JPS60259710A - タ−ビン制御装置 - Google Patents

タ−ビン制御装置

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Publication number
JPS60259710A
JPS60259710A JP11458684A JP11458684A JPS60259710A JP S60259710 A JPS60259710 A JP S60259710A JP 11458684 A JP11458684 A JP 11458684A JP 11458684 A JP11458684 A JP 11458684A JP S60259710 A JPS60259710 A JP S60259710A
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JP
Japan
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speed
valve
turbine
signal
control
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Application number
JP11458684A
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English (en)
Inventor
Masaki Taketomo
竹友 正樹
Hidesumi Kuwajima
桑島 英純
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D17/00Regulating or controlling by varying flow
    • F01D17/02Arrangement of sensing elements
    • F01D17/06Arrangement of sensing elements responsive to speed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Control Of Turbines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、タービンのインターセプト弁制御機構に係り
、タービン速度制御、特に負荷遮断後のタービン速度制
御に好適なタービン制御装置に関するものである。
〔発明の背景〕
第1図は、従来形の蒸気タービン過速防+I: !)!
i置を設けた発電プラン1−の−例を蒸気−制御系統図
である。
蒸気発生器1を出た蒸気は、主蒸気+にめ弁2゜(1) 蒸気加減弁3を通り、高圧タービン4へ導かれろ1゜高
圧タービン4を出た蒸気は再熱器5て山び加熱され、再
熱蒸気止め弁6.インターセプh jr7を経て、中圧
タービン8で仕事をし、低バタービン9へ導かれる。低
圧タービン9に出た蒸気(゛1.復水器10へ導かれ復
水される。この様ろ・蒸−をタービン発電機において、
発電機11のイ″+鱈lが急激に減少すると、出力と負
荷にアンバランスを牛し、それまで電気エネルギに変換
されていた蒸気の持つ熱エネルギのうち、アンバランス
分(即ち、タービン出力と発電機負荷の差分)がタービ
ンに)11C動エネルギとして与えられる。この結果、
タービン発電機の回転数は上昇し、その回転数による発
生応力のために、軸折損、翼飛散などの重大事故を発生
する恐れが有る。
上記のような過速による重大事故を防出するため、従来
一般に、通常運転時の回転数制御手段の他に、蒸気加減
弁3とインターセプト,1?、 7どの一方性くは両方
を急閉する機構が設けられている。
第1図に示した剥は蒸気加減弁3およびインタ(2) −セプト弁7がそれぞれ急閉機構を設けたものである。
上記の急閉機構は基本的に蒸気加減弁開度検出器122
発電機負荷検出器13.過速防止弁急閉回路14.およ
び蒸気加減弁駆動部15からなる。蒸気加減弁開度検出
器12の出力である蒸気加減弁開度信号Aと発電機負荷
検出器13の出力である発電機負荷信号Bとは、加速防
止弁急閉回路14に入力され、この急閉回路14で各々
の設定値と比較が行われ、共に設定値を満足すると、加
速防止弁急閉回路14より弁急開信号C及びDが発信さ
れ、蒸気加減弁駆動部15及びインターセプト弁7の急
