JPS6025134B2 - 歯科用根管充填材料 - Google Patents
歯科用根管充填材料Info
- Publication number
- JPS6025134B2 JPS6025134B2 JP51111602A JP11160276A JPS6025134B2 JP S6025134 B2 JPS6025134 B2 JP S6025134B2 JP 51111602 A JP51111602 A JP 51111602A JP 11160276 A JP11160276 A JP 11160276A JP S6025134 B2 JPS6025134 B2 JP S6025134B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- root canal
- filling material
- gutta
- filling
- canal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明はシリンジを用いて充填する歯科用線管充填材料
に関するものである。
に関するものである。
従来、歯牙の根管治療方法は、一般に抜髄後、鰯瀞の清
掃を行ない、器具を用いて根管拡大した後、ガッタパー
チャポィントをそう入充填する方法が一般的な治療方法
である。
掃を行ない、器具を用いて根管拡大した後、ガッタパー
チャポィントをそう入充填する方法が一般的な治療方法
である。
ガッタパーチャポィントは、その針状の細長い形成を保
持するために、ガツタパーチャを主成分とし「 これに
炭酸カルシウム、酸化亜鉛と蜜蝋の他に樹脂（レジンと
生ゴム）が混合されている。
持するために、ガツタパーチャを主成分とし「 これに
炭酸カルシウム、酸化亜鉛と蜜蝋の他に樹脂（レジンと
生ゴム）が混合されている。
従ってガッタパーチャの軟化点は８００〜９０ｏｏの高
温度である。ガッタパーチャポィントによる梶管充填方
法は、あらかじめ様管長を計測し、アピカルシートの位
置を決定したのち、ファイルにより根管の拡大形成を行
ない、板尖孔に適合するポイントを選択し、根尖部に達
するように根管にそう入する。
温度である。ガッタパーチャポィントによる梶管充填方
法は、あらかじめ様管長を計測し、アピカルシートの位
置を決定したのち、ファイルにより根管の拡大形成を行
ない、板尖孔に適合するポイントを選択し、根尖部に達
するように根管にそう入する。
側圧充填方法によってポイントに側圧を与えて根管の内
部壁に密着させ、根管の隙間の部分を別のポイントで充
填する。この方法によって根管を完全に密封するために
は相当な熟練と時間を要する。また、根管が湾曲又は分
岐しているときは、ガツタパーチャポィントによって根
尖部まで完全に充填することは絶対に不可能である。
部壁に密着させ、根管の隙間の部分を別のポイントで充
填する。この方法によって根管を完全に密封するために
は相当な熟練と時間を要する。また、根管が湾曲又は分
岐しているときは、ガツタパーチャポィントによって根
尖部まで完全に充填することは絶対に不可能である。
さらに、ガッタパーチヤポイントによる狼管充填は側圧
充填方法によるため、側圧によってポイントが板尖部か
ら浮き上がり死腔を生じ、二次感染を起す原因ともなる
。
充填方法によるため、側圧によってポイントが板尖部か
ら浮き上がり死腔を生じ、二次感染を起す原因ともなる
。
また、過剰根充によって根尖孔から押し出されたポイン
トは生ゴム、レジン等が含有しているため、根尖歯周組
織に吸収されず、食物をそしやくするとき患部を刺激し
患部に苦痛を与えまた為筈作用がある。本発明者は、従
来技術の狼管充填材料の欠点を解消し、容易に機管の完
全閉塞が可能で、しかも組織に対し為筈性のない根管充
填材料を開発するため鋭意研究した結果、グッタベルカ
又はバラ夕樹脂にパラフィンワックス及び白蝋を混合す
るとき、無機充填剤が混合されていても５０〜７０ｏｏ
の低温度で流動性となり、暫時その流動性を保持して、
シリンジを用いて根管に充填が可能であるという予想外
の事実を見し、出した。
トは生ゴム、レジン等が含有しているため、根尖歯周組
