JPS60252414A - 医薬組成物 - Google Patents

医薬組成物

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JPS60252414A
JPS60252414A JP60085303A JP8530385A JPS60252414A JP S60252414 A JPS60252414 A JP S60252414A JP 60085303 A JP60085303 A JP 60085303A JP 8530385 A JP8530385 A JP 8530385A JP S60252414 A JPS60252414 A JP S60252414A
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pyrone
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hydroxy
complex
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JP60085303A
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English (en)
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ブライアン・アルバート・カリンガム
ロバート・チヤールズ・ハイダー
ジヨージ・コントギオルゲス
マイケル・アーサー・ストツクハム
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National Research Development Corp of India
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National Research Development Corp UK
National Research Development Corp of India
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    • A61K31/33Heterocyclic compounds
    • A61K31/335Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin
    • A61K31/35Heterocyclic compounds having oxygen as the only ring hetero atom, e.g. fungichromin having six-membered rings with one oxygen as the only ring hetero atom
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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    • A61P7/06Antianaemics
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • C07D309/34Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom, not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • C07D309/36Heterocyclic compounds containing six-membered rings having one oxygen atom as the only ring hetero atom, not condensed with other rings having three or more double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with oxygen atoms directly attached to ring carbon atoms
    • C07D309/40Oxygen atoms attached in positions 3 and 4, e.g. maltol
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F15/00Compounds containing elements of Groups 8, 9, 10 or 18 of the Periodic System
    • C07F15/02Iron compounds
    • C07F15/025Iron compounds without a metal-carbon linkage

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〆l鼾!2不す川−分布f 本発明は鉄分欠乏貧血症の治療用鉄化合物を含む薬剤組
成物に用いられる鉄化合物に関4゛る。
従来技術および問題点 体内へ鉄分を適″!屓こ供給することは人および動物の
両方の組織の成長に必要不可欠である。日常の食品には
通常十分な量の鉄分が荏在瑯−るか、食物から鉄分の吸
収用は一般に低く、体内への鉄分の供給(」種々の条件
Fで容易に臨界に達する。鉄分欠乏貧血症(J通常妊娠
中に起こり、新生児、特にある種の動物、例えば豚にお
いて問題が生じろ。
さらに、ある病理学−1−の条件で、慢性貧血症か起こ
す体内鉄分の不完全な分布が存在する。これは慢性疾徂
、例えばリューマチ性関節炎、ある種の溶血性疾患およ
び癌に見られる。
広範囲の鉄分化合物が既に鉄分欠乏貧血症の治療用に市
販されているが、これらの化合物から体内への鉄分摂取
量はしばしばかなり低いので、−回に比較的高い投与里
の投与が必要である。低吸収性鉄錯体の多量投与は腸壁
の鉄沈着症おにび種々の副作用、例えば吐気、おう吐、
便秘並びにひどい悪臭の便の原因になる。
英国特許出願第8327612号(Gr32+2899
8八として公開)および相当する出願、カナダ出願第4
46932号および米国出願第542976号および第
661485号には鉄分欠乏貧血症の治療に比較的低い
投−リレベルでの使用に特に有用であるものとして同定
された一群の鉄錯体が記載されている。本発明はごの先
の出願に記載された方法に関し、ある種の利点を有する
これらの鉄化合物を調剤4−るための別の方法を提供ず
ろことを目的とする。
問題点を解決するための手段 即し、本発明は3−ヒドロキシ−4−ピロンまたは環状
炭素原子に結合するI以−ヒの水素原子が炭素数1〜6
の脂肪族炭化水素基によって置換されている3−ヒトロ
ギシー4−ピロンの、中性3.1ヒドロギンピロン、第
