JPS6025092B2 - 送帯式蒸機による緑茶蒸熱方法とその装置 - Google Patents
送帯式蒸機による緑茶蒸熱方法とその装置Info
- Publication number
- JPS6025092B2 JPS6025092B2 JP52016938A JP1693877A JPS6025092B2 JP S6025092 B2 JPS6025092 B2 JP S6025092B2 JP 52016938 A JP52016938 A JP 52016938A JP 1693877 A JP1693877 A JP 1693877A JP S6025092 B2 JPS6025092 B2 JP S6025092B2
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- JP
- Japan
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- steam
- belt
- tea
- steaming
- leaves
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- Expired
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- Tea And Coffee (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本考案は送帯式蒸機による緑茶の蒸熱方法と装置に関し
、緑茶原葉をネットコンベヤ上を移送させながら蒸気に
さらされる送帯式籍熱方法の長所を活かし、その欠点と
されていた茶菓の変色を、これに押圧作用を加えること
によって上記方法の欠点を解消し、もって磯葉であって
も充分な“蒸し”が行なわれ、緑色を保ち、各原葉の蒸
し時間を均一にできる等製茶上極めて好ましい寿畠熱方
法とその装置を提供するものである。
、緑茶原葉をネットコンベヤ上を移送させながら蒸気に
さらされる送帯式籍熱方法の長所を活かし、その欠点と
されていた茶菓の変色を、これに押圧作用を加えること
によって上記方法の欠点を解消し、もって磯葉であって
も充分な“蒸し”が行なわれ、緑色を保ち、各原葉の蒸
し時間を均一にできる等製茶上極めて好ましい寿畠熱方
法とその装置を提供するものである。
硬薬な緑茶原葉は、内部水分が少なく繊維組織が発達し
ている為、これを充分に蒸すには、水分の多い蒸気にさ
らすことは勿論、黍熱時間をかなり長くする必要がある
。
ている為、これを充分に蒸すには、水分の多い蒸気にさ
らすことは勿論、黍熱時間をかなり長くする必要がある
。
しかしこの結果、黍葉は緑色を失って黄色味になり、緑
茶特有の緑色の水色を損ってしまう。これは蒸熱時間を
長くすることによって蒸気の熱が茶葉に伝導して茶葉溢
度を箸るしく上昇させてしまうからである。この点従来
の送帯式裏蔓熱方法は、各茶葉の蒸し時間を均一に保て
る長所を有しながらも上述の色沢変化を招くという欠点
を有していた。本発明は、この欠点に鑑み、送帯式蒸熱
過程の途中に、一応蒸熱された原葉に押圧を加える過程
を設け、内部水分を圧出させることによって蒸気の浸透
を促し、熱発潜熱によって茶葉温度の上昇を抑止し、も
って緑色を保ちつつも充分な蒸しを行なわしめるように
したものである。
茶特有の緑色の水色を損ってしまう。これは蒸熱時間を
長くすることによって蒸気の熱が茶葉に伝導して茶葉溢
度を箸るしく上昇させてしまうからである。この点従来
の送帯式裏蔓熱方法は、各茶葉の蒸し時間を均一に保て
る長所を有しながらも上述の色沢変化を招くという欠点
を有していた。本発明は、この欠点に鑑み、送帯式蒸熱
過程の途中に、一応蒸熱された原葉に押圧を加える過程
を設け、内部水分を圧出させることによって蒸気の浸透
を促し、熱発潜熱によって茶葉温度の上昇を抑止し、も
って緑色を保ちつつも充分な蒸しを行なわしめるように
したものである。
第１図は本発明方法を実施する装置例を示すもので、１
は、中間辺で曲折した葵熱室で、覆板２と底板３、側板
４によってほぼ密閉され、曲折部１′を境にして前方燕
熱室ｌａと後方蒸熱室ｌｂとに大別される。
は、中間辺で曲折した葵熱室で、覆板２と底板３、側板
４によってほぼ密閉され、曲折部１′を境にして前方燕
熱室ｌａと後方蒸熱室ｌｂとに大別される。
そして該室ｌａとｌｂには、ネットコンベヤ５，６を循
環させ、又、各室の上下には上記ネットコンベヤ５，６
を挟んで蒸気分枝管７を配置する。８は蒸熱室１の曲折
部１′に設けた押圧菱贋のロール体で、コンベヤ５の送
