JPS6024355Y2 - 空気揮散性物質用容器 - Google Patents
空気揮散性物質用容器Info
- Publication number
- JPS6024355Y2 JPS6024355Y2 JP17641679U JP17641679U JPS6024355Y2 JP S6024355 Y2 JPS6024355 Y2 JP S6024355Y2 JP 17641679 U JP17641679 U JP 17641679U JP 17641679 U JP17641679 U JP 17641679U JP S6024355 Y2 JPS6024355 Y2 JP S6024355Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- container
- volatile substances
- bellows part
- deformable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は香料又は消臭剤などの空気揮散性物質をセット
する容器の改良に関する。
する容器の改良に関する。
芳香剤、消臭剤、昆虫忌避剤或は殺虫剤などの空気とと
もに揮散する空気揮散性物質は、通常、外界の温度によ
ってその揮散量が左右される。
もに揮散する空気揮散性物質は、通常、外界の温度によ
ってその揮散量が左右される。
とくに自動車内で芳香剤を使用する場合、車内の温度は
一り0℃〜70℃程度の温度差があるため揮散量は極端
に変動する。
一り0℃〜70℃程度の温度差があるため揮散量は極端
に変動する。
本考案は、外界の温度に左右されることなく、常時、コ
ンスタントに空気揮散性物質を揮散できる新しいタイプ
の容器を提供する。
ンスタントに空気揮散性物質を揮散できる新しいタイプ
の容器を提供する。
以下、添付図面により本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施態様を示す容器の縦断面図であ
るが、図において、1は容器本体、2は伸縮変形性ジャ
バラ部、3は非変形性室、4はジャバラ部2の先端部、
5は非変形性室3の外壁、6は容器本体1の内壁、7は
空気揮散性物質、8は空隙を示す。
るが、図において、1は容器本体、2は伸縮変形性ジャ
バラ部、3は非変形性室、4はジャバラ部2の先端部、
5は非変形性室3の外壁、6は容器本体1の内壁、7は
空気揮散性物質、8は空隙を示す。
本考案の容器は、常温附近ではジャバラ部の先端部4が
容器本体1と接触せず空隙8を有し、この空隙8より空
気揮散性物質7の蒸気が揮散されるが、外界の温度が上
昇するにつれジャバラ部2が伸長し、ジャバラ部の先端
部4が容器本体1に嵌入して密閉される。
容器本体1と接触せず空隙8を有し、この空隙8より空
気揮散性物質7の蒸気が揮散されるが、外界の温度が上
昇するにつれジャバラ部2が伸長し、ジャバラ部の先端
部4が容器本体1に嵌入して密閉される。
また、外界の温度が低下するにつれ、ジャバラ部2は収
縮するので空隙は拡大サレル。
縮するので空隙は拡大サレル。
ジャバラ部2の伸縮は、該ジャバラ部2が連通している
非変形性室3内の空気、膨張性気体或は液体の気化、凝
縮に伴う体積の膨張、収縮により自動的に実現される。
非変形性室3内の空気、膨張性気体或は液体の気化、凝
縮に伴う体積の膨張、収縮により自動的に実現される。
すなわち、この体積の膨張をジャバラ部2に集中させる
ものである。
ものである。
本考案は上記の仕組みにより作動するが、空気揮散性物
質7の揮散する空隙8を使用場所に応じて適宜調節する
ために、非変形性室3の外壁5と、容器本体1の内壁6
とをねじ構造として両者を係合させることにより、ジャ
バラ部の先端部4の位置を上下動することもできる。
質7の揮散する空隙8を使用場所に応じて適宜調節する
ために、非変形性室3の外壁5と、容器本体1の内壁6
とをねじ構造として両者を係合させることにより、ジャ
バラ部の先端部4の位置を上下動することもできる。
また、温度がとくに高い場合、空気揮散性物質の急激な
逸散を防止するために、ジャバラ部の先端部4の形状を
逆円錐にすることにより、空隙8を完全に密閉すること
ができる。
逸散を防止するために、ジャバラ部の先端部4の形状を
逆円錐にすることにより、空隙8を完全に密閉すること
ができる。
本考案の容器の材質はとくに限定されないが、ジャバラ
部2は伸縮自在な可撓性材料のプラスチック、ゴムなど
が用いられる。
部2は伸縮自在な可撓性材料のプラスチック、ゴムなど
が用いられる。
また、空気揮散性物質7としては、前述の芳香剤、消臭
剤、昆虫忌避剤、或は殺虫剤などの成分を含有する液体
、又はこれらの成分を担持したゲル物質など従来公知の
ものが用いられる。
剤、昆虫忌避剤、或は殺虫剤などの成分を含有する液体
、又はこれらの成分を担持したゲル物質など従来公知の
ものが用いられる。
なお、容器本体1は第1図に示す様に底を有しない外部
覆いであってもよい。
覆いであってもよい。
以上のように本考案の容器は、巾広い温度環境にさらさ
れても、常時コンスタントな空気揮散性物質の揮散を持
続することができるので好適に用いられる。
れても、常時コンスタントな空気揮散性物質の揮散を持
続することができるので好適に用いられる。
第1図は本考案の一実施態様を示す容器の縦断面図であ
る。 1・・・・・・容器本体、2・・・・・・伸縮変形性ジ
ャバラ部、3・・・・・・非変形性室、7・・・・・・
空気揮散性物質。
る。 1・・・・・・容器本体、2・・・・・・伸縮変形性ジ
ャバラ部、3・・・・・・非変形性室、7・・・・・・
空気揮散性物質。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 空気揮散性物質7をセットし、これを空隙8より揮
散する容器本体1内に伸縮変形性ジャバラ部2を非変形
性室3に連通させて有し、かつ、該伸縮変形性ジャバラ
部2の先端部4が該非変形性室内の空気又は膨張性気体
の体積膨張により伸長した場合、該空隙8に接近し、次
いで嵌入するように構成された空気揮散性物質用容器。 2 非変形性室3の外壁5が容器本体1の内壁6にねじ
構造にて係合してなる実用新案登録請求の範囲第1項記
載の空気揮散性物質用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17641679U JPS6024355Y2 (ja) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | 空気揮散性物質用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17641679U JPS6024355Y2 (ja) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | 空気揮散性物質用容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5693234U JPS5693234U (ja) | 1981-07-24 |
JPS6024355Y2 true JPS6024355Y2 (ja) | 1985-07-20 |
Family
ID=29687057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17641679U Expired JPS6024355Y2 (ja) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | 空気揮散性物質用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024355Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006115882A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Kojima Press Co Ltd | 揮発性物質の蒸発装置 |
-
1979
- 1979-12-21 JP JP17641679U patent/JPS6024355Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5693234U (ja) | 1981-07-24 |
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