JPS60258286A - オイルシェ−ルの乾留方法及びその乾留装置 - Google Patents

オイルシェ−ルの乾留方法及びその乾留装置

Info

Publication number
JPS60258286A
JPS60258286A JP11425884A JP11425884A JPS60258286A JP S60258286 A JPS60258286 A JP S60258286A JP 11425884 A JP11425884 A JP 11425884A JP 11425884 A JP11425884 A JP 11425884A JP S60258286 A JPS60258286 A JP S60258286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shale
carbonization
oil
oil shale
zone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11425884A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04511B2 (ja
Inventor
Takeyoshi Shishido
宍戸 孟由
Takashi Mori
高 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Engineering Corp
Original Assignee
NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NKK Corp, Nippon Kokan Ltd filed Critical NKK Corp
Priority to JP11425884A priority Critical patent/JPS60258286A/ja
Publication of JPS60258286A publication Critical patent/JPS60258286A/ja
Publication of JPH04511B2 publication Critical patent/JPH04511B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、オイルシェールを乾留してシェールオイル、
乾留ガス等を得る方法及びその装置に関する。
オイルシェールは、油量頁岩ともいう黒褐色の粘土層の
頁岩で、乾留によりて石油と同性質の油(パラフィン、
オレフィン、ガス゛など)が得られることが知られてい
る。
このオイルシェールの乾留法として、8mガス直接加熱
法、be間接熱媒ガス加熱法、c、固体熱媒体加熱法な
どが知られている。&、ガス直接加熱法は、酸素を含む
熱ガスによシオイルシェールの乾留を行なう方法(いわ
ゆる内部燃焼法)である。この方法は熱効率が優れてい
るという利点がある。しかし、回収油の収率、品質は悪
い、また熱源として多量のガスを乾留炉に供給するため
、油の捕集が難しく、設備が大規模化、複雑化し、設備
費が高い欠点がある。
b0間接熱媒ガス加熱法は、発生ガスを主体とする循環
ガスの一部を外部加熱し、乾留炉に再循環供給して乾留
の熱源とするものである。この方法は、ガス直接加熱法
に比べて油の品質が良い利点がある。しかしこの方法は
、油の捕集設備が直接加熱法と同様に大型化、複候化し
設備費が高くなる欠点がある。また塊状のオイルシェー
ルの乾留を対象としておシ、粉シェールの乾留には不向
きである。C・固体熱媒体加熱法は、乾留用熱源に加熱
ガスを使わずに、熱固体を用いる方法で、熱固体媒体と
して廃シェール又は磁性ゴールが使用されている。また
この方法では、乾留を効果的に行なうために、オイルシ
ェールを予じめlow以下程度になるように破砕し、又
加熱媒体として粉粒状のものを使用している。この方法
によれば、加熱媒体としてガスを使用していないので、
乾留炉出口のガスはオイルシェールの乾留時に発生する
乾留オイルペーパー及び乾留ガスが主体になる。このた
め、ガス量が少なく、油、ガス回収設備が小型ですむ利
点がある。また予じめ鉱石を破砕するので、幅広く各種
銘柄に適用できる利点がある。しかし、この方法は、製
品油中に微粉廃シェールが混入し易く、乾留炉を大型化
し難いとともに破砕コストが高くなるなどの欠点がある
本発明は、これらの問題を解消すべくなされたもので、
その目的とするところは、オイルシェール(D 完全乾
留にょシ、シェールオイル(7) 回収率の向上、生産
性の向上及び運転コストの低減を図ることができるオイ
ルシェールの乾留方法及び装置を得んとするものである
即ち、第1の発明は、予熱乾燥されたオイルシェールを
乾留装置で乾留する際、乾留時に生じた残カーボンを燃
焼させて高温の廃オイルシェールを得、これを上記オイ
ルシェールとともに乾留装置に投入する方法である。
また第2の発明は、この方法を実施する乾留 i:14
装置に関する発明であって、回転筒状体を略横方向に設
置し、同筒状体に高温廃オイルシェール及び原料粉オイ
ルシェールの供給部を備えた混合ゾーンと、周面に多数
の細孔を形成した微細粒シェール乾留ゾーンと、局面に
多数の粗孔を形成した粗粒シェール乾留ゾーンとを順に
形成したものである。
以下本発明を図示する実施例にもとづいて説明する。
第1図は本発明に係る乾留方法の概略フロー図である。
本発明方法は、原料オイルシェールを所定サイズ(−1
0m程度以下)に破砕した後、乾燥偽予熱器1で乾燥予
熱し、しかる後乾留装置2内で乾留し、乾留で発生した
油ペー・ぐ−を油回収設備3に送シ、副生ガス、シェー
ルオイルを回収する。
しかして、乾留装置2を出た乾留後シェールを燃焼炉4
に投入する。燃焼炉4は、流動床方式の様な高燃焼効率
が得られる燃焼炉で、ここで乾留後フェール中の残留カ
ーボンを燃焼して高温廃シェールを得る@この高温廃シ
ェールのうち必要量を乾留装置2へ供給し、これを乾留
熱源として原料オイルシェールを乾留する。なお余剰廃
シェールは、系外に抜き出して冷却後処理する。一方残
留カーゴンの燃焼で生じた燃焼廃ガスを乾燥・予熱器1
