JPS60261658A - 複合線状体の製造方法 - Google Patents

複合線状体の製造方法

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JPS60261658A
JPS60261658A JP11761784A JP11761784A JPS60261658A JP S60261658 A JPS60261658 A JP S60261658A JP 11761784 A JP11761784 A JP 11761784A JP 11761784 A JP11761784 A JP 11761784A JP S60261658 A JPS60261658 A JP S60261658A
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JP
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copper
crucible
copper alloy
wire
cylinder
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Application number
JP11761784A
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English (en)
Inventor
Mamoru Koyama
まもる 小山
Hiroshi Imanishi
今西 浩史
Takanori Fukuda
福田 孝祝
Yoshiaki Ijiri
井尻 義昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Publication of JPS60261658A publication Critical patent/JPS60261658A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B22CASTING; POWDER METALLURGY
    • B22DCASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
    • B22D23/00Casting processes not provided for in groups B22D1/00 - B22D21/00
    • B22D23/04Casting by dipping

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は銅線芯材上に銅合金浴全付着鋳造する方法に係
り、任意の商業的な少量生産または連続生産に適する方
法に関する。
従来技術 電子機器部品のリード線、特に半導体に使用するリード
線については、導電率が95%lAC3以上であって、
耐熱性、耐曲は性全有し、且つ価格の安価なリード線が
要求さnている。こnらの要求を満足させるためには、
導電率のすぐ几だ純銅線を芯線材とし、その外部被覆と
して純銅中にA2、In、Snなどの添加元素を適当量
加えた銅合金材全被覆すnば、製品価格は引下げらn、
導電率は純銅線の芯材で補償さ几、耐熱性は外部被覆の
銅合金材による再結晶温度の上昇により向上し、耐曲げ
性は銅合金材の機械的強度によって補足さ7″し得ると
考えら几る。上記のリード線にもとづく構成の複合線状
体の製造方法には、冷間または熱間圧接法、通電圧接法
、鋳ぐるみ法、若しくは静水圧押出法などがある。冷間
捷たは熱間圧接決着1、 <は通電圧接法は被覆材の厚
さが最大15%以下であり、技術的に厚さの制限がある
ために耐曲げ性金向させることにおいて問題がある。鋳
ぐるみ法は銅線芯材を鋳造金型中におき、その周囲に銅
合金を鋳造し、得ら几た複合鋳造材を熱間圧延をするが
、非連続生産であり、芯材と銅合金の融点が接近してい
るため製造上むつかしい。静水圧押出法は予め複合素材
の押出用ペレットヲ製造する上において、また多大な設
備費を要することからもコスト高となる。一方、銅線芯
材を、溶鋼を収容するルツボの底部から上方に引上げて
