JPS60263789A

JPS60263789A - 弁機構

Info

Publication number: JPS60263789A
Application number: JP11884084A
Authority: JP
Inventors: Yuken Ueno; 有硯上野
Original assignee: N T C KOGYO KK
Current assignee: N T C KOGYO KK
Priority date: 1984-06-09
Filing date: 1984-06-09
Publication date: 1985-12-27

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、温度変化により自動的に開閉作動する弁機構
についての改良に関する。

温度上昇より自動的に弁口を開放する温度逃し弁、温度
変化に応じた弁口の開度な変化さすようにした温度調節
弁等の、温度変化により自動的に開閉作動する弁機構は
、従前にあっては、弁に、弁口を狭める側に付勢する／
ヘネを連繋するとともに、所定の温度においてそのバネ
のバネ圧に抗して弁口を拡〈側に動かすサーモ機構を連
繋することで構成していることから５構造が複雑となり
。

また、微妙な調整を要することから、誤作動が起り易い
問題があった。

、４．、発明は、この問題を解消せしめるためになされ
たものであって、構造を複雑にしているサーモ機構を用
いずに、極めて簡単な構成をもって、誤作動の生じない
弁機構を構成し得るようにすることを目的とする。

そして、本発明においては、この目的を達成するだめに
、所定の温度で線素材の間隔が粗のコイルとなる形状に
記憶させた記憶合金をその記憶温度以下において線素材
が水密に密接するコイルに巻付は成形し、その記憶合金
よりなるコイルの軸線方向の一方の端部の開口を密閉し
、他方の端部の開口を弁箱に設けた連通口に水密状態に
接続せしめて弁機構を構成する手段を提起するものであ
る。

次に実施例を図面に従い詳述する。

第１図において、１はボイラーＡのかま、２はそのかま
１の内部に装設した火炉、２０は火炉２に内に燃料を燃
焼させて噴射するバーナー装置、１０は前記かまｌ内に
水を供給する給水管を接続するようかまｌに設けた接続
筒、１１はかま１内で沸した湯を取出す取出管３を接続
するようかま１に設けた接続筒であり、４はかまｌ内の
湯が異常に昇温したときに、外部に排出するようかま１
に接続した本考案による弁機構たる温度逃し弁を示して
いる。

］二足温度逃し弁４は、第２図に示している如く、弁箱
（ボディ）４０の底面側に、前記ボイラーＡのかまｌに
設けた接続７１１２と螺合して接続する接続筒部４Ｊを
具備し、−・側にトレンパイプを接続するための接続筒
部４２を具備する。そして、前記底面側に設けた接続筒
部４１の突出端部には、それの内径を狭めるように隔壁
４３が設けてあり、その隔壁４３の中心部位の開放口を
Ｍ通口４４に形成しである５は線素材をコイル状に巻いた記憶合金で、ボイラーＡ
に装着されるサーモスタット（図示していない）により
通常規制される−［−眼温度の８０度Ｃ伺近に設定した
記憶温度以上に上昇してくることで１巻かれた線素材の
間隔が粗のコイルａとなる形状に記憶させである。そし
てこの形状に記憶させた記憶合金５をその記憶温度以下
において、巻かれた線素材が水密に接合して螺旋に連続
するコイルａを構成するよう成形し、そのコイルａの軸
方向における一方の端部の開口５０は盲板５１を水密に
取付けて密閉し、他方の端部の開口５２を、前述した連
通口４４を具備する隔壁４３の外面側に、その連通口４
４を取囲むように水密ｔこ接続しである。

このように構成される温度逃し弁４は、ボイラーＡのか
ま１内の湯（または水）の温度が記憶合金５の記憶温度
以下のときには、コイル状に巻かれた記憶合金５が、８
２図に示す形状のコイルａを保持して、連通口４４を蓋
するようになり、かつ、かま１内の湯の圧力が盲板５１
にかかり、密に巻かれて古着状態に隣接している線素材
を一層堅く締付けるようになることで、閉塞状態を保持
するよう作用し、かま１内の温度が異常に上昇して記憶
温度以上になると、記憶合金５よりなるコイルが第　図
に示す如く線素材の間隔を粗としたコイルａに変態し、
その粗となった線素材の間隔から、かま１内の湯が連通
口４４に流入してドレンバイブに排出されていく開放状
態となるよう作用する。

