JPS60251368A

JPS60251368A - 冷蔵庫の急速冷凍方法

Info

Publication number: JPS60251368A
Application number: JP10784184A
Authority: JP
Inventors: 須田　順一
Original assignee: Matsushita Refrigeration Co
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-05-28
Filing date: 1984-05-28
Publication date: 1985-12-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は強制通風方接の冷凍冷蔵庫等に利用する冷凍室
の一部に直接冷却方式の補助冷却器を設けてなる急速冷
凍方法に関する。

従来例の構成とその問題点従来例を第１図、第２図にて説明する。１は冷蔵庫であ
シ内部に区画壁２を有し、この区画壁２内に構成した冷
却室３に主冷却器４を収納している。この主冷却Ｂ４で
冷却した空気は送風機５にて冷凍室６及び冷蔵室７に循
環させる。６′は冷凍内室♂に別途、直接冷却方式の補助冷却器８を備えだ急速
冷凍室であり、食品の急速冷凍を行なわせる。

また、冷蔵室７０入口には冷気流入室を調節するダンパ
ーサーモスタット１４が設けられてい゛る。

冷凍サイクルとしては第２図のように、圧縮機９−凝縮
器１〇−第１の毛細管１１−主冷却器４−圧縮機９と循
環する通常の流路と、圧縮機９−凝縮器１〇−第２の毛
細管１２−補助冷却器８−主冷却器４−圧縮機９と循環
する急速冷凍用の流路とに切換る流路制御装置１３（以
後流路切替弁１３という）を備え、この切替弁１３にて
流路切替操作にて、急速冷凍作用を行なわせるものであ
る。

この急速冷凍中は圧縮機９を強制的に連続運転させるが
、送風機６は主冷却器４での熱交換器を減じ、補助冷却
器８の蒸発温度を低温に維持させて、補助冷却器８上に
当接した食品の凍結速度を速める目的で、急速冷凍中は
、定期的或いは不定期に一定或いは不定時間送風機を運
転させ、その他の時間帯は前記送風機を停止させる手段
がとられている。しかしながらこのような制御では除鰯
中急速冷凍運転を待機させ、除霜後に急速冷凍運転を行
なうものでは前記送風機を停止状態から制御させた場合
、本来の冷凍室６．冷蔵室７を冷却させるための主冷却
器４の冷却作用が生かされず、急速冷凍中は冷凍室６．
冷蔵室７内に低温の冷気が強制通風されないため庫内温
度が上昇してしまう欠点があった。特に扉開閉が多い場
合等は加速的に温度上昇し庫内に保存中の食品に悪影響
を与える場合が少なくない。

発明の目的本発明は上記の点に鑑み、除霜後の急速冷凍中の冷凍室
及び冷蔵室内温度上昇を防止することを目的としている
。

発明の構成この目的を達成するために、本発明は急速冷凍は、定期
的或いは不定期的に、一定或いは不定の時間だけ送風機
を運転させその他の時間は停止させるが、特に除霜後は
運転状態から開始させることによって時々冷凍室及び冷
蔵室に冷気を強制的に送り込み庫内の温度上昇を防止す
るものである。

実施例の説明以下、本発明の一実施例を示す第３，４図に従い説明す
る。尚、従来と同一部分においては同一符号を付し、説
明を省略する。

１６は冷蔵庫１の冷凍室６の温度を検知する温度検知器
で、冷蔵庫の圧縮機９を運転する運転信号を出す。１６
は手動によ＃）ＯＮ、ＯＦＦの信号を出す急速冷凍スイ
ッチである。１７は除霜終了を主冷却器４の温度上昇に
より検知して除霜終了信号を出す除霜終了スイッチであ
る。１８は前記圧縮機９を電源と接続する運転用のリレ
ーで、通常はスイッチ１８′が電源に圧縮機９と直列に
接続して設けられている。１９は通常運転状態か除霜状
態にさせる除霜用のリレーで除霜側は、主冷却器４に付
いた霜を除去する除霜用ヒータ２０を、接続しておりス
イッチ１９′の共通端子は電源に接続されている。２１
は流路切替弁１３用のリレーで前記スイッチ１９′の通
常運転側にスイッチ２１′が接続されている。２２は送
風機６用のリレーで、スイッチ２２′が前記圧縮機９と
並列に前記スイッチ１８′に接続されている。２３は制
御回路で、マイクロコンピュータ（ＣＰＵ）２４や、Ｒ
ＡＭ２５゜ＲＯＭ２６．除霜までの圧縮機９の運転時間
を積算する運転用のタイマ２７等よシ形成されており、
ＲＯＭ２６には動作の確認順位および、その時の状態に
より次の動作を決めるプログラムが格納されている。ま
た、前記制御回路２３は急速冷凍スイッチ１６による急
凍運転の最長時間を（例えば９０分）決める急速冷凍用
のタイマ２８を備えている。

