JPS60253302A - リング型フイルタ - Google Patents
リング型フイルタInfo
- Publication number
- JPS60253302A JPS60253302A JP11043584A JP11043584A JPS60253302A JP S60253302 A JPS60253302 A JP S60253302A JP 11043584 A JP11043584 A JP 11043584A JP 11043584 A JP11043584 A JP 11043584A JP S60253302 A JPS60253302 A JP S60253302A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resonator
- ring
- resonators
- energy
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01P—WAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
- H01P1/00—Auxiliary devices
- H01P1/20—Frequency-selective devices, e.g. filters
- H01P1/207—Hollow waveguide filters
- H01P1/209—Hollow waveguide filters comprising one or more branching arms or cavities wholly outside the main waveguide
Landscapes
- Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明はリング型フィルタに関し、特にマイクロ波やミ
リ波等の超高周波帯、更には光波帯においてストリップ
線路回路や集積回路等として構成されるＢＰＦ （帯域
通過）リング型フィルタに関する。
リ波等の超高周波帯、更には光波帯においてストリップ
線路回路や集積回路等として構成されるＢＰＦ （帯域
通過）リング型フィルタに関する。
【Ｌ炎」
従来、超高周波帯においては、ストリップ線路等により
構成されたＢＰＦが、また光波帯では光集積回路として
構成されたＢＰＦが夫々用いられている。なかでも、リ
ング状共振器と入出力回路とにより構成されるリング型
フィルタは、フィルタの機能と方向１１土結合器の機能
とを兼備した方向性フィルタであることから、分波用フ
ィルタや発振器出力フィルタ等として広く用いられてい
る。
構成されたＢＰＦが、また光波帯では光集積回路として
構成されたＢＰＦが夫々用いられている。なかでも、リ
ング状共振器と入出力回路とにより構成されるリング型
フィルタは、フィルタの機能と方向１１土結合器の機能
とを兼備した方向性フィルタであることから、分波用フ
ィルタや発振器出力フィルタ等として広く用いられてい
る。
第１図は従来のリング型フィルタの例を示す図であり、
上面から線路パターンを見た図である。
上面から線路パターンを見た図である。
この例は２段のＢＰＦの場合であるが、１段や３段以上
の場合も存在する。図において、１．２は入出力回路で
あり、３．４はリング状共振器である。入出力回路１の
一端から入力された信号群のうち、リング状共振器３．
４の共振周波数と一致する信号は人も出力回路２の一端
に方向性をもって出力される。
の場合も存在する。図において、１．２は入出力回路で
あり、３．４はリング状共振器である。入出力回路１の
一端から入力された信号群のうち、リング状共振器３．
４の共振周波数と一致する信号は人も出力回路２の一端
に方向性をもって出力される。
このように、リング型フィルタは方向性を有するという
長所があるが、選択特性は鋭利でなく、よって近接雑音
の多いシステムにおいてＢＰＦとして使用するには不適
である。
長所があるが、選択特性は鋭利でなく、よって近接雑音
の多いシステムにおいてＢＰＦとして使用するには不適
である。
発明の目的
本発明の目的は、方向性フィルタという長所を維持しつ
つ上記欠点である選択特性を改善したリング型フィルタ
を提供することである。
つ上記欠点である選択特性を改善したリング型フィルタ
を提供することである。
発明の構成
本発明によるリング型フィルタは、互いに隣接配装置さ
れて密結合を有する複数のリング状共振器と、リング状
共振器の各々に対して互いに粗結合を有する他のリング
状共振器とを有し、この伯のリング状共振器は入出力回
路とは結合しないように配置されていることを特徴とす
る。
れて密結合を有する複数のリング状共振器と、リング状
共振器の各々に対して互いに粗結合を有する他のリング
状共振器とを有し、この伯のリング状共振器は入出力回
路とは結合しないように配置されていることを特徴とす
る。
実施例
以下に図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第２図は本発明の実施例を示す図であり、上面から見た
線路パターンを示している。図において、入出力回路１
の一端からの入力信号群のうち、略方形のリング状共振
器５．６．７の共振周波数と一致する信号は、入出力回
路２の一端に方向性をもって出力される。ここで、共振
器５と６は略方形をなしている形状の長片で互いに隣接
しているので、両者は結合度Ｃ１で互いに密に結合して
いる。一方、共振器５と７は、共振器５の短片と共振器
７の長片の一部でしか互いに隣接していないので、前記
の結合度Ｃ１よりも小なる値の結合度Ｃ２で粗に結合し
ている。
線路パターンを示している。図において、入出力回路１
の一端からの入力信号群のうち、略方形のリング状共振
器５．６．７の共振周波数と一致する信号は、入出力回
路２の一端に方向性をもって出力される。ここで、共振
器５と６は略方形をなしている形状の長片で互いに隣接
しているので、両者は結合度Ｃ１で互いに密に結合して
いる。一方、共振器５と７は、共振器５の短片と共振器
７の長片の一部でしか互いに隣接していないので、前記
の結合度Ｃ１よりも小なる値の結合度Ｃ２で粗に結合し
ている。
従って、共振器５．６．７の共振周波数と一致する信号
のエネルギ成分の多くは、共振器５から結合度Ｃ１で共
振器６に結合し、更に、入出力回路２の一端へ出ていく
ことになる。一方、信号のエネルギ成分の残部は、共振
器５から結合度Ｃ２で共振器７に結合し更に共振器７か
ら結合度Ｃ２で共振器６に結合する。ここで、リング状
共振器の内部では、エネルギは進行波状に共振する。共
振器５から共振器６に結合したエネルギの進行方向と、
共振器５から共振器７を経て共振器６に結合したエネル
ギの進行方向とは、両者間において結合回数が異なるた
めに共振器６の内部で互いに逆方向となる。すなわち、
結合されたエネルギは互いに逆相である。よって、共振
器６から入出力回路２の一端に出力した状態では、エネ
ルギの一部が打消し合い、結果的に極を持った選択性の
鋭利な有極性のＢＰＦとなるのである。
のエネルギ成分の多くは、共振器５から結合度Ｃ１で共
振器６に結合し、更に、入出力回路２の一端へ出ていく
ことになる。一方、信号のエネルギ成分の残部は、共振
器５から結合度Ｃ２で共振器７に結合し更に共振器７か
ら結合度Ｃ２で共振器６に結合する。ここで、リング状
共振器の内部では、エネルギは進行波状に共振する。共
振器５から共振器６に結合したエネルギの進行方向と、
共振器５から共振器７を経て共振器６に結合したエネル
ギの進行方向とは、両者間において結合回数が異なるた
めに共振器６の内部で互いに逆方向となる。すなわち、
結合されたエネルギは互いに逆相である。よって、共振
器６から入出力回路２の一端に出力した状態では、エネ
ルギの一部が打消し合い、結果的に極を持った選択性の
鋭利な有極性のＢＰＦとなるのである。
尚、共振器７は入出力回路１．２と充分な距離をもって
−かつ本来結合度の小さい短辺で隣接しているので、互