2鉄錯体の1.j(buccal)または鼻(nasa
l )投4用医薬組成物に関七ろ。
本発明医薬組成物中に存在する鉄錯体は第2鉄状の鉄を
含み中性、即ち、第2鉄ツノチオンとヒドロキシピロン
から誘導される3つのアニオン(01−1−0−の変化
を介して)間の内部電荷宅衡である。本発明に、1jい
で用いられる鉄錯体は、ヒドロキシピロノ・アニオン:
第2鉄をモル比2 ・lまたは 1 : 1て含み、第
2鉄カチオン1−の電荷のバランスをとるために、さら
に非供役結合アニオン、例えば塩素を必要とする2 、
1およ、びI l 型錯体に対するものとして3 ・ 
l型のものである。
置換3−ヒドロキシ−4−ピロンは脂肪族炭化水素基を
1より多く有してもよいが、一般的てはなく、実際、3
よりむしろ2、および特に1個の脂肪族炭化水素基ご置
換されているのか好ましい。
脂肪族炭化水素基は環状まんま非環状であってよく、後
者の場合分枝鎖を有していてもよいか特に直鎖が好まし
い。また、不飽和であってもよいか、飽和が特に好まし
い。炭素数l〜4、特に1〜3の基か最も好ましい。ア
ルキル基例えばンク[lプ[Zピル、特にノクロヘキシ
ルの如き環状基し好ましいが、より好ましくは非環状ア
ルキル基、例えば、n−プロピルもしくはイソプロピル
、または特にエチルもしくはメチルである。2位または
6位での置換が特に有利であるが、環がより大きな脂肪
族炭化水素基により置換される場合は、/ −C−C系に対するα炭素原子上での置換を11 じ\  H MIJるのが打利である。この系は鉄との錯化に関与し
、より大きな脂肪族炭化水素基の1つが近接することは
錯体形成を抑制する立体効果をもたらす。
本発明錯体に用いられる好ましいヒドロキシピ[ノン類
は式(Dを得しこれは、式(IT)および(ITI)を
有する特に有用なヒドロキシピロン類を含む。
し式中、Rはアルキル基、例えばメチル、エチル、n−
プロピル、イソプロピル、またはブチル、およびnは0
、I、2、または3(nがOのときは環(jアルキル基
で置換されていない)」。
これらの化合物の中で3−ヒドロキシ−2−メチル−4
−ピロン(マルトール、 II、 R=C)(3)が最
も好ましいか、3−ヒドロキシ−4−ピロン(ピロメコ
ン酸、■、n−0)、3−ヒドロキシ−6−メヂルー4
−ピロン(イソマルト−ル。
11[、R=CH3)および特に2 エチル−3−ヒド
ロキシ−4ピロン(エチルピロメコン酸°。
IT、 R=C2[16)も有用である。
ある種のヒドロキソピロン、例えばマルト−ル、エチル
ピロメコン酸およびイソマルトールについては、該化合
物の鉄錯体の形成が文献に記載されているが、該文献に
記載されている」−記錯体の生成方法では本発明による
薬剤組成物に使用される3 : l 形の311体は得
られない。他のヒドロキソピロンの場合、鉄錯体は新規
であり、それ自体本発明に含まれる。
鉄錯体はヒドロキソピロンと鉄イオンとの反応により容
易に調製され、鉄イオンは鉄塩、特にハロゲン化第2鉄
、就中、塩化第2鉄から誘導される。反応(J適当な共
通溶媒(mutual 5olvent )中て容易に
なされ、しばしば水がこの目的のため用いられる。しか
しながら、所望により水性79機溶媒の混合物を用いせ
もよく、また、有機溶媒、例えばエタノール、メタノー
ルまたはクロロホルムおよびこれらの混合物および/ま
たは適当な水であってもよい。特にメタノール、就中、
エタノールを用いて、所望の場合鉄錯体が溶媒に保存さ
れる間に沈澱により塩化ナトリウムの如き副生成物の少
なくとも主要部分の分離を行なってよい。
ヒドロキソピロンと鉄イオンの反応により得られる鉄錯
体の性質は2つの反応物の割合と反応媒体のpHの両者
に依存することが認められる。従って、例えば3.1 
の第2鉄錯体を得るために、ヒドロキシピロンと第2鉄
塩を3 ; 1のモル比で溶媒中に混合し、pHを6〜
9、例えば7〜8の範囲に調整するのが便利である。も
し同様に過シピロンと鉄塩(例えば塩化第2鉄9の混合
で得られる酸性p11を調整しないならば、3 I 錯
体の代わりに2 : 1および1 : 1錯体の混合物
が得られる。pHの調整は固体の炭酸すトリウムを添加
して行なってもよい。しかしながら、20gないしそれ
以−4二のハツチ中で鉄錯体を調製するときは、それに
変えて水酸化物塩基、例えば水酸化す)・リウムまノこ
は水酸化アンモニウムを用いることは特に有用である。
水酸化物塩基を用いるときは反応を、j塩基の2モル水
溶液を添加して叶■を調整した4 : I(V/V)エ
タノール、水溶媒中で行なってらよい。反応混合物中に
存在する水の比率は溶剤の蒸発に際して鉄錯体中に副生
成物(鉄塩が塩化第2鉄の場合の塩化物)を保留するこ
とになる。しかしながら、これは所望ならば、適当な溶
剤系からの再結晶または塩化アンモニウム等の特殊なケ
ースでは昇華等の方法て除去することがてきろ。
鉄錯体を形成する反応は一般に速く、通常的20℃で5
分後に宙@1−終了するが1、凶蓼なら土?〕ルい反応
時間を用いてもよい。ある溶媒系の場合、塩化第2鉄の
如き沈澱副生成物の分離の後、反応混合物をロータリー
エバポレーターで蒸発するかあるいは凍結乾燥して固体
の鉄錯体を得てもよい。
所望ならば適当な溶媒、例えば水、エタノールの如きア
ルコール、またはエーテルまたはそれらの混合溶媒によ
り結晶化してもよい。さらに本発明は3−ヒドロキシ−
4−ピロンまたは炭素数1〜6の脂肪族炭化水素により
I以」二の炭素原子に付加する水素原子が置換された3
−ヒドロキシ−4−ピロンの鉄錯体を調製する方法であ
って、該ヒドロキシピロンと鉄イオンとを反応し、得ら
れた錯体を単離する方法(但し、既に文献に記載された
特定のヒドロキシピロンの鉄錯体の特定の形態の調製法
を除く)を含む。
ある種の使用には実質」−純粋な鉄錯体、即ち、実質上
副生成物のない錯体の調製が好ましく、他の場合、例え
ば後述するような固形経口剤では、副生成物(例えば塩
化ナトリウム)の存在はがなり許容し得る。しかしなが
ら、一般に中性の 3 :1[ヒドロキシピロン・鉄(
■)]錯体は異なるヒドロキシピ【1ンと鉄との割合を
有する錯体、特に2: lおよび1.1 錯体である副
生成物を少なくとも実質1−有しない形が特にイイ用で
ある。実質」二遊離型の語は言及する物質の10重量%
またはそれ以下の存在を示すために用いる。
後述するJ:うに、鉄錯体を遊離ピロンと混合して用い
ることか、ある条件下で鉄錯体に有利な場合がある。か
かる混合物を得ることは固体状態または溶液状態のどち
らかで2つの成分を混合し、次いで、固体組成物が必要
な後の場合、固体混合物を単離することにより可能であ
る。(7かしなからピロンと鉄イオンのモル比を3.1
より大きい比で反応するごとにより該混合物を得ること
がより便利であることがある。しかしながら、反応に用
いられる反応物の割合と同様に反応条件も、らし遊離ピ
