JPS60262302A - 水中灯 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （技術分野） 本発明は、ランプハウス内に浸入した水を収容する空間
を形成した水中灯に関する。

（背景技術） 水中灯とは、一般に船上からのケーブルによりランプハ
ウスを水中に吊り下げてランプハウス内のソケットに嵌
装されたランプを点灯させて、漁業用隼魚灯や水中作業
灯として使用するものをい）。

まず、本Ｍ出願人が提案しようとしている水中灯の基本
的な構成を説明して、併せてその問題点に言及する。

第２図は本件出願人が提案しようとしている水中灯の基
本構成を示した図であり、同図（Ａ）は側面図、同図（
Ｂ）は平面図である。

ランプ１はガラス容器に発光部を収容した水中用発光灯
であって、例えばハロゲンランプが用いられている。ラ
ンプ１は発光部１ｆと、この発光部１ｆに連設された円
筒部１ａと２円筒部１ａの口径よりも小径の基部１ｂと
１円筒部１ａと基部１ｂとを結ぶ傾斜部ＩＣと、基部１
ｂに連接する口金１ｄとからなり、発光部１ｆの内部に
はフィラメント１ｅが設けられている。ランプ１の口金
１ｄはランプハウス２に設けられたソケット３に嵌装さ
れている。ランプハウス２の外周には冷却用のフィン２
ａが設けられている。ランプハウス２の上方はＯリング
５を介してヘッド４で水密に封止されている。へ、ド４
の頂部からはケーブル６が導出されており、パツキン７
．７ａを介してパツキン押え８で水密に封止されている
。ケーブル６はソケット３にねじ３ａ、３ａで接続され
ている。ランプハウス２の開口部側には３本のガードス
テー１２がねし止めされており、ガードステー１２には
ウェイト１３が固定されている。ガートステー１２はラ
ンプ１を水中の障害物等から保護するためのものである
。ウェイト１３は水中灯を迅速に水中に沈下させるため
のものである。

本件出願人は、高水圧下に使用に耐えるランプハウス２
の開口部のランプ１を保持する構造をすでに提案してい
る。この構造について略述する。

パツキン９の一端９ａは、ランプハウス２の開口部２ｈ
の端面に当接されている。パツキン９の内側は、ランプ
１の基部１ｂと当接する小径内壁９ｂと、ランプ」の円
筒部１ａと当接する大径内壁９ｄと、ランプ１の傾斜面
ＩＣに当接する傾斜内壁９Ｃが形成されている。パツキ
ン９の外側は他端に傾斜部９ｅを有する円柱状の外壁９
ｒにより形成されている。パツキン９はバ、キン押え１
０１：ｌｌ　ｅ　Ｊａ　ｕ”＆Ｃ！ＩＱ−ｙ７ｙ’ｔ゛
″ｘ２Ｃｖ″Ｊｌ′Ｔｌ　ｔ”、＝　Ｃｈにより締め付
けられる。パツキン９の外形寸法はランプ１．ランプハ
ウス２．パツキン押え１０で形成される空間よりも大き
く成形されている。このため、パツキン押え１０が締め
付は固定されたときに、パツキン９に発生ずる内部応力
により、パツキン９には均一な圧縮応力が作用して、ラ
ンプ１の各面に−・様に密着される。

前記構造では、ランプ１の各面の寸法精度が比較的低く
ても水密を保つことができる。また、パツキンの体積や
パツキンが収容される部分の容積が製造上の誤差によっ
て変化しても、電球の軸方向の位置が少しずれることに
よりひとりでに前記容積の誤差を補正するので、バ、キ
ン押えの締（＝ｊが容易であると共に電球に過大な応力
がかかって破損する思れもない。つまり、水中灯のラン
プハウス２の開Ｉコ部とランプ１との水密は保たれると
ともに、ランプ１のＩ」金１ｄの方向への移動も回避で
きる。

しかし、パツキン９をパツキン押え１０で締め付けて糺
み立てる際に、パツキン９とランプ１またはパツキン押
えＩＯとの間にゴミ等が挾まっていた場合には、を毎中
で圧力が高くなると、その間隙から海水が浸入する可能
性がある。

また、海中で使用しζいるときに何らかの原翫でランプ
１が破損した場合に、ランプハウス２内が海水にｙ、％
されてしまう。この場合、ケーブル６の一端は船上の大
気圧に接続されているが、他端は海中の高川下Ｇこ置か
れることになる。この圧力）ｆ＋’：　ｌ’冗１′、す
、海水はケーブル６の芯線の隙に浸入しＹ：　ｌ：、　
’Ｒ−４’　Ｚ、＋。ケーブル６を船上に巻き上げても
、心線内のｌＮ水の大部分は抜けずに残ってしまう。

