JPS6025547A - 処理塔内監視装置 - Google Patents

処理塔内監視装置

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JPS6025547A
JPS6025547A JP58132118A JP13211883A JPS6025547A JP S6025547 A JPS6025547 A JP S6025547A JP 58132118 A JP58132118 A JP 58132118A JP 13211883 A JP13211883 A JP 13211883A JP S6025547 A JPS6025547 A JP S6025547A
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signal
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Shinsaku Maruyama
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J19/00Chemical, physical or physico-chemical processes in general; Their relevant apparatus
    • B01J19/0006Controlling or regulating processes
    • B01J19/002Avoiding undesirable reactions or side-effects, e.g. avoiding explosions, or improving the yield by suppressing side-reactions

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
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  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
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  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は処理塔内充填物の塔内位ujに沿う色の変化
を監視する処理塔内監視装置に関するものであり、例え
ば、イオン交換樹脂再生処理塔において色の異なる陽イ
オン交換樹脂と陰イオン交換樹脂の分離状況と、該樹脂
の汚染状況とを同時的に監視するために好適な監視装置
〜:に係わるものである。
周知のように、イオン交換樹脂を用いて汚水から純水を
得るための液体処理装置は広(用いられている。該液体
処理装置においては、処理操作の経過に伴ってイオン交
換樹脂の一部は陽イオンと反応し、他の一部は陰イオン
と反応してこれらのイオンを除去するものであるが、該
反応がある程度進行するとイオン交換樹脂は陽イオンあ
るいは陰イオンで飽和状態に近くなり、処理水中のイオ
ン漏洩量が多くなるので、処理機能が失われてしまう。
そこで、飽和状態に近くなったイオン交換樹脂を、再生
操作によって再生することになるが、各陽イオン、陰イ
オンで飽和したイオン交換樹脂は夫々のイオンに応じた
再生処理剤で再生する必要がある。即ち、陽イオンと反
応して昭和状態に近(なった陽イオン交換樹脂は硫酸等
で、陰イオンと反応して飽和状態に近(なった陰イオン
交換樹脂は苛性ソーダ等によって夫々通薬再生される。
このような再生処理のためには、両樹脂を予め分離して
おく必要があるので、両樹脂の比重差を利用し、その沈
降速度差に基づき、分i’ilUすることが行われてい
る。
上記分離操作のための樹脂再生塔においては、分離操作
の正常性を監視する必要があり、従来は内眼による目視
監視が行われていた。
一般に、陽イオン交換樹脂と陰イオン交換樹脂は色差を
有するため(例えば、陽イオン交換樹脂は暗かっ色、陰
イオン交換樹脂は黄かっ色)その色差を利用して目視監
視するわけである。
即ち、樹脂再生塔の側壁に縦方向に延在する監視窓を設
け、該監視窓を通して、逆洗分内1トにより化量が小で
、沈降速度が遅いため上層を形成する陰イオン交換樹脂
と、比重が大で、沈降速度が速いため下層を形成する陽
イオン交換拉(脂とから成る層構造及び上記各層の分1
”、1[面の位置を上記色差に基づいて目視観測するこ
とによって分離されたときの両樹脂の配分の正常性など
を監視するものであった。
而して、イオン交換樹脂の分離操作にかかる目視監視の
作業が入る場合には、運転を一旦中断させて、運転員が
操作盤と再生塔設置場所との間を往復しなければならず
、該操作を完全自動化することができないという欠点が
あった。
加えて、操作盤と再生塔設置場所との間を往復すること
は煩わしい作業であり、更に、上記装置が原子力設備に
用いられる場合には、放射線被曝量の増大の危険が伴う
という難点があるので、労働安全衛生上好ましくなかっ
た。
上述の欠点、難点を解消すべ(、処理塔、典型的には、
樹脂再生塔の側壁に穿設された監視窓に沿って上下動す
る輝度計測部から得られる輝度信号に基づいて処理塔内
の色、換言すれば、輝度が異る二種類の被監視体、典型
的には、陰陽側イオン交換樹脂の分;後面位置を自動的
に遠隔監視することにより、操作の完全自動化を可能と
した処理塔内監視装置が提案されている。
しかしながら、かかる従前の遠隔監視では、被監視体自
体の色、換言すれば、特定の波長に関する被監視体の輝
度は装置に固有に特定されていることを前提として、該
輝度の差異に基づいて、被監視体の分離面位置を監視す
るものであるところ、ある種の被監視体、例えば、通常
的なイオン交換樹脂に関しては、その色や輝度が、処理