織に吸収されず、食物をそしやくするとき患部を刺激し
患部に苦痛を与えまた為筈作用がある。本発明者は、従
来技術の狼管充填材料の欠点を解消し、容易に機管の完
全閉塞が可能で、しかも組織に対し為筈性のない根管充
填材料を開発するため鋭意研究した結果、グッタベルカ
又はバラ夕樹脂にパラフィンワックス及び白蝋を混合す
るとき、無機充填剤が混合されていても５０〜７０ｏｏ
の低温度で流動性となり、暫時その流動性を保持して、
シリンジを用いて根管に充填が可能であるという予想外
の事実を見し、出した。
本発明はこの知見に基づいてなされたものである。すな
わち、本発明は、グッタベルカ又はバラタ樹脂に、パラ
フィンワックス、白蝋、酸化亜鉛、硫酸バリウム、酸化
チタニウム、炭酸マグネシウム、ュジノール油を加えて
加熱混合した歯科用根管充填材料である。
わち、本発明は、グッタベルカ又はバラタ樹脂に、パラ
フィンワックス、白蝋、酸化亜鉛、硫酸バリウム、酸化
チタニウム、炭酸マグネシウム、ュジノール油を加えて
加熱混合した歯科用根管充填材料である。
本発明に使用されるグッタベルカ又はバラタ樹脂は通常
の歯科用充填材料用のものが用いられ、充填する歯牙の
種類によって約１３〜１頚重量％が使用される。
の歯科用充填材料用のものが用いられ、充填する歯牙の
種類によって約１３〜１頚重量％が使用される。
パラフィンワックスは歯科用充填材料の流動性を良くす
るために使用され、通常の医療用のものが使用される。
充填する歯牙の種類によって約１３〜２紅重量％が使用
される。白蝋は溶融した充填材料の流動性を持続するた
めに使用され、通常の医療用のものが使用される。充填
する歯牙の種類によって約０．５〜７重量％が使用され
る。酸化亜鉛は糊剤充填材として使用され、鎮静剤であ
るュジノール油と併用される。硫酸バリウムはＸ線に対
し鮮明な造影を得るために使用される。
るために使用され、通常の医療用のものが使用される。
充填する歯牙の種類によって約１３〜２紅重量％が使用
される。白蝋は溶融した充填材料の流動性を持続するた
めに使用され、通常の医療用のものが使用される。充填
する歯牙の種類によって約０．５〜７重量％が使用され
る。酸化亜鉛は糊剤充填材として使用され、鎮静剤であ
るュジノール油と併用される。硫酸バリウムはＸ線に対
し鮮明な造影を得るために使用される。
酸化チタニウム及び炭酸マグネシウムは充填材料に蕃美
性を与えるために少量混合する。その他の顔料を蕃美性
を改良するために少量混合することができる。前記充填
材料の各成分は混合され、グッタベルカ又はバラタ樹脂
が変質しない程度に加熱され「均一に混和される。本発
明に根管充填材料は、シリジンに入れ、シリジンごと約
５０〜７０午０に加熱すれば流動性となり、シリジンの
口針部から板管に注入して、根管が枠曲又は分岐してい
る場合でも容易に完全封鎖することができる。
性を与えるために少量混合する。その他の顔料を蕃美性
を改良するために少量混合することができる。前記充填
材料の各成分は混合され、グッタベルカ又はバラタ樹脂
が変質しない程度に加熱され「均一に混和される。本発
明に根管充填材料は、シリジンに入れ、シリジンごと約
５０〜７０午０に加熱すれば流動性となり、シリジンの
口針部から板管に注入して、根管が枠曲又は分岐してい
る場合でも容易に完全封鎖することができる。
また、本発明の充填材料は、様管充填後、綬管内の充填
持続性が大きく、また鯵出液で溶出されない。
持続性が大きく、また鯵出液で溶出されない。
さらに、過剰根充で根尖孔から充填材料が押し出された
場合でも糠尖歯周組織に吸収され為書作用がない。次に
本発明による板管充填材料の実施例を示す。
場合でも糠尖歯周組織に吸収され為書作用がない。次に
本発明による板管充填材料の実施例を示す。
実施例 １
グッタベルカ樹脂 １の重量部／ぐ
ラフインワツクス １５白 蝋
０．５酸化亜鉛
３０硫酸バリウム ２
０炭酸マグネシウム ２ ュジノール油 ０．１酸化チタニ
ウム ０．１酸化鉄又は顔料
０．３以上のものを加熱し、均一に混和す
る。
ラフインワツクス １５白 蝋
０．５酸化亜鉛
３０硫酸バリウム ２
０炭酸マグネシウム ２ ュジノール油 ０．１酸化チタニ
ウム ０．１酸化鉄又は顔料
