JPS60247055A - 点火時期制御装置及びその組み付け方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は内燃機関に使用される点火時期制御装置に関し
、さらに詳しくは２重進角特性を持たせた点火時期制御
装置に関する。

（′従来の技術） 内燃機関では烈火時期を調整するために、ダイヤフラム
を利用した真空式の点火時期制御装置を使用しでいる。

公知、の点火時期制御装置は第３図に示すようにケーシ
ング１１内に第１のダイヤフラム１２と第２のダイヤフ
ラム１３とを設け、第１のダイヤフラム１２と第２のダ
イヤフラム１３とによって第１の負圧室１４と＄２の負
圧室１５を区画形成している。、第１のダイヤフラム１
２と第２のダイヤフラム１３とは第１のスプリング１６
と第２のスプリング１７とによって負圧に抗して押圧さ
れている。第１のスプリング１６と第２のスプリング１
７とはそれぞれ異なる弾性係数を有しており、これによ
って２種類の進角特性を選定するものである。ケーシン
グ内には第１のストッパ一部１８と第２のストッパ一部
１９とを有するストッパ一本体２０がもうけられている
。ストッパ一本体２０は金属板をプレス成型したもので
、外周側の円板状部分と内周側の筒状部分とからなり、
円板状部分が第１のストッパ一部１８となっており、筒
状部分の端部が第２のストッパ一部１９となっている。

第１のダイヤフラム１２の進角量は図の８１となってお
り、第２のダイヤフラム１３の進角量は図の８２となっ
ている。

（発明が解決しようとする問題点） 上記第３図に示す従来の点火時期制御装置ではストッパ
一本体２０がプレス成型品であるため、進角量に合わせ
て多くの種類のストッパ一本体２０を準備しなければな
らず、部品管理が複雑となる上、第１のダイヤフラム１
２の器材の祈り曲げ部分２１の位置選定いかんによって
も進角量Ｓ、が変わるので器材の種類も多くなってしま
うという欠、αがあった。

そこで本発明の目的はストッパ一本体２０に汎用性を持
たせ、以て部品管理を容易とするばかりではなく、組み
付は性をも向上させた上記、直火時期制御装置を提供す
ることにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明の特徴とするところは、ケーシング内に第１のダ
イヤフラムと第２のダイヤフラムを設け、該第１のダイ
ヤフラムと第２のダイヤフラムとによって第１の負圧室
と第２の負圧室とを区画し、前記第１のダイヤプラムと
第２のダイヤフラムとをそれぞれ弾性係数の異なるスプ
リングによって負圧に抗して押圧し、前記第１のダイヤ
フラムと第２のダイヤプラムとが当接する第１のストッ
パ一部と第２のストッパ一部とを有するストッパ一本体
を設け、進角特性を２種類に選定すると同時にそれぞれ
の進角量を規制するようにした点火時期制御装置におい
て、前記ストッパ一本体を合成樹脂で構成し、前記第１
のストッパーと前記第２のストッパーの少なくとも一方
を前記ストッパ一本体から一体的に突出形威し、該突出
部分を削ることによって進角量を調整してなる点火時期
制御装置にある。

（作用） 上記構成により、ストッパ一本体２０の第１のストッパ
一部１または第２のストッパ一部１のどちらか一方また
は両方を削ることにより、１種類のストッパ一本体２０
だけで多くの進角量を選定するものである。

（実施例） 以下、第１図及び第２図を参照して本発明の一実施例に
ついて説明する。

本発明ではストッパ一本体を除いて他の構成は第３図の
構成と同様構成であるから、同様構成部分の符号は第３
図と同じ符号を用いるものとする。

本発明のストッパ一本体３０は厚みのある環状の合成樹
脂からなり、ケーシング１１内に圧入装着されている。

ス１ツバ一本体３（）は外周側に第１のストッパー３１
が形成され、内周側に第２のダイヤフラム１３の方・・
、突出する第２のストッパー３２が形成されている。第
１のストッパー３１はストッパ一本体３０の面そのもの
でもよく、多少突出形成されてもよい。第２のストッパ
ー３２はスト・ンバ一本体３０の内周側から突出して形
成され、その突出構成は筒状でも、部分的な複数の弧状
のものでもよい。

