JPS60251941A - 揺動式粗割機の油圧機構 - Google Patents
揺動式粗割機の油圧機構Info
- Publication number
- JPS60251941A JPS60251941A JP10810484A JP10810484A JPS60251941A JP S60251941 A JPS60251941 A JP S60251941A JP 10810484 A JP10810484 A JP 10810484A JP 10810484 A JP10810484 A JP 10810484A JP S60251941 A JPS60251941 A JP S60251941A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rough
- splitting
- oscillating
- plate
- chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Furnace Details (AREA)
- Actuator (AREA)
- Crushing And Grinding (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、製鉄・製鋼過程で生じる各種炉滓の処理に於
いて、鉄分含有率が50〜60%以上と高く、しかもそ
の寸法が300〜50 Q m*以上の大塊状の炉滓を
、効率良く粗割又は変形することのできる揺動式粗割機
の油圧機構の改良に関するものである。
いて、鉄分含有率が50〜60%以上と高く、しかもそ
の寸法が300〜50 Q m*以上の大塊状の炉滓を
、効率良く粗割又は変形することのできる揺動式粗割機
の油圧機構の改良に関するものである。
(従来技術)
製鉄・製鋼過程で生じる高炉滓、転炉滓、電気炉滓等の
大部分は投棄処理されていたが、近年埋立地の減少と質
源有効利用の観点から、炉滓中の鉄分の回収と鉱滓の滑
材としての利用が行われている。
大部分は投棄処理されていたが、近年埋立地の減少と質
源有効利用の観点から、炉滓中の鉄分の回収と鉱滓の滑
材としての利用が行われている。
これは炉滓を破砕する過程に於いて、磁気により鉄分を
製鉄・製鋼用精鉱として回収しようとするものであり、
更に製鉄・製鋼用精鉱としての鉄分含有率を高める目的
で、ロッドミル。
製鉄・製鋼用精鉱として回収しようとするものであり、
更に製鉄・製鋼用精鉱としての鉄分含有率を高める目的
で、ロッドミル。
自生粉砕ミルで磨鉱を行う工夫もなされている。
これらの従来技術の例として、特公昭51−33047
号、特開昭51−147416号、特開昭51−151
616号、特開昭52−33163号等の各公報に記載
のものがある。
号、特開昭51−147416号、特開昭51−151
616号、特開昭52−33163号等の各公報に記載
のものがある。
ところで、これら従来技術例の内容をまとめると。
(1)処理する炉滓の最大寸法は、通常300朋、特別
な場合でも500龍以下である。
な場合でも500龍以下である。
(2)300朋以下の寸法で鉄分含有率が50〜60%
と高い炉滓は、通常そのまま精鉱とするか、又はロッド
ミル、自生粉砕ミルで磨鉱し、鉄分含有率を90%以上
に高めて精鉱としている。
と高い炉滓は、通常そのまま精鉱とするか、又はロッド
ミル、自生粉砕ミルで磨鉱し、鉄分含有率を90%以上
に高めて精鉱としている。
(3)300111以下の寸法で鉄分含有率の低い炉滓
は、破砕と磁気選別及び篩分は選別を行イ、そのまま精
鉱とするか、やはリロッドミル、自生粉砕ミルで磨鉱し
、鉄分含有率を幾分でも高めて精鉱としている。
は、破砕と磁気選別及び篩分は選別を行イ、そのまま精
鉱とするか、やはリロッドミル、自生粉砕ミルで磨鉱し
、鉄分含有率を幾分でも高めて精鉱としている。
(4)500ig以上の寸法の炉滓は、リフティングマ
グネットや目視により選別を行い、鉄分含有率の低い炉
滓のみ破砕を行って300龍以下の寸法となし、各処理
を行っている。
グネットや目視により選別を行い、鉄分含有率の低い炉
滓のみ破砕を行って300龍以下の寸法となし、各処理
を行っている。
(5)300ig以上の寸法で鉄分含有率の高い炉滓は
、未処理のまま山積みされているものが多く、その処理
は専門業者に委託され、次の方法により行われている。
、未処理のまま山積みされているものが多く、その処理
は専門業者に委託され、次の方法により行われている。
(イ)2〜5トン程度の重錘を落下させる。
(ロ)ガス切断する。
(ハ)ドリルで穴を穿けてダイナマイト処理する。
に)ドリルで穴を十文字状に多数穿け、鋼製の棒を打込
んでいく。
んでいく。
従って、専門業者による300闘以上の寸法で鉄分含有
率の高い塊状炉滓の処理は1人力を要する非能率的な作
業であり、また炉滓や鉄片等の飛散する危険性の高い作
業であった。
率の高い塊状炉滓の処理は1人力を要する非能率的な作
業であり、また炉滓や鉄片等の飛散する危険性の高い作
業であった。
このような問題を解決する為に本発明者等は、先に特願
昭59−2320号の揺動式粗割機を゛・ 開発した。
昭59−2320号の揺動式粗割機を゛・ 開発した。
との揺動式粗割機を第4図及び第5図によって説明する
と、1はケーシング2の左側壁に垂直に固設された固定
粗割板、3は固定粗割板に相対向して傾斜している揺動
粗割板で、該揺動粗割板3は偏心軸4を支点として上下
