JPS6024920B2 - 台車循環型連続式加熱炉 - Google Patents
台車循環型連続式加熱炉Info
- Publication number
- JPS6024920B2 JPS6024920B2 JP1227981A JP1227981A JPS6024920B2 JP S6024920 B2 JPS6024920 B2 JP S6024920B2 JP 1227981 A JP1227981 A JP 1227981A JP 1227981 A JP1227981 A JP 1227981A JP S6024920 B2 JPS6024920 B2 JP S6024920B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- heating furnace
- continuous heating
- trolley
- side wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Forging (AREA)
- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
- Tunnel Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は連続式加熱炉、特にアプセツタ(据え込み鍛造
機)の素材加熱に好適な台車循環型連続式加熱炉の新規
な構造に関するものである。
機)の素材加熱に好適な台車循環型連続式加熱炉の新規
な構造に関するものである。
従来、連続式加熱炉にはプッシャ式、ウオーキングビー
ム式、回転炉床式およびローフハース式等が公知である
が、前記アプセッタの素材には長短各種あるため、それ
ら素材を能率よく連続加熱するにはいずれも適当である
。すなわちアプセツタは主として丸棒状のビレットを素
材として短いものは全体、長いものは端部のみを加熱し
て鞠方向に据え込み鍛造し、大きなフランジのついた藤
類や、深い孔のあいた環または筒状品などを製造するも
のであるが、素材の長短および素材の加熱部分は、前記
のように変化するので、前記公知の連続式加熱炉では、
特に最尺素材の端部のみの加熱ができないため、長尺素
材端部の専用加熱炉、短尺素材の専用加熱炉をそれぞれ
設けて処理しなければならず、多額の設備費用と広い設
備面積を要し、しかも燃料が不経済であるなどの欠点が
ある。
ム式、回転炉床式およびローフハース式等が公知である
が、前記アプセッタの素材には長短各種あるため、それ
ら素材を能率よく連続加熱するにはいずれも適当である
。すなわちアプセツタは主として丸棒状のビレットを素
材として短いものは全体、長いものは端部のみを加熱し
て鞠方向に据え込み鍛造し、大きなフランジのついた藤
類や、深い孔のあいた環または筒状品などを製造するも
のであるが、素材の長短および素材の加熱部分は、前記
のように変化するので、前記公知の連続式加熱炉では、
特に最尺素材の端部のみの加熱ができないため、長尺素
材端部の専用加熱炉、短尺素材の専用加熱炉をそれぞれ
設けて処理しなければならず、多額の設備費用と広い設
備面積を要し、しかも燃料が不経済であるなどの欠点が
ある。
本発明は従釆の上記欠点を解消するため、炉の炉幅方向
中央部に、炉長方向に延在して両端が運適する炉内仕切
壁を設けると共に、炉内に複数の台車を互いに隣接して
循環移動可能に配設し前記炉の一方の長手方向側壁の一
端側に第1袋入口を、他方の長手方向側壁の一端側に抽
出口、池端側に第2装入口を設け、かつ第2菱入口と抽
出口間の側壁下部に関口を設けたことを特徴とするもの
で、以下実施例を示す図面に基づいて説明する。
中央部に、炉長方向に延在して両端が運適する炉内仕切
壁を設けると共に、炉内に複数の台車を互いに隣接して
循環移動可能に配設し前記炉の一方の長手方向側壁の一
端側に第1袋入口を、他方の長手方向側壁の一端側に抽
出口、池端側に第2装入口を設け、かつ第2菱入口と抽
出口間の側壁下部に関口を設けたことを特徴とするもの
で、以下実施例を示す図面に基づいて説明する。
第1図は炉体を横断面で示す平面図、第2図は第1図ロ
ーロ線における断面図で、第1図に示すように長方形に
形成した炉1の一方(図面中の上方)の長手方向側壁の
一端側(図面中の右側)に第1袋入口2と、他方(図面
中の下方)の長手方向側壁の一端側に抽出口3、他端側
(図面中の左側)に第2装入口4とを設け、前記炉1の
内部に、長手方向に互いに平行する二つの線路5を敷設
してその線路5上に複数(図示例は22台)の台車6を
互いに隣接して走行可能に設け、さらに前記線路5の両
端側にそれぞれ両線路にわたって直交する後述の台車昇
降装置10および台車横行装置13を設けて前記台車6
を矢印で示すように長方形状に循環移動可能に設けてあ
る。
ーロ線における断面図で、第1図に示すように長方形に
形成した炉1の一方(図面中の上方)の長手方向側壁の
一端側(図面中の右側)に第1袋入口2と、他方(図面