閉機構の電磁弁を励磁し、蒸気加減弁、インターセプト
弁は急閉される。
第2図に上記の弁急開機構におけるインターロックのブ
ロック図を示す。発電機負荷検出器により検出されたg
!電機負荷が設定値X%以下でかつ蒸気加減弁開度が設
定値73以上の場合、蒸気加減弁及びインターセプト弁
の急閉電磁弁が励磁され、弁は急閉する。尚、タービン
出力を検出するのに蒸気加減弁開度に基づいて行なうの
は、定圧(3) 運転プラントの場合、第3図に示す如く、タービン出力
Eと蒸気加減弁開度Fとの間に一義的な関係が存在する
ことによる。尚、上記の加減弁開度は一般に、2次スピ
ードリレーをもしくは、加減弁サーボモータのストロー
クによって検出される。
また、」二連の如く、蒸気加減弁開度を一定値以上と定
めたのは、タービン出力が一定値以」二であるという条
件を設けたことを意味するものであって、その理由を第
4図を参照しつつ、次に略述する。一般に、負荷遮断等
によって蒸気タービンの回転速度が上昇する場合、遮断
時における負荷が大きいほど供給される熱エネルギも大
きいため。
蒸気タービンの回転速度」二昇率も高くなる。
第4図は横軸に時間Gをとり、縦軸に蒸気タービンの回
転速度Hをとって、負荷がそれぞれ25%16.5Q%
I7,75%16,100%19の時に負荷を遮断した
場合の回転速度変化を示したものであり、遮断時の負荷
が大きいほど回転速度の一時的」−昇の大きいことが表
われている。
上記の理由により、負荷が比較的低い場合は、(4) 前記のような弁急開機構を使用しなくても、通常の速度
制御機構によって蒸気タービンの過速を防止し得る。
次に従来用いられている蒸気タービンの通常時の回転速
度制御機構と危急遮断機能を併せ持つよう蒸気流量制御
装置の一例の系統図を第5図に示す。本図は組合せ再熱
弁タイプのものである。
蒸気流量制御弁Iは、再熱蒸気止め弁6とインターセプ
ト弁7とを併設し、ケーシングとを共用している。再熱
蒸気は矢印Jのごとくインターセプト弁7に流入し、再
熱蒸気止め弁6を通って矢印J′のごとく流出して中圧
タービン8に供給される。
上記の再熱蒸気止め弁6は、タービントリップ時に再熱
蒸気を遮断するオン、オフ機能のみを有する安全弁であ
り、インターセプト弁7は、蒸気流量制御と負荷遮断時
の危急遮断との二つの役目を持つ。タービン停止時は、
再熱蒸気止め弁6およびインターセプト弁7が全開状態
にある。起動のために制御機構(図示せず)がリセット
される(5) とイマージエンシーラインより、制御油Kが電磁角閉弁
20を通し、駆動シリンダ装置l、下部のディスクダン
プ弁21を押し上げる。一方、電磁角閉弁20を通った
制御油にはオリフィス22により、数秒遅れでシャット
オフ弁23を押し下げる。
これにより制御油Mは、シャン1−オフ弁23を通り、
サーボ弁24に導かれる。サーボ弁24は、D−EHG
25からの制御信号により、制御油Nをかいして、スプ
ールをインターセブ1〜弁開方向に動作させる。制御油
Mはサーボ弁24を通り、ピストン26を押し上げ、そ
のレバー機構I′をかいしてインターセプト弁7を開か
せる。上記系統は、通常時の回転速度制御系統であり、
危急時には、イマージエンシーラインからの制御油Kが
ドレンされ、インターセプト弁7は急閉する。
上記説明のインターセプト弁(D−EHG)は、機械油
圧制御(MHG)より推移9発展してきたものであり1
機械油圧式インターセプト弁の特性を電気油圧式に変換
したものである。本来、インターセプト弁に、加減弁同
様、蒸気制御弁の性質(6) を持たせてきた。加減弁は、出力周波数の振れ、蒸気条
件変動に起因するタービン速度の変化を常に追従し、制
御するために、その開閉機構は、連続的な制御のできる
ものでなければならない。クロスコンパウンド形蒸気タ
ービンにおけるダブルガバナ(2軸に各々1個のガバナ
を有し、高圧タービン軸設置ガバナは加減弁を、中圧タ
ービン軸設置ガバナは、インターセプト弁を制御する)
によるインターセプト弁と加減弁の制御が同様の調定率
をもって制御されている例は、インターセプI〜弁が流
量制御弁であることを証明している。しかしながら技術
の進歩により大容量のタンデム機が可能となり、ガバナ
が通常第7図のような調定率に設定されている場合、加
減弁は、周波数の振れ等による速度上昇に追従して流量
をしぼり、タービン速度が104%に達すると全閉する