動しながら前後に揺動運動するジョー5に固設されてい
る。偏心軸4はその軸端が回転軸6に直結されて一体と
なっておシ、回転軸6にはVプーリ7が固設され、この
Vプーリ7と図示せぬ電動機の出力軸上のVプーリとの
間にVベルト8が装架されている。9は固定粗割板1と
揺動粗割板3との間に形成された粗割室である。
と、1はケーシング2の左側壁に垂直に固設された固定
粗割板、3は固定粗割板に相対向して傾斜している揺動
粗割板で、該揺動粗割板3は偏心軸4を支点として上下
動しながら前後に揺動運動するジョー5に固設されてい
る。偏心軸4はその軸端が回転軸6に直結されて一体と
なっておシ、回転軸6にはVプーリ7が固設され、この
Vプーリ7と図示せぬ電動機の出力軸上のVプーリとの
間にVベルト8が装架されている。9は固定粗割板1と
揺動粗割板3との間に形成された粗割室である。
固定粗割板1と揺動粗割板3の相対向する表面形状は、
粗割様入口即ち粗割室9の上端の入口10の幅方向で山
11と谷12が向い合う波形状になされている。そして
一方の粗割板表面の山11の数が1〜3、他方の粗割板
表面の山11の数が2〜4になされている。図示の例で
は固定粗割板1の山の数が3つ、揺動粗割板3の山の数
が4つの波形状になされている。
粗割様入口即ち粗割室9の上端の入口10の幅方向で山
11と谷12が向い合う波形状になされている。そして
一方の粗割板表面の山11の数が1〜3、他方の粗割板
表面の山11の数が2〜4になされている。図示の例で
は固定粗割板1の山の数が3つ、揺動粗割板3の山の数
が4つの波形状になされている。
このように一方の粗割板表面の山11の数を1〜3、他
方の粗割板表面の山11の数を2〜4としている理由は
、図に示されるように塊状炉滓Sを三点曲げの形式で圧
縮力を加えて粗割する為で、粗割板表面の山11の数が
これ以上多いと三点曲げによる圧縮力の減少が無くなり
、粗割できない塊状炉滓Sが多く発生するからである。
方の粗割板表面の山11の数を2〜4としている理由は
、図に示されるように塊状炉滓Sを三点曲げの形式で圧
縮力を加えて粗割する為で、粗割板表面の山11の数が
これ以上多いと三点曲げによる圧縮力の減少が無くなり
、粗割できない塊状炉滓Sが多く発生するからである。
然して前記粗割室9の下端の出口13における相対向す
る固定粗割板1と揺動粗割板3との間の寸法は、粗割室
9の上端の入口10における相対向する固定粗割板1と
揺動粗割板3との間の寸法の115〜215になされ、
揺動粗割板3の背面側には出口13の間隙の変更を自動
化する為に、揺動粗割板3が一定の圧縮力を保つことが
できると共に圧縮力に打ち勝つ反力が生じた際後退し得
る油圧機構14が設けられている〇粗割室9の出口13
の寸法を入口10の寸法の115〜215としている理
由は、硬質で圧縮強度の高い地金を粗割する際、粗割室
9の入口10の間隙Wに対し、粗割室9の出口13の間
隙、W′を(0,2〜0.4)XWとしたことにより、
塊状炉滓S中の大部分の地金が粗割又は変形しながら排
出されるからである。
る固定粗割板1と揺動粗割板3との間の寸法は、粗割室
9の上端の入口10における相対向する固定粗割板1と
揺動粗割板3との間の寸法の115〜215になされ、
揺動粗割板3の背面側には出口13の間隙の変更を自動
化する為に、揺動粗割板3が一定の圧縮力を保つことが
できると共に圧縮力に打ち勝つ反力が生じた際後退し得
る油圧機構14が設けられている〇粗割室9の出口13
の寸法を入口10の寸法の115〜215としている理
由は、硬質で圧縮強度の高い地金を粗割する際、粗割室
9の入口10の間隙Wに対し、粗割室9の出口13の間
隙、W′を(0,2〜0.4)XWとしたことにより、
塊状炉滓S中の大部分の地金が粗割又は変形しながら排
出されるからである。
油圧機構14は、ケーシング2の右側下部に設けた油圧
シリンダ15と、該油圧シリンダ15のピストンロッド
15aの先端に取付けられたスライド可能なトラブルブ
ロック16と、該トラブルブロック16とスイングジョ
ー5の下部背面との間に張装したトラブルプレート17
とより成る。18はトラブルプレート17の前後両端縁
を当接したトラブルシートである。
シリンダ15と、該油圧シリンダ15のピストンロッド
15aの先端に取付けられたスライド可能なトラブルブ
ロック16と、該トラブルブロック16とスイングジョ
ー5の下部背面との間に張装したトラブルプレート17
とより成る。18はトラブルプレート17の前後両端縁
を当接したトラブルシートである。
スイングジョー15の下端部には水平な摺動杆20の前
端が枢支され、この摺動杆20が基台21を貫通して摺
動可能に設けられ、摺動杆20の後端に設けたばね受2
2と基台21との間で摺動杆20にスプリング23が嵌
装されている。
端が枢支され、この摺動杆20が基台21を貫通して摺
動可能に設けられ、摺動杆20の後端に設けたばね受2
2と基台21との間で摺動杆20にスプリング23が嵌
装されている。
かように構成された揺動式粗割機に於いて、粗割室9の
入口10から投入された300〜500朋以上で鉄分含
有率50〜60チ以上の塊状炉滓Sは、粗割室9内で揺
動粗割板3の揺動運動により該揺動粗割板3が固定粗割
板1側に近づくと粗割室9内の空間が狭くなり、塊状炉
滓Sに圧縮力が加えられ、油圧機構14の油圧シリンダ
15には圧力が発生する。この油圧シリンダ15の圧力
