JPS60243288A - 腐食抑制剤 - Google Patents

腐食抑制剤

Info

Publication number
JPS60243288A
JPS60243288A JP6641585A JP6641585A JPS60243288A JP S60243288 A JPS60243288 A JP S60243288A JP 6641585 A JP6641585 A JP 6641585A JP 6641585 A JP6641585 A JP 6641585A JP S60243288 A JPS60243288 A JP S60243288A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrosion inhibitor
corrosion
amine
acid
product
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6641585A
Other languages
English (en)
Inventor
デユアン・スチーブン・トレイビツグ
テリー・ウエイン・グラス
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dow Chemical Co
Original Assignee
Dow Chemical Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dow Chemical Co filed Critical Dow Chemical Co
Publication of JPS60243288A publication Critical patent/JPS60243288A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23FNON-MECHANICAL REMOVAL OF METALLIC MATERIAL FROM SURFACE; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL; MULTI-STEP PROCESSES FOR SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL INVOLVING AT LEAST ONE PROCESS PROVIDED FOR IN CLASS C23 AND AT LEAST ONE PROCESS COVERED BY SUBCLASS C21D OR C22F OR CLASS C25
    • C23F11/00Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent
    • C23F11/08Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids
    • C23F11/10Inhibiting corrosion of metallic material by applying inhibitors to the surface in danger of corrosion or adding them to the corrosive agent in other liquids using organic inhibitors
    • C23F11/14Nitrogen-containing compounds
    • C23F11/149Heterocyclic compounds containing nitrogen as hetero atom
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09KMATERIALS FOR MISCELLANEOUS APPLICATIONS, NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • C09K8/00Compositions for drilling of boreholes or wells; Compositions for treating boreholes or wells, e.g. for completion or for remedial operations
    • C09K8/54Compositions for in situ inhibition of corrosion in boreholes or wells