。この時よりインターセプト弁は、タービン速度を制御
するわけであるが、加減弁によりしぼられ、タービンへ
の蒸気流入を塞化されているため、大きな速度」二昇は
なく、よって通常の速度制御にはイン(7) ターセプト弁が連続的に追従制御する必要はないことに
なる。
蒸気タービンにおいて、規定値以」二の急激な負荷遮断
又は負荷減少があった場合、非常制御装置に先立って、
過速度防止装置を動作させ、蒸気加減弁3及びインター
セプト弁7を制御してタービン過速度を防止する系統が
ある。
以下、上記のタービン過速度防止機構について説明する
タービンの速度信号は、タービン軸に取付けた歯車とこ
れに対向して設置した電磁ピックアップにより、回転数
に比例した周波数信号を発生し、これを速度信号に変換
したものである。
加減弁、インターセプト弁の制御ブロック線図を第6図
に示す。
速度制御ユニット0は定常状態におけるタービン実速度
27と設定速度28との速度偏差信号29あるいは、タ
ービン起動時におけるタービン昇速率31と、設定昇速
率偏差信号34をめるユニットである。タービン昇速率
31は、タービ(8) ン速度27を微分30することにより請求められる。昇
速率偏差信号29は、積分33された後、低値優先回路
35で速度偏差信号29と比較され、加減弁要求開度の
よ番〕小さい方の信号が選択され、負荷制御ユニットP
へ送られる。負荷制御ユニットPとは、加減弁3とイン
ターセプト弁7への流量制御信号をめること、自動負荷
追従回路への負荷設定信号と、負荷偏差信号(速度/昇
速率偏差信号)をめることである。弁流量信号は、負荷
設定信号に速度信号を加算した後、バイアス41を加算
したり、各種制限信号を加えてめられる。
負荷設定信号43を速度調定率設定器の後で、速度/昇
速率偏差信号と加算するのは、速度調定率αCV + 
αIcVと無関係に負荷設定ができるようにするためで
ある。発電機が系統に併入されていない場合、負荷設定
信号は、速度調節信号となり、タービン速度を系統周波
数に同期させる為に使用される。
通常負荷運転時タービン速度が増加し、定格速(9) 度よりも大きくなると、速度制御ユニツ1−からの速度
偏差信号42が負となり、速度調定率で定められた値だ
け加算弁への弁流量信号が減少する。
例えば、加減弁調定率が5%ならば、定格負荷運転時タ
ービン速度が定格より5%−上昇すると速度偏差信号が
100%負荷設定信号を打消して、加減弁は定格負荷位
1dから、無負荷位置まで閉動作することになる。
インターセプト弁流計演算回路には、インターセプト弁
を常時全開に保つためにバイアス41が加えられている
。このバイアス41け、タービン速度が上昇し、加減弁
流量信号が零になった時、ちょうどインターセプト弁が
閉まり始めるように設定されている。
負荷制御ユニットPを出た流層信号44.’15は、サ
ーボ増幅器46.50に入り、サーボ弁47.51を動
作する。サーボ弁47.51により調整される制御油は
インターセプト弁7.加減弁3を開閉する。また、加減
弁3.インターセプト弁7には、各々復調機49.53
が設置されて(10) おり、フィードバック制御される。
以上、E HG制御の蒸気加減弁、インターセプト弁の
制御方式を説明してきたが、以下1.インターセプト弁
についてのみ記する。
前述の制御ユニットをもう一度整理すると、ピックアッ
プにより得られた速度信号27は、設定速度28と比較
し、速度誤差29を得る。また、速度信号27を微分3
0することにより、加速度31が得られ、設定加速度3
2と比較し、積分加速度誤差34を得る。速度誤差29
と積分加速度誤差を比較し、低値優先35される。速度
/加速度誤差信号は、インターセプト弁調定率αlcv
を用い、速度信号を負荷信号に変換し、出力−負荷アン
バランスより得られる負荷信号43及びバイアス41を
加算し、サーボ増幅器50へ送られる。サーボ増幅器5
0は電気信号45を機械信号54に変換し、サーボ弁5
1を動作させ、駆動シリンダへの油を制御する。
ここで出力と負荷のアンバランスが生じた時のインター
セプト弁の制御をもう少し詳しく述べる。
(11) 負荷遮断が生じた時のタービン回転速度は、図4に示し
たが、実際には、速度制御、負荷制御により第8図のよ
うになる。図中、Qは負荷遮断後のタービン速度、Rは
インターセプト弁開度、′「は時間を示す。速度調定率
を第7図(a、b)に示すようにとる。負荷遮断が生じ