が油圧系統の保持力以下で塊状炉滓Sを粗割すると、揺
動粗割板3が固足粗割板1側から遠のいた際、粗割され
た炉滓は重力により下降し、再び揺動粗割板3により圧
縮力を受けて粗割され、これが数回繰返されて、粗割室
9の出口13の通常の間隙W′以下の寸法となると、出
口13よシ排出落下する。
入口10から投入された300〜500朋以上で鉄分含
有率50〜60チ以上の塊状炉滓Sは、粗割室9内で揺
動粗割板3の揺動運動により該揺動粗割板3が固定粗割
板1側に近づくと粗割室9内の空間が狭くなり、塊状炉
滓Sに圧縮力が加えられ、油圧機構14の油圧シリンダ
15には圧力が発生する。この油圧シリンダ15の圧力
が油圧系統の保持力以下で塊状炉滓Sを粗割すると、揺
動粗割板3が固足粗割板1側から遠のいた際、粗割され
た炉滓は重力により下降し、再び揺動粗割板3により圧
縮力を受けて粗割され、これが数回繰返されて、粗割室
9の出口13の通常の間隙W′以下の寸法となると、出
口13よシ排出落下する。
一方、塊状炉滓Sの圧縮時、揺動粗割板3の圧力が油圧
系統の保持力を超えると、即ち揺動粗割板3の圧縮力に
打ち勝つ反力が塊状炉滓Sに生じると、油圧シリンダ1
5内の圧油が油圧ユニット19に戻シ、油圧系統の保持
力で塊状炉滓Sを圧縮したまま揺動ストローク分だけ揺
動粗割板3が後退し、出口13の間隙Wが拡がる。従っ
て、塊状炉滓Sは自重により落下し、。
系統の保持力を超えると、即ち揺動粗割板3の圧縮力に
打ち勝つ反力が塊状炉滓Sに生じると、油圧シリンダ1
5内の圧油が油圧ユニット19に戻シ、油圧系統の保持
力で塊状炉滓Sを圧縮したまま揺動ストローク分だけ揺
動粗割板3が後退し、出口13の間隙Wが拡がる。従っ
て、塊状炉滓Sは自重により落下し、。
再び揺動粗割板3の圧縮力を受けて少量の変形成いは部
分的な剥離がなされる。こうして粗割できない炉滓は、
徐々に変形成いは部分的な鉄分の少ない鉱滓の剥離によ
り、出口13を排出落下する。
分的な剥離がなされる。こうして粗割できない炉滓は、
徐々に変形成いは部分的な鉄分の少ない鉱滓の剥離によ
り、出口13を排出落下する。
かくして300〜50011以上の寸法で鉄分含有率5
0〜60チの塊状炉滓Sは、連続的に効率良く粗割又は
変形せしめられて300〜500II以下の寸法となシ
、且つ鉄分含有率が90チ以上に高められる。
0〜60チの塊状炉滓Sは、連続的に効率良く粗割又は
変形せしめられて300〜500II以下の寸法となシ
、且つ鉄分含有率が90チ以上に高められる。
(従来波、術の問題点)
ところで斯かる揺動式粗割機の油圧機構14の油圧シリ
ンダ15は、後室に油、前室に空気が入るわけであるが
、前室の空気はピストンロッド15aとシリンダチュー
ブ15bに組込まれたロッドカバー150との間の隙間
を通って自由に出入りしており、また後室の油は一部は
ピストン15dとシリンダチューブ15bとの間の隙間
のピストンパツキン15eを通って前室に一部漏れ、こ
の漏れた油が前室に貯まり。
ンダ15は、後室に油、前室に空気が入るわけであるが
、前室の空気はピストンロッド15aとシリンダチュー
ブ15bに組込まれたロッドカバー150との間の隙間
を通って自由に出入りしており、また後室の油は一部は
ピストン15dとシリンダチューブ15bとの間の隙間
のピストンパツキン15eを通って前室に一部漏れ、こ
の漏れた油が前室に貯まり。
ピストンロッド15aとロッドカバー15Cとの間の隙
間を通って外部へ漏れ出していた。
間を通って外部へ漏れ出していた。
一方、揺動式粗割機の使用環境は、塊状炉滓の粗割又は
変形の際に発生する粉塵の多い環境であり、その粉塵は
スラグ分の岩石の微粉末と、地金外の鉄分の微粉末を多
く含んでいる。従って、上記油圧シリンダ15を備えた
油圧機構14では、上記粉塵がピストンロッド15aと
ロッドカバー15Cとの間の隙間を通って油圧シリンダ
15の前室に入り込んできたり、外部へ漏れ出す油と共
にピストンロッド15aとロットカバー15Cとの間の
隙間に粘着してしまうものである。
変形の際に発生する粉塵の多い環境であり、その粉塵は
スラグ分の岩石の微粉末と、地金外の鉄分の微粉末を多
く含んでいる。従って、上記油圧シリンダ15を備えた
油圧機構14では、上記粉塵がピストンロッド15aと
ロッドカバー15Cとの間の隙間を通って油圧シリンダ
15の前室に入り込んできたり、外部へ漏れ出す油と共
にピストンロッド15aとロットカバー15Cとの間の
隙間に粘着してしまうものである。
その結果、油圧シリンダ15の前室の空気の粉塵が、シ
リンダチューブ15bとピストンパツキン15eの摺動
部に入り、油圧シリンダ15の作動によシこすられる。
リンダチューブ15bとピストンパツキン15eの摺動
部に入り、油圧シリンダ15の作動によシこすられる。
またピストンロッド15aとロッドカバー15Cとの間
の隙間でも同様のことが起る。この為、ピストンパツキ
ン15e、ピストンロッド15a、ロッドカバー15C
に摩耗、損傷等が生じ、油圧シリンダ15の寿命が著し
く短くなってしまうものである。
の隙間でも同様のことが起る。この為、ピストンパツキ
ン15e、ピストンロッド15a、ロッドカバー15C
に摩耗、損傷等が生じ、油圧シリンダ15の寿命が著し
く短くなってしまうものである。
そこで、ピストンロッド15aとシリンダチューブi5
bのロッドカバー15Cとの間の隙間を可能な限シ小さ
くシ、ダストシールを取付けることが考えられるが、こ
