JPS6026460B2 - 移動体過速度検出装置の通過センサモニタ回路 - Google Patents
移動体過速度検出装置の通過センサモニタ回路Info
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- JPS6026460B2 JPS6026460B2 JP2603979A JP2603979A JPS6026460B2 JP S6026460 B2 JPS6026460 B2 JP S6026460B2 JP 2603979 A JP2603979 A JP 2603979A JP 2603979 A JP2603979 A JP 2603979A JP S6026460 B2 JPS6026460 B2 JP S6026460B2
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- passing
- sensor
- time
- relay
- moving object
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、走路上の2地点に配置された通過センサと時
限回路を用い、該走路上を移動する移動体の速度が規定
速度を越えたときこれを検出する過速度検出装置におい
て、そのセンサ自体に故障がないか常時監視するモニタ
回路に関するものである。
限回路を用い、該走路上を移動する移動体の速度が規定
速度を越えたときこれを検出する過速度検出装置におい
て、そのセンサ自体に故障がないか常時監視するモニタ
回路に関するものである。
ある移動体の速度を知るには該移動体がその走路上の任
意の2地点間をよぎるのに要する時間を測ればその間の
平均速度が求められる。
意の2地点間をよぎるのに要する時間を測ればその間の
平均速度が求められる。
これを利用して、走路上の2地点に移動体の通過を検出
する通過センサを配置し、一方の通過センサが移動体の
通過を検知した時刻から時限回路で計時を始め、移動体
が規定速度で走行したときに要する一定時間が経過する
前に他方の通過センサが移動体の通過を検知したとき過
速度を表わす信号を発生するようにした過速度検出装置
は従釆から考えられており、斯る装置は例えばロープト
ランジツド、一般鉄道、モノレールなどの自動運転シス
テムにおいて車鞠が正しく減速信号を受け、減速したか
どうかの検知に使用される。しかし、従来の過速度検出
装置においては、その通過センサ自体に「移動体が通過
していないのに通過しているという信号を出している」
とか「移動体が通過しているのに通過信号を出していな
い」という故障があってもこれを自動的に監視する手段
が設けられていないので、センサ自体が故障してもそれ
に気付かずに放置されやすく、そのような時には過速度
が起ってもそれを検出できなかったり、過速度でないの
に過速度であるという誤った検出がされ、装置が役に立
たないという恐れがあった。
する通過センサを配置し、一方の通過センサが移動体の
通過を検知した時刻から時限回路で計時を始め、移動体
が規定速度で走行したときに要する一定時間が経過する
前に他方の通過センサが移動体の通過を検知したとき過
速度を表わす信号を発生するようにした過速度検出装置
は従釆から考えられており、斯る装置は例えばロープト
ランジツド、一般鉄道、モノレールなどの自動運転シス
テムにおいて車鞠が正しく減速信号を受け、減速したか
どうかの検知に使用される。しかし、従来の過速度検出
装置においては、その通過センサ自体に「移動体が通過
していないのに通過しているという信号を出している」
とか「移動体が通過しているのに通過信号を出していな
い」という故障があってもこれを自動的に監視する手段
が設けられていないので、センサ自体が故障してもそれ
に気付かずに放置されやすく、そのような時には過速度
が起ってもそれを検出できなかったり、過速度でないの
に過速度であるという誤った検出がされ、装置が役に立
たないという恐れがあった。
本発明の目的は、上述のような過速度検出装置の問題を
解決するためにその通過センサ自体に故障がないか常時
監視するモニタ回路を提供せんとするにある。本発明の
モニタ回路においては、上述のような週速度検出装置に
おいて移動体が規定の速度で走行するよう制御されてい
る場合、その走路上の2地点(A及びBとする)に配置
された通過センサの故障は次の条件に従って検出できる
ことを利用する。
解決するためにその通過センサ自体に故障がないか常時
監視するモニタ回路を提供せんとするにある。本発明の
モニタ回路においては、上述のような週速度検出装置に
おいて移動体が規定の速度で走行するよう制御されてい
る場合、その走路上の2地点(A及びBとする)に配置
された通過センサの故障は次の条件に従って検出できる
ことを利用する。
即ち、移動体がA地点からB地点の方向へのみ移動する
一方向走路の場合について説明すると、この場合には、
■ A地点の通過センサが正常のときより長い一定時間
以上作動し続けている時はA地点センサが誤って作動し
ている誤作動故障とみなせ(ここで“作動”とは移動体
の通過を検知し検知信号を出すことを意味し、以下同様
である)、■ B地点の通過センサが正常のときより長
い一定時間以上作動し続けている時はB地点センサが誤
って作動している謀作動故障とみなせ、■ A地点の通
過センサが作動したのち、規定速度の移動体が両センサ
間を走行するのに要する時間より長い一定時間経過して
もB地点の通過センサが作動しない時はB地点センサが
作動ミスした作動ミス故障とみなせ、■ A地点の通過
センサが作動したのちの、規定速度の移動体が両センサ
間を走行するのに要する時間より長い一定時間以内でも
ないのにいきなりB地点の通過センサが作動した時はA
地点センサが作動ミスした作動ミス故障とみなせる。
一方向走路の場合について説明すると、この場合には、
■ A地点の通過センサが正常のときより長い一定時間
以上作動し続けている時はA地点センサが誤って作動し
ている誤作動故障とみなせ(ここで“作動”とは移動体
の通過を検知し検知信号を出すことを意味し、以下同様
である)、■ B地点の通過センサが正常のときより長
い一定時間以上作動し続けている時はB地点センサが誤
って作動している謀作動故障とみなせ、■ A地点の通