操作と再生操作の反復過程での、該樹脂の汚染に起因し
て変動することから、ある程度汚染が進行すると、分離
面位置の判別が困難になるものであった。
それにも係わらず、従来装置は、樹脂の汚染度合、ひい
ては、分離面位置の正確な判別が困難となる程度の樹脂
の汚染状態を判別するだめの何らの手段をも備えていな
かったので、汚染の進行に伴って必然的に発生する分離
面位置の不正確な判別結果が表示されてしまい、これに
より、運転作業にしばしば混乱を生ずるという欠点があ
った。
かかる混乱を防止するためには、樹脂の汚染状態を頻繁
に目視点検しなければならないので、遠隔監視の自動化
が徹底され得ないという難点をも伴っていた。
この発明の目的は、上記従来技術に基づ(、樹脂等の被
監視体の汚染に起因する不正確な分離面位置表示等の問
題点に鑑み、処理塔内の被監視体、典型的には、樹脂再
生塔内のイオン交換樹脂′の分離面位置の判別に際して
、同時的に、樹脂の汚染度合を算出し、併わせで、この
汚染度合が分離面位置の算出を困難にする程度に進行し
た汚染状態に至ったことを判別して、これらを自動的に
表示することにより、樹脂の汚染度合等を頻繁に目視点
検しなくても、樹脂の汚染に伴う不正確な分離面位置の
表示によって運転作業に混乱を生ずることのない優れた
処理塔内監視装置を提供せんとするものである。
上記目的に沿うこの発明の構成は、処理塔内での被監視
体2、典型的には、イオン交換樹脂の分離面位置を自動
的に遠陥監視するに際して、第1図に示されるように、
処理塔側壁に縦方向に延在する監視窓3に沿って輝度計
測手段9を上下動させながら該監視窓上の多数の監視位
置での被監視体2の輝度を表わす輝度信号を生成し、更
に、該輝度計測手段9が通過している監視位置を表わす
位置信号を位置検出手段10でもって生成し、両信号に
基づ(一連の輝度データを輝度データ記憶手段17に読
み出し可能に記憶し、しかる後、第2図に示されるよう
に、演算処理手段20は、該輝度データ記憶手段から読
み出される一連の輝度データにより表わされる輝度の最
大値MXと最小値MNを算出する最大最小輝度算出手段
Aを実現し、該最大値が、輝度計測手段Bにて予め設定
された高輝度帯Qの下限値ql以下であること、あるい
は、該最小値が、同様に設定された低輝度帯Pの上限値
91以上であることに基づいて、汚染状wAW N G
 ’ir: 判別する汚染状態判別手段Cを実現し、汚
染状態表示手段りでもって、該汚染状態を′表示し、該
最大値と該最小値との差を算出する汚染度合算出手段F
を実現し、汚染度合表示手段■でもって、該差を汚染度
合Wとして表示し、前記一連の輝度データにより表わさ
れる輝度変化の軌跡上、前記低輝度帯Pの上限輝度px
と前記高輝度Qの下限輝度q1との匍の距離に対応する
前記監視窓上の多数の監視位置に沿う距離、即ち、−輝
度造移距離Gを算出する輝度造移距離算出手段Eを、実
現し、該距離の中間位置を算出する分離面位置算出手段
Gを実現し、該中間位置を分離面位置表示手段Jでもっ
て、分離面位置りとして表示し、更に、この発明に奉迎
する第二の発明の構成は、第6図に示されるように、上
記この発明の構成中の輝度計測手段9にフィルタ手段9
Cを付設することにより、該輝度計測手段による被監視
体2の輝度の計測を、該被監視体への、汚染による影響
の少ない波長の光線にて行うようにし、演算処理手段2
0では、再度、第2図に示されるように、上記この発明
に係わる各機能実現手段に加えて、前記輝度遷移距Hi
t Gと前記汚染度合Wとの債を前記高輝度帯Qの下限
輝度qlと前記低輝度帯Pの上限輝pipsとの差で割
って得られる商を算出する分離度合算出手段Hを実現し
、分派度合表示手段にでもって、該商を分離度合Zとし
て表示することを要旨とするものである。
この発明の実施例の構成及び動作を第1図〜第5図に基
づいて説明すれば以下の通りである。
第1図は上記実施例のハードウェア上の構成を示すブロ
ック図であり、処理塔1内には、被監視体2、典型的に
は、陰・陽画イオン交換樹脂が充填され、その側壁には
、監視窓3が縦方向に延在し、処理塔1の底部には、ス
ルーシング水噴出管4が配設され、骸骨4からは導水管
5が延びてスルーシング水ポンプ6の吐出管に接続され
、該ポンプ6の吸水管Tは図示しない水源に接続される
。処理塔1の頂部には、空気管8が接続され、該塔1内
に空気が圧入される。
監視窓3には、ガラス等の透明体3a力月医込まれ、該
透明体3aに対して空隙を隔てて輝度計測部9が対向配
置される。
輝度計測部9は図示しない昇降手段でもって駆動され、
監視窓3に沿って上下動する。該計測部9には、位置検
出部10が固着され、該計測部9と一体に上下動する。
位置検出部10の前方には、空隙を隔てて監視窓3に沿
う位置目盛板11が縦方向に延在し、而して、輝度計測
部9が上下動する際に、位置検出部10は位置目盛板1
1に沿っ□て上下動する。位置目盛板11は、゛例えば
、黒色体から成り、輝度計測部9の上下動範囲を200
等分するように、金属被膜等の反射体による横縞(目盛
線)が刻設される。目盛板11の上下端部には、それぞ
れ上限検出部12と下限検出部13が配設される。
輝度計測部9には、輝度符号生成部14が接続され、位
置検出部10には、位置符号生成部15が接続される。
輝度符号生成部14、位置符号生成部15の出力端子は
、それぞれ符号組立部16に接続され、符号組立部16
の出力端子はIILA Mから成る輝度データ記憶部1
7の入力端子に接続される。
輝度データ記憶部17のアドレス端子と制御端子には、
制御部18から延びるアドレス信号線17a17bと制
御信号線17cがそれぞれ接続される。
制御部18の入力端子には、位置符号生成部15から延
びるデータ線とクロック発振器18a及びタイマ19が
それぞれ接続される。
輝度データ記憶線−17には、演算処理部20が後続し