れを取付けると、油圧シリンダ15の前室の空気の出し
入れと後室の油の漏れ出しがスムーズにいかなくなシ。
bのロッドカバー15Cとの間の隙間を可能な限シ小さ
くシ、ダストシールを取付けることが考えられるが、こ
れを取付けると、油圧シリンダ15の前室の空気の出し
入れと後室の油の漏れ出しがスムーズにいかなくなシ。
ピストン15dの前進時前室の空気が圧縮されることに
よる圧力(又は後室から漏れ出して前室に貯まっている
油が圧縮されることによる圧力)が発生してしまい、油
圧シリンダ15の出力の一部をこのために消費してしま
うものである。またピストン15dの後退時には前室に
負圧が発生し、必要以上の力を加えなければピストン1
5dが後退しなくなるものである。
よる圧力(又は後室から漏れ出して前室に貯まっている
油が圧縮されることによる圧力)が発生してしまい、油
圧シリンダ15の出力の一部をこのために消費してしま
うものである。またピストン15dの後退時には前室に
負圧が発生し、必要以上の力を加えなければピストン1
5dが後退しなくなるものである。
揺動式粗割機は、前述の如く鉄分含有率が50〜60チ
以上と高く、しかも寸法が300〜50011以上の大
塊状の炉滓を、効率良く粗割又は変形するものであるか
ら、油圧機構14はこの為に必要な力を支え、また一部
粗割されない大塊状の炉滓に対しては、揺動粗割板の揺
動量と揺動回数にしたがって出口間隙W′を徐々に拡げ
ながら少量の変形又は部分的な剥離を与える作用をして
おり、その作動がスムーズでなけ扛ば粗割の為の力が不
足してしまったり、大塊状の炉滓のすべり、出口間隙W
′の拡がりがスムーズでない為機械各部に過大な負荷が
発生し、揺動式粗割機を損傷してしまうものである。
以上と高く、しかも寸法が300〜50011以上の大
塊状の炉滓を、効率良く粗割又は変形するものであるか
ら、油圧機構14はこの為に必要な力を支え、また一部
粗割されない大塊状の炉滓に対しては、揺動粗割板の揺
動量と揺動回数にしたがって出口間隙W′を徐々に拡げ
ながら少量の変形又は部分的な剥離を与える作用をして
おり、その作動がスムーズでなけ扛ば粗割の為の力が不
足してしまったり、大塊状の炉滓のすべり、出口間隙W
′の拡がりがスムーズでない為機械各部に過大な負荷が
発生し、揺動式粗割機を損傷してしまうものである。
(発明の目的)
本発明は斯かる揺動式粗割機の油圧機構の問題点を解消
すべくなされたものであり、油圧シリンダの前室に炉滓
粉塵が決して入らないように、また後室から前室に漏れ
出た油が前室に決して貯まらないようにして揺動式粗割
機の使用環境に適した油圧機構を提供し、もって揺動式
粗割機の塊状炉滓の粗割又は変形作動をスムーズにし1
機能の向上を図ると共に損傷を防止することを目的とす
るものである。
すべくなされたものであり、油圧シリンダの前室に炉滓
粉塵が決して入らないように、また後室から前室に漏れ
出た油が前室に決して貯まらないようにして揺動式粗割
機の使用環境に適した油圧機構を提供し、もって揺動式
粗割機の塊状炉滓の粗割又は変形作動をスムーズにし1
機能の向上を図ると共に損傷を防止することを目的とす
るものである。
(発明の構成)
本発明の揺動式粗割機の油圧機構は、被粗割物に圧縮力
を加える固定粗割板と揺動式粗割板の相対向する表面形
状が粗割様入口の幅方向でに曲げ荷重がかかるように構
成され、粗割室下端の出口における相対向する粗割板間
の寸法が粗割室上端の入口における相対向する粗割板間
の寸法115〜215になされた揺動式粗割機に於いて
、揺動粗割板の背面側に設けられ該揺動粗割板が一定の
圧縮力を保つことができると共に圧縮力に打ち勝つ反力
が生じた際後退し得る油圧機構が、後室に油が入り前室
に空気が入る構造の油圧シリンダと、そのピストンロッ
ドの先端に連繋したスライド可能トラブルブロックと、
該トラブルブロックとスイングジョーの下部背面との間
に張装したトラブルプレートとより成シ、前記油圧シリ
ンダの前室の直接空気を出し入nする部分にエアフィル
タが設けられ、前室にドレンボートが設けられて先端に
ピーコックが取付けら扛た配管が連結さ′n、ピストン
ロンドとロッドカバーとの間にはダストシール、0リン
グ、バックアップリングが組込まれていることを特徴と
するものである。
を加える固定粗割板と揺動式粗割板の相対向する表面形
状が粗割様入口の幅方向でに曲げ荷重がかかるように構
成され、粗割室下端の出口における相対向する粗割板間
の寸法が粗割室上端の入口における相対向する粗割板間
の寸法115〜215になされた揺動式粗割機に於いて
、揺動粗割板の背面側に設けられ該揺動粗割板が一定の
圧縮力を保つことができると共に圧縮力に打ち勝つ反力
が生じた際後退し得る油圧機構が、後室に油が入り前室
に空気が入る構造の油圧シリンダと、そのピストンロッ
ドの先端に連繋したスライド可能トラブルブロックと、
該トラブルブロックとスイングジョーの下部背面との間
に張装したトラブルプレートとより成シ、前記油圧シリ
ンダの前室の直接空気を出し入nする部分にエアフィル
タが設けられ、前室にドレンボートが設けられて先端に
ピーコックが取付けら扛た配管が連結さ′n、ピストン
ロンドとロッドカバーとの間にはダストシール、0リン
グ、バックアップリングが組込まれていることを特徴と
するものである。
(実施例)
本発明の揺動式粗割機の油圧機構の一実施例を第1図乃
至第3図によって説明する。第1図中第4図と同一符号
は同一部分を示すものであり、揺動式粗割機の主構成は