出端下方に、かつコンベヤ６の始端辺上方に位鷹され、
相対するロール対の間隔は適宜なアジヤスト子によって
広狭調節される。
環させ、又、各室の上下には上記ネットコンベヤ５，６
を挟んで蒸気分枝管７を配置する。８は蒸熱室１の曲折
部１′に設けた押圧菱贋のロール体で、コンベヤ５の送
出端下方に、かつコンベヤ６の始端辺上方に位鷹され、
相対するロール対の間隔は適宜なアジヤスト子によって
広狭調節される。
９は、コンベヤ５，６の循環速度を加減する変速装置、
１川まモータ、１１は給築機１２から原葵を投入される
投入口、１３は送出口である。
１川まモータ、１１は給築機１２から原葵を投入される
投入口、１３は送出口である。
以上のように構成した本発明装置の作用効果を説明する
と、投入口１１から投入された茶原葉はコンベヤ５上を
移送されながらコンベヤ５上下の蒸気分枝管７から噴射
する蒸気によって蒸され、該コンベヤの送出端からロー
ル体８に落下し、そこを通過することによって押圧され
、この時葵はその内部水分を圧出され、下方のコンベヤ
６上に落下する。
と、投入口１１から投入された茶原葉はコンベヤ５上を
移送されながらコンベヤ５上下の蒸気分枝管７から噴射
する蒸気によって蒸され、該コンベヤの送出端からロー
ル体８に落下し、そこを通過することによって押圧され
、この時葵はその内部水分を圧出され、下方のコンベヤ
６上に落下する。
そして更に該コンベヤ上を移送されながら前記と同様に
再び蒸され、ついには萩熟睡ｌｂから出て送出口１３を
介して次工程へ送られる。この過程における水分の移動
と蒸気熱の伝導との状態変化を第２図に示した。
再び蒸され、ついには萩熟睡ｌｂから出て送出口１３を
介して次工程へ送られる。この過程における水分の移動
と蒸気熱の伝導との状態変化を第２図に示した。
矢印実線は熱伝導を、又矢印破線は水分移動を示す。す
なわちコンベヤ５上に投入された後送出端から落下する
迄の原葉は、蒸気にさらされはするものの、その熱伝導
は浸透し易い部分のみとなり、従って茶温は比較的上昇
しない（イの状態）。そして次第に熱伝導が開始される
時点で、ロールによる押圧を施されて、内部水分が圧出
される（口の状態）。内部水分が圧出された原葉は、蒸
気を円滑に侵透すると同時に、その内部が蒸気熱によっ
て更に蒸されると共に蒸発潜熱の吸収によって蒸知熱が
茶原葉に伝導されるのを阻止し（ハの状態）、もって茶
温上昇を抑止するわけである。この温度上昇の推移を示
すのが第３図のグラフで、従来の送帯式蒸熱方法による
ものＡが大きく上昇するのに比べ、本願のもの８はほと
んど上昇しないことが解る。なお熱伝導速度の関係上、
打圧過程前後の裏蓬熱時間はそれぞれ２０〜４鶴砂程度
が良い。本願は硬葵のみならず、若菜（ミル芽）にも適
用できること勿論であり、この場合には、ロール体の間
隔を若干広く調節すれば良い。そして押圧に供するロー
ル体は、上下に複数組配遣しても良いし、又押圧作用は
ロール体に代えて櫨拝装置を介して押圧するようにして
も良い。以「述べた本発明方法又は装置によれば、茶原
葵は、ネットコンベヤ上に上磯されて蒸されるから、各
原案の蒸熱時間は均一に保たれ、しかもその態熱過程の
途中にロール等による押圧作用を施すから、燕熱時間を
比較的長くしても茶温が上昇することなく、従って緑色
を失われることもなく、色沢を良好に保持しながら充分
な寿蔓熱処理が行なわれる。
なわちコンベヤ５上に投入された後送出端から落下する
迄の原葉は、蒸気にさらされはするものの、その熱伝導
は浸透し易い部分のみとなり、従って茶温は比較的上昇
しない（イの状態）。そして次第に熱伝導が開始される
時点で、ロールによる押圧を施されて、内部水分が圧出
される（口の状態）。内部水分が圧出された原葉は、蒸
気を円滑に侵透すると同時に、その内部が蒸気熱によっ
て更に蒸されると共に蒸発潜熱の吸収によって蒸知熱が
茶原葉に伝導されるのを阻止し（ハの状態）、もって茶
温上昇を抑止するわけである。この温度上昇の推移を示
すのが第３図のグラフで、従来の送帯式蒸熱方法による
ものＡが大きく上昇するのに比べ、本願のもの８はほと
んど上昇しないことが解る。なお熱伝導速度の関係上、
打圧過程前後の裏蓬熱時間はそれぞれ２０〜４鶴砂程度
が良い。本願は硬葵のみならず、若菜（ミル芽）にも適
用できること勿論であり、この場合には、ロール体の間
隔を若干広く調節すれば良い。そして押圧に供するロー
ル体は、上下に複数組配遣しても良いし、又押圧作用は
ロール体に代えて櫨拝装置を介して押圧するようにして
も良い。以「述べた本発明方法又は装置によれば、茶原