、該演算処理部内には、マイクロプロセ・ンサ20Aと
表示器20Bが包含される。そして、該マイクロプロセ
ッサ20Aと制御部18間には、制御信号線17dが付
設される。
更に、上下限検出部12.13の出力端子は、それぞれ
走査制御部22、符号生成部15、制御部18に接続さ
れ、位置符号生成部15からは制御信号線が延びて輝度
符号生成部14、制御部18にそれぞれ接続される。
そして、制御部18から制御信号線が走査制御部22と
演算処理部20に延びる。
上記構成において、樹脂の分離操作に際しては、処理塔
1内に被監視体2としての陰・陽画イオン交換樹脂′の
混合物を充填し、スルーシング水ポンプ6を作動させて
、スルーシング水噴出管4から特定の流速でもってスル
ーシング水を塔内上方に向って噴出させながら被監視体
2を沈降させる。
そして、樹脂の分離状況を監視するに際しては、輝度計
測部9を適宜の昇降手段、例えば、特開昭56−105
760号に開示されているような色差検出器駆動手段で
もって監視窓3に沿って降下させると、該計測部9は監
視窓3上の各位置における被監視体2の色に対応する輝
度を表わす輝度信号S1を出力する。かかる輝度計測部
9は監視窓3を介して被監視体2に対して光線を照射し
、その反射光線を波長に対して透過率の異るフィルター
に通じて被監視体2の色に対応する輝度に変換し、更に
、これを光電交換素子でもって電気信号に変換して輝度
信号S1を得るものであり、例えば、実開昭56−95
331号に開示されている色差検出器でもって構成され
る。
いま、タイマ19が分離操作の開始と同時に計時動作を
開始し、分離操作の完了までに要する分離操作期間△T
の経過を検出すると、分離操作完了信号817を出力し
、これに応答して、制御部1Bが起動信号814を走査
制御部22に送る。
このとき、輝度計測部9が、例えば、監視窓3の頂部に
対応する上限監視位置に滞在していれば、上限検出部1
2がこれを検出して、上限信号816を走査制御部22
、位置符号生成部15及び制御部18のそれぞれに送る
すると、走査制御部22は、該上限信号816に応答し
て、図示しない昇降手段を作動させて、輝度計測部9を
監視窓3に沿って降下させる。
該計測部が降下する際に、位置検出部10も一体的に位
置目盛板11に沿って降下し、該目盛板11上の目盛線
を通過するたびに位置信号(パルス)82を出力し、而
して、移動量に応じた数の。
位置信号S2を出力する。かかる位置検出部10は、例
えば、公知の反射形フォトカプラで構成される。この間
、前記上限検出部12からの上限信号816に応答して
、リセット状態となっている可逆カウンタを含む位置符
号生成部15は、上記位置検出部10からの位置信号S
2を計数し、輝度計測部9の移動量、即ち、監視窓3の
頂部からの距離で表わされる輝度計測部9の位置に対応
する位置符号S3を出力する。
かかる位置符号S3は監視窓3上の監視位置の各々を表
わすものであり、位置符号S3が変化するたびに、換言
すれば、位置検出部10が目盛線を通過するたびに輝度
計測部9による監視操作が実行される。
いま、位置検出部10が目盛線を通過すると、位置符号
生成部15は位置信号S2を計数して、位置符号S3を
変化させるとともに、輝度符号生成部14に制御信号S
4を送り、これを受けて輝度符号生成部14は、このと
き輝度計測部9から供給されている輝度信号S1をサン
プリングホールドして、これをディジタル量に変換し、
輝度符号S5として出力する。 ゛ 符号組立部16は変化後の位置符号S3と輝度符号S5
とを一つの輝度データS6に組み立ててこれを輝度デー
タ記憶部11の入力端子に供給する。
この間、制御部18は、前記上限検出部12からの、輝
度計測部9の移動方向を表わす情報としての上限信号8
16と、上記位置符号生成部15からの、輝度計測部9
の各監視位置の通過を表わす情報としての制御信号S4
とに応答して、輝度データ記憶部1rの制御端子に制御
信号線17cを通じて書き込み指令信号S7を送って、
これを書き込みモードに移行させてから位置符号S3を
アドレス信号S8としてアドレス信号線17bを通じて
輝度データ記憶部1Tのアドレス端子に転送する。
而して、輝度計測部9が監視窓3の頂部(上限監視位置
)から底部(下限監視位置)まで降下する間に通過する
多数の監視位置に関して得られる第一回目の監視処理に
おける一連の輝度データSGが各監視位置に対応するア
ドレスに記憶される。
輝度計測部9が下限監視位置まで降下すると、下限検出
部13がこれを検出して、下限信号S9を走査制御部2
2、位置符号生成部15、制御部18のそれぞれに送る
。。
そして、走査制御部22は、下限信号S9を受けると、
前記昇降手段を停止させて輝度計測部9の降下を停止さ
せ、一方、位置符号生成部15は該信号S9を受けると
、次回の監視処理に際しての、輝度計測部9の上昇に備
えて、減算モードに移行する。
更に、制御部18は下限信号S9を受けると、輝度デー
タ記憶部1Tの制御端子に読み出し指令信号g7を送っ
て、これを読み出しモードに移行させ、しかる後、クロ
ックパルス発振器18aからの高速度のクロックパルス
に応答して制御パルス810を制御信号線17dを通じ
て、演算処理部20に送り、更に、該処理部20での演
算処理の進行に応じて出力される応答パルスSllを該
信号線17dを通じて、受けて、内蔵するアドレスカウ
ンタを高速度で歩進させ、アドレス信号S′8を生成し
て、これをアドレス信号線17bを通じて輝度データ記
ぶ部17のアドレス端子に供給することにより、該記憶
部17に記憶されている第一回目の監視処理における一
連の輝度データS6を演算処理の進行上必要な時点で読
み出して演算処理部20に転送する。
そして、この間に、演算処゛理部20は後述する演算処
理を実行する。
第一回目の監視処理に関する演算処理の終了後、分離さ