ロンと好ましい中和3 1錯体の混合物を得るならば重
要である。特に前述のように、反応混合物のpi(が重
要であり、このことから食品の着色で鉄ピロン錯体の使
用に関する従来技術、例えば米国特許第4,018,9
07号公報に記載される技術は過剰のピロンの存在下で
さえ、I)I−1の制御を行なわないので3 : I錯
体を実質上iυることかできない。
ある種のヒドロキシピロン、例えばマルトールは市販さ
れている。他のものに関して多くの場合に有用な出発物
質はメコン酸の脱カルボキシルにより容易に得られるピ
ロメコン酸から成る。従って、例えばピロメコン酸をア
ルデヒドと反応して、2−位に1−ヒドロキシアルギル
を挿入し、次いで該基を還元して2−アルキル−3−ヒ
ドロキシ−4−ピロンを得てもよい。この道筋による2
−エチル−3−ヒト゛ロキノー4−ピロン等の調製は米
国特許出願第310,141号(1960年のンリーズ
)に記載されている。
」−記方法は本発明化合物およびそれらの鉄錯体を得る
唯一の方法ではなく、当業昔に明らかな種々の変形を用
いてもよいと認められる。
本明細書に記載の鉄錯体は特に人、家畜の両方の鉄分欠
乏貧血症の治療、特に種々の哺乳類、就中、豚の治療に
好適であることが解った。しかしながら、本発明医薬組
成物は人−・の使用に特に適している。従って、鉄錯体
が含むキレート化剤、特にマル!・ ルは鉄への高い親
和力(マルト ルでlogβ3=30)を有するが、銅
(ロ)、亜鉛(n)、カルシウムおよびマグネシウムに
は親和力が小さい。マル)・ ルの鉄に対する高い親和
力およびカルシウムに対する低い親和力は共にそのKs
ol値・1ogK =Iogβ →−21−[1)K 
→〜sol Pe(L)n sp n log al、(II”) + m log ”L
(Ca”+11式中、logβ、。(L)n は鉄(I
I)に関する配位子の集積親和力定数(cumulat
ive afTinityconstant )、l)
K spはFe(OH)3の溶解度積の負の対数で39
の値を有する。nおよびmはそれぞれ配位子に結合する
水素およびカルシウムイオンの数を表わし、”L(H”
 )おにびaL(Ca”)はそれぞれ水素イオンおよび
カルシウムイオンに対する配位子の親和力を表わす。]
に影響される。
水酸化鉄(III)を溶解するにはlog KSOIは
0より大きくなIJればならない。マルトールに対する
Ksolの値は8.0であって、腸内腔でありからなフ
ィテート、ボスフェート、チオールおよび他の可能性の
ある配位子からの競合を避(Jるのに十分大きい。鉄を
トランスフェリン(transferrin)で効果的
に交換するには、log KSOI値がアポトランスフ
ェリン(apotransferrin )の値、即ち
60 に近くな;Jればならず、この点においてもマル
トールは適当である。さらに中性3 : Iマルトール
:鉄(III)錯体は熱力学的に安定(熱力学的安定度
定数=30)であるが、そのことはまた極めて不安定で
あって、アポトランスフェリンに見られるように、鉄を
高い親和ツノ位に移すことが可能である。マルトールと
アポトランスフェリンとの鉄(lI[)の交換の半減期
は1分であるのに対し、鉄(III)によるEDTAの
3 ・ l錯体の対応する交換は4日である。
しかしながら、鉄マルトールに対し上記の如き性質の他
に、経口投与により鉄源として作用する化合物は高い膜
透過性を示すことが必要であると認められる。この点1
こおける化合物の特性は、n−オクタツールとトリスヒ
ドロクロリlζ(20mM、pl−I 7.4 : l
・リスは2−アミノ−2−ヒドロギンメチルプロパン−
■、3−ン才−ル)との20℃における分配により得ら
れ、(何機層の化合物濃度)/(水性層の化合物濃度)
の比で表わされる分配係数(Kpart)により与えら
れる。中和3 ・1マルトール:鉄(1)錯体のKpa
rt値は0.5であって好ましい範囲である0、2〜1
.0内に入っている。3 : I EDTA :鉄(I
II)錯体と鉄(■)アスコルベートの値はそれぞれ0
.001と0゜0015 であることと比較される。
本発明の鉄錯体の値は種々のin vUroおよびin
 vivo試験により確認される。即ち、生物膜を透過
する能tJiJ:”Feでラベルした鉄錯体の赤血球へ
の透過性試験を実際に行なって確認する。さらに本発明
のV〈錯体は鉄の吸収の促進性における効果が高い水僧
を示すことをラットの小腸内で測定し、市販の鉄分欠乏
症の治療に用いられる他の鉄錯体と比較して解った。猫
およびラットでの1nvivo実験で鉄マルトール化合
物の鉄源としての価値を確認し、小腸への静脈投与また
は直接投与により得られた鉄吸収は市販の鉄化合物、例
えば硫化鉄、鉄EDTAおよびグルコ/酸鉄で得られた
値より著しく優れていた。これらの実験から、鉄は尿内
に重要な範囲で放出されず、体内にほぼ分配され、咳錯
体は鉄をトランスフェリンに′テえ、血液内に存在する
平衡に達する。
中和3 ・ 1ヒドロキシピロン:第2鉄錯体は2 ・
 lおよびIII錯体よりもむしろ鉄分欠乏貧血症の治
療に特に興味深い。しかしながら英国特許出願GB21
28998Aに報告されているごとく、これらの3 :
 l錯体はI)H約4または5〜10の広い範囲で安定
であるが、胃内で一般的な4以下のI)Hで分解して、
2.1 お上び1: l錯体の混合物を遊離ヒドロキシ
ピロンと共に形成する。3 : 1錯体を小腸へ投与し
て達成される5 9 Feの血液レベルは投与が胃内で
行なわれた時より高いことが解った。しかしながら、猫
のin vivo実験で、胃の内容物が小腸に洗い流さ
れた場合に、鉄の吸収が急激に増加する。鉄取得に際し
てのごの望ましくない解離を克服するためのいくつかの
方法が英国特許出願GB2128998A号に提案され
ているが、本発明はらう一つの、そごには記載のない、
特に有用な全く異なる提案を含んでいる。ま「、口腔お
よび鼻孔はpl(7近辺の環境にあるので、3 : l
中和第2鉄錯体は1コ腔膜(舌を含んだ)および鼻の孔
によって、相当する2 : 1およびl : 1錯体へ
の重大な変化なしに中性の形で取得される。従ってこの
様な投与形態はしばしば胃の強酸環境から3−1中性第
2鉄錯体の保護を意図した英国特許出願(CB2128
998A号)に記載された形の医薬組成物の使用により
1mjliな代替法を提供する。特に多くの鉄分欠乏貧
血症治療用市販薬の非常に苦い味に比べ、味の点で本発
明鉄錯体は口腔または鼻孔投句・が可能である。
本発明組成物の第2の利点は、それらが過剰投与・、例
えば同じ家庭内の成人用に処方された薬物を子供が摂取
することにより発生゛4′る過剰投与に関するある形の
安全規準を提供することである。
このことは現存する鉄網製に関するかなりの問題を提示
し、現在の鉄錯体がいずれの場合にも一般により低い毒
性とJ:り低い単位投与レベルを何すると云う利点があ