た瞬間に加減弁3インターセプト弁7は全閉し、タービ
ンへの蒸気流入を塞+hする。蒸気流入を塞11−され
たタービンの速度は減少するdこの時、自動ランバック
が作動し速度調定率は第7図a′、b′で示される位置
に設定される。タービン速度が定価の102%eまで低
下するとインターセプト弁は開きはじめる。
この時、加減弁は全閉状態にある。高圧側4及び再熱器
残存蒸気5がインターセプト弁7を通りタービン内に流
入し、タービン速度は上昇し始め、インターセプト弁は
閉じ始める。g点でインターセプト弁は再全閉し、ター
ビン速度が102%まで低下するまで全開状態を続ける
。その後同様の動作をくりかえすが、加減弁3が全開状
態にあるためタービンの速度は徐々に収束する。タービ
ン(12) 速度が102〜100%間でインターセプト弁は開閉動
作をくりかえし、I O0,2〜3%に不能すると、加
減弁が開きはじめる。最終的には、インターセブ1〜弁
7全開、加減弁3無負荷位置で平衝を保つ。上記は第8
図、インターセプト弁開閉線図に示す通りであり、イン
ターセプト弁開閉に多少の遅れをともない、タービン速
度は応答している。負荷遮断後Cは、負荷制御ユニツl
−Pと無関係に速度制御ユニットでタービン速度は制御
される。よって速度信号27を調定率αIcVをもちい
て負荷信号とするような複雑な回路を用いなくとも、速
度信号をベースに、ある速度以下でインターセプト弁全
開、ある速度以上で全閉を繰り返すことにより、同上の
回転数制御を実現しうる。
逐次、速度信号に従って、調定率内で、弁開閉制御をさ
せる必要は全くない。高圧タービン、再熱器中に残存し
ている蒸気もある限度を持っているため、全閉全開とい
う単純な制御をくり返すだけで十分無負荷位置に収束す
ることができる。
以上、インターセプト弁の単純な全開、全開と(13) いう機構で、タービン速度を制御するならば第6図に示
すインターセプト弁開定率、バイアス、サーボ増幅器等
の制御計算機内の演算回路を省略し、回路構成を単純化
すると共に、サーボ弁を使用せずに済むことになる。
サーボ弁は、高精度の複雑な構造でありこれを電磁急閉
弁のような単純な構造のものに置換えることができる。
電磁弁はサーボ弁と比較して、構造が単純であり、誤動
作、故障等の発生する確率はきわめて低くなる。
また、ピックアップによって得られた速度信号を常に調
定率を用いて負荷信号に変換する回路も省略でき、貼純
化により、その系統の(i頼(’Iを高めることができ
る。
また近年、どの発電プラントにおいても、負荷遮断が生
じた場合、より速く、タービン速度を整定し、所内重犯
運転状態(PCB)にもっていけるようにする要求が非
常に高まってきた。
今回のインターセプ1へ弁ON−〇FFN−上よれば、
タービン速度の安定な調定はややおとるも(14) のの、夕・−ビン間加速減速にともなう蒸気エネルギー
のロスが通常の場合に比較し、かなり大きいため、負荷
遮断後のタービン速度整定時間を短縮することが可能と
なる。尚、整定中のタービン速度の振れは、安全範囲内
(第1次昇速度以下)であるならば、何ら支障はない。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、制限設定速度をもうけ、電磁弁による
インターセプト弁の0N−OFF開閉によりタービン速
度制御機構、系統の単純化(高信頼性)を有するタービ
ン制御装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、タービン速度制御P、特に負荷遮断後のター
ビン速度の制御を現状のサーボ弁を用いた複雑な機構を
用いずとも、単純かつ高信頼性を有する機構とするため
、電磁弁による0N−OFF制御でインターセプト弁流
景制御をするようにしたものである。
〔発明の実施例〕
(15) 本発明は、出力−負荷アンバランスが生じた場合もしく
は急激な負荷減少を生した場合に、タービン速度の急激
な一ヒ昇による危険をかいひする「1的で、従来インタ
ーセプト弁制御をサーボ弁によって行っていたものを、
速度設定値X、、X2をもうけ、電磁弁によるON、O
FF制御で行うようにしたものである。
本発明を第9図及び第10図に示す。
第9図は、本発明のブロック線図である。タービン速度
信号27は、微分30され、加速度信号31となる。こ
の加速度信号31と設定加速度32を比較し、得られる
加速度誤差を積分回路33にて、積分加速度誤差34を