過センサが作動したのち、規定速度の移動体が両センサ
間を走行するのに要する時間より長い一定時間経過して
もB地点の通過センサが作動しない時はB地点センサが
作動ミスした作動ミス故障とみなせ、■ A地点の通過
センサが作動したのちの、規定速度の移動体が両センサ
間を走行するのに要する時間より長い一定時間以内でも
ないのにいきなりB地点の通過センサが作動した時はA
地点センサが作動ミスした作動ミス故障とみなせる。
次に、移動体がA地点からB地点及びB地点からA地点
の両方向へ移動する両方向走路の場合には、■ A地点
の通過センサが正常の時より長い一定時間以上作動し続
けている時はA地点センサの誤作動故障とみなせ、■
B地点の通過センサが正常の時より長い一定時間以上作
動し続けている時はB地点センサの誤作動故障とみなせ
、■ A地点の通過センサが作動したのち、規定速度の
移動体がA地点からB地点へ走行するのに要する時間よ
り長い一定時間経過してもB地点の通過センサが作動し
ない時はB地点センサの作動ミス故障とみなせ、■ B
地点通過センサが作動したのち、規定速度の移動体がB
地点からA地点へ走行するのに要する時間より長い一定
時間経過してもA地点の通過センサが作動しない時はA
地点セソサの作動ミス故障とみなせる。
の両方向へ移動する両方向走路の場合には、■ A地点
の通過センサが正常の時より長い一定時間以上作動し続
けている時はA地点センサの誤作動故障とみなせ、■
B地点の通過センサが正常の時より長い一定時間以上作
動し続けている時はB地点センサの誤作動故障とみなせ
、■ A地点の通過センサが作動したのち、規定速度の
移動体がA地点からB地点へ走行するのに要する時間よ
り長い一定時間経過してもB地点の通過センサが作動し
ない時はB地点センサの作動ミス故障とみなせ、■ B
地点通過センサが作動したのち、規定速度の移動体がB
地点からA地点へ走行するのに要する時間より長い一定
時間経過してもA地点の通過センサが作動しない時はA
地点セソサの作動ミス故障とみなせる。
これらの故障検出は、各通過センサの検知信号の持続時
間及び両センサの検知信号間の時間隔を計時する時限回
路によって簡単に達成することができる。
間及び両センサの検知信号間の時間隔を計時する時限回
路によって簡単に達成することができる。
斯る時限回路としては種々のものが考えられるが、以下
においてオンデイレー(遅延)リレー(緩動リレーとも
いう)のようなタイマリレーを用い、全体をリレー回路
で構成した実施例について図を参照して説明する。なお
、以下に説明する各図において各図に共通の素子は同一
番号で示してある。先ず、第1図は週速度検出のための
通過センサの概念図であって、Wは走路、100及び2
00は走路上の任意の2地点A及びBにそれぞれ配置さ
れた通過センサである。
においてオンデイレー(遅延)リレー(緩動リレーとも
いう)のようなタイマリレーを用い、全体をリレー回路
で構成した実施例について図を参照して説明する。なお
、以下に説明する各図において各図に共通の素子は同一
番号で示してある。先ず、第1図は週速度検出のための
通過センサの概念図であって、Wは走路、100及び2
00は走路上の任意の2地点A及びBにそれぞれ配置さ
れた通過センサである。
以下の種々の実施例の説明では通過センサ100及び2
00は移動体がその近傍を通過したときその電気接点を
閉じてその通過を信号するものとして説明を進める。こ
れらの通過センサとしてはリミットスイッチの如き接触
式のものでも、近接(電磁)スイッチや光電スイッチの
如き非接触式のもの、或は軌道回路式(軌道の一定区間
に微弱な電流を流し車輪の経過時にその車輪等によって
該電流がアースされることを検知する方式)のものでも
よい。次に、これらの通過センサにより一方向走路上を
走行する移動体の過速度を検出する回路の一構成例を第
2図について説明する。
00は移動体がその近傍を通過したときその電気接点を
閉じてその通過を信号するものとして説明を進める。こ
れらの通過センサとしてはリミットスイッチの如き接触
式のものでも、近接(電磁)スイッチや光電スイッチの
如き非接触式のもの、或は軌道回路式(軌道の一定区間
に微弱な電流を流し車輪の経過時にその車輪等によって
該電流がアースされることを検知する方式)のものでも
よい。次に、これらの通過センサにより一方向走路上を
走行する移動体の過速度を検出する回路の一構成例を第
2図について説明する。
第2図において、X及びYは電源端子であり、本例では
直流電源を用い、X及びYをその正端子及び負端子とし
たが、交流電源としてもよいこと勿論である。100及
び200は上述の通過センサであり、通過センサ100
はリレー1と直列に、通過センサ200はリレー2と直
列にそれぞれ電源端子X及びY間に接続する。
直流電源を用い、X及びYをその正端子及び負端子とし
たが、交流電源としてもよいこと勿論である。100及
び200は上述の通過センサであり、通過センサ100
はリレー1と直列に、通過センサ200はリレー2と直
列にそれぞれ電源端子X及びY間に接続する。
3はリレー、4は時限素子として作動するオンディレー
タィマリレーであり、このリレー4はそのブレーク接点
4bとりレー3の直列回路に並列に接続すると共に、リ
レーlaのメーク接点laとIJレー3のメーク接点3
aの並列回路と直列に電源端子X及びY間に接続する。
5はキープリレーで、そのセット側入力端子Sはリレ−
2のメーク接点2aとIJレー3のメーク接点3aの直
列回路を経て電源端子X及びYに接続すると共にリセツ
ト側入力様子Rはリセットスイッチ30を経て電源端子
X及びYに接続する。このキープリレー5はセット側に
キープされているときその接点(図示せず)により表示
ランプやブザー(図示せず)を駆動して過速度警報を出
したり、移動体に非常停止をかけたりするものであり、
本例では非常停止をかけるものとする。上述の過速度検
出装置の動作は次の通りである。移動体が規定の速度で
A地点とB地点との間を走行するのに要する時間を$と
し、移動体がA点とB点との間をこの時間より短かい特
定の時間bsp以下で通過したとき過速度と判定するよ
うにしたいときはオンディレータィマリレー4の遅延時
間しをtospに設定する。ここで、移動体がA地点を
通過し、通過センサ100がこれに応じて作動し、その