へ導入して原料シェールの乾燥・予熱に使用する。
この方法に使用する乾留装置は、例えば第2図に示すよ
うに、フード5内に回転筒状体6を略横方向に設置し、
これを回転駆動部7で駆動している。この回転駆動部7
の駆動軸ば、ガスシール8でシールされている◎ 上記回転筒状体6は、その長手方向に沿りて混合ゾーン
9と、微細粒シェール乾留シー710と、粗粒シェール
乾留ゾーン1ノとを順に形成している。混合ゾーン9は
、高温廃シェールと原料シェールとの最終混合及び温度
調整ゾーンであシ、原料粉シェールフィード12と高温
廃シェールフイード1 、? 、 l 4とを設けてい
る。各フィード12〜14の先端はそれぞれ筒状体6の
長手方向に沿ってずらしてあシ、(原料粉シェールフィ
ード12の先端が、高温廃シエールフィード13.14
先端の間に位置するようにしである。)混合しやすくし
である。また内周面にシェールを掻上げるリフター板1
5を形成し、又フェール拡散用パドル16を取付けて、
急速に攪拌混合して、原料オイルシェールを急速昇温で
きるようになっている。なお温度調整は、高温廃シェー
ルの装入比率をコントロールすることによシ、おこなう
一方上記微細粒シエール乾留ゾーン10は、筒状体6の
局面に打抜きの円形又は楕円形の細孔(端部に掻上板を
取付けている)をあけ、その孔の寸法を上流から下流に
向って寸法を次第に大きくしである。そしてとの細孔の
寸法によシ、微・細粉シェールの乾留時間の調節ができ
るようになっている。
また上記粗粒シェール乾留ゾーン11は、筒状体6の局
面に打抜きの円形又は楕円形の細孔(端部に掻上板を取
付けている)をあけている。
その孔の寸法は、微細粒シェール乾留ゾーン10のもの
よシ大きく形成され、粗粒シェールでも充分乾留できる
時間が得られるようになっている。この粗粒シェール乾
留ゾーン11の先端には抜き出し口17が形成され、こ
こから粗粒シェールを主体とした最終乾留後シェールが
抜き出されるようになっている。
これらシェール乾留ゾーン10.11の上方には、乾留
ガス吸引抜出ダクトIB、19及び吸引調整弁20.2
1がフード5に設けられ。
乾留時に発生したオイルペー・ぐ−を系°外に抜き出す
ようになっている。またシェール乾留ゾーン10.11
の下方には、乾留後シェール抜出ダクト22.23及び
シェール抜出機24゜25がフード5に設けられ、シェ
ール乾留ゾーン10.12で集められた乾留後シェール
を系外に抜き出し、燃焼炉4へ導くようになっている。
なお回転筒状体6のドラム長さは、使用する原料シェー
ルの粒径及び高温廃シェールの温度、よシよ□ヵ8.乾
。61粒。。1□ 1・□io分程度と想定される。
また回転筒状体6全体は、シェール類の移動が容易にな
る様に移動進行方向側(で下シに傾斜して設置するのが
好ましい。
この乾留装置2では、混合ゾーン9において原料粉シェ
ールと高温廃シェールとをリフタ御飯15.シェール拡
散用パドル16で急速攪拌混合して急速昇温させる。こ
の後混合したシェールを微細粉シェール乾留シー710
で乾留し。
ここで発生したオイルペー・9−を系外に抜き出すとと
もに乾留後の微細粉シェールを抜出ダクト22から系外
に抜き出す。次いで残りのシェールを更に粗粒シェール
乾留ゾーン11で乾留し、ここで発生したオイルペー7
4−を系外に抜き出すとともに乾留後の粗粉シェールを
抜出ダクト23から系外に抜き出す。更に途中で落下抜
き出されなかった粗粒シェールを抜き出し口17から抜
き出す。
しかしてこの方法によれば、次のような効果がある。
a、乾留に固体熱媒体を使用しているので、乾留装置の
出口ガス量が少なく、油回収設備が小さくてよい。
b、廃シェール中の残留カーデンを燃焼して廃オイルシ
ェールを高温とし、これを原料オイルシェールの乾留に
用いるので熱効率がよい。
C0同様に残留カーダンの燃焼廃ガスで原料オイルシェ
ールを乾燥、予熱するので、熱効率がよい。またこの装
置によれば、次のような効果がある。
d、乾留が早く完了する微細粉と、乾留に時間がかかる
粗粒とが移動中に分離乾留され、乾留時間が自動的に調
整される。このためかなシ広範囲の粒度分布のシェール
に対しても完全に乾留を完了することができる。
e・ 微細粒シェールから発生したオイルペーパーは、
微細粒シェール乾留ゾーン10で直ちに系外に抜き出さ
れるため、オイルペーパーが分解してガス化する事を抑
えることができ、油回収率の向上を図ることができる。
f、 回転筒状体6内の微細粒シェールが乾留終了後遂
次自然落下抜き出されるため、全量移動する場合に比較
して回転駆動が節減される。
また副次的に充填率が漸次減少し、攪拌も十分行なわれ
るため、オイルペーパーの分解、ガス化も減少し、油歩
留の向上も期待できる。
g、高温廃シェールの装入位置、盆によシ希望の温度パ
ターンを乾留装置内に作る事が可能であシ、銘柄等に応
じた最適乾留温度パターンを作ることができる。
以上の如く本発明によれば、廃シェールを残カーぎンの
燃焼で高温として乾留に用いるので熱効率が高く、また
、乾留装置に混合ゾーン、微細粒シェール乾留ゾーン及
び粗粒シェール乾留ゾーンを形成して効率よく乾留でき
るようにしたので、シェールオイルの回収率、生産性の
向上を図ることができ、運転コストの低減を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一例を示す概略フロー図、第2図
は本発明装置の一例を示す概略説明図である。 1・・・乾燥・予熱器、2・・・乾留装置、3・・・油
回収設備、4・・・燃焼炉、5・・・フード、6・・・
回転筒状体、7・・・回転駆動部、8・・・ガスシール
、9・・・混合ゾーン、10・・・微細粒シェール乾留
ゾーン。 ノー・・・粗粒シェール乾留ゾーン、12・・・原料粉
シェールフィード、13.14・・・高温廃シェールフ
ィード、15・・・す7ター板、16・・・フェール拡
散用パドル、17・・・抜き出し口、18゜19・・・
吸引抜出ダクト、20.21・・・吸引pI!!弁、2
2.23・・・シェール抜出ダク) 、24 #25・
・・シェール抜出機。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦:::