付着鋳造し、荒引銅線ロッドを得るデツプフォーミング
方法(以下、DIP方法と記す)は、その被覆厚・) 
さが大略32・5″″′あるから・」・記した要求“も
とづく構成のリード線、すなわち95%IAO8以上の
導電率と耐熱性、耐曲げ性を有し、且つ安価な複合線状
体を製造するのに適していると言い得る。例えば、CI
λ−Ai’ (0,08*t%)およびOu −In 
(Q、l 3 wt %)の二元合金のソリッド線状体
と同様な合金組成−1DIP方法により銅線芯材の断面
積全1として被覆厚の断面積全1.65とするように付
着鋳造させると、0.6=φのリード線1Ton当たり
のAノの減量は約0.3印となり、 Inでは約0.5
Kgとなる。かかる八2、Inなどの減量は製造コスト
に多大な効果を与えるものとなる。DTP方法は、芯材
と同一の化学組成でも異なる組成のものであっても製造
さ几、銅の上に銅、鋼の上に銅を、鋼の上に鋼のような
組合せにより、被覆ロッドが形成さnるとしている。し
かしながら、銅の上に銅合金浴を被覆することについて
は何ら明らかにさnていない。このDTP方法について
簡単に説明すると、純銅線ケ先づ伸線し、皮剥装置を通
して表面清浄な銅線とし、該銅線ぼ地下に設置さ几たキ
ャプスタンによって導引さn、溶融銅浴を収容するルツ
ボの底部に設けらnた真空部およびインサート部材から
ルツボ中に導入さ几る。ルツボ中で銅線芯材の周囲に一
定の溶融銅を付着鋳造させて垂直に引上げて鋳造銅線ロ
ッドを得る。次いで、鋳造銅線ロッドは還元性雰囲気に
調整さ几ている水噴霧の冷却装置およびガイドロールか
ら圧延装置に導か扛て銅荒引線まで圧延さ几巻取装置に
巻取ら扛る。他方ルツボへの溶鋼の供給は電気銅全還元
性雰囲気で調整さnている予熱炉で予熱し、更に溶解炉
で誘導加熱により電気銅を溶解し、該溶鋼を供給炉に送
り、ここで還元性雰囲気のガス圧全自動的に制御して、
保持する溶鋼の一定量を無酸化雰囲気に保持さnる鋳造
ルツボ中に出湯する。このように、DIP方法は電気銅
の溶解装置、銅線芯材皮剥装置、ルツボによる鋳造装置
、鋳造材全圧延する圧延装置巻取装置の各要素で構成さ
n、各装置の運転は相関的に制御さ几て、銅の上に調音
付着鋳造させる製造方法として知らnている。従って、
鋼上に銅を、銅合金上に銅を付着鋳造させる場合、溶鋼
を鋳造ルツボ中に供給することにより問題なく装置でき
ることが肯定さ庇る。しかし、銅線芯(5) 材に銅合金浴を付着鋳造させる場合、銅合金浴をDIP
方法のいずnの個所で生成させるかが問題となる。例え
ば、溶鋼を収容する黒鉛ルツボ上から直接A?、丁n 
、anなどの添加元素を添加すると、ルツボ内では十分
な攪拌と添加元素の拡散による保持がなされないために
、ルツボ中の銅合金浴の表面部、中間部、下底部におけ
る銅合金組成は不均一となり、銅線芯材をルツボの下部
を通して銅合金浴を付着鋳造させ垂直に引上げる場合、
凝固時に八2、In、Snなどの添加元素が偏析し、不
均一組織の複合線状体ロッドとなる。かかる該ロッドを
次工程の圧延装置で圧延すると、鋳造組織の不規則性の
ため、割fL全生じ断線に至るので、連続生産すること
が不可能となる。従って、上記の複合線状体全連続生産
するためには、均一な銅合金浴を鋳造ルツボ内に安定状
態で連続的に供給する必要がある。このようにするには
、例えば、溶解炉から溶鋼を供給炉に供給する出湯の入
口で、A2、工n、Snなどの添加元素を加えて銅合金
を生成させると、攪拌がなさn、添加元素(6) の拡散による保持時間が十分とnるので、供給炉内の均
一な銅合金浴を還元性雰囲気のガス圧を自動的に制御し
て、鋳造ルツボ中に供給することができる。かかる状態
で銅線芯線上に銅合金浴を付着鋳造させると均一な複合
線状体ロッドを得ることができる。しかしながら、DI
P方法による銅荒引線の製造は連続大量生産するもので
あるから間欠的な少量生産の複合線状体の製造に、上記
に述べた八2、丁n、Snなどの添加元素を供給炉に添
加すると、供給炉はそnらの添加元素の不純物で汚染さ
几るので、供給炉内を完全に清掃処理會しておかないと
、以後の銅荒引線を製造することが不可能となる。その