次に第４図を参考に動作の説明を行なう。

電源を投入すると、温度検知器１６．急速冷凍スイッチ
１６．運転用のタイマ２７．急速冷凍用のタイマ２８．
除霜終了スイッチ１７の各状態をステップ１として入力
とシ込みをし、ＲＡＭ２ｓに記憶する。次にＲＡＭ２５
より急速冷凍スイッチ１６の状態を読み出し、急速冷凍
スイッチ１６がＯＮかＯＦＦをステップ２として判断す
る。なお以後の説明は、電源が投入されたばかりで、ま
だ冷えていないものとして説明する。ステップ２で急速
冷凍スイッチ１６がＯＦＦと判断すると、急速冷凍中を
記憶するＲＡＭ２５をステップ３としてリセットする。

次にステップ４として１．ＲＡＭ２５より除霜中である
か判断し、除霜中でなければ、ステップ５として、ＲＡ
Ｍ２５より温度検知器１６が設定温度以上を検知したか
いなか判断する。この時、設定温度以上であればリレー
１８を働かせてスイッチ１８′をＯＮしステップ６とし
て圧縮機９を運転する。次にステップ７として圧縮機９
の運転時間を積算する運転用のタイマ２７をＯＮする。

そして、ステップ８として運転用のタイマ２７がたとえ
ば１１時間を積算し除霜開始か否かを判断する。この時
、除霜開始時間に達していない時はステップ１にもどっ
て同じ動作をくりかえす。

このステップ１からステップ８への繰返しがつづき、冷
蔵庫が冷えてくると、ステップ６で温度検知器１６が設
定温度以下を出力していれば、ステップ９でリレー１８
のスイッチ１８′をＯＦＦ　して圧縮機９を停止してス
テップ１にもどる。そして、この動作も繰返し行なわれ
て、ステップ６で温度検知器１６が設定温度以上を出力
していればステップ６からステップ８を行なってステッ
プ１からステップ８と繰返して圧縮機９を運転する。

このような冷却運転が繰返して行なわれて、圧縮機９の
運転時間が例えば１１時間をすぎると、ステップ８で運
転用のタイマ２７が１１時間以上を示しており、次にス
テップ１０でＲＡＭ２５より急速冷凍運転状態かどうか
読み出し、急速冷凍運転状態でないならば、ステップ１
１として、ＲＡＭ２５に除霜中であることを記憶させ、
ステップ１２としてリレー１８をＯＦＦしてスイッチ１
８′で圧縮機９を電源より切る。また、リレー１９を働
かせて、スイッチ１９′をＯＮし、除霜用ヒータ２０に
通電する。そして、ステップ１３で、除霜終了スイッチ
１７が終了を検知しているかを判断し、達していなけれ
ばステップ１にもどる。そして、ステップ１，２．３と
進み、ステップ４で除霜中であることを判断した後、ス
テップ１２へ飛び越して繰返し行なう。ステップ１３で
除霜の終了を判断すると、ステップ１４でリレー１９を
ＯＦＦしてスイッチ１９′により除霜用ヒータ２０への
通電が断たれ、ＲＡＭ２５上の除霜中の記憶を解除し、
除霜用及び運転用のタイマ２７．２８をリセットし、ス
テップ１にもどり、電源投入時と同じステップが繰返さ
れる。