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、新規なかつ有用な腐食抑制剤に関し、とくに
構造物の金属への反応性物質の攻撃の作用を実質的に減
少する腐食抑制剤に関する。
油生産の応用において、金属管、サッカロード、弁、ス
クリーン、ポンプなどはきわめて腐食性の流体およびガ
スの作用にさらされる。このようなスィート腐食組成物
および/またはサワー腐食組成物は、硫化水素、二酸化
イオウ、二酸化炭素、酸素、無機酸、有機酸など、なら
びにそれらの混合物のような溶解物質を含有することが
ある。
腐食性の油およびガスの井戸の゛流体へさらされるとき
生ずる金属の腐食を抑制する多数の方法が提案されてき
た。例えば、米国特許第2,643,977号および米
国特許第3,077.454号参照。不都合なことには
、このような方法はきわめて深い油井およびガス井にお
ける金属装置が経験する高い温度および圧力の条件下に
おいて有効ではない。このような従来の腐食抑制剤は、
分解し、蒸発し、または重合して、構成物の損傷および
/または不適切な腐食保護を生ずる傾向を有することが
ある。
先行技術の欠陥をかんがみて、調製が容易でありかつ非
常に高い温度および圧力の条件下に効果的に使用するこ
とができる腐食抑制剤を提供することは高度に望ましい
であろう。
本発明によれば、(1)α、β−エチレン系不飽和アル
デヒド、および(2)有機アミンの反応生成物からなシ
:前記反応生成物は、さらに、(3)アミンと反応、第
四化合物化(quaternization)または中
和を行うことができる1または2以上の官能性を含む1
種または2種以上の化合物と反応していてもよい、こと
を特徴とする改良された腐食抑制剤が、提供される。
本発明は、また、(1)α、β−エチレン系不飽和アル
デヒド8およびアミンと反応、第四化合物化または中和
を行うことができる1または2以上の官能性を含む1種
または2種以上の化合物の混合物、および(2)有機ア
ミンの反応生成物からなることを特徴とする改良された
腐食抑制剤が、提供される。
他の面において、本発明によれば、ダウンホールの井戸
の流体と接触する金属組成物の表面を有効量の前述の腐
食抑制剤と接触させることを特徴とするダウンホールの
井戸の流体と接触する金属組成物の腐食を抑制する方法
が、提供される。
本発明は、深い油井およびガス井において経験するよう
な、高い温度および圧力において腐食性のガスおよび/
または流体に暴露される金属組成物への腐食保護を提供
する。
本発明の腐食抑制剤は、ダウンホールの井戸の環境にお
いて存在する流体およびガスの腐食作用から金属組成物
を保護する作用をする。金属組成物は、典型的には、鋼
、鉄、鉄合金、および典型的なサッカーロッド、弁、ポ
ンプなどを構成している他の合金を包含する。
ここで有用なα、β−エチレン系不飽和アルデヒドは、
一般に次式により表わすことができる二〇 1 式中、各R,R1およびR2は独立に水素、アルキル、
アリール、アラルキルまたは置換されたアルキル、アリ
ールまたはアラルキルでちる。置換基は、例えば、ハロ
、アルコキシおよびアミン基を包含する。適当なα、β
−モノエチレン系不飽和アルデヒドの例は、米国特許第
3,459710号中に開示されている。他のこのよう
なアルデヒドの例は、例えば、フルフリルアクロレイン
、メロモーもしくはクロロ−7ンナムアルデヒド、およ
びヘキサナールを包含する。好ましいα、β−エチレン
系不飽和アルデヒドはアクロレインまたはそれと他のア
ルデヒドとの混合物である。
本発明の有機ポリアミンは、前述の米国特許第3.45
9,710号中に開示されているタイプの有機ジアミン
を包含する。また、米国特許第4292.413号中に
開示されているポリアミンを参照。他のポリアミンは、
例えば、トリエチレンテトラアミン、テトラエチレンベ
ンタミ/、ペンタエチレンへキサミン、ポリオキシプロ
ピレンアミン、イミノビスプロピルアミン、アミンエタ
ノールアミンなど、ならびにそれらの混合物を包含する