理由として、電気銅のような純銅に添加元素による微量
の不純物が混入すると、純銅の軟化温度が上昇すること
になる。そのため、DIP方法で製造さnた銅荒引線全
連続伸線軟化機にかけて適当な線径に伸線し、軟化す1
 る場合、線材の長さ方向に不規則な軟化不良が続発し
て生産上多大な損害を受けることになる。また、とのよ
うな不純物の混入は導電率を低下させる大きな要因とも
なる。そのため、供給炉内の添加元素による不純物元素
全除去するには、多量の溶鋼でもって不純物元素を希釈
し、該溶鋼を除去する回収清掃処理が繰返し必要となる
。この処理は生産上支障をきたすと共に多大の経費と労
費を伴うので好ましいものではない。
発明の目的 本発明はかかる現状に鑑みてなさnたもので、DIP方
法による本来の銅荒引線の製造を損うことなく、銅線芯
材に適当な銅合金浴を付着鋳造させ、少量生産でも大量
生産の何肛にも適用させ、省資源化、高能率化および高
品質化を計り、且つ複合線状体を生産計画に合せて連続
的に安価に製造すること全目的とするものである。
発明の構成 本発明は銅の溶解装置、溶鋼供給装置、芯材皮剥装置、
黒鉛ルツボの鋳造装置、冷却装置、圧延装置および巻取
装置からなる各要素で構成され、そルらの運転が相関的
に制御さ庇る荒引銅線ロッドを製造する方法において、
溶鋼を収容させる黒鉛製鋳造ルツボ内に、同質の円筒状
円筒を同心円状に配し、内外筒を黒鉛製スペーサで固定
して内外筒を有する鋳造ルツボを形成し、前記鋳造ルツ
ボの下部に設けたインサート部材より銅線芯材を導入さ
せ、供給炉より溶鋼の一定量全鋳造ルツボの外筒部内に
出湯し、該出湯の直上より還圧性ガスを流入させる金属
管内に添加元素の単体金属線または銅合金母線を挿入し
、その一定量全外筒部内で溶解し、銅合金浴を生成させ
、内筒下底部に設けた二重上の通路から前記の銅合金浴
を円筒部内に流通せしめ、大気圧より高い還元性ガス全
外筒部内から円筒に穿孔した通孔を通して円筒部内に導
入させ、鋳造ルツボ上のスペーサの中心通孔より、還元
性ガスを大気に放出する雰囲気にある前記内筒の鋳造ル
ツボ内で、銅線芯材上に銅合金浴を連続的に付着鋳造さ
せることを特徴とする複合線状体の製造方法である。本
発明の構成について更に具体的に説明する。本発明によ
って得らnる複合線状体は内層部の銅線芯材と外層部に
形成さnる銅合金との断面積比全1=1〜約2の範囲と
(9) [7て、製造することが好ましい。この場合において1
.上限に示す断面積比を1゛約2とするのは、DIP方
法による製造上の制限があるためである。
捷た、下限に示す断面積比を1゛1とするのは、銅線芯
材の引上速度と鋳造ルツボ中の溶湯の高さなどによって
その比を下げることができるが、1−1未満にすると外
層部に付着鋳造する銅合金の強度では耐曲げ性を補足す
る効果、すなわち銅合金の被覆厚が薄くなるため好まし
いものではない。
供給炉から内外筒を有する黒鉛製の鋳造ルツボの外筒部
に溶銅を出湯させて、該外筒部内で添加元素の単体金属
線または添加元素との銅合金母線を外筒部内に挿入して
銅合金浴を形成させる場合、還元性ガスの雰囲気中で前
記金属線を挿入させる位置は外筒部内のいず几の個所で
もよいが、供給炉から鋳造ルツボの外筒部内に溶鋼を出
湯させる直上位置が最も好ましい。上記の挿入位置で銅
合金浴全生成させると、添加元素と溶鋼とがよく攪拌さ
n1且つ拡散さ扛た銅合金浴となって、外筒部内から内
筒部の底部に設けられた通孔を通って(10) 円筒部内に連続的に銅合金浴が流入するので、内筒部内
を通る銅線芯材上に、均一な銅合金組成全付着鋳造させ
ることができ、偏析のない複合線状体を製造することが
できる。本発明に用いる銅合金浴としでに1、虐r−A
f、0u−In 、Cu −fEn系の添加元素量の少
ない銅合金とし、その添加元素の含有量は、銅に対して
0.02〜0,1.5Wt係の範囲とするのが好寸しい
。上記の場合、添加元素の含有量がo、o2−t%未満
であるときは、複合線状体(r IJ−ド線と17で加
工さnた後の耐熱性および耐曲げ性が不足し、また0、
15 wt %f越えるときは、複合線状体ロッドの圧
延加工時に割几を生じて好ましくない。上記以外の添加