常開接点が閉じると、リレー1が励磁され、その接点l
aが閉じてリレー3が励磁され、その接点3aが閉じて
リレー3が自己保持される。同時に、タイマリレー4が
リレー1の接点laにより励磁され、次いでリレー3の
接点3aにより励磁状態に保持される。これがため、タ
イマリレー4はリレー1の励磁時点から計時を始め、時
間し=tosp経過後にそのブレーク接点4bを開いて
、リレー3の自己保持回路を遮断する。従ってリレー3
の接点3aはリレー1の励磁時点からめspの時間閉と
なる。他方、キープリレー5はそのセット側入力端子S
がリレー3の接点3aとIJレー2の接点2aの直列回
路に接続されているため、移動体がA地点を通過し通過
センサー00の作動によりリレー1が励磁されてからめ
Spの時間経過する前にB地点を通過し通過センサ20
0の作動によりリレー2が励磁されて接点2aが閉じる
と、キープリレー5がセットされる。反対に、■spの
時間経過後にリレー2が励磁されてもその時はすでに接
点3aが関であるから、キープリレー5はセットされな
い。それゆえ移動体がA地点とB地点間をbspより短
かい時間で通過するときのみキープリレー5がセットさ
れ、これにより過速度であることが検出され、非常停止
がかけられる。過速度検出後はリセツトスィッチ30を
閉じてこれをリセツトする。第3図は第2図の週速度検
出装置における通過センサの故障を検出するようにした
本発明モニタ回路の一例を示す。
タィマリレーであり、このリレー4はそのブレーク接点
4bとりレー3の直列回路に並列に接続すると共に、リ
レーlaのメーク接点laとIJレー3のメーク接点3
aの並列回路と直列に電源端子X及びY間に接続する。
5はキープリレーで、そのセット側入力端子Sはリレ−
2のメーク接点2aとIJレー3のメーク接点3aの直
列回路を経て電源端子X及びYに接続すると共にリセツ
ト側入力様子Rはリセットスイッチ30を経て電源端子
X及びYに接続する。このキープリレー5はセット側に
キープされているときその接点(図示せず)により表示
ランプやブザー(図示せず)を駆動して過速度警報を出
したり、移動体に非常停止をかけたりするものであり、
本例では非常停止をかけるものとする。上述の過速度検
出装置の動作は次の通りである。移動体が規定の速度で
A地点とB地点との間を走行するのに要する時間を$と
し、移動体がA点とB点との間をこの時間より短かい特
定の時間bsp以下で通過したとき過速度と判定するよ
うにしたいときはオンディレータィマリレー4の遅延時
間しをtospに設定する。ここで、移動体がA地点を
通過し、通過センサ100がこれに応じて作動し、その
常開接点が閉じると、リレー1が励磁され、その接点l
aが閉じてリレー3が励磁され、その接点3aが閉じて
リレー3が自己保持される。同時に、タイマリレー4が
リレー1の接点laにより励磁され、次いでリレー3の
接点3aにより励磁状態に保持される。これがため、タ
イマリレー4はリレー1の励磁時点から計時を始め、時
間し=tosp経過後にそのブレーク接点4bを開いて
、リレー3の自己保持回路を遮断する。従ってリレー3
の接点3aはリレー1の励磁時点からめspの時間閉と
なる。他方、キープリレー5はそのセット側入力端子S
がリレー3の接点3aとIJレー2の接点2aの直列回
路に接続されているため、移動体がA地点を通過し通過
センサー00の作動によりリレー1が励磁されてからめ
Spの時間経過する前にB地点を通過し通過センサ20
0の作動によりリレー2が励磁されて接点2aが閉じる
と、キープリレー5がセットされる。反対に、■spの
時間経過後にリレー2が励磁されてもその時はすでに接
点3aが関であるから、キープリレー5はセットされな
い。それゆえ移動体がA地点とB地点間をbspより短
かい時間で通過するときのみキープリレー5がセットさ
れ、これにより過速度であることが検出され、非常停止
がかけられる。過速度検出後はリセツトスィッチ30を
閉じてこれをリセツトする。第3図は第2図の週速度検
出装置における通過センサの故障を検出するようにした
本発明モニタ回路の一例を示す。
第3図において6,7,8及び10は時限素子として作
動するオンデイレータイマリレーであり、タイマリレー
6はリレー1のメーク接点laと直列に、タイマリレー
7はリレー2のメーク接点2aと直列にそれぞれ電源端
子X及びY間に接続する。タイマリレー8はリレー1の
メーク接点laとリレー2のブレーク接点2bの直列回
路を経て電源端子X及びY間に接続すると共にリレー8
と並列にリレー9を接続し、そのメーク接点gaをリレ
ー1の接点laと並列に接続する。タイマリレー10は
リレー1のメーク接点laを経て電源端子X及びY間に
接続すると共にリレー10と並列にリレー11を接続し
、そのメーク接点11aとタイマリレー10のブレーク
接点10bの直列回路をリレー1の接点laと並列に接
続する。更に、これらのタイマリレーの接点、すなわち
タイマリレー6のメーク接点6a、タイマリレー7のメ
ーク接点7a、タイマリレー8のメーク接点8aをそれ
ぞれキープリレー5のセット側入力端子Sと電源端子×
との間に並列に接続すると共に、リレー2のメーク接点
2aとリレ11のプレ−ク接点11bの直列回路を同様
にこれら端子間に接続する。本例モニタ回路の動作は次
の通りである。
動するオンデイレータイマリレーであり、タイマリレー
6はリレー1のメーク接点laと直列に、タイマリレー
7はリレー2のメーク接点2aと直列にそれぞれ電源端
子X及びY間に接続する。タイマリレー8はリレー1の
メーク接点laとリレー2のブレーク接点2bの直列回
路を経て電源端子X及びY間に接続すると共にリレー8
と並列にリレー9を接続し、そのメーク接点gaをリレ
ー1の接点laと並列に接続する。タイマリレー10は
リレー1のメーク接点laを経て電源端子X及びY間に
接続すると共にリレー10と並列にリレー11を接続し
、そのメーク接点11aとタイマリレー10のブレーク
接点10bの直列回路をリレー1の接点laと並列に接
続する。更に、これらのタイマリレーの接点、すなわち
タイマリレー6のメーク接点6a、タイマリレー7のメ
ーク接点7a、タイマリレー8のメーク接点8aをそれ
ぞれキープリレー5のセット側入力端子Sと電源端子×
