JPS6024993B2 - 画像2値化方式 - Google Patents

画像2値化方式

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JPS6024993B2
JPS6024993B2 JP52041245A JP4124577A JPS6024993B2 JP S6024993 B2 JPS6024993 B2 JP S6024993B2 JP 52041245 A JP52041245 A JP 52041245A JP 4124577 A JP4124577 A JP 4124577A JP S6024993 B2 JPS6024993 B2 JP S6024993B2
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JP
Japan
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image
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threshold level
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JP52041245A
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憲雄 金光
清和 花谷
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明は、画像認識装置において、画像の濃淡ムラに影
響を受けない画像2値化方式に関するものである。
一般に、画像認識装置は、先ず画像の媒体を読取素子ま
で送る機構、画像を走査して白、黒を「0ト「1」の2
値信号に変換する童子化手段、量子化された信号から画
面のしみ、よごれを削除し、位置の変化の補正を行なう
正規化手段、線分要素を抽出するか標準パターンと比較
して特徴を抽出する手段、及び画像を判定する手段から
構成されている。
ところで、印字文字や手書き文字を光学的に続取る光学
的文字謙取装置OCRでは、画像処理が認識方式によっ
て左右される。
例えば、特徴抽出を行なう認識方式では、文字の大きさ
には強いが、文字の切れ、つぶれには弱い。
従って、特に、手書き文字を正確に認識するためには、
文字が切れにくい画像処理が好ましい。さて、手書き文
字、特に鉛筆手書き文字では、紙の繊維や鉛筆の微粒子
等により極小範囲でも濃淡ムラがあり、また筆圧の関係
で一文字内にも濃淡ムラが生じ、さらに白紙部分のよご
れ、消し残り等のノイズも多い。
しかしながら、従釆の2値化方式は、入力された画像信
号を2値化するための2値化閥値レベルを固定して行な
っているため、文字濃度ムラにより、線分の切れ、文字
のつぶれが発生していた。
本発明の目的は、上記のような従来の2値化方式の欠点
を解消して、手書き文字に濃淡ムラや白紙にノイズがあ
っても、これらから影響を受けないように画像信号を2
値化する画像2値化方式を得ることにある。そして、こ
の目的は、本発明によれば、認識すべき画像を走査して
得られたアナログ信号を複数レベルのディジタル信号に
変換し、さらに2値化閥値レベルにより2値信号に変換
する画像認識装置において、複数レベルのディジタル信
号の全てについて、局所的なn×nマトツリクスのディ
ジタルレベルの平均値を求め、該平均値を認識すべき画
像を走査して得られたアナログ信号のディジタル信号と
する平均値演算回路と、任意の大きさのm×mマトリッ
クス中の前記求められた平均値中の最大値を検出する最
大値検出回路と、前記最大値に基づいて第1の2値化閥
値レベルを演算する第1の演算回路と、前回1走査中の
最大値から雑音除去のための第2の2値化閥値レベルを
演算する第2の演算回路と、を具備してなり、前記第1
の演算回路あるいは第2の演算回路より得られた第1の
2値化閥値レベルまたは第2の2値化閥値レベルのうち
大きい方を、2値化閥値レベルとすることを特徴とする
画像2値化方式を提供することにより達成される。
以下本発明にかかる画像2値化方式の実施例を図面を用
いて詳細に説明する。
先ず、第1図に示すように、文字、例えば「2」を矢印
方向に、ホトダィオード・アレイ等によって走査し、光
電変換されたアナログ信号を白レベルを基準にしてA/
D変換により4ビット・16レベルのディジタル信号に
する。
すなわち、謎取るべき画像を走査して得たアナログ信号
を、第2図aに示すようなCR回路に充電して、第2図
bに示すように12桝itのホトダィオード・イメージ
センサを使用して主走査方向に128個のビデオ信号出
力を得、CR回路によりビデオ信号の包絡線を得る。
次に、第2図cに示すように包絡線の電位VHと電位V
Hの30%分圧電位VLを基準としてその間を1羊等分
して各レベルを4ビット表示することにより、アナログ
・ディジタルの変換を行なう。
尚、電位VLを電位VHの30%分圧に設定するのは、
鉛筆書きの場合、電位VLより低い電圧出力を示す、濃
さレベルが少ないためである。しかし、単純に電位VL
を白黒境界面しベルとし、電位VH付近より20%ダウ
ンした電位付近を2値化閥値レベルとし、当該2値化関
値しベルより低いビットを黒とするならば、文字部分に