０．３以上のものを加熱し、均一に混和す
る。
軟化温度が約５８℃であるので主として臼歯の根管充填
に使用される。実施例 ２グツタベルカ樹脂
１の雲量部／ぐラフインワツクス
１０白蝋 ５ 酸化亜鉛 ３５酸化チタニウ
ム ５ 硫酸バリウム ５ 炭酸マグネシウム １ ュジノール油 ５ 顔 料 ０．１以上のものを
加熱し、均一に混和する。
に使用される。実施例 ２グツタベルカ樹脂
１の雲量部／ぐラフインワツクス
１０白蝋 ５ 酸化亜鉛 ３５酸化チタニウ
ム ５ 硫酸バリウム ５ 炭酸マグネシウム １ ュジノール油 ５ 顔 料 ０．１以上のものを
加熱し、均一に混和する。
軟化温度が約５０℃であるので主として根尖孔が大きく
開いているような未完成線管（４・児用）の充填に使用
される。実施例 ３ グッタベルカ樹脂 ５重量部バラタ樹
脂 １０／ぐラフインワツクス
２０酸化亜鉛
３０硫酸バリウム １０炭酸
マグネシウム ５ 酸化チタニウム １ ュジノール油 ３ 白蝋 ２ 顔 料 ０２ 以上のものを加熱し、均一に混和する。
開いているような未完成線管（４・児用）の充填に使用
される。実施例 ３ グッタベルカ樹脂 ５重量部バラタ樹
脂 １０／ぐラフインワツクス
２０酸化亜鉛
３０硫酸バリウム １０炭酸
マグネシウム ５ 酸化チタニウム １ ュジノール油 ３ 白蝋 ２ 顔 料 ０２ 以上のものを加熱し、均一に混和する。
Claims (1)
- １ グツタペルカ又はバラタ樹脂に、パラフインワツク
ス、白蝋、酸化亜鉛、硫酸バリウム、酸化チタニウム、
炭酸マグネシウム、ユジノール油を加えて加熱混合した
歯科用根管充填材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51111602A JPS6025134B2 (ja) | 1976-09-17 | 1976-09-17 | 歯科用根管充填材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51111602A JPS6025134B2 (ja) | 1976-09-17 | 1976-09-17 | 歯科用根管充填材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5336995A JPS5336995A (en) | 1978-04-05 |
| JPS6025134B2 true JPS6025134B2 (ja) | 1985-06-17 |
Family
ID=14565503
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51111602A Expired JPS6025134B2 (ja) | 1976-09-17 | 1976-09-17 | 歯科用根管充填材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025134B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58124710A (ja) * | 1982-01-21 | 1983-07-25 | Toyo Kagaku Kenkyusho:Kk | 熱可塑性歯科用根管充填材料 |
| JPH01294609A (ja) * | 1988-02-09 | 1989-11-28 | Toyo Kagaku Kenkyusho:Kk | 歯科用根管充填用シーラー |
| DE19817844A1 (de) * | 1998-04-22 | 1999-11-04 | Roeko Gmbh & Co | Zusammensetzung zum Füllen von Zahnwurzelkanälen |
-
1976
- 1976-09-17 JP JP51111602A patent/JPS6025134B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5336995A (en) | 1978-04-05 |
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