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 予熱乾燥されたオイルシェールを乾留装置で乾
    留する際、乾留時に生じた残カーボンを燃焼させて高温
    の廃オイルシェールを得、これを上記オイルシェールと
    ともに乾留装装置に投入することを特徴とするオイルシ
    ェールの乾留方法0
  2. (2)オイルシェールの予熱乾燥は、廃オイルシェール
    中(D 残カーボンを燃焼させて燃焼廃ガスを得、これ
    を用いて予熱乾燥する特許請求の範囲第1項記載のオイ
    ルシェールの乾留方法。
  3. (3)回転筒状体を略横方向に設置し、同筒状体に高温
    廃オイルシェール及び原料粉オイルシェールの供給部を
    備えた混合ゾーンと、周i面に多数の細孔を形成した微
    細粒シエール乾留ゾーンと、局面に多数の粗孔を形成し
    た粗粒シエール乾留ゾーンとを順に形成したオイルシェ
    ールの乾留装置。
JP11425884A 1984-06-04 1984-06-04 オイルシェ−ルの乾留方法及びその乾留装置 Granted JPS60258286A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11425884A JPS60258286A (ja) 1984-06-04 1984-06-04 オイルシェ−ルの乾留方法及びその乾留装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11425884A JPS60258286A (ja) 1984-06-04 1984-06-04 オイルシェ−ルの乾留方法及びその乾留装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60258286A true JPS60258286A (ja) 1985-12-20
JPH04511B2 JPH04511B2 (ja) 1992-01-07