れた樹脂を後続の再生通薬工程に移送してから、新たに
分離すべき樹脂を処理塔内に充填した場合、あるいは、
第一回目の監視処理の結果、分離度合が不十分であるこ
とが判明した場合には、再度、分離操作を開始し、前述
同様にタイマ19による分離操作期間へTの計時を待っ
て、制御部18は起動信号814を走査制御部22に送
り、該制御部22は該起動信号814と、面述のように
、輝度計測部9が下限監視位置まで降下したときに、下
限検出部13から供給される下限信号S9とに応答して
、昇降手段の動作を反転させて、今度は、輝度計測部9
を監視窓3に沿って上昇させる。
このとき、位置符号生成部15はすでに減算モードに移
行しているので、位置検出部10が位置目盛板11上の
目盛線を通過するたびに、該符号生成部15は内蔵する
可逆カウンタを減少方向に歩進させることにより、輝度
計J都9が通過中の監視位置を表わす位置符号S3を生
成する。
而して、第二回目の監視処理における一連の輝度データ
S6は降下時同様に輝度データ記憶部17に記憶される
のであるが、上昇時には、制御部18が下限信号S9に
応答して領域指定信号としての上位桁アドレス信号S1
5をアドレス信号線17aを通じて輝度データ記憶部1
1に供給するので、上昇時の一連の輝度データは降下時
のそれとは別の記憶領域に対して記憶される。
そして、輝度計測部9が上昇して、上限監視位置に到達
すると、上限検出部12がこれを検出して上限信号81
6を走査制御部22、位置符号生成部15、制御部18
のそれぞれに送る。
後続する輝度計cIA11部9の降下に際しては、第三
回目の監視処理における一連の輝度データS6が輝度デ
ータ記憶部17に記・臆され、以下同様の動作が繰り返
される。
かくして、各回の監視処理に際して、輝度データ記憶部
17から演算処理部20に転送される一連の輝度データ
により表わされる路監視位置ごとの、陰陽両イオン交換
樹脂の輝度の軌跡を示すグラフが第3図であり、縦軸は
監視位置nを、そして、横軸は該縦軸上の監視位置nに
おける被監視体2の輝度C(n)をそれぞれ示す。
更に、通常的な陰陽両イオン交換樹脂それ自体の分光特
性に基づ(輝度特性を例示するグラフが第4図であり、
縦軸は該樹りの輝度を、そして、横軸は該樹脂に対して
照射する光線の波長をそれぞれ示す。
同図中、曲線A、A’は陰イオン交換植]脂に関するも
のであり、曲線Aは汚染のない状態での輝度特性であっ
て、△qはその高輝度基礎変動帯、即ち、樹脂自体の個
別的な色のバラツキに起因する輝度の変動幅である。
一方、同図中曲線A′は限界的な汚染状態、即ち、樹脂
の分離面位置の正価な判別が困難となる程度の汚染状態
での輝Pi特性であって、Qはその高輝度帯、即ち、輝
度の汚染による変動幅である。
同様に、同図中、曲線B、Bは、陽イオン交換樹脂に関
するものであり、曲線Bは、汚染のない状態での輝度特
性であって、△pはその像輝度基礎変動帯、曲線B′は
限界的な汚染状態での輝度特性であって、Pはその低輝
度帯である。
そして、再び第3図に戻って、監視位置に沿う輝度の軌
跡Xは、陰陽各イオン交換樹脂に関して汚染のない状態
、即ち、第4図中、照射する光線の波長に従って曲線A
、Hに沿ってその輝度が変化する陰陽各イオン交換樹脂
を波長650Aの光線にて照射したときに得られるもの
である。
同様に、第3図中、輝度の軌跡Yは、陰陽各イオン交換
樹脂に関して、汚染状態、即ち、第4図中、曲線A′、
B′に沿ってその輝度が変化する陰陽各イオン交換樹脂
を650^の光線にて照射したときに得られるものであ
る。
更に、第3図中、輝度の軌跡Uは第4図中に対応する曲
線が示されていないが、陰陽各イオン交換樹脂が限界的
な汚染状態を越えて、分離面位置の判別が困難となる程
度に汚染された場合に得られるものである。
そして、第3図中、P、△p、Q、△qは、それぞれ、
第4図中にて、同一の符号で示される変動幅(帯)に対
応するものである。
続いて、演算処理部20における演算処理の動作を、第
5図のフローチャートをも参照しつつ説明すれば以下の
通りである。
演算処理に際しては、スタート(第5図a)した演算処
理部20は、前述のように、輝度データ記憶部17から
転送される一連の輝度データ、即ち、第3図における輝
度の軌跡を描(ように、各監視位置1.2、・・・・・
・・・・n毎の輝度et1)、C121、・・・・・・
・・・C(rllを表わす輝度データを、一旦、内部の
メモリに格納しく第5図b)、続いて、通常的なソーテ
ィングの手法に従って、上記一連の輝度データCm 、
C12+ 、・・・・・・・・・Cfn1中の最大値(
最大輝度)MXと最小値(最小輝度)MNとを算出する
(第5図C)。
かかる演算処理(第5図C)は、第2図中の最大最小輝
度算出手段Aを実現するものであり、第3図中、例えば
、曲線Xの最外側位置MX、MNを特定する処理に相当
する。
続いて、該処理部20は、マイクロプロセッサ20Aに
一体的に組み込まれたディジタルスイッチ等から成る輝
度帯設定手段Bにより設定されている高輝度帯Qの下限
輝度q1が最大輝度M Xよりも大であるか否かを判定
しく第5図d)、更に、該輝度帯設定手段Bにより設定
されている低輝度帯Pの上限輝度p1が最小輝度MNよ
りも小であるか否かを判定する(第5図e)。
そして、上記判定結果(第5図d、e)のいずれかがY
JコSであるときは、汚染状態WN Gを表示する(第
5図f)。
かかる演算処理(第5図d、e)は、第2図中の汚染状
態判別手段Cを実現するものであり、該判定結果(第5
図d、e)のYESは、該判別手段Cからの汚染状態信
号wngに相当する。
更に、後続の演算処理(第5図f)は、汚染状態表示手
段りを実現するものであって、該表示手段りからの汚染
状態WNGの表示は、第3図中、例えば、曲線Uを判別
する処理に相当する。
上記判定結果(第5図d、e)が共にNOであるときは