元素量の少ない耐熱性銅合金例えば、 pb、Bi、O
r、CO、l’li 、Fe 、 Zr 、 Se 、
 To 、 Hf、 B 。
T+ 、 Pなどの添加元素の一種または二種以上を銅
に対して0.O1〜0.10wt%の範囲に添加し;1
 た銅合金浴が有効に使用できる。鋳造ルツボ上のスペ
ーサ部から外筒部内に還元性ガス全流入させるために設
けた金属管内に添加元素の単体金属線または添加元素と
の銅合金母線を挿入し、その一定量を外筒部内で溶解し
て銅合金を生成させる場合、前記金属管の材質はステン
レス管が好ましい。
金属管の材質を鋼材とすると、鋳造ルツボからの熱伝導
により鋼管が高温に加熱さ扛るので、Sn、Inのよう
な融点の低い単体金属線を鋼管に接触させて挿入すると
、銅管内壁はSnまたはInなどによって太きく侵食さ
几穿孔する。そのため、大気が鋳造ルツボ内に導引し、
銅合金浴全酸化させるおそnが生じるので好捷しくない
。特に、Sn。
工nのような融点の低い単体金属線を挿入させるには前
記ステンレス管′fr:4.0〜60°の傾斜角として
、該単体金属線全加熱さnたステンレス管に接触させな
がら一定速度で挿入すnば、肢管の温度勾配によって単
体金属線は溶融し、粒状塊となって外筒部内に連続的に
滴下するので銅合金を生成させるのに好ましいものとな
る。融点の高い添加元素は、予め銅合金母線としてその
一定量k 40’以上の傾斜角とした前記ステンレス管
中を通して外筒部内に挿入すnばよい。また、Af 、
In 、Snなどの添加元素の一定量を間欠的に前記ス
テンレス管中に投入してもよいが、その投入間隔は3〜
10秒の範囲とするのが好捷しい。10秒を越えると、
そルら添加元素との銅合金生成において濃度のバラツキ
が生じるため好捷しくない。鋳造ルツボの外筒部内より
円筒部内に流通させる還元性ガスの組成は水素2.5〜
4.5容積チ、−酸化炭素3.0〜5.0容積係、二酸
化炭素0.5〜2.0容積係、残部全窒素とするものが
好捷しい。窒素のような単独の不活性ガスのみでは、得
らnた複合線状体全冷却(7て圧延する工程で割Q’に
生じるため、好捷しくない。銅合金浴の酸化防止のため
に、鋳造ルツボ内に供給する還元性ガス量は前記のガス
組成[$−いて4〜7 N d / hr の範囲がよ
い。
供給する還元性ガス量が7 NJ / hr f越える
ときに、圧延時に複合線状体の鋳造部に割nを生じ、4
 NI / hr 未満のときも同様に割肛ヲ生ずる。
還元性ガスの供給量によって割nを生ずる原因はまだ十
分に究明していない。
次に本発明全実施例にもとづき説明する。
(13) 実施例1 12.71nmφの荒引銅線1ffi伸線装置2により
伸線し、皮剥装置3により荒引銅線lの金属表面を皮剥
して表面清浄な9.65−−φの銅線芯材4とする。
銅線芯材4はキャプスタン5を通り、内外筒を有する黒
鉛鋳造ルツボ6の底部中心に設けら几たインサート部材
7の入口から黒鉛製鋳造ルツボの内筒8内および外筒9
と内筒8を固定する黒鉛製スペーサ10の中心通孔11
全通して垂直に引き上げる。一方、電気銅12を一枚づ
つローラーコンベア13にのせて還元性のガス雰囲気中
、予熱装置14により予熱と光輝焼鈍を行ない、自動的
に電気銅を誘導加熱装置を有する溶解炉15中に送り込
み、還元性ガスの雰囲気中で溶鋼とする。溶解炉15中
の溶鋼は、供給管16を通して誘導加熱装置を有する供
給炉17に送り込む。供給炉17内の溶鋼は二つの隔壁
板18.19で仕切ら几た三つの区画室20.21.2
2に収容さn1還元性ガスの雰囲気中、1170±10
℃の温度範囲に保たn、その酸素含有量をlQPPm以
下に維持さく14) 几る。次に、供給炉17から溶鋼の一定量を連続芯材4
上に銅合金浴全付着鋳造させる。ブタン変性ガスを熱分
解して水素を含む還元性ガスを発生させるガス供給装置
23から管24を通して供給炉17の中央室21に還元
性ガスを送り、右室22から供給連管25を通して溶鋼
を黒鉛製鋳造ルツボ6の外筒9部内に出湯させる。管2
4から供給さ庇る還元性のガス圧は黒鉛製鋳造ルツボ6
への溶銅の出湯量が5.2Ton / h r となる
ように自動的に制御さnる。供給さ几た還元性ガスは管