第4図と同一である。油圧機構14は、後室に油が入り
前室に空気が入る構造の2機の並設した油圧シリンダ1
5と、その各ピストンロッド15aの先端に連繋したス
ライド可能なトラブルブロック16と、該トラブルブロ
ック16とスイングジョー5の下部背面との間に張装し
たトラブルプレート17とより成る。18はトラブルプ
レート17の前後両端縁を当接したトラブルシートで、
該トラブルシート18はスイングジョー5の下部背面の
固定ブロック5aとトラブルブロック16に夫々固定さ
れている。そしてトラブルシート1.8の前後両端部上
面には夫々ダストカバー24が取付けられている。各油
圧シリンダ15のピストンロッド15aの先端面にはロ
ッドシート25が嵌着固定され、このロッドシート25
の外周縁と油圧シリンダ15のシリンダチューブ15b
の先端面との間に蛇腹26がピストンロッド15aに嵌
装の上張設されている。ロッドシート25の前面に円弧
状の横向き凹面27が形成され、この凹面27がトラブ
ルブロック16の後面に形成された凹部28内に配設し
た油圧受ロッド29に当接されている。トラブルブロッ
ク16はケーシング2に設″けた受台30とブロック押
え31との間でスライド可能に支持されている。
至第3図によって説明する。第1図中第4図と同一符号
は同一部分を示すものであり、揺動式粗割機の主構成は
第4図と同一である。油圧機構14は、後室に油が入り
前室に空気が入る構造の2機の並設した油圧シリンダ1
5と、その各ピストンロッド15aの先端に連繋したス
ライド可能なトラブルブロック16と、該トラブルブロ
ック16とスイングジョー5の下部背面との間に張装し
たトラブルプレート17とより成る。18はトラブルプ
レート17の前後両端縁を当接したトラブルシートで、
該トラブルシート18はスイングジョー5の下部背面の
固定ブロック5aとトラブルブロック16に夫々固定さ
れている。そしてトラブルシート1.8の前後両端部上
面には夫々ダストカバー24が取付けられている。各油
圧シリンダ15のピストンロッド15aの先端面にはロ
ッドシート25が嵌着固定され、このロッドシート25
の外周縁と油圧シリンダ15のシリンダチューブ15b
の先端面との間に蛇腹26がピストンロッド15aに嵌
装の上張設されている。ロッドシート25の前面に円弧
状の横向き凹面27が形成され、この凹面27がトラブ
ルブロック16の後面に形成された凹部28内に配設し
た油圧受ロッド29に当接されている。トラブルブロッ
ク16はケーシング2に設″けた受台30とブロック押
え31との間でスライド可能に支持されている。
各油圧シリンダ15の前室の第2図に示される直接空気
を出し入れする部分、即ちプラグ32にはエアフィルタ
33が設けられている。また各油圧シリンダ15の前室
の下側にはドレンボート34が設けられ、このドレンボ
ート34に夫々第3図に示す如く配管35が連結され、
各配管35は途中一本集合されて先端にピーコック36
が取付けられている。各油圧シリンダ15のピストンロ
ッド15aとシリンダチューブ15bに組込まれたロッ
ドカバー15Cとの間にはダストシール37,0リング
38.バックアップリング39が組込まれピストン15
dとシリンダチューブ15bとの間にはウェアーリング
40゜バックアップリング39が組込まれている。各油
圧シリンダ15は第1図に示す如く受台3゜とシリンダ
押え41との間で支持され、その位置は調整可能となっ
ている。即ち受台3oの後 □部に設けた固定枠42と
油圧シリンダ15の後端面との間に調整板43が挿入さ
れ、固定枠42内に醐整板43を押す調整棒44が設け
られ、該調整棒44が油圧ラム45によシ進退するよう
になっている。従って固定枠42と油圧シリンダ15の
後端面との間に適尚な厚さの調整板を入れ、油圧ラム4
5を駆動して調整棒44を進退させることにより油圧シ
リンダ15の位置を調整できる。尚第2図中46は油圧
シリンダ15の後室に圧油を送入する通路である。
を出し入れする部分、即ちプラグ32にはエアフィルタ
33が設けられている。また各油圧シリンダ15の前室
の下側にはドレンボート34が設けられ、このドレンボ
ート34に夫々第3図に示す如く配管35が連結され、
各配管35は途中一本集合されて先端にピーコック36
が取付けられている。各油圧シリンダ15のピストンロ
ッド15aとシリンダチューブ15bに組込まれたロッ
ドカバー15Cとの間にはダストシール37,0リング
38.バックアップリング39が組込まれピストン15
dとシリンダチューブ15bとの間にはウェアーリング
40゜バックアップリング39が組込まれている。各油
圧シリンダ15は第1図に示す如く受台3゜とシリンダ
押え41との間で支持され、その位置は調整可能となっ
ている。即ち受台3oの後 □部に設けた固定枠42と
油圧シリンダ15の後端面との間に調整板43が挿入さ
れ、固定枠42内に醐整板43を押す調整棒44が設け
られ、該調整棒44が油圧ラム45によシ進退するよう
になっている。従って固定枠42と油圧シリンダ15の
後端面との間に適尚な厚さの調整板を入れ、油圧ラム4
5を駆動して調整棒44を進退させることにより油圧シ
リンダ15の位置を調整できる。尚第2図中46は油圧
シリンダ15の後室に圧油を送入する通路である。
(作 用)
上記の如く構成さ扛た実施例の揺動式粗割機の油圧機構
の作用について説明する。粗割室9の入口10から投入