得る。また、速度信号27と設定速度28を比較し、速
度誤差29が得られる。両者を低値優先35し、その信
号42と負荷設定信号43を加算する。もし負荷設定信
号43か50の場合、信号43に加減弁調定率αcv 
(例4%)を用い速度信号に変換する一方速度信号27
と、設定速度28 (100)より信号29は−3とな
る、信号42及び43′(16) より信号57は−1となり、ヒストリシス55より両偏
差が一1以下になるとインターセプト弁は全閉し、偏差
が−0,1以上の時、インターセプト弁は全閉する。こ
の機能は、負荷遮断時のインターセラ1〜弁制御だけで
なく1通常の速度制御においても、加減弁全閉域上1%
内でインターセプト弁をON、OFF制御する。
上記インターセプト弁7の開閉機構は第10図に示す。
第】0図の概要は、はぼ第5図と類似しているが、シー
ヤットオフ弁23を通過した制御油Mは、電磁弁56に
入る。速度信号が、設定速度XIより小さい場合電磁弁
56は、励磁され、制御油Mを駆動シリンダL中に送ら
れ、ピストン26を押し上げる。ピストン26は、レバ
リンク機構■′を介して、インターセプト弁7を引き上
げる。逆に速度信号が設定速度X2より大きい場合、電
磁弁の励磁はとかれ、バネによってピストン26が押し
−Fげられ、駆動シリンダ内の制御油Mは、電磁弁56
よりドレンされ、ピストン26は降下し、(17) レバリンクr′を介して、インターセプ1へ弁7は押し
下げられる。
以上述べた機構を用い、負荷遮断時のタービン速度と、
インターセプト弁開閉状態の関係を第8図Sに示す。同
図は、設定速度X、を定格速度の101%、x2を10
2%としたものである。負荷遮断が生じた直後C,ツタ
−ン速度は、100数%に上昇dする。この時、出力−
負荷アンバランスにより、加減弁、インターセプト弁は
瞬時に全開状態となっている。このため、タービン速度
はある点より減少dしはじめ、タービンの貫性によって
回転する。タービン速度が101%jまで降下すると前
記第9図の回路より、電磁弁5Gが励磁され、インター
セプト弁7は全開となる。
ここで全開に多少の傾きがあるのは、電磁弁ポートの抵
抗によるものである。
j点で、インターセプトバルブが全開されろと、高圧タ
ービン4.再熱器5中に残存していた蒸気は、中圧ター
ビン8内に流入し、タービンを加速する。実線に比べ、
本発明によるタービン速度(18) (破a)の]二昇が大きいのは、弁開度の特性によるも
のである。1度に多量の蒸気を流されたタービン速度は
」―昇する。
タービン速度が、102%に達するに′と電磁弁56は
励磁が解かれ、インターセプト弁7は急閉する。インタ
ーセプト弁が急閉した後タービン速度は徐々に低下しタ
ービン速度が再び101%eに達するとインターセプト
弁は全開する。この動作を何回かくりかえすことにより
、高圧タービン、再熱器中の蒸気は減少し、ついには、
常にタービン速度が102%以下となり、蒸気量の減少
と供に、タービン速度は100%に整定する。
本発明の一実施例によれば、構造面、系統面。
性能面で以下の効果が得られる。
構造的には、高精度、高信頼性が保障されなければなら
ないサーボ弁に比べ、構造の単純な電磁弁でおき替えら
れる点にある。
サーボ弁は、速度信号とサーボ増幅器で増幅する。高圧
制御油を速度信号に合せトルクモータで制御しジエン1
へチューブよりスプール内にふん射(19) し、弁の位置を制御する。この場合、1lrlJ 弁H
+ HIH中の異物によるジェットチューブの根づまり
、トルクモータの誤動作、スプールの精度等多くの問題
点を有しており、これを構造の単純な電磁弁におきかえ
られことは、非常に信頼性を高めることになる。また、
価格的にもサーボ弁を用いる場合に比較し、10分の1
程度でおさえられるという利点を有す。
回路及び系統面では、速度信号を調定率を用いて負荷信
号に変換し、さらに、出力−負荷アンバランスからの負
荷信号を加算するという回路を省くことにより、系統の
信頼性を向」二できる。
また、性能面においては、負荷遮断後、定格無負荷運転
までの時間が短縮される。これは、現在の火力プラント
における重要な条件であるPCB(所内単独負荷運転)
をより効果的に実現できるものである。
第8図において、インターセプト弁全開後のタービン速
度の増加(加速度)は、現在のものに比較し大きい。こ
のことは、タービンを加速する際(20) に、蒸気のもつエネルギーを現状の締り調速に比較し多
