JPS60250863A - 垂直曲げ型連続鋳造設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は垂直曲げ型連続鋳造設備であって、特にスラブ
およびツインブルームなどの鋳片を連続鋳造する兼用設
備に関するものである。

従来例の構成とその問題点 垂直曲げ型連続鋳造設備において、従来鋳片の厚み替え
、スラブなどのシングル鋳片からブルームなどのツイン
、トリプル鋳片へのサイズ替え（この逆の場合も当然あ
シ得る）時罠は、曲げロール群を有するセグメントをモ
ールドと共にスタンド一括交換することが行なわれてい
た。本文要方式は、例えば特開昭５３−３５６３２に示
されるものであると、その交換される部分の重量が１０
０トンを越え、収シ出しの作業時間も長くなるうえに、
サイズ替えとして常備される専用体の規模も予想以上穴
がかシなものになって、設備コストが増大する傾向にな
シネ経済であった。

発明の目的 本発明は上記従来の欠点を解消する垂直曲げ型連続鋳造
設備を提供することを目的とする。

発明の構成 上記目的を達成するため、本発明の垂直曲げ型連続鋳造
設備は、モールド直下に、サポートロールフレームと複
数のロールセグメントとで鋳片搬送経路を形成した垂直
曲げ型連続鋳造設備において、上記モールドとサホート
ロールフレームトハスラブおよびツインプルームなどの
専用体であっテ、サポートロールフレームとモールｌ’
トヲ連結してそのモールドとサポートロールフレームと
を上方へ一体ｈｂ出し可能に構成し、サポートロールフ
レームに設けられたロール群を垂直線に沿って配列し、
この後に続く最上段のロールセグメントを曲げロール群
でもって構成し、該曲げロール群の少なくとも最終ロー
ルが、後続する第二段目のセグメントの円弧案内部のロ
ールと曲率半径を同じにして接続するよう配列し、その
最上段のロールセグメントを前記モールドとサポートロ
ールフレームと共にスタンド内に一括交換可能に配置し
、特にツイン・トリプル鋳片鋳造の際、隣シ合う鋳片の
対応する内側面（中央部）に配されたサイドガイドロー
ルおよびスプレー装置を不可欠とするサポートロールフ
レームの専用体のその長さをモールド場面から２〜３ｍ
程度以下に縮少して軽量化をはかシ、比較的頻繁に行な
われるサイズ替え時の交換重量を５０〜８０トン程度以
下とし、一方プレークアウト発生時など不測事故によっ
て応急処置を行なわねばならないときは、それによる汚
染範囲が鋳片搬送経路の下方まで及ぶことが多く、その
都度毎に必要に応じて最上段のロールセグメントを含め
て、前記専用体と共に一括交換できるようにしたもので
ある。