との間に並列に接続すると共に、リレー2のメーク接点
2aとリレ11のプレ−ク接点11bの直列回路を同様
にこれら端子間に接続する。本例モニタ回路の動作は次
の通りである。
先ず、タイマリレー6及び7の遅延時間t6及びけま、
通過センサ100及び200が正常なときの移動体通過
の1回の検知時間tp、例えばこれらセンサが移動体の
車輪の通過で検知するタイプの場合には車輪1個の検知
時間より長く設定する(即ちt6>tp、ら>tp)。
通過センサ100及び200が正常なときの移動体通過
の1回の検知時間tp、例えばこれらセンサが移動体の
車輪の通過で検知するタイプの場合には車輪1個の検知
時間より長く設定する(即ちt6>tp、ら>tp)。
このようにすると、通過センサ100又は200がタイ
マリレー6又は7の遅延時間以上作動し続けている場合
にはタィマリレー6又は7の接点6a又は7aが閉じ、
これによりキープリレー5がセットされて、通過センサ
100又は200が誤って作動し続けている謀作動故障
であることが検出される。次にタイマリレー8及びタイ
マリレー10の遅延時間ら及びt9は前述のtsより長
い一定時間に設定する(即ちt8>ts、らo>ts)
。
マリレー6又は7の遅延時間以上作動し続けている場合
にはタィマリレー6又は7の接点6a又は7aが閉じ、
これによりキープリレー5がセットされて、通過センサ
100又は200が誤って作動し続けている謀作動故障
であることが検出される。次にタイマリレー8及びタイ
マリレー10の遅延時間ら及びt9は前述のtsより長
い一定時間に設定する(即ちt8>ts、らo>ts)
。
このようにすれば、通過センサ100が作動してからら
時間経過しても通過センサ200が作動しない時はタイ
マリレー8の作動により接点8aが閉じてキープリレー
5がセットされ、通過センサ200の作動ミス故障が検
出される。また、通過センサ100が作動したのちのt
,。以内でもないのにいきなり通過センサ200が作動
する時は、タイマリレー10のブレーク接点10bが開
いているためリレー11は作動せず、その接点11bは
閉じているから接点11b及び2aを経てキープリレー
5がセットされて、通過センサ200が作動してもそれ
以前のt,。内に通過センサ100が作動しなかったと
して通過センサ100の検知ミス故障が検出される。こ
うしてA及びB29点の通過センサ100及び200の
それぞれの故障を、各通過センサの作動時間、即ち検知
信号の持続時間及び両センサの検知信号間の時間間隔を
所定の一定時間に設定したタイマリレーにより計時する
ことによって検出することができる。
時間経過しても通過センサ200が作動しない時はタイ
マリレー8の作動により接点8aが閉じてキープリレー
5がセットされ、通過センサ200の作動ミス故障が検
出される。また、通過センサ100が作動したのちのt
,。以内でもないのにいきなり通過センサ200が作動
する時は、タイマリレー10のブレーク接点10bが開
いているためリレー11は作動せず、その接点11bは
閉じているから接点11b及び2aを経てキープリレー
5がセットされて、通過センサ200が作動してもそれ
以前のt,。内に通過センサ100が作動しなかったと
して通過センサ100の検知ミス故障が検出される。こ
うしてA及びB29点の通過センサ100及び200の
それぞれの故障を、各通過センサの作動時間、即ち検知
信号の持続時間及び両センサの検知信号間の時間間隔を
所定の一定時間に設定したタイマリレーにより計時する
ことによって検出することができる。
なお、これら通過センサは移動体がその近傍に止つて通
過センサを作動させ続けるようなところや移動体がA,
Bの区間内に止つてしまうようなところには通常設置し
ないが、移動体に対して停止信号が与えられている時に
はセンサ故障としない回路を付加すればそのような場合
に設置することもできる。また、第3図の例ではセンサ
故障検出のための接点6a,7a,8a,2a,11b
も過速度検出のための接点2a,3aとともにキープリ
レー5のセット端子に接続し、過速度のときもセンサ故
障のときも危険防止のために非常停止をかけるようにし
たが、週速度検出とセンサ故障検出の表示やそれらに対
する処理を別にしたい時は刻々のキープリレーに接続す
ればよいこと勿論であり、この点については後述する第
5及び第7図の実施例についても同様である。次に両方
向走路上をA地点からB地点及びB地点からA地点の両
方向へ走行する移動体の過速度を検出する回路の一構成
例を第4図について説明する。
過センサを作動させ続けるようなところや移動体がA,
Bの区間内に止つてしまうようなところには通常設置し
ないが、移動体に対して停止信号が与えられている時に
はセンサ故障としない回路を付加すればそのような場合
に設置することもできる。また、第3図の例ではセンサ
故障検出のための接点6a,7a,8a,2a,11b
も過速度検出のための接点2a,3aとともにキープリ
レー5のセット端子に接続し、過速度のときもセンサ故
障のときも危険防止のために非常停止をかけるようにし
たが、週速度検出とセンサ故障検出の表示やそれらに対
する処理を別にしたい時は刻々のキープリレーに接続す
ればよいこと勿論であり、この点については後述する第
5及び第7図の実施例についても同様である。次に両方
向走路上をA地点からB地点及びB地点からA地点の両
方向へ走行する移動体の過速度を検出する回路の一構成
例を第4図について説明する。
第4図において、51は移動体がA地点からB地点の方
向へ移動しているとき開となる接点、52は移動体がB
地点からA地点の方向へ移動しているとき開となる接点
で、両者共に外部からの信号に基づいて作動するもので
ある。12は第2図におけるリレー3と同じ作用をする
りレー、13は第2図における4と同じ作用をするオン
デイレータイマリレーであり、その遅延時間L3は上述
の時間tospに設定する。
向へ移動しているとき開となる接点、52は移動体がB
地点からA地点の方向へ移動しているとき開となる接点
で、両者共に外部からの信号に基づいて作動するもので
ある。12は第2図におけるリレー3と同じ作用をする
りレー、13は第2図における4と同じ作用をするオン
デイレータイマリレーであり、その遅延時間L3は上述
の時間tospに設定する。
本例回路によれば、移動体がA地点からB地点へ移動し