。さらに、利用できる一官能性アミンは、ジグリコール
アミン、ドデシルアミン、ココアミン、ヘキサデシルア
ミン、オクタデシルアミン、タロウアミンなどを包含す
る。前述のポリアミンのうちで、少なくとも1種の第一
アミンを含有するポリアミンは好ましい;イミダゾリジ
ン部分またはへキサヒドロピリミジン部分またはそれら
の置換された部分を形成することができるポリアミンは
最も好ましい。ポリアミンはエトキシル化またはポリエ
トキシル化することができる。好ましいポリアミンはエ
チレンジアミンおよびプロピレンジアミンである。
アミンと反応、第四化合物化または中和を行うことがで
きるlおよび/または2以上の官能性を含む化合物(す
なわち、置換化合物)は、例えば、カルボン酸部分、エ
ポキシド部分などを含む化合物である。例えば、カルボ
ン酸部分はアミンと反応して塩、アミドまたはアミジン
型の結合を形成することができる。より好ましくは、置
換化合物はポリカルボン酸およびポリエポキシド8を包
含する。このような化合物は所望の架橋を生成物へ導入
することができる。モノカルボン酸化合物およびモノエ
ポキシド化合物を使用することができる。
適当なカルボン酸の例は、酢酸、安息香酸、フタル酸、
テレフタル酸、オクタン酸、ミリスチン酸、バルミチン
酸、オレイン酸、インステアリン酸、カプリン酸、カプ
リル酸、ラフリン酸、タル油脂肪酸、二量体酸、二量体
酸および同様なモノカルボン酸およびポリカルボン酸を
包含する。他の適当な酸は米国特許第4.339.34
9号中に開示されて諭る。、ν適当なモノエポキシドお
よびポリエボキシトゝの例は、エポキシP・化植物油、
例えば、エボキクト9化アマニ油、エポキシド化オレイ
ン酸、例えば、エポキシド化オレイン酸、ダリシジルエ
ーテルなどを包含する。代表的なエポキシドゞ化合物に
ついては米国特許第4292413号を参照。
アミンと反応、第四化合物化または中和を行うことがで
きる1または2以上の官能性を含む他の適当な化合物は
、例えば、有機嘔、有機ハライド(例えば、有機ポリハ
ライド)、アルデヒド、アルキレンオキシド、シアン化
物、ニトリル、イオウ含有化合物、例えば、メルカプタ
ンなどを包含する。好ましくは、置換化合物は主とし親
水性の特性を有する。
本発明において使用する生成物は、好ましくは有機ポリ
アミンをα、β−エチレン系不飽和アルデヒドとまず反
応させることによって調製される。好ましくは、この反
応は不活性雰囲気中で約θ〜約150℃の温度において
実施する。不活性溶媒の選択は一般にポリアミンの沸点
、ポリアミンの溶解度および得られるポリマーの溶解度
に依存する。有利には、溶媒はモノマーおよび得られる
ポリマーの両者が可溶性であるものである。適当な溶媒
は、メタノール、エタノール、ブタノール、ベンゼイン
、水、ジオキサン、ジメチルホルムアミドゝ、テトラヒ
ト90フランなどを包含する。
好ましくは、はぼ等モル量のポリアミンおよび不飽和ア
ルデヒドを使用する。好ましくは、有機ポリアミンを適
当な溶媒中に反応器内で溶解させる。次いで、不飽和ア
ルデヒドおよび適当な溶媒の溶液をポリアミン溶液と、
好ましくはゆつくシした方法で接触させる。この反応混
合物を冷却または加熱することができる。溶媒を蒸留に
よシ除去することができる。好ましくは、溶媒、例えば
、インプロパツールを反応混合物へ添加して、溶媒およ
び副生物を除去するための共沸混合物をつくることがで
きる。
オリゴマーまたはポリマーの生成物は通常LO00よシ
小さい平約分子量を有し、そしてα、β−エチレン系不
飽和アルデヒドと有機ポリアミンとの反応から得られる
。本発明の範囲内のポリT−またはオリゴマーは、lま
たは2以上のビニル、イミン、エナミン、エーテル、お
よびヒドロキシルの官能基を有する化合物からなる。−
はラジン環を含有するアミンとα、β−エチレン系不飽
和アルデヒドとの反応は、ビはラジン環を生成物の置換
基中に導入する。α、β−モノエチレン系不飽和アルデ
ヒドのカルボニルと第一アミンとの反応はイミンを生成
し、とのイミンは、不安定〔ここで[不安定(labi