新し２いランプｌと交換して再び海中に沈下させると、
重力でケーブル６の芯綿内の海水が落下し、ランプハウ
ス２の内部にその海水が溜りソケットの充電部金属を短
絡さ−Ｕ焼損させる事故が多発していた。このため、ケ
ーブル６゛は高価であるにもかかわらず、一度海水が浸
入してしまうと、再び使用することはできなかった。

（発明の目的） 本発明のｄ的はランプハウスに水を収容する空間を設り
るごとにより、多少の水がランプハウス内に浸入し７て
も、その水がソケットとランプとの充電部金属に浸入し
て短絡事故の発生ずるのを防止できる水中灯を提供する
ことにある。

（発明の構成） 前記目的を達成するために本発明２による水中灯は、支
持容器に収容されたソケットに水中発光灯が嵌装され、
前記支持容器の開口部と前記水中灯が水密構造で保持さ
れた水中灯において、前記ソケットと前記水中発光灯と
の充電部金属から一定の沿面距離を保った前記支持容器
内空間に、容器内に浸入した水を収容する空間を形成し
である。

前記構成によれば本発明の目的は完全に達成できる。

（実施例） 以下、図面等を参照して本発明をさらに詳しく説明する
。

第１図は本発明による水中灯の実施例の主要部を示した
図であって、同図（Δ）は平面断面図。

同図（Ｂ）は一部破断して示した側面図である。

なお、前述の基本構成と同様の機能を果たす部分には同
一の符号が（＝ｔ　Ｌ、である。

ランプハウス２の開口フランジ部はパツキン押え１０を
ねじ１１で固定するとともに、ガートステー１２をねし
１２ａで固定する部分である。本実施例では、このフラ
ンジ部の内側に水タンク２Ｃを設りである。

水タンク２ｃは第１図（Δ）に示すように、ねじ１１の
ねし孔２ｄ、ねし１’２ａのねし孔２ｅおよびガードス
テー１２の挿入孔２ｆを逃げるよ・うな形状に成形され
ている。水タレク２ｃは第１図（Ｂ）に示すように、上
端はランプ１の目金１ｄから少なくとも沿面距ア１（α
だり隔たっていることがａ・要である。この沿面距離α
は２００■の電圧を印加したときには、少なくとも１２
ｍｍは必要である。この水タンク２ｃの下端はバ、キン
９により外部から水密に保持されていることば前述の通
りである。

、二のように、ランプハウス２に水タンク２ｃを・’Ｉ
Ｉ”　ＪＦ−ｎ’；、Ｌ、７あ’、ｙ（ＤＴ：、’ＭＪ
’ａＯ）よう’ｌ　’ｒ　−）’　ｔ、６０７；線内に
浸入した水が流出してきたときには、その水はランプハ
ウス２の内壁と絶縁材料からなるソケット３の外壁との
間隙を通って、タンク２ｃ内に収容される。水中灯はケ
ーブル６で懸垂されているので、水中での揺れ角が一定
範囲に限られるので、水タンク２ｃに収容された水が使
用仲にソケット３内に流れ込むこさばない。

水タンク２ｃに収容さ力、た水はランプ１の交換時等に
ランプ１を外・Ｕば自然と排出される。水タンク２（、
の丁端部に傾斜面か形成されているのは排水をしやすく
するためである。

（発明の効果） 以上詳しく説明したように、本発明によれば、ランプハ
ウス内に浸入した水を収容する空間を形成したので、多
少の水の浸入ではその水が充電部金属に浸ることはなく
なり、短絡事故を起こすことはなくなった。

このため、−（爪木に浸ってしまったケーブルでも再度
使用することが可能になった。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による水中灯の実施例の主要部を示した
図であって、同図（Δ）は平面断面図。 同図（＋３）は一部破断して示した側面図である。 第２図は本外出廓人が提塞しようとしている水中灯の基
本構成を示した図であり、同図（Ａ）は側面図、同図（
＋３）は平面図である。 １・・・ランプ　２・・・ランプハウス２ｃ・・水タン
ク ３・・・ソケット　４・・・ヘット− ５・・・○リング　６・・・ケーブル ７・・・パツキン　８・・・パツキン押工９・・パツキ
ン　１０・・・パツキン押工１１・・−ねし　１２・・
・ガーＩ・ステー１３・・・ウコニイト 特許出願人　二國機械工業株式会社 代理人　弁理士　井　ノ　ロ　溝 片１図 （Ａ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 支持容器に収容されノこソケットに水中発光灯が嵌装さ
   れ、前記支持容器の開口部と前記水中灯が水密構造で一
   保持された水中灯において、前記ソケットと前記水中発
   光灯との充電部金属から一定の沿面距離を保った前記支
   持容器内空間に、容器内に浸入した水を収容する空間を
   形成したことを特徴とする水中灯。