ているときは接点51が閉となるため、移動体がA点を
通過したときリレー1が励磁されてその接点laが閉と
なり、リレー12が接点51、接点la及びタイマリレ
ー13のブレーク接点13bを経て励磁されると共に接
点12aを経て自己保持され、同時にタイマリレー13
が励磁され、計時を始める。従って、この時点からタイ
マリレー13の遅延時借財3=tosp経過する前に移
動体がB地点を通過してリレー2の接点2aを閉とする
ときのみキープリレー14が接点2a及び12aを経て
セットされて過速度が検出される。逆に移動体がB地点
からA地点の方向へ移動しているときは、接点52が閉
となるため、移動体がB地点を通過したときリレー12
が接点52、リレー2の接点2a及びタイマリレー13
のブレーク接点13bを経て、タイマリレー13が接点
52及び接点2aを経て励磁されると共にこれらリレー
は接点12aにより動作状態に維持され、移動体がB地
点を通過してからt,3=のspの時間経過する前にA
地点を通過するときのみキープリレー14が接点la及
び12aを経てセットされて過速度が検出される。第5
図は第4図の週速度検出装置における通過センサの故障
を検出するようにした本発明モニタ回路の他の例を示す
。
ているときは接点51が閉となるため、移動体がA点を
通過したときリレー1が励磁されてその接点laが閉と
なり、リレー12が接点51、接点la及びタイマリレ
ー13のブレーク接点13bを経て励磁されると共に接
点12aを経て自己保持され、同時にタイマリレー13
が励磁され、計時を始める。従って、この時点からタイ
マリレー13の遅延時借財3=tosp経過する前に移
動体がB地点を通過してリレー2の接点2aを閉とする
ときのみキープリレー14が接点2a及び12aを経て
セットされて過速度が検出される。逆に移動体がB地点
からA地点の方向へ移動しているときは、接点52が閉
となるため、移動体がB地点を通過したときリレー12
が接点52、リレー2の接点2a及びタイマリレー13
のブレーク接点13bを経て、タイマリレー13が接点
52及び接点2aを経て励磁されると共にこれらリレー
は接点12aにより動作状態に維持され、移動体がB地
点を通過してからt,3=のspの時間経過する前にA
地点を通過するときのみキープリレー14が接点la及
び12aを経てセットされて過速度が検出される。第5
図は第4図の週速度検出装置における通過センサの故障
を検出するようにした本発明モニタ回路の他の例を示す
。
本例において、タイマリレー6及び7は第3図のものと
同様に作動し、その接点6a及び7aは通過センサ10
0及び200が作動しつづけている故障のときにのみ閉
になってキープリレー14をセットする。また、タイマ
リレー15及びリレー16と接点la,2b,16a,
52から成る回路は、この回路が移動体がA地点からB
地点の方向に移動している時にのみ作動する以外は第3
図のタイマリレー8及びリレー9と接点la,9a,2
bから成る回路と同様に作動し、通過センサ100が作
動してからタイマリレー15の遅延時間L3(〉ts)
経過しても通過センサ200が作動しない時にのみタイ
マリレー15の接点15aが閉じてキープリレー14を
セットする。他方、タイマリレー17及びリレー18と
接点2a,18a,lb及び52から成る回路は移動体
がB地点からA地点へ移動しているときにのみ作動し、
通過センサ200が作動してからタイマリレー17の遅
延時間t,7(>tS)経過しても通過センサ100が
作動しない時にのみタイマリレー17の接点17aが閉
じてキープリレー14をセットする。こうして第4図に
示すような両方向走路の週速度検出装置におけるそれぞ
れの通過センサの故障を検出することができる。次に、
両方向走路でありながら移動体がどの方向に移動してい
るかの情報を発生する手段、即ち第4図及び第5図にお
ける接点51及び52が設けられていない場合の過速度
検出回路の例を第6図に示す。本例ではリレー19を接
点la,2a及び19aの並列回路と後述するオンディ
レータィマリレー21のブレーク接点21bと直列に接
続する。オンデイレータイマリレー20とオンディレー
タィマリレー21とIJレー22を並列に接続すると共
に、オンデイレータイマリレー23とりレー24を並列
に接続し、両者の並列回路をそれぞれリレー22のメー
ク接点22a及びリレー24のメーク接点24aとりレ
ー23のブレーク接点23bと直列に電源に接続すると
共に前者の並列回路をリレー19の通電条件回路la,
2a,19a,21bにもダイオード31を経て接続す
る。ここで、オンデイレータイマリレー20及び23は
通過センサ100及び200がそれぞれの検知地点にお
いて移動体の完全通過を検知する時間、例えば移動体の
通過を車輪の近接を検知するタイプの場合には最初の車
輪が通過してから最后の車輪が通過するまでの時間(こ
れをtQとする)より長く設定する(即ちtの〉to、
t23>to)。これに対し、前述のtpはこの例えで
言えば車輪1個の通過時間なので移動体の車輪が1個の
場合を除きto>tpである。タイマリレー21は第2
図のタイマリレー4や第4図のタイマリレー13と同一
の作用をするオンデイレータイマリレーであり、その遅
延時間ら,は【ospに設定する。この回路の動作は次
の通りである。まず、移動体がAまたはBのいずれかの
地点を最初に通過するときは、それがどちらの耳は点で
あってもタイマリレー21のブレーク接点21bが閉じ
ているので、リレー19が接点la又は2aにより励磁
され、自身の接点19aにより自己保持される。
同様に作動し、その接点6a及び7aは通過センサ10
0及び200が作動しつづけている故障のときにのみ閉
になってキープリレー14をセットする。また、タイマ
リレー15及びリレー16と接点la,2b,16a,
52から成る回路は、この回路が移動体がA地点からB
地点の方向に移動している時にのみ作動する以外は第3
図のタイマリレー8及びリレー9と接点la,9a,2
bから成る回路と同様に作動し、通過センサ100が作
動してからタイマリレー15の遅延時間L3(〉ts)
経過しても通過センサ200が作動しない時にのみタイ
マリレー15の接点15aが閉じてキープリレー14を
セットする。他方、タイマリレー17及びリレー18と