るにもかかイつらず、本発明組成物は別の利点を提出す
る。即ち、口腔または鼻孔から多量の鉄錯体を急激に摂
取するのは困難であり、従って過剰投与の問題は薬物を
飲み込むことによって生ずることの方がよりありそうな
ことである。l、かじながら、もし薬物を飲み込んで、
1゜かも鉄錯体が胃の酸環境下で保護されるような方法
で調剤されていないならば、2 : 1 および11錯
体への解離を生じ、過剰投与からの鉄摂取レベルを減少
さ■る効果が生ずる。本発明鉄錯体のJ−り低い毒性に
よって多くの市販の鉄製剤についてみられる、かような
環境において生ずる多くの胃腸管の局部的損傷がさけら
れるであろう。
従って、ここに記載の調剤方法は、特に本発明鉄錯体に
関しある種の重要な利益を与える。
本発明の医薬組成物の形態に鉄錯体を調剤するに際し、
鉄錯体は、(」腔または鼻投与に適した、生理学的に許
容し得る稀釈剤またはキャリアと組み合わ且゛てもよい
。この様な稀釈剤またはキャリアは口腔または鼻投与用
組成物に一般に用いられている種々の物質を含む。口腔
投与は特に有用であり、この場合固体組成物が特に好ま
しい。この様な組成物は飲み込むより日中に保持するの
に適し、次いで口中のギヤビテイ−で活性成分を放出す
るよう作らA1ており、種々の形態をとってもよし)。
これらのものとしてデユーインガム、バブルガム(bu
bble gum )、ポツプキャンデー (Ioll
i−pops)、ボイルド・スィート(boiled 
sweets )、沸騰性タブレVト(efferve
scent tablet )および特に錠剤(pas
tilles )および薬用ドロップ(lozenge
s )てあってよい。最も一般的には該組成物は噛むか
あるいは吸って、「1中で鉄錯体を放出させる。タブレ
ット、例えば重合体製のディスク状であ−)で、口腔内
キャビティー壁に付着し一般に吸引なしに鉄錯体を放出
させるものを用いてもよい。所望ならば液状組成物を口
腔キャビティーに用いてしよく、特にエア〔lゾールス
プレーであってもよいが、それ保有用て(Jない。こA
1らの全ての形体の組成物は口を通して摂取してしよい
か、先の特許出願に記載された経I」組成物に比へて、
飲み込むより口中て鉄錯体を放出する方が適している。
(咀順、吸引等の過程て鉄錯体の一部はもちろん胃を通
過するが)。組成物の好ましい形体は錠剤および薬用ド
ロップであり、この様な組成物は時々、リングエスト(
linguesL )と語で記載されており、舌下使用
に適した組成物である。
錠剤および薬用トロ−ヂに用いてもよい典型的なキャリ
アー(まブリテ・ソンコ・ファーマコ〕−ピア(Br1
Lish Pharmacoepia )、ブリテッノ
ユφファーマコエピア・コーデックス(British
 Pharma−coepia Codex )および
マーチンゾール、ザ9エクストラ・ファーマコボア(M
artindale 。
P harmacopoeia )を含んだ種々の文献
に記載されている。錠剤(pastilles )用塩
暴の特殊な例はプリテソノユ・ファーマコエピア(19
80)に記載されており、セラヂン、グリセリン、砂糖
、くえん酸およびアマランス(amarantb )の
混合物からなる3、錠剤が11中で溶解する速度は鉄取
得の良好なレベルを達成4゛ると云う点で、記載のごと
く変えてもよい3、例えば、使用セラヂンの比率を増加
させることにより、解離速度が減少する。錠剤は鉄錯体
とキャリアを適当量含む溶融物を形成し、次いでこれを
モールド中に注ぎ、乾燥させることにより調製し7ても
よい。薬用トローヂ用の基礎例の一つはプリテラノコ・
ファーマコエピア・コーデックス(1950) (Br
1tish PharmacoepiaCodex )
に記載され、蔗糖、アカノアおよびハラal+水(ro
se oil water )の混合物からなる。解離
速度は塩基性物質中の成分を変えることにより調整して
もよい。薬用トローチはこれを切断してドウを形成さ已
−るか、あるいは好ましくは圧縮して調製してもよい3
、所望ならば、さらに錠剤または薬用トローチ中に香味
料を加えてもよいが、鉄錯体の味は許容し易るため小児
用処方以外通常不必要である。
鼻投与用組成物を採用するときは、これらは通常液体で
あり、水および/または適当なa機溶剤を含んでいてム
よい。この様な組成物はドロップとして、あるいはエア
ゾールスプレーとして用いてもよい。しかしながら、固
形組成物を所望ならばかぎたばことして用いてもよい。
鼻投与用組成物の場合は、組成物の物理的性質は1」腔
投り用組成物の場合ど同様、他の投与方法用組成物のそ
れと著るしくは異ならない。しかしながら本発明の全ゆ
る形態の組成物の使用方法は、一般にその組成物の包装
、例えばドロップまたはスプレー用分散液用容器、およ
び/または口腔または鼻用用途を特定した使用書から明
らかである。
本発明組成物は単位投与形態、即ち、個別製剤単位投与
形態、または多またC」ザブユニy )□投与形態に調
剤されてもよい。所定のヒドロキシピロン鉄錯体の投与
fi11種々の因子、例えば組成物に用いられる個々の
化合物に依存するが、組成物中の鉄含量が約01〜10
0mgおよびしばしば05〜l0mg、例えば1〜2m
gとなる範囲で使用することにより、人体中に存在する
総鉄咀が満足すべきレベルに維持さイ1ろ旨、手引書て
述へてしよい。家畜投与は体重1kg当り同じ程度の量
(g)であってもよい。しかしながら、ある環境下では
−に記の投r−j吊より少なくあるいは多く投与するの
が適していることがある。一般に、目的は患者に必要l
j鉄量を不当に過剰投与することなく供給することであ
り、そして本発明医薬組成物の性質はこの目的の達成に
特に適している。同様に、医薬組成物中のヒト[ノギン
ピロン錯体状の鉄濃度は広範囲、例えば約0.001−
20%(w/w)の範囲で変えてもよい。しかしながら
、濃度が0.01%(w/w)以−1−かより一般的で
あり、しばしば0.05または 01%(W/W)を越
える。より一般的な−1−限は約 13%(w/w)で
ある。濃度の一般範囲は0.05−5%(w/w)、例
えば0.2〜0.5.1よたは2%(w/w)である。
所望により、1.述の1種以上のヒドロキシピロン鉄錯
体(1医薬組成物中に存在してもよく、また他の活性化
合物、例えば貧血の治療を容易にずろ能力のある化合物
、例えば葉酸を組成物中に加えてもよい。組成物中に含
ませてもよい他の添加成分は、所望ならば亜鉛源である
。鉄欠乏貧血症の治療に使用される鉄化合物は体内への
亜鉛の取得のメカニズムを阻止し、妊娠した雌の貧血を
治療するときは、これが胎児にひどい副作用をもたらず
。しかしながら本発明鉄錯体はこの作用を有さないか、
貧血治療に使用される現在の化合物よりもより低いレベ
ルの作用しか示さないと云う利点があると考えられる。
従って一般には組成物に加えられる亜鉛供給化合物のレ
ベル(J高くなくとらよく、あるいは鉛錯体の好ましい
