JPS6025248Y2 - 健康用具 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は健康の促進に役立つ健康用具に関する。

従来、各種の健康用具が市販されているが誰にでも使用
し易く且つ有用なものが少なかった。

本考案者は東洋医学で重視されているを椎の両側部に位
置するつぼに刺戟を与えると共に脚部の裏側に刺戟を与
えることの可能な健康用具の開発を心がけ本考案を遠戚
するに至った。

本考案の目的は、多くの人が使用でき且つ健康の増進に
有用な健康用具を提供するにある。

本考案は、端部付近を脚２で支持することにより傾斜し
且つ円弧状の反を有する機枠１に、薄肉のふくらみ部ａ
と厚内のふくらみ部すとを対称的に有する変形俵形の多
数の弾性ローラ３を薄肉のふくらみ部ａと厚肉のふくら
み部すとが交互に隣り合うように長手方向に直角に回動
自在に取付けて成ることを特徴とする健康用具である。

次に本考案を図面によって詳細に説明する。

第１図及び第２図において、円弧状の反を有する機枠１
は端部付近に伸縮、調節可能な脚２が枢軸４により折畳
みできるように取付けられている。

脚２の中間部には枢軸６を介して脚支持バー５が機枠１
の一部に取付けられ脚２を支持している。

脚２により支持されているため機枠１は傾斜している。

機枠１の長手方向に直角に軸７が等間隔に設けてあり、
これに変形俵形の多数の弾性ローラ３が回動自在に取付
けられている。

図中８は円筒状のステップ、８ａはステップ８を枢着し
た枢軸、９はつかみ部、９ａはつかみ部９を枢着した枢
軸である。

第３図は弾性ローラ３の断面を示すもので、薄肉に形成
したふくらみ部ａと厚肉に形成したふくらみ部すとを対
称的に有している。

第２図で示すように、変形俵形の弾性ローラ３は薄肉の
ふくらみ部ａと厚肉のふくらみ部すとが交互に隣り合う
ように軸７によって機枠１に回動自在に取付けである。

第４図は本考案健康用具の使用方法を示すもので、使用
者は図のような姿勢でつかみ部９を握り脚の裏側を弾性
ローラ３に当設させて腕を伸縮させることにより脚の裏
側を弾性ローラ３に接し乍ら往復運動させることにより
脚に刺戟を与える。

東洋医学にいう太股の後にある承シツ、委中、承山等の
っぽとか皮膚、筋肉及びその付近を通っている神経を適
度に刺戟することになる。

第５図は本考案健康用具の他の使用方法を示すもので、
使用者はつかみ部９を下に倒しステップ８を踏まえて、
図のように反り身にし乍ら膝を屈伸させて弾性ローラ３
により背面に刺戟を与える。

このような弾性ローラ３上の往復運動により背柱の両側
の筋肉の緊張をほぐし東洋医学で称する肝命、牌命等多
くのっぽを刺戟し血行を良くすることによって体力の増
強が得られる。

本考案の健康用具の使用は日常過激な運動を使命とする
プロスポーツ選手に取っても欠かせない運動療法と言え
る。

本考案によれば、たいていの人が使用でき、特定の運動
を行い乍ら背中及び脚の裏側にそれらの中にあるつぼを
含めて刺戟を与えることができ健康増進に役立つという
効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案健康用具の正面図、第２図は第１図■−
■線における矢視図。 第３図は本考案に係るローラの断面図、第４図、第５図
は本考案健康用具の使用法を示す説明図である。 １・・・・・・機枠、２・・・・・・脚、３・・・・・
・弾性ローラ、４・・・・・・枢軸、５・・・・・・脚
支持バー ６・・・・・・枢軸、７・・・・・・軸、８
・・・・・・ステップ、８ａ・・・・・・枢軸、９・・
・・・・つかみ部、９ａ・・・・・・枢軸、ａ・・・・
・・薄肉のふくらみ部。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 端部付近を脚２で支持することにより傾斜し且つ円弧状
   の反を有する機枠１に、薄肉のふくらみ部ａと厚肉のふ
   くらみ部すとを対称的に有する変形俵形の多数の弾性ロ
   ーラ３を薄肉のふくらみ部ａと厚肉のふくらみ部すとが
   交互に隣り合うように長手方向に直角に回動自在に取付
   けて成ることを特徴とする健康用具。