Family

ID=14633279

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11425884A Granted JPS60258286A (ja) 1984-06-04 1984-06-04 オイルシェ−ルの乾留方法及びその乾留装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60258286A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116274277A (zh) * 2023-03-27 2023-06-23 四川实创微纳科技有限公司 利用油页岩废气废渣制备超微硅碳填料的方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57159880A (en) * 1981-03-27 1982-10-02 Nippon Kokan Kk <Nkk> Dry distillation of olishale
JPS57202377A (en) * 1981-06-08 1982-12-11 Nippon Kokan Kk <Nkk> Dry distilling method of oil shale

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57159880A (en) * 1981-03-27 1982-10-02 Nippon Kokan Kk <Nkk> Dry distillation of olishale
JPS57202377A (en) * 1981-06-08 1982-12-11 Nippon Kokan Kk <Nkk> Dry distilling method of oil shale

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116274277A (zh) * 2023-03-27 2023-06-23 四川实创微纳科技有限公司 利用油页岩废气废渣制备超微硅碳填料的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04511B2 (ja) 1992-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003510403A (ja) 有機物質および物質混合物をガス化する方法
US3875077A (en) Method of and apparatus for producing activated charcoal from waste tires
US4392353A (en) Method of recovering exhaust gas from boiler in electrical power generating device using combustible material as fuel and apparatus for performing such method
US4439307A (en) Heating process gas for indirect shale oil retorting through the combustion of residual carbon in oil depleted shale
JP2002508433A (ja) 有機物質及び物質の混合物をガス化するための方法
US3206299A (en) Dense-bed, rotary, kiln process and apparatus for pretreatment of a metallurgical charge
US3925190A (en) Preheating oil shale prior to pyrolysis thereof
US2600425A (en) Furnace reactor
EP0020057B1 (en) Method and apparatus for producing char and gases from coal
CN110195155A (zh) 一种难选铁矿石煤基浅度氢冶金工艺及其装置
MXPA06012084A (es) Metodo y aparato para gasificar llantas de automovil de desecho a fin de producir carbono solido de alta calidad y gas de sintesis no condensable.
US4474010A (en) Method of recovering exhaust gas from boiler in electrical power generating device using combustible material as fuel and apparatus for performing such method
CN1017060B (zh) 将煤和石膏转化为价值较高的产品的方法
US2333111A (en) Apparatus for processing ores
US2397993A (en) Reduction of metallic oxide
US2677650A (en) Carbonization of agglomerative coals
JP3304872B2 (ja) 回転炉床式加熱炉内における酸化鉄の急速還元方法及び装置
CN105546975B (zh) 一种两段式回转热解反应器
US2955991A (en) Apparatus for heating agglutinating coal
JPS60258286A (ja) オイルシェ−ルの乾留方法及びその乾留装置
US1403576A (en) Process of reducing ores
US2269465A (en) Method of treating iron ore
JPS60258285A (ja) オイルシエ−ルの乾留方法
US1948471A (en) Process for preparing carbonized fuel briquettes
US3085947A (en) Method and apparatus for producing furnace charging mixtures including carbonaceous fuel