次に第４１４は、別の実施例を示している。この例は、
弁箱４０の接続筒部４１の先端部に隔壁４３を設け１そ
の隔壁４３に設けた連通口４４に、密に接合せしめて螺
旋に巻いた記憶合金５よりなるコイルａに、記憶温度以
上に一上昇ることで線素材の間隔が粗のコイルａの形状
を記憶させておいて、それの軸方向の一方の端部の開口
５２を接続し、他方の端部の開口５０を盲板５１で密閉
することで、温度逃し弁４とすることについては、前述
の実施例と変わりないが、盲板５１には、それの内面側
に」一方に向けて突出する軸杆５３を設け、この軸杆５
３の先端部を、弁箱４０の接続筒部４１内に突入させ、
この突入端部と隔壁４３との間に戻しバネ５５を設ける
ようにしである。

次に　第５図及び第６図は、流体の温度変化によりその
流体の流量を変化させる温調弁６（温度調節弁）に実施
した例を示している。同図において、６０は弁箱で円筒
状に形成してあり、一端側に形設した接続筒部６１に流
出口６２が開口し。

他端側の接続筒部６３には、流入口６４・・・を具備す
る蓋板６５が装脱自在に螺着しである。また、内部の前
記流出口６２に寄る部位には、軸心部位に連通口６６が
開放する隔壁６７が設けである。

そして、前記隔壁６７と蓋板６５との間に形成されるチ
「室内に、前述した記憶合金５よりなるコイルａ′が、
軸方向の一方の端部の開口５２を前記連通【コロ６に水
富に接続させ、画板５１で開口５０を密閉した側の端部
が前述の蓋板６５と対向する状態に配設してあり、その
盲板５１と蓋板６５との間には、戻し、・ヘネ６８が装
設しである。

しかして、前記記憶合金５よりなるコイルａ′は、第６
図に示している如く、線素材の間隔が粗のコイルａの形
状に記憶させてあり（密の状態に記憶させておく場合も
ある）、記憶温度以上になることでこのコイルａの形状
に変−態するようにしであることについては、前述した
弁機構である温度逃し弁と同様であるが、第５図にある
ように、線素材が狭い間隙ｄ・・・を形成して隣接する
形状のコイルａ′に成形しである（記憶させたコイルａ
の形状が、間隙ｄを狭くしているときは、間隙ｄを広く
成形する）。そして、これにより、記憶温度以下の低温
にあるときには、流入口６４から流入して流出口６２に
流れる流体の流量が、コイルａの線素材の隣接する狭い
間隙ｄ・・・で絞られた量となり、記憶温度以上になる
と、第６図にあるよう線素材の間隙ｄ・・・が拡がって
、流量を増大さすようにしである。

なお、記憶合金５に記憶させたコイルａ′の形状が、線
素材の間隙ｄ・・・を狭くしであるときは、記憶温度以
上になることで、逆に、濃酸を減少さすようになる。

以上説明したように、本発明手段は、記憶合金５で成形
したコイルｌが、流体の温度り昇により１記憶合金５に
記憶させておい形状のコイルａに変態することで、その
コイルにの線素材の隣接する間隙が拡縮するようにし、
これにより流体の流量の制御、または開閉制御を行なわ
すのであるから、サーモ機構を全く使用しないで、しか
も、極めて簡略にした機構をもって、温度変化により自
動的に開閉作動する弁機構が得られるようになる

【図面の簡単な説明】

図面は大発明による弁機構を示し、第１図は本発明によ
る温度逃し弁を設けたボイラーの一部破断したＩＬ面図
、第２図は同上温度逃し弁の低温時における縦断正面図
、第３図は同上の高温時における縦断正面図、第４図は
別の温度逃し弁の実施例の縦断正面図、８５図は本発明
による温調弁の低温縦断側面図、第６図は同上温調弁の
高温時１こおける縦断側面図である。図面符号の説明Ａ・・−ボイラー　ａ・ａ・・・コイルト・・かま　ｌ
Ｏ・１１−１２・・・接続筒２：・・火炉　３・・・取
出管　４・・・温度逃し弁４０・・・弁箱　４１・４２
・・・接続筒部４３・・・隔壁　４４・・・連通口　５
・・・記憶合金５０−５２・・・開口　５３・・・軸杆
５５・・・戻しバネ　６・・・温調弁６０・・・弁箱　６１・６３・・・接続筒部６２・・・
流出１」　６４・・・流入１］　６５・・・蓋板６６・
・・連通［」６７・・・隔壁　６８・・・戻しバネ第１
図

Claims

【特許請求の範囲】

所定の温度で線素材の間隔が粗のコイルとなる形状に記
憶させた記憶合金をその記憶温度以下において線素材が
水密に密接するコイルに巻付は成形し、その記憶合金よ
りなるコイルの軸線方向の一方の端部の開口を密閉し、
他方の端部の開口を弁箱に設けた連通１コに水害状態に
接続せしめてなる弁機構。