26から右室22に入り、管27全通り、左室20から
溶解炉15および予熱炉14全通って大気中に放出さn
るように自動的に制御さ几る。ガス供給装置23から、
黒鉛製スペーサ10に45°の傾斜角で取付けら几たス
テンレス製のガスニ又導入管i 28に付す管29より
、5 NJ / hr の還元性ガスを鋳造ルツボ6の
外筒9部内に供給する。供給さ几た還元性ガスは外筒9
部内より内筒8に穿孔した複数の通孔30.30′(図
では2孔、4〜8孔がよい)を通って円筒8部内に入り
、スペーサIOの中心通孔11と鋳造複合線状体ロッド
31との間隙から大気に放出さ几る。この間隙を通る還
元性ガスの面積速度は約47.3−/分である。
上記したように、黒鉛製鋳造ルツボ6の内外筒部内の雰
囲気を還元性ガスで保ちながら、供給炉17から供給連
管25を通して、溶鋼p 5.2 T on/ h r
の割合で外筒9部内に供給すると共に、ガスニ又導入管
28の端部にシール部材32でシールセットさ几た銅合
金生成用の5mm) In線33を、導入管28の内壁
に接触させながら送り機(図示せず)を介して0.48
3−/分の線速で、外筒9部内に送り込み、溶融させ、
溶鋼の出湯直上に粒状塊と12で滴下し、外筒9部内で
均一なOu−工n合金浴全生成させる。生成さ扛た0u
−In合金浴は、外筒9部内から内筒8の底部に設けら
几た工具上の通孔42.42′(図では2孔、4〜8孔
がよい)全通って、内筒8部内に連続的に流入し、その
工n含有量がo、os=t’sに調整さ扛る。そして、
垂直に引き上げら几ている9、65=φの銅線芯材4上
にC・−In合金浴を付着鋳造させ、外径約1.6.0
−φの鋳造複合線状体ロッド31を連続的に長尺に形成
させる。この場合、黒鉛製鋳造ルツボ6内の0u−In
合金浴の温度が1150士20℃の範囲に維持するよう
に、鋳造ルツボの外周に誘導加熱装置が設けらnている
。次いで、鋳造複合線状体ロッド31は多段に設けら扛
た水噴霧の冷却装置34により950〜750℃の温度
範囲に徐冷さ几、駆動ロール35で曲げら几、ガイドロ
ール36を経て圧延装置37で圧延さn1冷却して8鵬
φの荒引複合線状体ロッド39とし、デッドブロック・
コイラー38に巻取る。鋳造複合線状体31が冷却装置
34、圧延装置37を通る間は還元性ガスの雰囲気で保
たnている。かくして得られた8mmmの荒引複合線状
体を常温で伸線し、0.6− φのリード線とした。こ
のリード線について、300℃XIO分間焼鈍した結果
の耐曲げ性(注)は1403・σであって、純銅のそ几
より250%大きく、且つ導電率は97.2%工(17
) ACBであった。(注)耐曲げ性とは線材に荷重をかけ
、線材ヲ35°の角度で曲げるに必要な荷重をトルク値
で示すものである。
実施例2 実施例1に詳記したと同様に、供給炉17から供給連管
25全通して溶銅f 5.2Ton / h r の割
合で外筒9部内に供給すると共に、ガスニ又導入管28
の端部シール部材32でクールセットさ几た2mmmの
Ay線33を、送り機(図示せず)を介して導入管28
内よシ2.10rn/分の線速で外筒9部内に送り、溶
鋼の出湯直上で、前記A2線33を溶解して、 Al含
有量が0.08wt%とする均一なCu −A9合金浴
を生成させ、該合金浴全9゜65鮒φの銅線芯材4上に
付着鋳造させて、その外径を約16.0=φの鋳造複合
線状体ロッド31を連続的に形成させる。この場合の黒
鉛製鋳造ルツボ6内の0u−A2合金浴の温度tI′1
1150±20℃の範囲に維持する。以下、実施例1と
同様に操作して、3 mmmの荒引複合線状体39を常
温で伸線し、0.6−mmのリード線とした。このリ一
ド線について、300 ℃X 10分間焼鈍した結果の
耐曲げ性は1401P−C++1であって、純銅のそれ
より250チ大きく、且つ導電率は99.9 % I 
Ac1であった。
実施例3 実施例1に詳記したと同様に、供給炉17がら供給連管
25全通して溶銅f 5.2 Ton / hr の割
合で外筒9部内に供給すると共に、ガスニ又導入管28
の端部シール部材32でシールセットさnた3 mmφ
In線33全、送り機(図示せず)全弁して導入管28
