JPS6025217Y2 - ミシン式縫合器用針 - Google Patents

ミシン式縫合器用針

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Publication number
JPS6025217Y2
JPS6025217Y2 JP7415080U JP7415080U JPS6025217Y2 JP S6025217 Y2 JPS6025217 Y2 JP S6025217Y2 JP 7415080 U JP7415080 U JP 7415080U JP 7415080 U JP7415080 U JP 7415080U JP S6025217 Y2 JPS6025217 Y2 JP S6025217Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
sewing machine
thread
suture
suturing
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Expired
Application number
JP7415080U
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English (en)
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JPS56173308U (ja
Inventor
貫司 松谷
Original Assignee
株式会社松谷製作所
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Publication date
Application filed by 株式会社松谷製作所 filed Critical 株式会社松谷製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ミシン式縫合器に使用する新規な縫合針に関
する。
最近外科手術の縫合に際して、肉体組織をミシンの原理
を応用して連続縫合する技術が開発されている。
即ち半円形の針の先端近くに設けた透孔に上糸を通し、
その針尖端で肉体組織を突刺し、針尖端を再び肉体組織
から現わすようにすると、針が彎曲猛威されているため
、上記上糸と上記彎曲部との間に隙間を生じ、この隙間
に下糸をくぐらせ糸を強く締めつけるようにして連続縫
合するようにしたものである。
その際使用す乞縫合針は、ミシン縫合用の直針を半円形
に彎曲猛威したものが一般に使用されることになる。
ところでこのような縫合針は、使用上又は工作上多くの
欠点がある。
ミシン用縫合針1は、第1図a、 Cに示すように、針
尖端近くに上糸2を通す透孔3が針軸に直角に形成され
、かつ上糸2の案内溝4が針軸に沿って長く形成されて
いる。
このような縫合針を加工するには、多くの加工治具が必
要とされ、かつ熱処理操作もしなければならないので手
術ごとに使用し廃棄する外科手術用縫合針としてミシン
用縫合針を使用することは、コストの点から決して好ま
しいことではない。
さらに、上記ミシン用縫合針1を外科手術用縫合針とし
て形成すると、案内溝4は半円形状の外側彎曲部に形成
されるので、この溝4に上糸2を挿入して案内しながら
肉体組織を縫合すると、上糸2は稼動中に案内溝4から
離脱し、縫合を失敗する危険があるので、上糸の案内溝
4からの離脱防止手段も設けなくてはならない。
本考案は、このような欠点を解消すべくなされたもので
、縫合針の斜体に、ステンレス製の細目パイプを使用し
、その先端を注射針のように傾斜を付してカットし、上
記パイプを所定の半円形状に彎曲し、該パイプ内孔に上
糸を挿入し、肉体組織を連続縫合するようにした。
以下本考案の一実施例を付図について説明する。
第1図す、 dは、本考案にかかるパイプ式縫合針5が
、肉体組織6,7を縫合する場合の刺通状況を説明する
もので、第2図は縫合針5に上糸2を挿入した場合を示
すものである。
斜体としては、細目のステンレス製パイプ8を使用し、
その先端を傾斜してカットし刺通端8aとする。
その拡大上面図を第3図aに示す。
そこで上糸2を斜体の内孔8bに挿入し、その挿入端を
パイプの傾斜案内端8cで折返し、肉体組織6,7を刺
通すると、第1図す、 dに示すように、上糸2は、斜
体8の外周に接しながら刺通され、上糸2は肉体組織6
,7との接触抵抗のため、殆んど移動しないが、斜体8
が肉体組織、7を刺通し続けると、斜体8の内孔8b内
の上糸2は、傾斜案内端8Cより下方に移動腰爾後の縫
合を可能にする。
上記の場合において、内孔8b内の上糸2は、傾斜案内
端8Cに強く接しながら下方に繰出されるので、上糸2
が、その際上記案内端8Cで切断されないよう十分な注
意が必要である。
上記案内端8cは、パイプを傾斜カットしたものである
から、内孔8bの傾斜カット端は、鋭利な切刃となるの
で、この部分に面取り8dを設ける。
その状態を第3図す、 cに示す。
第3図Cによると、傾斜案内端8cを丸く面取り8dし
てあるので、上糸2がこの部分で折返されても切断され
るようなことはない。
次に上糸2の挿入端8eは、第4図aに示すよう手術取
扱上シャンクとする必要から、この部分にリング9を圧
入する。
本考案の針は、パイプを第4図eに示すように、斜体を
スェージングなどの冷間加工し、シャンク部分を形成す
ることにすることも可能であり、この際リングをピーヤ
、ヅク部分に圧入強化してもよい。
尚刺通端8aに、さらに適当な傾斜をもつ刃部8a′を
形成すると好都合である。
本考案は、上記詳述したように細口のパイプの先端を傾
斜カットし、パイプ内孔の傾斜案内端を丸く面取りし、
かつパイプ刺通端を外側にして彎曲し、該内孔に上糸を
挿通腰上糸を面取りした傾斜案内端で折返し、肉体組織
を刺通してミシン縫合式に連続縫合するようにしたもの
である。
従って従来方式の縫合では多くの人手を必要としたが本
考案にかかる縫合針によるときは、人手を著ちぢるしく
少くすることができるとともに、縫合時間を大巾に減少
することができる。
また本考案にかかる縫合針では、糸が斜体の内孔を通っ
て斜体の外側に出るようにしたので、糸が縫合中針体か
ら外れ、縫合に多くの時間をとったりあるいは縫合を失
敗するなどの危険は絶無である。
さらにはミシン針を基礎として形成した縫合針に比し、
針の加工が極めて簡単なため加工費を大巾に低下さすこ
とができ、頗ぶる実用上有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図a、 b、 C,dは、従来のミシン針による組
織の縫合状態及び本考案にかかる縫合針による組織の縫
合状態を説明する図面で、CはaのA−A視を、dはb
のB−B視を示す。 第2図は本考案にかかる縫合針の外観側面図、第3図a
。 b、 cは、本考案にかかる縫合針の先端部上面拡大図
、パイプ内孔を通る糸が傾斜案内端で折返された状態を
示す図、第4図a、bは本考案にかかる縫合針のシャン
ク部を説明する図面である。 1・・・・・・ミシン用縫合針、2・・・・・・上糸、
4・・・・・・案内溝、5・・・・・・パイプ式縫合針
、8・・・・・・パイプ封体、8a・・・・・・刺通端
、8b・・・・・・内孔、8c・・・・・・傾斜案内端
、8d・・・・・・面取り、9・・・・・・リング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パイプ状斜体の先端部を傾斜カットし、上記封体内孔の
    傾斜案内端を面取りし、かつパイプ状斜体の刺通端を外
    側にして彎曲猛威した縫合針で、その内孔に上糸を挿入
    し、上記刺通端を組織に刺通して組織を連続縫合できる
    ようにしたことを特徴とするミシン式縫合器用針。
JP7415080U 1980-05-28 1980-05-28 ミシン式縫合器用針 Expired JPS6025217Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7415080U JPS6025217Y2 (ja) 1980-05-28 1980-05-28 ミシン式縫合器用針

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JP7415080U JPS6025217Y2 (ja) 1980-05-28 1980-05-28 ミシン式縫合器用針

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Publication Number Publication Date
JPS56173308U JPS56173308U (ja) 1981-12-21
JPS6025217Y2 true JPS6025217Y2 (ja) 1985-07-29

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ID=29666260

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JP7415080U Expired JPS6025217Y2 (ja) 1980-05-28 1980-05-28 ミシン式縫合器用針

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JPS56173308U (ja) 1981-12-21

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