組成に関しては全部寄いてもよい。
更に、英国特許出願GB2128998A号に記載され
ているごとき胃内の酸性条件の影響を防ぐ方法は薬剤組
成物内に錯体とともにそれから誘導される金属を有しな
いヒドロキシピロンを配合することが挙げられる。中性
3.1第2鉄錯体の分解は、例えば該錯体、2 1並び
に 11錯体、および金属遊離化合物間の種々の平衡が
含まれるので、金属遊離化合物の存在がこの分解を抑制
さ且ろ。遊離化合物はどんな割aで含んでもこの環境に
おいて〈j利であり得るが、ある値を越えて存在し″(
=もそれ以上の効果をlテえない。本発明による組成物
に存在する遊離化合物のモル分率の好ましい範囲は遊離
ヒドロキシピロンの0−100モル4鉄錯体(特に中性
3 : 1鉄(Ill)錯体)の1モルである1、便宜
的には下限は1または2モル: 1 モルから上限はわ
ずが20.3oまたは50まで用いられる。鉄錯体の分
解に皆しい効果を得ろためには、この手段により少なく
と65または10モル: l モルの分率が通常要請さ
れるが、1 10モル比でさえ、ある程度の酸安定性が
達成されろ。
本発明組成物中にある爪の遊離ヒドロキシピロンを、例
x ij斗記のごとき比、特に鉄錯体1oまたは20モ
ルに対1−11モルからの範囲で含んでいてもよい3、
ごれは3.1錯体の解離を避c」る@味で真に著るしい
貢献をすると云う本発明の観点からはあJ′り適当でな
い。何故なら、該組成物の性質は大部分の鉄錯体か本質
的に中和の環境において放出されることを保証すべきだ
からである。
しかしながら先の出願に記載したごとく鉄錯体に加えて
非錯化ヒドロキシピロンを使用することは酸性条件下で
鉄錯体の分解を防止するのに加えて別の利点を有する。
即ち、ある種の病理1−の条件でたとえば患者が全体の
貧血症を示していても、過剰の鉄がある部位に沈着する
ことがある。このような患者の場合、上記混合物を使用
することは鉄錯体が全体の貧血症を治療する一方で遊離
ヒドロキシピロンが病理的部位から生理的部位へ鉄を移
す作用を有する利点がある。しかしながら、鉄授与体に
存在するヒドロキシピロンが鉄を効果的に結合タンパク
に移行し、結局体内の機構が必要とする鉄に移行するた
めに急速に新陳代謝されるのが好ましいが、鉄移動体と
して用いるヒドロキシピロンは急速に代謝されずに系に
長期間留まって鉄を吸収するのが好ましい。従って、例
えばマル)・−ルは急速に代謝されるので、鉄錯体とし
ての使用に適j−でいるが、同様の理由で遊離型として
用るには不適当である。別の化合物が鉄移動体としての
遊離形態または他の理由から鉄授与体と1、ての鉄錯体
の形態のとちらかでより効果的に作用する場合もある。
別に、異なる3−ヒドロキシ−4−ピロンは全く異なる
形のキレ−1・化剤により置換されて乙よい。使用し得
る他の鉄キレート化剤の例としては、英国特許出願第8
308056号(GB2+18176Aとして公開)、
同第8407181号(GB2136807Aとして公
開)、および同第8423800号(英国特許出願第8
325496号にもとづく優先権を主張しGB2+46
990Aとして公開予定)に記載の置換3−ヒトロキソ
ピリド二2−オン類並びに=4オン類、および1−ヒド
ロキシピリド−2−オン並びに置換1−ヒドロキシピリ
ド−2−オン類(おにびこれら種々のピリドン類の生理
的に可能なカチオンによる塩)が挙げられる。
遊離のヒドロキシ−4−ピロン、ヒドロキシピリド−2
オン、ヒドロキシピリド−4−オンまたは他のキレート
化剤が鉄移動体としての作用を目的としてヒドロキシ−
4−ピロンの鉄錯体と混合して存在する時、使用される
キレート化剤の量は鉄錯体に存在するそれに必然的に対
応する遊離ヒドロキシピロンを原則的に分離を防止する
た島に用いる場合とは異なる。即ら、鉄錯体の一目の投
与量は上述の如きでよく、遊離鉄ギレ−1・化剤の一日
の投与量、特にキレート化剤かヒト[lギンピリド−2
−もしくは−4−オン、またはI−ヒドロキソピリド−
2−オンの場合は上記出願に記載のもの、即ち人間には
約0.ig〜5g、特に05g〜2gであってよい。こ
のことからかかる状態で用いられる鉄錯体と遊離鉄子レ
ート化剤の割合は広い範囲であってよいか、遊離の鉄キ
レート化剤の好ましい量はキレート化剤がヒドロキシピ
ロンである場合より高い傾向にある。
即ち、本発明はまた患者の血液中の鉄のレベルを増加さ
せるたぬの病気の人または哺乳動物の治療方法に関し、
該方法は3=ヒドロキシ−4−ピロンまたは環状炭素原
子に結合した1以上の水素原子が炭素数1〜6の脂肪族
炭化水素基によって置換された3〜ヒドロキシ−4−ピ
ロンの中性3: I−ヒト〔lギンピロン:第2鉄のか
ような増加を達成するに(1”効な量、轡音に投与する
ことを特徴とし、該錯体は口腔キャピテイ−または鼻の
孔の粘膜に、1;ろ吸収を通して投与されろ。投与は好
ましくは1−1中に保持され、次いで1」腔内キャビテ
ィーの膜により吸収される組成物により達成される。
使用中、口腔または鼻投与用組成物中のある比率の鉄錯
体か飲み込まれる可能性のあることは前記検討から理解
されるであろう。しかしながら、胃の酸性条件に対し保
護されない形態で飲み込まれた中性3 : I鉄錯体の
胃中での解離を考えると、鉄取得の大部分は口腔キャビ
ティーまたは鼻の孔の膜によ−)で行なわれ、鉄取得は
多くは本質的にこのルートに限定されるのが一般的であ
る・う。
本発明を以下の実施例で説明する。
害創り− 鉄マルトールの調製 マルトニルのり[10ホルム溶液を塩化第2鉄の1Mエ
タノール溶液で混合して、混合物内にマル1−−ル・鉄
の3 ・ 1 モル比を得ノコ。20°Cで5分後、1
0モル過剰の炭酸すl・リウムを添加し、混合物を10
分間撹拌しjコ。次いで混合物を濾過し、溶媒を蒸発し
て3 : 1の割合でマルト−ルと第2鉄カチオンを含
む中性錯体を得た。エタノールにより 3.1錯体を再
結晶して本質的に定量的収量のワインレッドの針状結晶
(m、p、 275°、γmax (ヌノヨール) I
 600cm−’ )を得た。
3 : J のモル比を越える過剰のマルトールを用い
るのは、過剰のマルト−ルと 3 : I鉄マルトール
錯体の固形分混合物(該混合物は潮解性でない)をロー
タリーエバポレーションで得るからである。マルトール
およびその3.1鉄錯体のn−オクタツールとトリヒド
ロクロリド(20mM、r+H7,4)間の分配係数K
part (n−オクタツール中の濃度/水性層の濃度
)を吸光分光分析により10−’Mで測定した。酸洗浄
ガラス器具を用いて1分間混合の後、水性/n−オクタ
ノール混合物をl000g用いて30秒間遠心分離した
得られた2つの層を各々について吸光分光分析して濃度
を測定するために分、離した。マルトール用に220〜
340nmの範囲で濃度測定に用い、錯体用には37I
O〜640nmを用いた。典型的にはマルトールで0.