された塊状炉滓Sは粗割室9内で揺動粗割板3の揺動運
動により圧縮力が加えられ、油圧機構14の油圧シリン
ダ15に圧力が発生する。この油圧シリンダ15の圧力
が油圧系統の保持力以下で塊状炉滓を粗割すると、揺動
粗割板3が固定粗割板1から遠のいた際粗割された炉滓
は重力によシ下降し、再び揺て 動粗割板3により圧縮力を受口圧シリンダ15の圧力に
より粗割さ扛、これが数回繰り返されて、粗割室9の出
口13の通常の間隙W′以下となると、出口13より排
出落下する。
の作用について説明する。粗割室9の入口10から投入
された塊状炉滓Sは粗割室9内で揺動粗割板3の揺動運
動により圧縮力が加えられ、油圧機構14の油圧シリン
ダ15に圧力が発生する。この油圧シリンダ15の圧力
が油圧系統の保持力以下で塊状炉滓を粗割すると、揺動
粗割板3が固定粗割板1から遠のいた際粗割された炉滓
は重力によシ下降し、再び揺て 動粗割板3により圧縮力を受口圧シリンダ15の圧力に
より粗割さ扛、これが数回繰り返されて、粗割室9の出
口13の通常の間隙W′以下となると、出口13より排
出落下する。
前記塊状炉滓Sの圧縮時、揺動粗割板3の圧縮力に打ち
勝つ反力が塊状炉滓Sに生じると、油圧シリンダ15の
圧油が油圧ユニットに戻り油圧系統の保持力で塊状炉滓
Sを圧縮したまま揺動ストローク分だけ揺動粗割板3が
後退し、出口13の間隙W′が拡がる。従って、塊状炉
滓Sは自重により落下し、再び揺動粗割板3の圧縮力を
受けて徐々に変形成いは部分的な鉄分の少ない鉱滓の剥
離がなされて、出口13を排出落下する。
勝つ反力が塊状炉滓Sに生じると、油圧シリンダ15の
圧油が油圧ユニットに戻り油圧系統の保持力で塊状炉滓
Sを圧縮したまま揺動ストローク分だけ揺動粗割板3が
後退し、出口13の間隙W′が拡がる。従って、塊状炉
滓Sは自重により落下し、再び揺動粗割板3の圧縮力を
受けて徐々に変形成いは部分的な鉄分の少ない鉱滓の剥
離がなされて、出口13を排出落下する。
このような塊状炉滓の粗削又は変形作動において油圧機
構14の油圧シリンダ15が駆動しピストンロッド15
aが進退運動しても、ピストンロッド15aの外周は蛇
腹26に被われ。
構14の油圧シリンダ15が駆動しピストンロッド15
aが進退運動しても、ピストンロッド15aの外周は蛇
腹26に被われ。
ピストンロッド15aとロッドカバー15Cとの間の隙
間にはダストシール37,0!Jング38゜バックアッ
プリング39が組込まれているので。
間にはダストシール37,0!Jング38゜バックアッ
プリング39が組込まれているので。
炉滓粉塵がピストンロッド15aとロッドカパ−150
との間の隙間から油圧シリンダ15の前室に入ってくる
ようなことはない。またこの前室のプラグ32にはエア
フィルタ33が設けられているので、プラグ32より吸
入される空気はエアフィルタ33で濾過されて清浄とな
るので、このプラグ32よ)前室に炉滓粉塵が入ってく
るようなことはない。さらに油圧シリンダ15の後室の
油の一部がピストン15dと7リンダチユーブ15bと
の間の隙間を通って前室に漏れても前室の下側にドレン
ボート34が設けられているので、油が前室に貯まるご
とがなく、ドレンボート34より配管35を通してピー
コック36を開くことによシ排出される。
との間の隙間から油圧シリンダ15の前室に入ってくる
ようなことはない。またこの前室のプラグ32にはエア
フィルタ33が設けられているので、プラグ32より吸
入される空気はエアフィルタ33で濾過されて清浄とな
るので、このプラグ32よ)前室に炉滓粉塵が入ってく
るようなことはない。さらに油圧シリンダ15の後室の
油の一部がピストン15dと7リンダチユーブ15bと
の間の隙間を通って前室に漏れても前室の下側にドレン
ボート34が設けられているので、油が前室に貯まるご
とがなく、ドレンボート34より配管35を通してピー
コック36を開くことによシ排出される。
従って炉滓粉塵が油と共にピストンロッ)” 15 a
とロッドカバー15cとの間の隙間に粘着するようなこ
とは決して生じない。
とロッドカバー15cとの間の隙間に粘着するようなこ
とは決して生じない。
かくして油圧シリンダ15の前室の空気の出し入れと後
室の油の漏n出しがスムーズに行われ、ピストン15d
の前進時、前室の空気は圧縮されることはなく、また後
室から前室に漏れ出た油が圧縮されることがないので、
油圧シリンダ15の出力は塊状炉滓の粗割又は変形のみ
に消費され無駄がない。またピストン15dの後退時に
前室に負圧が発生することがないので、必要以上の力を
加える必要がない。
室の油の漏n出しがスムーズに行われ、ピストン15d
の前進時、前室の空気は圧縮されることはなく、また後
室から前室に漏れ出た油が圧縮されることがないので、
油圧シリンダ15の出力は塊状炉滓の粗割又は変形のみ
に消費され無駄がない。またピストン15dの後退時に
前室に負圧が発生することがないので、必要以上の力を
加える必要がない。
(発明の効果)
以上詳記した通シ本発明の揺動式粗割機の油圧機構は、
炉滓粉塵が油圧シリンダの前室に入らないようにし、i
た後室の油が前室に漏れても貯まらないようにしである
ので、揺動粗割板の揺動による塊状炉滓の粗割又は変形
作動において、油圧シリンダの前室の空気の出し入れと
後室の油の漏れ出しがスムーズに行われ、ピストンの前
進時前室の空気が圧縮されたり、後室から前室に漏れ出
た油が圧縮されたりすることがなく、またピストンの後