中の下方)の長手方向側壁の一端側に抽出口3、他端側
(図面中の左側)に第2装入口4とを設け、前記炉1の
内部に、長手方向に互いに平行する二つの線路5を敷設
してその線路5上に複数(図示例は22台)の台車6を
互いに隣接して走行可能に設け、さらに前記線路5の両
端側にそれぞれ両線路にわたって直交する後述の台車昇
降装置10および台車横行装置13を設けて前記台車6
を矢印で示すように長方形状に循環移動可能に設けてあ
る。
そして、炉1の炉幅方向中央部に炉長方向に延び、その
両端を台車6が通行可能な通路に開放した炉内仕切壁を
設け、炉長方向左右の炉内温度を異なって保つことが可
能になっている。
両端を台車6が通行可能な通路に開放した炉内仕切壁を
設け、炉長方向左右の炉内温度を異なって保つことが可
能になっている。
前記台車昇降装置10は第3図および第4図に示すよう
に線路5下方に設けてビット内に設置され、たとえば油
圧シリンダ装置11により、ロッド、レバー等を介して
架台12を昇降し、上昇時には架台12上に台車6のロ
ーラ8を支承して1台の台車6の車輪7を線路5から離
脱するようにしてあり、また前記台車横行装置13は第
3図に示すように前記台車昇降装置10‘こより支承さ
れて一つの線路5から離脱した台車6を他の線路5位置
へ横行させるように、たとえば油圧モータ等で駆動され
るピニオン、ラック等の組合せにより、往復動するラッ
ク先端で台車6を引寄せたり(第1図中右側)、または
押出したり(第1図中左側)するように設け、それぞれ
第1図中破線で示す位置へ横行が終われば前記台車昇降
装置10を下降させて台車6を次の線路5上におろすよ
うにしてある。
に線路5下方に設けてビット内に設置され、たとえば油
圧シリンダ装置11により、ロッド、レバー等を介して
架台12を昇降し、上昇時には架台12上に台車6のロ
ーラ8を支承して1台の台車6の車輪7を線路5から離
脱するようにしてあり、また前記台車横行装置13は第
3図に示すように前記台車昇降装置10‘こより支承さ
れて一つの線路5から離脱した台車6を他の線路5位置
へ横行させるように、たとえば油圧モータ等で駆動され
るピニオン、ラック等の組合せにより、往復動するラッ
ク先端で台車6を引寄せたり(第1図中右側)、または
押出したり(第1図中左側)するように設け、それぞれ
第1図中破線で示す位置へ横行が終われば前記台車昇降
装置10を下降させて台車6を次の線路5上におろすよ
うにしてある。
さらに第1図中破線で示す台車位置の外側にはそれぞれ
鎖線で示すようにダミー台車9を配置して往復移動する
ようにしてあり、破線位置に降下した台車6端面を押圧
して線路5上の各台車6を一斉に1台車分節進ごせ、移
動が終わればダミー台車9のみ元の鎖線位置へ後退する
。
鎖線で示すようにダミー台車9を配置して往復移動する
ようにしてあり、破線位置に降下した台車6端面を押圧
して線路5上の各台車6を一斉に1台車分節進ごせ、移
動が終わればダミー台車9のみ元の鎖線位置へ後退する
。
前記炉1に設けた第1装入口2、抽出口3および第2菱
入口4の外側位置にはそれぞれ公知のたとえばマニプレ
ータ状の第1菱入装置14、抽出装置15および第2菱
入装置16が設置してあって、たとえば素材がlm以下
程度の短材の場合は1本ずつあるいはバッグ等に収納さ
れて第1装入口2から台車6上に菱入され、前記のよう
に台車が循環する間に加熱されて抽出口3から抽出装置
15によって抽出され、また素材がたとえばlm〜幻程
度の長材の場合は第2装入□4から第2装入装置16に
よって1本ずつ並べて台車6上に菱入され、抽出口3ま
で移動する間に所要温度に加熱されて抽出装置15で抽
出されるようになっており、長材の場合で一端部のみ加
熱し、他端部加熱不要の場合には炉1の側壁には第2図
に示すように長材の移動に支障のないよう関口部を設け
、かつ外側位置に側壁に沿ってコンベヤー7を設置して
長材の端部を支承しながら台車6の移動に同調して移動
するようにしてある。
入口4の外側位置にはそれぞれ公知のたとえばマニプレ
ータ状の第1菱入装置14、抽出装置15および第2菱
入装置16が設置してあって、たとえば素材がlm以下
程度の短材の場合は1本ずつあるいはバッグ等に収納さ
れて第1装入口2から台車6上に菱入され、前記のよう
に台車が循環する間に加熱されて抽出口3から抽出装置
15によって抽出され、また素材がたとえばlm〜幻程
度の長材の場合は第2装入□4から第2装入装置16に
よって1本ずつ並べて台車6上に菱入され、抽出口3ま
で移動する間に所要温度に加熱されて抽出装置15で抽
出されるようになっており、長材の場合で一端部のみ加
熱し、他端部加熱不要の場合には炉1の側壁には第2図
に示すように長材の移動に支障のないよう関口部を設け
、かつ外側位置に側壁に沿ってコンベヤー7を設置して
長材の端部を支承しながら台車6の移動に同調して移動
するようにしてある。
前記各台車6の上部には耐熱材を設け、さらに炉1内の