le) Jは米国特許第4、315.087′号ニおい
て定義されている〕なアミン水素が、好ましくはイミン
の窒素に対してγまたはδ位置に存在する場合、容易に
環化する。
イミダゾリジン環はα、β−モノエチレン系不飽和アル
デヒドゝのカルボニルとエチレンポリアミンとの反応か
ら形成し、一方へキサヒトゝロピリミジンRMα、β−
モノエチレン系不飽和アルデヒドのカルボニルとブロー
レンポリアミンとの反応から形成する。例えば、アクロ
レインとエチレンジアミンとの反応から形成するオリゴ
マーの可能な構成成分のいくつかは、次の構造式で表わ
すことができると信じられるが、著者らはこの理論に限
゛定されたくない: H I H2 H2 単離される生成物を、アミンと反応、第四化合物化また
は中和を行うことができる1または2以上の官能性を含
む化合物と接触させることができる。前述の生成物を適
当な溶媒中に溶解または分散させ、そしてまた適当な溶
媒中に溶解する置換成分と接触させる。置換成分の使用
量は、ポリアミン/不飽和アルデヒドの生成物の有効ア
ミン水素の1〜100%が置換化合物の反応性官能性と
反応できるように変化させることができる。得られる生
成物は、必要に応じて、蒸留のような技術を用いて副生
物および溶媒を除去して単離することができる。
得られる生成物は、従来の腐食抑制剤のように、腐食抑
制剤として使用することができる。一般に、生成物は腐
食抑制剤配合物において、この分野において知られてい
るように使用することができる。
例えば、生成物を適当な担体の液体または溶媒、例えば
、水、アルコール、芳香族炭化水素および脂肪族炭化水
素など、またはそれ、らの混合物の中に分散または溶解
させることができる。他の添加剤は、解乳化剤、水湿潤
剤、界面活性剤、増粘剤、混合ガス、消泡剤、他の腐食
抑制剤、例え′ば、ポリマー物質および塩類、有機酸お
よび無機酸、鉄調節剤(iron Control a
gent)、金属イオン封鎖剤および/またはキレート
剤、リン酸塩、第四化合物、アミン塩などを包含する。
例えば、界面活性剤を使用して活性成分を腐食抑制組成
物中に完全に分散させ、こうして腐食抑制剤と保護され
る金属化合物の表面とを良好に接触させることができる
。本発明の腐食抑制剤は、少なくとも既知のフィルム形
成腐食抑制剤と同じように容易に金属表面上にフィルム
を形成する。
本発明の腐食抑制剤は機能的に有効な量で使用される。
すなわち、ある程度の腐食抑制を提供する腐食抑制剤の
量は十分である。油井および/またキガス井の処理にお
いて使用される腐食抑制剤の典型的な量は、保護される
金属組成物と接触される腐食性の井戸の流体の重量に基
づいて、連続処理のだめには5〜2.ooopm、ある
いは絞り処理(squeeze treatment)
のためにはl100O〜50.0OOpIIInの範囲
であることができる。50.OOOppを超える腐食抑
制剤の量は追加の腐食抑制を提供するが、費用が増大す
る。
本発明の腐食抑制剤は高温および高圧に対して高度に安
定でちる。典型的には、腐食抑制剤は、ポリマー生成物
の組成に依存して、温度が一66’C(20下)から2
60℃(5’OO下)を超える範囲、典型的には37,
8〜204℃(100〜400下)の範囲である用途に
おいて使用される。
本発明の腐食抑制剤は、148.8℃(300下)〜2
322℃(450下)の温度範囲においてことに有用で
ある。
本発明の腐食抑制剤は、ダウンホールの用途において使
用される金属組成物への腐食を、好ましくは80チを超
えるの腐食保護で、抑制する。腐食抑制剤は、有利には
、油井およびガス井の用途において250℃を超える高
温において金属組成物への腐食を抑制する。有用な用途
は、油井および/またはガス井め掘削、完成、ワークオ
ーバー(workover )、刺激(s’timul
ation)、移動(transfer )、処理およ
び貯蔵の用途を包含する。
次の実施例によシ本発明をさらに説明する。
実施例1−アルロンイン/エチレンジアミンのポリマー
の調製 アクロレインを358+11]111および379pp