次に急速冷凍スイッチ１６がＯＮされると、ステップ２
で急速冷凍スイッチが操作されたことをＲＡＭ２６より
読み、ステップ１５でＲＡＭ２６へ急速冷凍状態を記憶
させる。次にステップ１６で除霜中であるかどうかＲＡ
Ｍ２５よシ読み、除霜中でなければ、ステップ１７で急
速冷凍用のタイマ２８をスタートさせ、そして、ステッ
プ１８で除霜後の急速冷凍ではないと判断し、ステップ
１９に進む。ステップ１９で、送風機６が停止状態から
始まるような定期的或いは不定期に、一定或いは不定の
時間だけ送風機５が断続運転するようなパルスを発生さ
せ、ステップ２１にて、送風機用のリレー２２をパルス
に同期させ、スイッチ２２′にて送風機６を０Ｎ１０Ｆ
Ｆさせる。このとき、定期的とは、運転時間と停止時間
の割合が一定のことを、寸だ不定期とは、前記割合が変
化することをいう。そして、ステップ２２にて、流路切
替弁用のリレー２１をＯＮし、スイッチ２１′で流路切
替弁１３をＯＮさせる。そして、ステップ２３で、運転
用のリレー１８をＯＮＩ、、スイッチ１８′で圧縮機９
を運転する。そして、運転用のタイマ２７をステップ２
４にてＯＮＬ、ステップ２５にて急速冷凍用のタイマ２
８が終了を示しているか判断し、急速冷凍を示している
なら、ステップ１にもどり、ステップ礼１６，１６，１
７，１８，１９゜２０．２１，２２，２３．２４を繰返
す。このような急速冷凍運転が繰返して行なわれて、例
えば（イ）分をすぎると、ステップ２５で急速冷凍用の
タイマ２８が９０分以上を示しており、ステップ２８で
運転用のリレー１８．流路切替弁用のリレー２１゜送風
機用のリレー２２がＯＦＦ　Ｌ、それぞれのスイッチ１
８’、２１’、２２’で、圧縮機９．送風機６、流路切
替弁１３が停止し、急速冷凍運転状態を解除する。ここ
で、除霜中に急速冷凍スイッチ１６が操作されると、ス
テップ２６でＲＡＭ２６内に記憶し、ステップ１２へ飛
び除霜を続ける。

除霜終了後、急速冷凍運転になるが、ステップ１８にて
、ＲＡ　Ｍ　２’　５から除霜中に急速冷凍スイッチ１
６が操作されたことを判断するとステップ２７にて、送
風機６が運転状態から始まるような定期的或いは不定期
に、一定或いは不定の時間だけ送風機５が断続運転する
ようなパルスを発生させ、ステップ２１にて、送風機用
のリレー２２をパルスに同期させ、スイッチ２２′にて
送風機５を０Ｎ１０ＦＦさせる。そして、ステップ２２
以下から急速冷凍運転を繰返す。このように除霜後の急
速冷凍は送風機６が運転状態から初まる断続運転となる
ため、冷凍室６及び冷蔵室７内および急速冷凍室６に冷
気が強制通風されることにより、庫内の温度上昇が抑制
できる。

発明の効果以上の構成より明らかなように本発明は強制通風方式の
冷凍冷蔵庫の冷凍室内に、直接冷却方式の補助冷却器を
配設した急速冷凍室を設け、通常冷却時は主冷却器のみ
に、急速冷却時は主冷却器と補助冷却器の相方に冷媒を
流すように流路制御させるもので、除霜後の急速冷凍に
おいて送風機停止から開始させることによる冷凍室及び
冷蔵室内の温度上昇を抑制出来る効果があり、従来例の
ように急速冷凍中扉速度的に庫内温度が上昇して保存中
の食品の品質を劣化させてしまうような危険性がなく、
実用上の効果は極めて高いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例を示す冷蔵庫の断面図、第２図はその冷
凍サイクル配管図、第３図は本発明の一実施例を示す制
御ブロック図、第４図は第３図のフローチャート図であ
る。３・・・・・・冷却室、４・・・・・・主冷却器、６・
・・・・・送風機、８・・・・・・補助冷却器、６′・
・・・・・急速冷凍室、９・・・・圧縮機、１３・・・
・・・流路制御装置、１６・・・・・・温度検知器、１
６・・・・・・急速冷凍スイッチ、１７・・・・・・除
霜終了スイッチ、２３・・・・・・制御回路、２７・・
・・・・運転用のタイマ、２８・・・・・・急速冷凍用
のタイマ。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図／第２図

Claims

【特許請求の範囲】

冷却室内に設けた主冷却器で冷却した空気を冷凍室と冷
蔵室へ循環せしめる送風機と、前記冷凍室内に前記主冷
却器で冷却した空気が通過する急速冷凍室と、この急速
冷凍室内に配置した直接冷却方式の補助冷却器と、冷媒
を前記主冷却器のみに流すか前記主冷却器と補助冷却器
の両方に流すかを制御する流路制御装置と、冷凍サイク
ルの圧縮機を連続運転させ前記補助冷却器に連続的に冷
媒を流すことによって急速冷凍を行なう急速冷凍スイッ
チと、この急速冷凍中は、定期的或いは不定期に一定或
いは不定時間前記送風機を運転させ、その他の時間帯は
前記送風機を停止する送風機制御装置と、前記主冷却器
の除霜を行なう除霜制御装置とを備え、前記除霜中に急
速冷凍スイッチが入った時、急速冷凍運転を待機し、除
霜後に急速冷凍運転を開始し、このとき前記送風機制御
は運転状態から開始させ、その後、定期的或いは不定期
に一定或いは不定時間、前記送風機を運転させる冷蔵庫
の急速冷凍方法。