JPS6025452B2 - 軽量材 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、スチレンオリゴマーとアクリルオリゴマー
のうちの１種または２種と、ポリウレタン樹脂発泡体の
製造に使用される硬化剤とポリウレタン樹脂主剤とを主
体とする混合物を発泡させた軽量材に関する。

実施例 Ｉ スチレンオリゴマー１０礎都とジイソシアネート４００
部を混合しておき、これとポリウレタン樹脂主剤５０＄
部、及びパーライト適量よりなるる混合物を型枠内に密
閉し、発泡させて軽量材を得る。

実施例 ２アクリルオリゴマー１００部とジイソシアネ
ート４０技部を混合しておき、これとポリウレタン樹脂
主剤５０の郭、水２５部、及びシラスバール適量よりな
る混合物を容器内に密閉し発泡させて軽量材を得る。

この発明では無機質系繊維や無機質系粉体等を原料に混
合して発泡させ、軽量材を補強し或いは軽量材に遮音性
を付与するもよく、ブロム化合物、隣化合物等の簸燃剤
、或いはこの外周にポリゥレン系樹脂と相溶性良好な熱
可塑性の合成樹脂、合成ゴム、ロジン、ロジン誘導体集
の有機物溶融体を設けて硬化させた混合用鍵燃剤や、水
ガラス、水の外周にプラスチック層を設けた粒状物等を
混合して発泡させ、軽量材に鍵燃剤を体与するもよい。

またスチレンオリゴマーとアクリルオリゴマ−のうちの
１種または２種と硬化剤を混合したものと、ポリウレタ
ン樹脂主剤のうちの何れかを予じめ無機質発泡粒と混合
しておき、これを他の原料と混合して発泡させてもよい
。次にこの発明の具体的な軽量材とその製造法１例につ
いて説明する。

第１図は２層のベルトコンベアを利用した軽量材１例の
製造法を示し、下部ベルトコンベア１上に裏面材層４を
辰拡し、その上にホツパー６からパーライトとスチレン
オリゴマー及び硬化剤の混合物９を展拡し、更にその上
にホツパー５内のポリウレタン樹脂主剤８を撒布して混
合状態となし、上部ベルトコンベアとの間で発泡させて
板状に成形する所を示す。尚７は高さ調整板、３は表面
材層、１０は軽量材である。第２図Ａは無機質発泡粒を
含まないポリウレタン樹脂発泡体１１によって構成され
る軽量材、第３図Ｂは上記ポリウレタン樹脂発泡体内に
無機質発泡粒１２が均一に分散された軽量材、第４図Ｃ
は無機質発泡粒１２を無機質バインダーで粗に結合した
間隙に上記ポリウレタン樹脂発泡体１１を設けた軽量材
、第５図Ｄは軽量材ＢまたはＣに更に無機質繊維１３を
配合した軽量材を示し、軽量材Ｂ〜Ｄには金属粉を配合
したもよい。軽量材Ｂ〜Ｄは有機物の使用量少くもっと
も実用的であることから、これを軽量材Ｅと総称して応
用製品につき説明する。第６図は軽量材Ｅを板状に成形
したパネル、第７図はメタルラスや絹材等の層１４を配
して軽量材Ｂを板状に成形したパネル、第８図は板状軽
量材Ｂの表裏に表裏面村層１５，１５を種層したパネル
、第９図は両側の枠１６，１６の間に軽量材Ｅを設けた
パネル、第１０図は枠１６、１６及び表裏面材質１５，
１５の中に軽量材Ｅを設けたパネル、第１１図は断面形
状溝形のコンクリート１６と表面材層１５の中に軽量材
Ｅを設けたパネル、第１２図は中空コンクリート１６の
中に軽量材Ｅを設けたパネル、第１３図は金属サィディ
ング１７の裏面に軽量材Ｅを設けた断熱サィディング、
第１４図は金属製有１８の裏面に軽量材Ｅを競層した断
熱有、第１５図は波形金属板１９の上下にメタルラスや
ワイヤメッシュ等２０を固着したものを軽量材Ｅ内に埋
設したパネル、第１６図は枠及び枠２１の両面に裏面材
層１５を設けその中に軽量材Ｅを設けたパネル、第１７
図は２層の管２２及び２３の間に軽量材Ｅを設けた管で
ある。

上記したパネルや管は、発泡原料と無機質発泡粒の混合
物を２層のロールコンベア間で発泡させて成形したり、
密閉された容器や型枠内に無機質発泡粒を充填しておき
、注入孔から発泡原料を注入して発泡させたり、容器や
型枠の中に発泡原料と無機質発泡粒を入れ、その上に蓋
を被せて密閉し、発泡させて成形したりする等して製造
することができる。

また第１３図の断熱サィディングは金属サィディング１
７の裏面に裏面材層を設けて空間を形成し、この中に軽
量材を設けてもよく、第１４図の断熱有は金属有の裏面
にプラスチック製裏面材層を設けて密閉空間を形成し、
この中に軽量材を設けてもよい。第１５図の波形金属板
１９には透孔多数を設けておくもよく、ウェブ部にラチ
スを形成した波形金属板を使用するもよい。第１６図の
枠または桟２１もそのウェブ部にラチスを形成したもの
であってよい。尚表面材層や裏面材層には、紙、プラス
チック、合板、つき板、金属石膏、セメント等の板やシ
ート或し・かこれらに小孔多数を設けたもの等を使用す
ることができる。この発明は前記のように構成されるか
ら、発泡時間の調整が容易であり、種々の硬度や軽量材
を得ることができるばかりか、軽量材は従来のポリウレ
タン樹脂発泡体に比し更に硬質であり、無機質発泡粒を
内在させたものは低事に製造することができるばかりか
、難燐性及び遮音性にも優れ、±木蓮葵工事における部
材接合部や貫通孔、スラブと床材間、風呂、冷蔵庫、冷
凍庫、金庫、壁パネル、床パネル、屋根パネル等の二重
密閉空間、配管外周に設ける等して、これらに断熱性或
いは難燃性や遮音性等を件与し、水ガラスを混合したも
のは火災時水ガラスが発泡して耐火層を構成し、前記パ
ネルや管はそのままで「或いは更にアルミ箔層を設ける
等して、壁材、床材、屋根材、天井材、断熱管等として
広く用途に供され，る。

【図面の簡単な説明】

添付図面はこの発明の実施例を示すものであって、第１
図は軽量材の製造法１例を示す概略図、第２図〜第５図
は軽量材４例を示す断面図、第６図〜第１７図は軽量材
を応用したパネル、サィディング、有、管等１２例を示
す断面図である。 ）図ＳＩ型 篤４１型 繁ぐ図 ５■ り図 ぷ■ 関 趣 叫 ＩＺ区四 ｌミ鴎園 ｌリー単 夕 ー６１四 袋川図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ スチレンオリゴマーとアクリルオリゴマーのうち１
   種または２種と、ポリウレタン樹脂発泡体の製造に使用
   される硬化剤と、ポリウレタン樹脂主剤とを生体とする
   混合物を発泡させた軽量材。