く消費する。さらに、多量の蒸気を1度に流すことによ
る風損も大きい。よって同一蒸気量では消費するエネル
ギーが多く、収束時間は短くなる。ゆえに、タービン速
度の振幅を安全域で最大限にとるることが有利となる。
以上、」−記のごとく、構造、系統、性能面で、本発明
の大きな効果が得られうる。
本発明のインターセプト弁ON、OFF設定条件を、第
11図に示す如く、加減弁開度信号44(負荷信号)を
直接ヒストリシス58に入力することにより(1)同様
のインターセプト弁制御を可能とする。
〔発明の効果〕
本発明によれば、負荷遮断後のタービン速度の制御を単
純な機構で制御することができるので、高精度が要求さ
れ、複雑な構造であるサーボ弁を用いず、サーボ増幅器
、バイアス、調定率回路をかん酪化でき、それぞれの系
統の信頼性を高めることができる。また、本発明によれ
ば、負荷遮断(21) 後のタービンを、より速く、定格無負荷状態に収束する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来形の蒸気タービン過速防止装置を設けた発
電プラントの一例の蒸気−制御系統図、第2図は弁急開
機構におけるインターロックのブロック図、第3図はタ
ービン出力と蒸気加減弁開度の関係線図、第4図は負荷
をパラメータとした時の時間とタービンの回転速度の関
係線図、第5図は従来の組合せ再熱弁の系統図、第6図
は加減弁、インターセプト弁の制御ブロック線図、第7
図は加減弁、インターセプト弁調定率を示す線図、第8
図は負荷遮断後のタービン回転速度とインターセプト弁
の開閉状態図、第9図は本発明の一実施例のインターセ
プト弁の制御ブロック図、第10図は本発明の組合せ再
熱弁の系統図、第11図は本発明の他の実施例のインタ
ーセプト弁の制御ブロック図である。 1・・・蒸気発生器、2・・・主蒸気止め弁、3・・・
加減弁、4・・・高圧タービン、5・・・再熱器、6・
・・再熱蒸気1F(22) め弁、7・・・インターセプト弁、8・・・中圧タービ
ン、9・・低圧タービン、10・・コンデンサー、11
・・・発電機、/14.45・・・流量制限信号、46
.50・・・サーボ増幅器、47.51・・・サーボ弁
、48・・蒸気弁、49.53・・復調器、52・・イ
ンターセプト弁、54・・・機械信号。 代理人 弁理士 高橋明夫 (23) 第 1 目 茅3 目 茅4 目

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、高圧タービン及び低圧タービンを有するタービンの
    インターセプト弁によるタービン速度制御において、あ
    る制御設定速度域をもうけ、電磁弁によるインターセプ
    ト弁の0N−OFF開閉により、ターン速度を制御する
    ことを特徴とするタービン制御装置。
JP11458684A 1984-06-06 1984-06-06 タ−ビン制御装置 Pending JPS60259710A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11458684A JPS60259710A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 タ−ビン制御装置

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JP11458684A JPS60259710A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 タ−ビン制御装置

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JPS60259710A true JPS60259710A (ja) 1985-12-21

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ID=14641557

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JP11458684A Pending JPS60259710A (ja) 1984-06-06 1984-06-06 タ−ビン制御装置

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