66、鉄錯体で055を得、鉄(1m)EDTΔと鉄(
Ill)アスコルベ用・の比較実験では各々0001と
0.0015の小さい値であった。
ヘモグロビンに結合するマルトールの鉄錯体の性能は、
トリスヒドロキンクロリドによって111−174 に
緩衝されたNaC4(130mM)中、”Fe−ラベル
の錯体、(a度1mM)とへモグaヒンの混合物を1月
)−用0カラム(セファデックスG−10ゲルパ−ミニ
ーンヨンカラムー薬剤)に応用した時に”Feラベルの
溶離を凋へることにより調査した。典型的には錯体かへ
モグロビンに結合ずろ証拠は無く、そのような結合か鉄
の有効性を劣化するので」二紀結果は白′利である。
牛の血清アルブミン(BSA)に結合するマル)・−ル
の錯体の能力は錯体をヘモグロビンノの代イっりにBS
AをC4゛ろカラムに適用して同様に調査した。鉄錯体
は同様にBSAに結合する能力をほとんど示さなかった
実施例2 抜阻伴の人の赤血球への透過性in vitro枚11
j実施例1に記載されたマルトールの鉄錯体および比較
のため種々の他の鉄化合物で起こる人の赤血球による鉄
の集積をトリスヒドロキシクロリドでpH7,4に緩衝
した水性塩化ナトリウム(130mM)中、”Feでラ
ベルされた化合物からなる媒体中で37℃、1時間、赤
血球をインキュベートすることにより実験を行なった。
このインキュベート後、赤血球/媒体混合物の1アリコ
ートをシリコーンオイル(ρ−1,06)層上に置き、
遠心分離によって赤血球をシリコーンオイルを通して分
離した。次いで、赤血球とインキュベーション媒体に付
随する59pteラベルを測定し、分配比(赤血球中の
濃度/媒体中の濃度)として表わした。1時間インキュ
ベート後の種々の鉄化合物で得られた比を表−1に示す
。表−1から鉄の吸収は他の化合物より鉄マルトール錯
体より大きい事かわかる。0,1 より小さい値はおそ
らく外表面への結合で起ごろもので、鉄の膜移動を示さ
なし1゜さらに、1時間という期間をよりゆっくりと鉄
化合物が透過するのを容易にモニターするために用いた
が、鉄マルト−ル錯体の吸収は約15分後に平衡レベル
に達した。
表−1 」二記方法を3 = 1より小さなマルトール:鉄の比
を用いて行なう場合、1,6 より大きな明らかな分配
比が観られた。しかしながら、この事は正の電荷を有4
″る2 1およびl : lマルトール;鉄錯体がホス
フェートやスルフェートがリッチな全体として負の電荷
を有する赤血球表面に特別の結合をしない事により説明
される。分解後の赤血球ゴースト(ghost )での
59Feのパーセントを測定する実験で]−記仮説を頗
認した。第1の実験で分解はIO容里%のTriton
 X I 00の小容量で行ない、第2の実験は10倍
の過剰の水により行なった。各々の場合得られたゴース
トはンリコ=−ンオイル(ρ−102)を用いて遠心分
離した。表2−に観られるように膜の境界にみられる3
 、1マルトール 鉄錯体は2 ・ 1および I l
錯体に比へて非常に少ない。そのような結合は錯体が静
電的相互作用で境界に強固に残存する傾向を有し、膜を
越えないのて、もちろん望ましくない。
表−2 実施例3 株タBy−榛−←叩÷ろ2ノート−クル1194層重;
−(叩2Lど(の−国1阻ro試験 ラットの腸嚢の膜腔内への鉄吸収を実施例1に記載のマ
ルト−ルの鉄錯体および比較のため種々の他の鉄化合物
を用いて比較した。ラット(雄のスブレイク・ドーレイ
(S praque Dowley、60 g)を殺し
腸を取り出して、裏返しにして3つの部分(長さ4cm
)に切断した。切片の両端を縛って0.2mJlのりし
・ブスリンガー緩衝液(K rebsPinger b
uffer)を満した、該切片を適当な”’Fc化合物
含白′タレブスリンガ−緩衝液に37°Cて90分間温
インキ、Jベートた。嚢の内容物を5gFeて数え、吸
光分)L的に測定した。
鉄マルトール錯体および6つの他の鉄化合物(鉄分欠乏
貧血症の治療に市販の調剤に含まれるしの)で得た結果
を表3に示す。実験の最初から15分および60分後の
鉄分吸収を塩化第2鉄の値を1とする比較値で示す。鉄
マルl−−ル錯体(J鉄分欠乏貧血症の治療に通常使用
されている6つの化合物のいずれに観られる値よりかな
り高い鉄分吸収値を示した1、鉄マルトール錯体の吸収
は90分間に直線的に増加した。ざらに、吸収は錯体の
濃度が05〜l0mMの範囲に増加4−ろにつイ1て直
線的に増加した。従って、飽和動力学(5aiura−
tion kinetics )を示さず、該過程は非
促進的であるので、全ての自然膜で生しる。
表−3 」二記方法を用いて、マルトール二鉄の異なるモル調製
剤を:”r (4’−4−ろ緩衝I&からの鉄の吸収を
比較(、た。結果を表 4に示4゛、表−4の値は嚢の
11分内へのマルト ル錯体を介(7ての鉄の移行量を
示し7、各々の値は二1ント〔J−ルで測定された鉄の
基本吸収量を減し)ごものである。表−4からマルトー
ル:鉄(TFI)の3.1モル製剤の鉄の移動量は他の
2−)の場合に比べて昔しく高いことがわかる。
さらに、2 1 の比の場合、かなり低いが意味を有す
る値か観察されたのはこの条件下で(7−α゛七ろ 3
 目!を体(全ての鉄の13%を含む)部分によるしの
ごあることか解る。
表−4 実施例4 ラット内の鉄化合物の作用のin vivo試験実施例
Iに記載のマルトールの鉄錯体の作用を鉄(II )ス
ルフニー ト、鉄(III) ED’FA(1、1モル
比)および鉄(!i)グルコネ−1・と比較した。
ラットのクループ(300〜350g )をネ1、ブタ
ール(商品名、Nembutal )で麻酔し、次いで
ユ。
−チルで麻酔した。ミツドライン(lIlid −1i
ne)を切開して、”Feでラベルした試料(100μ
gFe、10μCi)を切り口から1−二指股の内腔に
投与した。次いで腹部りを縫合12だ。化合物の投与後
1.2.4および6時間後にラットの種々の器官の5″
FCの量を測定した。鉄マルトール、鉄スルフェート、
鉄EDTAおよび鉄りルコネ−1・のデータを各々第1
a図〜第4f図のヒス)・グラムで表イつず。この図は
種々ツインターハルの後の種々の器官での511Feの
量をcpm (このデータは3つの異なる動物の平均値
で表わした)で示しノこ。