第１のダイヤフラム１２の器材３３の周辺には２本＠足
部３４が形成され、その先端部が祈り曲げられてストッ
パ一本体３０と当接するシート３５を構成している。

ストッパ一本体３０には足部３４及びシート３５が挿通
される２個の開口３６と、該開口３６の端部にスリット
３７が弧状に形成されてい・る。

上記足部３４及びシート３５は１本以上であればよく、
開口３６も足部！）４と同数以上であればよい。足部３
４及び開口３６は望ましくは等角度に間隔をあけて設け
られる。

上記の如く構成された本発明では、進角量は第１図の８
３と８４となっている。

本発明の点火時期制御装置の組み（＝ｊけは次のように
行なわれる。

まず、組み付けに当たって進角量に応じてストッパ一本
体３０のストッパ一部３１またはストッパ一部３２のど
ちらが一方または両方をを削り、ケーシングに圧入する
。次に、ストッパ一本体３０の足部３４及びシート３５
を開口３６へ挿入し、所定角度、この実施例では９０度
回転させる。すると、足部３４か”スリット３７へ入り
込み、第２のスプリング１７によって器材３３が押圧さ
れてもシート３５が抜けないものとなる。

なお、上記実施例では、ストッパ一本体の外周側に第１
のダイヤフラム１２の方へ突出する筒状突起３８を設け
、第１のダイヤフラム１２の反転を防止しかつ湾曲を維
持させるものとしているが、この構成は必要に応して採
用されるものである。

（発明の効果） 本発明は上記の如く構成されているので、組み付けに当
たっで進角量に応じてスト・７ノ（一本体のストッパ一
部を削り、ケーシングに圧入することができるものとな
る。よって多くの種類のストッパ一本体を部品として用
意する必要カイないものとなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す一部破断断面図、第２
図は第１図のＡ−Ａ断面図、第３図は公知の点火時期制
御装置の断面図である。 ３０：ストッパ一本体　３１：ｉＲｌのスト・ンノく一
部　３２：第２のストッパ一部 代理人　弁理士　辻　三　部 第１図 （

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ケーシング内に第１のダイヤフラムと第２のダイ
   ヤフラムを設け、該第１のダイヤフラムと第２のダイヤ
   フラムとによって第１の負圧室と第２の負圧室とを区画
   し、前記第１のダイヤプラムと第２のダイヤフラムとを
   それぞれ弾性係数の異なるスプリングによって負圧に抗
   して押圧し、前記第１のダイヤフラムと第２のダイヤプ
   ラムとが当接する第１のストッパ一部と第２のストッパ
   一部とを有するストッパ一本体を設け、進角特性を２種
   類に選定すると同時にそれぞれの進角量を規制するよう
   にした点大時期制御装置において、前記ストッパ一本体
   を合成樹脂で構成し、前記第１のストッパーと前ｉ％［
   ２のストッパーの少なくとも一方を前記ストッパ一本体
   から一体的に突出形成してなことを特徴とする点火時期
   制御装置。 ２）ケーシング内に第１のダイヤプラムと第２のダイヤ
   フラムを設け、該＃１のダイヤフラムと第２のダイヤプ
   ラムとによって第１の負圧室と第２の負圧室とを区画し
   、前記第１のダイヤフラムと第２のダイヤフラムとをそ
   れぞれ弾性係数の異なるスプリングによっで負圧に抗し
   て押圧し、前記第１のダイヤフラムと第２のダイヤプラ
   ムとが当接する第１のストッパ一部と第２のストッパ一
   部とを有するストッパ一本体を設け、進角特性を２種類
   に選定すると同時にそれぞれの進角量を規制するように
   した点火時期制御装置において、前記ストッパ一本体を
   合成樹脂で構成し、前記第１のストッパーと前記第２の
   ストッパーめ少なくとも一方を前記ストッパ一本体から
   一体的に突出形成し、該突出部分を削ることによって進
   角量を調整し、該調整されたストッパ一本体を組み付け
   てなることを特徴とする点火時期制御装置の組み利は方
   法。