退時前室に負圧が生じたシすることがない。従って塊状
炉滓を粗割又は変形する為に必要な力を支え、また一部
組 □割されない大塊状の炉滓に対して揺動粗割板の揺
動量と揺動回数にしたがって出口間隙を徐々に拡げなが
ら少量又は部分的な剥離を与える作動がスムーズとなり
、機械各部に過大な負荷が生ぜず、揺動式粗削機は機能
が向上し、損傷が防止されるという優れた効果を奏する
。
炉滓粉塵が油圧シリンダの前室に入らないようにし、i
た後室の油が前室に漏れても貯まらないようにしである
ので、揺動粗割板の揺動による塊状炉滓の粗割又は変形
作動において、油圧シリンダの前室の空気の出し入れと
後室の油の漏れ出しがスムーズに行われ、ピストンの前
進時前室の空気が圧縮されたり、後室から前室に漏れ出
た油が圧縮されたりすることがなく、またピストンの後
退時前室に負圧が生じたシすることがない。従って塊状
炉滓を粗割又は変形する為に必要な力を支え、また一部
組 □割されない大塊状の炉滓に対して揺動粗割板の揺
動量と揺動回数にしたがって出口間隙を徐々に拡げなが
ら少量又は部分的な剥離を与える作動がスムーズとなり
、機械各部に過大な負荷が生ぜず、揺動式粗削機は機能
が向上し、損傷が防止されるという優れた効果を奏する
。
第1第は本発明の油圧機構を備えた揺動式粗割機の縦断
側面図、第2図は本発明の油圧機構における油圧シリン
ダの拡大縦断側面図、第3図はその油圧シリンダの前室
における縦断正面図、第4図は従来の油圧機構を備えた
揺動式粗割機の縦断面図、第5図は第4図のA−A線横
断平面図である0 1・・・固定粗割板 3・・・揺動粗割板 5・・・ス
イングジョー 9・・・粗割室 10・・・入口11・
・・山 12・・・谷 13・・・出口 14・・・油
圧機構 15・・・油圧シリンダ 15a・・・ピスト
ンロッド 15b・・・シリンダチュー7”15c・・
・ロッドカバー 15d・・・ピストiy 1.6・・
・トラブルブロック 17・°・トラブルプレート 3
2・・・プラグ 33・・・エアフィルタ 34・・・
ドレンボート 35・・・配管 36・・・ピーコック
37・・・ダストシール 38・・・0リング 39
・・・バックアップリング W・・・入口の間隙 W/
・・・出口の間隙 出願人 川崎重工業株式会社 出願人 石井商事株式会社
側面図、第2図は本発明の油圧機構における油圧シリン
ダの拡大縦断側面図、第3図はその油圧シリンダの前室
における縦断正面図、第4図は従来の油圧機構を備えた
揺動式粗割機の縦断面図、第5図は第4図のA−A線横
断平面図である0 1・・・固定粗割板 3・・・揺動粗割板 5・・・ス
イングジョー 9・・・粗割室 10・・・入口11・
・・山 12・・・谷 13・・・出口 14・・・油
圧機構 15・・・油圧シリンダ 15a・・・ピスト
ンロッド 15b・・・シリンダチュー7”15c・・
・ロッドカバー 15d・・・ピストiy 1.6・・
・トラブルブロック 17・°・トラブルプレート 3
2・・・プラグ 33・・・エアフィルタ 34・・・
ドレンボート 35・・・配管 36・・・ピーコック
37・・・ダストシール 38・・・0リング 39
・・・バックアップリング W・・・入口の間隙 W/
・・・出口の間隙 出願人 川崎重工業株式会社 出願人 石井商事株式会社
Claims (1)
- 被粗割物に圧縮力を加える固定粗割板と揺動粗割板の相
対向する表面形状が、粗割様入口の幅方向で山と谷が向
い合う波形状罠なされ、且つ一方の粗割板表面の山の数
が1〜3、他方の粗割板表面の山の数が2〜4になされ
て被粗割物に曲げ荷重がかかるように構成され、粗割南
下端の出口における相対向する粗削板間の寸法が粗割室
上端の入口における相対向する粗割板間の寸法の115
〜215になされた揺動式粗割機に於いて、揺動粗割板
の背面側に設けられ該揺動粗割板が一定の圧縮力を保つ
ことができると共に圧縮力に打ち勝つ反力が生じた際後
退し得る油圧機構が、後室に油が入り前室に空気が入る
構造の油圧シリンダと、そのピストンロッドの先端に連
繋したスライド可能なトラブルブロックと、該トラブル
ブロックとスイングジョーの下部背面との間に張装した
トラブルグレートとより成り、前記油圧シリンダの前室
の直接空気を出し入れする部分にエアフィルタが設けら
れ、前室にドレンポートが設けられて先端にピーコック
が取付けられた配管が連結され、ピストンとロッドカバ
ーとの間及びピストンとシリンダチューブとの間にはダ
ストシール、Oリング、バックアップリングが組込まれ
ていることを特徴とする揺動式粗割機の油圧機構。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10810484A JPS60251941A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 揺動式粗割機の油圧機構 |
US06/688,889 US4637562A (en) | 1984-01-10 | 1985-01-04 | Rocking slag breaker |
CA000471611A CA1229077A (en) | 1984-01-10 | 1985-01-07 | Rocking slag breaker |
MX203993A MX161441A (es) | 1984-01-10 | 1985-01-09 | Mejoras a triturador oscilatorio de escoria de hornos por ejemplo de hierro y acero |