第1a図は腸性浄物、第1b図は腸壁、第1c図は肝臓
、第1d図は血液、第1e図は骨髄、第1f図は牌臓の
値を表わし、第2a図〜第2f図、3a図〜第3f図、
第4a図〜第4r図も第1図のa−fに利応4”ろデー
タを・ドd0血液および胸骨(骨髄)のう・ 夕の場合
、示されノこ値(」各々C1)m/ IN i−および
cpm/gであり、他の場合は総cpm峨である。種々
のヒストグラムは標檗化さイlでし)るので、直接比較
してもよい。
第1 a−1’図と第2a−f図を比較すると中性3 
1マルト ル、鉄(Ill)錯体はラットの腸を介して
の鉄の導入に関して鉄(El)スルフJ−−1−より著
しく優れていることが解る。腸性浄物(非吸収鉄を含む
)はマルトール錯体の値が非常に小さく、腸壁、肝臓、
血液、骨髄および呻臓での値は相対的に人1)い。フル
1−−−ルに配位する′9Feは小腸壁に急速に吸収さ
イ1、血液により効果的に移動するごとは第1a−f図
から明らかである。
鉄は6時間にイ・)八−で一定の割合で骨髄に蓄積する
また、マルト ル錯体は第3図に示される鉄(III 
) E +) ′r A ヨり効果的である。鉄(II
I)r>DTΔでの腸性浄物(34時間で高い値を示し
、これは単に物質が測定部分から腸の低い部分に動く自
然の腸の運動により減少するものと仮定してしよい。
小腸壁と血液の値は非常に低い。鉄は骨髄および牌臓に
移行するが、マルトール錯体で得られた値と比べて低い
。第4図に示されるように、鉄(n)グルコネートはス
ルフェートまたは鉄EDTΔ錯体より効果的であること
が解るが、腸壁における付着はマルトール錯体で得られ
る値より小さい。
」二記減小により骨髄と牌臓の611 F e値が小さ
くなり、その差は6時間後で特に著しい。マルトール錯
体で小腸壁に捕獲される59Feの量が高いということ
は、鉄(n)グルコネートより長い間鉄を供給すること
が予想される。本試験は3種の通常に用いられる[溶解
外鉄(5oluble 1ron ) Jとの比較によ
り、ラットの腸壁から血流への鉄の移動の中性3 : 
1マルトール 鉄(1)の優位性、即ち鉄マルトールが
小腸の内腔から急速に移動することを示す。
X籠佐y 猫の鉄錯体の作用のin vivo試験実施例1のマル
トールの鉄錯体の作用を市販の鉄分欠乏貧血ブ」1の治
療用の鉄化合物の−・すである鉄(III) El)T
A (] : ]モル比)と比較した。
18日間餌を与えていない猫をフロララーゼ(60mg
/kg)およびベントパルビタールナトリウム(60m
g/kgXi、p、)で麻酔した。各々の動物で器官に
カニユーレ挿入し、明らかな空導を保持し、必要ならば
積極的な圧迫人工呼吸をする。左の大腿ピエン(vie
n )に薬剤と生理食塩水を静脈投!テするためにカニ
ユーレを挿入した。動脈血圧を右の後足の大腿動脈に挿
入されたカニ、−レを介してワノントン圧力l・ランス
デウザ−(Washingtonpressure t
ransdu(!r )によりモニターした。動脈血試
料を外部頚動脈に挿入された短いカニユーレから適当な
間隔でとった。体温を直腸温度計でモニターした3、各
動物に非凝集剤としてヘパリン(l OOOiu/kg
 )と十分な量の麻酔の維持が必要ならば別に小量のペ
ンタパルピト−ルナトリウムを与えた。
鉄化合物を+7−指股に投与される上記動物において、
腹部をミツドライン切開して小腸を出した。
次いで、カニユーレを末端が胆汁管の[−1のトー約5
cmに位置するように小さな切り[]から挿入した。
次いでカニユーレをその場で縫合し、腹壁をスティツヂ
(5tich )で閉じた。
鉄マルトール錯体(10071gFe )のみ(マルト
ール;鉄のモル3.1)および過剰のマルト−ルととし
に(マルトール:鉄のモル比40:I)を分離実験にお
いて静脈注入し、血液の25mJlの試料を一定間隔で
採取した。化合物分布の見か]Jの容量(volume
 )をlog直線−ヒの血液濃度曲線を0に補性するこ
とにより計算した。(容量は動物の全細胞外空間の容量
と血液容量との差の値に対応する。)血液からの”Fe
の排出は過剰のマルトールの存在または不存在において
 −0,022/分の速度定数で最初の状態の運動に従
った。そのことは固体の異なる猫の各々の型の、一つの
典型実験について、血液中の5 e Feの儀を時間に
対するcpm/ 0 、25 mflプロットで示ず第
5図から解る。
第5図(第5図縦座標の下端は基準値を示す)が示すの
と同じ静脈内実験後の動物の組織内の59FCの分布を
調−・、典型的な結果を表−5に示した。この実験で投
与される” F eの呈は4μCi、即ぢ2.2 X 
I O6cpmてあ−・た。投与量の10%が心臓、肝
臓および膵臓の結合組織(combinedLissu
e )に位置(刃こ。投与量の 02%以下が尿に存在
し、”’Feの大半(約90%)が骨髄に存在し、極端
に高い量が胸骨に存在した。
前述のようにマルトール錯体は鉄を急速にトランスフェ
リンにtに行し、かかる交換は錯体が血漿に到達しだら
セぐに起こり、しかも(第5図において点線で表わされ
た)最初のプラトーは血漿トランスフェリンブールが5
11 F eで満されたことを示すと思われろ。血漿か
ら動物の器官への51IFeの全体の移行がある時、血
液の放射性値が減少し始め、1−ランスフェリンに結合
した鉄の移行の主要なルー1・は骨髄、肝臓および膵臓
て起こる。
59 Feのトランスフェリンの結合は尿への排泄を妨
げる。
表−5 5qFeでラベルした鉄(ITJ)EDTAを用いて同
様の実験を行ない、典型的な実験結果は第6図および表
−6に示されるように全く異なった(第6図の縦軸の最
低端は基準値を示し、表−6の実験で投与される59F
eの用は2μCiたが、表に示される数値は表5との比
較が容易なように2゜2×lO″’cpmの投与量に対
応するように調整した。この実験において血液の放射性
は初期プラト−を示さなか−・ノコ。代わりに放射性の
欠損は2成分の過程をとり、大量のものが組織よりも尿
へ移行することが解・〕だ。回帰の線状層の血液からの
排出の速度定数は 0.023/分てあった。骨髄また
は牌臓てなく、腎臓および尿中の放射能の濃度はこの形
の鉄が血漿中のトランスフェリンに付加でさす、尿排泄
から保護1.得ないことを示す。