接点2a,18a,lb及び52から成る回路は移動体
がB地点からA地点へ移動しているときにのみ作動し、
通過センサ200が作動してからタイマリレー17の遅
延時間t,7(>tS)経過しても通過センサ100が
作動しない時にのみタイマリレー17の接点17aが閉
じてキープリレー14をセットする。こうして第4図に
示すような両方向走路の週速度検出装置におけるそれぞ
れの通過センサの故障を検出することができる。次に、
両方向走路でありながら移動体がどの方向に移動してい
るかの情報を発生する手段、即ち第4図及び第5図にお
ける接点51及び52が設けられていない場合の過速度
検出回路の例を第6図に示す。本例ではリレー19を接
点la,2a及び19aの並列回路と後述するオンディ
レータィマリレー21のブレーク接点21bと直列に接
続する。オンデイレータイマリレー20とオンディレー
タィマリレー21とIJレー22を並列に接続すると共
に、オンデイレータイマリレー23とりレー24を並列
に接続し、両者の並列回路をそれぞれリレー22のメー
ク接点22a及びリレー24のメーク接点24aとりレ
ー23のブレーク接点23bと直列に電源に接続すると
共に前者の並列回路をリレー19の通電条件回路la,
2a,19a,21bにもダイオード31を経て接続す
る。ここで、オンデイレータイマリレー20及び23は
通過センサ100及び200がそれぞれの検知地点にお
いて移動体の完全通過を検知する時間、例えば移動体の
通過を車輪の近接を検知するタイプの場合には最初の車
輪が通過してから最后の車輪が通過するまでの時間(こ
れをtQとする)より長く設定する(即ちtの〉to、
t23>to)。これに対し、前述のtpはこの例えで
言えば車輪1個の通過時間なので移動体の車輪が1個の
場合を除きto>tpである。タイマリレー21は第2
図のタイマリレー4や第4図のタイマリレー13と同一
の作用をするオンデイレータイマリレーであり、その遅
延時間ら,は【ospに設定する。この回路の動作は次
の通りである。まず、移動体がAまたはBのいずれかの
地点を最初に通過するときは、それがどちらの耳は点で
あってもタイマリレー21のブレーク接点21bが閉じ
ているので、リレー19が接点la又は2aにより励磁
され、自身の接点19aにより自己保持される。
また同時にダイオード31を介してリレー20,21及
び22も励磁され、このときタイマリレー23のブレー
ク接点23bは閉じているためリレー22は自身の接点
22aで自己保持される。次いでその時点からt2。(
>to)経過後、即ち移動体がこの1番目の通過検知地
点を完全にに通過した後に、キープリレー25のセット
側入力端子Sに鞍点19aと接点la及び2aの並列回
路と直列に接続されたタイマリレー20のメーク接点2
0aが閉じる。これは移動体1番目の通過検知地点を通
過中にキープリレー25がセットされないようにするた
めである。次いで2番目の通過検知地点を移動体が通過
すると、それが1番目の通過検知地点の通過からt2・
=のSp以後ならばその前にタイマリレー21の接点2
1bが関となるのでリレー19が滅勢され、接点19a
が関となるため、2番目の通過検知により接点la又は
2aが閉じてもキープリレー25はセットされないが、
のsp以前なら接点19aはまだ閉であるためキープリ
レー25が2番目の通過検知による接点la又は2aの
閉成によりセットされ、過速度であることが検出される
。なお、過速度検出のあるなしにかかわらずタイマリレ
ー23とりレー24は2番の通過検知時点で接点20a
,la又は2aを経て励磁されるとともにリレー24の
接点24aにより励磁状態に維持され、t23(=to
)経過後にタイマリレー23の接点が開となり、リレー
20〜24の各々は滅勢されて最初の状態に戻る。これ
は、移動体が2番目の通過検知地点を完全に通過するま
では接点21bを関にしておき、2番目の通過検知地′
点の通過中に1番目の通過検知情報となるリレー19の
励磁及びその自己保持がなされないないようにするため
である。なお、本例では直流電源を用いているが、ダイ
オード31を適当なりレー接点に置きかえることにより
交流電源を用いることもできる。第7図は第6図の回路
における通過センサの故障を検出するようにした本発明
モニタ回路の更に他の例を示す。
び22も励磁され、このときタイマリレー23のブレー
ク接点23bは閉じているためリレー22は自身の接点
22aで自己保持される。次いでその時点からt2。(
>to)経過後、即ち移動体がこの1番目の通過検知地
点を完全にに通過した後に、キープリレー25のセット
側入力端子Sに鞍点19aと接点la及び2aの並列回
路と直列に接続されたタイマリレー20のメーク接点2
0aが閉じる。これは移動体1番目の通過検知地点を通
過中にキープリレー25がセットされないようにするた
めである。次いで2番目の通過検知地点を移動体が通過
すると、それが1番目の通過検知地点の通過からt2・
=のSp以後ならばその前にタイマリレー21の接点2
1bが関となるのでリレー19が滅勢され、接点19a
が関となるため、2番目の通過検知により接点la又は
2aが閉じてもキープリレー25はセットされないが、
のsp以前なら接点19aはまだ閉であるためキープリ
レー25が2番目の通過検知による接点la又は2aの
閉成によりセットされ、過速度であることが検出される
。なお、過速度検出のあるなしにかかわらずタイマリレ
ー23とりレー24は2番の通過検知時点で接点20a
,la又は2aを経て励磁されるとともにリレー24の
接点24aにより励磁状態に維持され、t23(=to
)経過後にタイマリレー23の接点が開となり、リレー
20〜24の各々は滅勢されて最初の状態に戻る。これ
は、移動体が2番目の通過検知地点を完全に通過するま
では接点21bを関にしておき、2番目の通過検知地′
点の通過中に1番目の通過検知情報となるリレー19の
励磁及びその自己保持がなされないないようにするため
である。なお、本例では直流電源を用いているが、ダイ
オード31を適当なりレー接点に置きかえることにより
交流電源を用いることもできる。第7図は第6図の回路
における通過センサの故障を検出するようにした本発明
モニタ回路の更に他の例を示す。
本例においてタイマリレー6,7及びその接点6a,7