DE8585300140T DE3577406D1 (de) | 1984-01-10 | 1985-01-09 | Hin- und hergehende schlackenbrecher. |
EP85300140A EP0148780B1 (en) | 1984-01-10 | 1985-01-09 | Rocking slag breaker |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10810484A JPS60251941A (ja) | 1984-05-28 | 1984-05-28 | 揺動式粗割機の油圧機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60251941A true JPS60251941A (ja) | 1985-12-12 |
JPS6243742B2 JPS6243742B2 (ja) | 1987-09-16 |
Family
ID=14475973
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10810484A Granted JPS60251941A (ja) | 1984-01-10 | 1984-05-28 | 揺動式粗割機の油圧機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60251941A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006247602A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | ジョークラッシャの出口隙間調整装置及びジョークラッシャ |
JP2008138730A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Jfe Steel Kk | 流体圧アクチュエータ |
WO2014075723A1 (en) | 2012-11-15 | 2014-05-22 | Sandvik Intellectual Property Ab | Mechanical actuator |
WO2014075722A1 (en) | 2012-11-15 | 2014-05-22 | Sandvik Intellectual Property Ab | Moveable jaw mounting assembly |
EP2754499A1 (en) | 2013-01-09 | 2014-07-16 | Sandvik Intellectual Property AB | Moveable jaw mounting assembly |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4641376B2 (ja) * | 2003-12-22 | 2011-03-02 | 株式会社とわに | スクラップ解体作業車 |
CN103567005A (zh) * | 2012-07-28 | 2014-02-12 | 朱兴良 | 一种颚式超细碎破碎机及其超细碎功能的实现方法 |
-
1984
- 1984-05-28 JP JP10810484A patent/JPS60251941A/ja active Granted
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006247602A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | ジョークラッシャの出口隙間調整装置及びジョークラッシャ |
JP2008138730A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Jfe Steel Kk | 流体圧アクチュエータ |
WO2014075723A1 (en) | 2012-11-15 | 2014-05-22 | Sandvik Intellectual Property Ab | Mechanical actuator |
WO2014075722A1 (en) | 2012-11-15 | 2014-05-22 | Sandvik Intellectual Property Ab | Moveable jaw mounting assembly |
EP2754499A1 (en) | 2013-01-09 | 2014-07-16 | Sandvik Intellectual Property AB | Moveable jaw mounting assembly |
US10399080B2 (en) | 2013-01-09 | 2019-09-03 | Sandvik Intellectual Property Ab | Moveable jaw mounting assembly |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6243742B2 (ja) | 1987-09-16 |
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