内より0.503−/分の線速で外筒9部内に送り、前
記Inn全全溶融滴下てIn含有量が0.03 wt 
%とする均一なCu−工n合金浴を生成させ、該合金浴
全9.65−、−φの銅線芯材4上に付着鋳造させて、
その外径全豹16.0=φの鋳造複合線状体ロッド31
全連続的に形成させる。以下実施例1と同様に操作して
0.6−mφのり) −ド線とした。このリード線につ
いて、3oo℃×10分間焼鈍した結果の耐曲げ性は1
201・鋼であって純銅のそ几より200%大きく、且
つ導電率は98.1q6エAC8であった。
発明の効果 Ou −Ay 、0u−In のような二元銅合金のソ
リッド線状体では、合金に添加するこnらの貴金属元素
の価格が高いため、必然、リード線としてのコスト高は
避けら几ない。コスト全引下げるために、そ扛らの添加
元素量全減少させると、導電率は向上するものの耐曲げ
性が低下して実用上問題となる。本発明により製造さn
る複合線状体はその内層部を銅線芯材とし、外層部f 
Cu −AP、Cu−In合金などの耐熱性合金で被覆
されるから、該銅合金のもつ強度で耐曲は性が補償さ几
、内層部に銅線芯材全使用するから導電率が向上し貴金
属添加元素の減量が実現さnlしかも一工程で製造さ几
るので生産コストが安くつく。更に、本発明によnば、
DIP方法による本来の銅荒引線の製造に支障をきたす
ことなく、単に鋳造ルツボ装置のみを従来のものと互換
して生産計画に合せた複合線状体を生産し得る効果は、
製造効率上多大な利点となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施にかかるDIP方法の基本装置の
系統図である。第2図は鋳造荒引銅線ロッドの製造に用
いら几る黒鉛製鋳造ルツボの垂直断面図である。第3図
は本発明に用いる内外筒を有する黒鉛製鋳造ルツボの垂
直断面図である。第4図はガスニ又導入管金設けた内外
筒を有する黒鉛製鋳造ルツボの平面図である。6.内外
筒を有する黒鉛製鋳造ルツボ、8:黒鉛製円筒、9:黒
鉛製鋳造ルツボ、28:還元性ガスおよび添加金属線を
導入させるガスニ又導入管、31:鋳造複合線状体ロッ
ド、40.ガス導入管、41:鋳造荒引銅線ロッド。 特許出願人 タック電線株式会社 (21) (自発)手続補正書 特許庁長官 志 賀 学 殿 1、事件の表示 特願昭59−117617号2、発明
の名称 複合線状体の製造方法3、補正をする者 事件との関係 本人 住所 〒578 東大阪市岩田町2丁目3番1号明細書
の発明の詳細な説明の欄 56 補正の内容 明細書第12項第10行から第11行の1上記以外の添
加元素量の少ない側熱性銅合金例え;1 ば、」を[上
記以外の銅合金浴としてAg、In、若しくは、」と補
正する。 (2)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 銅の溶解装置、溶鋼供給装置、芯材皮剥装置、黒鉛ルツ
    ボの鋳造装置、冷却装置、圧延装置および巻取装置から
    なる各要素で構成さn、そnらの運転が相関的に制御さ
    扛る荒引銅線ロッドを製造する方法において、溶鋼を収
    容する黒鉛製鋳造ルツボ内に、同質の円筒状内筒を同心
    円状に配し、その内外筒を黒鉛製スペーサで固定して内
    外筒を有する鋳造ルツボを形成し、前記鋳造ルツボの下
    部に設けたインサート部材より銅線芯材を導入させ供給
    炉より溶鋼の一定量全前記鋳造ルツボの外筒部内に出湯
    し、該出湯の直上より還元性ガスを供給する金属管内に
    添加単体金属線または銅合金母線を挿入し、その一定量
    を外筒部内で溶解して銅合金浴全生成させ、内筒下底部
    に設けた工具上の通路から前記の銅合金浴を内筒部内に
    流通せしめ大気圧より高い還元性ガスを外筒部内から円
    筒部内に導入させた雰囲気にある前記内筒の鋳造ルツボ
    内で、前記銅線芯材上に銅合金浴全連続的に付着鋳造さ
    せること全特徴とする複合線状体の製造方法。
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