、該処理部20は、Gレジスタをクリアしく第5図g)
、更に、ポインタとしてのrレジスタに1をセットして
から(第5図h)、ポインタにて指定された輝度データ
により表わされる輝度C(rlが前記低輝度帯Pの上限
輝度p1よりも大であるか否かを判定しく第5図i)、
その判定結果がYESになるまでは、rレジスタの内容
に1を加算して(第5図j)、ポインタを歩進させなが
ら、上記判定(第5図i)を繰り返し実行し、その判定
結果がYESとなったときは、Gレジスタ(第5図gの
処理にて0が記憶されている)の内容に1を加算する(
第5図k)。
上記YESの判定結果(第5図i)は、第3図中、例え
ば、曲線X、Yがそれぞれ低輝度帯Pの上限輝度p1を
通過する点Qp 、 Qp を特定する処理に相当する
続いて、該処理部20は、上記判定結果(第5図i)が
YESとなった時点で、ポインタに也り指定されていた
輝度データが表わす輝度C(rlが今度は、高輝度帯Q
の下限輝度q1よりも小であるか否かを判定しく第5図
1)′、その判定結果がNOとなるまでは、ポインタを
歩進させながら(第5図+n)、Gレジスタの内容に対
する1の加算(第5図k)と上記判定(第5図1)を繰
り返し実行し、その判定結果がNOとなったときに、後
続の処理に移行する。
上記NOの判定結果(第5図g)は、第3図中、例えば
、曲線X、Yがそれぞれ高輝度帯Qの下限輝度qlを通
過する点Gq 、G’qを特定する処理に相当する。
そして、上記一連の演算処理(第5図g−/)は、第2
図中の輝度遷移距離算出手段Eを実現するものであり、
第3図中、例えば、曲線X、Yがそれぞれ点Gp 、G
’pを通過して点Gq、G’q’に至るまでの該曲線に
沿う距離を同図の縦軸、即ち、監視位置に沿う方向に投
影して得られる距離G、G’を算出する処理に相当する
上記判定結果(第5図1りがNOになると、該処理部2
0は、最大輝度MXから最小輝度MNを減算して、その
差Wを汚染度合Wとして算出する(第5図n)。
かかる演算処理(第5図n)は、第2図中の汚染度合算
出手段Fを実現するものであり、該汚染度合Wは第3図
中、例えば、曲線Xの最外側聞の距離Wに対応する。そ
して、該算出手段Fからの汚染度合信号Wは該汚染度合
を表わす。
次いで、該処理部20は、第5図1の判定結果がNOと
なった時点でのrレジスタの内容から、同時点でのGレ
ジスタの内容の4を減算して、その差りを分離面位置り
として算出する(第5図O)。
かかる演算処理(第5図d)は、第2図中の分離面位置
算出手段Gを実現するものであり、該分離面位置りは第
3図中、例えば、曲線X、Yがそれぞれ点G[)、G’
[)から点Gq、Gqに延びて形成する線分の中間点Q
+nに対応する監視位置に沿う位置を意味する。そして
、該算出手段Gからの分離面位置信号lは該分離面位置
りを表わす。
続いて、該処理部20は、上記qレジスタの内容と第5
図nの処理にて算出済みの汚染度合Wとの積を高輝度帯
Qの下限輝度q1と低輝度帯Pの上限輝度[)1との差
で割って得られる商を分離度合Zとして算出する(第5
図p)。
かかる演算処理(第5図p)は第2図中の分離度合算出
手段Hを実現するものであり、該分離度合2は第3図中
、例えば、曲線X、Yがそれぞれ点Gp 、 G’pか
らGq 、 G’qに延びて形成する線分を外方に延長
した補助線が、左右両端において、最大輝度MXと最小
輝度MNの各各に到達する2点間の縦軸上の距離Z、Z
’に対応する。そして、該算出手段Hからの分離度合信
号2は該分離度合を表わす。
続いて、演算処理部20は、前述の輝度帯設定手段Bと
同様の基礎変動帯設定手段B′により設定された低輝度
基礎変動帯△pの上限輝度p2、その下限輝J!1po
(低輝度帯Pの下限輝度でもある)、及び同じ(該設定
手段B′により設定された高輝度基礎変動帯△qの下限
輝度q2、その上限輝度qo(高輝度帯Qの上限輝度で
もある)に基づいて、先ず、最小輝度MNが低輝度基礎
変動帯△pの上下限輝度p2、I)o間の値であるか否
かを判定しく第5図q)、次いで、最大輝度MXが高輝
度基礎変動帯△qの上下限輝度qO,Q2間の値である
か否かを判定しく第5図r)、上記二つの判定結果のい
ずれか一方がN (Jであるときは、続いて、該処理部
20は第5図0の処理にて算出済みの分離面位置しか、
前述の輝度帯設定手段Bと同様の分離面範囲設定手段B
″により設定された上下限分離面位置s2.51間の値
であるか否かを判定しく第5図s)、その判定結果がY
ESであるときは、汚染状態W、分離面位置L、分離度
合2に加えて分離面位置正常状態L U Kを表示する
(第5図t)。
更に、上記判定結果(第5図S)がN (Jであるとき
は、上述、W、L%Zの表示に加えて、分離面位置異常
状態LNGを表示する(第5図U)。
かかる演算処理(第5図S、t、u)は、第3図中、例
えば、曲線X上の点G+nが同図の縦軸上に表わされる
上下限分離面位置s2.81間の位置に対応するか否か
を判別する処理に相当する。
一方、前述の判定結果(第5図q、r)が共にYESで
あるときは、該処理部20は、上述同様に、分離面位置
りが上下限分離面位置s2.81間の値であるか否か°
を判定しく第5図v)、その判定結果がYIpSである
ときは、上述、W、L、Zの表示に加えて、分離面正常
状態LUKと、非汚染状態W OKを表示しく第5図W
)、上記判定結果(第5図V)がNOであるときは、上
述、W、L、Zの表示に加えて、分離面異常状態L N
 Gと、非汚染状態WOKを表示する(第5図X)。
かかる演算処理(第5図Q% r)は、第3図中、例え
ば、新規に投入された、非汚染状態のイオン交換樹脂に
関する曲線Xを識別する処理に相当し、両判定結果(第
5図q、r)が共にYESであれば、該曲線Xのように
、両性側の垂直線分が低輝度基礎変動帯△p及び高輝度