各線路5のレール間には台車雰囲気冷却用水冷パイプ(
図示せず)を敷設して台車走行用車輪7および横行用ロ
ーラ8の軸受部燐付き等のトラブルを防止する構造にし
てある。
各線路5のレール間には台車雰囲気冷却用水冷パイプ(
図示せず)を敷設して台車走行用車輪7および横行用ロ
ーラ8の軸受部燐付き等のトラブルを防止する構造にし
てある。
なお前記各台車6の線路5上走行には前記ダミー台車9
に限らず、たとえば公知のプツシャ等によって移動させ
るようにしてもよい。
に限らず、たとえば公知のプツシャ等によって移動させ
るようにしてもよい。
本発明は以上のように構成され、長方形の炉内を台車が
循環するので、素材にスキツドマークをつけることなく
連続して加熱することができ、特に短材は勿論、長材で
も同一加熱炉で処理することができるので、設備費およ
び燃料費等がきわめて経済的である。
循環するので、素材にスキツドマークをつけることなく
連続して加熱することができ、特に短材は勿論、長材で
も同一加熱炉で処理することができるので、設備費およ
び燃料費等がきわめて経済的である。
第1図〜第4図は本発明の一実施例を示し、第1図は炉
体を横断面で示す平面図、第2図は第1図ローロ線にお
ける断面図、第3図は第1図m−m線における断面図、
第4図は第3図W−W線における断面図である。 1・・・・・・炉、2…・・・第1袋入口、3……抽出
口、4・・・・・・第2袋入口、5・・・・・・線路、
6・・・・・・台車、7・・・・・・車輪、8・・・・
・・ローラ、9・・・・・・ダミー台車、10・・…・
台車昇降装置、11……油圧シリング装層、12・…・
・架台、13・・・・・・台車横行装置、14・…・・
第1袋入装置、15・・・・・・抽出装置、16・・・
・・・第2袋入装置、17・・・・・・コンベヤ。 第1図第3図 第2図 第4図
体を横断面で示す平面図、第2図は第1図ローロ線にお
ける断面図、第3図は第1図m−m線における断面図、
第4図は第3図W−W線における断面図である。 1・・・・・・炉、2…・・・第1袋入口、3……抽出
口、4・・・・・・第2袋入口、5・・・・・・線路、
6・・・・・・台車、7・・・・・・車輪、8・・・・
・・ローラ、9・・・・・・ダミー台車、10・・…・
台車昇降装置、11……油圧シリング装層、12・…・
・架台、13・・・・・・台車横行装置、14・…・・
第1袋入装置、15・・・・・・抽出装置、16・・・
・・・第2袋入装置、17・・・・・・コンベヤ。 第1図第3図 第2図 第4図
Claims (1)
- 1 炉1の炉幅方向中央部に炉長方向に延在して両端が
連通する炉内仕切壁を設けると共に、炉内に複数の台車
6を互いに隣接して循環移動可能に配設し、前記炉1の
一方の長手方向側壁の一端側に第1装入口2を、他方の
長手方向側壁の一端側に抽出口3、他端側に第2装入口
4を設け、かつ第2装入口4と抽出口3間の側壁下部に
開口を設けたことを特徴とする台車循環型連続式加熱炉
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1227981A JPS6024920B2 (ja) | 1981-01-29 | 1981-01-29 | 台車循環型連続式加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1227981A JPS6024920B2 (ja) | 1981-01-29 | 1981-01-29 | 台車循環型連続式加熱炉 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57126910A JPS57126910A (en) | 1982-08-06 |
JPS6024920B2 true JPS6024920B2 (ja) | 1985-06-15 |
Family
ID=11800919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1227981A Expired JPS6024920B2 (ja) | 1981-01-29 | 1981-01-29 | 台車循環型連続式加熱炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024920B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5901236B2 (ja) * | 2011-11-11 | 2016-04-06 | 中外炉工業株式会社 | プッシャー式加熱炉 |
-
1981
- 1981-01-29 JP JP1227981A patent/JPS6024920B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57126910A (en) | 1982-08-06 |
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