心臓、肝臓および膵臓の結合組織が実験の最後に最初の
投与量のたった1%含有したのに対し、尿は50%を越
えていた。このことはB I) T Aが鉄をトランス
フェリンに急激に交換しない事実に従う。
表−6 また、鉄マルトール錯体(100ugFe)を40倍の
マルトールの存在で猫の十−指股に投与した後、150
m児のトリスヒドロクロリド緩衝液(叶r7.4)の5
Jを投与した。この場合、血液の”Fe含重は第7図に
示すように最初の投与から2時間で最高量に達する(出
発が約300cpm10.5J、と読めるのは基準値を
意味する。)第7図が示すのと同様の十二指腸の実験後
の動物の組織における°”Feの分布を調べて、典型的
な結果を表7に;Iet。本実験で投与された59Fe
の量は2 、5 kgの猫に10μCi、即ち 5.3
27x106cpmであ−)た。4時間後の59Feの
分布は静脈注射後のものと同様で、腎臓および尿で低レ
ベルで、膵臓および骨髄の両方で高いことが解る。
表−7 5gFeでラベルした鉄(I)El)TAを同様の方法
で十二指腸に投すした場合、放射性血漿レベルは基準値
をはとんと越えなかったので、図示しなかった。同様の
十二指腸の実験動物の組織内の511Feの分布を調べ
た。その典型的な結果を表−8に示す。この実験におい
て投与された59Feの里は2 、9 kgの猫にIO
μCi、即し2.65 X 108cpmであった。”
Feのあるものは組織に入ったが、膵臓および骨髄(胸
骨)で低い値がみられ、尿で投与量の大部分がみられた
表−8 実施例6 調剤 マーチンディル、ザ・エクストラ・ファーマコエピアの
1973年版に記載された錠剤(pastille )
ベースを利1■する調剤において(但しボルデュウクス
■3をアマランスで置き換え)、以下の成分から錠剤を
調製した。
3 、Iマルト−ル:第2鉄錯体 025gゼラチン 
20 g グリセリン 40 g 蔗糖 5g くえん酸 2g 安息香酸廿l・リウノ、 0.2 g レモン浦 0.1 mal 濃縮オレンジ6水 0.25mju アマランス溶液 1.04m兇 水 合計 100g ゼラチンをその容積の 1.5倍の水と混合し、これに
グリセリンを加え、生成物を水浴上で溶液が形成される
まで加熱した。次いで鉄マルト−ル、蔗糖、クエン酸、
安息香酸すトリウムおよびアマランスを少量の水の溶液
として加えた。溶液を冷却し、オレンジ香水およびレモ
ン浦を加入、残1)の水を加えて混合物の重量を100
gにした。混合物を次いでモスリンで漉し、錠剤モール
ドに注ぎ乾燥して鉄マルト−ル約5mgを含む錠剤を得
ノー。
【図面の簡単な説明】
第1 a=f図は鉄マルトールを投与し種々の器官での
59Feの量を表わすl、2.4および6時間後のヒト
スゲラムである。 第2a−f図〜第4a−1図はそイ1ぞれ鉄スルフェ−
1・、鉄E D TΔおよび鉄グルコネートを投!g、
 Uた場合の第1図と同様のヒトスゲラム・である。 第5図〜第7図は実施例5の血液中の’ ” F eO
量の経時変化を表わすグラフである。 特許出願人 ナショナル・リザーヂ・ ティへロノプメント・ コーポレイショノ 第30図 第3b図 第3C図 f;’:34b0 第6図 第71″!J

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.3−ヒドロキシ−4−ピロンまたは環状炭素原子に
    結合する水素原子の1以上が炭素数1〜6の脂肪族炭化
    水素基によって置換されている3−ヒドロキシ−4−ピ
    ロンの、中性3.1 ヒドロキシピロン 第2鉄錯体を
    含む医薬組成物。 2 脂肪族炭化水素基が炭素数1〜4のアサイクリック
    基である第1項記載の組成物。 3 脂肪族炭化水素基がアルキル基である第1項または
    第2項記載の組成物。 4、化合物が環状炭素原子に結合した1以上の水素原子
    が、メチル、エチル、n−プロピルおよびイソプロピル
    からなる群から選ばれた、同一または異なる基により置
    換されている3−ヒドロキシ−4−ピロンの鉄錯体であ
    る第1項記載の組成物。 5、環状炭素原子に結合した1または2個の水素原子か
    置換3−ヒドロキシ−4−ピロン中で置換されている第
    1〜4項いずれかに記載の組成物。 6 置換3−ヒドロキシピロンが単一の置換基を有して
    いる第5項記載の組成物。 7、単一置換基が2−または6−位である第5項記載の
    組成物。 8 化合物が3=ヒドロキシ−4−ピロン、3−ヒドロ
    キシ−2−メチル−4−ピロン、3−ヒドロキシ−6−
    メチル−4−ピロンまたは2−エチル−3−ヒドロキシ
    −4−ピロンである第1項記載の組成物。 9 化合物が3−ヒドロキシ−2−メチル−4−ピロン
    の3 1鉄錯体である第8項記載の組成物。 10、化合物が2−エチル−3−ヒドロギン−4−ピロ
    ンの3 ・ I鉄錯体である第8項記載の組成物。 田麩キレート化剤をさらに含む前項いずれかに記載の組
    成物。 12、鉄キレート化剤が非錯化3−ヒドロキシー4−ピ
    ロンまたは環状炭素原子と結合(刀こ1以」二の水素原
    子が炭素数1〜6の脂肪族炭化水素基によって置換され
    ている非錯化3−ヒドロキシ−4−ピロンまたは生理学
    的に許容し得るカチオンを含むそれらの塩である第1I
    項記載の組成物。 13 同一のヒドロキシピロンと共に錯化したヒドロキ
    シピロンまたは非錯化体におけるそれらの塩を含む第1
    2項記載の組成物。 14 異なったヒドロキソピロンと共に錯化したヒドロ
    キシピロンまたは非錯化体におIJろそれらの塩を含ん
    だ第12項記載の組成物。 15、葉酸をさらに含んだ前項いずれかに記載の組成物
    。 16、鼻投与用よりもむしろIコ腔用に適合した前項い
    ずれかに記載の組成物。 17 固形キャリアを含み、咀哨用または吸引用に適し
    た第16項記載の組成物。 18、錠剤または薬用トロンブの形状である第17項記
    載の組成物。 19、中位投与形態である前項いずれかに記載の組成物
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