基礎変動帯△q内にそれぞれ納まっていることを意味す
る。そして、後続する一連の表示のための処理(第5図
t’、u、w、x)は、その一部分として、第2図中の
汚染度合表示手段l、分離面位置表示手段J、及び、分
離度合表示手段Kをハードウェア構成としての表示器2
013上にそれぞれ実現するものである。
かかる表示のための処理(第5図t、11.w、X)の
いずれかを実行した後、演算処理部20は、停止して(
第5図y)、次回の監視処理に際しての再度のスタート
まで待つ。
しかるところ、上記この発明の構成では、第3図におい
て、非汚染状態のイオン交換樹脂に関する曲線Xとある
程度汚染されたイオン交換樹脂に関する曲線Yとの対比
からも明らかなように、各曲線X、Yが低輝度帯Pの上
限輝度p1に到達する点Gp、G’p間の縦軸上の距離
、及び、各曲線X、Yが高輝度帯Qの下限輝度q1に到
達する点Gq、G′q の縦軸上の距離が共に相当に大
きいことから、結局、両曲線X、Yに関する分離度合z
、z’に大幅な相違を生ずるものである。
つまり、より普遍的には、上記この発明の構成にて算出
される被監視体の分離度合Zは、被監視体の汚染度合に
よっても支配されるので、高低両輝度帯Q、I)の幅が
大きい場合には、該分離度合Zが被監視体の分離状況の
正確な目安を与え得ないという問題があった。
そこで、この問題を解決すべく、輝度計測手段内にフィ
ルタを設けて、被監視体からの光線の波長を選択するこ
とにより、低輝度帯、Pを実質的に低輝度基礎変動帯△
pにまで圧縮するとともに、高輝度帯Qをも相当に狭隘
化するようにした第二の発明の実施例の構成及び動作を
、第6図、第7図をも参照しつつ説明すれば以下の通り
である。
第6図は、第1図中の輝度計測部9を抽出して示す側面
断面図であり、支持ブロック9a中の光フアイバ用貫通
孔9bには、光フアイバ9Cカ挿入され、該貫通孔9b
の先端部には、該貫通孔と共通の中心軸を有する投光用
外筒9dが螺着され、該外筒9dの前面には、投光用レ
ンズ9eが装着される。そして、上記各要素9b〜9e
により、投光部9Aが形成され、る。
一方、支持ブロック9a中の尋線用貫辿孔9fの先端部
に連成された大径の外筒保持孔9gには、受光用外筒9
hが螺着され、該外筒9hの前面には、受光用レンズ9
1が装着され、該外筒911の後端側には、光電変換素
子9jが固定され、該変換素子からは、信号線としての
一対の導線9kが該貫通孔9fを通じて輝度符号生成部
14に延びる。
そして、上記各要素9f〜9kにより、受光部9Bが形
成される。
更に、上記受光部9Bを形成する受光用外筒9h中の、
受光用レンズ91と光電変換素子9」間の空間内には、
フィルタ9Cが付設される。
なお、91は輝度計測89を監視窓3に沿って昇降させ
る際の、案内柱である。 ・ 上記構成において、図示されていない光源から光ファイ
バ9Cを通じて投光用外筒9dに等かれた光線は、投光
用レンズ9eを透過する際に、ビームに集光されて、前
方に配置された監視窓3を透過して被監視体2を照射し
、一方、該被監視体から散乱する反射光線の一部は、受
光用レンス91に辺して、これを透過する際に、再びビ
ームに集光されて、フィルタ9Cを通過し、後方の光電
変摸索子9Jに達する。
而して、かかる輝度計測部9が、監視窓3に沿って上下
動し、該監視窓上の複数の監視位置のうちのいずれかの
位置にて、被監視体2、典型的には、イオン交換樹脂を
照射すれば、その監視位置での被監視体2の色特有の分
光反則率によって、波長ごとにその量が支配暴れる反射
光線が、特定の波長の光線を選択的に通過させるフィル
タ9Cを通過する際に、該反射光線の波長の変化、即ち
、被監視体2の色の変化が反射光線の量の変化に変換さ
れて、これが、後方の光電変換索子9jに到達する。そ
して、該反射光線は、該変換素子9」にて、監視体2の
輝度に対応する電気信号に変換され、該信号は、信号線
9kを通じて、輝度信号S1として、第1図中の輝度符
号生成部14に供給されるものである。
しかるところ、上述のフィルタ9Cによる波長の選択は
、同時に、前掲第4図に示される輝度特性のグラフにお
いて、横軸上の波長の選択をも意味するので、被監視体
に固有め輝度特性に応じて、該フィルタ9Cによる通過
波長を適切に選択すれば、前述の高輝度帯、低輝度帯の
幅が種々に変化するものである。
例えば、第4図の輝度特性曲線A、A’、B、同図中に
示されるように、高輝度帯Q、高輝度基礎変動帯△qに
比べて、それぞれ、相当に狭隘化された茜輝度帯Q′、
高輝度基礎変動帯△q、及び、低輝度帯Pに比べて極度
に狭隘化され、実質的゛に、低輝度基礎変動帯△p′に
等しい低輝皮帯P′を得る。
かかる狭隘化された高低両輝度帯Q、P’を有するイオ
ン交換樹脂の分離操作に際しての、監視位置に沿う輝度
の軌跡を第3図に対応させて描(と、第1図のようにな
る。
そして、第7図に例示される輝度の軌跡を表わす一連の
輝度データを輝度データ記憶部17に記・臆する動作、
及び、該データ記憶部17から転送される一連の輝度デ
ータに基づいて、汚染状態WNG、汚染度合W、分離面
位置L、分離度合Zを算出し、表示するための演算処理
部20の動作、即ち、第2図のフローチャートに従う演
算処理に関しては、第二の発明の構成においても全(同
様であるが、第二の発明の構成では、輝度帯設定手段B
により、高輝度帯Q′が設定され。
更に、基&変動帯設定手段13′により、高輝度基礎変
動帯△q′と、低輝度帯P′としての低輝度基礎変動帯
△p′とが設定されることとなる。
かくして、第3図中の曲線X、Yに関する演算処理と全
く同様の演算処理を第7図の曲線X′、度遷移距離G、
分離度合Zが算出され、曲線Y′に関しては、輝度遷移
距離G′、分離度合Z′が算出されるものであるところ
、第1図中の曲線X′、Y′の場合には、第3図中の曲
線X、Yの場合と相違して、各曲線X′、Y′の左側垂