葵は、ネットコンベヤ上に上磯されて蒸されるから、各
原案の蒸熱時間は均一に保たれ、しかもその態熱過程の
途中にロール等による押圧作用を施すから、燕熱時間を
比較的長くしても茶温が上昇することなく、従って緑色
を失われることもなく、色沢を良好に保持しながら充分
な寿蔓熱処理が行なわれる。
函薗の簡単な説明
第１図は、本発明装置の縦断側面図、第２図は本発明に
おける茶原葉の水分移動と蒸気熱の伝導との状態変化を
示す拡大断面図、第３図は従釆と本願における茶葉温度
の上昇推移を比較するグラフである。
おける茶原葉の水分移動と蒸気熱の伝導との状態変化を
示す拡大断面図、第３図は従釆と本願における茶葉温度
の上昇推移を比較するグラフである。
ｌａ，ｌｂ・・・・・・蒸熱室、５，６…・・・ネット
コンベヤ、８……ロール体。
コンベヤ、８……ロール体。
第１図
第２図
第３図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 茶の原葉をネツトコンベヤ上を移送しながら蒸気に
さらして蒸熱処理し、次いでこの蒸熱処理した原葉をロ
ール等によつて押圧して原葉の内部水分を圧出させ、蒸
気の茶葉内部への浸透を促すようにし、これを再度ネツ
トコンベヤ上をを移送しながら蒸熱処理を施すことを特
徴とする、送帯式蒸機による緑茶蒸熱方法。 ２ 蒸気分枝管７を有する蒸熱室の内部にネツトコンベ
ヤをそれぞれ循環自在に設け、上記一方のコンベヤの送
出端にはロール８等の押圧装置を配置し、この打圧装置
の下方には他のコンベヤ６の始端辺を臨ませてなる送帯
式蒸機による緑茶蒸熱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52016938A JPS6025092B2 (ja) | 1977-02-17 | 1977-02-17 | 送帯式蒸機による緑茶蒸熱方法とその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52016938A JPS6025092B2 (ja) | 1977-02-17 | 1977-02-17 | 送帯式蒸機による緑茶蒸熱方法とその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53101598A JPS53101598A (en) | 1978-09-05 |
| JPS6025092B2 true JPS6025092B2 (ja) | 1985-06-17 |
Family
ID=11930055
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52016938A Expired JPS6025092B2 (ja) | 1977-02-17 | 1977-02-17 | 送帯式蒸機による緑茶蒸熱方法とその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6025092B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH02143690U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-12-05 | ||
| JPH04471Y2 (ja) * | 1985-12-28 | 1992-01-08 | ||
| JP2552107Y2 (ja) * | 1989-03-28 | 1997-10-27 | 松下電工株式会社 | 火災感知器 |
-
1977
- 1977-02-17 JP JP52016938A patent/JPS6025092B2/ja not_active Expired
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04471Y2 (ja) * | 1985-12-28 | 1992-01-08 | ||
| JP2552107Y2 (ja) * | 1989-03-28 | 1997-10-27 | 松下電工株式会社 | 火災感知器 |
| JPH02143690U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-12-05 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53101598A (en) | 1978-09-05 |
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