11のヒドロキノンの存在下に、それぞれ沸騰フラスコ
および受容フラスコ内で蒸留した。蒸留したアクロレイ
ンの溶液を282.1 、!9のアクロレインe約15
5Iのメタノールと混合することによシ調製した。
攪拌機、温度計、冷却器および滴下漏斗を備え、窒素入
口をもつ反応器の中に、300gのエチレンジアミンお
よび510gのメタノールの溶液を入れた。反応器の内
容物を窒素雰囲気のもとに攪拌し、その間4℃の温度に
保持した。
アクロレインの溶液を反応器へ160分かけて、温度上
昇が23℃を超えないような速度で添加した。この混合
物を回転蒸発器で100℃において蒸発させた。ある量
の2−プロパツールを混合物へ添加し、前記混合物を再
び100℃において回転蒸発器によシ蒸発させた。生成
物は黄色味の粘稠な液体であった。
実施例2−腐食抑制剤の調製 アクロレインおよびエチレンジアミンの反応生成物を、
実施例1に記載するように調製し、単離した。この生成
物(141,6g)を47.5 gのメタノールと混合
して溶液を形成した。この溶液を実施例1に記載される
型の反応器へ供給した。
185gのC□2−0□4アルキルグリシジルエーテ′
 ル生成物(Epoxide’ 8 )および980g
のメタノールを含有する溶液を前述の反応器へ滴下し、
その間混合物を68.5℃において攪拌しかつ還流させ
た。添加が完結した後、この混合物を室温において一夜
攪拌した。この混合物を回転蒸発器によシ100℃にお
いて蒸発させた。生成物は赤味色の粘稠な液体であった
。この生成物を試料41と表示した。
136、1 gの実施例1の生成物を785gの2−プ
ロパツール中に溶解した。
249、3’ 、9の式 %式% の二塩基酸および136.19の2−プロパツールを含
有する溶液を実施例1に記載する型の反応器へ供給した
。この混合物へ前述の生成物の混合物を添加した。生ず
る混合物を86℃において30分間還流させると、2−
プロパツール中において塩であると信じられる生成物が
生成した。この生成物を試料/I62と表示した。この
混合物を190℃で還流させた。水および2−プロパツ
ールをパレット・トラップ(Barrett trap
)の使用によシ除去した。反応器の内容物を285分間
170〜230℃に加熱した。この反応生成物を室温に
冷却し、そして赤味色の固体が得られた。この生成物を
2−プロパツール中に再溶解させた。この生成物を試料
、463と表示した。
411.9のタル油脂肪酸、57gの実施例3に記載す
る二塩基酸および8’lの2−プロパツールを含有する
溶液を反応器に供給した。この混合物に、386gの2
−プロ・ξノール中に溶解した10’9gの実施例1の
生成物を添加した。生ずる混合物を200℃で還流させ
た。水およびインプロパツールをパレット・トラップに
より除去した。
反応器の内容物を370分間165〜200℃に加熱し
た。この赤味褐色の生成物を80℃に冷却し、そして3
10gの2−プロパツールを添加した。この混合物を室
温に冷却し、そしてこの生成物を試料44と表示する。
攪拌機、温度計、冷却器および滴下漏斗を備え、窒素入
口をもつ反応器の中に、490gの300の平均分子量
を有するトリエチレンテトラミンよシ高級のエチレンア
ミン類の混合物および460μのメタノールを入れた。
この反応器の内容物を窒素雰囲気のもとに攪拌し、その
間4℃の温度に維持した。
168gのアクロレインと160gのメタノールとを混
合することによシ、アクロレインの溶液を調製した。ア
クロレインは反応器に145分かけて、温度上昇が18
℃を超えないような速度で添加した。この混合物を回転
蒸発器により100℃において蒸発させた。ある量の2
−プロパツールをこの混合物に添加し、そしてこの混合
物を再び回転蒸発器により100℃において蒸発させた
生成物は赤味褐色の粘稠な液体であり、これを試料/1
65と表示した。
実施例6−腐食抑制剤の調製 112gの実施例5の生成物を実施例1に記載する型の
反応器中へ注いだ。436gの実施例3に記載する二塩
基酸および390gの2−プロパツールを含有する溶液