実施例と作用 以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明する。（１
）はモールド、（２）〜＠は鋳片搬送経路を形成するサ
ポートロールフレームと複数のロールセグメントであり
、モールド（υはスラブとツインブルームなどのそれぞ
れ専用体としてサイズ替えに応じて常備されるものであ
ｐ、サポートロールフレーム（２）のロール群は垂直線
に沿って配列され、鋳片の垂直案内部を形成すると共に
、モールド（１ンと同様にサイズ替えに応じて専用体を
有し、第２図および第３図において、ａ（イ）はヌヲプ
、α９はツインブルームを示している。ここでサポート
ロールフレーム（２人）はスラブ用としての専用体であ
って、後縁側フレームθ０と前縁側フレームαηと、そ
の両フレームθすαηを連結する連結枠（ト）と、両フ
レームＱｅ　（１７）にそれぞれ軸受ａ９を介して回転
自在に支持されたサポートロール（イ）と、該ロール（
４）は前記垂直案内部に配されたロール群に相当し、こ
れと共働して鋳片の両側面を案内するサイドガイドロー
ル（ロ）と、冷却水配管＠とを有し、またサポートロー
ルフレーム（２Ｂ）は、ツインプルーム用としての専用
体であシ、前記サポートロールフレーム（２Ａ）の構成
に対しツインブルーム０５の′Ａ応する内側面（中央部
）を案内するサイドガイドロール群（２１Ｂ）を付加し
たものである。そして各サポートロールフレーム（２Ａ
）（２Ｂ）はそれぞれ別個に整備台上で組立てられ、そ
の支持手段＠を介して後述のスタンド（ハ）に固定され
ると共にその上にモールド（１）が連結されるものであ
る。したがってオンラインからは前記支持手段骨の固定
を解くことにより、モールド（１）とサポートロールフ
レーム（２）とが一体で収シ出されて交換されるもので
ある。次に最上段のロールセグメント（３）は、その上
部が垂直部囚とされると共にその下部が曲げ部（Ｂｌと
され、垂直部（３）の各ロール（３，）（３２）を前記
サポートロール（４）で構成された垂直案内部の延長線
上に配列し、曲げ部（Ｂｌの各曲げロール群（３５）〜
（３，）によって形成される鋳片案内経路の曲率半径（
Ｒ１）〜（Ｒ７）を下にいくほど小さくして配列すると
共に、最終曲げロール（３９）が、後続する第２段目の
ロールセグメント（４）のロールと曲率半径を同じにし
て接続するように配列される。そして、この最上段のロ
ールセグメント（３）はスタンド■の範囲内に支持され
、スラブα（イ）とツインプルームαＱに対して兼用体
となされていて、必要に応じて前記モールド（１）およ
びサポートロールフレーム（２）の専用体と共に、スタ
ンド（ハ）を取り出すことによって一括交換可能に構成
される。さらに第２段から第７段のロールセグメント（
４）〜（９）で形成される鋳片搬送経路は曲率半径（Ｒ
７）と同一の曲率半径（Ｒ８）でもって円弧案内部を構
成し、第８段および第９段のロールセグメント（ｌ［）
（６）によって形成される鋳片搬送経路は下流へいくほ
ど大きくなる曲率半径（Ｒ２）〜（Ｒ，６）でもって配
列された矯正ロール群で構成しである。

以下、上記構成における作用について説明する。

まずスラブα委が連続鋳造されている場合には、第２図
に示す中央部のサイドガイドロール群（２１Ｂ）のない
サポートロールフレーム（２Ａ）が専用体トシテオンラ
インに設置させである。そしてモールド（１）から冷却
されて出たスラブα勾はサポートロールフレーム（２人
）内および最上段のロールセグメント（３）の垂直部（
３）内を垂直線に沿って引き抜かれた後、曲げ部（Ｂ）
で各所定曲率半径（Ｒ４）〜（Ｒ７）に曲げられ、次に
第２段から第７段のロールセグメント（４）〜（９）内
を曲率半径（Ｒ８）で案内され、さらに第８段および第
９段のロールセグメン）（ＩＱ（１，１）内で各所定曲
率半径（Ｒ７）〜（Ｒ，６）に矯正され、そして第１０
段および第１１段のロールセグメント０η（２）内を水
平方向に沿って引き抜かれる。

次にツインプルーム（へ）を連続鋳造するためにサイズ
替えを行なう場合は、まずサポートロールフレーム（２
人）をスタンド（至）から固定解除してこれをＭＤ上ｔ
ｆる。このときにサポートロールフレーム（２Ａ）より
も上位にあるモールド（１）がサポートロールフレーム
（２Ａ）上にあすけられ、一体となって吊シ上げられ、
上部の操業床へ収り出される。ひきつづいて、ツインプ
ルーム用の専用体であるモールド（１）をサポートロー
ルフレーム（２Ｂ）上に乗せた状態で一体にして吊り下
ろす。吊り下ろした後は、支持手段＠を介してスタンド
（ハ）に固定することによって、自うロールセグメンｌ
−（３）との接続がで、き、同時にモールド（１）もフ
レーム（２Ｂ）、Ｊ二で固定される。