aの作用は第3図及び第5図の場合と同一であるのでそ
の説明は省略する。リレー20〜22と並列に接続され
たりレー26はリレ19〜22と同様に1番目の通過検
知地点を移動体が通過した時点より励磁されるオンディ
レータィマリレーであって、その遅延時間t磯をts十
ら3より長く設定する。第6図について前述したように
、1番目の通過検知地点において移動体の通過検知がな
されても2番目の通過検知地点における通過検知がなさ
れないとタイマリレー23の接点23bが関とならない
ため、それまではタイマリレー26が励磁されたままと
なる。したがって、1番目の通過検知からt26経過後
までに2番目の通過検知がなされていないと、その接点
26aが閉じてキープリレー25がセットされて通過セ
ンサの検知ミス故障が検出される。なお、この回路は移
動体の通過に際し1番目の通過検知をミスし2番目の通
過検知のみなされた場合も同様にリレー23が作動しな
いことによってメーク接点26aが閉じて検知ミス故障
を検出することができる。ただし、この場合の故障検出
は2番目の通過検知からt26の時間後に得られるから
、移動体の時間的走行間隔(いわゆる車頭間隔あるいは
ヘッドツーヘツド)をtkhとすると、tkh>t26
>ts十t23)となるようにタイマリレー26を時間
設定する必要がある。以上のように本発明モニタ回路に
よれば移動体過速度検出装置の動作中にその通過センサ
を常時監視してその故障を発見することができ、通過セ
ンサの故障のために週遼度検出装置が役に立たなくなっ
ても通過センサの故障検出により非常停止をかけるなど
して危険を避けることができるので安全上の効果甚大で
ある。
aの作用は第3図及び第5図の場合と同一であるのでそ
の説明は省略する。リレー20〜22と並列に接続され
たりレー26はリレ19〜22と同様に1番目の通過検
知地点を移動体が通過した時点より励磁されるオンディ
レータィマリレーであって、その遅延時間t磯をts十
ら3より長く設定する。第6図について前述したように
、1番目の通過検知地点において移動体の通過検知がな
されても2番目の通過検知地点における通過検知がなさ
れないとタイマリレー23の接点23bが関とならない
ため、それまではタイマリレー26が励磁されたままと
なる。したがって、1番目の通過検知からt26経過後
までに2番目の通過検知がなされていないと、その接点
26aが閉じてキープリレー25がセットされて通過セ
ンサの検知ミス故障が検出される。なお、この回路は移
動体の通過に際し1番目の通過検知をミスし2番目の通
過検知のみなされた場合も同様にリレー23が作動しな
いことによってメーク接点26aが閉じて検知ミス故障
を検出することができる。ただし、この場合の故障検出
は2番目の通過検知からt26の時間後に得られるから
、移動体の時間的走行間隔(いわゆる車頭間隔あるいは
ヘッドツーヘツド)をtkhとすると、tkh>t26
>ts十t23)となるようにタイマリレー26を時間
設定する必要がある。以上のように本発明モニタ回路に
よれば移動体過速度検出装置の動作中にその通過センサ
を常時監視してその故障を発見することができ、通過セ
ンサの故障のために週遼度検出装置が役に立たなくなっ
ても通過センサの故障検出により非常停止をかけるなど
して危険を避けることができるので安全上の効果甚大で
ある。
なお、本発明は上述の例にのみ限定されるものではなく
、種々に変形することができるものである。
、種々に変形することができるものである。
例えば、上述の例では通過センサを移動体の通過に応動
して電気的接点を閉じるものとしたが、逆に移動体の通
過に応動して開くものを使用する場合にはこれが開いた
時に前記リレー1,2が励磁されるようにすればよい。
また、上述例では時限回路にタイマリレーを用い、全体
をリレー回路で構成したが、これをトランジスタ等の無
接点回路で実現することも容易である。更に、各センサ
の検知信号の持続時間及び両センサの検知信号間の時間
隔をデジタルカウンタを用いて計時することによりデジ
タル化することもできる。
して電気的接点を閉じるものとしたが、逆に移動体の通
過に応動して開くものを使用する場合にはこれが開いた
時に前記リレー1,2が励磁されるようにすればよい。
また、上述例では時限回路にタイマリレーを用い、全体
をリレー回路で構成したが、これをトランジスタ等の無
接点回路で実現することも容易である。更に、各センサ
の検知信号の持続時間及び両センサの検知信号間の時間
隔をデジタルカウンタを用いて計時することによりデジ
タル化することもできる。
第1図は移動体の週速度検出のための通過センサの概念
図、第2図は一方向走路における過速度検出装置の一例
の回路図、第3図は第2図の菱鷹に適用した本発明通過
センサモニタ回路の実施例の回路図、第4図は両方向走
路における過速度検出装置の一例の回路図、第5図は第
4図の装置に適用した本発明通過センサモニタ回路の実
施例の回路図、第6図は両方向走路における週速度検出
装置の他の例の回路図、第7図は第6図の装置に適用し
た本発明モニタ回路の実施例の回路図である。 W・・・・・・走路、A,B・・・・・・検知XQ点、
100,200・・・・・・通過センサ、X,Y・・・
・・・電源端子、1,2,3,9,11,12,16,
18,19,22,24……リレー、4,6,7,8,
10,13,15,17,20,21,23……オンデ
イレータイマリレー、5,14,25……キープリレー
、la〜24a……メーク接点、4b〜23b……ブレ
ーク接点、30……リセットスィッチ、31…・・・ダ
イオード、51,52・・・・・・移動体の移動方向信
号接点。 第2図 第1図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
図、第2図は一方向走路における過速度検出装置の一例
の回路図、第3図は第2図の菱鷹に適用した本発明通過
センサモニタ回路の実施例の回路図、第4図は両方向走
路における過速度検出装置の一例の回路図、第5図は第
4図の装置に適用した本発明通過センサモニタ回路の実
施例の回路図、第6図は両方向走路における週速度検出
装置の他の例の回路図、第7図は第6図の装置に適用し
た本発明モニタ回路の実施例の回路図である。 W・・・・・・走路、A,B・・・・・・検知XQ点、