を生成物に添加した。生ずる混、金物を180℃におい
て還流させた。水および2−プロパツールをパレット・
トラップによシ除去した。反応器の内容物を120分間
170〜180℃に加熱した。反応生成物を80℃に冷
却し、そして315.9の2−プロパツールを添力町し
た。室温に冷却すると、赤味褐色の液体が生じ、これを
試料/166と表示した。
実施例7 デュポン(DuPont) 1090型サーモアナライ
ザー(Thermoanalyser)を使用する走査
熱量法(DSC)により、種々の試料を走査した。試料
は3種類の商業的に入手可能な腐食抑制剤(試料C−t
、C−2およびC−3と表示する)および実施例3に記
載するようにした調製したエチレンジアミン/アクロレ
イン/二塩基酸の反応生成物(試料/I63と表示する
)を包含した。結果を表■に表わす。
表1 420 C−1* 300 C−2* 350 C−3* 310 * 本発明の実施例ではないが、比較の目的で表わす。
表■のデータが示すように、本発明の腐食抑制剤は商業
的に入手可能である腐食抑制剤よりもすぐれた熱安定性
を有する。
実施例8 種々の試料についての腐食抑制を、次のようにして油井
およびガス井中に存在する条件をシミュレーションする
条件下に決定した。89.89 %の脱イオン水、9.
62%の塩化ナトリウム0305チの塩化カルシウムお
よびO,t s 6%の水利塩化マグネシウム錯塩を含
有するプライン溶液を調製した。このプライン溶液を、
pH3,8が達成されるまで、7二酸化ガスのノξ−ジ
で飽和させた。この溶液を加硫酸ナトリウムで処理して
酸素を除去した。所望の腐食抑制剤をこの溶液に添加し
た。
800m1!のこプライン溶液と加硫酸ナトリウムで処
理した80耐のケロシンとを907g(32オンス)の
びんへ供給した。この供給物に、適当量の硫化水素(す
なわち、合計の流体に基づいて300−の硫化水素)を
生成するために十分な水和硫化水素を添加した。
1020炭素鋼の金属クーポンを、禁止(inhibi
ted)メチルクロロホルムで脱脂し、16チの塩酸で
酸性化し、洗浄し、そして乾燥した。各クーポンは19
gであった。前記プライン、ケロシンおよび前述の成分
を含有するびんへクーポンを入れた。
びんに蓋をし、酢酸を隔膜を通して注入した。びんを垂
直に回転する175℃に保持された車上に配置し、そし
て試料を26 rpmで24時間回転させた。クーポン
をびんから取シ出し、清澄にし、洗浄し、乾燥し、そし
て秤量した。
未処理クーポンの腐食量を、tooppmの各腐食抑制
剤試料の存在下に試験したクーポンと比較した。結果を
表■に表わす。
表■ 抑制剤 重量損失 2 100ppII O,0126843100+11
XI 010133 845 10011声 0.01
78 78なし*OO,08100 *本発明の実施例ではない。
表■にデータが示すように、本発明の試料はシミュレー
ションしたダウンホールの試験においてすぐれた抑制を
示す。本発明の試料の腐食抑制は、商業的に入手可能な
腐食抑制剤が示すものに匹敵する。
実施例9 種々の腐食抑制剤により提供される腐食保護は、硫化水
素の存在下にしばしば改良される。還元すると、硫化水
素が存在しない環境(スィート)における抑制剤の腐食
抑制は、それ以外は同様な硫化水素の環境において達成
される腐食保護よりlO〜20%少ない。例えば、チオ
尿素、ジメチルサルフェート、トリチオンなどの添加に
より、配合した腐食抑制剤にイオウまたはイオウ含有化
合物を混入することにより、この問題を軽減することが
普通に実施されている。この実施例は、硫化水素を含む
79.5℃(175″F)の試験による硫化水素が存在
しない環境における本発明の抑制剤の性能を明らかにす
る。結果を表■に表わす。
カッコ内の数値は、硫化水素を含有する同様な試験にお
ける同一抑制剤の結界である。
表■ なし OO,1184(0,0810) 02 100
111KN 0.0196(0,0126) 83(8
4)3 100111X110.0122(0,013
3) 90(84)これらの結果が示すように、本発明