直線分が狭隘な低輝度基礎変動帯相当の低輝度帯P′内
に納まヮていて、汚染に起因する該垂直線分の移動が全
くないことから、該曲線X′、Y′が低輝度帯P′の上
限輝度P′lに到達する点G″pは、実質的に一点に集
約し、更には、高輝度帯Q′が狭隘化していて、汚染に
起因する該曲線X′、Y′の右側垂直線分の移動が少な
いことから、該曲線X′、Y′の各々が高輝度帯Qの下
限輝度Q’lに到透す不点Gq、Gq 間の縦軸上の距
離も相当に短くなる。
したがって、第7図に示されるように、高低両輝度?f
fQ’ 、 P’が狭隘化している場合には、上記曲線
X′に関して算出される輝度遷移距1411 G、分離
度合Zが、上記曲線Yに関して算出される輝度遷移距離
G′、分離度合Z′に対して、それぞれ、接近した値を
とることとなり、第3図に示されるように、高低両輝度
帯Q、i)が広い場合に比べると、輝度遷移距離、ひい
ては、分離度合への被監視体の汚染による影響が減退す
るものである。
付言するならば、第7図中の曲線Vは、予めタイマ19
にて設定された分能操作期間△Tの経過にも係わらず、
何らかの原因により1、分離操作の進行が妨げられた場
合のものであって、分離度合Zが非常に大きな値を示す
ことから、被監視体の分離が不完全であることを検知す
ることができる。
なお、上記第二の発明の実施例の構成では、フィルタ9
Cが受光部9Bの受光用外筒9h内に付設されているが
、該フィルタ9Cは、投光部9Aから投光されて、被監
視体2にて反射して、受光部9Bの光電変換素子9Jに
等かれる光線の波長を選択すれば足りるので、該フィル
タ9Cを投光部9Aの投光用外筒9d内に付設してもよ
い。
以上のように、この発明によれば、予め想定された分離
操作期間△T経過後に、被監視体の分離面位置りを算出
するに際して、複数の監視位置に沿う、被監視体の輝度
の軌跡が、被監視体の汚染に起因して変動する範囲を想
定して予め設定された高・低両輝度帯Q、P内に納まっ
ているか否かに基づいて、汚染状態WNGを算出して、
これを表示し、更に、上記輝度の軌跡中の最大輝度MX
と最小輝度MNとに基づいて、汚染度合Wを算出して、
これを表示するようにしたことにより、被監視体の汚染
が進行し、ついに、正確な分離面位置りの算出が困難と
なる程度の汚染状態に至ったことが表示可能となるので
、不正確な分離面位置りの表示に基づく、運転作業の混
乱を有効に防止できるという優れた効果がある。
更に、こ”の発明に奉迎する第二の発明によれば、複数
の監視位置に沿って上下動し、該監視位置に沿う、被監
視体の輝度の軌跡を表イ〕す一連の輝度データを収集記
憶すべく、各監視位置にて、被監視体の輝度を計測する
輝度計測手段中にフィルタを付設して、被監視体の汚染
による該被監視体への影響が最小となる波長の光線にて
、輝度の計測を行うようにした上で、被監視体の輝度の
軌跡が、前記低輝度帯Pの上限輝度p1に到達する点G
pと、該軌跡が前記高輝度帯Qの下限輝度q1に到達す
る点Gqとの間の監視位置に沿う距離である輝度遷移距
離Gと、前述の汚染度合Wとに基づいて、分離の進行状
況の目安(分離が進行するにつれて小さな値となる)を
与える分離度合Zを算出して、これを表示するようにし
たことにより、前記高・低両輝度帯Q、Pが狭隘化する
ことから、上記分離度合Zへの被監視体の汚染による影
響が格段に減退し、もって、この発明の効果に加えて、
被監視体がある程度汚染されていても、正確な分離度合
Zを表示することができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第11図〜第5図は、この発明の実施例に関するもので
あり、第1図は、そのハードウェア上の構成を示すブロ
ック図、第2図は、その偽能ブロック図(クレーム対応
図)、第3図は、監視位置に沿う被監視体の輝度の軌跡
を示すグラフ9.第4図は、波長の変化に対する被監視
体の輝度特性を例示するグラフ、第5図は、第1図中の
演算処理部20にて実行されるプログラムのフローチャ
ートである。 第6図、第1図は、この発明に奉迎する第二の発明の実
施例に関するものであり、第6図は、第1図中の輝度計
測部9を抽出して示す側面断面図、第7図は、監視位置
に沿う被監視体の輝度の軌跡を示すグラフである。 1・・・・・・処理塔 2・・・・・・被監視体3・・
・・・・監視窓 9・・・・・・輝度計測部10・・・
・・・位置検出部 11・・・・・・位置目盛板14・
・・・・・輝度符号生成部 15・・・・・・位置符号生成部 16・・・・・・符号組立部 17・・・・・・輝度データ記憶部 18・・・・・・制御部 19・・・・・・タイマ20
・・・・・・演算処理部 20A・・・・・・マイクロプロセッサ20B・・・・
・・表示器 22・・・・・・走査制御部 A・・・・・・最大最小輝度算出手段 B・・・・・・輝度帯設定手段 C・・・・・・汚染状態判別手段 D・・・・・・汚染状態表示手段 E・・・・・・輝度這移距離算出手段 F・・・・・・汚染度合算出手段 G・・・・・・分能面位置算出手段 H・・・・・・分離度合算出手段 ■・・・・・・汚染度合表示手段 J・・・・・・分離面位置表示手段 ■(・・・・・・分離度合表示手段

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (旬 処理塔1側壁に縦方向に延在する監視窓3と、監
    視窓3に沿って上下動し、監視窓3の縦方向に特定の間
    隔を置いて定められた複数の監視位置における異る分光
    特性(輝度)を有する複数種類の被監視体2の輝度を表
    わす輝度信号S、を出力する輝度計測手段9と、輝度計
    測手段9の監視窓上の監視位置を検出し、該位置を表わ
    す位置信号S2を出力する位置検出手段10と、輝度信
    号S1と位置信号S2に基づく一連の輝度データを読み