100,200・・・・・・通過センサ、X,Y・・・
・・・電源端子、1,2,3,9,11,12,16,
18,19,22,24……リレー、4,6,7,8,
10,13,15,17,20,21,23……オンデ
イレータイマリレー、5,14,25……キープリレー
、la〜24a……メーク接点、4b〜23b……ブレ
ーク接点、30……リセットスィッチ、31…・・・ダ
イオード、51,52・・・・・・移動体の移動方向信
号接点。 第2図 第1図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 走路上の2地点に配置され、走路上を走行する移動
体の通過を検知する1組の通過センサと、移動体が規定
速度で両センサ間を走行するのに要する時間より短かい
時間に設定した時限回路とを備え、一方の通過センサが
作動後該時限回路の設定時間内に他方の通過センサが作
動した時に過速度を表わす信号を発生するようにした移
動体過速度検出装置において、移動体の通過を先に検知
すべく配置された第1の通過センサとあとに検知すべく
配置された第2の通過センサとの関係において第1の通
過センサが検知信号を出してから第2の通過センサが検
知信号を出すまでの時間を時限回路で計時し、第1の通
過センサが検知信号を出してから、移動体が規定速度で
両センサ間を走行するのに要する時間より長い一定時間
経過後において第2の通過センサが検知信号を出さない
時を、第2の通過センサはその検知地点を移動体が通過
したのに検知信号を出さない作動ミス故障として検出す
るように構成したことを特徴とする移動体過速度検出装
置の通過センサモニタ回路。 2 第1の通過センサが検知信号を出してから第2の通
過センサが検知信号を出すまでの時間を計時する時限回
路に、第1の通過センサの検知信号により閉となる第1
の接点と第2の通過センサの検知信号により開となる第
2の接点とに直列に接続されたオンデイレータイマリレ
ーを用い、該タイマリレーには前記第1の接点と並列に
接続されたメーク接点を有するリレーを並列に接続する
と共に該タイマリレーは移動体が両センサ間の規定の速
度で走行するのに要する時間より長く時限設定しておき
、該タイマリレーのメーク接点が閉じたとき第2の通過
センサの作動ミス故障を信号するようにしたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載の移動体過速度検出装
置の通過センサモニタ回路。 3 走路上の2地点に配置され、走路上を走行する移動
体の通過を検知する1組の通過センサと、移動体が規定
速度で両センサ間を走行するのに要する時間より短かい
時間に設定した時限回路とを備え、一方の通過センサが
作動後該時限回路の設定時間内に他方の通過センサが作
動した時に移動体過速度検出装置において、移動体の通
過を先に検知すべく配置された第1の通過センサとあと
に検知すべく配置された第2の通過センサとの関係にお
いて第1の通過センサが検知信号を出してから第2の通
過センサが検知信号を出すまでの時間を時限回路で計時
し、第1の通過センサが検知信号を出した時点から移動
体が規定速度で両センサ間を走行するのに要する時間よ
り長い一定時間内を除いて第2の通過センサが検知信号
を出した時を、第1の通過センサはその検知地点を移動
体が通過したのに検知信号を出さない作動ミス故障とし
て検出するように構成したことを特徴とする移動体過速
度検出装置の通過センサモニタ回路。 4 第1の通過センサが検知信号を出してから第2の通
過センサが検知信号を出すまでの時間を計時する時限回
路に、第1の通過センサの検知信号により閉となる第1
の接点と直列に接続されたオンデインレータイマリレー
を用い、該タイマリレーには前記第1の接点と並列に接
続されて該タイマリレーのブレーク接点と共に直列回路
を成すメーク接点を有するリレーを並列に接続すると共
に該タイマリレーは移動体が規定速度で両センサ間を走
行するのに要する時間より長く時限定数しておき、該タ
イマリレーのブレーク接点が閉成しかつ第2の通過セン
サの検知信号により閉となる第3の接点が閉成したとき
第1の通過センサの作動ミス故障を信号するようにした
ことを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の移動体過
速度検出装置の通過センサモニタ回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2603979A JPS6026460B2 (ja) | 1979-03-06 | 1979-03-06 | 移動体過速度検出装置の通過センサモニタ回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2603979A JPS6026460B2 (ja) | 1979-03-06 | 1979-03-06 | 移動体過速度検出装置の通過センサモニタ回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55117967A JPS55117967A (en) | 1980-09-10 |
JPS6026460B2 true JPS6026460B2 (ja) | 1985-06-24 |
Family
ID=12182552
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2603979A Expired JPS6026460B2 (ja) | 1979-03-06 | 1979-03-06 | 移動体過速度検出装置の通過センサモニタ回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6026460B2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-06 JP JP2603979A patent/JPS6026460B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55117967A (en) | 1980-09-10 |
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