の抑制剤は塩山水素を含む環境および硫化水素を含まな
い環境および二酸化炭素のプラインの環境においてほぼ
等しい性能を有する。こうして、本発明の抑制剤は、有
利には、スィートおよび/またはサワーのダウンホール
の油井およびガス井の環境においてすぐれた保護を提供
し、そして硫化水素を含まない環境のために特別の配合
を必要としない。
実施例10 この実施例は、90%のプライン/8チのへメタン/2
・チのケロシンを含有する24時間の1767℃(35
0″F)の車試験における13.789.5kPa (
2,000psi) の圧力で10チの硫化水素、10
q6の二酸化炭素および80%のメタンを使用してステ
ンレス鋼管のボンベ内で本発明の抑制剤の性能を明らか
にする。
表■ =4*100” 0.0246 77 C−5*100P □、0485 553 100四Q
、0197 82 * 本発明の実施例ではない。
こうして、本発明の抑制剤は、176.7℃(350下
)においてすぐれた腐食の保護を提供し、高い温度の油
井およびガス井の環境について、のこれらの抑制剤の値
を明らかにする。こ ・の腐食抑制は商業的に入手可能
な腐食抑制剤(試料C−4およびC−5)に比較して驚
くほどに高い。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、腐食抑制剤であって、 (1)アミンと反応、第四化合物化または中和を行うこ
    とができる1または2以上の官能性を含む1種または2
    種以上の化合物と混合されていてもよい、α、β−エチ
    レン系不飽和アルデヒド9、および (2)有機アミンの反応生成物であり、前記反応生成物
    は、さらに、 (3)アミンと反応、第四化合物化または中和を行うこ
    とができる1または2以上の官能性を含む1種またけ2
    種以上の化合物と反応していてもよい、 ことを特徴とする腐食抑制剤。 2、 有機アミンはイミダゾリジン部分またはへキザヒ
    ドロピリミジン部分、またはそれらの置換された部分を
    形成することができることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の腐食抑制剤。 3、 有機アミンはエトキシル化アミンまたはポリエト
    キシル化アミンであることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の腐食抑制剤。 4、(1)はアクロレインであり、(2)はエチレンジ
    アミンであシ、そして(3)はモノカルボン酸、ジカル
    ボン酸またはダリシジルエーテルであるこ、とを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の腐食抑制剤。 5(3)はポリカルボン酸、ポリエポキシドまたは有機
    ポリハライドであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の腐食抑制剤。 6 ダウンホールの井戸の流体と接触する金属組成物の
    表面を有効量の特許請求の範囲第1項記載の腐食抑制剤
    と接触させることを特徴とするダウンホールの井戸の流
    体と接触する金属組成物の腐食を抑制する方法。 7、 前記腐食抑制剤の有効量は、前記金属組成物と接
    触する前記井戸の流体の重量に基づいて、5〜2000
    111)lの範囲であることを特徴とする特許請求の範
    囲第6項記載の方法。 8 前記腐食抑制剤を担体の液体と接触させ、そして前
    記井戸の流体と接触させることを特徴とする特許請求の
    範囲第6項記載の方法。
JP6641585A 1984-03-29 1985-03-29 腐食抑制剤 Pending JPS60243288A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US59451884A 1984-03-29 1984-03-29
US594518 1984-03-29