    出し可能に記憶する輝度データ記憶手段17とを備えた
    処理塔内監視装置において、輝度データ記憶手段1Tか
    ら読み出される一連の輝度データに基づいて、被監視体
    2の汚染が特定の限度に到達したことを表わす汚染状態
    WNGと、被監視体2の汚染度合Wと、被監視体2の分
    1’ill:面位置りとを表示する演算処理手段20を
    付設して成り、上記演算処理手段20は、高輝度の被監
    視体2の輝度が占める高輝度帯Pと低輝度の被監視体2
    の輝度が占める低輝度帯Qとを設定する輝度計測手段B
    と、一連の輝度データにより表わされる輝度のうち、最
    大輝度M Xと最小輝度MNを算出する最大最小輝度算
    出手段Aと、最大輝度MXが予め設定された高輝度帯Q
    の下限輝度q1以下であること、あるいは、最小輝度M
    Nが予め設定された低輝度帯Pの上限輝度01以上であ
    ることを判別して、汚染状態信号Wl1gを出力する汚
    染状態判別手段Cと、汚染状態信号wngに応答して、
    汚染状態WNGを表示する汚染状態表示手段りと、最大
    輝度MXと最小輝度MNとの差を算出して、その算出結
    果を汚染度合信号Wとして出力する汚染度合算出手段F
    と、汚染度合信号Wに応答して、汚染度合Wを表示する
    汚染度合表示手段Iと、一連の輝度データにより表わさ
    れる複数の監視位置に沿う彼監視体2の輝度変化の軌跡
    上、前記低輝度帯Pの上限輝度p1と前記高輝度帯Qの
    下限輝度q1との間の距離に対応する該複数の監視位置
    に沿う距離を輝度遷移距i4I Gとして算出する輝度
    遷移距離算出手段Eと、輝度遷移距離Gの中間点に対応
    する上記複数の監視位置に沿う位置を算出して、その算
    出結果を分離面位置信号lとして出力する分離面位置算
    出手段Gと、分離面位置信号lに応答して分離面位置り
    を表示する分離面位置表示手段Jとを含むことを特徴ど
    す゛る処理塔内監視装置。 (2)処理塔1側壁に縦方向に延在する監視窓3と、監
    視窓3に沿って上下動し、監視窓3の縦方向に特定の間
    隔を置いて定められた1Mwの監視位置における異る分
    光特性(輝度)を有する複数種類の被監視体2の輝度を
    表わす輝度信号S1を出力するj4度計測手段9と、輝
    度計測手段9の監視窓上の監視位置を俣出し、該位置を
    表わす位置信号S2を出力する位置検出手段10と、輝
    度信号S、と位置信号S2に基づく一連の輝度データを
    読み出し可能に記憶する輝度データ記臆手段11とを備
    えた処理塔内監視装置において、輝度データ記憶手段I
    Tから読み出される一連の輝度データに基づいて、被監
    視体2の汚染が特定の限度1と到達したことを表わす汚
    染状態WN、Gと、被監視体2の汚染度合Wと、被監視
    体2の分離面位置りと、被監視体2の分離の°進捗程度
    を表わす分離度合Zとを表示する演算処理手段2oを付
    設して成り、上記演算処理手段2oは、高輝度の被監視
    体2の輝度が占める高輝度帯Pと低輝度の被監視体2の
    輝度が占める低輝度帯Qとを設定する輝度計測手段Bと
    、一連の輝度データにより表わされる輝度のうち、最大
    輝度MXと最小輝度MNを算出する最大最小輝度算出手
    段Aと、最大輝度MXが予め設定された高輝度帯Qの下
    限輝度q1以下であること、あるいは、最小輝KMNが
    予め設定された低輝度帯Pの上限輝度1)を以上である
    ことを判別して、汚染状態信号wngを出力する汚染状
    態判別手段Cと、汚染状態信号wngに応答して、汚染
    状態W N Ciを表示する汚染状態表示手段りと、最
    大ノ渾度MXと最小輝度MNとの差を算出して、その算
    出結果を汚染度合信号Wとして出力する汚染度合算出手
    段Fと、汚染度合信号Wに応答して、汚染度合Wを表示
    する汚染状態表示手段工と、一連の輝度データにより表
    わされる複数の監視位置に沿う被監視体2の輝度変化の
    軌跡上、前、記低輝度帯Pりの上限輝度plと前記高輝
    度帯Qの下限輝度qlとの間の距離に対応する該複数の
    監視位置に沿う距離を輝度遷移距1’llI Qとして
    算出する輝度遷移距離算出手段Eと、輝度遷移距離Gの
    中間点に対応する上記複数の監視位置に沿う位置を算出
    して、その算出結果を分離面位置信号lとして出力する
    分離面位置算出手段Gと、分離面位置信号lに応答して
    分離面位置りを表示する分離面位置表示手段Jと、前記
    輝度遷移距離Gと前記汚染度合Wとの積を前記高輝度帯
    Qの下限輝度q1と前記低輝度帯Pの上限輝度p1との
    差で割って得られる商を算出して、その算出結果を分離
    度合信号2として出力する分離度合算出手段11と、分
    離度合信号2に応答して分111j度合Zを表示する分
    離度合表示手段I〈とを含み、更に、前記輝度計測手段
    9は、前記監視窓3を通じて被監視体2に対して光源か
    らの光線を投光する投光手段9Aと、投光された被監視
    体2から反射した光線を受光して該光線の受光量に対応
    する電気信号を輝度信号Slとして出力する受光手段9
    Bと、該投光手段9Aから投光され、該受光手段9Bに
    て受光される光線のうち、被監視体2の汚染による受光
    量への影響が最小となるl成長の光線を選択的に通過さ
    せるフィルタ手段9Cとを含むことを特徴とする処理塔
    内監視装置νi。
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