濃淡ムラ、あるいは白紙部分によごれや消し残り等のノ
イズが存在したとき、適切な電位で2値化されないため
、文字のかけ切れやかすれとなって正確な認識ができな
い。
そこで、本発明においては、2値化関値しベルのパラメ
ータを作成するにあたり、黒の孤立点によりパラメータ
値が乱されないように、一旦濃度の平均化を、走査によ
って得られた画像信号全てについて行なう。
このため、局所的な窓、例えば第3図に示すような縦横
3×3のマトリックスを用いて、次の演算を行なう。3
×3マトリックスの中心をV0、周辺をVI〜V8とし
て、8VO=(i≧,Vi)/8 ・・
・‘1’この場合、窓をあまり大きくすると、紙の繊維
や鉛筆の粒子等による濃淡ムラのみを平均化できないの
で、鉛筆の幅を0.5側として150仏×3の大きさの
窓に設定する。
VI〜V8の各レベルを加算したものを1/8にして、
VOのレベルを決定する操作を行なうことにより、農の
孤立点を除いた画像を作ることができる。
次に、筆圧によって一文字内に濃淡ムラが発生していて
も、つまり鉛筆により文字を書くときに力の加わり方で
、直線部や円弧の部分では文字の濃淡レベルに差が生じ
ていた場合であっても、安定に2値化を行なうためには
、2値化の闇値レベルを変える必要があり、それもある
程度局所的に変える必要がある。
その2値化のパラメータとして、平均化された値の最大
値を用いると、黒の孤立点が除去されているので文字の
薄いと思われるところでは、閥値を下げ、濃いと思われ
るところでは、関値を上げることにより、文字切れのな
い2値化画像を得ることができる。つまり、平均化され
た値の最大値を用いることにより、局所での文字が濃い
か薄いかがわかるため、これに応じて2値化を行なうの
で文字の切れは起らない。本発明においては、例えば、
線幅等を考えて第3図に示すように、縦機5×5マトリ
ックスを用いて、その中の前記求められた平均値のうち
の最高黒レベル(ピーク・レベル)をパラメータとして
2値化関値しベルを決める。最高黒レベルをXとすると
、2値化閥値レベルSは、シミュレーションにより次式
で求めることができる。
S=(×−n)/2 …■この演算は、
5×5のマトリックスの各値を比較し最大のもの(X)
を選択、例えば、第4図に示すスライス・レベル演算回
路41を議出し専用メモリROMで構成する場合、最大
値Xを議出し専用メモリROMの入力アドレスとし、そ
の変換値を2値化閥値レベルとすることで容易に実現す
ることができる。
変換のアルゴリズムはシミュレーションにより最適なも
のが選ばれる。
その例としては、X≧12のときには、n=3、12>
×Z8のときにはn=2、8>XZOのときにはn=1
にして変換値S(2値化閥値レベル)を求める。
すなわち、例えば、第3図中記号Aで示すビデオ信号が
A/D変換器より得られるとき、V77における最大値
X77は、V55を中心とする平均値をM55とすると
M55=(V44十V45十V46十V54十V56十
V64十V65十V66)/8以下同様にしてV56〜
V99までの平均値を求める。
次に、得られたM56〜M9$≧の平均値のうちの最大
値を、X77=MAX(M55〜M99) で求める(ただし、MAX()は、()内の最大値を表
す)。
次に式‘2ーより5×5マトリックスの最大値による2
値化の関値しベルをS77=(X77一n)/2 により求める。
この値がビデオ信号V77に対する5×5マトリックス
の最大値による2値化関値しベルとなる。
さらに、鉛筆の粉によるよごれや消し残り等の薄いノイ
ズを2値化画像により除去するために、画像の走査方向
が第1図に示すように、一次元であることを利用して、
前回の1走査中の、最高黒レベルPのうちの最大値によ
り次表のように各レベルに分けて雑音除去レベルを作成
する。第1表 例えば、前回の走査で最高黒レベルが非常に大きい15
であれば、次の走査も同じく大きい(濃い)ことを予想
し、また、充分濃く書いてあると考えられるので、文字
の全体としても、薄い部分はないと考えられる。
そこで薄いレベルは文字の一部である可能性が小さいの
で不要とみて雑音除去レベルを上げる。これにより、訂
正して消した後は、鉛筆で濃く書くから雑音除去レベル
を大きくすることにより鉛筆の消し残りを除去すること
ができる。
尚、第1表に示す雑音除去レベルは任意に設定すること
ができる。
このようにして得られた2値化閥値と雑音除去レベルに
うち大きい方、つまり、濃い方を2値化の関値しベルと
して、入力画像を2値化する。
第4図は、入力された画像を2値化する画像2値化回路
のブロック図である。第1図に示すように、画像を走査
するごとに、入力ビデオVDIN(1画素4ビット・1
6レベル)を4×136ビットのシフト・レジスタ10
に加え、1画素ずつ順次シフト・レジス夕11〜14に
シフトさせる。
1回シフトするごとに、シフト・レジスタから3×3マ
トリックス平均値演算回路20中にあるフリップ・フロ
ップにより構成される3×3マトリックス回路に導いて
周囲8つの総和をとり、同じく3×3マトリックス平均
値演算回路20中の平均値演算回路で周囲8つの入力の
平均値をとって中心のレベルとし、次段のシフト・レジ
スタ30に転送する。
そして、順次シフト・レジスタ31〜34にシフトされ
るごとにシフト・レジスタ30〜34から5×5マトリ