以上のサイズ替えが行なわれた後に、連続鋳造を開始す
ればよい。連続鋳造はスラブα４の場合とほぼ同じであ
るが、サポートロールフレーム（２Ｂ）に設けられたサ
イドガイドロール群（２１Ｂ）によって、ツインプルー
ムα鴎の対応する内側面（中央部）が案内されるから、
それぞれ中方向にずれて蛇行することなく連続鋳造され
る。この際、サイドガイドロール群＠１）　（２１Ｂ）
のうちの下端部ロールは兼用であるロールセグメント（
３）の曲げが開始される位置の範囲まで延長されている
ので、これは特に垂直部囚から曲げ部（Ｂ）に移行する
間のブレークアウトの発生が起りやすい部分を支持して
、その発生を極力防止するという効果を備えている。そ
れでもなお且つ、連続鋳造中において、万一ブレークア
ウトが発生したときには、鋳片の垂直案内部ばか）でな
く、垂直部囚、曲げ部（Ｂ）までの範囲に至る溶鋼の流
出汚染が免かれ得す、この緊急時にあって直ちに連続鋳
造を中止し、スタンド（ハ）を基台から固定解除すると
共にこれを上方に吊シ出し、常備されたものとの一括交
換を行えばよい。

発明の効果 以上のべたごとく不発明によれば、サイズ替えに際して
、サポートロールフレームの垂直案内部をシングル鋳片
とツイン、トリプル鋳片用の専用体としてモールドと一
体収り出し可能にしたものであるから、常備の他の専用
体を吊シ下ろしたときに、垂直線に沿って配列されたサ
ポートロールフレームをすぐ後に続くロールセグメント
に対して単純な操作で接続するだけでよいものであるに
加えて、交換のだめの吊り出し重量が大巾に軽減され、
その作業性を著しく増大する。また、専用体トシてのモ
ールドおよびサポートロールフレーｂを最上部のロール
セグメントと共にスタンド内に設けたものであるから、
この際ロールセグメントの曲ケロール群の最終ロールが
後続のセグメントのロールと曲率半径を同じに設定しで
あることによって、交換されるセグメントと交換されな
いセグメントとの間の鋳片案内経路に沿った接続性が良
好であるに加えて、ブレークアウトなどの緊急時には、
スタンドを吊り上げるだけの簡単な操作で一括交換がで
き、前記のサイズ替え時の交換とは区別して選択的に行
え得る有利な点がある。

なお、実施例としてトリプル鋳片の場合は説明していな
いが、本発明の要旨から逸脱されるものではない。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例を示し、第１図は概略側面図、第
２図はスラブ用専用体のサポートロールフレームの横断
面図、第３図はツインブルーム用専用体のサポートロー
ルフレームの横断面図でるる。 （１）・・・モール）’、（２）・・・サポートロール
フレーム、（２Ａ）・・・スラブ用専用体であるサポー
トロールフレーム、（２Ｂ）・・・ツインブルーム用専
用体であるサポートロールフレーム、（３）〜α９・・
・ロールセグメント、０４）・・・スラブ、μ９・−・
ツインブルーム、（ホ）・・・サポートロール、＠１）
（２１Ｂ）・・°サイドガイドロール群、（ハ）・・・
スタンド、囚・・・垂直部、（Ｂ）・・・曲げ部特許庁
長官殿 １．事件の表示 昭和　５９年特　許　願第　１０＋１ｙ０１０　号２、
発明の名称 垂直曲げ型連続鋳造設備 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 名称　（５１１）日立造船株式会社 昭和　年　月　日 ６、補正により増加する発明の数 ７補正の対象 第１図を別紙の通シ訂正する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. Ｌ　モールド直下ニ、サポートロールフレームと複数の
   ロールセグメントとで鋳片搬送経路を形成した垂直曲げ
   型連続鋳造設備において、上記モールドとサポートロー
   ルフレームトハシングル鋳片およびツイン鋳片の専用体
   であって、サポー′ドロー・ルフレームにモールドを連
   結して、そのモールドとサポートロールフレームトラ上
   方へ一体取υ出し可能に構成し、サポートロールフレー
   ムに設けられたロール群を垂直線に沿って配列し、この
   後に続く最上段のロールセグメントを曲げロール群でも
   って構成し、少なくともその曲げロール群の最終ロール
   が、後続するセグメントの円弧案内部のロールと曲率半
   径を同じにして接続するよう配列し、その最上段のロー
   ルセグメントを前記モールドとサポートロールフレーム
   と共にスタンド内に一括交換可能に配置し、サイズ替え
   のときは前記専用体であるモールドとサホートロールフ
   レームヲ一体収シ出し行ない、必要に応じて専用体に最
   上段のロールセグメントを含めて一括交換行なうように
   したことを特徴とする垂直曲げ型連続鋳造設備。