えば中型モータを例にとれば定格電流
3一4A、回転数1200−280船PMの範囲、又小
型モータを例にとれば定格電流1.8‐2.松、回転数
1400‐2400RPMのように、定格電流幅を比較
的狭く分割するときは回転数に無関係に適合させ得るの
で、汎用電動ドライバーの殆んど総べての型と組合せて
高精度の制御ができる。さらに予め設定された所望の設
定トルク値に達すると極めて迅速な応答速度でモータM
の作動を停止させるため、高作業精度が得られると共に
事故の発生によって過大電流がモータ回路に流れた場合
も迅速にモータの作動を停止させるので保安効果も極め
て大きい。
以上詳細に説明したようにこの発明によると、規格の異
なる各種のモータに対して広く使用可能であり、広い回
転速度範囲において予め設定される所望のトルク値に達
するまでモータを作動させ所望のトルク値に達すると迅
速にモータの作動を停止させることが可能な電動ドライ
バーの制御装置を提供することが可能となる。
実施例においては主として電動ドライバー用のモータに
対して使用する場合を説明したが、この発明は電動ドラ
イバー用モータに対して使用する場合に限らず、一般に
交流整流子型モータの回転トルクの制御を行う各種の分
野、例えば電気機関車用モータの制御試験などに広く適
用することが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の電動ドライバーの制御装置の実施例
の構成を示す回路図、第2図はこの発明の電動ドライバ
ーの制御装置の実施例における設定レベル表示手段の表
示盤の構成を示す図、第3図はこの発明の電動ドライバ
ーの制御装置の実施例における起点レベル表示手段と設
定レベル表示手段の表示盤の構成を示す図、第4図は回
転数をパラメータとしたモータの電機子電流と回転トル
クとの関係を示す図、第5図はこの発明の電動ドライバ
ーの制御装置の構成を原理的に示すブロック図である。 11:第1の電流検出トランス、12:第2の電流検出
トランス、13:サイリスタ、14:第1のリレー回路
、15:第2のリレー回路、21,23,37,39,
40:半固定抵抗、22,38:可変抵抗、33,53
,66:整流回路、41:電流計、54,59,68.
76:定電圧ダイオード、58,71:トランジスタ、
A:調整手段、B:設定手段、C:遮断手段、E:遅延
勤回路。才2図 才3図 図 ★ 才ム腰 才5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 定格回転速度の異なるモータをそれぞれ駆動源とし
    た複数種の電動ドライバーに対して共通に使用可能で、
    前記電動ドライバーによる被締付物に対する締付けトル
    クが予め設定した所定値になるように前記電動ドライバ
    ーを制御する電動ドライバーの制御装置であり、前記モ
    ータの無負荷状態での電機子電流を検出した前記被締付
    物に対する締付けトルクの起点レベル値を設定する調整
    手段と、前記予め設定されるトルク値が前記定格回転速
    度にそれぞれ対応付けて設定可能で、前記モータの負荷
    状態での電機子電流を検出し、前記設定されるトルクの
    設定レベル値において一定の動作電気信号が得られる設
    定手段と、この設定手段による設定される設定レベル値
    が前記モータの定格回転速度にそれぞれ対応付けてトル
    ク値として表示される設定レベル表示手段と、前記調整
    手段により設定された起点レベル値を零点として前記モ
    ータの負荷電流をトルク値に対応付けて表示する表示手
    段と、前記設定手段の動作電気信号により作動して前記
    モータの動作を停止させる遮断手段とを有することを特
    徴とする電動ドライバーの制御装置。
JP6669781A 1981-04-30 1981-04-30 電動ドライバ−の制御装置 Expired JPS6026678B2 (ja)

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