ックス・ピーク検出回路40中にあるフリップ・フロッ
プにより構成される5×5マトリックス回路に導き、そ
の出力を5×5マトリックス・ピーク検出回路40中に
ある5×5マトリックスの最大値を検出するピーク検出
回路に加える。
5×5マトリックス・ピーク検出回路40では、5×5
マトリックスのうちより最高黒レベルXを抽出する。
この回路の構成としては、読出し専用メモリROMを利
用すると簡単に構成することができ、例えば、2つの画
素の濃度レベル(4ビット)を読出し専用メモリROM
の入力アドレスとし、大きい方の値を出力として得られ
るように論出し専用メモリROMを構成し、この論出し
専用メモリROMを多段に粗合せることにより5×5マ
トリックスの最高黒レベルを検出する。次に、5×5マ
トリックス・ピーク検出回路40により求められた最高
黒レベルXに基づいてスライス・レベル演算回路41で
(X−n)/2を演算して、2値化閥値レベルSCLを
求める。尚、n=1,2,3のいずれかをあらかじめ設
定しておくか、最高黒レベル×の値によりnを可変にし
ておく。この回路構成も議出し専用メモリROMを使用
することにより簡単に実現できる。
すなわち、5×5マトリックスの最大値を入力アドレス
とし、変換値を(2値化閥値レベル)を出力より得る。
また、5×5マトリックス・ピーク検出回路40は5×
5以上の、例えば7×7マトリックスにしてもよい。一
方、5×5マトリックス・ピーク検出回路40で取り出
された最高黒レベルXは、1スキャン・ピーク検出回路
50‘こおいて1走査期間だけ蓄えられ、1走査内の最
高黒レベルが抽出される。
この最高黒レベル値×は、レジスタ51に蓄えられ、次
の走査時にデータ変換回路52に転送され、次の走査時
にデータ変換回路52に転送され、データ変換回路52
では、前回走査時の最高黒レベルXを第1表に示す雑音
除去レベルNCLに変換する。
この回路の構成も同様に読出し専用メモリROMにて簡
単に実現できる。次に、スライス・レベル演算回路41
により求められた2値化閥値レベルSCLとデータ変換
回路52により求められた雑音除去レベルとを比較回路
6川こ入力する。
比較回路60は、先ず、2値化関値しベルSCLと雑音
除去レベルNCLとを比較し、大きい方をとって、2値
化関値しベルとして、シフト・レジスタ14よりシフト
・レジスタ70を介して出力される4ビット・16レベ
ルのビデオ信号と比較することにより、2値化ビデオ信
号SCVDを得る。尚、シフト・レジスタ7川まビデオ
信号と2値化閥値レベルとの位相を合せるためのレジス
夕である。以上説明したように、本発明によれば、画像
信号をアナログ・ディジタル変換した後、上記に示す画
像処理を行なって2値化しベル信号を得るようにしたの
で、画像の濃淡ムラ及び鉛筆のよごれやかすれに強い画
像2値化方式が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は文字の走査方法の説明図、第2図a,b,cは
ビデオ信号のアナログ・ディジタル変換動作説明図、第
3図は本発明における3×3マトリックス平均値演算と
5×5マトリックス・ピーク検出動作の説明図、第4図
は本発明の一実施例を示す画像2値化回路のブロック図
である。 A,B:平均化画像、10〜14,30〜34,70:
シフト・レジスタ、20:3×3マトリックス平均値演
算回路、40:5×5マトリックス・ピーク検出回路、
50:1スキャン・ピーク検出回路、60:比較器、V
DIN:入力ビデオ信号、SCVD:スライス・ビデオ
信号。第1図 第2図 第3図 図 船

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 認識すべき画像を走査して得られたアナログ信号を
    複数レベルのデイジタル信号に変換し、さらに2値化閾
    値レベルにより2値信号に変換する画像認識装置におい
    て、複数レベルのデイジタル信号の全てについて、局所
    的なn×nマトツリクスのデイジタルレベル信号の平均
    値を求め、該平均値を認識すべき画像を走査して得られ
    たアナログ信号のデイジタル信号とする平均値演算回路
    と、任意の大きさのm×mマトリツクス中の前記求めら
    れた平均値中の最大値を検出する最大値検出回路と、前
    記最大値に基づいて第1の2値化閾値レベルを演算する
    第1の演算回路と、前回1走査中の最大値から雑音除去
    のための第2の2値化閾値レベルを演算する第2の演算
    回路と、を具備してなり、前記第1の演算回路または第
    2の演算回路より得られた第1の2値化閾値レベルまた
    は第2の2値化閾値レベルのうち大きい方を、2値化閾
    値レベルとすることを特徴とする画像2値化方式。
JP52041245A 1977-04-11 1977-04-11 画像2値化方式 Expired JPS6024993B2 (ja)

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JPS53126222A JPS53126222A (en) 1978-11-04
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