いに結合は生じないようにすることができる。
−かつ本来結合度の小さい短辺で隣接しているので、互
いに結合は生じないようにすることができる。
ここでリング状共振器が３個すなわちＢＰＦとして２段
の場合を示したが、構成要件を満たしている限り、ＢＰ
Ｆの段数によらないことは明白である。また、略方形の
リング状共振器のパターンとして、方形の角が丸みを有
する形状を例として説明したが、密結合部分と粗結合部
分とを構成するという本発明の趣旨から、例えば、楕円
形や方形の短辺が円弧をなしている長円形等もこの発明
に含まれる。また、結合度が小となりすぎるために工業
上の利用の面から考えて実用的ではないがリング状共振
器のパターンが真円の場合も原理的には本発明の効果が
得られる。
の場合を示したが、構成要件を満たしている限り、ＢＰ
Ｆの段数によらないことは明白である。また、略方形の
リング状共振器のパターンとして、方形の角が丸みを有
する形状を例として説明したが、密結合部分と粗結合部
分とを構成するという本発明の趣旨から、例えば、楕円
形や方形の短辺が円弧をなしている長円形等もこの発明
に含まれる。また、結合度が小となりすぎるために工業
上の利用の面から考えて実用的ではないがリング状共振
器のパターンが真円の場合も原理的には本発明の効果が
得られる。
ここでは、入出力回路及び各リング状共振器のパターン
が同一平面上にある場合を示したが、これらのすくなく
とも一部のパターンが回路を構成する基板の裏面に設け
られている場合も、互いの結合が上述の関係を有してい
る限りにおいて同等の効果を有する。
が同一平面上にある場合を示したが、これらのすくなく
とも一部のパターンが回路を構成する基板の裏面に設け
られている場合も、互いの結合が上述の関係を有してい
る限りにおいて同等の効果を有する。
発明の効果
叙上の如く、本発明によれば、方向性フィルタであるこ
とに加えて特性の面でも鋭利な選択性を容易に得ること
が可能となる。
とに加えて特性の面でも鋭利な選択性を容易に得ること
が可能となる。
第１図は従来のリング型フィルタの例を示す図、第２図
は本発明の実施例を示す図である。 主要部分の符号の説明 １．２・・・・・・入出力回路 ５〜７・・・・・・リング状共振器 出願人 日本電気株式会社 代理人 弁理士 柳川 信
は本発明の実施例を示す図である。 主要部分の符号の説明 １．２・・・・・・入出力回路 ５〜７・・・・・・リング状共振器 出願人 日本電気株式会社 代理人 弁理士 柳川 信
Claims (1)
- 互いに隣接配置されて密結合を有する複数のリング状共
振器と、前記リング状共振器の各々に対して互いに粗結
合を有する他のリング状共振器とを有し、この他のリン
グ状共振器は入出力回路とは結合しないように配置され
ていることを特徴とするリング型フィルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11043584A JPS60253302A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | リング型フイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11043584A JPS60253302A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | リング型フイルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60253302A true JPS60253302A (ja) | 1985-12-14 |
Family
ID=14535654
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11043584A Pending JPS60253302A (ja) | 1984-05-30 | 1984-05-30 | リング型フイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60253302A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63267001A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 有極フイルタ |
| JPS641305A (en) * | 1987-06-24 | 1989-01-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Filter |
| US5369383A (en) * | 1992-04-30 | 1994-11-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Strip line filter having dual mode loop resonators |
| US6381478B2 (en) * | 1997-05-08 | 2002-04-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Superconductive high-frequency circuit element with smooth contour |
-
1984
- 1984-05-30 JP JP11043584A patent/JPS60253302A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63267001A (ja) * | 1987-04-24 | 1988-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 有極フイルタ |
| JPS641305A (en) * | 1987-06-24 | 1989-01-05 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Filter |
| US5369383A (en) * | 1992-04-30 | 1994-11-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Strip line filter having dual mode loop resonators |
| US5497131A (en) * | 1992-04-30 | 1996-03-05 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Strip line filter having dual mode loop resonators |
| US5623238A (en) * | 1992-04-30 | 1997-04-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Strip line filter having dual mode loop resonators |
| US5703546A (en) * | 1992-04-30 | 1997-12-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Strip line filter having dual mode loop resonators |
| US6381478B2 (en) * | 1997-05-08 | 2002-04-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Superconductive high-frequency circuit element with smooth contour |
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