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS60243288A true JPS60243288A (ja) 1985-12-03

Family

ID=24379222

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6641585A Pending JPS60243288A (ja) 1984-03-29 1985-03-29 腐食抑制剤

Country Status (6)

Country Link
EP (1) EP0156631A3 (ja)
JP (1) JPS60243288A (ja)
AU (1) AU568729B2 (ja)
BR (1) BR8501420A (ja)
CA (1) CA1255307A (ja)
MX (1) MX168519B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61199081A (ja) * 1985-01-14 1986-09-03 ザ ダウ ケミカル カンパニ− 腐食抑制剤

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4986962A (en) * 1988-07-29 1991-01-22 Eniricerche, S.P.A. Inhibitors of corrosion in high-strength and medium-strength steels
IT1258804B (it) * 1992-01-22 1996-02-29 Eniricerche Spa Inibizione della corrosione degli acciai
US6722046B2 (en) 2001-09-04 2004-04-20 Ben L Evenson Portable forward cutting power saw
US20050123437A1 (en) * 2003-12-03 2005-06-09 Cassidy Juanita M. Methods and compositions for inhibiting metal corrosion
US9334243B2 (en) * 2013-10-16 2016-05-10 Clariant International Ltd. N-alkyl-N′-poly(oxyalkyl)hexahydropyrimidine-quaternary ammonium salts and the use thereof as corrosion inhibitors
US11760918B2 (en) 2018-05-09 2023-09-19 Cameron International Corporation Corrosion inhibitor with improved performance at high temperatures

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3282970A (en) * 1962-10-16 1966-11-01 Continental Oil Co Process of reacting equimolar amounts of a monounsaturated diol, a polyalkylene polyamine, and a monocarboxylic acid and product
US3280097A (en) * 1964-05-04 1966-10-18 Atlas Chem Ind Corrosion inhibitors
US3770377A (en) * 1971-03-08 1973-11-06 Celanese Corp Process for inhibiting corrosion
US3932296A (en) * 1973-05-29 1976-01-13 The Dow Chemical Company Corrosion inhibitor
US4315087A (en) * 1975-04-28 1982-02-09 Petrolite Corporation Quaternary polyaminoamides
US3962122A (en) * 1975-06-24 1976-06-08 Atlantic Richfield Company Polyamide corrosion inhibitor

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61199081A (ja) * 1985-01-14 1986-09-03 ザ ダウ ケミカル カンパニ− 腐食抑制剤

Also Published As

Publication number Publication date
EP0156631A2 (en) 1985-10-02
AU4036685A (en) 1985-10-03
MX168519B (es) 1993-05-27
EP0156631A3 (en) 1987-04-01
AU568729B2 (en) 1988-01-07
BR8501420A (pt) 1985-11-26
CA1255307A (en) 1989-06-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4784796A (en) Corrosion inhibitors
US7057050B2 (en) Imidazoline corrosion inhibitors
US7615102B2 (en) Corrosion and gas hydrate inhibitors with an increased biological degradability and a reduced toxicity
US10676829B2 (en) Corrosion inhibition composition for pipelines, process of elaboration and synthesis
US6180057B1 (en) Corrosion inhibiting compositions and methods
US4515708A (en) Corrosion inhibitors
US20050101495A1 (en) Corrosion and gas hydrate inhibitors having improved water solubility and increased biodegradability
US6261346B1 (en) Method for protecting metal surfaces against corrosion in liquid or gaseous media
US5611992A (en) Corrosion inhibitor blends with phosphate esters
US4762627A (en) Corrosion inhibitors
US4784797A (en) Process for inhibiting corrosion of ferrous metals
JPS60243288A (ja) 腐食抑制剤
US6013200A (en) Low toxicity corrosion inhibitor
US3054750A (en) Method for inhibiting corrosion caused by oil well fluids
EP0188353B1 (en) Corrosion inhibitors
JP2017508871A (ja) 濃縮された直鎖テトラミン由来のビスイミダゾリン化合物を含む腐食防止組成物
EP0275651A1 (en) Carbon dioxide corrosion inhibiting composition and method of use thereof
US4837323A (en) Corrosion inhibitors
US20150354323A1 (en) Non-alkyl pyridine sour corrosion inhibitors and methods for making and using same
US6063334A (en) Sulfur based corrosion inhibitor
US4659594A (en) Composition and method for corrosion inhibition
US4950411A (en) Corrosion inhibitor compositions
US3243379A (en) Corrosion inhibitor for hot acids
US3258424A (en) Method of inhibiting corrosion of ferrous metals
MXPA99005704A (en) Compositions and methods for inhibition of corros